JP2006206304A - 分散出力集配システム、管理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

分散出力集配システム、管理装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 新規設備投資を不要とし物流コストをかけることなく、短納期を希望するユーザの手元に商品を迅速に配送することなどを可能とした分散出力集配システムを提供する。
【解決手段】 分散出力集配システムは、管理用センターコンピュータ101、複数の店舗毎に設置された製作インフラ104、プリント商品の回収・配送を行う配送車105を備える。管理用センターコンピュータ101は、顧客から注文されたプリントジョブの内容と製作インフラ104の稼動状況と配送車105の配送状況に応じ、プリントジョブを各店舗に配分し分散プリントさせる。配送車105は、各店舗を巡回してプリント商品を回収し、受取指定店舗に配送する。顧客の自宅又はオフィスへの配送が指定されている場合、宅配便業者又は郵便事業者の配送車により、プリント商品を受取指定店舗から顧客の自宅又はオフィスに配送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザの所望する商品を複数の製作インフラストラクチャ(以下インフラと略称)に分散して製作しユーザの手元へ配送する場合に適用される分散出力集配システム、管理装置、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、ユーザからの多様なニーズに対応した商品(例えば画像形成装置により生成されるプリント商品)の作成実行と商品の配送を含む処理が可能なシステムがある。この種のシステムに関しては下記のような種々の提案がなされている。
従来例1:大量印刷が可能なプリント拠点と専用の配送インフラを有するシステムに関する提案がある。即ち、大量のプリント出力に対応可能なプリント生産拠点を郊外に設置し、プリントの受け渡しを顧客の自宅近くの取次店にて行うプリント注文形態について、プリント生産拠点と取次店及び取次店までの最適ルートを決定する手法(サーバ及び管理プログラム)に関する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来例2:プリント生産拠点の稼動時間が異なる状態において、1つの生産拠点においてプリント注文が処理しきれないときに、他の生産拠点にプリント注文情報を転送する手法に関する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
従来例3:配送インフラに公共交通機関を活用し、プリント拠点を公共交通機関窓口にする場合に関する提案がある。即ち、配送インフラとして公共交通路線を活用することで配送コストを低減する例があり、例えば鉄道路線を活用した場合、各駅ごとにプリンタ及びプリントサーバを設置し、鉄道路線状況とユーザの受取希望場所に基づいてプリントを実行する手法に関する技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−16148号公報 特開2003−6480号公報 特開2001−256024号公報
しかしながら、上記従来例の商品作成実行から商品配送を含む処理が可能なシステムにおいては、以下のような課題がある。
上記従来例1においては、プリント拠点を設置するスペースの確保が必要であるが、プリント拠点は郊外に設置されていることが多く、ユーザへの納品や消耗品の配送等を行うために専用の集配システムを構築している。そのため、物流コスト、インフラ管理にかかるコストが大きくなるという問題がある。また、プリント拠点から個々のユーザに対する配送インフラ状況に差があるため、商品の納期にバラツキが生じるという問題がある。
また、上記従来例2においては、1つの生産拠点でプリント注文が処理できないときは他の生産拠点にプリント注文情報を転送するため、ユーザの手元から遠い生産拠点でプリントを行うことになる。結果として配送コストや納期等がかかることが予想される。
また、上記従来例3においては、公共交通機関の運行スケジュールは基本的に、該交通機関ユーザの利用状況を元に決定されている。そのため、様々なプリント注文(納期等)に柔軟に対応することが難しいという問題がある。
また、公共交通機関の窓口は日々混雑が予想され、ユーザにとってプリント注文を行う窓口としては利便性にかけるという問題がある。
