JP2006207899A - 溶銑搬送容器への地金投入装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 大型の溶銑搬送容器内に、大量のスクラップを投入するときに押壁の移動を円滑に行うことを可能にする溶銑搬送容器への地金投入装置を提供する。
【解決手段】 長手方向に延在し、前端に溶銑搬送容器内への地金投入口を備え、上部から所定量の地金を一時的に受け入れて貯留することのできる溝状の地金貯留部と、該地金貯留部の後端に設けられ、該地金貯留部の内面に沿ってガイドを介して取り付けられた押壁と、該押壁の前記地金貯留部長手方向への移動機構と、を備えてなる。
上記発明において、ガイドは、少なくとも溝状の地金貯留部の左右側面および下面に取り付けられたガイドローラとすることが望ましい。
【選択図】 図2
【解決手段】 長手方向に延在し、前端に溶銑搬送容器内への地金投入口を備え、上部から所定量の地金を一時的に受け入れて貯留することのできる溝状の地金貯留部と、該地金貯留部の後端に設けられ、該地金貯留部の内面に沿ってガイドを介して取り付けられた押壁と、該押壁の前記地金貯留部長手方向への移動機構と、を備えてなる。
上記発明において、ガイドは、少なくとも溝状の地金貯留部の左右側面および下面に取り付けられたガイドローラとすることが望ましい。
【選択図】 図2
Description
本発明は、トピードカー、溶銑取鍋などの溶銑搬送容器内へスクラップなどの地金を投入する装置に関する。
いわゆる一貫製鉄においては、鉄源の確保と自家発生スクラップの再資源化のためスクラップを溶解炉に投入(装入)することが多く行われる。その際、転炉などの製鋼炉に直接スクラップを投入することも行われるが、たとえばトピードカー、溶銑取鍋などの溶銑搬送容器にあらかじめスクラップを投入することも行われる。その投入量は、一般に製鉄所内で発生する自家スクラップの量、高炉から出銑される溶銑の量、転炉で消費される溶銑の量などによって決まるが、高炉からの出銑量に比べて転炉での溶銑の消費量が多いときには、トピードカー、溶銑取鍋などの溶銑搬送容器内へのスクラップ投入量を増加する必要が生ずる。
そのような溶銑搬送容器内へのスクラップの投入は、一般にスクラップヤードから適当な手段、たとえばリフマグ(Lifting Magnet)等を利用して適量のスクラップや地金などをトピードカーの炉口から投入するという方法により行われている。この方法は簡便であり、かつ大きな設備費を要しないので一般に採用されているが、高炉からの溶銑供給量が、たとえば高炉の巻き替えに伴う吹止などにより減少し、大量のスクラップを鉄源として利用する必要があるときには、その非効率性が問題になる。
このような問題を解決するために、たとえば特許文献1に記載の転炉へのスクラップ投入シュートを転用して溶銑搬送容器への地金投入装置とすることも考えられる。ちなみに、この特許文献1に開示の手段は、「上部が開放され、ほぼ矩形をなす底部の長辺側二方と短辺側一方に側壁を有し、かつ、残りの短辺側片側がスクラップ落し口として開放された箱型をなす転炉へのスクラップ挿入シュートにおいて、側壁を有する短辺側より、落し口方向へスクラップを押出す機構を備えたことを特徴とするスクラップ装入シュート。」となっており、具体的には、その図1に示されるように押壁がその後方に設けた駆動装置によりガイドを介して前方に移動できるように構成されている。
しかしながら、特許文献1に記載の手段では、トピードカー、溶銑取鍋などに代表される大型の溶銑搬送容器内に、大量のスクラップを投入するときには、特に異なった種類、サイズのスクラップ類を大量に投入するときには、押壁が傾いてガイド上を円滑に移動することが困難になる。また、長期に亘る使用中には、スクラップ装入シュートの外壁が変形してガイドを不可能にする事態も生じ得る。本発明は、このような問題を解決することを目的としており、大型の溶銑搬送容器内に、大量のスクラップを投入するときに押壁の移動を円滑に行うことを可能にする溶銑搬送容器への地金投入装置を提供することを目的とする。
本発明に係る溶銑搬送容器への地金投入装置は、長手方向に延在し、前端に溶銑搬送容器内への地金投入口を備え、上部から所定量の地金を一時的に受け入れて貯留することのできる溝状の地金貯留部と、該地金貯留部の後端に設けられ、該地金貯留部の内面に沿ってガイドを介して取り付けられた押壁と、該押壁の前記地金貯留部長手方向への移動機構と、を備えてなる。
上記発明において、ガイドは、少なくとも溝状の地金貯留部の左右側面および下面に沿って転動可能に取り付けてなるガイドローラーを備えてなるものであることが好ましい。
本発明により、大型の溶銑搬送容器内に、大量のスクラップの投入を円滑に行うことができるようになる。
図1は、本発明に係る溶銑搬送容器への地金投入装置の一実施例の概要を示す正面図であり、図2(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれそのA視、B視、C視、D視である。これらの図から分かるように、本発明に係る溶銑搬送容器への地金投入装置本体3は、トピードカー1の通路に対して側方から突き出し、トピードカー1が所定位置に停止したとき、その開口部から地金を投入することができるように架台2上に配置されている。
地金投入装置本体3は、全体として図2(d)に示すようにその断面がU字形の溝状をなしており、トピードカー1の通路に対して直角方向に延在している。その外郭は重量物である地金を装入しても変形しないようにリブなどを適宜配置した強固な外構11によって囲まれており、また、その内側に鋼板で形成された断面U字形の溝状部材13が配されて地金貯留部10となっている。なお、その内面は、地金によって容易に磨耗しないようにライナー(図示しない)によって覆っておくのが好ましい。
この地金投入装置本体3の先端部(トピードカー1の通路側部)は、開口部となっており地金投入口となっている。その先端部には、トピードカー1の開口部に正確に地金が落とし込めるようにするためガイド板15を設けることができる。このガイド板15はその前方に厚鋼板などの衝突受け部材を配置し、側方を鋼板で覆ったものとすればよい。
