JP2006209912A - 記録再生型光ディスクの同期合わせ方法及び装置及び基準クロック生成回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】シンク位置を限定した精度の高いマスクを掛けることで、より信頼性の高い記録再生型光ディスクのウォブルシンク検出方法及び装置を提供する。
【解決手段】ウォブル信号の位相検波出力と所定のシンクパターンとを比較してWDUの先頭のシンクの検出フラグを出力する先頭フラグ検出器と、ウォブルクロックに基づいて、ウォブル波の2周期で1周期となる2周期クロックを得る手段と、ウォブル信号の変調に伴って変化している位相エッジを検出する位相エッジ検出部と、検出した位相エッジを集合しエッジ分散度から、周期性をもつシンクの出現位相を設定し、2周期クロックのいずれか一方の半周期の位相で、シンク先頭特定パルスを出力する手段と、このシンク先頭特定パルスと、前記検出フラグの論理積をとる論理回路と、リセットパルスでリセットされるカウンタとを有する。
【選択図】 図6
【解決手段】ウォブル信号の位相検波出力と所定のシンクパターンとを比較してWDUの先頭のシンクの検出フラグを出力する先頭フラグ検出器と、ウォブルクロックに基づいて、ウォブル波の2周期で1周期となる2周期クロックを得る手段と、ウォブル信号の変調に伴って変化している位相エッジを検出する位相エッジ検出部と、検出した位相エッジを集合しエッジ分散度から、周期性をもつシンクの出現位相を設定し、2周期クロックのいずれか一方の半周期の位相で、シンク先頭特定パルスを出力する手段と、このシンク先頭特定パルスと、前記検出フラグの論理積をとる論理回路と、リセットパルスでリセットされるカウンタとを有する。
【選択図】 図6
Description
この発明は、記録再生型光ディスクの同期合わせ方法及び装置及び基準クロック成生回路に関するもので、特にその検出精度を向上したものである。
光ディスクのトラックに対して物理的なアドレスを形成する方式としてウォブルアドレスコーディング方式がある。ウォブルアドレスコーディング方式とは、記録再生型光ディスクのトラックに埋め込まれた物理アドレスを読み出し、記録・再生位置を確定する方式である。
ここでは、トラックは、スパイラル状であり、グループとランドが半径方向に交互に位置し、グルーブに情報が記録される。情報記録層としては、レーザビームが照射されるにより相変化する物質が用いられている。ここで、記録装置は、トラックの物理的な位置を認識し、適切な欠陥の無い物理アドレスに情報を記録する必要がある。物理アドレスを付与する単位として、トラックの区切りとしてセグメントが設定されている。そしてこのセグメントに物理セグメントアドレスを付与するために、上記のグルーブの側壁がアドレスデータで位相変調されている。したがって、光学的な再生手段により、前記ウォブルに対応したウォブル信号を再生し、このウォブル信号の変調部分を復調し、復調データから、物理セグメントアドレスを検出することができる。つまり、ウォブル信号から、ウォブル同期信号(以下「シンク」)とアドレス情報信号(以下「アドレス変調符号」)を検出し、アドレス情報信号を復調している。特許文献1の場合は、検出窓の生成を行い、ウォブル信号の検出のために、位相比較結果や搬送波にマスク処理を施している。また特許文献2の場合は、ウォブル周波数とビット周波数とが整数関係にあり、ウォブル信号から位相ロックループによりビット周期で位相情報を得て、ビットアドレスを検出している。
特開2001−319428号公報
特開平9−326138号公報
ウォブル信号からアドレス変調符号を検出するためには、アドレス信号処理回路が、正確に上記のシンクを検出する必要がある。しかしながら、近年のように記録密度が高密度化すると、シンク検出動作においてエラー発生率が多くなり、その改善が望まれている。
つまり、従来技術においては、ノイズや伝達特性などの影響によりウォブル信号が崩れ真のシンクが検出されないことがある。また従来の技術では、逆にアドレス変調符号がシンクと類似したパターンになった場合、これを「偽シンク」として検出してしまう場合がある。シンク位置を特定する検出窓ゲートの設定により偽シンク検出を排除しようとしても、誤検出パターンがシンクと同じ周期で出現した場合、窓ゲートの解除は行われず真のシンクを検出できず、迷走状態に陥ることがある。
また、崩れた真のシンクも検出できるように、厳密な完全一致判定ではなく軟判定を行うと(たとえば「判定区間中の一箇所の不一致は許容する」など)、シンクの崩れ方によっては真のシンク位置より時間的に前後にズレて検出されてしまう場合がある。
