JP2006208638A - 熱現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 熱現像部の振動に起因する画像露光部の不良画像を無くすることのできる熱現像装置熱現像装置を提供する。
【解決手段】 熱現像部と画像露光部とを同一の防振装置の上に載置するか、あるいは、熱現像部および画像露光部をそれぞれ異なる防振装置の上に載置し、かつ、防振装置を含む熱現像部の固有振動数に対して防振装置を含む熱現像部の強制振動数が減衰領域内で、かつ、前記熱現像部の振動の振幅を前記画像露光部の振動の振幅の2.0倍以下となる前記防振装置を用いるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は熱現像装置に関するもので、特に熱現像記録材料の中の画像欠陥を目立たなくする熱現像装置に関する。
近年、医療分野において環境保全、省スペースの観点から処理廃液の減量が強く望まれている。そこでレーザー・イメージャーにより効率的に露光させることができ、高解像度及び鮮鋭さを有する鮮明な黒色画像を形成することができる医療診断用及び写真技術用途の光感光性熱現像写真材料に関する技術が必要とされている。これら光感光性熱現像写真材料では、溶液系処理化学薬品の使用をなくし、より簡単で環境を損なわない熱現像処理システムを顧客に対して供給することができる。
一般画像形成材料の分野でも同様の要求はあるが、医療用画像は微細な描写が要求されるため鮮鋭性、粒状性に優れる高画質が必要である上、診断のし易さの観点から冷黒調の画像が好まれる特徴がある。現在、インクジェットプリンター、電子写真など顔料、染料を利用した各種ハードコピーシステムが一般画像形成システムとして流通しているが、医療用画像の出力システムとしては満足できるものがない。
これに対して近年、湿式処理を行う必要がないドライシステムによる記録装置が注目されている。このような記録装置では、感光性及び感熱性記録材料(感光感熱記録材料)や熱現像感光材料のフィルムが用いられている。以下、この材料を「熱現像記録材料」又は「熱現像感光材料」と言う。また、このドライシステムによる記録装置では、露光部で熱現像記録材料にレーザ光を照射(走査)して潜像を形成し、その後、熱現像部において熱現像記録材料を加熱手段に接触させて熱現像を行い、その後、冷却し(正確には、上流の徐冷部と下流の冷却部とに分けることもある。)、画像が形成された熱現像記録材料を装置外に排出している。このようなドライシステムは、湿式処理に比べて廃液処理の問題を解消することができる。
上記のような有機銀塩を利用した熱画像形成システムが、例えば、米国特許3152904号、同3457075号の各明細書およびB.シェリー(Shely)による「熱によって処理される銀システム(Thermally Processed Silver Systems)」(イメージング・プロセッシーズ・アンド・マテリアルズ(Imaging Processes and Materials)Neblette 第8版、スタージ(Sturge)、V.ウオールワース(Walworth)、A.シェップ(Shepp)編集、第2頁、1996年)に記載されている。特に、熱現像記録材料は、一般に、触媒活性量の光触媒(例、ハロゲン化銀)、還元剤、還元可能な銀塩(例、有機銀塩)、必要により銀の色調を制御する色調剤を、バインダーのマトリックス中に分散した感光性層を有している。熱現像記録材料は、画像露光後、高温(例えば80℃以上)に加熱し、ハロゲン化銀あるいは還元可能な銀塩(酸化剤として機能する)と還元剤との間の酸化還元反応により、黒色の銀画像を形成する。酸化還元反応は、露光で発生したハロゲン化銀の潜像の触媒作用により促進される。そのため、黒色の銀画像は、露光領域に形成される。米国特許2910377号、特公昭43−4924号をはじめとする多くの文献に開示され、そして熱現像記録材料による熱現像装置が開示された。
そして、特に、1枚のシート状熱現像記録材料を搬送部で搬送しながら、走査部からのレーザ光で走査露光するとともに、露光されたシート状熱現像記録材料を先端部側から順に熱現像部で熱現像処理するといった1枚のシート状熱現像記録材料に対して露光処理と熱現像処理とを同時に行う方式を採用しているものが提案されている。
図5はこのような露光しながらそのシート状熱現像記録材料の先端部側を熱現像部で熱現像処理する方式の熱現像装置の概略構成図を示す。
