JP2006211252A - 基地局装置、通信端末装置及びリソース割り当て方法 - Google Patents

基地局装置、通信端末装置及びリソース割り当て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 1の基地局装置と複数の通信端末装置とがOFDM方式の無線通信を行うシステムにおいて、上りトラフィックの上限を超えない範囲で最も精度の高い報告値を使用すること。
【解決手段】 報告値データ量算出部151は、上りトラフィックの上限から現在の上り通信チャネルトラフィックの総計を減算して受信品質報告用に使用可能なトラフィック量を算出し、このトラフィック量に比例する、単位時間当たりに送信可能な報告値(受信品質情報)のデータ量を算出する。ブロック数設定部152は、報告値データ量、報告値1個当たりのビット数、ユーザ数に基づいてサブキャリアブロック数を設定する。スケジューリング部153は、ブロック数設定部152が設定した数のサブキャリアブロック毎に、受信品質情報に基づいてデータ送信先の通信端末装置を割り当て、通信端末装置毎に送信データの変調方式及び符号化率を決定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、OFDM方式の無線通信に使用される基地局装置、通信端末装置及びリソース割り当て方法に関する。
3GPPにて標準化されたHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)では、通信端末装置がサブキャリア毎にSIR(希望波対干渉波比)等の受信品質を測定して基地局装置へ報告し、基地局装置が複数の通信端末装置から報告を受けた受信品質、通信端末装置のQoS(Quality Of Service)情報等に基づいて無線リソースを割り当てる。
ここで、CDMA方式で通信されるHSDPA方式をOFDM方式を用いて高性能化する場合を考える。OFDM方式の無線通信の場合には周波数方向に数百から千程度のサブキャリアのリソースがあることから、この場合のリソース割り当てには、受信品質測定結果を示す報告値のデータ量が膨大になるという課題がある。特別な工夫をしない場合は、LサブキャリアをMビットの情報で送信した場合は、L×Mビットが必要で、N人が1[ms]周期で送信するとL×M×N[kbps]と数十メガbpsのオーダとなり、通信回線を圧迫することになってしまう。
この課題を解決するものとして、従来からいくつかの提案がなされている。例えば、非特許文献1では、所定数のサブキャリアをまとめたサブキャリアブロックごとに受信品質の平均値を報告することにより報告の為のビット数を低減している。例えば、10個のサブキャリアを1つのサブキャリアブロックとしてまとめると、報告値のデータ量を10分の1に削減することができる。
ただし、サブキャリアブロック中の各サブキャリアの受信品質にはばらつきがあることから、サブキャリアブロックごとに受信品質の平均値を報告すると、サブキャリア毎に受信品質を報告する場合に比べて精度が悪くなる。
また、下り回線で通信を行う通信端末装置の数が少ない等、上り回線のトラフィック量が少ない場合には、上り回線で使用する通信チャネルに余裕があり、各通信端末装置がサブキャリア毎に受信品質を報告しても、通信回線を圧迫しない。
(RCS26) 周波数スケジューリングを用いたMC−CDMAシステム 原 嘉孝・川端 孝史・段 勁松・関口 高志 (三菱電機)
しかしながら、上記非特許文献1の方法では、上り回線のトラフィック量を考慮せず、常に所定数のサブキャリアをまとめたサブキャリアブロックごとに受信品質の平均値を報告しているので、上り回線で使用する通信チャネルに余裕がある場合でも精度が悪い報告値に基づいてリソース割り当てを行い、スループットが低下してしまうという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、上りトラフィックの上限を超えない範囲で最も精度の高い報告値を使用して下り回線の通信を行うことができる基地局装置、通信端末装置及びリソース割り当て方法を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明の基地局装置は、複数の通信端末装置とOFDM方式の無線通信を行う基地局装置であって、単位時間当たりに前記各通信端末装置から送信可能な報告値のデータ量である報告値データ量を算出する報告値データ量算出手段と、前記報告値データ量、報告値1個当たりのビット数及びユーザ数に基づいてサブキャリアブロック数を設定するブロック数設定手段と、前記ブロック数設定手段が設定した数のサブキャリアブロック毎に前記各通信端末装置が算出した受信品質平均値を示す受信品質情報を復調する復調手段と、前記ブロック数設定手段が設定した数のサブキャリアブロック毎に、前記受信品質情報に基づいてリソース割当てを行うスケジューリング手段と、を具備する構成を採る。
