JP2006209421A - 行動認識方法及び装置並びに商品管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 人の行動を時系列的に詳細に分析できるようにし、これに基づき店舗などにおける客の商品購入時の動向などを詳細に分析することができるようにすること。
【解決手段】 各商品にはICタグ1が取り付けられ、各棚ごとに棚ICタグ2aが取り付けられて、客が持っている買物籠4にも籠ICタグ2bが取り付けられている。客の手首には、上記ICタグを読み取るICタグ読取手段を備えた携帯端末3が装着される。携帯端末3で読み取ったICタグ情報に基づき行動認識手段(図示せず)は、ICタグ読取手段により場所情報を読み取れなくなったとき、物品情報が読み取れるか否かを判断し、次いで、場所情報が読み取られ、ついで場所情報を読み取れなくなったとき、再度物品情報が読み取れるか否かを判断する。そして、この情報に基づき、客の商品に対する行動を識別する。この識別結果情報は、管理装置に送信され客の行動が分析される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人の行動を認識するための行動認識方法および装置並びにこの行動認識装置を使用して客の行動を認識し、それに基づき客の動向などを分析したり、精算処理を行う商品管理システムに関する。
デパートやスーパーマーケット等における売場に陳列されている商品に対する種々の管理を行うのに、商品コードや売価が表記されたバーコードタグをスキャナーで読み取ってコンピュータで各商品の売上金額や売上数を集計している。この売上数から販売戦略を立案して商品の入荷量を調整している。
しかしながら、このPOSシステムで得られる各情報は、売れた/売れないの結果情報のみである。一般に客は商品を手に取って見比べて判断して最終的に一つの商品を購入する。この過程の情報はマーケットの戦略情報として重要である。
上記問題を解決するものとして、例えば、ICタグを使用して客の購入行動情報を取得して戦略情報を提供する提案がなされている(特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1に記載のものは、商品の陳列位置近傍にICタグリーダを配置し、商品に付したICタグを読取り、客がその商品に対して何回接触したかを計数することで客の購入行動を把握しようとするものである。
また、特許文献2に記載のものは、買物籠にICタグリーダを付けて買物籠に同じ商品を出し入れすれば、購入をためらっていると判断し、その商品に対する購入意欲促進情報を提供して客に購入させようとするものである。
特許第3372168号公報 特開2003−256705号公報
上記特許文献1,2で提案されているものは、いづれも接触回数や出し入れ回数により購入ためらい状況を把握するものであり、即購入を決断した商品か、ためらったあげく買う決断した商品か、ためらう原因となった他の商品は何か、ためらったあげく購入しなかった商品か、陳列位置で商品に触れてみただけなのか、また、それらの決断にどれくらいの時間を要したのか等の詳細な分析はできない。また、商品に対し客が陳列位置から買物籠を結ぶ空間における客の行動を時系列的にとらえて分析することが出来ない。
以上のように、従来から提案されているものは、人(商品に対しては客)の行動を、より詳細に分析することができず、また、人もしくは客の行動の時系列的な行動の把握は困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであって、本発明の第1の目的は、人の行動を時系列的に詳細に分析することができる行動認識方法および行動認識装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、上記行動認識装置を用いて、客の行動を認識しこの認識結果に基づき客の商品購入時の行動、動向等を分析し、これに基づき商品管理を行うことができる商品管理システムを提供することである。
本発明においては、上記課題を次のように解決する。
(1)特定の場所にICタグのような該場所を特定する場所情報を書き込んだ場所記憶手段を取り付け、また、物品に、ICタグのような該物品を特定する物品情報を書き込んだ物品記憶手段を取り付ける。また、人に、上記場所もしくは物品の近傍で、上記場所記憶手段および物品記憶手段に記憶された情報を読み取る場所/物品情報読み取り手段を装着する。
そして、以下のようにして上記場所/物品情報読み取り手段を装着した人の行動を認識する。
(イ)上記場所/物品情報読み取り手段により、場所情報を読み取れなくなったとき、物品情報が読み取れるか否かを判断する。
(ロ)場所情報が読み取られ、ついで場所情報を読み取れなくなったとき、再度物品情報が読み取れるか否かを判断する。
(ハ)上記(イ)で物品情報が読み取られたか否かの判断結果と、上記(ロ)で物品情報が読み取られた否か、および上記(ロ)で読み取られた物品情報と上記(イ)で読み取られた物品情報が等しいか否かの判断結果により上記人の行動を認識する。
具体的には、上記(ハ)で以下のように判断し、人の行動を以下のRC=1〜5と認識する。
(a)上記(イ)で物品情報が読み取られない場合、上記(ロ)の判断結果に基づき、以下のように認識する。
・上記(ロ)で物品情報が検出されなかった場合には、上記場所情報で特定される場所から、物品を取り出そうとしたが取り出さなかった(RC=1)と認識する。
・上記(ロ)で物品情報が検出された場合には、上記場所情報で特定される場所から、物品を取り出し保持している(RC=2)と認識する。
(b)上記(イ)で物品情報が読み取られた場合、上記(ロ)の判断結果に基づき、以下のように認識する。
・上記(ロ)で読み取られた物品情報が、上記(イ)で読み取られた物品情報と同じ場合には、物品を上記場所情報で特定される場所に置こうとしたが、やめて保持している(RC=3)と認識する。
・上記(ロ)で読み取られた物品情報が、上記(イ)で読み取られた物品情報と異なる場合には、上記(イ)で読み取った物品情報に対応した物品を上記場所情報で特定される場所に置いて、代わりに上記(ロ)で読み取られた物品情報に対応する物品を保持している(RC=4)と認識する。
