JP2006213099A - トレーラー及びトレーラーの方向を転換する方法 - Google Patents

トレーラー及びトレーラーの方向を転換する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
比較的狭い場所で方向転換させることができるトレーラーを積載部の形状も通常のものと同様にすることができ、これにより積載物の形状や長さ、あるいは積載量に大きな制約を受けることがなく、なおかつ方向転換を従来よりもより簡単に短時間で行うことができるようにする。
【解決手段】
トレーラー(2)は、積載部(20)とその前後に設けてある走行車輪(21,22)を備えている。積載部(20)の下部には、方向転換させる際に、走行車輪(21,22)を路面(3)から浮かせた状態でトレーラー(2)を支えることができ、トレーラー(2)を水平方向に回転させる回転中心となる回転支持装置(23)が設けてある。
【選択図】 図3

Description

本発明は、トレーラー及びトレーラーの方向を転換する方法に関するものである。更に詳しくは、比較的狭い場所でもその場で方向転換させることを可能とし、また、方向転換を従来よりもより簡単に短時間で行うことができるトレーラー及びトレーラーの方向を転換する方法に関する。
大量の貨物を運搬したり長尺物や重量物の運搬を道路を利用して行うものとしてトレーラートラックが使用されている。トレーラートラックは、トラクター(牽引自動車)でトレーラー(被牽引車)を牽引する形式のものである。なお、トレーラーには、フルトレーラーとセミトレーラーがあり、フルトレーラーは前輪と後輪を有し、トレーラー単体で積載物の重量を支持できるものであり、セミトレーラーは後輪のみを有し、前部に連結されたトラクターも積載物の重量を保持するものである。
フルトレーラーとセミトレーラーには、その長さが20mにも達するものがある。このため、トレーラートラックを例えば逆方向に方向転換させる場合の旋回半径がきわめて大きくなり、運搬経路の設定に大きな制約を受けていた。
例えば、切り出した木材をトレーラーに積載して運搬するために伐採場にトレーラートラックを乗り入れる場合、トレーラートラックの方向転換を余儀なくされることがある。伐採場や林道などに広い場所があれば、そこまで移動し方向転換をしてくればよいが、その場合もそこまでの距離が遠ければ無駄な移動時間がかかり、燃料もその分だけ無駄に消費する。
また、もし方向転換ができる十分な広さの場所がなければ、乗り入れるトレーラーの大きさなどに制約を受けてしまい、効率的な運搬ができなかった。
そこで、比較的狭い場所においても、トレーラーを容易に方向転換させることができるものとして、例えば特許文献1記載のトレーラーが提案されている。
特許文献1に記載されたトレーラーは、トレーラーの前部と後部の両方に、トラクターまたは走行台車を連結する連結部を有し、方向転換を行う場合には、まずトレーラー本体を支持手段で支持し、その状態でトラクターと走行台車をトレーラー本体から離脱させ、それらをトレーラーの前後で入れ替えて逆方向に走行できるようにしたものである。
特開2001−334967
しかしながら、特許文献1に記載されたトレーラーには、次のような課題があった。
まず、トラクターと走行台車をトレーラーの前後で入れ替える構造であるために、トレーラーは前後で同じ構造にならざるを得ず、しかも両側に高床部が必要になる等、構造に制約を受けるため汎用性に欠ける課題がある。
また、トラクターと走行台車をトレーラーの前後で入れ替える作業において、トラクターについては自走が可能であるので移動の問題はない。しかし、自走ができず操舵機能も備えていない重量が数トンにもなる走行台車の移動は、明細書には人力で可能との記載はあるが、実際上は運転者の他に補助者がいたとしても極めて困難である。また、走行台車をトラクターで牽引する方法もあるが、作業が煩雑で長時間を要する。
(本発明の目的)
本発明の目的は、比較的狭い場所でもその場で方向転換させることができるトレーラーであって、従来のように構造に制約を受けることがなく汎用性にも優れたトレーラー及びトレーラーの方向を転換する方法を提供することである。
本発明の他の目的は、方向転換を従来よりもより簡単に短時間で行うことができるトレーラー及びトレーラーの方向を転換する方法を提供することである。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