300は熱現像装置で、この熱現像装置300は、湿式の現像処理を必要としない熱現像記録材料を用い、レーザ光からなる光ビームによる走査露光によって熱現像記録材料を露光して潜像を形成した後に、熱現像を行って可視像を得、その後常温まで徐冷・冷却する装置である。
従って、この熱現像装置300は、基本的に、熱現像記録材料の搬送方向順に、熱現像記録材料供給部Aと、画像露光部(レーザ記録装置)Bと、熱現像部Cと、徐冷部を含む冷却部Dを備えており、また、各部間の要所に設けられ熱現像記録材料を搬送するための搬送手段と、各部を駆動し制御する電源/制御部Eを備えている。電源/制御部EにはCPUが設けられ、これによって各種の制御を行わせることができる。
この熱現像装置300では、最下段に電源/制御部E、その上段に熱現像記録材料供給部A、更にその上段に画像露光部Bと熱現像部Cと冷却部Dを配置した構成となっており、画像露光部Bと熱現像部Cとを隣接させた配置としている。
この構成によれば、露光工程と熱現像工程を短い搬送距離内で行うことができ、熱現像記録材料の搬送パス長を最短化し、1枚の出力時間を短縮することができる。また、1枚の熱現像記録材料に対して露光工程と熱現像工程との両工程を同時に実施することが可能となる。
熱現像記録材料としては、熱現像感光材料又は感光感熱記録材料を使用することができる。熱現像感光材料は、光ビーム(例えばレーザビーム)によって画像を記録(露光)し、その後、熱現像して発色させる記録材料である。また、感光感熱記録材料は、光ビームによって画像を記録し、その後、熱現像して発色させるか、あるいは、レーザビームのヒートモード(熱)によって画像を記録すると同時に発色させ、その後、光照射で定着する記録材料である。
熱現像記録材料供給部Aは、熱現像記録材料を1枚ずつ取り出して、熱現像記録材料の搬送方向の下流に位置する画像露光部Bに供給する部分であり、2つの装填部11a,11bと、各装填部にそれぞれ配置される供給ローラ対13a,13bと、搬送ローラ14a,14b及び搬送ガイド(図示なし)とを有して構成される。また、2段構成となっている各装填部11a,11bの内部には、異なる熱現像記録材料F(例えば、B4サイズ、及び半切サイズなど)が収容されたマガジン15a,15bが挿入され、各段に装填されたサイズや向きの、いずれかを選択的に使用できるようにしている。
なお、上記熱現像記録材料は、シート状に加工され、通常、100枚等の所定単位の積層体(束)とされ、袋体や帯等で包装されてパッケージとされている。パッケージはそれぞれマガジンに収容されて熱現像記録材料供給部Aの各段に装填される。
画像露光部Bは、熱現像記録材料供給部Aから搬送ガイド14a、14bにて搬送されてきた熱現像記録材料に対して光ビームLを主走査方向に走査露光し、また、主走査方向に略直交する副走査方向(即ち、搬送方向)に搬送することで、所望の画像を熱現像記録材料に記録して潜像を形成する。
そこで、画像露光部Bについて具体的に説明する。
図6はレーザ記録装置である記録部Bを示すもので、シート状熱現像記録材料を搬送するための副走査搬送部と、シート状熱現像記録材料をレーザ光で露光する走査露光部との概略構成を示す構成図を示している。
レーザ記録装置である記録部Bは、光ビーム走査露光によって熱現像記録材料Fを露光する部位であり、熱現像材料の搬送面からのばたつきを防止つつ搬送するばたつき防止機構を有した副走査搬送部(副走査手段)18と、走査露光部(レーザ照射手段)19とを備えている。
走査露光部19は、別途用意された画像データに従ってレーザの出力を制御しつつ、このレーザを走査(主走査)させる。このとき熱現像記録材料を副走査搬送部18によって副走査方向に移動させる。
副走査搬送部18は、照射するレーザ光の主走査ラインを挟んで、軸線がこの走査ラインに対して略平行に発明位置された2本の駆動ローラ21,22と、これら駆動ローラ21,22に対向して配置され、熱現像記録材料Fを支持するガイド板23を備えている。ガイド板23は、各駆動ローラ21,22との間に挿入される熱現像記録材料Fを、並設されたこれら駆動ローラ同士間の外側で該駆動ローラ周面の一部に沿って撓ませるスロープ部25,26と、駆動ローラ同士間で熱現像記録材料の撓みによる弾性反発力を当該して受け止める略水平な面からなる押し当て部29が設けられている。
スロープ部25は、押し当て部29との境界部分で屈曲して接続された傾斜面であり、このスロープ部25と押し当て部29との交差角度φは、0°〜45°の範囲に設定されている。そして、搬送下流側のスロープ部26についても同様に形成され、押し当て部29に対して上記交差角度φの傾斜面が設けられている。なお、0°より大きな交差角度φで屈曲させた傾斜面は少なくとも搬送方向上流側に設けてあればよい。