・上記(ロ)で物品情報が読み取れない場合には、上記物品情報に対応した物品を上記場所情報で特定される場所に置いた(RC=5)と認識する。
(2)上記行動認識手法を商品管理システムに適用し、来店した客に以下の機能を有する携帯端末を保持させ、店内における客の買物行動を把握する。
すなわち、商品を陳列した陳列場所および客が持つ買物籠に場所を特定する場所情報を書き込んだ場所記憶手段を取り付け、各商品に該商品を特定する商品情報を書き込んだ商品記憶手段を取り付ける。
また、上記場所記憶手段、商品記憶手段の近傍で、上記場所情報、商品情報を読み取り可能な場所/商品情報読み取り手段を客の手首などに装着する。
そして、上記場所/商品情報読み取り手段により読み取られる情報に基づき、前記(1)の行動認識手法により、客の店内における行動を、以下のRC=1〜5と認識し、認識結果情報を例えば管理装置等に送信する。
・RC=1:陳列場所または買物籠から、商品を取り出そうとしたが取り出さなかった。・RC=2:陳列場所または買物籠から、商品を取り出して、保持している。
・RC=3:商品を上記陳列場所または買物籠に置こうとしたが、やめて保持している。・RC=4:商品を上記陳列場所または買物籠に置いて、代わりの商品を保持している。・RC=5:商品を上記陳列場所または買物籠に置いた。
(3)上記行動認識結果に基づき、管理装置で客の動向を分析し、分析結果を出力する。 すなわち、管理装置は、客の買物期間中に収集して累積した客動向情報をもとに、商品が置かれている場所と、顧客の買物龍の場所とにおいて、手にした商品に対して時系列分析して、客の動向パターンとその出現回数と、商品を手にしてから該動向パターンに至った決断時間とを分析する。
(4)上記行動認識結果から、客が買物籠に出し入れした商品を抽出し、該客の購入情報を作成し、上記購入情報をもとに精算処理を行う。
本発明においては、以下の効果を得ることができる。
(1)人が買物などの通常の目的行動をしているだけで、定められた場所、場所で扱われる物品に対する扱いについての行動情報を収集することができ、かつ該物品の扱いに対する時系列な行動分析をして必要な管理情報が提供することができる。
このため、本発明の行動認識手段を、例えば商品管理システム等に適用し、客の動向を把握することにより、各商品に対して即時入を決断した商品か、ためらったあげく買う決断した商品か、ためらう原因となった他の商品は何か、ためらったあげく購入しなかった商品か、陳列位置で商品に触れてみただけなのか、また、それらの決断にどれくらいの時間を要したのか等の詳細な分析が可能となる。
このため、効果的なマーケット情報を取得することが可能となる。
(2)本発明の行動認識手段をPOSシステムに適用し、買物籠に出し入れした商品情報を抽出することで、客の購入品目を把握することが可能となり、精算処理の効率化することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明するが、まず、本発明の行動認識処理について説明し、次に、本発明の行動認識処理を商品管理システムに適用した場合の実施例について説明する。
(1)行動認識処理。
図1は、本発明の実施例の行動認識装置におけるICタグの配置とICタグの読取範囲の一例を説明する図であり、ここでは、商品、陳列棚などの陳列場所、買物籠にICタグを取り付けた場合について説明する。
同図(a)に示すように、各商品には、それぞれICタグ1が取り付けられ、また、商品の陳列場所である各棚ごとに棚ICタグ2aが取り付けられ、さらに客が持っている買物籠4にも籠ICタグ2bが取り付けられている。
上記ICタグ1,2a,2bには、商品名、棚名、籠の利用者名などが格納されており、上記ICタグ1,2a,2bに格納された情報は、客の手首に取り付けられたICタグリーダを備えた携帯端末3により読み取られる。
図2は、人の手首に取り付けられる携帯端末3の構成例を示す図である。同図に示すように、携帯端末3は、上記商品ICタグ1、棚ICタグ2a、買物籠ICタグ2bなどのICタグの情報を読み取るICタグ読取手段(以下ICタグリーダともいう)3a、以下で説明する行動認識手段3b、行動認識処理の過程で取得した情報を管理装置等に送信する認識情報伝達手段3cを有する。なお、携帯端末3にはICタグ読取手段3aのみを設け、行動認識手段3b、認識情報伝達手段3cを他の場所に設け、ICタグ読取手段3aで読み取った情報をワイヤレス通信手段等で、行動認識手段3b、認識情報伝達手段3cに送信するようにしてもよい。
上記携帯端末3による商品ICタグ1の情報の読み取り範囲は、図1(b)に示すように各商品の近傍であり、また、棚ICタグ2aの情報の読み取り範囲は、同図に示すよう商品ICタグ1の読み取り範囲を覆うようにICタグの電波強度の違いや使用する規格の差異により実現するように設定されている。
したがって、客が商品を取ろうとしたり、商品に触れようとすると、客の手首に取り付けた携帯端末3により、まず場所ICタグ1の情報が読み取られ、ついで、商品ICタグ1の情報が読み取られる。
買物籠4に取り付けられた籠ICタグの2b読み取り範囲は、同図に示すように買物籠4の入り口全体を覆うように設定され、客が買物籠4内に商品を入れようとしたり、あるいは、買物籠4の中身を出そうとすると、携帯端末3により、籠ICタグ2bの情報が読み取られる。
なお、図1では一例として、棚と、該棚に並べられた商品と、買物籠にICタグが取り付けられている場合を示しているが、ICタグが取り付けられるものは商品に限らず、その他の物品であってもよい。以下では、上記商品タグ1を物品タグともいう。
また、商品(物品)も必ずしも棚に配置されている必要はなく、棚以外の場所に配置されていてもよい。以下では、各商品(物品)が配置された付近や、商品が収納される買物籠内を「場所」と呼び、上記棚ICタグ1b、籠ICタグをあわせて場所ICタグ2とも呼ぶ。
図3は、本実施例の行動認識方法の概要を説明する図であり、図3により上記携帯端末3をつけた人の行動を認識する方法の概要について説明する。
なお、図3において、RDは携帯端末3によりICタグの情報が読み取れた場合を示し、NRDはICタグの情報が読み取れない場合を示す。また、RCは人の行動パターンを示す行動認識結果フラグであり、以下に説明するように、携帯端末3を付けた人の行動パターンに応じて、行動認識結果フラグRCが1〜5に設定される。