本発明の通信端末装置は、通信相手の基地局装置からサブキャリアブロック数を示す情報を受信して復調する受信手段と、受信信号の受信品質をサブキャリア毎に測定する受信品質測定手段と、前記基地局装置が設定した数のサブキャリアブロック毎に、前記サブキャリアの受信品質を平均化し、受信品質平均値を示す受信品質情報を生成する報告値生成手段と、前記報告値生成手段が生成した受信品質情報を前記基地局装置に送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明のリソース割り当て方法は、1の基地局装置と複数の通信端末装置とがOFDM方式の無線通信を行うシステムにおけるリソース割り当て方法であって、前記基地局装置が、単位時間当たりに前記各通信端末装置から送信可能な報告値のデータ量である報告値データ量を算出する工程と、前記報告値データ量、報告値1個当たりのビット数及びユーザ数に基づいてサブキャリアブロック数を設定する工程と、設定したサブキャリアブロック数を示す情報を前記各通信端末装置に送信する工程と、を具備し、前記各通信端末装置が、サブキャリア毎に受信品質を測定する工程と、前記基地局装置が設定した数のサブキャリアブロック毎に、前記サブキャリアの受信品質を平均化し、受信品質平均値を示す受信品質情報を生成する工程と、前記生成した受信品質情報を前記基地局装置に送信する工程と、を具備し、前記基地局装置が、前記設定した数のサブキャリアブロック毎に、前記受信品質情報に基づいてデータ送信先の通信端末装置を割り当て、通信端末装置毎に送信データの変調方式及び符号化率を決定する工程と、を具備する方法を採る。
本発明によれば、通信端末装置間の品質の比較が可能となるので、受信品質の報告の為のビット数を低減し、かつ、全てのサブキャリアに対して通信端末装置を割り当てることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る基地局装置の構成について図1のブロック図を用いて説明する。図1の基地局装置100は、複数の通信端末装置と同時に無線通信を行う。各通信端末装置は、サブキャリア毎に受信品質を測定し、基地局装置100から指示された数のサブキャリアブロック毎に受信品質を平均化し、各サブキャリアブロックの受信品質平均値を示す情報(以下、「受信品質情報」という)を基地局装置100に報告する。
共用器102は、アンテナ101に受信された信号を無線受信部103に出力する。また、共用器102は、無線送信部159から出力された信号をアンテナ101から無線送信する。
無線受信部103は、共用器102から出力された無線周波数の受信信号をベースバンド信号に変換してFFT部104に出力する。FFT部104は、受信ベースバンド信号に対してフーリエ変換を行い、フーリエ変換後の信号を復調部105に出力する。
復調部105は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、フーリエ変換後の受信ベースバンド信号に対して復調、誤り訂正復号等の処理を行い、受信データを得る。また、復調部105は、受信信号に含まれる受信品質情報を分離し、スケジューリング部153に出力する。
報告値データ量算出部151は、上りトラフィックの上限から現在の上り通信チャネルトラフィックの総計を減算して受信品質報告用に使用可能なトラフィック量を算出し、このトラフィック量に比例する、単位時間当たりに送信可能な報告値(受信品質情報)のデータ量(以下、「報告値データ量」という)Xを算出し、これをブロック数設定部152に出力する。
ブロック数設定部152は、報告値1個当たりのビット数Mを予め記憶し、報告値データ量X及び下り回線で通信中の通信端末装置の数(ユーザ数)Nを入力し、以下の式(1)によりサブキャリアブロック数Bを設定する。そして、ブロック数設定部152は、設定したサブキャリアブロック数を示す情報(以下、「ブロック数情報」という)をスケジューリング部153及び変調部155に出力する。
