JP2006211086A - 増幅器 - Google Patents

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JP2006211086A JP2005017934A JP2005017934A JP2006211086A JP 2006211086 A JP2006211086 A JP 2006211086A JP 2005017934 A JP2005017934 A JP 2005017934A JP 2005017934 A JP2005017934 A JP 2005017934A JP 2006211086 A JP2006211086 A JP 2006211086A
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Abstract

【課題】 低電力かつ低歪みの増幅器をトランジスタにより実装する。
【解決手段】 ベースBから入力信号(入力電圧Vin)が入力され、コレクタCから出力信号が出力されるトランジスタ10と、一次側巻線20aおよび二次側巻線20bを有するトランス20とを備え、一次側巻線20aがキャパシタ12および抵抗14を介してトランジスタ10のエミッタEに接続され、二次側巻線20bがキャパシタ16を介してトランジスタ10のコレクタCに接続され、二次側巻線20bの極性が一次側巻線20aの極性と反転している増幅器1によれば、トランジスタ10のエミッタEから見た負荷を大きくすることができるため、低電力かつ低歪みの増幅が可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は増幅器に関する。
従来より、スペクトラムアナライザなどにバッファアンプが使用されている。バッファアンプは、トランジスタにより実装される。具体的には、(1)エミッタフォロワ、(2)エミッタ接地コレクタ出力(例えば、特許文献1の図8を参照)が考えられる。
特開2001−326540号公報(図8を参照)
しかしながら、エミッタフォロワによるアンプはゲインが小さい。エミッタ接地コレクタ出力によるアンプはゲインが大きいものの、歪みが大きく、しかも大電流をながさなければばらない。
そこで、本発明は、低電力かつ低歪みの増幅器をトランジスタにより実装すること課題とする。
本発明にかかる増幅器は、ベースから入力信号が入力され、コレクタから出力信号が出力されるトランジスタと、一次側が前記トランジスタのエミッタに接続され、二次側が前記トランジスタのコレクタに接続され、前記二次側の極性が前記一次側の極性と反転しているトランスとを備えるように構成される。
上記のように構成された増幅器によれば、トランジスタは、ベースから入力信号が入力され、コレクタから出力信号が出力される。トランスは、一次側が前記トランジスタのエミッタに接続され、二次側が前記トランジスタのコレクタに接続され、前記二次側の極性が前記一次側の極性と反転している。
また、本発明にかかる増幅器は、ベースから入力信号が入力される入力段トランジスタと、前記入力段トランジスタのコレクタにエミッタが接続され、コレクタから出力信号が出力される出力段トランジスタと、一次側が前記入力段トランジスタのエミッタに接続され、二次側が前記出力段トランジスタのコレクタに接続され、前記二次側の極性が前記一次側の極性と反転しているトランスとを備えるように構成される。
上記のように構成された増幅器によれば、入力段トランジスタは、ベースから入力信号が入力される。出力段トランジスタは、前記入力段トランジスタのコレクタにエミッタが接続され、コレクタから出力信号が出力される。トランスは、一次側が前記入力段トランジスタのエミッタに接続され、二次側が前記出力段トランジスタのコレクタに接続され、前記二次側の極性が前記一次側の極性と反転している。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
第一の実施形態
図1は、本発明の第一の実施形態にかかる増幅器1の回路図である。増幅器1は、トランジスタ10、キャパシタ12、抵抗14、キャパシタ16、トランス20、キャパシタ32、出力抵抗34、チョークコイル42、44、抵抗46を備える。増幅器1は、入力電圧Vinを増幅し、出力電圧Voutを出力する。
トランジスタ10は、ベースB、コレクタC、エミッタEを有する。ベースBには入力電圧Vinを有する入力信号が与えられる。コレクタCからは出力信号が出力される。
キャパシタ12は、その一端がトランジスタ10のエミッタEに接続される。抵抗14は、抵抗値がRである。抵抗14の一端が、キャパシタ12の他端に接続される。キャパシタ16は、その一端がコレクタCに接続される。
