JP2006209848A - ディスク記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】HDDとDVDレコーダーを搭載しているディスク記録再生装置に、一部の制御回路と制御用ソフトの修正にみでHDDの特定の重要データをDVDレコーダ(又はユーザー毎のDVDディスク)に自動的にバックアップさせること。
【解決手段】HDD3とDVDレコーダー4とを備えてディジタルデータを記録再生するディスク記録再生装置であって、HDDとDVDレコーダーを制御するディスク制御回路2と、CPU及び外部インターフェース及びメモリを有する演算装置1と、HDD内のデータ情報及びファイル管理情報からなるファイルシステムと、を備え、HDD3から特定のファイルを読み出す場合、ディスク制御回路2はファイルシステムからの情報に基づいて特定のファイルのアクセス回数が一定の回数に達したことを検知し、検知によって演算装置1はHDD3に記録された特定のファイルのデータをDVDレコーダー4にバックアップする。
【選択図】図1

Description

本発明は、HDD及び光ディスク、光磁気ディスク等のディスク状記憶媒体を備えて、HDD及びディスク状記憶媒体にデータを記録再生可能なディスク記録再生装置に関する。
民生用のマイクロコンピュータ(以下、マイコンと記す)には通常半導体メモリの他に主記憶装置としてハードディスク(HDD)が搭載されているが、近年、マイコン用のリムーバブルディスクとして、フロッピイディスクやCD−R,CD−RWの他に、大量のデータのバックアップや映像・音声信号を記録するためにディジタルデータを記録再生可能なディジタルビデオディスク(DVD_RAM、DVD−RW、DVD+RW規格等が有る)を使用するディジタルビデオディスクレコーダー(以下、「DVDレコーダー」という場合はディジタルビデオディスクレコーダーを指す)が普及してきた。
しかし、データのバックアップに使用する場合、数10〜数100Gbyteの容量のHDDに対してDVDレコーダーは数Gbyteの容量しか無いため、HDD内の全てのデータをバックアップできない。従って、現状はHDD内のデータの全部又は一部をユーザーが指示してDVDレコーダーに記録している。
上述した現状に対して、ユーザーが指示しないでデータを自動的にバックアップする方法としてはHDDより容量が小さいDVDメディアを使用するDVDレコーダーでは無く、もう一台同じ容量のHDDを追加して2台のハードディスクに同じデータを記録してデータのバックアップを行なうRAID0(ミラーリング)を行なうのが一般的である。
しかしながら、上記の従来例のミラーリングにおいては、HDDが2台必要となり価格がかなりアップすることと、OSやマザーボードによってはRAIDの基板やRAIDのソフトが必要でありこれも価格アップにつながり、民生用機器としては課題が残る。
本発明は、上述の課題に鑑み、データのバックアップの自動化のためにHDDやRAIDの基板やソフトを追加したりせず、HDDとDVDレコーダーを搭載しているディスク記録再生装置に、一部の制御回路と制御用ソフトの修正のみでHDDの特定の重要データをDVDレコーダ(又は、ユーザー毎のDVDディスク)に自動的にバックアップさせることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
ハードディスクレコーダー(HDD)とDVDレコーダーとを備えてディジタルデータを記録再生するディスク記録再生装置であって、
前記HDDと前記DVDレコーダーを制御するディスク制御回路と、CPU及び外部とのインターフェース及びメモリを有する演算装置と、前記HDDに内蔵されたデータ情報及びファイル管理情報からなるファイルシステムと、を備え、
前記演算装置の求めに応じて前記HDDから特定のファイルを読み出す場合、前記ディスク制御回路は前記ファイルシステムからの情報に基づいて前記特定のファイルのアクセス回数が一定の回数に達したことを検知し、前記検知によって前記演算装置は前記HDDに記録された前記特定のファイルのデータを前記DVDレコーダーにバックアップする構成とする。