そこで、本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、まず、精度の高い基準クロックを生成する、そして、この基準クロックを用いシンク位置を限定したマスクを掛けることで、より信頼性の高い記録再生型光ディスクの同期合わせ方法及び装置を提供することを目的とする。
この発明の一面では、光ディスクより再生したウォブル信号を用いて、前記光ディスクに記録されている情報を再生するための基準となるクロックを得る基準クロック生成回路であって、光ディスクより再生したウォブル信号を位相検波する手段と、前記位相検波出力(PLL)を用いて、前記ウォブル信号に同期したウォブルクロックを発生するウォブルクロック生成部と、ウォブルクロックに基づいて、ウォブル波の2周期で1周期となる2周期クロックを得る手段と、前記位相検波出力を用いて、前記ウォブル信号の変調に伴って変化している位相エッジを検出する位相エッジ検出部と、検出した位相エッジを集合し、前記2周期クロックのいずれか一方の半周期の位相の内、エッジの分散度が集中している位相を特定し、この位相に合ったパルスを出力するパルス生成手段と、を有する。
上記の手段により、まず、基準クロックは、ウォブルの1波ずれの精度まで高まる。それ故、シンク先頭の検出精度もウォブル1波ずれの精度まで高まり、カウンタのカウント値でサンプルされるアドレス情報が確実に得られるようになる。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態を説明する。図1はウォブル変調規則を説明するための図である。図1(a)、図1(b)に示すように、無変調のウォブルをNPW(通常ウォブルとの位相差0°)と定義し、変調させたウォブルをIPW(通常ウォブルとの位相差180°)と定義する。これらNPWとIPWとを組み合わせることでシンクやアドレス変調符号を表すことができる。ここでNPW(Normal Phase Wobble)からIPW(Invert Phase Wobble)にウォブルが変化する点、およびIPWからNPWにウォブルが変化する点を以下「位相エッジ」と呼ぶ。
図2は、は物理アドレスの構造を説明するために示した図である。記録再生型光ディスクの物理アドレス情報はWAP(Wobble Address in Periodic position)と称される記録長単位毎に1つずつ埋め込まれている。HD DVD−R(高品位のビデオ信号を追記して書き込むことが可能な光ディスク)における物理アドレス情報の内訳は、セグメント情報「Segment Information」、物理セグメントブロックアドレス「Physical segment block address」,物理セグメントオーダー「Physical segment order」、エラー検出コード「CRC」である。
WAPは、WDU(Wobble Data Unit)という17組のユニットに分かれており、先頭のWDUが同期情報を持つ「シンク領域」、続く11組のWDUがアドレス変調符号情報を持つ「アドレス領域」として利用され、残り5組のWDUはウォブル無変調区間の「ユニティ領域」である。WDUはウォブル84波、WAPはウォブル1428波で構成される。
シンクとアドレス変調符号は、ディスク上の固定された相対位置に埋め込まれているので、シンク先頭位置を特定することでアドレス変調符号の読み取りタイミングの同期化をWAP毎に図ることができる。そのため光ディスクから正確なシンクを検出することが非常に重要となる。
次に、図3、図4、図5を参照して、さらにWDUの構造、物理セグメントのタイプ、シンクの先頭とアドレス変調符号の変化点について説明する。
まずHD DVD−Rのディスクはトラック間ピッチが狭いため、隣接トラックのウォブルがクロストークとしてビートを生じさせ正確なアドレス検出に影響を与える。そこで、シンクおよびアドレス変調符号位置のビート対策として、隣接トラック間のウォブル変調箇所が重ならないようにする必要がある。つまり隣接トラック間で、ウォブル変調箇所がずれるように対策する必要がある。
その対策として、プライマリーWDU(Primary WDU)とセカンダリーWDU(Secondary WDU)を定義する。まずWDUの種類としては、シンクフィールドWDU(SYNC field WDU)、アドレスフィールドWDU(Adress field WDU)、ユニティーフィールドWDU(Unity field WDU)が存在する。シンクフィールドWDUは、シンクを記述したWDUであり、アドレスフィールドWDUは、アドレス変調符号を記述したWDUであり、ユニティーフィールドWDUは、NPWのみが記述されたWDUである。
プライマリーWDU(Primary WDU)とセカンダリーWDU(Secondary WDU)とでは、変調領域の開始位置が異なる。
