JP2006217232A - 表示部を有する電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子装置における表示部の表示画面の回転方向および回転角度に関する情報を基に表示画面の視認性を適正レベルに保持し、また消費電力を効率的に制御する。
【解決手段】 画像を表示する表示部2がヒンジブロック3を介して本体部4に回転可能な状態で取り付けられた電子装置1において、表示部2の本体部4に対する回転角度および回転方向を検出する垂直方向回転用ポテンショメータ32と、垂直方向回転用ポテンショメータ32で検出された回転角度および回転方向を基にCPU40で判定された輝度レベルに表示部2の画面を制御する輝度制御ドライバ50とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像を表示する表示部を有する電子装置に関する。
近年、撮影画像の観察や確認を行うための表示部を備えたビデオカメラ等の電子装置が普及している。この表示部はビデオカメラによる撮影を行う場合のファインダとして、また再生された映像を鑑賞する場合のモニタとして使用されるものである。その構造としては、表示部が本体に対してヒンジを介して回転自在に取り付けられ、状態に応じて表示画面の方向および角度調整が可能になっているものが多い。
特許文献1に記載の回転が可能な液晶表示部を有するビデオカメラは、撮影レンズの光軸に対して概略平行に配置された表示部(LCD部)と、このLCD部をビデオカメラ本体に対して開閉動作させ光軸に垂直な第1軸と、この第1軸によりビデオカメラ本体から開いた状態のLCD部を仰角方向または俯角方向に回転可能な第2軸とを有する二軸ヒンジを有し、撮影時にLCD部をファインダとして使用する場合は、第1軸を回動させてLCD部を光軸に対して概略垂直に配置し、また撮影箇所によっては第2軸を回動させて所望の位置に配置する。またモニタとして使用する場合は、第2軸を180゜回転させてLCD部の表示面を本体部の表側にし、再生画をLCD部の画面に表示させる。
さらにこの発明では、再生時、LCD部を180゜反転させて表示面を表に出したとき、本体部の下端面とLCD部の下端面とがほぼ同じ高さになるようにLCD部が2軸ヒンジに配置されおり、LCD部を垂直に回転させるとさらに安定する構造を有している。
特開平11−215410号公報
しかし、従来の表示部を有する電子装置では、手動で表示部を回転させることに伴い表示部の有効照射光量が増大または減少したときに、視認性を適正レベルに保つために再度手動で調整を行わなければならなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、電子装置の表示部の回転状態を検出することにより、表示部の有効照射光量が増大または減少しても、自動的に輝度を調整して視認性を適正レベルに保つように制御することが可能な電子装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための表示部を有する電子装置は、画像を表示する表示部がヒンジを介して装置の本体部に回転可能な状態で取り付けられた電子装置において、表示部の本体部に対する回転角度および回転方向を検出する回転角度・方向検出手段と、回転角度・方向検出手段で検出された回転角度および回転方向を基に表示部の画面の輝度を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の表示部を有する電子装置によれば、表示部の表示画面が回転されたときにその回転状態を検出することにより自動的に輝度を調整し、視認性を適正レベルに保つように制御するこができる。
〈第一実施形態〉
本発明の撮像装置1の第一実施形態を図面を用いて説明する。図1は本発明の第一実施形態における撮像装置1を示す外観斜視図である。図2は、本発明の第一実施形態における撮像装置1を示す側面図である。
本実施形態による電子装置としての撮像装置1は、表示部2と、ヒンジブロック3と、本体部4とを備える。表示部2と本体部4とはヒンジブロック3を介して接続されている。このヒンジブロック3は、表示部2を本体部4に対して開閉させる水平方向と、水平方向に略垂直に開いた状態で仰角または俯角方向に回転させる垂直方向との2方向に回転させることが可能である。表示部2は、未使用時には本体部4に畳み込まれている。
次に、本実施形態における撮像装置1の構成を図3のブロック図を参照して説明する。
表示部2は、撮影または再生された映像を画面に表示する。
ヒンジブロック3は、本体部4と表示部2とに接続され接続方向に対して表示部2を水平方向および垂直方向に回転させることが可能であり、これら2方向への回転を検出する回転情報検出部30を有する。この回転方向検出部30は、表示部2を垂直方向に回転させる垂直方向回転軸31の回転角度および回転方向(仰角方向または俯角方向)を検出し垂直方向回転情報信号Sig1を発生する垂直方向回転検出用ポテンショメータ32と、水平方向に回転させる水平方向回転軸33の回転角度および回転方向を検出し水平方向の回転情報信号Sig2を発生する水平方向回転検出用ポテンショメータ34とを有する。
