JP2006217092A - 無線通信システムの基地局でスリーステート信号を検出する方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線通信システムの基地局で、ネットワーク・スループットの最適化を目的とするスリーステート信号を検出する方法および装置を提供すること。
【解決手段】基地局(201)での受信信号からの、移動端末(202)が送信したのがACKか、NACKか、それともNULLかの判断は、受信信号の大きさに基づく加重判断コストの合計を最小にすることによりネットワーク・スループットを最大にする判断規則を順次適用して、3つの可能な送信シンボルの1つを連続して除去する(303、304、307)ことによりなされる。
【選択図】図3
【解決手段】基地局(201)での受信信号からの、移動端末(202)が送信したのがACKか、NACKか、それともNULLかの判断は、受信信号の大きさに基づく加重判断コストの合計を最小にすることによりネットワーク・スループットを最大にする判断規則を順次適用して、3つの可能な送信シンボルの1つを連続して除去する(303、304、307)ことによりなされる。
【選択図】図3
Description
本発明は無線通信に関し、より詳細には、無線通信システムの基地局で受信した信号の処理に関する。
CDMA2000標準により動作する無線通信システムでは、逆方向チャネルで肯定応答チャネルを使用して、ダウンリンクチャネルで送信されたデータ・パケットを移動端末が受信しているかどうか基地局に知らせる。移動端末は、ダウンリンク・データ・パケットを正常に回復しているときにはACKシンボル(+1)を、パケット・データを受信したがそれを正常に回復していないときにはNACK(−1)シンボルを、移動端末が何も受信せず、静止状態のままで、何も送信しないときにはNULLシンボル(0)を送信する。
したがって、かかるシステムの基地局受信機は、データ・パケットを再送信する必要があるかどうか判定するために、肯定応答チャネル上で送信されたシンボル(ACK、NACK、またはNULL)を回復する必要がある。したがって、そのような受信機は、移動端末により肯定応答チャネルで送信されているのが、ACKか、NACKか、それともNULLか判断するスリーステート検出器を含む。このスリーステート検出器の性能は、ネットワーク・スループットに直接影響を及ぼす。従来方式では、スリーステート検出器は、検出誤りの平均確率を最小にするように設計される。そのような検出器は、実際にはNACKが送信されたときにACKを検出する誤りを、実際にはACKが送信されたときにNACKを検出する誤りなどと同様に取り扱う。図1に、基地局受信機による受信信号「r」の応答信号の従来技術での処理を示す。図でわかるように、大きさRの信号「r」を受信した(ステップ101)後、Rが閾値T1より大きいかどうか判定される(ステップ102)。Rが閾値T1より大きい場合、送信されたシンボルはACKであると判断される(ステップ103)。Rが閾値T1以下である場合、Rは別の閾値T2と比較される(ステップ104)。RがT2より小さい場合、送信されたシンボルはNACKであると判断される(ステップ105)。しかしながら、RがT2より大きい場合は、送信されたシンボルはNULLであると判断される(ステップ106)。
不都合なことに、この従来技術の方法は、ネットワーク・スループットの点で最適なネットワーク性能を提供しない。したがって、ネットワーク・スループットの最適化を目的とするスリーステート検出器が求められている。
本発明の実施形態によれば、基地局での受信信号からの、移動端末が送信しているのがACKか、NACKか、それともNULLかの判断は、受信信号の大きさに基づく加重判断コストの合計を最小にすることによりネットワーク・スループットを最大にする判断規則を順次適用して、3つの可能な送信シンボルの1つを連続して除去することによりなされる。判断コストは、同じ、または異なるシンボルが実際に送信されたときに最も可能性の高い送信シンボルとして特定のシンボルを選択することによる全体の性能への影響に基づくものである。次いで、そのような各コストは、特定のシンボルが実際に送信された事前確率に、その受信の大きさに基づいて受信信号に対して行われた判断の事後条件付き確率を掛けたもので重み付けされる。
本発明は、マルチステート信号が送信され、全体的システム性能が判断誤りの異なる組合せにより異なる影響を受け、システム性能に対するコストがそのような判断誤りに起因して生じ得るどんな種類の通信システムでも適用され得る。
