JP2006207177A - 防水板 - Google Patents

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史朗 宮脇
Mitsuru Yoshino
充 吉野
Kenji Yoshida
建司 吉田
Mutsuyasu Kono
陸泰 甲野
Yuji Shimamura
祐史 島村
Makoto Kijinami
真 雉子波
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Abstract

【課題】本発明は、防水板に関し、防止板の保管場所のスペースを多く取ることなく、非常時においては、使用の手間の掛からない防水板を提供することが課題である。
【解決手段】入り口部の床面に形成された凹部に収納されるジャバラ式エアーフェンスと、該エアーフェンスに気体を吸気・排気させて膨張または収縮させる空気用ポンプ装置と、前記入り口の近傍における水位を検知する水位検知装置と、該水位検知装置のスイッチが作動することで前記空気用ポンプ装置を駆動させて前記エアーフェンスを膨張・収縮せる制御装置とで構成されている防水板1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、洪水時や豪雨時において、建築物の地下室、地下街若しくは地下トンネルや地下通路等に雨水が浸入するのを防止する防水板に関するものである。
従来、例えば、防水板として、地下駐車場等への入り口に、保管場所から平板状の防水板を取り出して、左右側壁部に立設してあるガイド部材に前記防水板を上方からガイド用凹部に嵌合させて落とし込み、水の浸入を防止するものが知られている(特許文献1参照)。
特開平2004−162260号公報
しかし、従来の防水板用装置では、例えば、その防止板の保管場所を確保するために、排水溝の溝蓋(グレーチング)として兼用させるようにしたり、なるべく前記入り口に近い場所に保管するために保管箱を設置したりしている。このように、防止板を保管場所から管理者が自ら運び出して、設置する必要がある。
また、この他には、シャッターのスラット下部に防水板を一体に設置することもあるが、シャッターとの併用に限定され、シャッターを収納する天井部にも防水板引き込みのための高さ寸法が必要になるという不都合がある。更に、防水シートを床面に設置して、非常時に持ち上げるものがあるが、耐水圧強度で大きさが限定されるという不都合がある。構造が複雑な自動式のものは、コストが嵩むという課題がある。本発明に係る防水板は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る防水板の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、入り口部の床面に形成された凹部に収納されるジャバラ式エアーフェンスと、該エアーフェンスに気体を吸気・排気させて膨張または収縮させる空気用ポンプ装置と、前記入り口の近傍における水位を検知する水位検知装置と、該水位検知装置のスイッチが作動することで前記空気用ポンプ装置を駆動させて前記エアーフェンスを膨張・収縮させる制御装置とで構成されていることである。
また、前記ジャバラ式エアーフェンスは、そのジャバラ部分の突出部に耐水圧用のフラットバーが内包されていること、;
更に、前記制御装置は、エアーフェンスの空気圧を、該エアーフェンスに加わる水圧の増減に応じて制御すること、;
を含むものである。
本発明の防水板によれば、床面の凹部にエアーフェンスが収納される。よって、防水板の収納場所に多くのスペースを必要とせず、コンパクトな装置となる。このエアーフェンスには、コンプレッサー等の圧縮空気を供給する、若しくは、排気させるポンプ装置により、圧縮空気を供給するだけで、膨張させることができるので、防水板として作用させる構成が簡易であり、例えば、ライフラインの破壊により停電となった場合でも、このポンプ装置を人力により駆動させてエアーフェンスを膨張させることも可能である。
また、水位検知装置により、通常は、自動的にエアーフェンスを膨張させて、水の浸入を阻止することが出来る。また、水が引いたときには、制御装置により前記ポンプ装置を駆動させて、エアーフェンスから空気を抜いて排気させ、強制的に収縮させることができる。これによって、迅速に、凹部にエアーフェンスを収納することができる。
本発明に係る防水板1は、図1乃至図4に示すように、建築物Aの地下躯体に連通する入り口部2の床面3に形成された凹部4に収納されるジャバラ式エアーフェンス5と、該エアーフェンス5に気体を吸気・排気させて膨張または収縮させる空気用ポンプ装置6と、前記入り口2の近傍における水位を検知する水位検知装置7と、該水位検知装置7のスイッチが作動することで前記空気用ポンプ装置6を駆動させて前記エアーフェンス5を膨張させたり収縮させたりする制御装置8とで構成されている。
前記ジャバラ式エアーフェンス5は、図2に示すように、そのジャバラ部分の突出部5aに耐水圧用のフラットバー5bが内包されている。前記フラットバー5bが上下方向に所定のピッチで配設されて、エアーフェンス5の厚みを保持するように機能する。エアーフェンス5は、合成樹脂製若しくは布製、布と合成樹脂との積層材等のシートで構成されている。また、エアーフェンス5の頭部には、略水平にした金属製、例えばステンレス製のマグサ5cが設けられている。