本体部4は、CPU40と、輝度制御ドライバ50とを有する。CPU40は、回転角度・方向判定回路41と、輝度レベル演算回路42と、ドライバ制御回路43とを有する。回転角度・方向判定回路41は、ヒンジブロック3の回転情報検出部30から垂直方向回転情報信号Sig1および水平方向回転情報信号Sig2を取得し、このうち垂直方向回転情報信号Sig1から垂直方向回転軸31の回転状態を判定する。輝度レベル演算回路42は、回転角度・方向判定回路41で判定された垂直方向回転軸31の回転状態から、表示部2で発光させる輝度レベルを算出する。ドライバ制御回路43は、表示部2を輝度レベル演算回路42で算出された輝度レベルに制御するための輝度制御信号Sig3を発生し輝度制御ドライバ50に送信する。輝度制御ドライバ50は、受信した輝度制御信号Sig3の情報を基に表示部2を駆動する表示部駆動信号Sig4を発生し表示部に送信する。
次に、本実施形態による撮像装置1の動作を図4のフローチャートを参照して説明する。
撮像装置1の表示部2は、使用されていないときは本体部4に密接して収納されている。この収納状態から使用者が表示部2を開閉させると、ヒンジブロック3を支点として水平方向に開き、本体部4に対して略垂直の状態で停止する。この水平方向の表示部2の動作により、水平方向回転軸33が回転される。
さらに、表示部2が本体部4に対して略垂直である開閉停止状態において、使用者は見やすい位置に表示部2を仰角または俯角方向である垂直方向に回転させる。この垂直方向の表示部2の動作により、垂直方向回転軸31が回転される(S1)。
垂直方向回転軸31が回転されたときは、垂直方向回転検出用ポテンショメータで回転角度および回転方向(仰角方向または俯角方向)が検出され、この情報を基に垂直方向回転情報信号Sig1が発生される。水平方向回転軸33が回転されたときは、水平方向回転検出用ポテンショメータで回転角度および回転方向が検出され、この情報を基に水平方向回転情報信号Sig2が発生される(S2、S3)。
本体部4では、CPU40の回転角度・方向判定回路41で、ヒンジブロック3の回転情報検出部30から垂直方向回転情報信号Sig1および水平方向回転情報信号Sig2が取得され、このうち垂直方向回転情報信号Sig1に含まれる回転角度および回転方向の情報から垂直方向回転軸31の回転状態が判定される(S4)。
次に、輝度レベル演算回路42において、回転角度・方向判定回路41で判定された回転状態から表示部2で発光させる輝度レベルが算出される。
輝度レベルの算出方法について図5および図6を参照して説明する。図5に示すように、表示画面が仰角方向へ回転されると、表示画面に対する外光の有効照射光量が増加するため回転が行われない場合と比較して視認性が低下する。これは、ほとんどの場合外光は垂直方向の上方から照射するためである。よって、表示画面が仰角方向へ回転されたときはこの上方からの外光による視認性の低下を防ぐため、表示画面の自発的な発光レベルを上げるように輝度レベルが算出される。
また図6に示すように、表示画面が俯角方向へ回転されると、表示画面に対する外光の有効照射光量が減少するため回転が行われない場合と比較して視認性が若干向上するかまたは同程度に保持される。よって、表示画面が俯角方向へ回転されたときは視認性を適正レベルに保持しつつも消費電力の低減を図るため、表示画面の自発的な発光レベルを下げるように輝度レベルが算出される。
次に、ドライバ制御回路43において、輝度レベル演算回路42で算出された輝度レベルに制御するための輝度制御信号Sig3が発生され、輝度制御ドライバ50に送信される(S5)。輝度制御ドライバ50では、受信した輝度制御信号Sig3の情報を基に表示部2を駆動する表示部駆動信号Sig4が発生され、表示部2に送信される。
送信された表示部駆動信号Sig4は表示部2で受信され、この表示部駆動信号Sig4に基づいて表示部2の輝度レベルが制御され表示が行われる(S6)。
上記の第一実施形態により、表示画面が仰角方向に回転され外光の入射量が増大し視認性が低下すると推測される場合には、自動的に発光輝度が上がり視認性を適正レベルに保持することができ、また、表示画面が俯角方向に回転され外光の入射量が減少し視認性が保持されるかもしくは向上すると推測される場合には、自動的に発光輝度が下がり視認性を適正レベルに保持しつつも消費電力の低減を図ることができる。
また、輝度レベル演算回路42において、表示部2の回転方向が仰角方向である場合にはその回転角度の大きさによって輝度レベルの増加値が算出され、回転方向が俯角方向である場合にはその回転角度の大きさによって輝度レベルの減少値が算出されるように、回転角の大きさと関連付けて制御を行ってもよい。これにより、さらに正確に視認性を適正レベルに保つことができる。