駆動ローラ21は、図示しないモータ等の駆動手段の駆動力を、歯車やベルト等の伝達手段を介して受け、図6の時計回り方向へ回転するようになっている。なお、この駆動ローラ21と同一構成の駆動ローラ22を、スロープ部26と押し当て部29との境界位置に、熱現像記録材料Fの排出用として設けている。
ここで、駆動ローラ21を例に取り説明すると、駆動ローラ21は押し当て部29とスロープ部25との境界部分である屈曲部31に対向配置されている。この駆動ローラ21のガイド板23に対する配置位置は、図7に模式的に一部拡大して示す側面図に見られるように、ガイド板23の屈曲部(角度変更点)31を通り、ガイド板の内角(180°−φ)を2等分する直線Mと、駆動ローラ21の外周が接する範囲であることが好ましい。なお、駆動ローラ21の直径とガイド板23の長さの関係については別段制約はない。
また、駆動ローラ21は、その周面がガイド板23との間で所定の隙間Gが形成されるように配置されている。この隙間Gは、熱現像記録材料Fの肉厚寸法tに対して同一乃至10倍の厚さ(t≦G≦10t)とすることが好ましい。
上記副走査搬送部18の構成において、スロープ部25の先端から熱現像記録材料Fが進入すると、ガイド板23と駆動ローラ21との間に熱現像記録材料Fの先端が入り込む。このとき、ガイド板23の押し当て部29とスロープ部25とが所定の角度φで屈曲されているため、熱現像記録材料Fがスロープ部25から押し当て部29に移るときに撓み、この撓みにより熱現像記録材料自身に弾性反発力が発生する。この弾性反発力により、熱現像記録材料Fと駆動ローラ21との間に所定の摩擦力が生じ、駆動ローラ21から熱現像記録材料Fへ確実に搬送駆動力が伝達され、熱現像記録材料Fが搬送される。
なお、熱現像記録材料Fがガイド板23と駆動ローラ21との間に入り込む際、時計回りに駆動される駆動ローラ21とガイド板23との隙間Gが、熱現像記録材料Fの肉厚寸法t〜10tに設定されているために、外乱による駆動ローラ21の振動等が熱現像記録材料Fの搬送に影響を及ぼすことがなくなる。即ち、上記外乱が生じた場合は、熱現像記録材料Fの弾性力(肉厚方向の変位)により吸収されるため、搬送に影響が及ぶことはない。
そして、スロープ部26及び駆動ローラ22により、ガイド板23からの熱現像記録材料Fの排出時においても、熱現像記録材料Fの屈曲による弾性反発力により駆動ローラ22との間で所定の摩擦力が生じ、確実に搬送されるようになる。
また、押し当て部29においては、熱現像記録材料Fの弾性反発力によって熱現像記録材料Fが押し当て部29に押し付けられて、熱現像記録材料Fの搬送面からのばたつき、即ち、上下方向のばたつきが抑制される。この駆動ローラ同士間の熱現像記録材料Fに向けてレーザ光を照射することで、露光位置ずれのない良好な記録が行えることになる。
さて、図6に戻って、一方、走査露光部19は、画像信号に応じて変調したレーザ光Lを主走査方向に偏向して、所定の記録位置Xに入射するものであって、熱現像記録材料の分光感度特性に応じた狭帯波長域のレーザ光(波長350nm〜900nm)を出射するレーザ光源35と、レーザ光源35を駆動する記録制御装置37と、シリンドリカルレンズ39と、光偏光器であるポリゴンミラー41と、fθ文字レンズ43と、立ち上げ用のシリンドリカルミラー45とを備えている。
なお、走査露光部19には、これ以外にもレーザ光源35から出射された光ビームを成形するコリメータレンズやビームエキスパンダ、面倒れ補正光学系、光路調整用ミラー等、公知の光ビーム走査露光装置に配置される各種光学系部材が必要に応じて配置される。なお、レーザ光の熱現像記録材料F上における記録ビーム径は、φ50〜φ200μmに設定している。特に副走査方向の記録ビーム径は、干渉領域を縮小するため小さい方が好ましい。
ここでの露光方式としてはパルス幅変調によって画像記録を行う。記録制御装置37は、記録画像に応じてレーザ光源35をパルス幅変調して駆動し、記録画像に応じてパルス幅変調された光ビームを出射させる。レーザ光源35から出射されたレーザ光Lは、ポリゴンミラー41によって主走査方向に偏向され、fθレンズ43によって記録位置Xで結像するように調光され、シリンドリカルミラー45によって光路を選択されて記録位置Xに、所定の入射角度θiで入射される。即ち、熱現像記録材料Fの法線方向と副走査方向(搬送方向)に平行な面内で、熱現像記録材料Fの法線から副走査方向へ4°〜15°の傾斜を有する入射角度θiで、熱現像記録材料Fに向けてレーザ光Lを照射する。