回転支持装置を備えており、回転支持装置は、トレーラーを方向転換させる際に全部の走行車輪を路面から浮かせた状態でトレーラーを支えることができると共にトレーラーを水平方向に回転させる回転中心となるよう構成されていることを特徴とする、
トレーラーである。
第2の発明にあっては、
回転支持装置が油圧シリンダーを含み、トレーラーを支えるときの垂直方向とトレーラーが走行するときの収容方向の間で角度が調節できるよう構成されていることを特徴とする、
第1の発明に係るトレーラーである。
第3の発明にあっては、
方向転換が可能なトレーラーに使用する回転支持装置であって、
トレーラーに基部を回動可能に取り付ける手段を有する油圧シリンダーを備えており、油圧シリンダーのロッド先端部には接地部材を備えており、油圧シリンダーの取付側と接地部材とは、相対的に軸周方向に回転できるよう構成されていることを特徴とする、
トレーラーに使用する回転支持装置である。
第4の発明にあっては、
トレーラーを方向転換させる際に、トラクターをトレーラーから離脱させ、トレーラーを水平方向に回転させる回転中心となる回転支持装置によって全部の走行車輪を路面から浮かせて支え、トレーラーを水平方向に回転させて所要方向へ向け、前部にトラクターを連結して方向を転換することを特徴とする、
トレーラーの方向を転換する方法である。
トレーラーの形式は、フルトレーラーでもよいし、セミトレーラーでもよい。
回転支持装置が油圧シリンダーを有する場合、油圧シリンダーに作動油を送る油圧ポンプの駆動は、トレーラーに設けられたエンジン(ガソリンエンジンやディーゼルエンジン)により行ってもよいし、電動モーターで行ってもよい。また、トレーラーやトラクタに備わっている油圧系によって直接行ってもよい。
回転支持装置の水平方向の位置を調節することができるようにしてもよい。これによれば、積載物による多少の重心の移動にも対応することができるので、トレーラーに積載物を積載したままで方向転換することが可能になる。
(作用)
本発明に係るトレーラーの作用を説明する。なお、ここでは、本発明の各構成要件のそれぞれに、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与し説明するが、この符号の付与は、あくまで説明の理解を助けるためであって各構成要件の上記各部への限定を意味するものではない。
トレーラートラックを運搬経路において逆方向に方向転換させる際には、まず例えばトレーラー(2)の長さと同じ幅を有する場所(空き地や道路)に移動する。なお、一方側がトレーラー(2)をオーバーハングさせることができ、邪魔になるものもない場所などであれば、必ずしも路面がその広さを有していなくてもよい。
その場所のほぼ中心部にトレーラー(2)を停止させ、フルトレーラーの場合はトラクター(1)をトレーラー(2)から離脱させる。トラクター(1)は、トレーラー(2)の水平方向の回転(旋回)に邪魔にならない離れた位置に停車させておく。また、セミトレーラーの場合は、車輪が設けられていないトラクターの連結側を支持部材で支えるようにする。
上記いずれの場合もトレーラー(2)の回転支持装置(23)によってトレーラー(2)を上昇させ、全車輪(21,22)が路面から若干浮くようにする。回転支持装置(23)はあらかじめバランスをとることができる位置に設けてあるため、その状態を維持できる。
トレーラー(2)の一端側の側部を押すようにして、トレーラー(2)を回転支持装置(23)を中心として水平方向に回転させる。トレーラー(2)は重量物ではあるが、回転支持装置(23)で回転可能に支えられているだけなので、回転方向の抵抗はそれほど大きくはなく、運転者一人でも比較的容易に回転させることができる。
このようにして、トレーラー(2)を180°回転させたところで回転を停止させる。回転支持装置(23)を操作してトレーラー(2)を下降させて全車輪(21,22)を路面(3)に接地させる。そして、トラクター(1)を移動させてトレーラー(2)の前部に連結し、トレーラー(2)すなわちトレーラートラックの方向転換が完了する。
本発明によれば、油圧シリンダーなどの回転支持装置は、トレーラーを支持するものであるので、積載部の下部に設けることができる。従って、積載部の構造に制約を受けず、通常のものと同様につくることが可能であるなど、汎用性にも優れる。
また、トレーラーを方向転換させる際に、運転者一人でも容易に回転させることができ、更には従来のように車輪まで移動させるというような煩雑な作業を必要としないので、作業を簡単に短時間で行うことができる。
本発明を図に示した実施例に基づき詳細に説明する。
図1本発明に係るトレーラーを有するトレーラートラックの概略側面図、