また、ハードディスクレコーダー(HDD)とDVDレコーダーとを備えてディジタルデータを記録再生するディスク記録再生装置であって、
前記HDDと前記DVDレコーダーを制御するディスク制御回路と、CPU及び外部とのインターフェース及びメモリを有する演算装置と、前記HDDに内蔵されたデータ情報及びファイル管理情報からなるファイルシステムと、を備え、
前記演算装置の求めによって前記HDDにファイルを書き込む場合、前記ディスク制御回路は前記ファイルシステムからの情報に基づいて前記書き込まれたファイルが設定された所定時間以降に書き込まれたことを検知し、前記検知によって前記演算装置は前記HDDに記録された前記設定された所定時間以降に書き込まれたファイルのデータを前記DVDレコーダーにバックアップする構成とする。
また、ハードディスクレコーダー(HDD)とDVDレコーダーとを備えてディジタルデータを記録再生するディスク記録再生装置であって、
前記HDDと前記DVDレコーダーを制御するディスク制御回路と、CPU及び外部とのインターフェース及びメモリを有する演算装置と、前記HDDに内蔵されたデータ情報及びファイル管理情報からなるファイルシステムと、を備え、
前記演算装置の求めに応じて前記HDDから特定のファイルを読み出す場合、前記ディスク制御回路は、ユーザー毎に使用するバックアップ用のDVDディスクが挿入されていると判定した際に、前記ファイルシステムからの情報に基づいて前記特定のファイルのアクセス回数が一定の回数に達したことを検知し、前記検知によって前記演算装置は前記HDDに記録された前記特定のファイルのデータをユーザー毎の各バックアップ用のDVDディスクに記録する構成とする。
また、ハードディスクレコーダー(HDD)とDVDレコーダーとを備えてディジタルデータを記録再生するディスク記録再生装置であって、
前記HDDと前記DVDレコーダーを制御するディスク制御回路と、CPU及び外部とのインターフェース及びメモリを有する演算装置と、前記HDDに内蔵されたデータ情報及びファイル管理情報からなるファイルシステムと、を備え、
前記演算装置がディジタルデータに所定の信号処理を行って前記HDDに記録する場合、前記ディスク制御回路は、特定のファイルにおける前記ディジタルデータの記録ビットレート(圧縮率)が予め設定した値以上(以下)であることを検知し、前記検知によって前記演算装置は前記HDDに記録される前記特定のファイルのデータを前記DVDレコーダーにバックアップする構成とする。
本発明によると、記憶容量が違う2種類のディスク記録再生装置を備えた機器において、容量の大きい方に有るデータのアクセス回数が多い(一定値に達する)ファイルを、自動的に容量の小さい方に記録(バックアップ)することができる。
また、記憶容量が違う2種類のディスク記録再生装置で、容量の大きい方をHDD、容量の小さい方をDVDレコーダーとすることにより、バックアップするデータを保管する先を変更することが可能となる。
また、HDD内の特定のファイルをDVDレコーダーに記録する場合、記録時間が新しいファイルのデータを自動的にバックアップすることができる。
また、HDD内の特定のファイルをDVDレコーダーに記録する場合、ユーザー毎にバックアップするDVDを交換して記録することにより、ユーザー毎にバックアップするデータを変えることができる。さらに、HDD内の特定のファイルをDVDレコーダーに記録する場合、ユーザーが急にバックアップしたい場合、そのファイルを指定することにより、ユーザーによりバックアップするデータを変えることができる。
また、HDDに記録するデータの記録ビットレートが高いデータを判定し、DVDレコーダーに自動的にバックアップすることができる。また、HDDに記録するデータの圧縮率が低いデータを判定し、DVDレコーダーに自動的にバックアップすることができる。
本発明の実施形態に係るディスク記録再生装置について、図1〜図4を参照しながら以下詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係るディスク記録再生装置をパソコンに適用する場合の全体構成を示す図である。図2aは本実施形態に係るディスク記録再生装置内におけるディスク制御回路の第1の構成例を示す図である。