本発明の目的は、新規設備投資を不要とし物流コストをかけることなく、短納期を希望するユーザの手元に商品を迅速に配送することなどを可能とした分散出力集配システム、管理装置、制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の分散出力集配システムは、複数の生産拠点毎に設置され商品を製作する製作手段と、生産拠点を巡回し商品の回収及び配送を行う第1の配送手段と、商品の配送を行う第2の配送手段と、前記製作手段及び前記第1の配送手段と通信媒体を介して接続され、商品の製作及び配送を管理する管理手段とを備え、前記管理手段は、商品の製作を受注した場合、前記製作手段の稼動状況と前記第1の配送手段の配送状況に応じて商品の製作を生産拠点に配分し、前記第1の配送手段に、前記商品の製作が配分された生産拠点の前記製作手段で製作された商品の回収と指定拠点への商品の配送を指示し、発注元への商品の配送が指定されている場合、前記第2の配送手段に、前記指定拠点から前記発注元への商品の配送を指示することを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明の管理装置は、複数の生産拠点毎に設置され商品を製作する製作手段、及び生産拠点を巡回し商品の回収及び配送を行う第1の配送手段と通信媒体を介して接続される管理装置であって、前記製作手段の稼働状況を監視する稼動状況監視手段と、前記配送手段の配送状況を監視する配送状況監視手段と、商品の製作を受注した場合、前記製作手段の稼動状況と前記配送手段の配送状況に応じて商品の製作を生産拠点に配分し、前記第1の配送手段に、前記商品の製作が配分された生産拠点の前記製作手段で製作された商品の回収と所定の拠点への商品の配送を指示し、発注元への商品の配送が指定されている場合、第2の配送手段に、前記所定の拠点から前記発注元への商品の配送を指示する管理手段とを備えることを特徴とする。
更に、本発明の分散出力集配システムにおいて、前記管理手段の前記作成手段が、前記スケジュール作成時の商品の製作完了予想時刻に対し実際の製作完了時刻が所定以上遅延した原因が、時間帯による渋滞の場合、次回のスケジュール作成時に前記時間帯に前記第1の配送手段が通る生産拠点を避けるようにスケジュールを作成してもよい。
本発明によれば、製作手段の稼動状況と第1の配送手段の配送状況に応じて商品の製作を生産拠点に配分し、第1の配送手段により商品回収と指定拠点への商品の配送を行い、発注元への商品配送が指定されている場合、第2の配送手段により指定拠点から発注元への商品配送を行う。これにより、新規設備投資を不要とし物流コストをかけることなく、短納期を希望するユーザの手元に商品を迅速に配送することが可能となる。また、ユーザの利便性の向上を図ることができると共に、ユーザの業務支援に好適な環境を構築することができる。
また、スケジュール作成時の商品の製作完了予想時刻に対し実際の製作完了時刻が所定時間以上遅延した場合、次回は遅延要因を考慮したスケジュール作成を行う。これにより、例えば前回の商品配送時に交通渋滞が原因で商品配送が遅延した場合、次回は交通渋滞が予想される時間帯を回避するようなスケジュールを作成することが可能となり、極力遅延を回避するような商品配送が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る分散出力集配システム(分散プリントサービス及びプリント配送システム)の概略構成を示す図である。
図1において、分散出力集配システムは、地域に点在する複数の店舗103にそれぞれ設置された製作インフラ(出力インフラ)104を有するプリント生産拠点エリア100a、100b、100cと、複数の製作インフラ104及び配送インフラを管理する管理用センターコンピュータ(サーバ)101と、プリント発注者が所有する端末102と、複数の店舗間を巡回してプリント商品の回収及び配送を行う配送インフラとしての配送車105と、無線通信の基地局107と、外部WAN(Wide Area Network)108を備えている。
本実施の形態では、プリント商品とは、紙等の記録媒体に画像形成を行い出力した結果であるプリント出力生成物(プリント成果物)であり、製作インフラ(出力インフラ)とは、複写機やプリンタ等の画像形成装置であり、配送インフラとは、各店舗103を巡回して配送を行う配送車(専用車)、宅配便業者の配送車、郵便事業者の配送車を含む配送手段であると定義する。
プリント発注者のパーソナルコンピュータ(PC)等の端末(WEB端末)102と、プリント生産拠点となる店舗103に配置された複写機やプリンタ等の製作インフラ104と、プリント注文や配送を管理する管理用センターコンピュータ101とは、不図示のルータやモデム等の、端末やLAN(Local Area Network)をインターネットに接続するための機器を介して、インターネット等のネットワークに代表される外部WAN108により互いにデータ通信可能に接続されている。