図8は 熱現像記録材料の層構成を示す説明図である。
まず、熱現像記録材料Fの構成を説明する。図8に示すように、熱現像記録材料は、PET(ポリエチレンテレフタレート)材等からなる厚さ176μmのベースフィルム上に厚み20μmの乳剤層Em、及び乳剤層Emの表面に厚み4μmの保護層PCをコートしたもので、また、ベースフィルムの背面にはバックコート層BC及びハレーション防止層AHを合計厚さを3μmとしてコーティングしたものである。熱現像記録材料Fの合計厚さは、150〜250μmの範囲に設定される。
屈折率は、保護層PCが1.52、乳剤層Emが1.54、ベースフィルム(PET)が1.66、バックコート層BC及びハレーション防止層AHが1.52であり、平均すると、1.5〜1.7程度となる。なお、未記録の熱現像記録材料Fの露光するレーザ光の波長に対する光透過率は50%以下で、好ましくは30%以下のものが使用される。
この熱現像記録材料Fの保護層PC側からレーザ光を入射したとき、レーザ光は界面で光路を屈折させながら進み、最下層のバックコート層BC及びハレーション防止層AH下側の空気との界面で反射され、反射光が再び保護層PCに戻される。このとき、熱現像記録材料表面におけるレーザ光入射位置P1と反射光出射位置P2との間の距離Lmが、レーザ光のビーム径より大きければ干渉の問題は回避される。
図5に戻って、熱現像部Cは、熱処理を適用されるタイプの被熱処理熱現像記録材料を加熱するものであり、構成としては、図に示すように、熱現像記録材料Fを処理するのに必要な温度となる加熱体としての熱現像記録材料の移送方向に並ぶ複数のプレートヒータ51を湾曲させ、かつ、これらのプレートヒータ51を一連の円弧状配置としている。
そして、熱現像部Cから搬出された熱現像記録材料Fは、冷却部D内の前段にある徐冷部によってシワが発生しないように、かつ湾曲ぐせが付かないように注意しながら熱現像停止温度(80℃程度)まで徐冷される。
徐冷部内では、複数のローラ対が熱現像記録材料Fの搬送経路に所望の一定曲率Rを与えるように配置してもよい。そのようにすると、熱現像記録材料Fがその材料のガラス転移点以下に冷却されるまで一定の曲率Rにより搬送されることになり、このように意図的に熱現像記録材料に曲率を付けることで、ガラス転移点以下に冷却される前に余計なカールがつかなくなり、ガラス転移点以下となれば、新たなカールが付くこともなく、カール量がばらつかなくなる。
また、徐冷ローラ自体及び徐冷部の内部雰囲気を温度調節してもよい。このような温度調節は、熱処理装置の立ち上げ直後と十分にランニングを行った後との状態をなるべく同様なものにし、濃度変動を小さくすることができる。
徐冷部でガラス転移点以下にまで冷却された熱現像記録材料Fは、徐冷部の出口近辺に設けられた搬出ローラ対57により冷却部Dに搬出される。
冷却部Dには、冷却プレート61があり、ここでさらに冷却されて熱現像記録材料Fを手にしても火傷をしない温度にまで下げられる。
その後、冷却部Dから排出された記録材料Fは、搬送ローラ64から下流側の搬出ローラ63に搬送し、搬出ローラ63から排出トレイ16に搬出される。
なお、図に示すように、排出トレイ16には、搬出された記録材料Fを保持するソータSoが設置されることも可能である。このソータSoは、熱現像装置300に着脱可能な本体65と、この本体65に設けられた複数の搬出ローラ66a、66b、66cと、複数の搬出ローラ66a、66b、66cによって本体65から搬出された記録材料Fを保持するため、本体65の上下方向に仕切られた複数の供給部67a、67b、67cとを備えている。ソータSoは、搬出ローラ66a、66b、66cのうちいずれかを選択して記録材料Fを搬出させることで、これらの搬出ローラ66a、66b、66cに対応する供給部67a、67b、67cのそれぞれに適宜仕分けて保持されることができる。熱現像装置300は、ソータSoを上部に着脱自在な構成とすることができ、必要に応じて省略し、記録材料Fを排出トレイ16にのみ搬出する構成としてもよい。
このような医療用画像形成システムによれば、CTやMRIなど各種医療用画像診断装置の画像をプリントするドライレーザーイメージャの新製品として、高速・大量処理、クリーンな環境を実現でき、フィルムプリントのドライ化による効率アップと作業環境の改善に貢献することができるようになった。
