JP2006217124A - 機器制御装置、機器制御方法およびそれを用いた番組視聴システム - Google Patents

機器制御装置、機器制御方法およびそれを用いた番組視聴システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の視聴者が同時に一台のテレビジョン装置を視聴している場合であって、視聴者の数が増減した場合に、視聴者の実際の意図を反映した制御を行う。
【解決手段】視聴者40に対して番組を提供する番組提供機器を制御する機器制御装置10であって、番組を視聴する視聴者40の数の変化を検知する変化検知部11と、変化検知部11で視聴者40の数の変化が検知された場合に、視聴者40の数を変化させた人物を特定する人物特定部12と、人物特定部12で特定された人物の、少なくとも距離感情報を含む参照情報を参照して番組提供機器を制御する制御情報を作成する制御情報作成部14と、制御情報作成部14で作成された制御情報にもとづいて、番組提供機器を制御する機器制御部16を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビジョン放送における番組の再生や録画等を行う機器を制御する機器制御装置およびそれを用いた番組視聴システムに関する。
近年、テレビジョン放送において、デジタル放送の開始等に伴う多チャンネル化が進んでおり、視聴者にとって、放送される様々な番組の中から自らの嗜好に合った番組を簡単に選択することが難しくなってきている。このような課題を解決するために、放送される多数の番組の中から、視聴者それぞれの嗜好に合わせた番組を選択し、視聴者に提供する技術が提案されてきている。このような技術において、一台のテレビジョン装置を複数の視聴者が同時に視聴する場合には、複数の視聴者それぞれの嗜好情報を合成することにより、複数の視聴者それぞれの嗜好ともっとも合致する番組を選択することができた(例えば、特許文献1を参照)。
また、一台のテレビジョン装置を複数の視聴者が同時に視聴している場合であって、視聴者の数が番組の視聴中に増減するような場合には、常に視聴者の数等の状況を検知して、視聴者が増えた場合には、その増えた視聴者の嗜好を加味した番組の提供を行い、また、視聴者が減った場合には、その減った視聴者の嗜好を除外して番組の提供を行う構成が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特許第3340342号公報 特表2004−501462号公報
しかしながら、前述のような技術において、複数の視聴者が同時に一台のテレビジョン装置を視聴している場合であって、視聴者の数が増減した場合に、その増減を加味して新たに提供される番組は、必ずしも視聴者の実際の意図を反映したものではないという課題があった。
例えば、両親と一名の子供の三名から構成される家庭を想定する。この家庭内の団欒時に、一家で、子供の嗜好にあった番組、例えばアニメーション番組を視聴しているとする。ここで、子供がテレビジョン装置の前からいなくなったとする。この場合、前述したような従来の技術を用いた場合には、テレビジョン装置の前に残っている両親の嗜好を合成して、その嗜好に対応する番組、例えばニュース番組等が提供されることとなる。しかしながら、家庭の団欒時においては、両親は、必ずしも自らの嗜好に合った番組を見たいわけではなく、ただ子供と一緒の時間を楽しみたい、すなわち子供の嗜好を優先させたいというのが実際の意図であることもある。このような場合に、子供が不在の間に、テレビジョン装置で放映される番組が、子供の嗜好に合ったアニメーション番組から両親の嗜好に合ったニュース番組に切り替わってしまうことは、両親の実際の意図と反する結果を招いてしまう。さらに、子供が後ほどテレビジョン装置の前に戻った場合には、自らの嗜好と全く異なるニュース番組が放映されていることとなり、子供はその場から去ってしまう可能性もあり、この場合には、せっかくの家庭内の団欒を保つことが難しくなってしまうこともあった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、複数の視聴者が同時に一台のテレビジョン装置を視聴している場合であって、視聴者の数が増減した場合に、視聴者の実際の意図を反映した制御を行うことのできる機器制御装置およびそれを用いた番組視聴システムを提供することを目的とする。
本発明の機器制御装置は、視聴者に対して番組を提供する番組提供機器を制御する機器制御装置であって、番組を視聴する視聴者の数の変化を検知する変化検知部と、変化検知部で視聴者の数の変化が検知された場合に、視聴者の数を変化させた人物を特定する人物特定部と、人物特定部で特定された人物の、少なくとも距離感情報を含む情報を参照して番組提供機器を含む機器を制御する制御情報を作成する制御情報作成部と、制御情報作成部で作成された制御情報にもとづいて、番組提供機器を含む機器を制御する機器制御部とを備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、視聴者が番組に対して有している実際の意図を考慮した距離感情報を、視聴者の数を変化させた人物について参照し、その距離感情報にもとづいて制御情報を作成するので、複数の視聴者が同時に一台のテレビジョン装置を視聴している場合であって、視聴者の数が増減した場合に、視聴者の実際の意図を反映した録画や再生等の制御を行うことのできる機器制御装置を提供することができる。
また、番組を視聴する視聴者それぞれについて、少なくとも距離感情報を含む情報を記憶する参照情報記憶部を備えた構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、参照すべき距離感情報を都度入力することなく、装置内に記憶させておくことの可能な構成を実現できる。