B=X/(M×N) ・・・(1)
スケジューリング部153は、受信品質情報及びブロック数情報に基づいて、サブキャリアブロック毎にデータ送信先の通信端末装置を割り当て、通信端末装置毎に送信データの変調方式及び符号化率を決定する(リソース割り当て)。
なお、変調方式及び符号化率の決定方法の一例として以下のものがある。まず、変調方式及び符号化率をパラメータとして受信SIR対誤り率特性を測定し、所望の誤り率を実現するSIRと変調方式及び符号化率のテーブルを用意する。通信中は、受信SIRを測定し、それに対応する変調方式及び符号化率を選択する。
スケジューリング部153は、リソース割り当てを行った後、通信端末装置毎に、データ送信に用いるサブキャリア、変調方式及び符号化率を示す情報(以下、「割り当て情報」という)を変調部156に出力する。また、スケジューリング部153は、変調方式及び符号化率を変調部154に指示し、多重部157に入力される信号の多重の順番を多重部157に指示する。
変調部154は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、スケジューリング部153の指示に従って、各通信端末装置への送信データに対して誤り訂正符号化、変調を行って多重部157に出力する。変調部155は、ブロック数情報に対して誤り訂正符号化、変調を行って多重部157に出力する。変調部156は、割り当て情報に対して誤り訂正符号化、変調を行って多重部157に出力する。
多重部157は、スケジューリング部153の指示に従って、変調部154、変調部155及び変調部156の各出力信号を多重し、IFFT部158に出力する。
IFFT部158は、多重部157の出力信号に対して逆フーリエ変換を行い、逆フーリエ変換後の信号を無線送信部159に出力する。無線送信部159は、IFFT部158から出力されたベースバンド信号を無線周波数の信号に変換して共用器102に出力する。
次に、本実施の形態に係る通信端末装置の構成について図2のブロック図を用いて説明する。図2の通信端末装置200は、図1に示した基地局装置100と無線通信を行い、割り当て情報、ブロック数情報を含む無線信号を受信する。
共用器202は、アンテナ201に受信された信号を無線受信部203に出力する。また、共用器202は、無線送信部255から出力された信号をアンテナ201から無線送信する。
無線受信部203は、共用器202から出力された無線周波数の受信信号をベースバンド信号に変換してFFT部204に出力する。FFT部204は、受信ベースバンド信号に対してフーリエ変換を行い、フーリエ変換後の、割り当て情報に示されたサブキャリアの信号を復調部205に出力する。
復調部205は、フーリエ変換後の受信ベースバンド信号に対して復調、誤り訂正復号等の処理を行い、受信データを得る。また、復調部205は、受信信号に含まれる割り当て情報を分離し、FFT部204に出力する。また、復調部205は、受信信号に含まれるブロック数情報を分離し、報告値生成部207に出力する。また、復調部205は、復調処理の過程で得られる希望波電力、干渉波電力等の受信品質測定に必要な情報を受信品質測定部206に出力する。
受信品質測定部206は、復調部205から出力された情報に基づいて受信品質をサブキャリア毎に測定し、測定した受信品質を示す情報を報告値生成部207に出力する。
報告値生成部207は、ブロック数情報によって示される数に応じて複数のサブキャリアをサブキャリアブロックにまとめ、受信品質測定部206にて測定された受信品質をサブキャリアブロック毎に平均化し、各サブキャリアブロックの受信品質平均値を示す受信品質情報を生成する。例えば、通信端末装置が、周波数が低いサブキャリアから順にサブキャリア#1からサブキャリア#100までの100本のサブキャリアを用いて通信し、ブロック数情報によって示されるサブキャリアブロックの数が「10」である場合、報告値生成部207は、サブキャリア#1からサブキャリア#10の受信品質を平均化してサブキャリアブロック#1の受信品質平均値を得る。同様に、サブキャリア#(10×n−9)からサブキャリア#(10×n)の受信品質を平均化してサブキャリアブロック#nの受信品質平均値を得る(nは1から10までの自然数)。報告値生成部207は、生成した受信品質情報を変調部252に出力する。なお、サブキャリア数がブロック数情報によって示されるサブキャリアブロック数以下である場合には、報告値生成部207は、平均化を行わず、各サブキャリアの受信品質を示す受信品質情報を生成する。
