JP2006209365A - 動体検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサの個数が少なくて済み、動体を鮮明に撮影することのできる動体検出装置を提供する。
【解決手段】第一焦電センサ6aと、複数の第二焦電センサ6bと、カメラ2と、カメラ2が取付けられた雲台3と、が設けられ、カメラ2を、動体13が検知された第二焦電センサ6bの方向に移動させて、動体13を撮影するカメラ制御装置8が設けられ、雲台3には車輪4a、4bが取付けられると共に、車輪4a、4bを駆動させる車輪制御装置11が設けられ、車輪制御装置11は、第一焦電センサ6aで動体13が検知された場合、第一焦電センサ6aの検知領域を少なくとも隣り合う2つの第二焦電センサ6bの総検知領域内に収めるよう、車輪4a、4bを駆動して雲台3を移動させることを特徴とする動体検出装置1。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮影方向を自動的に動体の位置に向けることができる動体検出装置に関するものである。
従来、動体を検出し撮影するシステムとしては、撮影用のカメラが固定され、広範囲を検出するセンサにより動体の有無を確認し、撮影するシステムが知られている。しかし、このシステムでは撮影用のカメラを広角でセットしなければならず、広角端での周辺光量が不足する等の理由により、不鮮明なものとなってしまっていた。
そこで、上記課題を解決するために、特許文献1のようなものが知られている。すなわち、カメラが設置される雲台に、カメラを囲むようにして複数の赤外線センサを設置し、該複数の赤外線センサの感知範囲の中から、所定の比較基準範囲内の量の赤外線が感知された感知範囲を判定し、該感知範囲がカメラの撮影範囲内に入るようにカメラを移動させる機構を持ったものである。
特開6−233307号公報
しかしながら、特許文献1のものは次のような課題がある。すなわち、撮影対象範囲が広くなればなるほど、それだけ赤外線センサを雲台に設置する個数が無駄に増えてしまう。すると、赤外線センサ分の設置スペースが新たに必要となってきて撮影システムが大型化してしまう。さらに、大量の赤外線センサが必要となるため、撮影システム全体のコストが大幅にかかってしまうといったことがあった。
本発明は上記課題に鑑みてなしたもので、その目的は、センサの個数が少なくて済み、動体を鮮明に撮影することができる動体検出装置を提供することにある。
請求項1に係る発明の動体検出装置は、動体の有無を検知する第一焦電センサと、複数の第二焦電センサと、動体を撮影するカメラと、カメラが取付けられた雲台と、が設けられ、複数の第二焦電センサは、第一焦電センサの検知領域外かつ第一焦電センサと略同一平面内の領域を、互いの検知領域の少なくとも一部が重複するよう検知するものであり、個々の検知幅が第一焦電センサの検知幅よりも狭く、少なくとも隣り合う2つの第二焦電センサの総検知幅が第一焦電センサの検知幅よりも広く、カメラを、動体が検知された第二焦電センサの方向に移動させて、動体を撮影するカメラ制御装置が設けられ、雲台には車輪が取付けられると共に、車輪を駆動させる車輪制御装置が設けられ、車輪制御装置は、第一焦電センサで動体が検知された場合、第一焦電センサの検知領域を少なくとも隣り合う2つの第二焦電センサの総検知領域内に収めるよう、車輪を駆動して雲台を移動させることを特徴とする。
請求項2に係る発明の動体検出装置は、請求項1記載の動体検出装置において、第一焦電センサと複数の第二焦電センサとは、カメラを中心として略同一円状に設けられ、車輪制御装置は、第一焦電センサで動体が検知された場合、車輪を駆動して雲台を一定角度回転移動させることを特徴とする。
請求項3に係る発明の動体検出装置は、請求項2記載の動体検出装置において、複数の第二焦電センサの全検知幅は略180°であることを特徴とする。