トランス20は、一次側巻線20a、二次側巻線20bを有する。一次側巻線20aの巻き数:二次側巻線20bの巻き数=1:Nである。
一次側巻線20aの一端は、抵抗14の他端に接続される。一次側巻線20aの他端は、接地される。一次側巻線20aの一端は、一次側巻線20aの他端よりも電位が高い。一次側巻線20aの一端は、キャパシタ12および抵抗14を介して、トランジスタ10のエミッタEに接続されているといえる。
二次側巻線20bの一端は、キャパシタ16の他端に接続される。二次側巻線20bの他端は、接地される。二次側巻線20bの一端は、二次側巻線20bの他端よりも電位が低い。これは、二次側巻線20bの極性が、一次側巻線20aの極性と反転していることを意味する。二次側巻線20bの一端は、キャパシタ16を介して、トランジスタ10のコレクタCに接続されているといえる。
キャパシタ32は、その一端がキャパシタ16の他端および二次側巻線20bの一端に接続される。
出力抵抗34は、その一端がキャパシタ32の他端に接続される。また、出力抵抗34は、その他端が接地される。なお、出力抵抗34の抵抗値はZloadである。また、出力抵抗34の両端間の電圧が出力電圧Voutである。
チョークコイル42は、その一端がトランジスタ10のコレクタCに接続される。チョークコイル42の他端は、正電圧(+V)に接続されている。
チョークコイル44は、その一端がトランジスタ10のエミッタEに接続される。チョークコイル44の他端は、抵抗46を介して、負電圧(−V)に接続されている。
次に、第一の実施形態の動作を説明する。
まず、トランジスタ10のベースBに入力電圧Vinを有する入力信号が与えられる。すると、エミッタEから電流が、キャパシタ12および抵抗14を介して、トランス20の一次側巻線20aに与えられる。すると、トランス20の二次側巻線20bの両端間には、一次側巻線20aの両端間の電圧のN倍の電圧が発生する。
ここで、接地電位を0Vとすると、一次側巻線20aの一端P1の電位はVin/2となる。また、二次側巻線20bの一端P2の電位はN・Vin/2となる。
また、出力抵抗34の一端の電位はVoutとなる。すると、出力抵抗34の一端からキャパシタ32を介して電流が流れる。キャパシタ32の一端P4からキャパシタ16、トランジスタ10、キャパシタ12および抵抗14と流れる電流をIとすれば、キャパシタ32の一端P4から二次側巻線20bの一端P2に流れる電流はI/Nとなる。よって、抵抗34の一端からキャパシタ32を介して流れる電流は(N+1/N)Iとなる。
ここで、増幅器1の出力インピーダンスをZoutとすれば、Zout = Zloadである。Zloadは、P4の電位(=P2の電位)=N・Vin/2を、抵抗34の一端からキャパシタ32を介して流れる電流=(N+1/N)Iで割った値となる。
よって、Zout = Zload = (N・Vin/2)/((N+1/N)I) = (N2Vin)/(2I(N+1))となる。I = (Vin/2)/Rなので、Zout = Zload = (N2Vin)/(2I(N+1))
= (N2Vin)/(2((Vin/2)/R)(N+1)) = (N2R)/(N+1)となる。
例えば、N=2,Zout = Zload = 50Ωとする。すると、50 = 4R/3なので、R = 37.5Ωとなる。すると、トランジスタ10のエミッタEから見た負荷は、2R = 75Ωとなる。よって、エミッタEから見た負荷を、出力インピーダンスZoutよりも大きくとることができる。
第一の実施形態によれば、トランジスタ10のエミッタEから見た負荷を大きくすることができる。よって、トランジスタ10に流す電流が小さくても、高い電圧の出力信号(電圧Vout)を得ることができる。すなわち、増幅器1に与える電力が低くても、ゲインを大きくすることができる。
しかも、トランジスタ10に流す電流が小さいということは、トランジスタ10に流す電流とトランジスタ10から出力される電圧との関係が線形を保って歪まない部分を利用できるということを意味する。トランジスタ10に流す電流が大きければ、電圧が非線形となり歪む。よって、増幅器1の出力の歪みが低い。
第二の実施形態
第二の実施形態にかかる増幅器1は、(入力段)トランジスタ10の他に、出力段トランジスタ11を備える点が、第一の実施形態にかかる増幅器1と異なる。
図2は、本発明の第二の実施形態にかかる増幅器1の回路図である。増幅器1は、(入力段)トランジスタ10、出力段トランジスタ11、キャパシタ12、抵抗14、キャパシタ16、トランス20、キャパシタ32、出力抵抗34、チョークコイル42、44、抵抗46、キャパシタ52、抵抗54、56、58を備える。以下、第一の実施形態と同様な部分は同一の番号を付して説明を省略する。
(入力段)トランジスタ10は、ベースB、コレクタC、エミッタEを有する。ベースBには入力電圧Vinを有する入力信号が与えられる。