さらに、参照情報記憶部は、番組を視聴する視聴者それぞれについて、番組についての嗜好度情報を有し、制御情報作成部は、参照情報記憶部に記憶された、距離感情報および嗜好度情報にもとづいて番組提供機器を含む機器を制御する制御情報を作成する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、視聴者それぞれの距離感情報のみならず、嗜好情報にももとづいて、制御情報の作成を行うことができ、より視聴者の意図に沿った制御を行うことのできる機器制御装置を提供することができる。
また、人物特定部が番組を視聴する視聴者それぞれを特定するための人物情報を記憶する人物情報記憶部を備え、人物特定部は、人物情報記憶部に記憶された人物情報にもとづいて、視聴者の数を変化させた人物を特定する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、視聴者それぞれを特定するための情報が人物情報記憶部に記憶されているので、より確実に視聴者それぞれの人物特定が可能となる。
また、距離感情報は、視聴者が番組を視聴したい意図の大きさを示す情報である構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、視聴者が真に番組を視聴したい意図を有しているのかそうでないのかを示す情報を、距離感情報とすることができるので、距離感情報を参照することによって、視聴者の真の意図を考慮した制御を行うことが可能となる。
また、制御情報作成部は、人物特定部で特定された人物の距離感情報の値と所定の閾値とを比較し、距離感情報の値が所定の閾値よりも大きなときに、人物の距離感情報を反映させた制御情報を作成する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、視聴者の距離感情報から、その番組の視聴の意図が大きいと判断されるときに、その意図を反映させた制御を行うことが可能となる。
さらに、制御情報作成部は、人物特定部で特定された人物の距離感情報の値と所定の閾値とを比較し、距離感情報の値が所定の閾値よりも小さいときは、制御情報の作成を行わない構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、視聴者の距離感情報から、その番組の視聴の意図が小さく、ただその場にいることを楽しんでいるものと判断されるときには、制御情報の作成を行わないので、番組提供装置を中心とした、団欒を保つことが可能となる。
さらに、変化検知部が、番組を視聴する視聴者の数が減ったことを検知し、人物特定部は、番組を視聴する視聴者の数を減らした人物を特定し、制御情報作成部は、番組を視聴する視聴者の数を減らした人物に対応する距離感情報の値と所定の閾値とを比較し、距離感情報の値が所定の閾値よりも大きなときに、番組提供装置で提供されている番組を録画するように、録画再生装置を制御する制御情報を作成する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、視聴者の数が減った場合に、その視聴者の番組への視聴の意図が大きい場合には、録画再生装置によってその番組が録画されるような制御情報を作成するので、番組への視聴の意図が大きな視聴者が番組を見損なう可能性を少なくすることができる構成を実現することができる。
さらにまた、変化検知部が、番組を視聴する視聴者の数が減った後に、番組を視聴する視聴者の数が増えたことを検知した場合に、人物特定部は、番組を視聴する視聴者の数を減らした人物と、番組を視聴する視聴者の数を増やした人物とが一致するか否かを判定し、制御情報作成部は、人物特定部で人物が一致すると判定された場合に、録画再生装置に録画された番組の再生を開始させる制御情報を作成する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、視聴者の数が減った後に、その視聴者が再度番組提供装置で提供される番組の視聴者となった場合に、その場から立ち去ったときに録画された番組を見ることができるので、視聴者の利便性に優れた構成を実現することができる。
さらに、制御情報作成部は、変化検知部で、番組を視聴する視聴者の数が減ったことが検知されたときの番組の位置から、番組の再生を開始させる制御情報を作成する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、視聴者が再度番組を見る場合に、その場を立ち去ったときの位置から再生を行うことができるので、さらに視聴者の利便性に優れた構成を実現することができる。
また、変化検知部が、番組を視聴する視聴者の数が増えたことを検知し、人物特定部は、番組を視聴する視聴者の数を増やした人物を特定し、制御情報作成部は、番組を視聴する視聴者の数を増やした人物に対応する距離感情報の値と所定の閾値とを比較し、距離感情報の値が所定の閾値よりも大きな場合には、番組提供装置で提供される番組を、番組を視聴する視聴者の数を増やした人物の嗜好度情報を反映した番組に切り替えさせる制御情報を作成する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、番組を視聴する視聴者の数が増えた場合であって、その増えた者の距離感情報の値から、その者の番組の視聴への意図が高いと判断される場合には、その者の嗜好度を反映させた番組に切り替えることが可能となる。