(i)同図の(a)は、人が、物品を取り出そうとして場所内に手を伸ばしたが、物品をとりだすのをやめて、手を引っ込めた場合(このような行動の場合RC=1とする)における、携帯端末3による場所ICタグおよび物品ICタグ情報の読み取り状態を示している。
この場合、携帯端末3で場所ICタグおよび物品ICタグの情報が読めない状態から、場所内に手を伸ばすことにより場所ICタグの情報が読み取り可能になる。次に、手を引っ込めることにより、場所ICタグの情報が読み取りができなくなり、この状態のとき、物品ICタグの情報は読み取れない。
これは、例えば、図1(b)において、人が手を出して棚Cにある商品Aを取ろうとしたが、やめて手を引っ込めた場合であり、まず、棚Bの棚ICタグ2aの情報が読み取り可能になり、次に棚ICタグ2aの情報が読み取りできなり、このとき商品ICタグ1の情報は読めない状態となる。
同様に、図1(b)において、人が買物籠4内に手を入れて、物品を取り出そうとしたが、やめた場合にも、携帯端末3の読み取り情報は同様な状態となる。
したがって、携帯端末3によるICタグ情報の読み取り情報が上記のように変化する場合、そのときの行動はRC=1と判定することができる。
(ii)同図の(b)は、場所から物品Aを取り出し、手に持っている場合(このような行動の場合RC=2にとする)における、携帯端末3による場所ICタグおよび物品ICタグ情報の読み取り状態を示している。
この場合、携帯端末3で場所ICタグおよび物品ICタグの情報が読めない状態から、場所内に手を入れることにより場所ICタグの情報が読み取り可能になる。次に、手を引っ込めることにより、場所ICタグの情報が読み取りができなり、この状態のとき、物品Aの物品ICタグの情報を読み取ることができる。
これは、例えば、図1(b)において、人が手を出して棚Cにある商品Aを取り、手を引っ込めた場合であり、まず、棚Cの棚ICタグ2aの情報が読み取り可能になり、次に棚ICタグ2aの情報が読み取りできなり、このとき商品Aの商品ICタグ1の情報を読める状態となる。
同様に、図1(b)において、人が買物籠4内に手を入れて、物品を取り出した場合にも、携帯端末3の読み取り情報は同様な状態となる。したがって、携帯端末3によるICタグ情報の読み取り情報が上記のように変化する場合、そのときの行動はRC=2と判定することができる。
(iii)同図の(c)は、商品Aを場所に置こうとしたが、やめて手に持っている場合(このような行動の場合RC=3とする)における、携帯端末3による場所ICタグおよび物品ICタグ情報の読み取り状態を示している。
この場合、携帯端末3で場所ICタグが読めず、物品Aの物品ICタグの情報が読める状態から、場所内に手を入れることにより、場所ICタグの情報が読み取り可能になる。次に、手を引っ込めることにより、場所ICタグの情報が読み取りができなり、この状態のとき、物品Aの物品ICタグの情報を読み取ることができる。
これは、例えば、図1(b)において、商品Aを持っている人が、手を出して棚Cにある他の商品を取ろうとしたが、やめて手を引っ込めた場合であり、まず、商品AのICタグ1の情報が読み取り可能な状態で、棚Cの棚ICタグ2aの情報が読み取り可能になり、次に棚ICタグ2aの情報が読み取りできなり、このとき商品Aの商品ICタグ1の情報を読める状態となる。
したがって、携帯端末3によるICタグ情報の読み取り情報が上記のように変化する場合、そのときの行動はRC=3と判定することができる。
(iv)同図の(d)は、商品Aを場所に置いて、代わりに商品Bを取り出した場合(このような行動の場合RC=4とする)における、携帯端末3による場所ICタグおよび物品ICタグ情報の読み取り状態を示している。
この場合、携帯端末3で場所ICタグが読めず、物品Aの物品ICタグの情報が読める状態から、場所内に手を入れることにより、場所ICタグの情報が読み取り可能になる。次に手を引っ込めることにより、場所ICタグの情報が読み取りができなり、この状態のとき、物品Bの物品ICタグの情報を読み取ることができる。
これは、例えば、図1(b)において、商品Aを持っている人が、手を出して棚Cに商品Aを置いて、代わりに他の商品Bを取り、手を引っ込めた場合であり、まず、商品AのICタグ1の情報が読み取り可能な状態で、棚Cの棚ICタグ2aの情報が読み取り可能になり、次に棚ICタグ2aの情報が読み取りできなり、このとき商品Bの商品ICタグ1の情報を読める状態となる。
したがって、携帯端末3によるICタグ情報の読み取り情報が上記のように変化する場合、そのときの行動はRC=4と判定することができる。
(v)同図の(e)は、商品Aを場所に置いた場合(このような行動の場合RC=5とする)における、携帯端末3による場所ICタグおよび物品ICタグ情報の読み取り状態を示している。
この場合、携帯端末3で場所ICタグが読めず、物品Aの物品ICタグの情報が読める状態から、場所内に手を入れることにより、場所ICタグの情報が読み取り可能になる。次に、手を引っ込めることにより、場所ICタグの情報が読み取りができなり、この状態のとき、物品Aの物品ICタグの情報を読み取ることがでない。
これは、例えば、図1(b)において、商品Aを持っている人が、手を出して棚Cに商品Aを置いて手を引っ込めた場合であり、まず、商品AのICタグ1の情報が読み取り可能な状態で、棚Cの棚ICタグ2aの情報が読み取り可能になり、次に棚ICタグ2aの情報が読み取りできなり、このとき、商品ICタグ1の情報を読めない状態となる。
したがって、携帯端末3によるICタグ情報の読み取り情報が上記のように変化する場合、そのときの行動はRC=5と判定することができる。
図4は、上記手法により人の行動を認識する本発明の実施例の行動認識手段の機能構成を示す図である。
図4において、1は前記商品などの物品に取り付けられた物品ICタグであり、物品ICタグ1には、例えば物品を特定する情報(商品の場合、例えば商品名等)が記憶されている。
2は前記棚、買物籠などの場所に取り付けられた場所ICタグであり、場所ICタグには、例えば前記棚、買物籠のように、そのICタグが取り付けられた場所を特定する情報等が記憶されている。