前記マグサ5cは、図3に示すように、建築物Aの入り口における左右の側壁にガイド部A1が設けられ、そこにある凹部に立設された金属製のガイド板9、9によって、上下方向にガイドされる。図2に示すように、エアーフェンス5の下部において、エアー注入管10aが接続されて、その管の一端部が床面上に突出され、エアー注入口(排出口を兼用)10が設けられている。
そして、図4に示すように、エアー連結管11がその一端を前記エアー注入口10に接続され、他端を空気用ポンプ装置6に接続されている。更に、空気圧検知装置10bを設けて、その電気信号を制御装置8に接続する。こうして、水圧の上昇によりエアーフェンス5内部の空気圧が増加したときには、更に、前記ポンプ装置6により空気をエアーフェンス5内部に供給するようにして、エアーフェンス5の強度を保つようにするものである。
また、前記空気用ポンプ装置6は、制御装置8と電気的に接続されている。この空気用ポンプ装置6は、電動及び手動兼用のコンプレッサーである。即ち、洪水時において、停電となる場合もあり、その緊急時には、人が手動でポンプ装置6のクランク等を回転させてエアーを供給させる。この場合、手間が掛かるものの、エアーフェンス5を手動で膨らませることができるようにすることで、不都合の無い防水板1となる。
前記制御装置8には、水位検知装置7が接続線12で電気的に接続されている。この水位検知装置7は、例えば、入り口部2の近傍の床面3にある排水溝13aに流れ込んだ雨水13の増加によって、フローティングスイッチによりスイッチがONするように構成されているものである。これにより、ある設定水位になると、スイッチがON(OFFでもよい)して、制御装置8により空気用ポンプ装置6を駆動させて、エアーフェンス5を膨張させるものである。
前記制御装置8は、エアーフェンス5の空気圧を、該エアーフェンス5に加わる水圧の増減に応じて制御する。例えば、豪雨において、水位がどんどん上昇している場合には、エアーフェンス5に加わる圧力も大きくなるので、前記空気圧検知装置10bと相俟ってエアーフェンス5が内側に撓まないように、空気圧を高くするものである。なお、水が引いて排水溝13aの水位も低下して、フローティングスイッチがOFFになれば、空気用ポンプ装置6を逆回転させるように駆動させて、エアーフェンス5の空気を迅速に抜くようにする。
このようにしてなる本発明の防止板1の使用方法について、説明する。豪雨により、排水溝13aにおける雨水13の水位が急激に上昇すると、水位検知装置7において、フローティングスイッチが上昇し、所定の水位になるとスイッチがONとなる。これにより、制御装置8が警報を出すなどし、更に、空気用ポンプ装置6を駆動させて、圧縮空気をエアー連結管11及びエアー注入管10aを介して、エアーフェンス5に吸気させて、これを膨らませる。
エアーフェンス5は、注入された圧縮空気によって凹部4から上方に立ち上がり、頭部のマグサ5cが、左右端部のガイド板9,9に案内されて上に移動し、略垂直に立設される。空気圧により、エアーフェンス5とガイド板9とにおける左右端部の隙間が塞がれ、例えば一例として、約90cm〜100cm程度の水位まで、水の浸入を防止するものである。やがて、水も引くと、排水溝13a内の雨水13の水位が下がり、それによりフローティングスイッチが下がってスイッチがOFFとなる。すると、制御装置8により、空気ポンプ装置6が逆方向に駆動されて、前記膨らんだエアーフェンス5の内部の空気が、エアー注入管10a及びエアー連結管11を介して外部に排気される。これにより、迅速にエアーフェンス5が収縮して、前記凹部4内部に収納される。
なお、洪水時に、停電となった場合には、人が前記空気用ポンプ装置6を駆動させて、エアーフェンス5を膨らませて立設するものである。このような非常時の場合でも、素早く対応することができる防水板1となる。
本発明に係る防水板1の使用状態を示す斜視図である。 同本発明の防水板1の縦断面図である。 同本発明の防水板1の平面図である。 同本発明の防水板1の概略構成図である。
符号の説明
1 防水板、
2 入り口部、
3 床面、
4 凹部、
5 エアーフェンス、 5a 突出部、
5b フラットバー、 5c マグサ、
6 空気用ポンプ装置、
7 水位検知装置、
8 制御装置、
9 ガイド板、
10 エアー注入口、 10a エアー注入管、
11 エアー連結管、
12 接続線、
13 雨水、 13a 排水溝。

Claims (3)

  1. 入り口部の床面に形成された凹部に収納されるジャバラ式エアーフェンスと、該エアーフェンスに気体を吸気・排気させて膨張または収縮させる空気用ポンプ装置と、前記入り口の近傍における水位を検知する水位検知装置と、該水位検知装置のスイッチが作動することで前記空気用ポンプ装置を駆動させて前記エアーフェンスを膨張・収縮させる制御装置とで構成されていること、
    を特徴とする防水板。
  2. ジャバラ式エアーフェンスは、そのジャバラ部分の突出部に耐水圧用のフラットバーが内包されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の防水板。
  3. 制御装置は、エアーフェンスの空気圧を、該エアーフェンスに加わる水圧の増減に応じて制御すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の防水板。
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