図1において、符号0はパソコンの全体構成を示し、パソコン0は、一時記憶・演算装置1とディスク制御回路2とHDD3とDVDレコーダー4とデータバス5とを備えている。ここで、パソコン0の主要な機能が含まれる一時記憶・演算装置1は、パソコンのCPU10と、電源を切るとデータが失われるがソフトやユーザーデータを一時的に記憶するために必要な大容量のメインメモリ11と、USB,IEEE1394で接続する外部機器とのデータの受け渡しやキーボード、マウスからの入力データを受け取ったり、CRTや液晶ディスプレイへ画像・音声データを出力するI/O制御回路12と、から構成される。
符号2は本実施形態の主要な特徴を構成する、HDD3とDVDレコーダー4の制御を行なうディスク制御回路の第1の構成例であり、このディスク制御回路2は、図2aを参照すると、DVDレコーダー4のATAPIバスをパソコン内部のデータバス5に変換し、挿入したディスクの種類を判別するDVD I/F回路20と、HDD3のATAバスをパソコン内部のデータバス5に変換し、ファイル管理情報の位置を示す信号を出力するHDD I/F回路21と、DVDを挿入した時及び挿入中に機械的なSW又は電気的なセンサにより挿入時及び挿入中が分かる信号を作成するDVDディスク挿入判別回路(一例として、挿入中はH(3.3V)未挿入時はL(0V)となり、ディスク挿入時にLからHに変化する)22と、HDD I/F回路21のデータバスへの出力とファイル管理情報の位置を示す信号からHDD3のファイル管理情報を判別し、データバス5から抜き出して記憶し、HDD3からDVDレコーダー4へどのファイルをバックアップするかどうかを決定してCPU10にその情報を渡す主制御回路23と、を備えている。
そして、主制御回路23は、FAT領域データ記憶用メモリ(パソコン0の電源が切れても値を保持する)230と、DIR領域データ記憶用メモリ(パソコン0の電源が切れても値を保持する)231と、ファイル名記憶用メモリ232と、更新時間記憶用メモリ233と、ファイル更新回数カウンタ・メモリ234と、ファイル更新回数カウンタ・メモリ234の出力であるファイル名とそのファイルの更新回数とユーザーが設定するバックアップする更新回数の設定値からDVDへバックアップするかどうかの信号を出力するバックアップファイル判定回路235と、から構成される。
符号3はHDDであり、HDD3は、ディスクの管理情報を記録する管理情報記録領域30と、ユーザーがデータを自由に記録再生可能なユーザーデータ記録領域31と、から構成される。符号4はDVDレコーダーである。符号5はパソコン0内部で各モジュールとの相互の接続を行なうデータバスでありデータ以外にも各種制御信号を含む。
なお、図1に示す全体構成は構成的には従来のパソコンとは変わらないが、従来のパソコンは図2aのディスク制御回路2内にDVD I/F回路20とHDD I/F回路21のブロックしか無く、さらに、ATAPIとATAバスを各々変換してパソコン0の内部のデータバス5に出力する本発明で具備するDVD I/F回路20とHDD I/F回路21の一部の機能しか持っていない。
次に、本発明の実施形態に係るディスク記録再生装置における第1の構成例の動作について、図1と図2aを参照しながら説明するが、まず、本実施形態の概略的な動作を説明すると、HDD3内のディスク(ファイル)管理情報記録領域30内の情報をディスク制御回路2内に一時記憶し、一例としてユーザーが特定のファイルにアクセスする回数がN回(一定値であってユーザーがCPU経由で任意に設定可能)に達すると、ディスク制御回路2がCPU10にその情報を知らせ、CPU10がその特定のファイルの内容をDVD I/F回路20を制御してDVDレコーダー4にバックアップするというものである。
ここで、本実施形態の主要な特徴を示す図2aの詳細説明を行なう前に、HDDの一般的動作についての背景説明を図3を用いて説明しておく。図3は本実施形態に関するHDD上の管理情報とユーザーデータ記録領域との一般的な関係を示す説明図である。