図2はトレーラーに設けられた回転支持装置の構造を示す側面視説明図である。
トレーラートラックTは、牽引自動車であるトラクター1と、トラクター1で牽引されるトレーラー2で構成されている。トラクター1は、自身も後部に積載部10を有する形式のものである。
トレーラー2はフルトレーラーであり、積載部20の前後両側の下部に走行車輪21、22が設けてある。積載部20の前端部には、トラクター1を連結するための連結部材24が、基部を上下方向へ回動可能に取り付けて設けてある。連結部材24は、吊具28によって積載部20から吊り下げてある。吊具28は、チェーンとターンバックルで構成され、ターンバックルを回して連結部材24の角度すなわち先端の連結位置の高さを調節することができる。
積載部20のうち、走行車輪21、22のほぼ中間部の底部側には、回転支持装置23が設けてある。回転支持装置23は、使用時には走行車輪21、22を路面から浮かせた状態でトレーラーを支えることができると共に、トレーラーを水平方向に回転させる回転中心となるものである。回転支持装置23は、このようにしたときにバランスをとることができる位置に設けてある。
ここで回転支持装置23の構造を詳しく説明する(図2参照)。
回転支持装置23は、可動体230、設定用油圧シリンダー231、支持用油圧シリンダー232及び接地盤233を有している。
可動体230は、積載部20の底部に、基部をピン234で回動可能に軸支して設けてある。可動体230の側部と積載部20の底部との間には、設定用油圧シリンダー231が設けてある。設定用油圧シリンダー231の基部は積載部20にピン235により回動可能に接続され、ロッド先端部は可動体230にピン236により回動可能に接続されている。
支持用油圧シリンダー232は、可動体230の下部側にボルト・ナット237により固着されている。支持用油圧シリンダー232のロッド先端部には、円板状の取着体238が固着してある。取着体238には、やや厚い調整体239を介在させて、円板状の接地盤233が複数のボルト240で固着してある。なお、上記調整体239を、例えば前後で厚みの異なるものに替えて傾斜地での接地に好適なようにすることもできる。
支持用油圧シリンダー232は、ロッドとシリンダー部が相互に軸周方向へ回転できる構造である。この構造によれば、支持用油圧シリンダー232を可動体230を介し積載部20に取り付けたときには、取付側であるシリンダー部及び可動体230と接地盤233とは、相対的に軸周方向に回転できる。
支持用油圧シリンダー232は、設定用油圧シリンダー231のロッドが縮んだ状態では、方向が水平に近くなり(図1参照)、トレーラー2の走行の邪魔にならないようになっている。また、設定用油圧シリンダー231のロッドが伸びた状態では、方向が垂直になる(図2参照)。なお、支持用油圧シリンダー232のロッドは、トレーラーを支持するとき以外は縮ませてあり、支持用油圧シリンダー232が垂直方向になるよう回動させるときに、接地盤233が路面に接触して回動できなくなることがないようにしている。
設定用油圧シリンダー231と支持用油圧シリンダー232は、積載部20に設けられた油圧ポンプ25から送られる作動油により動作する。油圧ポンプ25は、バッテリーで動作する電動モータ26により駆動される。なお、支持用油圧シリンダー232を回動させる手段は、上記設定用油圧シリンダー231に限定されるものではなく、例えばチェーンとターンバックルを組み合わせて支持用油圧シリンダー232の下部を吊設した構造など、他の調節手段を採用することもできる。
図3はトレーラートラックの方向転換を行う手順を示す説明図で、(a)は方向転換位置で停車した状態、(b)はトラクターが離脱しトレーラーを上昇させている状態、(c)はトレーラーを水平方向に180°回転させた状態、(d)はトレーラーを接地させトラクターを連結した状態の説明図である。
(作用)
図1ないし図3を参照してトレーラー2の作用及び方向転換の方法を説明する。
(1)トレーラートラックTを走行させ、例えば運搬経路において逆方向に方向転換させる際には、まず例えばトレーラー2の長さと同じ幅を有する場所(空き地や道路)に移動する(図3(a)参照)。なお、一方側がトレーラー2をオーバーハングさせることができ、邪魔になるものもない場所などであれば、少なくともトラクター1がトレーラー2と離合できれば、必ずしも路面が上記広さを有していなくてもよい。
(2)その場所のほぼ中心部にトレーラー2を停止させ、トラクター1をトレーラー2から離脱させる(図3(b)参照)。トラクター1は、トレーラー2の水平方向の回転に邪魔にならない離れた位置に停車させておく。