その主な特長は、超高速処理で、フィルム搬送機構により、1枚目フィルム出力時間約65秒、半切サイズ約180枚/時の超高速処理を実現し、立ち上げ時間もパワーセーブモードの待機状態からわずか10分、緊急時にも速やかにプリント可能となった。また、使いやすさも、最大3トレイを装備することができ、六切サイズから半切サイズまで、各種が診断装置の多様なフィルムサイズ要求に対応可能となり、一目でわかりやすいカラー液晶表示、フィルム補給などの操作手順のアニメーション表示を採用、誰でも・簡単に・安心して使えるようにしてあり、さらに、環境に対する配慮として、クリーンな環境を目指しており、従来、有機溶剤が不可欠といわれていた熱現像感光材料の塗布を水で行う本出願人による「水系塗布技術」を用いて製造されたドライ画像記録用フィルムの使用で画像記録時や読影診断時、保管などの際にも、気になる臭気を発生することなく、快速な作業環境を実現できるようになった。
そして、振動対策として、画像露光部Bが床の振動の影響を受けないように、画像露光部Bを防振系の上に置き、熱現像部Cは鉄枠フレームの上に置くようにしている。
さらに、別の振動対策として、搬送方向前後の搬送ローラの速度差に起因する振動対策の先行文献としては、同じく本出願人に係るものがある(特許文献1参照)。
特開2003−287862号公報
特許文献1記載の発明によると、レーザ照射手段によって画像が書き込まれている途中の記録材料を先端部側から順次熱現像する熱現像部と搬送部との間に記録材料の撓みを許容するガイド部を設け、搬送方向前後の搬送ローラの速度差をそのガイド部分でループを形成させ吸収することによって、搬送部と熱現像部との間の搬送速度差に起因する不良画像対策を改善している。
ところが振動対策を施したこのような1枚のシート状熱現像記録材料に対して露光処理と熱現像処理とを同時に行う方式であっても、均一な露光ができず、良好な画像が得られないことが生じた。その原因を追求したところ、走査露光中に熱現像部Cの振動が隣接の走査露光部Bに伝わり、この振動により走査露光部Bの走査がシート状熱現像記録材料上で密になったり粗になったりするためであることが判った。前述のように、画像露光部Bが床の振動の影響を受けないように画像露光部Bを防振系の上に置いたり、外乱による駆動ローラ21(図7)の振動が熱現像記録材料Fの搬送に影響を及ぼすことがないように熱現像記録材料Fの弾性力(肉厚方向の変位)により吸収するように対策を講じたりしてはいるものの、走査露光部Bが熱現像部Cの振動と共振に近い関係にあるときはこれだけでは防ぎきれなかった。これが原因となって均一な露光ができず、良好な画像が得られないことが判明した。
本発明は上記欠点を解決するもので、レーザ記録を行う画像露光部に熱現像部の振動が伝わるのを防止することで、熱現像部の振動に起因する不良画像を無くすることのできる熱現像装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、請求項1記載の熱現像装置の発明は、画像露光部で熱現像感光材料又は感光感熱記録材料を含む熱現像記録材料に対して光を与えて潜像を形成し、熱現像部において前記潜像に熱を加えて現像する熱現像装置であって、前記画像露光部が、前記熱現像記録材料の搬送路を挟んで一方の側に配置されるプレート状のガイド板と、他方の側に配置され、各々の軸線が前記搬送路に略平行でありかつ搬送方向に略直角に交差する2つの駆動ローラと、を含む副走査方式である熱現像装置において、前記熱現像部と前記画像露光部とを同一の防振装置の上に載置したことを特徴としている。
請求項2記載の熱現像装置の発明は、画像露光部で熱現像感光材料又は感光感熱記録材料を含む熱現像記録材料に対して光を与えて潜像を形成し、熱現像部において前記潜像に熱を加えて現像する熱現像装置であって、前記画像露光部が、前記熱現像記録材料の搬送路を挟んで一方の側に配置されるプレート状のガイド板と、他方の側に配置され、各々の軸線が前記搬送路に略平行でありかつ搬送方向に略直角に交差する2つの駆動ローラと、を含む副走査方式である熱現像装置において、前記熱現像部および前記画像露光部をそれぞれ異なる防振装置の上に載置したことを特徴としている。
請求項3記載の熱現像装置の発明は、請求項1又は2記載の熱現像装置において、前記防振装置を含む熱現像部の固有振動数に対して前記防振装置を含む熱現像部の強制振動数が減衰領域内で、かつ、前記熱現像部の振動の振幅を前記画像露光部の振動の振幅の2.0倍以下となる前記防振装置を用いたことを特徴としている。