〈第二実施形態〉
本発明の第二実施形態は、使用者が表示部2を手動で垂直または水平に回転させようとしたときに、通常よりも強い力を撮像装置1に加えることによりもう一方の手に力で誤って本体部4のスイッチを押すことがあっても、誤操作が起こらないようにするものである。
本発明の電子装置としての撮像装置1の第二実施形態を図面を用いて説明する。本実施形態による撮像装置1は、第一実施形態と同様に表示部2と、ヒンジブロック3と、本体部4とを備える。
本実施形態における撮像装置1の構成を図7のブロック図を参照して説明する。表示部2およびヒンジブロック3の構成は、第一実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態における本体部4は、CPU40と、本体スイッチ群60とを有する。CPU40は、回転角度・方向判定回路41と、スイッチロック判定回路44と、スイッチロック信号発生回路45と、スイッチ命令遮断回路46と、各制御回路47とを有する。本体スイッチ群60は、機能を制御する複数のスイッチ61、62、63・・・を有する。
回転角度・方向判定回路41は、垂直方向回転検出用ポテンショメータ32および水平方向回転検出用ポテンショメータ34から垂直方向回転情報信号Sig1および水平方向回転情報信号Sig2を取得し、これにより垂直方向回転軸31および水平方向回転軸33の回転状態を判定する。
スイッチロック判定回路44は、回転角度・方向判定回路41で判定された回転状態から、スイッチ操作による機能制御をロックするかどうかを判定する。
スイッチロック信号発生回路45は、スイッチロック判定回路44でスイッチ操作による機能制御をロックすると判定されたときにスイッチロック信号Sig5を発生する。
スイッチ命令遮断回路46は、スイッチロック信号発生回路45でスイッチロック信号Sig5が発生したときには、本体スイッチ群60のスイッチ61、62、または63から発生されたインストラクション信号Sig6を遮断する。スイッチロック信号Sig5が発生していないときは、インストラクション信号Sig6を各制御回路47に送信する。
各制御回路47は、インストラクション信号Sig6を受信したときには、信号の内容に基づいた機能の制御を行う。
スイッチ61、62、63は、使用者により操作されることにより、各種機能を制御するインストラクション信号Sig6を発生しCPUに送信する。
次に、本実施形態による撮像装置1の動作を図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、使用者により手動で表示部2が垂直方向または水平方向に回転されることに伴って、ヒンジブロック3の垂直方向回転軸31または水平方向回転軸33が回転される(S11)。垂直方向回転軸31が回転されたときは、垂直方向回転検出用ポテンショメータで回転角度および回転方向が検出され、この情報を基に垂直方向回転情報信号Sig1が発生される。水平方向回転軸33が回転されたときは、水平方向回転検出用ポテンショメータで回転角度および回転方向が検出され、この情報を基に水平方向回転情報信号Sig2が発生される(S12)。
本体部4では、CPU40の回転角度・方向判定回路41で、ヒンジブロック3の回転情報検出部30から垂直方向回転情報信号Sig1および水平方向回転情報信号Sig2が取得され、垂直方向回転軸31および水平方向回転軸33の回転状態が判定される(S13)。
次に、スイッチロック判定回路44において、回転角度・方向判定回路41で判定された回転状態から、スイッチ操作による機能制御をロックするかどうか判定される。このとき、回転状態で垂直方向回転軸31または水平方向回転軸33で回転があったと判定されたときはスイッチ操作による機能制御をロックすると判定され、回転がなかったと判定されたときはスイッチ操作による機能制御をロックしないと判定される。
ここでスイッチ操作による機能制御をロックすると判定されたときは、スイッチロック信号発生回路45で本体スイッチ群60のスイッチ61、62、または63から送信されるインストラクション信号Sig6を遮断するための制御信号であるスイッチロック信号Sig5が発生される(S14)。
一方、本体スイッチ群60のスイッチ61、62、または63が使用者により操作されることにより、スイッチ61、62、または63で各種機能を制御するインストラクション信号Sig6が発生され、CPU40のスイッチ命令遮断回路46に送信される。