地金投入装置本体3の上部は、開放されており、そこから、たとえばリフティングマグネットなどにより、地金を装入することができる地金投入部14となっている。なお、地金貯留部10の容量はトピードカーなどの溶銑搬送容器に対する1回分の地金装入量を貯留できるものとすればよい。
地金投入装置本体3の後端は開口部となっており、そこに押壁20が配設されている。この押壁20は、地金投入装置本体3の内壁を、たとえば5mm程度の僅かな隙間をもってスライドして移動できるような形状を有しており、全体を厚鋼板で構成するとともに、その全面側(地金当接側)の周囲が地金を押し込むときの圧力によって容易に変形しないように、適当な補強部材22によって補強されている。
この例では、押壁20の後面側にガイドとして、ガイドローラー24,25が取り付けられている。このガイドローラーは、押壁20が前述のU字形溝を形成する溝状部材13の内面に沿って移動できるようにするガイドであるから、少なくとも押壁20の左右側面に側面ガイドローラー24A、24B及び底面に底面ガイドローラー25を備え、かつ、例えばスプリングによって溝状部材13の内面に押圧されるようにして、ローラー部が常に溝状部材13の内面に沿って転動するようになっていることが望ましい。なお、当然のことながら、溝状部材13の内面がライナーによって覆われている場合は、上記ローラー部が該ライナー上を転動するように構成する。
このようにして、溝状部材13の内面すなわち、地金貯留部10の内面に沿って押圧されながら移動可能に構成された押壁20の後面側にはジョイント32を介して油圧シリンダー31が取付けられ、移動機構30を構成している。この油圧シリンダー31は先述の押壁20をほぼ地金投入装置本体3の全長にわたって移動可能なストロークを有し、それによって、地金投入装置本体3の内部に貯留された地金を確実に溶銑搬送容器であるトピードカー内に落下できるようにするものでなければならない。
本発明の代表的な構成は上記のとおりであるが、その実施形態は上記に限られるものではない。例えば、トピードカー1の地金投入装置本体3に対する位置関係を、図3に示すように、トピードカー1の侵入方向と地金投入装置本体3とが平行になるようにしてもよい。また、地金装入装置本体3を多少の勾配をもたせて架台2に取付け、地金の投入を容易にすることができる。また、図示されていないが、本発明に係る地金投入装置に対してリフティングマグネットによって地金を投入する地金積載装置を併設することもできる。さらに、地金装入装置本体3に看貫手段を併設して、貯留される地金の量を管理可能とすることもできる。これらの手段は、本発明の技術的思想を逸脱しない限りにおいて、任意に付加し得る。
1:トピードカー
2:架台
3:地金投入装置本体
10:地金貯留部
11:外構
13:溝状部材
14:地金投入部
15:ガイド板
20:押壁
22:補強部
24A,24B:側面ガイドローラー
25:底部ガイドローラー
30:移動機構
31:油圧シリンダー
32:ジョイント
2:架台
3:地金投入装置本体
10:地金貯留部
11:外構
13:溝状部材
14:地金投入部
15:ガイド板
20:押壁
22:補強部
24A,24B:側面ガイドローラー
25:底部ガイドローラー
30:移動機構
31:油圧シリンダー
32:ジョイント
Claims (2)
- 長手方向に延在し、前端に溶銑搬送容器内への地金投入口を備え、上部から所定量の地金を一時的に受け入れて貯留することのできる溝状の地金貯留部と、該地金貯留部の後端に設けられ、該地金貯留部の内面に沿ってガイドを介して取り付けられた押壁と、該押壁の前記地金貯留部長手方向への移動機構と、を備えてなることを特徴とする溶銑搬送容器への地金投入装置。
- ガイドは、少なくとも溝状の地金貯留部の左右側面および下面に沿って転動可能に取り付けてなるガイドローラーを備えてなることを特徴とする請求項1記載の溶銑搬送容器への地金投入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005018895A JP2006207899A (ja) | 2005-01-26 | 2005-01-26 | 溶銑搬送容器への地金投入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005018895A JP2006207899A (ja) | 2005-01-26 | 2005-01-26 | 溶銑搬送容器への地金投入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006207899A true JP2006207899A (ja) | 2006-08-10 |
Family
ID=36964965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005018895A Pending JP2006207899A (ja) | 2005-01-26 | 2005-01-26 | 溶銑搬送容器への地金投入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006207899A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103878358A (zh) * | 2014-03-26 | 2014-06-25 | 济钢集团有限公司 | 一种炼铁厂鱼雷罐车用残铁再回收系统 |
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2005
- 2005-01-26 JP JP2005018895A patent/JP2006207899A/ja active Pending
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