Primary WDUでは、図3(A)に示すように、シンクフィールドWDUのシンクの開始位置は、WDUの先頭から開始されている。アドレスフィールドWDUのアドレス変調符号は、WDUの先頭から開始されている。
Secondary WDUでは、図3(B)のように、シンクフィールドWDUのシンクの開始位置は、WDUの先頭からNPWの42波が設定され、この後から開始されている。アドレスフィールドWDUのアドレス変調符号は、WDUの先頭からNPWの42波が設定され、この後から開始されている。図3(C)は、ユニティーフィールドWDUである。
上記したPrimary WDU、Secondary WDU、Unity field WDUを組み合わせることによりWAPが構築される。
図4に示すように、17個のWDUが1つのWAPを構築する。この場合、Primary WDU、Secondary WDU、Unity field WDUを組み合わ方法にルールが制定されている。先頭には、1つのSYNC field WDUが配置され、続いて、11個のAdress field WDUが配列され、続いて、5個のUnity field WDUが配列される。
ここで、Primary WDUのみを使うのか、Secondary WDUのみを用いるのか、さらには、これらの混合型とするのかにより、WAPは3つのタイプに区別される。図4のタイプ1のWAPは、Primary WDUのみを使用しており、タイプ2は、Secondary WDUのみを使用しており、タイプ3は、Primary WDU、Secondary WDUの両方を使用した場合である。このタイプは、物理セグメントタイプ(Physical segment type)と称される。
さらに、説明する。まずPrimary WDUのアドレス領域は、先頭4波を先頭識別用にIPWとし、その後はウォブル4波を1組とした同符号パターンで物理アドレス1ビットを形成し、これが3ビット分(Bit2, Bit1, Bit0)連続する。残る68波はNPWである。
一方Secondary WDUのアドレス領域は、先頭42波をNPWとした後、アドレス変調符号の先頭識別用にウォブル4波分をIPWとしている。そして、ウォブル4波を1組で1ビット、12波で3ビット分の物理アドレスを構成し、残り26波をNPWとしている。
これらのアドレス変調符号のパターン構成により1つのアドレス領域には、多くて4箇所、少なくて2箇所の位相エッジ(位相の符号が変化する点)が4の整数倍ウォブル周期で存在する。またアドレス領域間の周期は、2の整数倍周期であるため、アドレス変調符号のビットクロックはWAPの先頭から2ウォブル周期となる。
図5には、シンク領域に記録されているシンクのパターンを示す。シンクパターンは、図3にも示したように、ウォブル6波をIPW、続く4波をNPW、次の6波をIPWとして構成している。このパターン並びを以下「6T−4T−6T」と表記する。
Primary WDUのシンクパターンはWDUの先頭から「6T−4T−6T」で配置され、残る68波はNPWとなっている。一方、Secondary WDUのシンクパターンは先頭42波をNPWとした後に「6T−4T−6T」が配置され、残り26波はNPWとなっている。
シンク先頭位置の周期は、物理セグメントタイプに応じて、WAPの周期±42ウォブルの位置に移る場合がある。つまり、1386ウォブルの位置,1428ウォブルの位置、1470ウォブルの位置にくる場合がある。ウォブル周期で、この3つのいずれかの位置から検出されたシンク先頭位置がずれている場合にWAPの同期回路を補正してWAPの同期化を行うようにする。
図5に示すようにアドレス変調符号のビットクロックがWAPの先頭から2ウォブル周期にあるため、(WAPの周期±42ウォブル)周期であるシンク先頭位置は、アドレス変調符号のビットクロックから、どのWAPにおいても一定間隔を保っている。
図5に示す"n"がシンク先頭位置とアドレス変調符号のビットクロックとの一定差である。そこでウォブル1波ごとに位相を2ウォブル周期で振り分けると、アドレス変調符号のビットクロックから相対的にシンク先頭位置が出現する位相を2分の1に絞り込むことができる。言い換えると、ウォブル1波の周期が、ビットクロックの半周期に割り当てられる。すると、アドレス1ビットはウォブルの4波で表現されているので、ビットクロックの半周期内で先頭を表すビットが検出されることになり、シンク先頭位置が出現する位相を2分の1に絞り込むことができる。
位相検波信号をウォブル1波ごと2周期で振り分ける(以下、この2周期で振り分けた位相を「2周期位相」と呼ぶ)。つまりウォブル1波が2つで1周期をとる信号を「2周期位相」と呼ぶ。この2周期位相は、一方の半周期がA、他方の半周期がBであり、1周期でウォブル1波のずれを区別することができる。この2周期位相の信号、つまり、アドレス変調符号のビットクロックの2周期位相は、全ての位相エッジを集計したとき、多く位相エッジが集まり、そのエッジは、2周期位相と同じ位相となる。