図3の(a)はHDDのディスク(プラッタ)を上から見た図であり、円板上のディスクの上にある磁気ヘッド(図示せず)が円周方向と同心円方向(ディスク半径方向)に動いてデジタルデータ(L又はH)の記録再生を行なう。このディスク上にトラックと呼ばれる領域が同心円上にもうけられていて、磁気ヘッドでトラックをなぞっていく。トラックを一定区間(HDDは512byte)区切ったものをセクタと呼び、データはセクタ単位で記録再生されていく。
図3の(b)はディスクの中央部の最内周から最外周に行くトラックを連続となるように並べた図で、最内周の最初のセクタにマスターブートレコード(MBR)と呼ばれるパソコンの起動やパーテーション(C,Dドライブ等)に関する情報が入っている。MBRに続くセクタから、HDDに記録されるファイルの先頭セクタ(ユーザーデータ記録領域内の)のアドレスが記入されているFAT(File Allocation table)と呼ばれる領域となる(他のファイルシステムとしてNTFS等も有るが、一例としてFATで説明する)。
FAT領域の次は、各ファイルの名前、拡張子、更新日時などの詳細情報が記録されているディレクトリエントリと呼ばれるディレクトリ領域となる。ここまでのディスクの最内周部分を管理情報記録領域と呼び、これ以降からディスクの最外周迄をユーザーが自由にデータを記録再生可能なユーザーデータ記録領域と呼んでいる。
一例として、HDDにあるファイル名「AAA.txt」のデータをユーザーデータ記録領域であるD1,D2,D50,D100セクタに記録する場合、FATにはD1のセクタNo(MBRを先頭ナンバーであるNo0とする)が記入されていて、ディレクトリエントリには「AAA.txt」の全てのデータの位置のセクタNo(D1,D2,D50,D100)及び「AAA.txt」のファイル名、拡張子をASCIIコードに変換した値及びファイルを記録した時点の年月日時分秒の値が記録される。
上述したFATにおいて、「ファイル名」とそのファイルの先頭がHDDのどのセクタに有るかがわかるが、後述するように、本実施形態ではさらにディレクトリエントリ内の「ファイルを記録した時点の年月日時分秒の値」によりファイルを更新したかどうかを判別できる。
次に、本実施形態に係るディスク記録再生装置における第1の構成例の特徴を示す図2aを用いて、HDD内の特定のファイルとユーザーが設定する自動バックアップする更新回数の設定値に基づいて、HDDからDVDへ自動的にバックアップする手順(ステップ)について詳細に説明する。
ステップ1として、HDD3の電源をONした時にHDD3とCPU10のメインメモリ11(図1参照)との間でFATやディレクトリエントリの情報をやり取りするが、その時にHDD I/F回路21にて、FATデータをFAT領域データ記憶用メモリ230、ディレクトリエントリ用データをDIR領域データ記憶用メモリ231に記憶する。
ステップ2として、FAT領域データ記憶用メモリ230とDIR領域データ記憶用メモリ231のデータから、ファイル名をファイル名記憶用メモリ232に、そのファイルを更新した時の時間を更新時間記憶用メモリ233に記憶する。なお、更新を含めファイルにアクセスした場合、データがユーザーによる記録再生可能なユーザーデータか管理情報かはHDD I/F回路21が判別して、記憶用メモリ230及び231を随時更新していくので、ファイル名記憶用メモリ232のファイルの種類が増えたり、既存ファイルを更新した場合もファイル名記憶用メモリ232及び更新時間記憶用メモリ233は判別できる。
ステップ3として、記憶用メモリ232,233の出力をファイル更新回数カウンタ・メモリ234内にファイル名の種類分の数のカウンタを設けて、更新時間記憶用メモリ233の出力を見て該当するファイルが更新される毎にカウントアップしていく。
ステップ4として、ファイル更新回数カウンタ・メモリ234はファイル名と更新回数を出力する。ここで、出力ファイル名が「AAA.txt」で更新回数が「Ka」とする。この値が次のバックアップファイル判定回路235に送られる。
ステップ5として、判定回路235には、ステップ4のファイル名と更新回数の他にユーザーが設定してCPU経由で送られてくる更新回数設定値Nも入力されている。判定回路235は「Ka=N」となった時にCPU10へファイル名「AAA.txt」とそれをDVDレコーダー4へバックアップすることを知らせる制御信号を送る。