スイッチ命令遮断回路46では、スイッチ61、62、または63からインストラクション信号Sig6が受信されると同時にスイッチロック信号発生回路45からスイッチロック信号Sig5が受信されたときは、スイッチ61、62、または63からのインストラクション信号Sig6が遮断され、スイッチ61、62、または63による駆動が行われない(S15)。一方、スイッチ61、62、または63からインストラクション信号Sig6が受信されたときにスイッチロック信号発生回路45からスイッチロック信号Sig5が受信されていなければ、スイッチ命令遮断回路46で受信されたインストラクション信号Sig6が各制御回路47に送信される。
各制御回路47では、インストラクション信号Sig6が受信されたときには、信号の内容に基づいた機能の制御が行われる。
本実施形態において、垂直方向回転検出用ポテンショメータまたは水平方向回転検出用ポテンショメータ等の故障が起こった場合に何らの命令も受け付けないような状態になることを避けるため、特に“主電源スイッチ”、“機能設定メニュー関連スイッチ”は制御の対象から除くこととする。
上記の第二実施形態によれば、表示部2が回転動作中は各スイッチ61、62、または63から送信されるインストラクション信号Sig6が遮断されるため、使用者が表示部2を手動で垂直または水平に回転させようとしたときに、通常よりも強い力を撮像装置1に加えることによりもう一方の手に力で誤ってスイッチ61、62、または63を押すことがあっても意図しない機能を駆動させず、誤操作を防ぐことができる。
〈第三実施形態〉
本発明の第三実施形態は、使用者が表示部2を手動で垂直または水平に回転させようとしたときに、通常よりも強い力を撮像装置1に加えることにより手ブレ現象が発生しても、自動焦点調整動作を不安定にさせないようにするものである。
本発明の電子装置としての撮像装置1の第三実施形態を図面を用いて説明する。本実施形態による撮像装置1は、第一実施形態および第二実施形態と同様に表示部2と、ヒンジブロック3と、本体部4とを備える。
本実施形態における撮像装置1の構成を図9のブロック図を参照して説明する。表示部2およびヒンジブロック3の構成は、第一実施形態および第二実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態における本体部4は、CPU40と、フォーカスドライバ70と、カメラ部80とを有する。CPU40は、回転角度・方向判定回路41と、自動焦点調節制御回路48と、ドライバ制御回路49とを有する。
回転角度・方向判定回路41は、垂直方向回転検出用ポテンショメータ32および水平方向回転検出用ポテンショメータ34から垂直方向回転情報信号Sig1および水平方向回転情報信号Sig2を取得し、これにより垂直方向回転軸31および水平方向回転軸33の回転状態を判定する。
自動焦点調節制御回路48は、回転角度・方向判定回路41で判定された回転状態から、自動焦点調節制御を行うかどうかを判定する。
ドライバ制御回路49は、自動焦点調節制御回路48で判定された結果の情報を含むフォーカスレンズ制御信号Sig7を発生し、フォーカスドライバ70に送信する。
フォーカスドライバ70は、フォーカスレンズ制御信号Sig7で自動焦点調節制御を行うと判定された情報を受信したときは、フォーカスレンズ駆動信号Sig8を発生し、カメラ部80に送信する。
カメラ部80は、フォーカスモータ81と、フォーカスレンズ82とを有する。フォーカスモータ81は、フォーカスドライバ70からフォーカスレンズ駆動信号Sig8を受信したときは、その情報を基にフォーカスレンズ82を駆動する。フォーカスレンズ82は、フォーカスモータ81により駆動される位置に移動する。
次に、本実施形態による撮像装置1の動作を図10のフローチャートを参照して説明する。
まず、使用者により手動で表示部2が垂直方向または水平方向に回転されることに伴って、ヒンジブロック3の垂直方向回転軸31または水平方向回転軸33が回転される(S21)。垂直方向回転軸31が回転されたときは、垂直方向回転検出用ポテンショメータで回転角度および回転方向が検出され、この情報を基に垂直方向回転情報信号Sig1が発生される。水平方向回転軸33が回転されたときは、水平方向回転検出用ポテンショメータで回転角度および回転方向が検出され、この情報を基に水平方向回転情報信号Sig2が発生される(S22)。
本体部4では、CPU40の回転角度・方向判定回路41で、ヒンジブロック3の回転情報検出部30から垂直方向回転情報信号Sig1および水平方向回転情報信号Sig2が取得され、垂直方向回転軸31および水平方向回転軸33の回転状態が判定される(S23)。
次に、自動焦点調節制御判定回路48において、回転角度・方向判定回路41で判定された回転状態から、フォーカスレンズの駆動を行うかどうか判定される。このとき、回転状態で垂直方向回転軸31または水平方向回転軸33で回転があったと判定されたときはフォーカスレンズの駆動を停止すると判定され、回転がなかったと判定されたときにはフォーカスレンズの駆動を行うと判定される。