前述の本発明の実施形態は、誤りの種類ごとに検出誤りに伴う「コスト」を考慮することによりネットワーク・スループットを最適化しようとするものである。図2に、基地局201と移動端末202の間のデータ通信を示す。まず、移動端末202が、基地局201にデータを求める要求を送信する。次いで、基地局201が、それに応答して移動端末202にデータ・パケットを送信する。次いで、移動端末202が、それに応答して基地局201に、ACK、NACKまたはNULLを送信する。移動端末202がデータを正常に受信した(すなわち、パケットを受信し、パケットが巡回冗長検査[CRC]に合格した)場合、それはACKを送信する。CRCに合格しなかった場合、移動端末202は基地局にNACKを送信する。基地局201がデータ・パケット送信後にACKを受信した場合、それは新しいパケットを送信する。基地局201がNACKを受信した場合、それはパケット全体、またはその一部を再送信する。しばらくしても移動端末から何も受け取らなかった場合、基地局は、それをNULLとして取り扱い、パケット全体を再送信する。
どのシンボルが移動端末により実際に送信されたかを受信信号から検出する際の誤りに起因して、異なる「コスト」が生じ得る。例えば、移動端末がACKを送信したが、基地局受信機がそれをNACKまたはNULLとして検出した場合には、結果としてスループット低下という「コスト」が生じる。というのは、基地局は、NACKまたはNULLに応答して、移動端末に、移動端末がすでに持っているデータ・パケットを再送信することになるからである。これはリソースの無駄であり、基地局は移動端末に、移動端末が受信し直す必要のなかったデータ・パケットではなく、新しいデータ・パケットを送信することができるはずである。移動端末がNACKを送信し、基地局がそれをACKとして検出したときには、さらに悪い状況が生じる。その場合、基地局は、移動端末が送信データ・パケットを受信していると判断し、移動端末への新しいデータ・パケットの送信に移る。次いで、移動端末は、同期を失い、結局は、移動端末が同期を回復するために、基地局がはるかに多くのデータを送信することが必要になる。移動端末がNACKを送信し、基地局が受信信号をNULLとして検出した場合、NACKに対してパケット全体が送信されるのであれば、「損失」は生じない。しかしながら、基地局が、通常、NACKの受信時にはパケットの一部だけを送信し、NULLの受信時には完全なパケットを送信する場合には、スループットが影響を受ける。移動端末がNULLを送信し、基地局が受信信号をACKとして検出した場合で、基地局がすでに何かを送信したが、移動端末がそれを受信していなかった場合には、基地局は、それが送信したものが受信されたと想定して、新しいデータ・パケットを送信し、前述の同期問題を生じる。移動端末がNULLを送信し、基地局が受信信号をNACKとして検出した場合、基地局は、NULLおよびNACKの応答に際してのその基地局の方針に応じて、そのパケット全体、またはパケットの一部だけを再送信する。
エラーの種類ごとに、検出誤りに起因して、異なる「コスト」が生じ得る。したがって、前述のように、実際にはNACKが送信されたときにACKを検出することに伴う「コスト」は、実際にはACKが送信されたときにNACKを検出することに伴う「コスト」とは異なる。これらの「コスト」は、特定の誤りのネットワーク・スループットへの影響によって決まる。本発明のスリーステート検出器の実施形態によれば、その目的は、以下のリスクを最小にすることである。
上記の式では、以下の定義が適用される。
H0、H1、H2は、それぞれ、NULL、NACK、ACKの状態を表し、
P0、P1、P2は、それぞれ、H0、H1、H2での事前確率であり、
Cijは、実際にはシンボルHjが送信されたときに送信シンボルとしてHiを選択することに伴うコストである(i、j=0、1、2、Cijは[0,1]の範囲内にある)。
p(r|Hj)は、Hj(j=0、1、2)が送信されていることを条件とする受信(未処理)信号rの確率密度関数(PDF)であり、
Ziは、Hi(i=0、1、2)が選択された場合の観測空間の領域であり、その領域がリスクを最小化するように選択される。
H0、H1、H2は、それぞれ、NULL、NACK、ACKの状態を表し、
P0、P1、P2は、それぞれ、H0、H1、H2での事前確率であり、
Cijは、実際にはシンボルHjが送信されたときに送信シンボルとしてHiを選択することに伴うコストである(i、j=0、1、2、Cijは[0,1]の範囲内にある)。
p(r|Hj)は、Hj(j=0、1、2)が送信されていることを条件とする受信(未処理)信号rの確率密度関数(PDF)であり、