請求項4記載の熱現像装置の発明は、請求項3記載の熱現像装置において、前記防振装置としてゴムを使用したことを特徴としている。
請求項1記載のように構成することにより、熱現像部と前記画像露光部とが同じ固有振動モードとなってしまうので、本来のそれぞれの部位の固有振動数の違いによる影響がなくなり、熱現像部の振動が画像露光部に伝わることななく不良画像がなくなる。
請求項2記載のように構成することにより、熱現像部から画像露光部に伝わる振動が抑制されるので、実質的に振動の影響が小さくなり、画像露光部における不良画像はなくなる。
請求項3記載のように構成することにより、熱現像部から画像露光部に伝わる振動が確実に抑制されるので、画像露光部における不良画像は確実になくなる。
請求項4記載のように構成することにより、熱現像部から画像露光部に伝わる振動を抑制する防振装置を簡単に安価に実現することができる。
以下、本発明に係る熱現像装置の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1に係る熱現像装置の概略構成図を示す。
図において、100は熱現像記録装置で、この熱現像記録装置100は、湿式の現像処理を必要としない熱現像記録材料を用い、レーザ光からなる光ビームによる走査露光によって熱現像記録材料を露光して潜像を形成した後に、熱現像を行って可視像を得、その後常温まで徐冷・冷却する装置である。
従って、この熱現像記録装置100は、基本的に、熱現像記録材料の搬送方向順に、熱現像記録材料供給部Aと、画像露光部(レーザ記録装置)Bと、熱現像部Cと、徐冷部を含む冷却部Dを備えており、また、各部間の要所に設けられ熱現像記録材料を搬送するための搬送手段と、各部を駆動し制御する電源/制御部Eを備えている。
熱現像記録材料供給部A、画像露光部B熱現像部C、冷却部Dの機能自体は、図5で説明した従来の熱現像装置300と原則同じであるので、重複説明はここでは省略する。
図1の実施例1に係る熱現像装置100が図5の従来の熱現像装置300と異なるのは、画像露光部(レーザ記録装置)Bと熱現像部Cとを同一の防振装置S1の上に載置した点である。
従来装置においても、画像露光部Bではポリゴンミラー41(図6)を回転させて光偏光器として用いるため、ポリゴンミラー41の振動が他の部材に影響を与えないように画像露光部Bを防振装置に載せてはいたが、それでも前述のように熱現像部Cの振動を回避することはできない場合があった。ところが、実施例1により画像露光部Bと熱現像部Cとを同一の防振装置S1の上に載置したところ、不良画像が無くなった。
このように構成することにより、熱現像部Cと画像露光部Bとが同じ固有振動モードとなるので、本来のそれぞれの部位の固有振動数の違いによる影響がなくなり、熱現像部の振動が画像露光部に伝わることななく不良画像がなくなるものと推察される。そして、防振装置S1としては防振ゴムを使用するのが、最も簡単かつ安価に実現することができるので防振ゴムが推奨される。
図2は本発明の実施例2に係る熱現像装置の概略構成図を示す。
図において、200は熱現像記録装置で、この熱現像記録装置200は、湿式の現像処理を必要としない熱現像記録材料を用い、レーザ光からなる光ビームによる走査露光によって熱現像記録材料を露光して潜像を形成した後に、熱現像を行って可視像を得、その後常温まで徐冷・冷却する装置である。
図2の熱現像装置200が図1の実施例1の熱現像装置100と異なるのは、熱現像装置100が画像露光部Bと熱現像部Cとを共通の防振装置S1の上に載置しているのに対して、熱現像装置200は画像露光部Bと熱現像部Cとをそれぞれ別体の防振装置S2、S3の上に載置している点である。
このようにしたところ、熱現像部Cの振動が防振装置S3によって減衰し、さらに防振装置S2によって減衰した僅かな振動が画像露光部Bに伝わることとなり、画像露光部Bにおける不良画像は生じなかった。
図3は画像露光部Bと熱現像部Cとの各状態での振動関係を説明する概念図を示している。
(1)は前述した従来装置の概念図で、熱現像装置の固定フレームFR1の上に熱現像部Cが直に載置され、一方、画像露光部Bは防振ゴムS2を介して固定フレームFR1の上に載置されている。このように、画像露光部Bは防振系の上に載置されているが、熱現像部Cは鉄枠フレームの上に取り付けられているため熱現像部Cは床の振動を増幅する形で直に受けてしまい、これが画像露光部Bに影響した。