これは全位相エッジの大多数を占めているのがアドレス変調符号の位相エッジであることによる。具体的に説明すると図3、図5で示すとおり、1つのWAP間にシンクの位相エッジ数は4箇所だけ存在するのに対し、アドレス変調符号の位相エッジ数はアドレス領域11組で22〜44箇所と多いことが原因する。ただし動作開始直後はシンクの位相エッジ数とアドレス変調符号の位相エッジ数の差が少ないためアドレス変調符号のビットクロックの精度が低くなることに注意を払う必要がある。位相エッジを集計すると、上記した2周期位相(A又はB)のどちらの位相に位相エッジが多く出現するかを判断することができる。
この結果、アドレス変調符号のビットクロックにより、シンク先頭位置の2周期位相を特定することができ、その結果をシンクパターン一致検出方法で求めたシンク先頭位置にマスク掛けすることで、シンク先頭位置が出現し得る位置を全範囲の2分の1に絞り込むことができる。
その結果、シンク先頭位置とは異なる偽シンク先頭位置の検出を低減し、シンク検出の精度が向上する。正しいシンク先頭位置検出は正しいWAPの同期化を行い、信頼性の高いウォブルアドレスコーディングを実現する。
図6は、上記した手法によりシンク先頭位置を検出するためのシンク検出回路の一例を示している。また図7は、本発明のシンク先頭2周期フラグ出力タイミングチャートである。
光ディスクから読み取られたウォブル信号は、位相検波部11に供給されて位相検波され、NPWとIPWとでレベルの異なる2値の位相検波信号に変換される。位相検波部11から出力される位相検波信号は、アドレス検出部12、シンクパターン一致検出部13、及び位相エッジ検出部14にそれぞれ供給される。位相エッジ検出部14の出力(後述する)は、2倍周期発生部17に入力され、この2倍周期発生部17から出力されるシンク先頭2周期フラグは、論理回路18に入力され、シンクパターン一致検出フラグとの論理積が取られる。この論理回路18から出力されるシンク検出フラグは、1428周期カウンタ16のリセット端子に供給される。
また光ディスクから読み取られたウォブル信号は、ウォブルPLL(Phase Locked Loop)部15に供給され、ウォブル信号に位相同期したウォブルクロック(ウォブル信号の周期と等しい周期)が生成される。ウォブルクロックは、位相エッジ検出部14に基準クロックとして供給されると共に、1428周期カウンタ16にカウント用クロックとして供給される。
位相エッジ検出部14は、入力された位相検波信号の位相エッジ(極性反転部)を検出し、位相エッジ検出パルスを得る。また入力されたウォブルクロックを、2周期毎に分割する(2周期位相振り分け)。さらに、位相エッジ検出回路14では、位相エッジが2周期位相(A又はB)のどこに出現したか集計するため、光ディスクから読み出した位相検波信号を2周期で一巡する位相に振り分ける。
ここでは順にウォブル1波ずつA,B,A,B,A,B…と区分していく(図7の2周期位相)。2周期の区分けは、回路の動作開始から順番に振り分ける方法と、WAPの同期化を行うためのフライホイールカウンタ(図6の“1428周期カウンタ16”)値に張り付ける方法が考えられる。
ここで位相検波信号から位相エッジを検出するその際、シンクの位相エッジであるのかアドレス変調符号の位相エッジであるかを区別せず、総ての位相エッジを一緒に検出する。位相エッジとみなす条件は、連続するウォブル2波で符号が変化した箇所とする(図7の位相エッジ検出)。または連続するウォブル2波の微分値を全て積算させていく方法であってもよい。このとき積算する微分値は設定した閾値を超えた場合のみに限定する方法や微分値の前後数波の状態も加味して制限を掛ける(例えば位相エッジの前後4波の加算結果の符号が前後で異なる場合に限り位相エッジとして微分値を積算するなど)方法を採用することもできる。また通常、位相エッジは最低ウォブル4波間隔で出現するため、たとえば2波といった短い間隔で2度立った位相エッジはノイズとみなし除外するようにしてもよい(図7(b)の位相エッジノイズ除去と示した部分)。
次に検出した位相エッジが2周期位相A,Bのどちらの位相で出現したか集計をとり、位相エッジが多く出現する2周期位相を「エッジ集中点」とする。位相エッジの集計方法は、たとえばA,Bそれぞれ用にカウンタを用意し、位相エッジが検出されたらカウントアップする方法などが考えられる(図7の2周期位相Aのカウンタ,Bのカウンタと示している部分参照)。さらには、A,Bそれぞれに出現するエッジの全微分値の積分結果を別々に集計し、A用とB用の積分器のいずれの出力が大きいかで決定する方法であってもよい。