さらに、変化検知部が、番組を視聴する視聴者の数が増えたことを検知し、人物特定部は、番組を視聴する視聴者の数を増やした人物を特定し、制御情報作成部は、番組を視聴する視聴者の数を増やした人物に対応する距離感情報の値と所定の閾値とを比較し、距離感情報の値が所定の閾値よりも小さい場合には、制御情報を作成しない構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、視聴者が増えた場合であって、その増えた者の距離感情報より、その者の番組の視聴への意図が低く、例えば、その場に居たいだけであると判定されるような場合には、制御情報を作成しないので、団欒を維持することのできる構成が実現できる。
次に、本発明の番組視聴システムは、本発明の機器制御装置と、機器制御装置の機器制御部から送信された制御情報にもとづいて、番組の録画を開始する録画部、および、機器制御装置の機器制御部から送信された制御情報にもとづいて、番組の再生を開始する読出部を有する録画再生装置とを備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、さらに、視聴者の数が減った後、その視聴者が再度番組提供装置で提供される番組の視聴者となった場合に、その場から立ち去ったときに録画された番組を見ることができるので、視聴者の利便性に優れた構成を実現することができる。
また、本発明の番組視聴システムは、番組提供機器は、複数の番組が蓄積された番組蓄積部、機器制御装置の機器制御部から送信された制御情報にもとづいて、番組蓄積部に蓄積された番組の選択を行う番組選択部、番組選択部で選択された番組を再生する再生部、および、再生部で再生された番組を表示する表示部を有し、本発明の機器制御装置を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、さらに、番組を視聴する視聴者の数が変化した場合に、その視聴者の数を変化させた者の距離感情報の値から、その者の番組の視聴への意図の高低を判断し、その判断結果に応じてその者の嗜好度を反映させた番組に切り替えるか否かを制御することが可能となる。
次に、本発明の機器制御方法は、視聴者に対して番組を提供する番組提供機器を制御する機器制御方法であって、番組を視聴する視聴者の数の変化を検知する変化検知ステップと、変化検知ステップで視聴者の数の変化が検知された場合に、視聴者の数を変化させた人物を特定する人物特定ステップと、人物特定ステップで特定された人物の、少なくとも距離感情報を含む情報を参照して番組提供機器を含む機器を制御する制御情報を作成する制御情報作成ステップと、制御情報作成ステップで作成された制御情報にもとづいて、番組提供機器を含む機器を制御する機器制御ステップとを備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、視聴者が番組に対して有している実際の意図を考慮した距離感情報を、視聴者の数を変化させた人物について参照し、その距離感情報にもとづいて制御情報を作成するので、複数の視聴者が同時に一台のテレビジョン装置を視聴している場合であって、視聴者の数が増減した場合に、視聴者の実際の意図を反映した録画や再生等の制御を行うことのできる機器制御方法を提供することができる。
以上述べたように、本発明によれば、複数の視聴者が同時に一台のテレビジョン装置を視聴している場合であって、視聴者の数が増減した場合に、視聴者の実際の意図を反映した録画や再生等の制御を行うことのできる機器制御装置およびそれを用いた番組視聴システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態)
まず、本発明の実施の形態における番組視聴システム1について説明する。図1は、本発明の実施の形態における番組視聴システム1の構成について説明するためのブロック図である。
図1に示したように、本発明の実施の形態の番組視聴システム1は、複数の視聴者40に対して番組を表示する番組提供装置であるテレビジョン装置20、テレビジョン装置20で表示されるべき番組の録画および再生処理を行う録画再生装置30、および、視聴者40の数の変化を検知して、その変化の原因となった人物を特定し、その人物がその場に居る目的(番組の視聴を目的とするのか、その場にいること自体(団欒)を目的とするのか)を示す情報(以下、この情報を距離感情報と記す)を含む参照情報を参照して、テレビジョン装置20および録画再生装置30の少なくともいずれかを制御する機器制御装置10を備えている。
本発明の実施の形態における番組視聴システム1のテレビジョン装置20は、放送局等から送信されるデジタル放送等の番組情報を受信するチューナ部24、チューナ部24で受信された番組情報を蓄積する番組蓄積部25、番組蓄積部25に蓄積された複数の番組情報の中から、制御部21の指示にもとづいて番組情報を選択する番組選択部27、番組選択部27で選択された番組情報を番組蓄積部25から読み出す読出部26、読出部26で読み出された番組情報を映像情報に変換して再生する再生部22、および、再生部22で再生された映像情報を表示する表示部23を備える。
本発明の実施の形態における番組視聴システム1におけるテレビジョン装置20の番組蓄積部25としては、例えば、ハードディスク装置を用いることができる。また、チューナ部24としては、例えば、地上波デジタル放送を受信可能なチューナ部24を用いることができる。表示部23としては例えば、プラズマディスプレイパネルや液晶パネル等の公知の表示デバイスを用いることが可能である。さらに、番組選択部27、読出部26および再生部22については、それぞれの機能を実現することができれば、ハードウェアおよびソフトウェアのいずれによっても構成することも可能である。