請求項1に係る動体検出装置によれば、動体の有無を検知する第一焦電センサと、複数の第二焦電センサと、動体を撮影するカメラと、カメラが取付けられた雲台とが設けられている。そして、カメラを、動体が検知された第二焦電センサの方向に移動させて動体を撮影するカメラ制御装置が設けられている。また、雲台には車輪が取付けられ、車輪を駆動させる車輪制御装置が設けられ、第一焦電センサで動体が検出された場合、第一焦電センサの検知領域を少なくとも隣り合う2つの第二焦電センサの検知領域内に収めるよう、車輪を駆動して雲台を移動させる。このことより、第一焦電センサと、個々の検知幅が狭い複数の第二焦電センサとを組み合わせて動体を撮影することが可能となり、全検知領域を複数の第二焦電センサのみで検知するようにした時よりも、焦電センサの個数が少なくて済む。また、配設される焦電センサの設置スペースが減り、動体検出装置のコストダウンを図ることができる。
請求項2に係る発明の動体検出装置によれば、請求項1に係る発明の動体検出装置の効果に加えて、第一焦電センサと複数の第二焦電センサとが略同一円状に設けられ、第一焦電センサで動体が検知された場合、車輪で雲台を回転させるだけであるので、雲台の移動スペースを必要とせず、狭いスペースでの動体検出が可能になる。
請求項3に係る発明の動体検出装置によれば、請求項2に係る発明の動体検出装置の効果に加えて、複数の第二焦電センサの総検知幅が略180°であることにより、第一焦電センサで動体が検知された場合、雲台を半回転させるだけで、複数の第二焦電センサの検知領域およびそれ以外の検知領域をすべて検知できることになり、略全方向の動体を検知することができる。
以下、本発明の一実施形態を図に基づいて説明する。図1は本発明の動体検出装置の平面図であり、図2は斜視図であり、図3は動体検出装置のシステム構成のブロック図であり、図4は後述する第二焦電センサで動体が検知された時のカメラの動作状態を示した平面図であり、図5は後述する第一焦電センサで動体が検知された時のカメラの動作状態を示した平面図であり、図6は動体が検出されてからカメラで撮影されるまでの流れを示したフローチャートである。本実施形態における前方とは、後述する第二焦電センサが設けられている方向であって、後方とは、前方とは逆方向の後述する第一焦電センサが設けられている方向のことをいう。
本発明の動体検出装置1は、図2に例示したように、例えば、人間や動物等の動体13(図示せず)を撮影するためのカメラ2が設けられ、カメラ2を支える土台としての役割を果たす雲台3が設けられている。雲台3は略円盤状のものであり、雲台3の上部にカメラ2が回転自在に設置されている。また、雲台3には、2つの車輪(第一車輪4aおよび第二車輪4b)が設けられている。2つの車輪4a、4bは一本の車軸5によって連結されている。車軸5は略円盤状の雲台3の中心部分を通り、雲台3の側面に2つの車輪4a、4bが位置している。車輪4a、4bは、車軸5の軸周りに回転することにより回転し、雲台3を移動させることができる。さらに、雲台3の側面には一個の第一焦電センサ6aおよび複数個の第二焦電センサ6bが設けられている。
次に、第一焦電センサ6a、第二焦電センサ6bについて、図1を用いて説明する。図1に例示したように、雲台3の側面であって、動体検知装置1の前方に当たる位置に複数個の第二焦電センサ6bが設けられている。第二焦電センサ6bは、動体13(図示せず)から発せられる赤外線を感知して、動体13の有無を検出できるセンサである。第二焦電センサ6bは、第一車輪4aの中心付近から始まり、第二車輪4bの中心付近まで雲台3の前方側面に略180°(α)に亘って設けられている。この第二焦電センサ6bの個数は何個設けても構わないが、本実施形態では5つの第二焦電センサ6bを設けている。5つの第二焦電センサ6bは略同一平面内の動体13を検知できるように設置されている。また、隣同士の第二焦電センサ6bは互いに重複する検知領域を持つように設けられている。なぜならば、互いに重複しないように設けられると、第二焦電センサ6bの検知領域外に動体13が位置した場合、第二焦電センサ6bが動体13を検知できない場合があるからである。勿論、雲台3の近傍では、第二焦電センサ6bの検知センサの放出角度により、検知領域外の場所が多く存在するが、雲台3から一定の距離以上離れた動体13を検知できればよく、雲台3近傍の領域は考えない。重複した検知領域で動体13が検出された場合は、どちらか一方の第二焦電センサ6bが検知するようになっていればよい。