プリント生産拠点エリア100a、100b、100cは、それぞれ、地域に点在するプリント生産拠点である複数の店舗103が設置されたプリント生産のグループエリアである。プリント生産拠点エリア100a、100b、100cの複数の店舗間を定期的に配送する配送車105により、各店舗103の製作インフラ104により出力されたプリント出力生成物(以下プリント商品)を配送ルート106に従って回収する。配送車105と、管理用センターコンピュータ101とは、無線LANや携帯電話機等の無線通信端末により、無線通信網109及び無線通信基地局107を介してワイヤレスネットワークに接続可能な環境にあり、互いにデータ通信可能な状態にある。
地域に点在するプリント生産拠点である店舗103は、例えばコンビニエンスストア(以下コンビニと略称)やコピーショップ等の店舗であり、店内に複写機やプリンタ等の製作インフラ104が設置されている。配送車105は、対象店舗がコンビニであれば、対象地域に点在する店舗103を決められた配送スケジュール及び配送ルート106に従って配送するコンビニ専用車であり、また、定期的に荷物の配送や回収を行う宅配便業者の配送車や、定期的に郵便物の配達や回収を行う郵政公社の配送車等も該当する。
次に、上記分散出力集配システムにおける動作について説明する。
まず、プリント発注者の端末102からプリント注文情報が外部WAN108経由で管理用センターコンピュータ101に送信される。プリント注文情報は、プリントする画像データやプリント枚数や記録媒体のサイズや種類といったプリントに関する注文情報と、プリント商品の受取希望時間と受取指定店舗といった受取に関する情報とから構成される。
管理用センターコンピュータ101は、端末102からプリント注文情報を受信すると、地域に点在する複数の店舗103のうちどの店舗の製作インフラ104を使用するかをプリント注文情報に基づき判断し、まず、プリント注文情報で指示された受取指定店舗のあるプリント生産拠点エリアを選択する。次に、管理用センターコンピュータ101は、プリント注文の実行に必要なプリント量とプリントの仕上がり時間を計算し、該計算結果と、配送車105の配送状況(配送スケジュール)、製作インフラ104の稼動状況(使用状況)等を基に、どの店舗にどれくらいのプリントジョブを分散させるかを判断し、各店舗の製作インフラ104にプリントジョブ実行の指令を出す。
また同時に、管理用センターコンピュータ101は、無線通信網109を介して配送車105に対し、各店舗で出力されたプリント商品を回収しプリント発注者が指定した受取指定店舗に配送するように指示を出す。このとき、配送の都合上、1台の配送車が上記受取指定店舗に配送するよりは、他の配送車に途中の店舗にてプリント商品を受け渡した方が配送上効率的である場合には、当然、回収したプリント商品を上記受取指定店舗ではない他の店舗に配送し、そこから別の配送車で上記受取指定店舗に配送するように管理用センターコンピュータ101がスケジューリングを行い、各配送車に指示を出す。
図2は、管理用センターコンピュータ101、製作インフラ104、配送車105の概略構成を示すブロック図である。
図2において、製作インフラ104は、画像情報入力部201、ユーザ入出力端末部202、画像形成部203、ネットワーク通信部204を備えている。配送車105は、現在位置情報発信部206、情報入出力端末207、携帯電話機208を備えている。管理用センターコンピュータ101は、通信部209、ジョブ受信部210、ジョブスケジュール部211、配送車スケジュール部212、記憶部213、交通情報認識部214、配送車状況認識部215、プリント状況監視部216、課金情報管理部217、顧客情報管理部218を備えている。
製作インフラ104において、画像情報入力部201は、原稿からの画像の読み取り、または直接メディア等に保存されている画像情報の読み出しを行う。ユーザ入出力端末部(以下操作部と略称)202は、普通にコピー等を取るための設定及び大量プリント出力を依頼をする際に必要な情報の入出力の設定(例えば出力枚数設定/プリント商品の受け渡し方法の設定)を行うためのものであり、顧客から依頼されたプリント出力に必要な費用を計算し表示する等の複合機能を有する。
画像形成部203は、画像情報入力部201からの画像入力情報に従い、実際に記録媒体に画像を形成するプリント動作を行う。ネットワーク通信部204は、外部WAN108を介して管理用センターコンピュータ101に接続し、操作部202により入出力された情報をやり取りする。