ステップ6として、CPU10はDVDディスク挿入判別回路22の出力がH(ディスク挿入中)であることを確認して、図1のメインメモリ11内に有るファイル名「AAA.txt」のデータをDVDレコーダー4に記録可能なフォーマットに変換して図2aのDVD I/F回路20経由でDVDレコーダー4に記録する。
ステップ7として、「AAA.txt」で更新回数Kaが「Ka>N」となった場合もステップ3からステップ6を繰り返す。即ち、「Ka≧N」ならステップ3からステップ6を繰り返す。
ステップ8として、次に、例えば「BBB.txt」のファイルの更新回数Kbも「Kb≧N」であれば、ステップ3〜ステップ6と同じようにDVDレコーダー4へバックアップしていく。なお、DVDレコーダー4内に最初のファイル「AAA.txt」をバックアップする時にDVDレコーダー4にバックアップ専用のディレクトリを設けた方が整理するのに都合が良い。
アクセス回数が多いデータは作成中の文書データ等のデータのバックアップが必要な重要なデータと考えられるの、上述のステップのような制御を行なえば、HDD3内の重要なデータを自動でDVDレコーダー4にバックアップすることができる。
次に、本発明の実施形態に係るディスク記録再生装置の第2の構成例におけるHDDからDVDレコーダーへの自動バックアップの動作について、図1と図2bを参照しながら以下説明する。図2bは本実施形態に係るディスク記録再生装置内におけるディスク制御回路の第2の構成例を示す図である。
図2bにおいて、ファイル名記憶用メモリ232と更新時間記憶用メモリ233の出力はバックアップファイル判定回路235に直結されている。ユーザーが予めCPU経由で日時(T)を設定しておくと、日時(T)以降に作成されたファイルが更新する毎に全てDVDレコーダーにバックアップを取れるように、判定回路235はCPU10にバックアップするファイル名を出力し、上述のステップ1〜ステップ8の内ステップ3〜ステップ5の制御を行なわず、代わりに次に示すような制御を行い、ステップ6へ進む。
ステップ3,4,5として、記憶用メモリ232と233の出力は判定回路235に送られる。判定回路235にはファイル名と更新日時の他にユーザーが設定してCPU経由で送られてくる更新日時設定値Tも入力されている。
判定回路235は、或るファイル「AAA.txt」が設定値Tより新しかった場合にCPU10へファイル名「AAA.txt」とそれをDVDレコーダー4へバックアップすることを知らせる制御信号を送る。更新時間が新しいデータも作成中の文書データ等のデータのバックアップが必要な重要なデータと考えられるので、上述のような制御を行なえば、HDD3内の重要なデータを自動でDVDにバックアップできる。
次に、本発明の実施形態に係るディスク記録再生装置の第3の構成例におけるHDDからDVDレコーダーへの自動バックアップの動作について、図1と図2cを参照しながら以下説明する。図2cは本実施形態に係るディスク記録再生装置内におけるディスク制御回路の第3の構成例を示す図である。本実施形態では、パソコンを使用する複数のユーザー毎にバックアップしたいデータは違う可能性が高いので、ユーザー毎に違うバックアップ用のDVDディスクを用いて自動バックアップする場合に対応するものである。
図2cにおいて、DVD I/F回路20よりバックアップファイル判定回路235に、DVDの特定(例えば、No1のディスクなら「001」、No2のディスクなら「010」、No3のディスクなら「011」等)を判別する信号(UsrD)を送る機能を付加した構成が、図2aと異なるのみで、他の回路は図2aと同じである。
このUsrD信号を用いて、或るユーザーのディスクが挿入されていると判定した場合、ユーザーによってバックアップしたいデータは違う可能性が高いので、バックアップファイル判定回路235内にUsrD信号の値によりバックアップするファイル名の出力判定をユーザーにより変える(例えば、上記「AAA.txt」はUsrD信号の値が「001」のディスクなら出力し、「010」及び「011」のディスクなら出力しない等)ようにする。