カメラ2は回転移動され、いずれかの第二焦電センサ6bで動体13が検知された場合、後述するカメラ制御装置8により動体13が検知された第二焦電センサ6bの中心にカメラ2の中心が位置するようにされる。また、カメラ2は、その写角(β)が少なくとも第二の焦電センサ6bの検知幅よりも大きく設定されている。このことにより、動体13の一部のみが第二焦電センサ6bの検知領域内に位置して第二焦電センサ6bで検出された場合でも、カメラ2のフレーム内に写る動体13の割合が大きくなる。
また、雲台3における第二焦電センサ6bが設けられていない後方側面には1つの第一焦電センサ6aが設けられている。第一焦電センサ6aは、複数個の第二焦電センサ6bと略同一平面内の動体13を検知できるように設けられている。第一焦電センサ6aも第二焦電センサ6bと同様に、動体13から発せられる赤外線を感知して、動体13の有無を検出できるものである。しかし、この第一焦電センサ6aが第二焦電センサ6bと異なるのは、第一焦電センサ6aは、個々の第二焦電センサ6bの検知領域よりも広範囲を検知できるセンサであるという点である。つまり、動体検出装置1の後方部を一つの第一焦電センサ6aでカバーしているということになる。
第一焦電センサ6aと、複数の第二焦電センサ6bとは重ならないように設けられるとよい。もし、一部が重なって設けられた場合は、その重なった領域に動体13が位置した時に、カメラ制御装置8は第二焦電センサ6bに反応するように制御されるとよい。また、第一焦電センサ6aと第二焦電センサ6bとは、少なくとも隣り合う2つの第二焦電センサ6bの総検知幅が第一焦電センサ6aよりも広い幅となるようになっている。この理由は後述する。
次に、動体検出装置1の回路構成について、図3を用いて説明する。雲台3内部にはCPU(中央制御処理装置)7が設けられている。CPU7には、図3に示す第一焦電センサ6aおよび第二焦電センサ6bからの入力状態により、カメラワークを制御するカメラ制御装置8が備えられている。このカメラ制御装置8にはカメラ回転用モータ9が接続され、このカメラ回転用モータ9によりカメラ2が回転移動する。カメラ回転用モータ9は、カメラ2が第二焦電センサ6bで検知できる検知領域のみを撮影できるようになっている。つまり、第二焦電センサ6bが設けられた第一車輪4aから第二車輪4bまでの略180°を回転できるようになっている。また、カメラ2はモニタ10と接続され、撮影した画像を見ることができる。
また、CPU7には、2つの車輪を制御する車輪制御装置11が設けられている。この車輪制御装置11には、第一車輪4aに連結される第一車輪駆動用モータ12aと、第二車輪4bに連結される第二車輪駆動用モータ12bとが接続されている。この2つの第一車輪駆動用モータ12aと第二車輪駆動用モータ12bとによって、動体検出装置1全体が前進、後退および回転できるようになっている。具体的には、第一車輪4aと第二車輪4bとが、共に前回転することにより雲台3が前進し、第一車輪4aと第二車輪4bとが、共に後回転することにより雲台3が後退し、第一車輪4aが前回転し第二車輪4bが後回転する、又は第一車輪4aが後回転し第二車輪4bが前回転することにより雲台3が回転できるようになっている。
次に、上記のような動体検出装置1の動作を図4および図5を用いて説明する。図4は、第二焦電センサ6bで動体13が検出された場合の動作状態を示した図である。図4(a)示すように、左から前方にかけて2つ目の第二焦電センサ6bで動体13が検出された場合、カメラ2はカメラ制御装置8により、図4(b)に示すように動体13の検出された第一焦電センサ6aの方向に雲台3の中心で左回りに回転し、第二焦電センサ6bの中心にカメラ2の中心が位置するように停止し、動体13をフレームの中に捕らえ、撮影する。カメラ制御装置8を駆動させている時には、すべての焦電センサ(第一焦電センサ6a及び第二焦電センサ6b)を停止させる。なぜならば、カメラ2回転中にいずれかの焦電センサ6a、6bを起動させていると、作動させている焦電センサ6a、6bが他の目的外の動体を捕らえてしまう可能性があり、目的の動体13をうまく撮影できないからである。