また、各店舗の精算所(レジ)(不図示)に設置された来店者認識装置205は、来店者の検出に基づき来店者数を計数し、時間毎の来店者数情報として製作インフラ104の操作部202に送出する。更に、各店舗の製作インフラ104に、店舗でのプリント商品の内容が第三者に漏洩することがないように個人情報漏洩対策として、キーロックが可能なセキュリティカバー付きトレイ(カギ付きの収容箱)等を装備することで、個人情報の漏洩を防止するようにしている。
配送車105において、現在位置情報発信部206は、配送車105の現在位置をGPS(Global Positioning Systems)を介して管理用センターコンピュータ101に通知するための現在位置情報を発信する。情報入出力端末207は、各店舗の製作インフラ104から出力されたプリント商品の回収状況等の情報を管理用センターコンピュータ101に出力し、所望の情報を管理用センターコンピュータ101から取得する。情報入出力端末207は、携帯電話機208等を介して外部WAN108に接続するようになっている。
管理用センターコンピュータ101において、通信部209は、外部WAN108に接続された各店舗103における製作インフラ104との間で各種情報のやり取りを行い、更に外部WAN108に接続されたプリント発注者の端末102との間でプリント注文情報のやり取りを行う。ジョブ受信部210は、外部WAN108を介して管理用センターコンピュータ101のWEBサイト等に対しプリント発注者の端末102等から直接依頼入力されるプリント注文、あるいは各店舗に来店した顧客からのプリント注文を受信し、各プリント注文に対してプリントジョブを作成する。プリントジョブとして作成されたプリント注文データは記憶部213に保存される。
配送車スケジュール部212は、最適地域にグルーピングされた各店舗103を巡回している配送車105の配送スケジュールを把握する。交通情報認識部214は、各配送車105が巡回している地域の道路交通情報等を受信する。配送車状況認識部215は、配送車105の実際の巡回によるプリント商品の回収及び配送状況を配送車105から入力される情報により認識する。プリント状況監視部216は、各店舗の製作インフラ104でプリント出力が実行されているプリントジョブ(直接店舗に来店してコピーを取っている顧客のコピープリントジョブを含む)の実行状況を監視し把握する。
ジョブスケジュール部211は、ジョブ受信部210で作成されたプリントジョブの内容(プリントジョブの大きさ、顧客におけるプリント商品の受取希望日時を示す締め切り情報等に基づくプリントジョブの優先順位等)を判断し、プリント状況監視部216により外部WAN108に接続された各店舗の製作インフラ104の使用状況(稼働状況)を把握する。ジョブスケジュール部211は、更に、配送車状況認識部215/交通情報認識部214/配送車スケジュール部212から入力された情報から判断される配送車105の配送状況を把握する。
ジョブスケジュール部211は、これらの把握した複合的情報を基に、顧客によりプリント注文されたプリントジョブの各店舗での終了から、プリント出力されたプリント商品の配送車105による回収、各店舗103で分散出力されたプリント商品の合体、顧客へのプリント商品の配送を含む受け渡しまでに必要な時間が最適となるように、顧客からプリント注文されたプリントジョブを各店舗に最適配分し、分散プリント出力させるようにジョブスケジューリングを実行する。
課金情報管理部217は、各店舗に直接プリント注文を行う顧客に対して、あるいは外部WAN108を介してWEBサイト等から管理用センターコンピュータ101に直接プリント注文を行う顧客に対して、そのプリント出力に必要なコストを計算し、その計算結果を、各店舗を介した注文に関しては各店舗の製作インフラ104の操作部202へ、WEBサイトを介した注文に関しては直接プリント発注者の端末102へ電子メール等で配信し、プリントジョブ情報の1つとして同時に管理する。
顧客情報管理部218は、顧客からプリント注文がある毎に、顧客情報をID及びパスワードを使用することで保存管理し、再度同じ顧客からのプリント注文がある場合のことを想定し、そのような場合に、顧客情報の再入力等の面倒を解消すべくID及びパスワードで顧客情報が簡単に呼び出すことができるように顧客情報を管理する。なお、顧客情報管理部218及び課金情報管理部217では、外部WAN108を介したアクセスに対し何重もの保護をかけることにより、情報漏洩を防止するようにしている。
次に、上記構成を有する本実施の形態の分散出力集配システムにおける動作を図3乃至図6を参照しながら詳細に説明する。
図3は、分散出力集配システムにおけるプリント注文フローの概要を示す図である。