Ziは、Hi(i=0、1、2)が選択された場合の観測空間の領域であり、その領域がリスクを最小化するように選択される。
したがって、このリスクは、各可能な判断を行うことに伴う加重コストの合計である。これは、実際に同じまたは異なるシンボルが送信されたときに最も可能性の高い送信シンボルとしてシンボルを選択することに伴うコストに、特定のシンボルが送信された事前確率を掛け、受信信号の大きさが与えられた場合の送信シンボルに対する判断の事後条件付き確率を掛けたものの、検出シンボルと送信シンボルの各可能な組合せごとの、合計に等しい。このリスクを最小にすることにより、スループットが最大になる。
基地局で以下の判断規則を適用し、受信信号rの大きさRが与えられたものとして、どのシンボルが移動端末により送信されたか判断することにより、リスクが最小化されることを以下で数学的に示し得る。
式中、
は、X>Yの場合、判断はH2またはH0になるはずであり、そうでない場合は、H1またはH0になるはずであることを意味する。
式(2)、(3)、(4)では、尤度比Λ1(R)およびΛ2(R)は、以下のように定義される。
式(2)、(3)、(4)では、尤度比Λ1(R)およびΛ2(R)は、以下のように定義される。
これらの判断規則を大きさRの受信信号に順次適用することにより、比較ごとに、3つの可能な送信シンボルのセットから、1つの送信シンボルが可能な送信シンボルとして除去され得る。したがって、これらの判断規則の2つの適用後に、最も可能性の高い送信シンボルが判定され得る。さらに、このようにこれらの判断規則を適用することにより、誤った判断を行うことに伴うシステム・スループットに対するコストを考慮に入れるリスクが最小化される。
実際のシステム設計に判断規則を適用するに際しては、受信信号の大きさを、実際に送信された信号から逸脱させる干渉は、白色ガウス雑音(WGN)としてモデル化され得ると想定される。その場合、Λ1(R)およびΛ2(R)は以下により与えられる。
K1およびK2は、受信機の自動利得制御(AGC)設定などの要因を含めて、システム設計に依存する。K1およびK2は、以下により与えられる。
Transmitted_ACK_amplitude=+1かつTransmitted_NACK_amplitude=−1では、K2=−K1である。式(9)および(10)では、σ2 noiseは、他のユーザにより生じた熱雑音および干渉のエネルギーである。AGCgainもσ2 noiseも可測量である。したがって、r=Rの所与の受信信号レベルについて、尤度比、Λ1(R)およびΛ2(R)が計算され得る。
式(2)から(5)の判断規則で使用される表記法は、以下を定義することより簡略化される。
A1=P1(C01−C11)Λ1(R) (11)
A2=P0(C10−C00)+P2(C12−C02)Λ2(R) (12)
B1=P2(C02−C21)Λ2(R) (13)
B2=P0(C20−C00)+P1(C21−C01)Λ1(R) (14)
C1=P2(C12−C22)Λ2(R) (15)
C2=P0(C20−C10)+P1(C21−C11)Λ1(R) (16)
A1=P1(C01−C11)Λ1(R) (11)
A2=P0(C10−C00)+P2(C12−C02)Λ2(R) (12)
B1=P2(C02−C21)Λ2(R) (13)
B2=P0(C20−C00)+P1(C21−C01)Λ1(R) (14)
C1=P2(C12−C22)Λ2(R) (15)
C2=P0(C20−C10)+P1(C21−C11)Λ1(R) (16)
NULL、NACK、またはACKが、それぞれ、実際に送信されたときにNULL、NACK、またはACKを選択することに伴う「コスト」は、ゼロに等しいと想定され得るため、式(11)から(16)のC00、C11、C22を「0」に設定することができ、そのため、式(11)から(16)が以下のように簡略化される。
A1=P1C01Λ1(R) (17)
A2=P0C10+P2(C12−C02)Λ2(R) (18)
B1=P2(C02−C21)Λ2(R) (19)
B2=P0C20+P1(C21−C01)Λ1(R) (20)
C1=P2C12Λ2(R) (21)
C2=P0(C20−C10)+P1C21Λ1(R) (22)
A1=P1C01Λ1(R) (17)
A2=P0C10+P2(C12−C02)Λ2(R) (18)
B1=P2(C02−C21)Λ2(R) (19)
B2=P0C20+P1(C21−C01)Λ1(R) (20)
C1=P2C12Λ2(R) (21)
C2=P0(C20−C10)+P1C21Λ1(R) (22)