(3)運転者がトレーラー2の回転支持装置23を動作させ、設定用油圧シリンダー231のロッドを伸ばし、支持用油圧シリンダー232を垂直にする。そして、支持用油圧シリンダー232のロッドを伸ばして接地盤233を路面3に接地させ、更にロッドを伸ばして積載部20を上昇させ、前後の走行車輪21、22が路面3から若干浮くようにする。これにより、トレーラー2は、支持用油圧シリンダー232だけで水平方向に回転可能な状態で支えられている。
(4)運転者がトレーラー2の一端側の側部を押すようにして、回転支持装置である支持用油圧シリンダー232を中心として水平方向に回転させる。支持用油圧シリンダー232は、接地盤233とロッドが路面3に固定され、ロッドを中心としてシリンダー部と可動体230が積載部20と共に回転する。トレーラー2は重量物ではあるが、回転方向の抵抗はそれほど大きくはなく、運転者一人でも比較的容易に回転させることができる。
(5)トレーラー2を180°回転させたところで回転を停止させる。支持用油圧シリンダー232のロッドを縮め、積載部20を下降させて走行車輪21、22を路面3に接地させる。そして、トラクター1を移動させてトレーラー2前部の連結部材24に連結し、トレーラートラックTの方向転換を完了する。なお、路面の傾斜や凹凸の状態によっては、トラクター1の連結部とトレーラー2の連結部材24の高さが合わない場合がある。この場合は吊具28によって連結部材24の角度を調節し、合わせるようにする。
図4は本発明に係るトレーラーの第2の実施の形態を示す側面視説明図である。
トレーラー2aはセミトレーラーであり、トレーラー2と相違して、積載部20aの前部に走行車輪は有しておらず、後部側のみに走行車輪22が設けられている。前部側には、支脚27が設けてある。支脚27は、トラクター1が離脱するときには、積載部20aを水平に支持できるようにしてあり、走行の際には邪魔にならないように上方へ収容されるようになっている。
回転支持装置23、油圧ポンプ25及び電動モータ26などは、トレーラー2と同様に設けてある。これらは、トレーラー2のものと同様に作用する。
(作用)
図4を参照してトレーラー2aの作用及び方向転換の方法を説明する。なお、上記トレーラー2の作用と同様の部分は、説明を省略または簡単にし、異なる点を主に説明する。
(1)トレーラートラック(図示省略)を運搬経路において逆方向に方向転換させる際には、まず例えばトレーラー2aの長さと同じ幅を有する場所(空き地や道路)に移動する。
(2)その場所のほぼ中心部にトレーラー2aを停止させ、支脚27を垂直にして積載部20aを水平な状態で支える。
(3)トラクターをトレーラー2aから離脱させる。トラクターは、トレーラー2aの水平方向の回転に邪魔にならない離れた位置に停車させておく。
(4)運転者がトレーラー2aの回転支持装置23を動作させ、積載部20aを上昇させて、支脚27と後部の走行車輪22が路面3から若干浮くようにする。これにより、トレーラー2aは、支持用油圧シリンダー232だけで水平方向に回転可能に支えられている。
(5)運転者がトレーラー2aの一端側の側部を押すようにして支持用油圧シリンダー232を中心として水平方向に回転させる。
(6)トレーラー2aを180°回転させたところで回転を停止させ、支持用油圧シリンダー232のロッドを縮め、積載部20aを下降させて支脚27と走行車輪22を路面3に接地させる。そして、トラクターを移動させてトレーラー2aの前部に連結し、最後に支脚27を上方へ収容し、トレーラートラックTの方向転換を完了する。
図5は本発明に係るトレーラーの第3の実施の形態を示す側面視説明図である。
なお、図5において、上記トレーラー2と同一または同等箇所には同一の符号を付して示し、構造について重複する説明は省略する。
トレーラー2bはフルトレーラーであり、トレーラー2と相違して、積載部20の後部側に、木材の積み降ろし作業用のクレーン4を備えている。また、符号29は、停止部材である。停止部材29は、積載部20の左右両側に三本ずつ等間隔で立設されている。
各部の作用、使用方法については、クレーン4を使用して木材の積み降ろし作業をすることができ、停止部材29の作用で木材を高く積むことができる点を除いては、上記トレーラー2と同様であるので、説明は省略する。
なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまで説明上のものであって限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示されている実施の形態に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
本発明に係るトレーラーを有するトレーラートラックの概略側面図。 トレーラーに設けられた回転支持装置の構造を示す側面視説明図。 トレーラートラックの方向転換を行う手順を示す説明図で、(a)は方向転換位置で停車した状態、(b)はトラクターが離脱しトレーラーを上昇させている状態、(c)はトレーラーを水平方向に180°回転させた状態、(d)はトレーラーを接地させトラクターを連結した状態の説明図。 本発明に係るトレーラーの第2の実施の形態を示す側面視説明図。 本発明に係るトレーラーの第3の実施の形態を示す側面視説明図。
符号の説明
T トレーラートラック
1 トラクター
10 積載部
2 トレーラー
20 積載部
21 走行車輪
22 走行車輪
23 回転支持装置
230 可動体
231 設定用油圧シリンダー
232 支持用油圧シリンダー
233 接地盤
234 ピン
235 ピン
236 ピン
237 ボルト・ナット
238 取着体
239 調整体
240 ボルト
24 連結部材
25 油圧ポンプ
26 電動モータ
27 支脚
28 吊具
2a トレーラー
20a 積載部
4 クレーン
3 路面
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
本発明に係るトレーラーは、回転支持装置を備えており、回転支持装置は、トレーラーを方向転換させる際に全部の走行車輪を路面から浮かせた状態でトレーラーを支えることができると共にトレーラーを水平方向に回転させる回転中心となるよう構成されていることを特徴とするものである。
本発明に係るトレーラーは、回転支持装置が油圧シリンダーを含み、トレーラーを支えるときの垂直方向とトレーラーが走行するときの収容方向の間で角度が調節できるよう構成されていることを特徴とするものである。
本発明に係るトレーラーに使用する回転支持装置は、方向転換が可能なトレーラーに使用する回転支持装置であって、
トレーラーに基部を回動可能に取り付ける手段を有する油圧シリンダーを備えており、油圧シリンダーのロッド先端部には接地部材を備えており、油圧シリンダーの取付側と接地部材とは、相対的に軸周方向に回転できるよう構成されていることを特徴とするものである。
本発明に係るトレーラーの方向を転換する方法は、トレーラーを方向転換させる際に、トラクターをトレーラーから離脱させ、トレーラーを水平方向に回転させる回転中心となる回転支持装置によって全部の走行車輪を路面から浮かせて支え、トレーラーを水平方向に回転させて所要方向へ向け、前部にトラクターを連結して方向を転換することを特徴とするものである。

Claims (4)

  1. 回転支持装置(23)を備えており、回転支持装置(23)は、トレーラー(2)を方向転換させる際に全部の走行車輪を路面から浮かせた状態でトレーラー(2)を支えることができると共にトレーラー(2)を水平方向に回転させる回転中心となるよう構成されていることを特徴とする、
    トレーラー。
  2. 回転支持装置が油圧シリンダー(232)を含み、トレーラー(2)を支えるときの垂直方向とトレーラー(2)が走行するときの収容方向の間で角度が調節できるよう構成されていることを特徴とする、
    請求項1記載のトレーラー。
  3. 方向転換が可能なトレーラーに使用する回転支持装置(23)であって、
    トレーラー(2)に基部を回動可能に取り付ける手段を有する油圧シリンダー(232)を備えており、油圧シリンダー(232)のロッド先端部には接地部材(233)を備えており、油圧シリンダー(232)の取付側と接地部材(233)とは、相対的に軸周方向に回転できるよう構成されていることを特徴とする、
    トレーラーに使用する回転支持装置。
  4. トレーラー(2,2a)を方向転換させる際に、トラクター(1)をトレーラー(2,2a)から離脱させ、トレーラー(2,2a)を水平方向に回転させる回転中心となる回転支持装置(23)によって全部の走行車輪(21,22)を路面(3)から浮かせて支え、トレーラー(2,2a)を水平方向に回転させて所要方向へ向け、前部にトラクター(1)を連結して方向を転換することを特徴とする、
    トレーラーの方向を転換する方法。
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