図3において、プリント注文フローは、顧客がプリント注文を行ってから管理用センターコンピュータ101でプリント注文を受け付けるまでの流れを示す処理である。横方向が分散出力集配システムの構成要素である製作インフラ(複写機)104、管理用センターコンピュータ101を示しており、縦方向が上部から下部に向かって時系列を示している。
顧客が分散出力集配システムを利用しようとする際に、まず、原稿及び原稿データを分散出力集配システムの受注窓口へ登録する必要があるが、下記の何れかの登録方法により登録を行う。
第1の登録方法は、顧客の自宅の近隣に立地している例えばコンビニ店舗に原稿あるいは原稿データを記憶した記憶媒体を持ち込む方法である。コンビニ店舗では、顧客により原稿が持ち込まれた場合、持ち込まれた原稿を店舗に設置された製作インフラ104(複写機の場合)の画像情報入力部201、あるいは製作インフラ104(プリンタの場合)に併設されたスキャナで原稿画像の読み取りを行う。原稿から読み取られた原稿データは、外部WAN108を経由で管理用センターコンピュータ101に送信される(ステップS301)。
この場合、顧客の希望するプリント出力サイズ、プリント出力媒体の種類、プリント出力媒体を綴じる(ステイプル処理)等のフィニッシングの方法、プリント部数、印字品質等も同時に、店舗の製作インフラ104の操作部202から入力を行う。更に、顧客の氏名、年齢、性別等の顧客データも製作インフラ104の操作部202から入力を行う。これらの出力設定情報及び原稿データは、製作インフラ104で暗号化された後、外部WAN108経由で管理用センターコンピュータ101に同時に送信される。
更に、顧客はプリント商品の受取場所を選択可能であり(店舗での受取か、店舗であればどの店舗か、自宅での受け取か)、店舗での受取希望の場合は製作インフラ104の操作部202に表示された店舗一覧表の中から例えば近隣のコンビニ店舗を選択し、自宅での受取希望の場合は連絡先を入力する。
管理用センターコンピュータ101は、原稿データ及び出力設定情報を受信すると、原稿画像及び顧客の希望する出力設定を基に、まず、課金情報管理部217により顧客に課金する金額を決定する。管理用センターコンピュータ101は、顧客情報管理部218により課金情報を暗号化した後、外部WAN108経由でコンビニ店舗の製作インフラ104へ送信する。
これにより、製作インフラ104の操作部202にプリント注文に関わる金額が表示される(ステップS302)。顧客は表示された金額を基に、最終的に、プリント注文を行うかどうかを判断する。顧客はプリント注文を行うと決定した場合は、製作インフラ104の操作部202上の注文決定ボタン(不図示)を選択する。これにより、再度、製作インフラ104で顧客の承認した課金情報が暗号化された後、外部WAN108経由で管理用センターコンピュータ101に送信される(ステップS303)。
これにより、管理用センターコンピュータ101は、プリント注文の受け付けと判断すし、プリント注文を受け付けた顧客の顧客情報を顧客情報管理部218に登録する。また、管理用センターコンピュータ101は、課金情報を課金情報管理部217に登録する。そして、管理用センターコンピュータ101は、上記受信した原稿データ及び出力設定情報をジョブスケジュール部211に送る。
第2の登録方法は、インターネットに代表される外部WAN108上に公開された分散出力集配システムの不図示の受注画面(管理用センターコンピュータ101の通信部209の管理画面)にアクセスし、原稿データをアップロードする方法である。顧客自身が端末102に搭載されたワープロソフト等で原稿データを作成するか、あるいは所有するスキャナで原稿の読み取りを行う。原稿から読み取られた原稿データは、上記受注画面を介して登録され、外部WAN108経由で管理用センターコンピュータ101に送信される(ステップS301)。
この場合、顧客の希望するプリント出力サイズ、プリント出力媒体の種類、プリント出力媒体を綴じる(ステイプル処理)等のフィニッシングの方法、プリント部数、印字品質等も同時に、端末102の操作部から入力を行う。更に、顧客の氏名、年齢、性別等の顧客データも端末102の操作部から入力を行う。これらの出力設定情報及び原稿データは、端末102で暗号化された後、外部WAN108経由で管理用センターコンピュータ101に同時に送信される。
更に、顧客はプリント商品の受取場所を選択可能であり(店舗での受取か、店舗であればどの店舗か、自宅での受け取か)、店舗での受取希望の場合は端末102上に表示された店舗一覧表の中から例えば近隣のコンビニ店舗を選択し、自宅での受取希望の場合は連絡先を入力する。
管理用センターコンピュータ101は、端末102から送信された原稿データ及び出力設定情報を受信すると、原稿画像及び顧客の希望する出力設定を基に、まず、課金情報管理部217により顧客に課金する金額を決定する。管理用センターコンピュータ101は、顧客情報管理部218により課金情報を暗号化した後、外部WAN108経由で顧客のWEB端末へ送信する。