3aはICタグ読取手段(ICタグリーダ)であり、ICタグ読取手段3aは例えば前記したようの、行動を認識する対象となる人の手首などに取り付けられ、物品に取り付けられた物品ICタグ1から所定距離以内に近づいたとき該物品ICタグ1から物品情報を読み取る。また、場所ICタグ2から所定距離以内に近づいたとき、該場所ICタグ2から場所情報を読み取る。
行動認識手段3bは、第1、第2の判定手段11,12と、行動判定手段14〜18から構成される。
第1の判定手段11は、上記ICタグ情報読み取り手段3aから、物品情報、場所情報を受け取り、場所情報が読み取りできないとき、物品情報を読み取れるかを判定する。
第2の判定手段12は、第1の判定手段11で場所情報の読み取りできない状態になったとき、上記ICタグ情報読み取り手段3aから、物品情報、場所情報を受け取って、場所情報が読み取り可能になった後、場所情報が読み取りできなくなったとき、物品情報が読み取れるかを判定する。
ここで、S1−1,S1−2,S2は、上記第1、第2の判定手段11,12における物品情報の判定結果を示し、S1−1は上記第1の判定手段11、第2の判定手段12における判定結果が、物品Aの物品情報を読み取り可の状態を示し、S1−2は物品Bの読み取り可の状態を示し、S2は物品読み取り不可の状態を示す。
13〜17は行動判定手段を示し、行動判定手段13は、第1の判定手段11の判定結果がS2(物品読み取り不可)で、かつ、第2の判定手段12の判定結果がS2(物品読み取り不可)のとき、ICタグ読取手段3aを付けた人が、物品を取り出そうとして場所内に手を伸ばしたが、物品をとりだすのをやめて、手を引っ込めた(RC=1)と判定する。
行動判定手段14は、第1の判定手段11の判定結果がS2(物品読み取り不可)で、かつ、第2の判定手段12の判定結果がS1−1(物品Aの物品情報を読み取り可)のとき、ICタグ読取手段を付けた人が、物品を取り出そうとして、読み取られた場所ICタグで特定される棚などの場所内に手を伸ばし、物品Aを取り出し手に持っている(RC=2)と判定する。
行動判定手段15は、第1の判定手段11の判定結果がS−1(物品Aの物品情報を読み取り可)で、かつ、第2の判定手段12の判定結果がS1−1のとき、ICタグ読取手段を付けた人が、物品Aを、読み取られた場所ICタグで特定される棚などの場所に置こうとしたが、やめて手に持っている(RC=3)と判定する。
行動判定手段16は、第1の判定手段11の判定結果がS−1(物品Aの物品情報を読み取り可)で、かつ、第2の判定手段12の判定結果がS1−2(物品Bの物品情報を読み取り可)のとき、ICタグ読取手段を付けた人が、物品Aを、読み取られた場所ICタグで特定される場所に置いて、代わりに物品Bを取り出した(RC=4)と判定する。
行動判定手段17は、第1の判定手段11の判定結果がS2(物品読み取り不可)で、かつ、第2の判定手段12の判定結果がS1−1(物品Aの物品情報を読み取り可)のとき、ICタグ読取手段を付けた人が、物品Aを、読み取られた場所ICタグで特定される棚などの場所に置いた(RC=5)と判定する。
上記行動判定手段13〜17で認識された人の行動は、行動認識過程で取得した物品情報、場所情報、ICタグ情報を読み取った時刻を示す時刻情報とともに、前記認識情報伝達手段3cにより、管理装置などへ送信される。
図5、図6は上記行動認識処理のフローチャートである。なお、図5では、行動認識処理の過程で取得した場所情報、物品情報、時刻情報、行動認識結果、ICタグ情報読み取り手段(または該読取手段を付けた人)のID情報等を管理装置に送信する処理を含めて示している。
図5において、ICタグリーダでICタグ情報が読み取れるかを判定する(ステップS1,S2)。
場所ICタグが読めなくなると、ICタグリーダで、物品情報が読み取れるかを判定する(ステップS3,S4)。物品ICタグから物品情報が読み取れない場合は、ステップS5に行き、場所入出検出処理を行う。
場所入出検出処理は、前記図4の行動認識装置において、第2の判定手段12により行われる「場所情報が読み取り可能になった後、場所情報が読み取りできなくなった」ことを検出する処理であり、前記図1において、携帯端末を付けた手が場所内に入った後、その場所から出たことを検出する。
場所入出検出処理の処理フローを図6に示す。同図に示すように、場所ICタグをICタグリーダで読み取れるかを判定し、場所ICタグが読み取れるようになったら(ステップT1,T2)、場所ICタグが読み取れなくなるまで待ち、場所ICタグが読み取れなくなったら処理を終了する(ステップT2,T3)。
図5に戻り、上記場所入出検出処理が終わると、ICタグリーダで物品ICタグの情報が読めるかを判定する(ステップS7)。そして、物品ICタグの情報が読めない場合には、物品を取り出そうとして場所内に手を伸ばしたが、物品をとりだすのをやめて、手を引っ込めたと判定し、RC=1に設定し、この行動認識結果を管理装置に送信する伝達情報とする(ステップS10)。
また、物品ICタグの情報が読める場合には、読み取った物品情報Aを管理装置に送信する伝達情報とする(ステップS8)。また、物品Aを取り出し手に持っている(RC=2)と判定し、この判定結果を管理装置へ送信する伝達情報とする(ステップS9)。
また、ステップS4で、物品ICタグから物品情報が読み取れる場合には、ステップS11に行き、読み取った物品情報Aを管理装置へ送信する伝達情報とし、図6で説明した場所入出検出処理を行う(ステップ12)。
場所入出検出処理終了後、物品ICタグ情報が読み取れるかを判定し(ステップ114)、読み取れれば、読み取った物品情報Bを管理装置に送信する伝達情報とし、場所入出検出処理前に検出した物品情報Aと、場所入出検出処理前に検出した物品情報Bが一致するかを判定する(ステップS15,S16)。
A=Bであれば、物品Aを、読み取られた場所ICタグで特定される棚などの場所に置こうとしたが、やめて手に持っている(RC=3)と判定し、この判定結果を管理装置へ送信する伝達情報とする(ステップS17)。
また、A=Bでなければ、物品Aを置いて、代わりに物品Bを取り出した(RC=4)と判定し、この判定結果を管理装置へ送信する伝達情報とする(ステップS18)。
また、前記ステップS14で、物品ICタグの情報が読み取れないと判定された場合には、物品Aを、読み取られた場所ICタグで特定される棚などの場所に置いた(RC=5)と判定し、この判定結果を管理装置へ送信する伝達情報とする(ステップS19)。