その結果、パソコン0を使用する複数のユーザー毎にバックアップディスクを用意すれば、複数のユーザー(DVDディスク)毎にHDD内のデータを自動的にバックアップできる。その場合、ユーザーが自動バックアップしたいファイルを予めCPU10に指示する必要が有るのは言うまでも無い。
このように、DVDディスク(ユーザー)毎にバックアップしたいファイル(データ)を変えることによりHDDのデータを交換可能なDVDにバックアップすることのできる、図2Cに示す第3の構成例がユーザーにとってより使い易くなる。この際、ユーザーがバックアップしたいファイルを作成中にそのファイルを即、DVDレコーダーにバックアップできるようにCPU経由で指示を追加できるようにプログラムを作成しておけばより使い易くなるのは言うまでも無い。
以上の説明では、本実施形態に係るディスク記録再生装置をHDD及びDVDレコーダーを内蔵したパーソナルコンピュータ(パソコン)に適用する場合の構成例について説明したが、次に、本実施形態に係るディスク記録再生装置を、最近VTRの代わりに普及し始めているHDDとDVDを内蔵したHDD・DVDレコーダーに適用した構成例について、以下説明する。本実施形態では、MPEG等のデータ圧縮方法によりHDDやDVDに画像・音声データを記録再生するHDD・DVDレコーダーの圧縮率に着目し、圧縮率が小さいファイル(データ)は重要なデータと考えて、HDDからDVDにバックアップするものである。なお、「圧縮率が小さい=記録ビットレートが高い」ということであるので、以下記録ビットレートを用いて説明する。
図4は本発明の実施形態に係るディスク記録再生装置をHDD・DVDレコーダーに適用する場合の全体構成を示す図である。図2dは本実施形態に係るディスク記録再生装置内におけるディスク制御回路の第4の構成例を示す図である。次に、HDD・DVDレコーダー内のHDDからDVDレコーダーへ自動バックアップする構成例について、図4と図2dを参照しながら以下説明する。
図4は、図1との対比で、パソコン0に代わりにHDD・DVDレコーダー0aとなっていることと、チューナー6が追加になったことと、入力装置がキーボード、マウスの代わりにリモコンに替わったこと、等が異っている。即ち、HDD及びDVDレコーダーを内蔵したパソコンとHDD・DVDレコーダーは内部の構成としては大部分同様であり、パソコンが汎用的に使用可能で多機能、HDD・DVDレコーダーが単機能という違いが有る。図2dに示すディスク制御回路2の第4の構成例は、図2bに示す第2の構成例との対比で、DIR領域データ記憶用メモリ231及び更新時間記憶用メモリ233の代わりに、記録ビットレート記憶用メモリ236を設けることが異なる構成となっている。本実施形態の動作を図4及び図2dを用いて説明する。
ステップ01として、アンテナからの画像・音声データをチューナー6によりディジタルデータに変換し、CPU10にてディジタルデータの復調・伸長処理を行ない、HDD3に記録する場合にディジタルデータ(例えばトランスポートストリーム(TS))のユーザーデータ記録領域以外の情報領域からHDD I/F回路21が、データの記録ビットレートの情報を抜き出すための制御信号を出力し、記録ビットレートの情報を記録ビットレート記憶用メモリ236に記録ビットレートの数値(一般的に、1〜15Mbit/sec程度)として記憶する。
ステップ02として、記録ビットレートの出力(Y)とファイル名記憶用メモリ232の出力「CCC.dat」とユーザーがCPU10経由で設定する記録ビットレートの値(X Mbit/sec)とを比較して、バックアップ判定回路235は、「Y≧X」の場合にCPU10へファイル名「CCC.dat」とそれをDVDレコーダーへバックアップすることを知らせる制御信号を送る。
ステップ03として、ここで、チューナー6からのディジタルデータをHDD3に記録する場合にはメインメモリ11(図4参照)に一旦データを蓄えているため、CPU10がHDD3に記録する時に、バックアップの通知用の制御信号がディスク制御回路2から来ている場合、DVD I/F20経由でDVDレコーダー4にも「CCC.dat」を同時に記録していく。