これにより、顧客の端末102にプリント注文に関わる金額が表示される(ステップS302)。顧客は表示された金額を基に、最終的に、プリント注文を行うかどうかを判断する。顧客はプリント注文を行うと決定した場合は、端末102の注文決定ボタン(不図示)を選択する。これにより、再度、端末102で顧客の承認した課金情報が暗号化された後、外部WAN108経由で管理用センターコンピュータ101に送信される(ステップS303)。
これにより、管理用センターコンピュータ101は、プリント注文の受け付けと判断すし、プリント注文を受け付けた顧客の顧客情報を顧客情報管理部218に登録する。また、管理用センターコンピュータ101は、課金情報を課金情報管理部217に登録する。そして、管理用センターコンピュータ101は、受信した原稿データ及び出力設定情報をジョブスケジュール部211に送る。
図4は、分散出力集配システムにおける分散プリントジョブスケジュールの概要を示す図である。
図4において、分散プリントジョブスケジュールは、プリントジョブを複数の製作インフラ104に分散してプリント出力させるためのスケジュールである。横方向が分散出力集配システムの構成要素である管理用センターコンピュータ101、製作インフラ(複写機A、複写機B、複写機C)103を示しており、縦方向が上部から下部に向かって時系列を示している。
まず、管理用センターコンピュータ101は、顧客がプリント注文を行った店舗あるいは顧客が受取りを希望する店舗へプリント商品の配送の必要がある場合は、配送先店舗を決定する。管理用センターコンピュータ101は、配送先店舗が決定すると、配送車の配送ルート群から、所望の店舗へのプリント商品の回収が可能な配送ルートと、配送ルート上のコンビニ店舗を選択する。フィニッシングが必要であるプリントジョブならば、フィニッシング機構を備えた製作インフラ104が設置された店舗を巡回するルートと、フィニッシング機構を備えた製作インフラ104が設置された店舗からのプリント商品の回収が可能なコンビニ店舗を選択する。
次に、管理用センターコンピュータ101は、通信部209により、配送ルート上の各店舗に設置された製作インフラ104に現在の状況を問い合わせる(ステップS401)。問い合わせる内容は、製作インフラ104の現在の使用状況(稼動状況)、用紙やトナー等の消耗品の耐久状況、過去の来店者による使用履歴、ジャム等による稼働率の状況等である。これらのデータが、製作インフラ104から外部WAN108経由で管理用センターコンピュータ101に送信される(ステップS402)。
管理用センターコンピュータ101は、上記データを受信し、顧客の要求している受取希望時間までにプリントを終了し配送車便によるプリント商品の回収が終了するように、ジョブスケジュール部211によりプリントジョブの分散スケジューリングを行う。そして、管理用センターコンピュータ101は、通信部209により、分散スケジューリングに基づいて各店舗の製作インフラ104のネットワーク通信部204に対してプリントジョブを送信する(ステップS403)。
次に、上記の分散スケジューリングの具体例について説明する。
第1に、交通状況等の複雑な条件を除いた基本的な分散スケジューリングの場合について説明する。
例えば現在時刻15:00に対して、店舗A、B、C、Dへの配送車の到着予定時刻を、それぞれ、15:30、16:00、16:30、17:00とする。また、部数250部のプリントを行い店舗Dへ配送するとする。また、店舗A、B、Cでの各々の履歴から判断されるプリント速度を、それぞれ、60枚/分、30枚/分、60枚/分とする。店舗A、B、Cにおける現在時刻から配送車到着までの時間を比較すると、それぞれ、30分、1時間、1時間30分となる。これにより、プリント時間による負荷分散比率は、1:2:3の割合となる。また、同時に、プリント速度による負荷分散比率は、2:1:2の割合となる。
以上から、今回の分散プリントスケジューリングでは、店舗Aに50部、店舗Bに50部、店舗Cに150部のプリントを指示する。各店舗の製作インフラ104は、プリントジョブが終了すると、管理用センターコンピュータ101にプリントジョブの終了を通知する(ステップS404)。
第2に、ある店舗の製作インフラ104(複写機)に来店者による割り込みプリントジョブが発生した場合について説明する。