以上の処理が終わると、場所情報、物品情報、行動認識の判定結果、ICタグ情報を読み取った時刻を示す時刻情報等を管理装置に送信する(ステップS20)。
図7に、管理装置に送信される行動認識処理により得られた認識情報のデータフォーマット例を示す。
上記行動認識処理により取得された場所情報、物品情報、行動認識の判定結果、時刻情報等は、同図に示すフォーマットで管理装置に送信される。
なお、物品ICタグ情報(B)の領域には、判定結果がRC=4の場合で、最初にもっていた物品Aを物品Bに置き換えた場合に、物品Bの情報が書き込まれる。また、ID情報は、ICタグリーダを有する携帯端末などを識別するためのID情報である。
上記送信情報は、管理装置で受信され、管理装置ではこれらの情報に基づき、後述するように例えば商品を購入しようとする客の行動等を分析する。
以上のように、本実施例によれば、人が物品をある場所から他の場所に移動させたという情報だけでなく、ためらった後に物品をある場所から他の場所に移動させたのか、ためらう原因となった他の物品は何なのか、ためらった後に結局物品を移動させなかったのか、あるいは単に物品に触れてみただけなのか等の人の詳細な行動を把握することができる。また、それらの決断にどれくらいの時間を要したのか等の分析も可能である。
このため、人の行動分析や業務分析等に適用することが可能であり、また後述するように商品管理システムに適用することにより、店舗内における客の動向分析等を行うことができる。
(2)行動認識装置の商品管理システムへの適用例。
本発明の行動認識手法は、物品に対する人の行動を認識し分析する種々の用途に適用することができるが、以下ではその一例として、本発明の行動認識方法を商品管理システムに適用した場合の実施例について説明する。
図8は本発明の実施例の商品管理システムの構成を示す図である。
同図において、21は顧客の手首などに装着する携帯端末であり、携帯端末21は、商品ICタグ1、場所ICタグ2の情報を読み取るICタグ読取手段21aと、前記行動認識手段21bと、上記行動認識手段で取得した場所情報、商品情報、行動認識結果に、時刻情報、携帯端末21のID情報等を合わせた客動向情報を作成するための客動向情報作成手段21cと、これらの情報を管理装置に送信する送信手段21dを備える。
22は上記携帯端末21と無線の通信手段を介して接続される管理装置であり、上記携帯端末21から送られる客動向情報を受信する受信手段22aと、受信した客動向情報を累積する客動向情報累積手段22bと、累積された客動向情報を格納する客動向累積情報格納ファイル22cと、客動向累積情報を分析する客動向分析手段22dと、分析結果である客動向情報を格納する客動向分析ファイル22eと、表示手段22fを備える。
図9は上記商品管理システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。
来店した客は、まず前記した携帯端末を手首などに装着し(ステップS1)、店内で買物等をする。
店内の棚など、商品を陳列した場所には、前記した場所ICタグが取り付けられ、また、各商品には、前記した商品ICタグが取り付けられている。また、客が使用する買物籠にも前記したように籠ICタグが取り付けられている。
手首に装着された携帯端末21のICタグ読取手段21aは、前記したように上記ICタグ情報を読み取り、行動認識手段21bは、読み取られたICタグ情報に基づき、前記したように、客の買物行動が、前記RC=1〜5の内のどの行動であるのか判定する(ステップS2,S3)。
客動向情報作成手段21cは、上記行動認識手段21bによる行動認識結果と、その過程で取得した場所情報、商品情報と、時刻情報、携帯端末のID情報から、例えば前記図7に示したフォーマットの客動向情報を作成する(ステップS4)。この客動向情報は、送信手段21dから管理装置22に送信される(ステップS5)。上記処理を客の買物が終了するまで繰り返す。
一方、管理装置22側では、各客の手首などに装着した携帯端末から送信される客動向情報を受信し、この客動向情報を携帯端末21のID別に分類し、時刻順に並べて累積情報を作成する(ステップS6,S7)。この累積情報は客動向累積情報ファイル22cに格納される。
管理装置22は、上記客動向累積情報が作成されると客動向を分析する(ステップS8)。この分析結果は、客動向分析ファイル22eに格納され、必要に応じて、表示手段22fに分析結果が表示される(ステップS9)。
図10に上記客動向累積情報、客動向分析情報の一例を示す。同図(a)に示すように、客動向累積情報は、端末IDと、時刻情報と、客の行動パターンを示す行動認識結果フラグ(RC)と、その行動を取った場所情報と、商品ICタグから読み取られた商品Aの商品名、商品の種類、売価と、商品Aを商品Bに取り替えた場合には、商品Bの商品名、商品の種類、売価等から構成される。
管理装置22は、上記客動向累積情報から客の行動パターンを図10(b)のように解釈し、各商品について、客が商品を購入した場合には、即購入した商品数、リプレースして(置き換えて)購入した商品数、未購入だが手に取った商品数、未購入だが一度は買物籠に入れた商品数、これらの行動に要した時間、購入率等を求める。
そして、これらの情報を例えば商品別及び時刻別に分類し、図10(c)に示すような客動向ファイルを作成する。
さらに、上記客動向ファイルに格納された情報に基づき、売れ筋商品リスト、一度も客が触らなかった商品のリスト、客が手に取ったが結局買わなかった商品(売り方に工夫がいる商品)リスト等を作成する。
これらの情報は、表示手段22fにより、例えば図11に示すように表示される。
なお、客動向分析は上記に限られず、例えば、客の年齢階層、性別などが分かれば、年齢階層別、性別などに分類して客動向リストを作成したり、客の店内での移動ルートを分析するなど、種々の分析手法が考えられる。
以上のように本実施例においては、本発明の行動認識手段を用いて店内における客の行動を把握し、この行動認識結果を用いて客の動向を分析するようにしたので、各商品に対して即購入を決断した商品か、ためらったあげく買う決断した商品か、ためらう原因となった他の商品は何か、ためらったあげく購入しなかった商品か、陳列位置で商品に触れてみただけなのか、また、それらの決断にどれくらいの時間を要したのか等の詳細な分析が可能となり、詳細なマーケット情報の得ることができる。