図3に、式(1)により定義されるリスクが最小になるように、式(2)から(5)で定義される判断規則を受信信号に順次適用して移動端末により送信された可能性の最も高いシンボルを判断する、本発明のスリーステート検出器の方法の実施形態を示す。ステップ301で、大きさRを持つ信号rを受信する。ステップ302で、A1、A2、B1、B2、C1、C2、が計算される。ステップ303で、式(2)で定義される判断規則を適用して、A1とA2が比較される。A1がA2より大きい場合、この判断規則により、可能な送信シンボルとしてNULLを除去することができ、送信シンボルの残りの可能な候補としてACKおよびNACKが残される。A1がA2以下である場合、この判断規則により、可能な送信シンボルとしてNACKを除去することができ、送信シンボルの残りの可能な候補としてACKおよびNULLが残される。ステップ303で、可能な送信シンボルとしてNACKが除去された場合、ステップ304で、残りの可能な候補、ACKおよびNULLに式(3)の判断規則が適用される。したがって、式(3)の判断規則に従ってB1とB2が互いに比較される。B1がB2より大きい場合、この式(3)の判断規則により、可能な送信シンボルとしてNULLが除去され、ステップ305で、最も可能性の高い送信シンボルの最終判断がACKであることになる。他方、B1がB2以下である場合、式(3)の判断規則により、可能な送信シンボルとしてACKが除去され、ステップ306で、最も可能性の高い送信シンボルの最終判断がNULLであることになる。ステップ303で、可能な送信シンボルとしてNULLが除去された場合、ステップ307で、式(4)の判断規則が適用されて、NACKとACKのどちらが最も可能性の高い送信信号であるか判断される。したがって、C1がC2より大きい場合、可能な送信信号としてNACKが除去され、ステップ305で、ACKが最も可能性の高い送信信号であると判定される。他方、C1がC2以下である場合、可能な送信信号としてACKが除去され、ステップ308で、NACKが最も可能性の高い送信信号であるという最終判断になる。
図4に、ステップ400での大きさRの受信入力信号rからのA1、A2、B1、B2、C1、C2の計算を示す。ステップ401で、K1を求める式(9)を用いて尤度比
が計算される。同様に、ステップ402で、K2を求める式(10)を用いて尤度比
が計算される。次いで、ステップ403、404、405で、それぞれ、式(17)、(20)、(22)に計算されたΛ1(R)を用いて、A1、B2、C2が求められる。同様に、ステップ406、407、408で、それぞれ、式(18)、(19)、(21)に計算されたΛ2(R)を用いて、A2、B1、C1が求められる。各誤り判断に関連付けられた、範囲[0,1]のコストCij、ならびに3つの送信シンボルのそれぞれに関連付けられた事前確率、P0、P1、P2が、システム・レベル・シミュレーションおよび/または実地の測定値に基づいてシステムにより供給される。
以上、例示的実施形態を参照して具体的発明について説明してきたが、この説明は、限定的な意味で解釈すべきものではない。以上のように本発明について説明してきたが、この説明を参照すれば、当分野の技術者には、本明細書に添付の特許請求の範囲に記載された本発明の精神から逸脱することなく、これらの例示的実施形態の様々な修正、ならびに本発明の別の実施形態が明らかになるであろうことを理解されたい。例えば、無線通信システムで移動端末から基地局に送信されたシンボルがACKか、NACKか、それともNULLか検出するスリーステート検出器の実施形態に関して説明したが、本発明は、マルチステートの信号が送信され、全体のシステム性能が判断誤りの異なる組合せにより異なる影響を受け、システム性能に対するコストがそのような判断誤りに起因して生じ得る、任意の種類の通信システムで適用され得る。さらに、スリーステート検出に関して説明したが、本発明は、任意のマルチステートシステムに容易に適用され得るはずである。したがって、本発明は、基地局、基地局制御装置および/または移動交換局、あるいはどんな種類のシステムで本発明が用いられるかに応じた他の場所といった、様々な場所で実施され得る。さらに、前述の発明を実施し、使用するのに必要とされる処理回路は、特定用途向け集積回路、ソフトウェア駆動処理回路、ファームウェア、プログラム可能論理デバイス、ハードウェア、あるいは本開示の恩恵を受ける分野の技術者であれば理解するはずの上記の構成要素の個々のコンポーネントまたはそれらの構成物として実施され得る。本明細書で図示し、説明した適用例に厳密に従わず、しかも本発明の範囲および精神から逸脱することなく、本発明での上記その他の様々な改変形態、構成物および方法が実施され得ることを、当分野の技術者は容易に理解するであろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の範囲内に含まれる任意のそのような改変形態または実施形態を包含するものであることが企図されている。