連続した位相検波信号におけるアドレス変調符号の位相エッジは2周期位相A,Bのどちらかに集中する。このエッジ集中点がアドレス変調符号のビットクロックの2周期位相である。
位相エッジ数がA,Bで同数になった場合は、今までの2周期位相を継続する方法と、新たに並んだ2周期位相に変更する方法を選択できるようにする。また同数の場合に限り両方に立てるようにしてもよい。また新しいエッジ集中点を決定する位相エッジの集計範囲は、回路動作開始点から現時点まで総ての位相エッジを集計するが、IIRフィルターなどを用いて新しい結果が得られるたびに古い結果から少しずつ捨てていく方法、或いは集計範囲を限定するフラグを用意し、このフラグが有効な時に出現した位相エッジのみ集計する方法を取ってもよい。または集計結果をリセットするフラグを用意してもよい。
またエッジ集中点の他に、エッジ集中点ともう一方の2周期位相との差がどのくらいの程度かを表す「位相エッジ分散度」信号を設ける。たとえば位相エッジを集計するA,Bのカウンタ差を比較して「2周期位相A,Bのエッジ集中点集計結果に大きな差がある」か「2周期位相A,Bのエッジ集中点集計結果が均衡している」などの判別信号である。この位相エッジ分散度を用い、たとえば「周期位相A,Bのエッジ集中点集計結果に大きな差がある」時のみエッジ集中点を出力するなど制限をかけてもよい。
図6の2倍周期発生部17は、求められたエッジ集中点(A又はBの位相)から、シンク先頭位置で、2周期位相を求めフラグ(以下「シンク先頭2周期フラグ」)を立てる回路である。つまり、検出した位相エッジを集合し、2周期位相のいずれか一方の位相(A又はB)の内、エッジ集計結果の多い位相(A又はB)を特定し、この特定した位相に合ったパルスを出力するパルス生成手段である。
アドレス変調符号の2周期位相とシンク先頭位置の2周期位相の差はディスクの規格で固定されているので、2倍周期発生部17に取り込まれたエッジ集中点(A又はB)の情報から、前記の差の2周期位相の位置にフラグを立てる。たとえばアドレス変調符号とシンク先頭位置の2周期位相差が“1”で、エッジ集中点が2周期位相“A”の場合、シンク先頭2周期フラグは2周期位相“B”で立てる。HD DVD−Rのディスク規格では、シンク先頭位置とアドレス変調符号の2周期位相は同じ位相であるため、エッジ集中点として求められた2周期位相にそのままフラグを立てる。
ビットスリップなどによりエッジ集中点がもう一方の2周期位相へ変化しない限りシンク先頭2周期フラグはウォブル2周期毎に立つ(図7のシンク先頭2周期フラグ)。ただし、起動直後の少ない位相エッジの集計数では精度の高いエッジ集中点が得られないため、エッジ集中点フラグ判定に閾値(以下「2周期フラグ閾値」)を設け、位相エッジ数が2周期フラグ閾値を越えるまでシンク先頭2周期フラグを無効にするよう制限をつける。
2周期フラグ閾値は、外部設定できるようにする(図7の2周期フラグ閾値)。図7では2周期フラグ閾値が“5”のため、2周期位相Aのカウンタが“5”になったところからシンク先頭2周期フラグが出力されている。
また2倍周期発生部17がエッジ集中点を取り込むタイミングは、常に実時間で位相エッジの集計結果をエッジ集中点として逐一取り込む方法と、特定の時間間隔を置いて取り込む方法と選択できるようにする。
以上の回路構成からシンク先頭位置の2周期位相が求められる。図8は、はシンクパターン一致検出の説明図である。
シンクパターン一致検出は、光ディスクからウォブル信号を読み出し、ウォブルの変調を位相検波信号として検出し符号により2値化する。符号により2値化を行う場合はビートを除去した結果を用いる方法もある。ここでは単純に正なら“1”,負なら“0”とする。2値化した位相検波信号とシンクパターン雛型との比較を行い一致したらフラグを立てる(以下「シンクパターン一致検出フラグ」)。ここでシンクパターン雛形とは6T-4T-6Tを“0-1-0”のパターンにしたものである。
一致判定方法は位相検波信号とシンクパターン雛型との積をウォブル1波ずつ取り、比較区間のウォブル全てで一致が確認できたらシンクパターン一致検出とみなす完全判定と、比較区間の特定数以上のウォブルで一致が確認できたらシンクパターン一致検出とみなす軟判定と選べるようにする。図8、図9は完全判定の例である。
またパターン一致検出を行う位置を前回のシンク検出位置によって特定の範囲に限定するような窓ゲートを設けられるようにする。たとえば前回のシンク検出位置から“1428±1から”ウォブル周期範囲でのみシンクパターン一致検出を行うようにする。