ステップ04として、その場合、CPU10はDVDディスク挿入判別回路22の出力がH(ディスク挿入中)であることを確認して、図4のメインメモリ11内に有る「CCC.dat」のデータをDVDレコーダー4に記録可能なフォーマットに変換して、図2aのDVD I/F回路20経由でDVDレコーダー4に記録する。
このように、記録ビットレートを上げてHDDに記録したい画像・音声データは重要なデータと考えられるので、上述したような制御を行なえば、重要な画像・音声データを自動でDVDにバックアップすることができる。なお、記録ビットレートを下げて記録すればHDDに記録するデータ量を削減できるが、一度データ量を削減して画質・音質が悪化したデータ(ファイル)はオリジナルの画質・音質に戻せない。
本発明の実施形態に係るディスク記録再生装置をパソコンに適用する場合の全体構成を示す図である。 本実施形態に係るディスク記録再生装置内におけるディスク制御回路の第1の構成例を示す図である。 本実施形態に係るディスク記録再生装置内におけるディスク制御回路の第2の構成例を示す図である。 本実施形態に係るディスク記録再生装置内におけるディスク制御回路の第3の構成例を示す図である。 本実施形態に係るディスク記録再生装置内におけるディスク制御回路の第4の構成例を示す図である。 本実施形態に関するHDD上の管理情報とユーザーデータ記録領域との一般的な関係を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るディスク記録再生装置をHDD・DVDレコーダーに適用する場合の全体構成を示す図である。
符号の説明
0 パソコン
0a HDD・DVDレコーダー
1 一時記憶・演算装置
2 ディスク制御回路
3 HDD
4 DVDレコーダー
5 データバス
6 チューナー
10 CPU
11 メインメモリ
12 I/O制御回路
20 DVD I/F回路
21 HDD I/F回路
22 DVDディスク挿入判別回路
23 主制御回路
230 FAT領域データ記憶用メモリ
231 DIR領域データ記憶用メモリ
232 ファイル名記憶用メモリ
233 更新時間記憶用メモリ
234 ファイル更新回数カウンタ・メモリ
235 バックアップファイル判定回路
236 データ圧縮率記憶用メモリ
30 管理情報記録領域
31 ユーザーデータ記録領域

Claims (9)

  1. 複数のディスク状記録媒体を備えてディジタルデータを記録再生するディスク記録再生装置であって、
    第1のディスク状記録媒体と、前記第1のディスク状記録媒体より容量の小さな第2のディスク状記録媒体と、前記第1と第2のディスク状記録媒体を制御するディスク制御回路と、CPU及び外部とのインターフェース及びメモリを有する演算装置と、前記第1のディスク状記録媒体に内蔵されたデータ情報及びファイル管理情報からなるファイルシステムと、を備え、
    前記演算装置の求めに応じて前記第1のディスク状記録媒体から特定のファイルを読み出す場合、前記ディスク制御回路は前記ファイルシステムからの情報に基づいて前記特定のファイルのアクセス回数が一定の回数に達したことを検知し、
    前記検知によって前記演算装置は前記第1のディスク状記録媒体に記録された前記特定のファイルのデータを前記第2のディスク状記録媒体にバックアップする
    ことを特徴とするディスク記録再生装置。
  2. ハードディスクレコーダー(HDD)とDVDレコーダーとを備えてディジタルデータを記録再生するディスク記録再生装置であって、
    前記HDDと前記DVDレコーダーを制御するディスク制御回路と、CPU及び外部とのインターフェース及びメモリを有する演算装置と、前記HDDに内蔵されたデータ情報及びファイル管理情報からなるファイルシステムと、を備え、
    前記演算装置の求めに応じて前記HDDから特定のファイルを読み出す場合、前記ディスク制御回路は前記ファイルシステムからの情報に基づいて前記特定のファイルのアクセス回数が一定の回数に達したことを検知し、
    前記検知によって前記演算装置は前記HDDに記録された前記特定のファイルのデータを前記DVDレコーダーにバックアップする
    ことを特徴とするディスク記録再生装置。