Claims (10)
- 受信信号から、複数の可能な送信シンボルの中で最も可能性の高い送信シンボルを判定する方法であって、
前記受信信号の大きさに基づく加重判断コストの合計を最小にすることによりネットワーク・スループットを最大にする複数の判断規則を前記受信に順次適用して、前記複数の可能な送信シンボルの少なくとも1つを前記判定された送信シンボルとして連続して除去するステップであって、前記判断コストが、同じ、または異なるシンボルが実際に送信されたときに特定のシンボルを最も可能性の高い送信シンボルとして選択することによる全体のスループット性能への影響に関連付けられているステップ
を特徴とする方法。 - 前記合計において、各コストが、特定のシンボルが実際に送信された事前確率に、その受信の大きさに基づいて前記受信信号に対して行われた判断の事後条件付き確率を掛けたもので重み付けされる請求項1に記載の方法。
- 前記可能な送信シンボルが、無線通信システムにおいて基地局が移動端末から受信したACK、NACKおよびNULLである請求項1に記載の方法。
- 各コストが0と1の間になるように正規化される請求項1に記載の方法。
- 送信シンボルが実際に送信されたときの該送信シンボルの判断コストがゼロである請求項4に記載の方法。
- 前記可能な送信シンボルの1つを表す信号を受信する手段(301)を含む、複数の可能な送信シンボルの中から最も可能性の高いシンボルを判定するマルチステート検出器であって、
前記受信信号の大きさに基づく加重判断コストの合計を最小にすることによりネットワーク・スループットを最大にする複数の判断規則を前記受信に順次適用して、前記複数の可能な送信シンボルの少なくとも1つを前記判定された送信シンボルとして連続して除去する手段(303、304、307)であって、前記判断コストが同じ、または異なるシンボルが実際に送信されたときに特定のシンボルを最も可能性の高い送信シンボルとして選択することによる全体のスループット性能への影響に関連付けられている手段
をさらに含むことを特徴とする検出器。 - 前記合計において、各コストが、特定のシンボルが実際に送信された事前確率に、その受信の大きさに基づいて前記受信信号に対して行われた判断の事後条件付き確率を掛けたもので重み付けされる請求項6に記載の検出器。
- 前記可能な送信シンボルが、無線通信システムにおいて基地局が移動端末から受信したACK、NACKおよびNULLである請求項6に記載の検出器。
- 各コストが0と1の間になるように正規化される請求項6に記載の検出器。
- 送信シンボルが実際に送信されたときの該送信シンボルの判断コストがゼロである請求項8に記載の検出器。
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JP2009505572A (ja) * | 2005-08-18 | 2009-02-05 | インターデイジタル テクノロジー コーポレーション | E−hich送信を検出し復号化するための無線通信方法および装置 |
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JP2009505572A (ja) * | 2005-08-18 | 2009-02-05 | インターデイジタル テクノロジー コーポレーション | E−hich送信を検出し復号化するための無線通信方法および装置 |
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US8286052B2 (en) | 2005-08-18 | 2012-10-09 | Interdigital Technology Corporation | Wireless communication method and apparatus for detecting and decoding enhanced dedicated channel hybrid automatic repeat request indicator channel transmissions |
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