また、熱現像部Cの振動自体も鉄枠フレームに伝わり、この鉄枠フレームの剛性が小さいため、熱現像部Cの振動V1がそれほど減衰せずに鉄枠フレームから振動V2が防振装置S2を介して画像露光部Bに伝わるため、熱現像記録材料Fの撓みだけ吸収させるには限界があって、熱現像部Cからの振動V1はフレームFR1と防振装置S2を介してはいるものの結局画像記録に影響する振動V3として画像露光部Bに伝わり、これが不良画像の原因となった。
(1)の装置は最近の小型化・コストダウンの要求により鉄枠フレームFR1を薄くかつ幅狭のものにしたため剛性が下がっていたが、剛性が上がれば固有振動値は下がるという技術常識に従って次の(2)の装置が考出された。
(2)は(1)の振動防止対策として、本出願人がまず最初に考出した装置の概念図で、熱現像装置の固定フレームFR2の上に、ゴムの防振装置S2を介して画像露光部Bが、また、直に熱現像部Cがそれぞれ載置されている。
この装置が(1)の装置と異なる点は、フレームFR2の剛性がフレームFR1の剛性よりも大きいことである。フレームFR2の剛性は、フレームの太さを太くしたり、補強部材を随所に用いることで大きくすることができる。ここでは、フレームFR2の部材の厚さをフレームFR1のそれの2倍としている。
このようにしたところ、熱現像部Cからの振動V1はフレームFR2に吸収され振動V2となって画像露光部Bに伝ったときには、振動V3は殆ど減衰していた。したがって、不良画像は生じなかった。
しかしながら、(2)の装置の振動防止対策のように熱現像部Cを支持するフレームFR2の剛性を上げることでは、材料費が嵩み、重量が重くなり、装置も大型となってしまうので、あまり好ましい解決策とはならなかった。
(3)は本発明の実施例1に係る装置の概念図である。
ここでは、画像露光部Bと熱現像部Cとを同一の防振装置S1を介してフレームFR1の上に載置している。フレームFR1は勿論剛性の小さいものを使用している。
このようにしたところ、熱現像部Cの振動はフレームFR1に対しては伝わるが、熱現像部Cと画像露光部Bとは同じ固有振動モードとなるので、本来のそれぞれの部位の固有振動数の違いによる影響がなくなり、画像露光部Bにおける不良画像は生じなかった。
実施例1によれば、細いフレームFR1をそのまま使用できるので、材料費が嵩むことも、重量が重くなることも、装置も大きくなることもなく、不良画像の発生が防止できる。
(4)および(5)は本発明の実施例2に係る装置の構成・効果を説明する概念図である。
両図の熱現像装置とも画像露光部Bと熱現像部Cとをそれぞれ別体の防振装置S2、S4の上に載置している点で共通しているが、(4)は防振装置を含む熱現像部の固有振動数に対して防振装置を含む熱現像部の強制振動数が減衰領域内で熱現像部Cの振動の振幅が画像露光部Bの振動の振幅の2.0倍を超えており、(5)は振動の振幅の2.0倍以下としている点で両者は異なっている。
(4)の装置では振動対策として完全ではなく、熱現像部Cの振動V1の振幅が画像露光部Bの振動の振幅と比べて大きすぎるので、振動V3となって伝わり、画像露光部Bの画像形成に影響した。
これに対して、(5)の装置では、熱現像部Cの振動V3は確実に減衰され、最終的に画像露光部Bに僅かの振動しか伝わらず、画像形成に影響はなかった。
図4は防振ゴムの上に載置された画像露光部Bにおける力の伝達率(画像露光部Bの受ける振動の振幅/防振ゴムの上に載置された熱現像部Cの発する振動の振幅)対熱現像部Cの発する強制振動数(空間周波数)の関係を示す線図である。
図において、縦軸は力の伝達率T、横軸は防振ゴムの上に載置された熱現像部Cの発する強制振動数Fである。f0は防振ゴムの上に載置された画像露光部B全体の固有振動数である。
T=1は伝達率が1、すなわち熱現像部Cの発する振動の振幅が減衰も増幅もせずにそのまま画像露光部Bに伝わる閾値であり、そのときの熱現像部Cの発する強制振動数Fはf1である。強制振動数Fが振動数f1より小さくなると(f0に近づくと)、振動が増幅し、逆に強制振動数Fが振動数f1より大きくなると(f0より遠ざかると)、振動が減衰する。すなわち、図でハッチングで示す領域が減衰領域、すなわち、防振領域となる。
したがって、熱現像部Cの発する強制振動数Fは振動数f1より大きいことが重要であり、防振ゴムの上に載置された画像露光部Bの固有振動数f0が10HZ〜20Hzであれば、熱現像部Cの発する強制振動数Fは20HZ〜60HZの範囲になるのが好ましい。
これと同時に、別の要因として、熱現像部Cの発する振幅も考慮されなければならない。熱現像部Cの振動数がたとえ減衰領域内にあっても、熱現像部Cの発する振幅が大きい場合は画像露光部Bに影響を与えるからである。