  3. ハードディスクレコーダー(HDD)とDVDレコーダーとを備えてディジタルデータを記録再生するディスク記録再生装置であって、
    前記HDDと前記DVDレコーダーを制御するディスク制御回路と、CPU及び外部とのインターフェース及びメモリを有する演算装置と、前記HDDに内蔵されたデータ情報及びファイル管理情報からなるファイルシステムと、を備え、
    前記演算装置の求めによって前記HDDにファイルを書き込む場合、前記ディスク制御回路は前記ファイルシステムからの情報に基づいて前記書き込まれたファイルが設定された所定時間以降に書き込まれたことを検知し、
    前記検知によって前記演算装置は前記HDDに記録された前記設定された所定時間以降に書き込まれたファイルのデータを前記DVDレコーダーにバックアップする
    ことを特徴とするディスク記録再生装置。
  4. ハードディスクレコーダー(HDD)とDVDレコーダーとを備えてディジタルデータを記録再生するディスク記録再生装置であって、
    前記HDDと前記DVDレコーダーを制御するディスク制御回路と、CPU及び外部とのインターフェース及びメモリを有する演算装置と、前記HDDに内蔵されたデータ情報及びファイル管理情報からなるファイルシステムと、を備え、
    前記演算装置の求めに応じて前記HDDから特定のファイルを読み出す場合、前記ディスク制御回路は、ユーザー毎に使用するバックアップ用のDVDディスクが挿入されていると判定した際に、前記ファイルシステムからの情報に基づいて前記特定のファイルのアクセス回数が一定の回数に達したことを検知し、
    前記検知によって前記演算装置は前記HDDに記録された前記特定のファイルのデータをユーザー毎の各バックアップ用のDVDディスクに記録する
    ことを特徴とするディスク記録再生装置。
  5. 請求項4において、
    前記演算装置は、ユーザー毎にバックアップしたいファイルを予め特定しておき、前記予め特定したファイル名を前記ディスク制御装置に知らせることによって、前記HDDに記録された前記特定のファイルのデータをユーザー毎の各バックアップ用のDVDディスクに記録する
    ことを特徴とするディスク記録再生装置。
  6. ハードディスクレコーダー(HDD)とDVDレコーダーとを備えてディジタルデータを記録再生するディスク記録再生装置であって、
    前記HDDと前記DVDレコーダーを制御するディスク制御回路と、CPU及び外部とのインターフェース及びメモリを有する演算装置と、前記HDDに内蔵されたデータ情報及びファイル管理情報からなるファイルシステムと、を備え、
    前記演算装置がディジタルデータに所定の信号処理を行って前記HDDに記録する場合、前記ディスク制御回路は、特定のファイルにおける前記ディジタルデータの記録ビットレートが予め設定した値以上であることを検知し、
    前記検知によって前記演算装置は前記HDDに記録される前記特定のファイルのデータを前記DVDレコーダーにバックアップする
    ことを特徴とするディスク記録再生装置。
  7. ハードディスクレコーダー(HDD)とDVDレコーダーとを備えてディジタルデータを記録再生するディスク記録再生装置であって、
    前記HDDと前記DVDレコーダーを制御するディスク制御回路と、CPU及び外部とのインターフェース及びメモリを有する演算装置と、前記HDDに内蔵されたデータ情報及びファイル管理情報からなるファイルシステムと、を備え、
    前記演算装置がディジタルデータに所定の信号処理を行って前記HDDに記録する場合、前記ディスク制御回路は、特定のファイルにおける前記ディジタルデータの圧縮率が予め設定した値以下であることを検知し、
    前記検知によって前記演算装置は前記HDDに記録される前記特定のファイルのデータを前記DVDレコーダーにバックアップする
    ことを特徴とするディスク記録再生装置。
  8. 請求項1ないし5のいずれか1つの請求項に記載のディスク記録再生装置を使用するパソコン。
  9. 請求項5又は6に記載のディスク記録再生装置を使用するHDD・DVDレコーダ。
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