変調部251は、基地局装置100に送信するデータに対して誤り訂正符号化、変調を行って多重部253に出力する。変調部252は、受信品質情報に対して誤り訂正符号化、変調を行って多重部253に出力する。
多重部253は、変調部251及び変調部252の出力信号を多重し、IFFT254に出力する。IFFT部254は、多重部253の出力信号に対して逆フーリエ変換を行い、逆フーリエ変換後の信号を無線送信部255に出力する。無線送信部255は、IFFT部254から出力されたベースバンド信号を無線周波数の信号に変換して共用器202に出力する。
次に、本実施の形態に係る基地局装置及び通信端末装置の動作順序について図3のシーケンス図を用いて説明する。なお、図3では、基地局装置(BTS)が、2つの通信端末装置(MS#1、MS#2)と同時に通信を行っているものする。
まず、基地局装置は、報告値1個当たりのビット数、報告値データ量及びユーザ数に基づいてサブキャリアブロック数を設定し(S301)、設定したサブキャリアブロック数を示すブロック数情報を各通信端末装置に送信する(S302)。
各通信端末装置は、受信品質を測定し(S303)、受信したブロック数情報に示される数のサブキャリアブロック毎に受信品質を平均化し(S304)、各サブキャリアブロックの受信品質平均値を示す受信品質情報を基地局装置に送信する(S305)。
基地局装置は、ブロック数情報に示される数のサブキャリアブロック毎に、各通信端末装置から受信した受信品質情報に基づいてリソース割り当てを行い(S306)、リソース割り当て結果を示す割り当て情報を各通信端末装置に送信し(S307)、リソース割り当てによって決定したサブキャリアを用いて各通信端末装置にデータを送信する(S308、S309)。
各通信端末装置は、受信信号に対して、割り当て情報に示されたサブキャリアについてフーリエ変換を行い、受信データを得る(S310)。
このように、本実施の形態によれば、報告値データ量、報告値1個当たりのビット数及びユーザ数に基づいてサブキャリアブロック数を制御することができるので、上りトラフィックの上限を超えない範囲で最も精度の高い報告値を使用して下り回線の通信を行うことができる。
(実施の形態2)
上記実施の形態1では、報告値1個当たりのビット数を固定し、サブキャリアブロック数を制御する場合について説明したが、本発明の実施の形態2では、サブキャリアブロック数を固定し、報告値1個当たりのビット数を制御する場合について説明する。
図4は、本実施の形態に係る基地局装置の構成を示すブロック図である。なお、図4の基地局装置400において、図1に示した基地局装置100と共通する構成には、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。図4の基地局装置400は、図1に示した基地局装置100と比較して、ブロック数設定部152を削除し、報告値ビット数設定部452を追加する構成を採る。
図4の基地局装置400は、複数の通信端末装置と同時に無線通信を行う。各通信端末装置は、サブキャリア毎に受信品質を測定し、サブキャリアブロック毎に受信品質を平均化し、各サブキャリアブロックの受信品質平均値を示す情報(以下、「受信品質情報」という)を、基地局装置400から指示されたビット数で生成して基地局装置400に報告する。
報告値データ量算出部151は、実施の形態1と同様に報告値データ量Xを算出し、これを報告値ビット数設定部452に出力する。
報告値ビット数設定部452は、サブキャリアブロック数Bを予め記憶し、報告値データ量X及び下り回線で通信中の通信端末装置の数(ユーザ数)Nを入力し、以下の式(2)により報告値1個当たりのビット数Mを設定する。そして、報告値ビット数設定部452は、設定した報告値1個当たりのビット数を示す情報(以下、「報告値ビット数情報」という)をスケジューリング部153及び変調部155に出力する。
M=X/(B×N) ・・・(2)