実験したところによれば、防振ゴムを含む熱現像部Cの強制振動数Fが減衰領域内のときに、この熱現像部Cの振動の振幅を画像露光部Bの振動の振幅の2.0倍以下となるように防振ゴムを選定したところ、画像露光部Bに振動が伝わらず、画像形成に影響はなかった。
そこで、結論としては、防振装置を含む熱現像部の固有振動数に対して防振装置を含む熱現像部の強制振動数が減衰領域内で、かつ、前記熱現像部の振動の振幅を前記画像露光部の振動の振幅の2.0倍以下となる前記防振装置を用いたときに、画像露光部Bに振動が伝わらず、画像形成に影響はなくなることが判明した。
以上のように、本発明によれば、熱現像部と画像露光部とを同一の防振装置の上に載置するか、あるいは、熱現像部および画像露光部をそれぞれ異なる防振装置の上に載置し、かつ、防振装置を含む熱現像部の固有振動数に対して防振装置を含む熱現像部の強制振動数が減衰領域内で、かつ、前記熱現像部の振動の振幅を前記画像露光部の振動の振幅の2.0倍以下となる前記防振装置を用いることで、レーザ記録を行う画像露光部に熱現像部の振動が伝わるのを防止することができるので、熱現像部の振動に起因する不良画像を無くすることのできる熱現像装置が得られる。
本発明に係る画像露光部を備えた熱現像装置の概略構成を示す図である。 本発明に係る画像露光部の搬送部の第1の実施例を示すもので、(a)はプレート式搬送型に、(b)はローラ対式搬送型に適用した図をそれぞれ示している。 画像露光部の搬送部の第2の実施例を示すものである。 画像露光部の搬送部の第3の実施例を示すもので、(a)は画像露光部の斜視図、(b)は採用したトルクリミッタの特性図である。 従来の熱現像装置の概略構成を示す図である。 画像記録部における副走査搬送部と走査露光部の概略構成図である。 駆動ローラのガイド板に対する配置位置を模式的に示す一部拡大図である。 熱現像記録材料の層構成を示す説明図である。
符号の説明
A 熱現像記録材料供給部
B 画像露光部
C 熱現像部
D 冷却部(徐冷部を含む)
E 電源/制御部
F 熱現像記録材料
So ソータ
S1〜S4 防振装置(防振ゴム)
14 搬送ローラ
16 排出トレイ
18 副走査搬送部(副走査手段)
19 走査露光部(レーザ照射手段)
21,22 駆動ローラ
23 ガイド板
25,26 スロープ部
29 押し当て部
35 レーザ光源
37 記録制御装置
41 ポリゴンミラー
43 fθレンズ
45 シリンドリカルミラー
51 プレートヒータ
61 冷却プレート
63 搬出ローラ
64 搬送ローラ
65 着脱可能なソータ本体
66a〜66c 搬出ローラ
67a〜67c 供給部
100 本発明の実施例1に係る熱現像記録装置
200 本発明の実施例2に係る熱現像記録装置

Claims (4)

  1. 画像露光部で熱現像感光材料又は感光感熱記録材料を含む熱現像記録材料に対して光を与えて潜像を形成し、熱現像部において前記潜像に熱を加えて現像する熱現像装置であって、前記画像露光部が、前記熱現像記録材料の搬送路を挟んで一方の側に配置されるプレート状のガイド板と、他方の側に配置され、各々の軸線が前記搬送路に略平行でありかつ搬送方向に略直角に交差する2つの駆動ローラと、を含む副走査方式である熱現像装置において、前記熱現像部と前記画像露光部とを同一の防振装置の上に載置したことを特徴とする熱現像装置。
  2. 画像露光部で熱現像感光材料又は感光感熱記録材料を含む熱現像記録材料に対して光を与えて潜像を形成し、熱現像部において前記潜像に熱を加えて現像する熱現像装置であって、前記画像露光部が、前記熱現像記録材料の搬送路を挟んで一方の側に配置されるプレート状のガイド板と、他方の側に配置され、各々の軸線が前記搬送路に略平行でありかつ搬送方向に略直角に交差する2つの駆動ローラと、を含む副走査方式である熱現像装置において、前記熱現像部および前記画像露光部をそれぞれ異なる防振装置の上に載置したことを特徴とする熱現像装置。
  3. 前記防振装置を含む熱現像部の固有振動数に対して前記防振装置を含む熱現像部の強制振動数が減衰領域内で、かつ、前記熱現像部の振動の振幅を前記画像露光部の振動の振幅の2.0倍以下となる前記防振装置を用いたことを特徴とする請求項1又は2記載の熱現像装置。
  4. 前記防振装置としてゴムを使用したことを特徴とする請求項3記載の熱現像装置。
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