また、本発明の実施の形態における番組視聴システム1の録画再生装置30は、テレビジョン装置20の再生部22によって再生された映像情報を録画処理する録画部33、録画部33によって映像情報が録画記録される記録媒体34、記録媒体34に記録された映像情報を読み出す読出部32、ならびに、読出部32および録画部33の制御を行う制御部31を備える。
本発明の実施の形態における番組視聴システム1における録画再生装置30の記録媒体34としては、DVD、CD、MD、HDDおよび半導体メモリ等の公知の記憶手段を用いることが可能である。
さらに、本発明の実施の形態における番組視聴システム1の機器制御装置10は、テレビジョン装置20の表示部23に表示されている番組を視聴している視聴者40の数の変化を検知する変化検知部11、変化検知部11で視聴者40の数が変化した場合、すなわち視聴者40の数が増減した場合に、その増減が生じた原因となった人物を特定する人物特定部12、人物特定部12における人物特定処理の際に参照される情報(以下、この情報を人物情報と記す)を記憶する人物情報記憶部13、人物特定部12において特定された人物の距離感情報を含む情報(以下、この情報を参照情報と記す)を参照して、機器を制御するための制御情報を作成する制御情報作成部14、制御情報作成部14における制御情報の作成の際に用いられる参照情報を記憶する参照情報記憶部15、ならびに、制御情報作成部14で作成された制御情報にもとづいて、録画再生装置30の制御部31およびテレビジョン装置20の制御部21に対して制御信号を送信する機器制御部16を備える。
本発明の実施の形態における番組視聴システム1の機器制御装置10の変化検知部11および人物特定部12としては、例えば、変化検知部11としてCCD等を搭載した撮影装置を用い、人物特定部12として顔認証処理ブロックを用い、さらに、人物情報記憶部13には、人物情報として、被認証者40それぞれの顔に対応する認証情報を記憶させておくことにより、顔認証方法を用いて視聴者40の数の変化を検知することが可能である。なお、本発明は、この変化検知部11および人物特定部12の処理について、上述の例に限定されるものではなく、人物の数の変化を検知できるものであれば、どのような処理も行うことが可能である。例えば、虹彩認証処理、指紋認証処理、さらには、RFIDタグを用いた人物検知方法など、様々な方法を用いることが可能である。この場合、人物の数の変化を検知する方法の違いによって、人物情報記憶部13に記憶されるべき人物情報が異なることはいうまでもない。
また、本発明の実施の形態における番組視聴システム1の機器制御装置10の人物情報記憶部13および参照情報記憶部15としては、それぞれ別の記憶媒体を用いて構成することもできるし、同じ記憶媒体内で情報を記憶すべき領域を割り振ることによって、二つの記憶部の機能が実現される構成であってもよい。なお、人物情報記憶部13および参照情報記憶部15を構成する記憶媒体としては、HDD、半導体メモリ等公知の記憶手段から適宜選択することができ、本発明はこれらの記憶媒体の種類に限定されるものではない。
制御情報作成部14は、テレビジョン装置20および録画再生装置30の動作を制御できるコマンド情報を作成可能であれば、ソフトウェアおよびハードウェアのいずれで構成することも可能である。
ここで、本発明の実施の形態における番組視聴システム1の機器制御装置10の参照情報記憶部15に記憶される参照情報について説明する。図2は、本発明の実施の形態における番組視聴システム1の機器制御装置10の参照情報記憶部15に記憶される参照情報について説明するための図である。図2に示したように、機器制御装置10の参照情報記憶部15には、視聴者40それぞれの番組に対する嗜好の度合いを示す嗜好情報テーブル42、および、視聴者40それぞれについて時間帯による距離感情報を格納する距離感情報テーブル41が記憶されている。
ここで、本発明の実施の形態における距離感情報テーブル41について詳細に説明する。図3は、本発明の実施の形態における番組視聴システム1の機器制御装置10の参照情報記憶部15に記憶される距離感情報テーブル41の一例を示す図である。図3に示したように、本発明の実施の形態においては、視聴者40として、父、母および子の三名がいると仮定する。また、距離感情報テーブル41には、視聴者40それぞれが、曜日(ここでは、「毎日」「平日」「休日」の三種類に分けている)および時間帯(例えば、5:00〜9:00が「朝」、9:00〜17:00が「昼間」、17:00〜翌日5:00までが「夜」とする)に応じて、テレビジョン装置10を視聴するときの距離感情報が示されている。ここで、本発明の実施の形態においては、距離感情報は0から1までの数値を取り、その値が大きいほど、視聴者40がその場(すなわち、テレビジョン装置20の前)にいる目的が、番組の視聴にあることを示している。すなわち、距離感情報が「0」であることは、その場に居たいだけ、すなわち団欒を保ちたいだけであり、特に番組を視聴したいわけではないことを示す。一方で、距離感情報が「1」であることは、その場にいる目的が番組の視聴だけであることを示している。例えば、図3に示した例においては、距離感情報テーブル41に、「毎日」「朝」の時間帯の距離感情報として、例えば、「父」が「1.0」、「母」が「0.5」、「子」が「0.1」の値が記憶されている。これは、「毎日」「朝」の時間帯には、「父」は、番組が視聴したいだけで、特に団欒を楽しみたいわけではないことを示し、「子」は、特に番組が視聴したい訳ではなく、ただそこに居ることを示し、「母」は、番組も見たいが、団欒も楽しみたいことを示している。