スケジューリング部153は、報告値ビット数情報に示されるビット数で生成された受信品質情報に基づいて、サブキャリアブロック毎にデータ送信先の通信端末装置を割り当て、通信端末装置毎に送信データの変調方式及び符号化率を決定する(リソース割り当て)。
変調部155は、報告値ビット数情報に対して誤り訂正符号化、変調を行って多重部157に出力する。
図5は、本実施の形態に係る通信端末装置の構成を示すブロック図である。なお、図5の通信端末装置500において、図2に示した通信端末装置200と共通する構成には、図2と同一の符号を付し、説明を省略する。図5の通信端末装置500は、報告値生成部507の作用が、図2の通信端末装置200の報告値生成部207のものと異なる。
復調部205は、受信信号に含まれる報告値ビット数情報を分離し、報告値生成部507に出力する。
報告値生成部507は、複数のサブキャリアをサブキャリアブロックにまとめ、受信品質測定部206にて測定された受信品質をサブキャリアブロック毎に平均化する。そして、報告値生成部507は、各サブキャリアブロックの受信品質平均値を示す受信品質情報を、報告値ビット数情報によって示されるビット数で生成する。報告値生成部507は、生成した受信品質情報を変調部252に出力する。
このように、本実施の形態によれば、報告値データ量、サブキャリアブロック数及びユーザ数に基づいて報告値1個当たりのビット数を制御することができるので、上りトラフィックの上限を超えない範囲で最も精度の高い報告値を使用して下り回線で通信を行うことができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3では、サブキャリアブロック数及び報告値1個当たりのビット数を固定とし、通信端末装置が報告値を送信する間隔を制御する場合について説明する。
図6は、本実施の形態に係る基地局装置の構成を示すブロック図である。なお、図6の基地局装置600において、図1に示した基地局装置100と共通する構成には、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。図6の基地局装置600は、図1に示した基地局装置100と比較して、ブロック数設定部152を削除し、送信間隔設定部652を追加する構成を採る。
図6の基地局装置600は、複数の通信端末装置と同時に無線通信を行う。各通信端末装置は、サブキャリア毎に受信品質を測定し、サブキャリアブロック毎に受信品質を平均化し、各サブキャリアブロックの受信品質平均値を示す情報(以下、「受信品質情報」という)を、基地局装置600から指示された送信間隔で基地局装置600に報告する。
報告値データ量算出部151は、実施の形態1と同様に報告値データ量Xを算出し、これを送信間隔設定部652に出力する。
送信間隔設定部652は、サブキャリアブロック数B及び報告値1個当たりのビット数Mを予め記憶し、報告値データ量X及び下り回線で通信中の通信端末装置の数(ユーザ数)Nを入力し、以下の式(3)により送信間隔Tを設定する。そして、送信間隔設定部652は、設定した送信間隔を示す情報(以下、「送信間隔情報」という)をスケジューリング部153及び変調部155に出力する。
T=(B×M×N)/X・・・(3)
スケジューリング部153は、送信間隔情報に示される間隔で通信端末装置から送信される受信品質情報に基づいて、サブキャリアブロック毎にデータ送信先の通信端末装置を割り当て、通信端末装置毎に送信データの変調方式及び符号化率を決定する(リソース割り当て)。
変調部155は、送信間隔情報に対して誤り訂正符号化、変調を行って多重部157に出力する。
図7は、本実施の形態に係る通信端末装置の構成を示すブロック図である。なお、図7の通信端末装置700において、図2に示した通信端末装置200と共通する構成には、図2と同一の符号を付し、説明を省略する。図7の通信端末装置700は、報告値生成部707の作用が、図2の通信端末装置200の報告値生成部207のものと異なる。
復調部205は、受信信号に含まれる送信間隔情報を分離し、報告値生成部707に出力する。
報告値生成部707は、送信間隔情報によって示される送信間隔で、複数のサブキャリアをサブキャリアブロックにまとめ、受信品質測定部206にて測定された受信品質をサブキャリアブロック毎に平均化する。そして、報告値生成部707は、各サブキャリアブロックの受信品質平均値を示す受信品質情報を生成する。報告値生成部707は、生成した受信品質情報を変調部252に出力する。