割り込みプリントジョブが発生した場合、製作インフラ104は、割り込みが発生した旨を管理用センターコンピュータ101に通知する。管理用センターコンピュータ101は、割り込みが発生した製作インフラ104へ要求していたプリントジョブを一旦中断し、割り込みが発生した店舗での過去のプリントジョブの状況から判断し、割り込みによる遅延が大きいと判断される場合は、残りのプリントジョブについて再スケジューリングする。例として、同じ配送ルート上で配送車便の到着時刻までに時間に余裕があり、追加のプリントジョブ投入が可能な製作インフラ104を選択し、追加でプリントを行う。また、割り込みが発生しても、配送車便の到着までに間に合うと判断できる場合は、割り込みの終了を待って、再度プリントジョブを開始する。
第3に、例えば用紙のジャム等により製作インフラ104の動作が停止しダウン時間が発生する場合について説明する。
ダウン時間が発生した場合、製作インフラ104は、ダウン時間が発生した旨を管理用センターコンピュータ101に通知する。管理用センターコンピュータ101は、ダウン時間が発生した製作インフラ104へ要求していたプリントジョブを再スケジューリングする。再スケジューリングの手法は上記第2のときと同様に、同じ配送ルート上で配送車便の到着時刻までに時間に余裕があり、追加のプリントジョブ投入が可能な製作インフラ104を選択し、追加でプリントを行う。
ここで、管理用センターコンピュータ101は、各店舗に設置された製作インフラ104に対しプリントジョブの分散スケジューリングを行う際、分断された個々のプリントジョブの先頭に付加プリントページを追加してプリント要求を行う。付加プリントページは、元のプリントデータとは別ドキュメント扱いで、ステイプル等のフィニッシング時は用紙が同じ束にまとめられることが無いようにスケジューリングされている。
付加プリントページとしては、バーコードに暗号化された顧客情報がプリントされている。また、付加プリントページとしては、配送車の行き先店舗名、配送ルート名、出力店舗名、出力時間等、プリント商品を配送して回収を行う場合に配送車ドライバーのミスを防止するための情報がプリントされている。また、配送車ドライバーは自身の作業が終了するとチェックリストにチェックし、作業漏れが発生しないように配慮している。
管理用センターコンピュータ101は、プリントジョブの分散スケジューリングを行うにあたり、特にカラープリントを行う場合は、対象となる製作インフラ群に対して分散キャリブレーション処理を行い、各店舗に設置された製作インフラ104に対し色味情報(色の濃度を示す情報)を送信するように要求する。各店舗に設置された製作インフラ104は、所定の濃度制御を行った後、現在の出力濃度、階調レベルのデータを作成し、管理用センターコンピュータ101に送信する。
管理用センターコンピュータ101は、上記データに基づいて、各製作インフラ104に対し分散処理を要求するプリントジョブに対して階調の線形性を補完してデータを作成した後、プリントジョブを送信する。また、製作インフラ104から受信した色味情報が所望の範囲に保証されていない場合は、その製作インフラ104を分散スケジューリングの対象から外す場合が発生する。
各店舗に設置されている製作インフラ104が複写機の場合は、データを紙等の記録媒体に出力するためのプリンタ機能をメインとして、更に、原稿から画像を読み取り電子データ化するためのスキャナ機能を備えており、来店者に対してはプリンタ機能及びスキャナ機能の提供が可能となっている。
管理用センターコンピュータ101によりプリントジョブの分散スケジューリングが行われた結果、受信した個々のプリントジョブが該当する製作インフラ104から出力される場合は、店舗への来店者のコイン投入による利用時に、セキュリティの問題が発生することの無いように、製作インフラ104に装備されたキーロックが可能なセキュリティカバー付きトレイに出力される。配送車105のドライバーは、各店舗からプリント商品を回収して回る際に、このセキュリティカバー付きトレイのキーロックを外し、該トレイ中のプリント商品を取り出した後、プリント商品の付加プリントページの指示に従って配送先店舗まで配送する。
また、各店舗に設置された製作インフラ104で利用する用紙やトナー等の消耗品の状況は、逐次、管理用センターコンピュータ101に通知される。これにより、管理用センターコンピュータ101は、消耗品、特に用紙の量が少ない製作インフラ104に対しては、分散するプリントジョブの割り当てを少なくする場合がある。しかし、割り当ての減少によりプリントジョブの分散スケジューリングに支障が発生することが無いように、管理用センターコンピュータ101は、同時に、余剰のある店舗に対しストック用の用紙を不足している店舗へ配送するよう指示する。この指示は、プリントジョブに付加された付加プリントページに同時にプリントされる。