図8と、図9は、シンクパターン一致検出部13の動作を示すタイミングチャートである。位相検波信号を2値化し、”1”、”0”の変化信号(2値化位相検波信号)とする。シンクパターン比較範囲において、シンクパターンの雛形と、2値化位相検波信号とが比較される。両者が一致すると、論理積出力がハイレベルであるが、一部不一致があると、負の出力が得られる。図8の状態は、シンク未検出の場合であり、図9(a)の場合は、シンク検出の場合である。シンクが検出された場合には、パターン一致検出フラグが出力されている。図9(b)は、シンク検出窓の設定方法を説明するために示している。シンク検出位置から1428ウォブルカウントした位置には、次のシンクが存在するはずである。さらに、その位置を0とした場合、前後の±1ウォブルの範囲をシンク検出窓として設定する。この窓ゲート信号は、1428周期カウンタ16のカウント値を、比較器に入力してそのカウント値が窓の範囲に来たときに出力し、シンクパターン一致検出部13に与えるようにすればよい。このシンク検出範囲は、セグメントタイプに応じて、±42ウォブル分ずらす必要がある。つまり、WAPのタイプ1、2、3の移り変わり応じて、WAPの周期±42ウォブルの位置に移る場合がある。つまり、検出範囲は、1386ウォブルの位置,1428ウォブルの位置、1470ウォブルの位置にくる場合がある。
この検出範囲をずらす手法としては、別途、シンク位置の周期性を統計する回路を用いて、この判定結果に応じて、シンク検出範囲を制御してもよい。また、エッジに集計情報が存在するので、これを蓄積し、セグメントタイプを判定し、セグメントタイプ情報に応じてシンク検出範囲を点線で示すような位置にずらすという制御を行ってもよい。
図10は、シンク先頭検出フラグの生成方法を示した図である。シンクパターン一致検出フラグは図6で示した論理回路18に供給されている。この論理回路18には、2倍周期発生部17からのシンク先頭2周期フラグが入力されている。このシンク先頭2周期フラグは、先に説明したようにA,又はBのいずれかの位相(エッジ位相が多く検出された位相に対応する)で出力されている。したがって、シンクパターン一致検出フラグが、ウォブル信号の歪みや一致検出の軟判定により真のウォブル位置の前後複数の区間で出力されたとしても、論理回路18においては、シンク先頭2周期フラグにより、論理積がとられ、シンク先頭検出フラグは、ウォブル1波の精度で出力される。
図11は、本発明に係る装置の動作を示すフローチャートである。ウォブル信号に位相検波処理を行う(ステップSA1)。ステップSA2では、位相検波信号に基づいて、シンクパターンの一致検出処理を行い、ステップSA3では、シンク先頭2周期フラグを生成する。
ステップSA4では、パターン一致検出フラグが有効、かつシンク先頭2周期フラグが有効な状態、つまり、パターン一致検出フラグとシンク先頭2周期フラグとの論理積がとれたか否かを判別する。YESである場合は、ステップSA5で1428周期カウンタ16をプリセットし、NOである場合は、ステップSA6で1428周期カウンタ16をカウントアップさせる。
ステップSA7では、1428周期カウンタ16のカウント値が、アドレス位置に対応する値になったか否かを判別する。NOである場合は、ステップSA1の処理に戻り、YESである場合は、ステップSA8で、アドレス検出を行って、処理を終了する。
図12は、上記ステップSA3におけるシンク先頭2周期フラグの生成動作を纏めたフローチャートを示している。位相検波処理の次に位相エッジ検出が行われ(ステップSAB1,SB2)、ステップSB3では、2周期位相でエッジ検出ができたか否かの判別が行われる。YESの場合は、ステップSB4で2周期位相A,B,A,B、…をそれぞれに対応して用意されているカウンタをカウントアップする(図7で説明したカウンタ)。このステップSB4の後、又は、上記ステップSB3でNOである場合は、(ステップ)SB5でエッジ集中点を求め、ステップSB6でシンク先頭位置の2周期位相を設定し、シンク先頭2周期フラグを生成して処理を終了する。
ここで、シンク検出フラグによるWAPの同期を図る方法を説明する。従来システムではウォブル1428波で一周するフライホイールカウンタによりWAPを記録長単位毎に区切っており、シンクパターン一致検出フラグが有効になったところでこのカウンタを特定値にプリセットしWAPの同期を図っている。ここで、上記の発明では上述したようにシンクパターン一致検出フラグと位相エッジ集中点フラグの積を取ったものをシンク先頭検出フラグとし1428周期カウンタ16のプリセットを行いWAPの同期を図る。
図13(A)、(B)は、シンクパターン一致検出で歪んだアドレスデータ変調符号を偽シンクとして検出した場合、シンク先頭2周期フラグをマスクすることで得られる効果を説明している。シンクパターン一致検出のみでは、位相検波信号の歪みなどの影響をそのまま受けてしまう。しかし、2周期位相でシンク先頭位置にマスク掛けすることで、シンク先頭位置が出現し得る位置を全範囲の2分の1に絞り込むことができる。