このように、本発明の実施の形態においては、参照情報記憶部15に上述したような距離感情報テーブル41が記憶されているので、制御情報作成部14は、この距離感情報を参照することにより、視聴に新たに加わった、または、視聴をやめた視聴者40の距離感、すなわち、本当に番組を視聴したいのか、単にテレビジョン装置20の前にいたいだけなのかというような実際の意図を含めた機器制御を行うことが可能となる。
なお、本発明の実施の形態においては、視聴者40それぞれの距離感情報について、あらかじめ距離感情報テーブル41として参照情報記憶部15に記憶されている例を示したが、本発明はこの例に限定されるものではない。視聴者40それぞれが、自らの距離感(番組を見たいのか、その場にいたいだけなのか)をリモコン等の入力装置を用いて入力し、その入力された距離感情報が参照情報記憶部15に記憶される構成であってもよい。また、距離感情報テーブル41として参照情報記憶部15に記憶される距離感情報は、例えば、視聴者40の年齢や性別等によってあらかじめプリセットされた値を用いることも可能である。
次に、本発明の実施の形態における番組視聴システム1における機器制御装置10の参照情報記憶部15に記憶された嗜好情報テーブル42について説明する。図4は、本発明の実施の形態における番組視聴システム1における機器制御装置10の参照情報記憶部15に記憶された嗜好情報テーブル42の一例を示す図である。図4に示したように、本発明の実施の形態において、嗜好情報テーブル42に記憶された嗜好情報は、視聴者40それぞれについて、番組のカテゴリ毎の嗜好度(好き嫌いを示す度合い)を示し、その値は0〜1までの値をとるものとする。例えば、ある番組のカテゴリについて嗜好情報が「0」であることは、そのカテゴリの番組が全く好きではないことを示し、一方、嗜好情報が「1」であることは、そのカテゴリの番組が大変好きであることを示している。図4に示したように、本発明の実施の形態における嗜好情報テーブル42には、番組のカテゴリ「アニメーション」について、「父」が「0.1」、「母」が「0.2」、「子」が「1.0」という嗜好情報が格納されている。これは、「アニメーション」について、「父」は全く好きではなく、「母」は、「父」ほどではないが好きではなく、「子」は大変好きであることを示している。
このように、本発明の実施の形態の番組視聴システム1の機器制御装置10においては、制御情報作成部14が、視聴者40それぞれの番組のカテゴリ毎の嗜好情報を記憶した嗜好情報テーブル42を参照して機器を制御するための制御情報を作成するので、より視聴者40それぞれの好みに合った機器制御を行うことが可能となる。
なお、本発明の実施の形態において、機器制御装置10の参照情報記憶部15に記憶される嗜好情報は、前述の特許文献1および特許文献2に記載された方法等、他の広く知られた方法によって、視聴者40毎に算出することができる。
また、本発明の実施の形態における番組視聴システム1は、機器制御装置10がテレビジョン装置20および録画再生装置30を制御する構成であるとして説明を行うが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、テレビジョン装置20および録画再生装置30が一体に構成されていてもよいし、テレビジョン装置20の構成の一部が録画再生装置30に含まれる構成であってもよいし、さらには、機器制御装置10、テレビジョン装置20および録画再生装置30が一体に構成されていてもよいことはいうまでもない。
ここで、本発明の実施の形態における番組視聴システム1の動作について説明する。図5は、本発明の実施の形態における番組視聴システム1の動作について説明するためのフローチャートである。なお、図5は、ある番組の視聴中に、視聴者40の数が減った場合の処理について説明している。
図5に示したように、本発明の実施の形態における番組視聴システム1は、まず、変化検知部11によって、視聴者40の人数の変化の検知を開始する(S1)。変化検知部11は、視聴者40の人数が変化するまでは、継続して人数の変化の検知を行う(S2)。
ステップS2において、変化検知部11によって、視聴者40の人数の変化が検知された場合には、人物特定部12が人物情報記憶部13に記憶された人物情報を参照して、視聴者40の人数が変化した原因となった人物、すなわち、人数が減った場合には、テレビジョン装置20の前から居なくなった人物を特定する(S3)。
次に、制御情報作成部14は、ステップS3において、人物特定部12で特定された人物について、参照情報記憶部15に記憶された距離感情報テーブル41を参照して、その時間帯におけるその人物の距離感情報を読み込む(S4)。
次に、制御情報作成部14は、参照情報記憶部15から読み込んだ距離感情報の値と、所定の閾値(例えば、本実施の形態においては、「0.6」を閾値とする)との比較を行う(S5)。
ステップS5において、テレビジョン装置20の前から居なくなった人物の距離感情報の値が、所定の閾値よりも大きかった場合、すなわち、その人物の番組の視聴への思い入れが大きかった場合には、制御情報作成部14は、その人物が後ほど番組を視聴することができるように、録画再生装置30に対して、その番組の録画を開始するような制御情報を作成し、機器制御部16は、録画再生装置30の制御部31に対して、その制御情報にもとづいた制御信号を送信する(S6)。
録画再生装置30の制御部31は、機器制御装置10の機器制御部16から送信された制御コマンドにもとづいて、テレビジョン装置20の再生部22で再生されている映像情報の録画を開始するように、録画部33に録画処理を開始させる。録画部33は、映像情報を記録媒体34に記録する(S7)。