ここで、上記第二焦電センサ6bで動体13が検出された場合の動作の流れを図6に従って説明する。まず、動体検出装置1のシステムを起動させ、動体13の検出があるかどうかを検出する(S101)。動体13の検出がなければ、システムを終了する。動体13の検出があった場合、どの焦電センサ6a、6bで検出があったのかを判別し(S102)、第二焦電センサ6bであった場合、カメラ制御装置8が起動し、動体13が検出された第二焦電センサ6bの方向にカメラ2を回転させるための、カメラ回転信号を発信する(S106)。次いで、カメラ回転信号を受信したカメラ回転モータ9は、そのモータを回転させる(S107)。モータの回転により、回転移動したカメラ2は、動体13を撮影する(S108)。撮影された画像はカメラ2と接続されたモニタ10に映し出される(S109)。
図5は、第一焦電センサ6aで動体13が検出された場合の動作状態を示した図である。図5(a)に示すように、動体検出装置1の後方に配設された第一焦電センサ6a内の検知領域で動体13が検出された場合、図5(b)に示すように、車輪制御装置11により第一車輪4aを前回転させると共に、第二車輪4bを後回転させて略円盤状の雲台3の中心を支点にして、雲台3を時計方向に一定の角度(180°)回転させる。車輪制御装置11の駆動中は動体検出装置1に配設されたすべての焦電センサ(第一焦電センサ6a及び第二焦電センサ6bは起動させない。なぜならば、第一車輪4aと第二車輪4bの駆動中に焦電センサ6a、6bを起動させていると、作動中の焦電センサ6a、6bが他の目的外の動体を捕らえてしまう可能性があり、目的の動体13をうまく撮影できないからである。
ここで、前述した少なくとも隣り合った第二焦電センサ6bの総検知幅の方が、第一焦電センサ6aの検知幅よりも広くなっている理由について説明する。本実施形態では、第二焦電センサ6bの検知幅が略180°に亘って設けられているが、例えば、第二焦電センサ6bの検知幅が90°であったとして説明する。第一焦電センサ6aで動体13が検出され、車輪制御装置11により第一車輪4aと第二車輪4bが駆動し雲台3が回転した場合、例えば第一焦電センサ6aの検知幅が120°であったとすると、第一焦電センサ6aの検知幅と第二焦電センサ6bの検知幅との角度差は30°であり、この30°の幅は、第一焦電センサ6aのみが検知する検知領域の幅である。第一焦電センサ6aがこの30°の検知幅内で動体13を捉えていた場合、第二焦電センサ6bでは動体13を検知できずにカメラ2で動体13を撮影できない。よって、少なくとも隣り合った2つの第二焦電センサ6bの総検知幅は、第一焦電センサ第一焦電センサ6aの検知幅よりも広い幅となっているのである。
そして、雲台3の180°回転後は、図5(c)に示すように、第二焦電センサ6bを起動させ、動体13が検出された第二焦電センサ6b(左から2番目)の方向にカメラ制御装置8によってカメラ2を回転移動させ、第二焦電センサ6bの中心にカメラ2の中心が位置するように停止し、フレームの中に動体13を捕らえ、撮影する。カメラ制御装置8を駆動させている時には、すべての焦電センサ(第一焦電センサ6a及び第二焦電センサ6b)を停止させる。なぜならば、カメラ2の回転中に焦電センサを起動させていると、作動中の焦電センサが他の目的外の動体を捕らえてしまう可能性があり、目的の動体13をうまく撮影できないからである。
ここで、上記第一焦電センサ6aで動体13が検出された場合の動作の流れを図6に従って説明する。まず、動体検出装置1のシステムを起動させ、動体13の検出があるかどうかを検出する(S101)。動体13の検出がなければ、システムを終了する。動体13の検出があった場合、どの焦電センサで検出があったのかを判別し(S102)、第一焦電センサ6aであった場合、車輪制御装置11を起動させ、車輪制御装置11から第一車輪駆動用モータ12aおよび第二車輪駆動用モータ12bに車輪駆動信号を発信する(S103)。車輪駆動信号を受信した第一車輪駆動用モータ12aおよび第二車輪駆動用モータ12bは、モータの回転を行い、雲台3を回転させる(S104)。次いで、第二焦電センサ6bで動体13を検出し(S105)、カメラ制御装置8が起動し、動体13が検出された第二焦電センサ6bの方向にカメラ2を回転させるための、カメラ回転信号を発信する(S106)。次いで、カメラ回転信号を受信したカメラ回転モータ9は、モータを回転させる(S107)。モータの回転により、回転移動したカメラ2は、動体13を撮影する(S108)。撮影された画像はカメラ2と接続されたモニタ10に映し出される(S109)。