図13(B)のように、ウォブル信号の歪によりシンク先頭位置を誤認しようとしても、2周期位相の集中点情報Aにより、誤認が拒絶される。その結果シンク先頭位置とは異なる偽シンク先頭位置の検出を低減し、シンク検出の精度が向上する。正しいシンク先頭位置検出は正しいWAPの同期化を行い、信頼性の高いウォブルアドレスコーディングを実現する。
ここまでシンク先頭位置検出の2周期位相マスク掛けを説明してきたが図14に示すようにWDU先頭検出に対しても同様に保護を掛けることが可能である。
図14において、図6と異なる部分は、シンクパターン一致検出部13をWDU先頭検出部19に変更し、1428周期カウンタ16を84周期カウンタ20に変更した点である。WDU先頭検出部19は、入力された位相検波信号のパターンに基づいてWDUの先頭を検出している。即ち、WDUの先頭直前にはウォブル68波以上の長さのNPWに対応した位相検波信号が存在し、WDUの先頭にはウォブル4波以上の長さのIPWに対応した位相検波信号が存在している。
このため、WDU先頭検出部19は、相当の長さのNPWに対応した位相検波信号の後に、ウォブル4波の長さのIPWに対応した位相検波信号が出現するパターンを検出することにより、WDUの先頭を検出し、WDU先頭フラグを発生する。
このWDU先頭フラグと2倍周期発生部17から出力されるシンク先頭2周期フラグとを、論理回路18で論理積をとった信号をWDU先頭検出フラグとし、84周期カウンタ20は、信頼性の高いWDU先頭位置検出結果に基づいて1WDU分に対応するウォブル周期(84)を循環的にカウントすることができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
11…位相検波部、12…アドレス検出部、13…シンクパターン一致検出部、14…位相エッジ検出部、15…ウォブルPLL部、16…1428周期カウンタ、17…2倍周期発生部、18…論理回路、19…WDU先頭検出部、20…84周期カウンタ。
Claims (8)
- 光ディスクより再生したウォブル信号を用いて、前記光ディスクに記録されている情報を再生するための基準となるクロックを得る基準クロック生成回路であって、
光ディスクより再生したウォブル信号を位相検波する手段と、
前記位相検波出力を用いて、前記ウォブル信号に同期したウォブルクロックを発生するウォブルクロック生成部と、
ウォブルクロックに基づいて、ウォブル波の2周期で1周期となる2周期クロックを得る手段と、
前記位相検波出力を用いて、前記ウォブル信号の変調に伴って変化している位相エッジを検出する位相エッジ検出部と、
検出した位相エッジを集合し、前記2周期クロックのいずれか一方の半周期の位相の内、エッジの分散度が集中している位相を特定し、この位相に合ったパルスを出力するパルス生成手段と、
を有することを特徴とする基準クロック生成回路。 - 光ディスクより再生したウォブル信号を位相検波する手段と、
位相検波出力と所定のシンクパターンとを比較して、アドレス情報を含む所定単位のセグメントの先頭のシンクを検出し、そのパターン一致検出フラグを出力するパターン検出器と、
前記位相検波出力を用いて、前記ウォブル信号に同期したウォブルクロックを発生するウォブルクロック生成部と、
ウォブルクロックに基づいて、ウォブル波の2周期で1周期となる2周期クロックを得る手段と、
前記位相検波出力を用いて、前記ウォブル信号の変調に伴って変化している位相エッジを検出する位相エッジ検出部と、
検出した位相エッジを集合し、前記2周期クロックのいずれか一方の半周期の位相の内、エッジの分散度が集中している位相を特定し、この位相に合ったシンク先頭特定パルスを出力するシンク先頭特定パルス手段と、
前記シンク先頭特定パルスと、前記パターン検出器からのパターン一致検出フラグとの論理積をとり、リセットパルスを出力する論理回路と、
サンプルパルスを出力し、前記ウォブル信号に含まれるアドレス情報を同期してサンプルするために、前記論理回路からのリセットパルスでリセットされるカウンタと、を有することを特徴とする記録再生型光ディスクの同期合わせ装置。 - 前記アドレス情報を含む所定単位のセグメントは、複数のウォブルデータユニットを含み、前記ウォブルデータユニットとしては、位相変調情報がユニットの前半に存在するプライマリーウォブルデータユニットと、位相変調情報がユニットの後半に存在するセカンダリーウォブルデータユニットと、位相変調情報が存在しないユニティーフィールドウォブルデータユニットがあり、