次に、変化検知部11は、再度視聴者40の人数の変化の検知を開始する(S21)。
ここで、変化検知部11が視聴者40の数が減ったと検知した場合には、再度ステップS3に戻ってもよいし、人数が増えると検知されるまでは、ステップS21の処理を続行してもよい。ステップS21において、変化検知部11が視聴者40の人数が増えたと検知した場合(S22)には、人物特定部12が増えた視聴者40の人物特定を行う(S23)。
次に、人物特定部12は、ステップS23において特定された人物が、ステップS3でテレビジョン装置20の前から居なくなった人物として特定された人物と同じであるかを判断し、同じであると判定された場合には、制御情報作成部14は、その人物が居なくなる前に視聴していた番組が見られるように、録画再生装置30の記録媒体34に記憶された番組を、その人物がテレビジョン装置20の前から居なくなった時刻の位置から読み出す処理を行う制御情報を作成し、機器制御部16は、録画再生装置30の制御部31に対して、制御信号を送信する(S25)。一方、ステップS24において、人物特定部12が、ステップS23で特定された人物とステップS3において特定された人物とが異なると判断した場合には、処理を終了する。
録画再生装置30の制御部31は、読出部32に、記録媒体34に記録された番組を、視聴者40が居なくなった時刻から再生するように指示し、映像情報がテレビジョン装置20の再生部20に送られ、表示部23に表示される(S26)。
このような動作をさせることにより、本発明の実施の形態における番組視聴システム1によれば、テレビジョン装置20の前から居なくなった視聴者40であって、放送中の番組に対して高い視聴意欲のある者に対して、テレビジョン装置20の前に戻ったときに、居なくなった時刻からの再生を行うことが可能であるので、その視聴者40は安心して中座することができるとともに、テレビジョン装置20の前に戻ってくる可能性を高くすることができるので、結果的に家庭内の団欒を保つことが可能となる。
なお、上述の例においては、録画再生装置30に対して録画させた番組情報を、追って再生する例を示したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、ステップS6において、制御情報作成部14が、テレビジョン装置20の読出部26に対して、「一時停止」の制御情報を作成し、機器制御部16がその制御信号をテレビジョン装置20の制御部21に送信し、ステップS25において、制御信号作成部14が、テレビジョン装置20の読出部26に対して、「一時停止解除」の制御情報を作成して、機器制御部16がその制御信号をテレビジョン装置20の制御部21に送信する方法とすることも可能である。このような方法によれば、録画再生装置30を用いる必要なく、番組の視聴の途中で中座した視聴者40に対して、テレビジョン装置20の前に戻ったときに、中座した時刻からその番組を再生することが可能である。
また、図5に示したように、ステップS5において、番組の視聴中に中座した視聴者40に対応する距離感情報が、所定の閾値よりも小さい場合には、この視聴者40は、その番組の視聴がそこに居た意図ではなく、ただ団欒を楽しみたいという意図が強いと考えられるために、その視聴者40に対しては格別の処理を行わず、制御情報作成部14は、参照情報記憶部15の嗜好情報テーブル42を参照して(S10)、その中座した視聴者40以外の視聴者40の嗜好情報を用いて、新たに番組のカテゴリを選択するような制御情報を作成して、機器制御部16は、その制御信号をテレビジョン装置20の制御部21に送信する(S11)。テレビジョン装置20においては、制御部21が番組選択部27に対して、指示されたカテゴリの番組を選択させて、その番組が番組蓄積部25から読出部26に送られて、再生部22で再生され、表示部23で表示される(S12)。このように、本発明の実施の形態における番組視聴システム1によれば、番組の途中で中座した視聴者40が放送中の番組に対してあまり思い入れのない、すなわち距離感情報の値が小さい場合には、テレビジョン装置20の前に残る視聴者40それぞれの嗜好情報を参照して、自動的に番組の切り替えを行うことが可能となる。
次に、本発明の実施の形態の番組視聴システム1において、番組の放送途中で、視聴者40の数が増えた場合の動作について説明する。図6は、本発明の実施の形態における番組視聴システム1において、番組の放送途中で、視聴者40の数が増えた場合の動作について説明するためのフローチャートである。
図6に示したように、本発明の実施の形態の番組視聴システム1は、まず、変化検知部11による視聴者40の人数の変化の検知を開始する(S31)。
ステップS31において、視聴者40の人数が変化しない場合には、変化検知部11による人数の変化の検知を継続し、視聴者40の数が増えた場合(S32)には、人物特定部12が、人物情報記憶部13に記憶された人物情報を参照して、変化の原因となった人物、すなわちこの場合には、テレビジョン装置20の前に加わった人物を特定する(S33)。
次に、本発明の実施の形態における番組視聴システム1の機器制御装置10における制御情報作成部14は、ステップS33で特定された人物に対応する距離感情報を、参照情報記憶部15から読み込み(S34)、その値を所定の閾値と比較する(S35)。
ステップS35において、制御情報作成部14は、参照情報記憶部15から読み込んだ距離感情報が、所定の閾値よりも大きい場合(すなわち、その人物が、団欒目的ではなく、番組の視聴を目的としている場合)、には、参照情報記憶部15の嗜好情報テーブル42を参照して、その視聴者40の嗜好度が高いカテゴリを選択して、その情報に番組を切り替えるような制御情報を作成し、機器制御部16は、その制御情報に対応する制御信号をテレビジョン装置20の制御部21に送信する(S36)。