このように、本実施の形態によれば、報告値データ量、サブキャリアブロック数、報告値1個当たりのビット数及びユーザ数に基づいて報告値の送信間隔を制御することができるので、上りトラフィックの上限を超えない範囲で最も精度の高い報告値を使用して下り回線の通信を行うことができる。
本発明は、OFDM方式の無線通信を行う基地局装置、通信端末装置に用いるに好適である。
本発明の実施の形態1に係る基地局装置の構成を示すブロック図 上記実施の形態に係る通信端末装置の構成を示すブロック図 上記実施の形態に係る基地局装置及び通信端末装置の動作順序を示すシーケンス図 本発明の実施の形態2に係る基地局装置の構成を示すブロック図 上記実施の形態に係る通信端末装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る基地局装置の構成を示すブロック図 上記実施の形態に係る通信端末装置の構成を示すブロック図
符号の説明
100、400、600 基地局装置
104 FFT部
105 復調部
151 報告値データ量算出部
152 ブロック数設定部
153 スケジューリング部
154、155、156 変調部
157 多重部
158 IFFT部
200、500、700 通信端末装置
204 FFT部
205 復調部
206 受信品質測定部
207、507、707 報告値生成部
251、252 変調部
253 多重部
254 IFFT部
452 報告値ビット数設定部
652 送信間隔設定部

Claims (9)

  1. 複数の通信端末装置とOFDM方式の無線通信を行う基地局装置であって、
    単位時間当たりに前記各通信端末装置から送信可能な報告値のデータ量である報告値データ量を算出する報告値データ量算出手段と、
    前記報告値データ量、報告値1個当たりのビット数及びユーザ数に基づいてサブキャリアブロック数を設定するブロック数設定手段と、
    前記ブロック数設定手段が設定した数のサブキャリアブロック毎に前記各通信端末装置が算出した受信品質平均値を示す受信品質情報を復調する復調手段と、
    前記ブロック数設定手段が設定した数のサブキャリアブロック毎に、前記受信品質情報に基づいてリソース割当てを行うスケジューリング手段と、を具備する基地局装置。
  2. 複数の通信端末装置とOFDM方式の無線通信を行う基地局装置であって、
    単位時間当たりに前記各通信端末装置から送信可能な報告値のデータ量である報告値データ量を算出する報告値データ量算出手段と、
    前記報告値データ量、サブキャリアブロック数及びユーザ数に基づいて報告値1個当たりのビット数を設定する報告値ビット数設定手段と、
    前記各通信端末装置がサブキャリアブロック毎に算出した受信品質平均値を示す情報であって、前記報告値ビット数設定手段が設定したビット数で生成された受信品質情報を復調する復調手段と、
    サブキャリアブロック毎に前記受信品質情報に基づいてリソース割当てを行うスケジューリング手段と、を具備する基地局装置。
  3. 複数の通信端末装置とOFDM方式の無線通信を行う基地局装置であって、
    単位時間当たりに前記各通信端末装置から送信可能な報告値のデータ量である報告値データ量を算出する報告値データ量算出手段と、
    前記報告値データ量、サブキャリアブロック数、報告値1個当たりのビット数及びユーザ数に基づいて報告値の送信間隔を設定する送信間隔設定手段と、
    前記各通信端末装置がサブキャリアブロック毎に算出した受信品質平均値を示す情報であって、前記送信間隔設定手段が設定した送信間隔で生成された受信品質情報を復調する復調手段と、
    サブキャリアブロック毎に前記受信品質情報に基づいてリソース割当てを行うスケジューリング手段と、を具備する基地局装置。
  4. 通信相手の基地局装置からサブキャリアブロック数を示す情報を受信して復調する受信手段と、
    受信信号の受信品質をサブキャリア毎に測定する受信品質測定手段と、
    前記基地局装置が設定した数のサブキャリアブロック毎に、前記サブキャリアの受信品質を平均化し、受信品質平均値を示す受信品質情報を生成する報告値生成手段と、
    前記報告値生成手段が生成した受信品質情報を前記基地局装置に送信する送信手段と、を具備する通信端末装置。