図12、図13は上記実施例の変形例を示す図であり、図12は、行動認識手段を管理装置側に設けた場合の構成を示し、図13は、図12のように構成した場合の処理を示すフローチャートである。
本実施例では、図12に示すように携帯端末21にICタグ読取手段21aと、送信手段22dが設けられ、管理装置22に行動認識手段22g、客動向情報作成手段22hが設けられており、その他の構成は、前記図8と同様である。
図13のフローチャートにおいて、前記したように来店した客は、携帯端末を手首などに装着し(ステップS1)、店内で買物等をする。
手首に装着された携帯端末21のICタグ読取手段21aは、前記したように上記ICタグ情報を読み取る。送信手段22dは、ICタグ読取手段21aにより読み取られたICタグ情報と時刻情報、携帯端末のID情報を管理装置に送信する(ステップS3)。この処理は、客の買物が終了するまで繰り返される。
管理装置22では、上記送信情報を受信すると、行動認識手段22gにより、行動認識処理を行い、読み取られたICタグ情報に基づき、前記したように、客の買物行動を判定する(ステップS4,S5)。
客動向情報作成手段22hは、上記行動認識手段22gによる行動認識結果と、その過程で取得した場所情報、商品情報と、受信した時刻情報、携帯端末のID情報から、客動向情報を作成する(ステップS6)。客動向情報累積手段22bは、この客動向情報を携帯端末21のID別に分類し、時刻順に並べて累積情報を作成する(ステップS7)。この累積情報は客動向累積情報ファイル22cに格納される。
管理装置22は、上記客動向累積情報が作成されると客動向を分析する(ステップS8)。この分析結果は、客動向分析ファイル22eに格納され、必要に応じて、表示手段22fに分析結果が表示される(ステップS9)。
上記実施例では、本発明の行動認識手段を用いて客の動向を分析する場合について説明したが、本発明の行動認識手段の行動認識結果を用いて、客が購入した商品リストを作成し、この情報をPOSに送信して、精算処理をすることもできる。
図14は、行動認識手段の行動認識結果を用いて精算処理する場合のシステムの構成例を示す図である。
同図において、21は顧客の手首などに装着する携帯端末であり、携帯端末21は、商品ICタグ1、場所ICタグ2の情報を読み取るICタグ読取手段21aと、前記行動認識手段21bと、上記行動認識手段で取得した場所情報、商品情報、行動認識結果に基づき、買物籠内に入れた(購入した)商品リストを作成する買物籠管理手段21eと、買物籠に入れた商品リストを格納する購入品リストファイル21fと、買物籠に商品を入れた際、あるいは買物籠から商品を取り出した際に確認音を発生したり確認の表示をする確認手段21gと、購入した商品リストをPOS23に送信する送信手段21dを備える。
また、POS23は、携帯端末21から送信される購入品リストを受信する手段23aと、購入品リストに基づき精算処理を行う精算処理手段23bを備える。
図15は、本実施例における携帯端末21における処理を示すフローチャートであり、同図により本実施例について説明する。
来店した客は、まず前記したように携帯端末を手首などに装着し(ステップS1)、店内で買物等をする。
店内の棚など、商品を陳列した場所には、前記した場所ICタグが取り付けられ、また、各商品には、前記した商品ICタグが取り付けられている。また、客が使用する買物籠にも前記したように籠ICタグが取り付けられている。
手首に装着された携帯端末21のICタグ読取手段21aは、前記したように上記ICタグ情報を読み取り、行動認識手段21bは、読み取られたICタグ情報に基づき、前記したように、客の買物行動が、前記RC=1〜5の内のどの行動であるのか判定する(ステップS2)。
買物籠管理手段21eは、上記行動認識手段21bで取得した客の行動認識結果と、場所情報、商品情報を取得し(ステップS3)、客の行動の場所が買物籠(この例では買物籠がカートであるとして説明する)であるかを判定する(ステップS4)。
客の行動の場所がカートの場合には、行動判定フラグRC=2であるかを判定し(ステップS5)、RC=2の場合は、客がカートに入っていた商品Aを取り出したとして、購入品リストファイル21fの購入品リストから商品Aを削除する(ステップS8)。
次に、行動判定フラグRC=4であるかを判定し(ステップS6)、RC=4の場合には、手に持っている商品Aをカート内に置いて、代わりにカート内の商品Bを取り出したとして、商品Aを上記購入リストに追加し、購入リストから商品Bを削除する(ステップS9)。
さらに、行動判定フラグがRC=5であるかを判定し(ステップS7)、RC=5の場合には、手に持っている商品Aを、カート内に置いたとして、商品Aを購入リストに追加する(ステップS10)。
また、上記ステップS8〜S10の処理が終わると、前記確認手段21gから確認音を発生したり、携帯端末に確認の表示をする(ステップS11)。
以上の処理を買物が終了するまで行う(ステップS12)。これにより、購入品リストに、客がカート内に入れた商品が全て登録される。
図16に、場所ICタグ、商品ICタグ、行動認識結果情報、購入品リストの一例を示す。
同図(a)に示すように、カートに取り付けられた場所ICタグにはカート番号が、また、各商品に取り付けられた商品ICタグには、商品コード、売価、商品の種類に関する情報が書き込まれている。また、行動認識手段21bから買物籠管理手段21eには、図に示すように、行動認識結果情報(RC)、場所ICタグ情報、商品AのICタグ情報、商品BのICタグ情報が渡される。
買物籠管理手段21eは、上記場所ICタグ情報により、場所がカートに関する行動認識結果情報を抽出し、カート内に置かれた商品を判定して、図16(b)に示すように、カートに入れられた商品と、その売価と、種類からなる購入品リストを作成する。
図15に戻り、客は買物が終わると店内の精算場所に行き、精算を行う。客が精算場所に行くと、上記購入品リストがPOSに送信される(ステップS13)。
POS23側では、上記購入品リストを受信すると(ステップS14)、上記購入品リストに基づき、精算処理を行う(ステップS15)。
