JP2006206925A5 - - Google Patents

Claims (24)

1. １００℃における動粘度（Ｋｖ₁₀₀）が１０〜１０，０００ｃＳｔである液状ポリアルファオレフィンホモポリマー又はコポリマーを得るための少なくとも１種のアルファオレフィンの重合方法であって、
   当該方法が、メタロセンプロ触媒を助触媒と組み合わせることにより得られる生成物を含む触媒の触媒として有効な量及び水素の存在下で、少なくとも１種類のモノマーを重合させる工程を含み、
   上記メタロセンプロ触媒が、下記の一般式、
   (Cp¹R¹ _m)R³(Cp²R² _p)ZrCl ₂
   （式中、配位子（Cp ¹ R ¹ _m ）は置換又は無置換のシクロペンタジエニル環であり、配位子（Cp ² R ² _p ）は置換又は無置換のインデニル又はフルオレニル環であり、Ｒ¹及びＲ²はそれぞれ独立に、水素又は２０個までの炭素原子を有するヒドロカルビル基、ハロカルビル基、ヘテロカルビル基、ヒドロカルビル置換オルガノメタロイド基又はハロカルビル置換オルガノメタロイド基であり、ｍは０〜５であり、ｐは０〜５であり、Ｒ ³はCp¹及びCp²を橋架けする基であり、該橋架け基Ｒ ³ が、下記の構造、
   

   

   
   （式中、基Ｒ ⁴ 及びＲ ⁵ はそれぞれ独立に、置換又は無置換のフェニル基である）を持つ）の少なくとも１種類の化合物であり、
   助触媒はアルミノキサンであり、
   但し、配位子（Cp¹R¹ _m）は配位子（Cp²R² _p）と異なる、
   上記重合方法。
2. メタロセンプロ触媒において、配位子（Cp ¹ R ¹ _m ）が無置換シクロペンタジエニル環であり、配位子（Cp ² R ² _p ）が無置換フルオレニル環である、請求項１記載の重合方法。
3. メタロセンプロ触媒がジフェニルメチレン（シクロペンタジエニル）（９−フルオレニル）ジルコニウムジクロライドである、請求項１記載の重合方法。
4. メタロセンプロ触媒がジフェニルシリル（シクロペンタジエニル）（９−フルオレニル）ジルコニウムジクロライドである、請求項１記載の重合方法。
5. メタロセンプロ触媒が遷移金属Ｚｒ換算で０．０００１〜０．０２ミリモル／リットルの量存在し、アルミノキサン助触媒が０．０１から１００ミリモル／リットルの量存在する、請求項１記載の重合方法。
6. α−オレフィンが２〜２０個の炭素原子を含む、請求項１記載の重合方法。
7. α−オレフィンが６〜１２個の炭素原子を含む、請求項１記載の重合方法。
8. α−オレフィンが１−デセンである、請求項１記載の重合方法。
9. メタロセンプロ触媒を、アルミノキサン助触媒及び水素と、任意の順序で、かつ、α−オレフィンの存在下又は不存在下に結合させる、請求項１記載の重合方法。
10. ２〜１２個の炭素原子を有する少なくとも１種類のα−オレフィンの重合により得られる１００℃における動粘度（Ｋｖ₁₀₀）が１０〜１０，０００ｃＳｔである液状ポリアルファオレフィンホモポリマー又はコポリマーであって、
    当該方法が、メタロセンプロ触媒を助触媒と組み合わせることにより得られる生成物を含む触媒の触媒として有効な量及び水素の存在下で、上記のモノマーを重合させる工程を含み、
    上記メタロセンプロ触媒が、下記の一般式、
    (Cp¹R¹ _m)R³(Cp²R² _p)ZrCl ₂
    （式中、配位子（Cp ¹ R ¹ _m ）は置換又は無置換のシクロペンタジエニル環であり、配位子（Cp ² R ² _p ）は置換又は無置換のインデニル又はフルオレニル環であり、Ｒ¹及びＲ²はそれぞれ独立に、水素又は２０個までの炭素原子を有するヒドロカルビル基、ハロカルビル基、ヘテロカルビル基、ヒドロカルビル置換オルガノメタロイド基又はハロカルビル置換オルガノメタロイド基であり、ｍは０〜５であり、ｐは０〜５であり、Ｒ ³はCp¹及びCp²を橋架けする基であり、該橋架け基Ｒ³が、下記の構造、
    