テレビジョン装置20においては、制御部21が受信した制御信号にもとづいて、視聴者40の嗜好度の高いカテゴリの情報を番組選択部27に送り、番組選択部27は番組蓄積部25に蓄積された番組の中から、視聴者40の嗜好度の高いカテゴリの番組を選択して、読出部26はその番組を番組蓄積部25から読み出す。読出部26によって読み出された番組情報は、再生部22において映像情報として再生されて、表示部23に表示される(S37)。
一方、ステップS35において、新たに加わった視聴者40に対応する距離感情報が、所定の閾値よりも小さい場合、すなわち、その視聴者40は、番組の視聴が目的ではなくて、その場に居ること、すなわち団欒を目的としているような場合には、特に処理を行わず、終了する(S35)。
このように、本発明の実施の形態における番組視聴システム1によれば、番組の放送中に、新しく視聴者40が加わった場合において、その視聴者40の距離感情報、すなわち、番組を視聴したいのか、団欒を楽しみたいのかを示す情報を参照して、機器の制御を行うことができる。これにより、例えばその視聴者40が番組の視聴を目的としている場合には、その視聴者40の嗜好に合った番組に切り替えることができるし、一方でその視聴者40が団欒を楽しむことを目的としている場合には、特に処理を行わず、団欒を維持することが可能である。
なお、本実施の形態では、新しく視聴者40が加わり、その距離感が閾値よりも大きく、嗜好度が高い時に、主画面に表示する番組を切り替える場合のみを記載したが、現状の番組は切り替えず、画面上の子画面(ピクチャ・イン・ピクチャ)で新しい視聴者40の嗜好度が高い番組を表示しても構わない。また、前記とは逆に、現状の番組を画面上の子画面(ピクチャ・イン・ピクチャ)で表示、新しい視聴者40の嗜好度が高い番組を主画面に表示しても構わない。更に、スイッチにて、主画面と子画面に表示する番組を選択できるようにしても構わない。
また、前記の子画面(ピクチャ・イン・ピクチャ)の代わりに、その他の機器の画面を使用しても構わない。前記その他の機器の代表例としては、モバイル端末が挙げられる。
更に、本実施の形態では、番組蓄積部25に蓄積された番組の中から、新しい視聴者40の嗜好度が高い番組を選択したが、ライブ放送の次番組の嗜好度が蓄積されている番組よりも高い場合に、蓄積された番組を選択せず、ライブ放送の次番組を選択しても構わない。
以上述べたように、本発明によれば、複数の視聴者が同時に一台のテレビジョン装置を視聴している場合であって、視聴者の数が増減した場合に、視聴者の実際の意図を反映した制御を行うことのできる機器制御装置およびそれを用いた番組視聴システムを提供することができるという優れた効果を有するので、テレビジョン放送における番組の再生や録画等を行う機器を制御する機器制御装置およびそれを用いた番組視聴システム等として有用である。
本発明の実施の形態における番組視聴システムの構成について説明するためのブロック図 本発明の実施の形態における番組視聴システムの機器制御装置の参照情報記憶部に記憶される参照情報について説明するための図 本発明の実施の形態における番組視聴システムの機器制御装置の参照情報記憶部に記憶される距離感情報テーブルの一例を示す図 本発明の実施の形態における番組視聴システムにおける機器制御装置の参照情報記憶部に記憶された嗜好情報テーブルの一例を示す図 本発明の実施の形態における番組視聴システムの動作について説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態における番組視聴システムにおいて番組の放送途中で視聴者の数が増えた場合の動作について説明するためのフローチャート
符号の説明
1 番組視聴システム
10 機器制御装置
11 変化検知部
12 人物特定部
13 人物情報記憶部
14 制御情報作成部
15 参照情報記憶部
16 機器制御部
20 テレビジョン装置
21,31 制御部
22 再生部
23 表示部
24 チューナ部
25 番組蓄積部
26,32 読出部
27 番組選択部
30 テレビジョン装置
33 録画部
34 記録媒体
40 視聴者
41 距離感情報テーブル
42 嗜好情報テーブル

Claims (15)

  1. 視聴者に対して番組を提供する番組提供機器を制御する機器制御装置であって、
    前記番組を視聴する視聴者の数の変化を検知する変化検知部と、
    前記変化検知部で前記視聴者の数の変化が検知された場合に、前記視聴者の数を変化させた人物を特定する人物特定部と、
    前記人物特定部で特定された人物の、少なくとも距離感情報を含む情報を参照して前記番組提供機器を含む機器を制御する制御情報を作成する制御情報作成部と、
    前記制御情報作成部で作成された制御情報にもとづいて、前記番組提供機器を含む機器を制御する機器制御部とを備えたことを特徴とする機器制御装置。
  2. 前記番組を視聴する視聴者それぞれについて、前記少なくとも距離感情報を含む情報を記憶する参照情報記憶部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の機器制御装置。
  3. 前記参照情報記憶部は、前記番組を視聴する視聴者それぞれについて、番組についての嗜好度情報を有し、
    前記制御情報作成部は、前記参照情報記憶部に記憶された、前記距離感情報および前記嗜好度情報にもとづいて前記番組提供機器を含む機器を制御する制御情報を作成することを特徴とする請求項2に記載の機器制御装置。