出力段トランジスタ11は、ベースB、コレクタC、エミッタEを有する。出力段トランジスタ11のエミッタEは、(入力段)トランジスタ10のコレクタCに接続される。出力段トランジスタ11のコレクタCからは出力信号が出力される。出力段トランジスタ11のベースBは、キャパシタ52を介して、接地される。
抵抗54は、その一端が出力段トランジスタ11のベースBに接続される。抵抗54の他端は、正電圧(+V)に接続されている。
抵抗56は、その一端が(入力段)トランジスタ10のベースBに接続される。抵抗56の他端は、負電圧(−V)に接続されている。
抵抗58は、(入力段)トランジスタ10のベースBと出力段トランジスタ11のベースBとを接続する。
キャパシタ12および抵抗14は、第一の実施形態と同様であり説明を省略する。キャパシタ16は、その一端が出力段トランジスタ11のコレクタCに接続される。
トランス20は、一次側巻線20a、二次側巻線20bを有する。一次側巻線20aの巻き数:二次側巻線20bの巻き数=1:Nである。
一次側巻線20aは第一の実施形態と同様であり説明を省略する。二次側巻線20bも第一の実施形態とほぼ同様である。ただし、二次側巻線20bの一端は、キャパシタ16を介して、出力段トランジスタ11のコレクタCに接続されているといえる。
キャパシタ32および出力抵抗34は、第一の実施形態と同様であり説明を省略する。
チョークコイル42は、その一端が出力段トランジスタ11のコレクタCに接続される。チョークコイル42の他端は、正電圧(+V)に接続されている。
チョークコイル44は、第一の実施形態と同様であり説明を省略する。
次に、第二の実施形態の動作を説明する。
まず、(入力段)トランジスタ10のベースBに入力電圧Vinを有する入力信号が与えられる。すると、(入力段)トランジスタ10のエミッタEから電流が、キャパシタ12および抵抗14を介して、トランス20の一次側巻線20aに与えられる。すると、トランス20の二次側巻線20bの両端間には、一次側巻線20aの両端間の電圧のN倍の電圧が発生する。
また、出力抵抗34の一端の電位はVoutとなる。すると、出力抵抗34の一端からキャパシタ32を介して電流が流れる。
ここで、第一の実施形態と同様に、(入力段)トランジスタ10のエミッタEから見た負荷を、出力インピーダンスZoutよりも大きくとることができる。
第二の実施形態によれば、第一の実施形態と同様の効果を奏する。しかも、増幅器1の入力信号と出力信号とのアイソレーションが第一の実施形態よりも向上する。さらに、増幅器1の出力の歪みが、第一の実施形態の場合よりも低い。
本発明の第一の実施形態にかかる増幅器1の回路図である。 本発明の第二の実施形態にかかる増幅器1の回路図である。
符号の説明
1 増幅器
10 (入力段)トランジスタ
11 出力段トランジスタ
B ベース
C コレクタ
E エミッタ
20 トランス
20a 一次側巻線
20b 二次側巻線
N 巻き数の比
Vin 入力電圧
Vout 出力電圧
Zload 出力抵抗34の抵抗値
Zout 増幅器1の出力インピーダンス

Claims (2)

  1. ベースから入力信号が入力され、コレクタから出力信号が出力されるトランジスタと、
    一次側が前記トランジスタのエミッタに接続され、二次側が前記トランジスタのコレクタに接続され、前記二次側の極性が前記一次側の極性と反転しているトランスと、
    を備えた増幅器。
  2. ベースから入力信号が入力される入力段トランジスタと、
    前記入力段トランジスタのコレクタにエミッタが接続され、コレクタから出力信号が出力される出力段トランジスタと、
    一次側が前記入力段トランジスタのエミッタに接続され、二次側が前記出力段トランジスタのコレクタに接続され、前記二次側の極性が前記一次側の極性と反転しているトランスと、
    を備えた増幅器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010056860A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Icom Inc 低雑音増幅器
JP5421923B2 (ja) * 2008-10-06 2014-02-19 国立大学法人大阪大学 ノイズジェネレータ、及び確率共振素子

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JP2010056860A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Icom Inc 低雑音増幅器
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