    

    
    （式中、基Ｒ ⁴ 及びＲ ⁵ はそれぞれ独立に、置換又は無置換のフェニル基である）を持つ）の少なくとも１種類の化合物であり、
    助触媒はアルミノキサンであり、
    但し、配位子（Cp¹R¹ _m）は配位子（Cp²R² _p）と異なる、
    上記液状ポリアルファオレフィンホモポリマー又はコポリマー。
11. メタロセンプロ触媒において、配位子（Cp ¹ R ¹ _m ）が無置換シクロペンタジエニル環であり、配位子（Cp ² R ² _p ）が無置換フルオレニル環である、請求項１０記載のポリアルファオレフィン。
12. メタロセンプロ触媒がジフェニルメチレン（シクロペンタジエニル）（９−フルオレニル）ジルコニウムジクロライドである、請求項１０記載のポリアルファオレフィン。
13. メタロセンプロ触媒がジフェニルシリル（シクロペンタジエニル）（９−フルオレニル）ジルコニウムジクロライドである、請求項１０記載のポリアルファオレフィン。
14. メタロセンプロ触媒を、水素及び前記助触媒と、任意の順序で、モノマーの存在下又は不存在下に結合させる、請求項１０記載のポリアルファオレフィン。
15. モノマーが１−デセンである、請求項１０記載のポリアルファオレフィン。
16. 重合が溶液重合条件で実施される、請求項１０記載のポリアルファオレフィン。
17. 重合がスラリー重合条件で実施される、請求項１０記載のポリアルファオレフィン。
18. Ｍ_wが５００〜８０，０００、Ｍ_w／Ｍ_nが１．０〜１０、ヨウ素価が０．０〜１０、かつ、Ｔ_gが−２０℃未満であり、非晶質である、請求項１０記載のポリアルファオレフィン。
19. Ｍ_wが７５０〜６０，０００、Ｍ_w／Ｍ_nが１．５〜５、ヨウ素価が０．１〜５、かつ、Ｔ_gが−３０℃未満であり、非晶質である、請求項１８記載のポリアルファオレフィン。
20. Ｍ_wが１，０００〜４０，０００、Ｍ_w／Ｍ_nが１．７５〜４、ヨウ素価が０．２〜３、かつ、Ｔ_gが−４０℃未満であり、非晶質である、請求項１９記載のポリアルファオレフィン。
21. 潤滑油及び請求項１０〜２０のいずれか一項に記載の液状ポリアルファオレフィンを潤滑油組成物全重量に基づいて１〜９９重量パーセントの濃度となる量で含む、潤滑油組成物。
22. 潤滑油及び請求項１０〜２０のいずれか一項に記載の液状ポリアルファオレフィンを潤滑油組成物全重量に基づいて５〜８５重量パーセントの濃度となる量で含む、潤滑油組成物。
23. 潤滑油組成物に、請求項１０〜２０のいずれか一項に記載のポリアルファオレフィンを潤滑油組成物全重量に基づいて１〜９９重量パーセントの濃度となる量で添加することを含む、潤滑油組成物の粘度指数を改善する方法。
24. 潤滑油組成物に、請求項１０〜２０のいずれか一項に記載のポリアルファオレフィンを潤滑油組成物全重量に基づいて５〜８５重量パーセントの濃度となる量で添加することを含む、潤滑油組成物の粘度指数を改善する方法。