  4. 前記人物特定部が前記番組を視聴する視聴者それぞれを特定するための人物情報を記憶する人物情報記憶部を備え、
    前記人物特定部は、前記人物情報記憶部に記憶された人物情報にもとづいて、前記視聴者の数を変化させた人物を特定することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の機器制御装置。
  5. 前記距離感情報は、前記視聴者が前記番組を視聴したい意図の大きさを示す情報であることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の機器制御装置。
  6. 前記制御情報作成部は、前記人物特定部で特定された人物の距離感情報の値と所定の閾値とを比較し、前記距離感情報の値が前記所定の閾値よりも大きなときに、前記人物の前記距離感情報を反映させた制御情報を作成することを特徴とする請求項5に記載の機器制御装置。
  7. 前記制御情報作成部は、前記人物特定部で特定された人物の距離感情報の値と所定の閾値とを比較し、前記距離感情報の値が前記所定の閾値よりも小さいときは、制御情報の作成を行わないことを特徴とする請求項5に記載の機器制御装置。
  8. 前記変化検知部が、前記番組を視聴する視聴者の数が減ったことを検知し、
    前記人物特定部は、前記番組を視聴する視聴者の数を減らした人物を特定し、
    前記制御情報作成部は、前記番組を視聴する視聴者の数を減らした人物に対応する距離感情報の値と所定の閾値とを比較し、前記距離感情報の値が前記所定の閾値よりも大きなときに、前記番組提供装置で提供されている番組を録画するように、録画再生装置を制御する制御情報を作成することを特徴とする請求項6に記載の機器制御装置。
  9. 前記変化検知部が、前記番組を視聴する視聴者の数が減った後に、前記番組を視聴する視聴者の数が増えたことを検知した場合に、
    前記人物特定部は、前記番組を視聴する視聴者の数を減らした人物と、前記番組を視聴する視聴者の数を増やした人物とが一致するか否かを判定し、
    前記制御情報作成部は、前記人物特定部で人物が一致すると判定された場合に、前記録画再生装置に録画された番組の再生を開始させる制御情報を作成することを特徴とする請求項8に記載の機器制御装置。
  10. 前記制御情報作成部は、前記変化検知部で、前記番組を視聴する視聴者の数が減ったことが検知されたときの番組の位置から、前記番組の再生を開始させる制御情報を作成することを特徴とする請求項9に記載の機器制御装置。
  11. 前記変化検知部が、前記番組を視聴する視聴者の数が増えたことを検知し、
    前記人物特定部は、前記番組を視聴する視聴者の数を増やした人物を特定し、
    前記制御情報作成部は、前記番組を視聴する視聴者の数を増やした人物に対応する距離感情報の値と所定の閾値とを比較し、前記距離感情報の値が前記所定の閾値よりも大きな場合には、前記番組提供装置で提供される番組を、前記番組を視聴する視聴者の数を増やした人物の前記嗜好度情報を反映した番組に切り替えさせる制御情報を作成することを特徴とする請求項6に記載の機器制御装置。
  12. 前記変化検知部が、前記番組を視聴する視聴者の数が増えたことを検知し、
    前記人物特定部は、前記番組を視聴する視聴者の数を増やした人物を特定し、
    前記制御情報作成部は、前記番組を視聴する視聴者の数を増やした人物に対応する距離感情報の値と所定の閾値とを比較し、前記距離感情報の値が前記所定の閾値よりも小さい場合には、前記制御情報を作成しないことを特徴とする請求項7に記載の機器制御装置。
  13. 請求項8から請求項10までのいずれか1項に記載の機器制御装置と、
    前記機器制御装置の前記機器制御部から送信された制御情報にもとづいて、前記番組の録画を開始する録画部、および、前記機器制御装置の前記機器制御部から送信された制御情報にもとづいて、前記番組の再生を開始する読出部を有する録画再生装置とを備えたことを特徴とする番組視聴システム。
  14. 前記番組提供機器は、複数の番組が蓄積された番組蓄積部、前記機器制御装置の前記機器制御部から送信された制御情報にもとづいて、前記番組蓄積部に蓄積された番組の選択を行う番組選択部、前記番組選択部で選択された番組を再生する再生部、および、前記再生部で再生された番組を表示する表示部を有し、
    請求項6から請求項12までのいずれか1項に記載の機器制御装置を備えたことを特徴とする番組視聴システム。
  15. 視聴者に対して番組を提供する番組提供機器を制御する機器制御方法であって、
    前記番組を視聴する視聴者の数の変化を検知する変化検知ステップと、
    前記変化検知ステップで前記視聴者の数の変化が検知された場合に、前記視聴者の数を変化させた人物を特定する人物特定ステップと、
    前記人物特定ステップで特定された人物の、少なくとも距離感情報を含む情報を参照して前記番組提供機器を含む機器を制御する制御情報を作成する制御情報作成ステップと、
    前記制御情報作成ステップで作成された制御情報にもとづいて、前記番組提供機器を含む機器を制御する機器制御ステップとを備えたことを特徴とする機器制御方法。
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JP2018051648A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 大日本印刷株式会社 ロボット制御装置、ロボット、ロボット制御方法、及びプログラム

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