前記ウォブルデータユニットが17個集合して1つの物理セグメントの情報を構成し、且つ、物理セグメントとしては、プライマリーウォブルデータユニットと、ユニティーフィールドウォブルデータユニットを用いたタイプ1と、セカンダリーウォブルデータユニットと、ユニティーフィールドウォブルデータユニットを用いたタイプ2と、プライマリーウォブルデータユニットとセカンダリーウォブルデータユニットとユニティーフィールドを用いたタイプ3とがあり、
前記パターン検出器は、前記セカンダリーウォブルデータユニットとプライマリーウォブルデータユニットに応じてシンクパターン一致検出フラグの出現位相を、ずらす手段を含むことを特徴とする請求項2記載の記録再生型光ディスクの同期合わせ装置。 - 上記カウンタは、17個のウォブルデータユニットである物理アドレスの周期に対応する1428周期をカウントするカウンタであることを特徴とする請求項2記載の同期合わせ装置。
- 光ディスクより再生したウォブル信号を位相検波し、
位相検波出力と所定のシンクパターンとを比較して、アドレス情報を含む所定単位のセグメントの先頭のシンクを検出し、そのパターン一致検出フラグを出力し、
前記位相検波出力を用いて、前記ウォブル信号に同期したウォブルクロックを発生し、
ウォブルクロックに基づいて、ウォブル波の2周期で1周期となる2周期クロックを生成し、
前記位相検波出力を用いて、前記ウォブル信号の変調に伴って変化している位相エッジを検出し、
検出した位相エッジを集合し、前記2周期クロックのいずれか一方の半周期の位相(A又はB)の内、エッジの分散度が集中している位相(A又はB)を特定し、この位相に合ったシンク先頭特定パルスを出力し、
前記シンク先頭特定パルスと、前記パターン検出器からのパターン一致検出フラグとの論理積をとり、リセットパルスを出力し、
サンプルパルスを出力し、前記ウォブル信号に含まれるアドレス情報を同期してサンプルするために、前記リセットパルスでカウンタをリセットする記録再生型光ディスクの同期合わせ方法。 - 前記アドレス情報を含む所定単位のセグメントは、複数のウォブルデータユニットを含み、前記ウォブルデータユニットとしては、位相変調情報がユニットの前半に存在するプライマリーWDUと、位相変調情報がユニットの後半に存在するセカンダリーWDUと、位相変調情報が存在しないユニティーフィールドWDUがあり、
前記ウォブルデータユニットが17個集合して1つの物理セグメントの情報を構成し、且つ、物理セグメントとしては、プライマリーウォブルデータユニットと、ユニティーフィールドウォブルデータユニットを用いたタイプ1と、セカンダリーウォブルデータユニットと、ユニティーフィールドウォブルデータユニットを用いたタイプ2と、プライマリーウォブルデータユニットとセカンダリーウォブルデータユニットとユニティーフィールドを用いたタイプ3とがあり、
前記セカンダリーウォブルデータユニットとプライマリーウォブルデータユニットに応じてシンクパターン一致検出フラグの出現位相を、ずらすことを特徴とする請求項5記載の記録再生型光ディスクの同期合わせ方法。 - 光ディスクより再生したウォブル信号を位相検波する手段と、
位相検波出力と所定のウォブルパターンとを比較して、ウォブルデータユニットの先頭を検出し、そのパターン一致検出フラグを出力するパターン検出器と、
前記位相検波出力を用いて、前記ウォブル信号に同期したウォブルクロックを発生するウォブルクロック生成部と、
ウォブルクロックに基づいて、ウォブル波の2周期で1周期となる2周期クロックを得る手段と、
前記位相検波出力を用いて、前記ウォブル信号の変調に伴って変化している位相エッジを検出する位相エッジ検出部と、
検出した位相エッジを集合し、前記2周期クロックのいずれか一方の半周期の位相の内、エッジ集計結果の多い位相を特定し、この位相に合ったシンク先頭特定パルスを出力するシンク先頭特定パルス手段と、
前記シンク先頭特定パルスと、前記パターン検出器からのパターン一致検出フラグとの論理積をとり、リセットパルスを出力する論理回路と、
サンプルパルスを出力し、前記ウォブル信号に含まれるアドレス情報を同期してサンプルするために、前記論理回路からのリセットパルスでリセットされるカウンタと、を有することを特徴とする記録再生型光ディスクの同期合わせ装置。 - 前記カウンタは、84周期カウンタであることを特徴とする請求項7記載の記録再生型光ディスクの同期合わせ装置。
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JP2005024159A JP2006209912A (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 記録再生型光ディスクの同期合わせ方法及び装置及び基準クロック生成回路 |
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