次に、ドライバ制御回路49において、自動焦点調節制御判定回路48の判定結果の情報を含むフォーカスレンズ制御信号Sig7が発生されフォーカスドライバ70へ送信される(S24)。そして、フォーカスドライバ70において、受信されたフォーカスレンズ制御信号Sig7にフォーカスレンズの駆動を行うと判定された情報が含まれているときはフォーカスレンズ駆動信号Sig8が発生され、カメラ部80に送信される。
送信されたフォーカスレンズ駆動信号Sig8は、カメラ部80のフォーカスモータ81で受信される。フォーカスモータ81では、このフォーカスレンズ駆動信号Sig8の情報によりフォーカスレンズ82を動かす駆動が行われるかまたは停止させるように制御される(S25)。
よって、上記の第三実施形態によれば、使用者が表示部2を手動で垂直または水平に回転させているときに自動焦点調節動作を停止させるため、通常よりも強い力が撮像装置1に加えられて手ブレ現象が発生しても、フォーカスレンズを駆動させる入力信号にノイズを与えたり、自動焦点調整動作を不安定にさせたりすることを防ぐことができる。また本実施形態により、表示部2の回転動作中にピントがずれる現象も防ぐことができ、自動焦点調整動作の安定性を向上させることができる。
このとき、動作/停止の2値的制御ではなく、回転角の単位時間毎の差分によってフォーカスレンズの駆動速度を変えるように制御を行ってもよい。これにより、表示部2の回転速度によってフォーカスレンズの駆動速度を制御することができ、さらに自動焦点調整動作の安定性を向上させることができる。
以上、撮像装置を例に各実施形態を説明したが、本発明はこれに限らず、ノートパソコンや携帯電話等、表示部を備えた電子装置に適用可能である。
本発明の第一実施形態による電子装置を示す外観斜視図である。 本発明の第一実施形態による電子装置を示す側面図である。 本発明の第一実施形態による電子装置を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態による電子装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態による電子装置の表示部を仰角方向に回転させた状態を示す側面図である。 本発明の第一実施形態による電子装置の表示部を俯角方向に回転させた状態を示す側面図である。 本発明の第二実施形態による電子装置を示すブロック図である。 本発明の第二実施形態による電子装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第三実施形態による表示部を有する電子装置を示すブロック図である。 本発明の第三実施形態による電子装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 撮像装置
2 表示部
3 ヒンジ部
4 本体部
30 ヒンジブロック
31 垂直方向回転軸
32 垂直方向回転検出用ポテンショメータ
33 垂直方向回転軸
34 水平方向回転検出用ポテンショメータ
40 CPU
41 回転角度・方向判定回路
42 輝度レベル演算回路
43 ドライバ制御回路
44 スイッチロック判定回路
45 スイッチロック信号発生回路
46 スイッチ命令遮断回路
47 各制御回路
48 自動焦点調節制御判定回路
49 ドライバ制御回路
50 輝度制御ドライバ
60 本体スイッチ群
61、62、63 スイッチ群
70 フォーカスドライバ
80 カメラ部
81 フォーカスモータ
82 フォーカスレンズ
Sig1 垂直方向回転情報信号
Sig2 水平方向回転情報信号
Sig3 輝度制御信号
Sig4 表示部駆動信号
Sig5 スイッチロック信号
Sig6 インストラクション信号
Sig7 フォーカスレンズ制御信号
Sig8 フォーカスレンズ駆動信号

Claims (1)

  1. 画像を表示する表示部がヒンジを介して装置の本体部に回転可能な状態で取り付けられた電子装置において、
    前記表示部の前記本体部に対する回転角度および回転方向を検出する回転角度・方向検出手段と、
    前記回転角度・方向検出手段で検出された前記回転角度および前記回転方向を基に前記表示部の画面の輝度を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする表示部を有する電子装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012123305A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Canon Inc 撮像装置
CN109660670A (zh) * 2018-12-25 2019-04-19 华勤通讯技术有限公司 自动背光调节方法及系统、终端设备、存储介质

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