従って本実施形態によれば、車輪4a、4bにより雲台3を移動することにより、複数の第二焦電センサ6bと、個々の第二焦電センサ6bよりも広範囲を検出する第一焦電センサ6aとを組み合わせて動体13を撮影することが可能となり、全検知領域を複数の第二焦電センサ6bのみで検知するようにした時よりも、焦電センサ6a、6bの個数が少なくて済む。また、配設される焦電センサ6a、6bの設置スペースが減り、動体検出装置1のコストダウンを図ることができる。
また、第一焦電センサ6aと複数の第二焦電センサ6bとが略同一円状に設けられ、第一焦電センサ6aで動体13が検知された場合、車輪4a、4bで雲台3を回転させるだけであるので、雲台3の移動スペースを必要とせず、狭いスペースでの動体検出が可能になる。
さらに、複数の第二焦電センサ6bの総検知幅が略180°で雲台3の回転角度が180°となっていることにより、第一焦電センサ6aで動体13が検知された場合、雲台3を半回転させるだけで、複数の第二焦電センサ6bの検知領域およびそれ以外の検知領域を、すべて検知できることになり、略全方向の動体13を検知することができる。
以上の如く、動体13は第一焦電センサ6a及び第二焦電センサ6bによって検出され、カメラ2によって撮影されるのである。
本実施形態では、焦電センサ6a、6bを用いて動体13を検出していたが、動体13の有無を検出できるのであれば、センサの種類の如何は問わない。また、雲台3は略円形状であったが、勿論、雲台3は円盤形状を成さなくてもよい(例えば、立方体)。また、第二焦電センサ6bの個数の如何は問わない。さらに、雲台3ごと回転移動できるのであれば、車輪は第一車輪4aおよび第二車輪4b以外にも設けてもよく、それぞれの車輪4a、4bの設置場所は問わない。
本発明の一実施形態に係る動体検出装置の平面図である。 同上の斜視図である。 同上の回路構成を示したブロック図である。 同上の動作状態を示した平面図である。 同上の他の動作状態を示した平面図である。 同上の動作状態を示したフローチャートである。
符号の説明
1.動体検出装置
2.カメラ
3.雲台
4a.第一車輪(車輪)
4b.第二車輪(車輪)
6a.第一焦電センサ
6b.第二焦電センサ
8.カメラ制御装置
11.車輪制御装置
13.動体


Claims (3)

  1. 動体の有無を検知する第一焦電センサと、複数の第二焦電センサと、動体を撮影するカメラと、カメラが取付けられた雲台と、が設けられ、
    前記複数の第二焦電センサは、第一焦電センサの検知領域外かつ第一焦電センサと略同一平面内の領域を、互いの検知領域の少なくとも一部が重複するよう検知するものであり、個々の検知幅が第一焦電センサの検知幅よりも狭く、少なくとも隣り合う2つの第二焦電センサの総検知幅が第一焦電センサの検知幅よりも広く、
    前記カメラを、動体が検知された第二焦電センサの方向に移動させて、動体を撮影するカメラ制御装置が設けられ、
    前記雲台には車輪が取付けられると共に、車輪を駆動させる車輪制御装置が設けられ、
    前記車輪制御装置は、第一焦電センサで動体が検知された場合、第一焦電センサの検知領域を少なくとも隣り合う2つの第二焦電センサの総検知領域内に収めるよう、車輪を駆動して雲台を移動させることを特徴とする動体検出装置。
  2. 前記第一焦電センサと複数の第二焦電センサとは、カメラを中心として略同一円状に設けられ、
    前記車輪制御装置は、第一焦電センサで動体が検知された場合、車輪を駆動して雲台を一定角度回転移動させることを特徴とする請求項1記載の動体検出装置。
  3. 前記複数の第二焦電センサの全検知幅は略180°であることを特徴とする請求項2記載の動体検出装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008309701A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Sony Computer Entertainment Inc ユーザインタフェース装置、及びその制御方法
JP2016170109A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 負荷制御装置

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