なお、上記実施例では、商品ICタグに売価等が登録されている場合について説明したが、POS23側に商品コードに対応した売価を登録させておき、購入品リストには、商品コードのみを登録するようにしてもよい。
また、上記実施例では、携帯端末側に行動認識手段、買物籠管理手段を設けた場合について説明したが、前記図12に示したように携帯端末には、ICタグ読取手段のみを設け、ICタグ読取手段で読み取った情報を、管理装置あるいはPOSに送信し、管理装置あるいはPOS側で、行動認識処理、買い物籠管理処理を行うようにしてもよい。
以上のように本実施例では、本発明の行動認識手段による行動認識結果を用いて、顧客の購入品リストを作成し、精算処理を行っているので精算処理の効率化を図ることができる。特に、前記図8に示したシステムに本実施例の精算システムを適用することにより、格別の装置などを付加することなく、精算処理を行うことが可能となる。
また、買物籠における商品の扱い行動から判断して購入リストを作成しているので、前記特許文献2に記載されるように、出し入れのボタン制御等が不要であり、また、客は出し入れを全く意識しなくて済む。
さらに、商品を買物籠に入れたと判断した時、または取り出したと判断した時に、確認音等を発する確認手段を設けることで、客は、買物籠に入れた商品、買物籠から出した商品が購入品リストに反映されていることを確認することができる。
商品ICタグと場所ICタグの貼り付け例と、手首に装着されたICタグリーダ付携帯端末のICタグ情報の読み取り範囲を示す図である。 図1に示した携帯端末の構成例を示す図である。 ある場所で物品がどのように扱われたかの行動を認識する方法の概要を説明する図である。 行動認識手段の機能構成を示すブロック図である。 行動認識処理のフローチャートを示す図である。 図5における場所入出検出処理を示すフローチャートである。 携帯端末から送信される認識結果情報のデータフォーマット例を示す図である。 本発明を商品管理システムに適用した場合の構成例を示す図である。 図8の携帯端末と管理装置における処理を示すフローチャートである。 客動向累積情報と分析結果である客動向分析情報の例を示す図である。 客動向分析結果の表示例を示す図である。 図8の商品管理システムにおいて、行動認識手段を管理装置側に設けた場合の構成例を示す図である。 図12のように構成した場合の携帯端末と管理装置における処理を示すフローチャートである。 行動認識手段の行動認識結果を用いて精算処理する場合のシステムの構成例を示す図である。 図14の実施例における処理を示すフローチャートである。 場所ICタグ、商品ICタグ、行動認識結果情報、および購入品リストの一例を示す図である。
符号の説明
1 物品(商品)ICタグ
2 場所ICタグ
3 携帯端末
3a ICタグ読取手段
3b 行動認識手段
3c 認識情報伝達手段
4 買物籠
11 第1の判定手段
12 第2の判定手段
13〜17 行動判定手段
21 携帯端末
21a ICタグ読取手段
21b 行動認識手段
21c 客動向情報作成手段
21d 送信手段
21e 買物籠管理手段
21f 購入品リスト
21g 確認手段
22 管理装置
22a 受信手段
22b 客動向情報累積手段
22c 客動向累積情報格納ファイル
22d 客動向分析手段
22e 客動向分析ファイル
22f 表示手段
23 POS
23a 受信手段
23b 精算処理手段

Claims (7)

  1. 特定の場所に取り付けられ、該場所を特定する場所情報を書き込んだ場所記憶手段と、物品に取り付けられ、該物品を特定する物品情報を書き込んだ物品記憶手段と、
    人に取り付けられ、上記場所もしくは物品の近傍で、上記場所記憶手段および物品記憶手段に記憶された情報を読み取る場所/物品情報読み取り手段とを備え、
    上記場所/物品情報読み取り手段により、読み取られた場所情報、物品情報に基づき、上記人の行動を認識する行動認識方法であって、
    上記場所/物品情報読み取り手段により、場所情報を読み取れなくなったとき、物品情報が読み取れるか否かを判断する第1のステップと、
    場所情報が読み取られ、ついで場所情報を読み取れなくなったとき、再度物品情報が読み取れるか否かを判断する第2のステップと、
    上記第1のステップで物品情報が読み取られたか否かの判断結果と、第2のステップで物品情報が読み取られた否か、および上記第2のステップで読み取られた物品情報と第1のステップで読み取られた物品情報が等しいか否かの判断結果により上記人の行動を認識する第3のステップからなる
    ことを特徴とする人の行動認識方法。
  2. 場所/物品情報読み取り手段を装着した人の行動を、該場所/物品情報読み取り手段からの情報に基づき認識する行動認識プログラムであって、
    上記場所/物品情報読み取り手段は、特定の場所に取り付けられ該場所を特定する場所情報を書き込んだ場所記憶手段、および、物品に取り付けられ該物品を特定する物品情報を書き込んだ物品記憶手段の近傍で、該場所記憶手段および物品記憶手段に記憶された情報を読み取るものであり、
    上記プログラムは、以下の手順をコンピュータに実行させることにより、人の行動を認識する
    (a)上記場所/物品情報読み取り手段により、場所情報を読み取れなくなったとき、物品情報が読み取れるか否かを判断する第1のステップ、
    (b)上記場所/物品情報読み取り手段により、場所情報が読み取られ、ついで場所情報を読み取れなくなったとき、再度物品情報が読み取れるか否かを判断する第2のステップ、
    (c)上記第1のステップで物品情報が読み取られない場合、第2のステップで物品情報が検出されたか否かにより上記人の行動を第1または第2の行動と認識し、
    上記第1のステップで物品情報が読み取られた場合、第2のステップで読み取られた物品情報が上記第1のステップで読み取られた物品情報と同じか否かにより、上記人の行動を第3または第4の行動と認識し、第2のステップで物品情報が読み取れない場合に、人の行動を第5の行動と認識する第3のステップ、
    ことを特徴とする行動認識プログラム。
  3. 人の行動を認識するための行動認識装置であって、