  5. 通信相手の基地局装置から報告値1個当たりのビット数を示す情報を受信して復調する受信手段と、
    受信信号の受信品質をサブキャリア毎に測定する受信品質測定手段と、
    サブキャリアブロック毎に前記サブキャリアの受信品質を平均化し、前記基地局装置が設定した報告値1個当たりのビット数で受信品質平均値を示す受信品質情報を生成する報告値生成手段と、
    前記報告値生成手段が生成した受信品質情報を前記基地局装置に送信する送信手段と、を具備する通信端末装置。
  6. 通信相手の基地局装置から報告値の送信間隔を示す情報を受信して復調する受信手段と、
    受信信号の受信品質をサブキャリア毎に測定する受信品質測定手段と、
    前記基地局装置が設定した送信間隔で、サブキャリアブロック毎に前記サブキャリアの受信品質を平均化し、受信品質平均値を示す受信品質情報を生成する報告値生成手段と、
    前記報告値生成手段が生成した受信品質情報を前記基地局装置に送信する送信手段と、を具備する通信端末装置。
  7. 1の基地局装置と複数の通信端末装置とがOFDM方式の無線通信を行うシステムにおけるリソース割り当て方法であって、
    前記基地局装置が、単位時間当たりに前記各通信端末装置から送信可能な報告値のデータ量である報告値データ量を算出する工程と、前記報告値データ量、報告値1個当たりのビット数及びユーザ数に基づいてサブキャリアブロック数を設定する工程と、設定したサブキャリアブロック数を示す情報を前記各通信端末装置に送信する工程と、を具備し、
    前記各通信端末装置が、サブキャリア毎に受信品質を測定する工程と、前記基地局装置が設定した数のサブキャリアブロック毎に、前記サブキャリアの受信品質を平均化し、受信品質平均値を示す受信品質情報を生成する工程と、前記生成した受信品質情報を前記基地局装置に送信する工程と、を具備し、
    前記基地局装置が、前記設定した数のサブキャリアブロック毎に、前記受信品質情報に基づいてデータ送信先の通信端末装置を割り当て、通信端末装置毎に送信データの変調方式及び符号化率を決定する工程と、を具備するリソース割り当て方法。
  8. 1の基地局装置と複数の通信端末装置とがOFDM方式の無線通信を行うシステムにおけるリソース割り当て方法であって、
    前記基地局装置が、単位時間当たりに前記各通信端末装置から送信可能な報告値のデータ量である報告値データ量を算出する工程と、前記報告値データ量、サブキャリアブロック数及びユーザ数に基づいて報告値1個当たりのビット数を設定する工程と、設定した報告値1個当たりのビット数を示す情報を前記各通信端末装置に送信する工程と、を具備し、
    前記各通信端末装置が、サブキャリア毎に受信品質を測定する工程と、前記サブキャリアの受信品質を平均化し、前記基地局装置が設定した報告値1個当たりのビット数で受信品質平均値を示す受信品質情報を生成する工程と、前記生成した受信品質情報を前記基地局装置に送信する工程と、を具備し、
    前記基地局装置が、サブキャリアブロック毎に前記受信品質情報に基づいてデータ送信先の通信端末装置を割り当て、通信端末装置毎に送信データの変調方式及び符号化率を決定する工程と、を具備するリソース割り当て方法。
  9. 1の基地局装置と複数の通信端末装置とがOFDM方式の無線通信を行うシステムにおけるリソース割り当て方法であって、
    前記基地局装置が、単位時間当たりに前記各通信端末装置から送信可能な報告値のデータ量である報告値データ量を算出する工程と、前記報告値データ量、サブキャリアブロック数、報告値1個当たりのビット数及びユーザ数に基づいて報告値の送信間隔を設定する工程と、設定した送信間隔を示す情報を前記各通信端末装置に送信する工程と、を具備し、
    前記各通信端末装置が、サブキャリア毎に受信品質を測定する工程と、前記基地局装置が設定した送信間隔で前記サブキャリアの受信品質を平均化し、受信品質平均値を示す受信品質情報を生成する工程と、前記生成した受信品質情報を前記基地局装置に送信する工程と、を具備し、
    前記基地局装置が、サブキャリアブロック毎に前記受信品質情報に基づいてデータ送信先の通信端末装置を割り当て、通信端末装置毎に送信データの変調方式及び符号化率を決定する工程と、を具備するリソース割り当て方法。
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