    人に取り付けられ、特定の場所に取り付けられ該場所を特定する場所情報を書き込んだ場所記憶手段、および、物品に取り付けられ該物品を特定する物品情報を書き込んだ物品記憶手段の近傍で、上記場所記憶手段および物品記憶手段に記憶された情報を読み取る場所/物品情報読み取り手段と、
    上記場所/物品情報読み取り手段により、場所情報を読み取れなくなったとき、物品情報が読み取れるか否かを判断する第1の手段と、
    場所情報が読み取られ、ついで場所情報を読み取れなくなったとき、再度物品情報が読み取れるか否かを判断する第2の手段と、
    上記第1の手段で物品情報が読み取られない場合、上記第2の手段で物品情報が検出されたか否かにより上記人の行動を第1または第2の行動と認識し、
    上記第1の手段で物品情報が読み取られた場合、第2の手段で読み取られた物品情報が上記第1の手段で読み取られた物品情報と同じか否かにより、上記人の行動を第3または第4の行動と認識し、第2の手段で物品情報が読み取れない場合、人の行動を第5の行動と認識する第3の手段とを備えた
    ことを特徴とする行動認識装置。
  4. 来店した客に装着され、該装着者の行動を認識するための携帯端末であって、
    上記携帯端末は、
    商品を陳列した陳列場所および買物籠に取り付けられ、該場所を特定する場所情報を書き込んだ場所記憶手段、および、商品に取り付けられ、該商品を特定する商品情報を書き込んだ商品記憶手段の近傍で、上記場所記憶手段および商品記憶手段に記憶された情報を読み取る場所/商品情報読み取り手段と、
    上記携帯端末により、場所情報を読み取れなくなったとき、商品情報が読み取れるか否かを判断する第1の手段と、
    場所情報が読み取られ、ついで場所情報を読み取れなくなったとき、再度商品情報が読み取れるか否かを判断する第2の手段と、
    上記第1の手段で商品情報が読み取られない場合、上記第2の手段で商品情報が検出されたか否かにより、上記客の行動を、上記陳列場所または買物籠から、上記商品情報に対応する商品を取り出そうとしたが取り出さなかった状態、もしくは、上記商品を取り出して、保持している状態であると認識し、
    上記第1の手段で商品情報が読み取られた場合、第2の手段で読み取られた商品情報が上記第1の手段で読み取られた商品情報と同じか否かにより、上記客の行動を、商品を上記陳列場所または買物籠に置こうとしたが、やめて保持している状態、もしくは、上記第1の手段で読み取った商品情報に対応した商品を上記陳列場所または買物籠に置いて、代わりに上記第2の手段で読み取られた商品情報に対応する商品を保持している状態であると認識し、
    上記第1の手段で商品情報が読み取られた場合、第2の手段で商品情報が読み取れない場合に、上記客の行動を上記商品情報に対応した商品を上記陳列場所または買物籠に置いた状態であると認識する、第3の手段から構成される行動認識手段と、
    上記行動認識手段により認識した行動情報を送信する送信手段を備えた
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  5. 来店した客の手首または手に装着可能な携帯端末と、該携帯端末と通信回線を介して接続可能な管理装置とから構成される商品管理システムであって、
    上記携帯端末は、
    特定の場所に取り付けられ、該場所を特定する場所情報を書き込んだ場所記憶手段、および、商品に取り付けられ、該商品を特定する商品情報を書き込んだ商品記憶手段の近傍で、上記場所記憶手段および商品記憶手段に記憶された情報を読み取る、場所/商品情報読み取り手段と、
    上記場所/商品情報読み取り手段で読み取った場所情報、商品情報、および該携帯端末を装着した顧客情報を管理装置に送信する送信手段を備え、
    上記管理装置は、上記携帯端末から送信された場所情報、商品情報を受信する手段と、 上記場所/商品情報読み取り手段により、場所情報を読み取れなくなったとき、商品情報が読み取れるか否かを判断する第1の手段と、場所情報が読み取られ、ついで場所情報を読み取れなくなったとき、再度商品情報が読み取れるか否かを判断する第2の手段と、 上記第1の手段で商品情報が読み取られない場合、上記第2の手段で商品情報が検出されたか否かにより、上記客の行動を、上記陳列場所または買物籠から、上記商品情報に対応する商品を取り出そうとしたが取り出さなかった状態、もしくは、上記商品を取り出して、保持している状態であると認識し、
    上記第1の手段で商品情報が読み取られた場合、第2の手段で読み取られた商品情報が上記第1の手段で読み取られた商品情報と同じか否かにより、上記客の行動を、商品を上記陳列場所または買物籠に置こうとしたが、やめて保持している状態、もしくは、上記第1の手段で読み取った商品情報に対応した商品を上記陳列場所または買物籠に置いて、代わりに上記第2の手段で読み取られた商品情報に対応する商品を保持している状態であると認識し、
    上記第1の手段で商品情報が読み取られた場合、第2の手段で商品情報が読み取れない場合に、上記客の行動を上記商品情報に対応した商品を上記陳列場所または買物籠に置いた状態であると認識する、第3の手段から構成される行動認識手段と、
    上記行動認識手段により認識した行動情報とともに、上記場所情報、商品情報、および顧客情報を客動向情報として記憶する手段と、
    上記客動向情報を基に、客の動向を分析する客動向分析手段と、分析された客動向分析結果を出力する手段を備えた
    ことを特徴とする商品管理システム
  6. 前記客動向分析手段は、客の買物期間中に収集して累積した客動向情報をもとに、商品が置かれている場所と、顧客の買物龍の場所とにおいて、手にした商品に対して時系列分析して、客の動向パターンとその出現回数と、商品を手にしてから該動向パターンに至った決断時間とを分析する
    ことを特徴とする請求項5の商品管理システム。
  7. 上記携帯端末もしくは管理装置に、上記行動認識手段により認識した顧客の行動から買物籠に出し入れした商品を抽出し、該客の購入情報を作成する買物籠管理手段と、上記購入情報をもとに精算処理を行う精算処理手段とを設けた
    ことを特徴とする請求項5または請求項6の商品管理システム。

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