配送車105のドライバーは、各店舗からプリント商品を回収して回る際に、同時に、用紙やトナー等の消耗品の余剰分を不足している店舗へ配送する指示を付加プリントページから読み取り、指示に従って店舗間を配送する。あるいは、管理用センターコンピュータ101から配送車105に対して、配送ルート上にある消耗品をストックしている配送センターへ行き消耗品を補給するように指示する。
図5は、分散出力集配システムにおける配送車配送スケジュールの概要を示す図である。
図5において、配送車配送スケジュールは、複数の配送車105におけるプリント商品の配送に関するスケジュールである。横方向が分散出力集配システムの構成要素である配送車群(配送車A、B、C)、配送車の現在位置確認用のGPS、管理用センターコンピュータ101、道路交通情報を管理する無線通信網109を示しており、縦方向が上部から下部に向かって時系列を示している。
各店舗を巡回中の配送車105(複数台の場合を含む)は、配送車105内に装備された現在位置情報発信部206から、無線通信網109を介して、常に現在位置情報を管理用センターコンピュータ101に発信している(ステップS501)。また、管理用センターコンピュータ101は、無線通信網109を介して配送車105の運行状況と交通状況を常に把握している(ステップS502)。
ここで、まず、プリントジョブが発生すると(F501)、管理用センターコンピュータ101は、プリントジョブの内容と無線通信網109等から取得した交通状況を分析して、プリントジョブを分散させ、そのプリントジョブ内容と配送ルートを配送車105の情報入出力端末207に通知する(ステップS503)。通知されるプリントジョブ内容は、プリントを行っている店舗またはこれからプリントを行う予定の店舗を示す情報である。
プリントジョブ内容の通知例としては、店舗とその店舗にて行われるプリントジョブ量(プリント部数)と配送先を記した画面を配送車105の表示部に表示する等の方法がある。
これにより、配送車105のドライバーは、来店先の店舗で他の商品の納品回収作業と合わせて、店舗店員により製作インフラ104で実行されたプリントジョブによるプリント商品を受け取る。このとき、店舗店員は製作インフラ104のネットワーク通信部204により、配送車105のドライバーは情報入出力端末207により、プリント商品受取通知を管理用センターコンピュータ101に送信する(ステップS504)。
プリント商品受取の通知例としては、店舗店員が店舗レジにてプリント商品の先頭の付加プリントページのバーコードを読み取る、配送車ドライバーが配送車内の情報入出力端末207により管理用センターコンピュータ101宛てに電子メール送信を行う等の方法がある。この場合、プリント商品の先頭の付加プリントページには、集配上のミス防止及び効率化のために必要な情報がプリントアウトされている。
配送車105が目的店舗(プリント商品の受取指定店舗)に向かうまでに複数の店舗を回るときは、目的店舗に到達するまで上記ステップS501〜ステップS504の処理を繰り返す。また、配送車105の配送スケジュールによっては、複数の配送車105がプリント商品を一箇所に集めてくるのではなく、途中の店舗または休憩場所において最終的に目的店舗に向かう配送車105にプリント商品を受け渡してもよい。
そして、配送車105のドライバーは、自分の担当するプリントジョブ(プリント商品)に関わる配送スケジュールが終了次第、情報入出力端末207により管理用センターコンピュータ101に自分の担当するプリントジョブの配送スケジュールの終了を通知する(ステップS505)。
管理用センターコンピュータ101のスケジューリングにより複数台の配送車105がプリント商品に関わる配送を行う場合においても、上記ステップS501〜ステップS505の処理を個々の配送車105にて行うことにより、管理用センターコンピュータ101は、プリント商品の回収状況、配送車の運行状況を随時把握することができる。
図6は、分散出力集配システムにおけるプリント商品受け渡しフローの概要を示す図である。
図6において、プリント商品受け渡しフローは、上記図4の分散プリントジョブスケジュールを基に出力したプリント商品がプリント発注者の手元に届くまでの流れを示す処理である。横方向が分散出力集配システムの構成要素である管理用センターコンピュータ101、プリント発注者を示しており、縦方向が上部から下部に向かって時系列を示している。
まず、プリント商品が完成した時点で、管理用センターコンピュータ101から受取指定店舗にその旨が通知され、プリント発注者の手元にプリント商品を届ける準備が整ったことになる(ステップS601)。プリント発注者は受取指定店舗において、プリント注文時に受け取った伝票や個人識別コード等の認識により、自分の好きなときにプリント料金の支払い及びプリント商品の受取が可能となる(ステップS602)。
更に、プリント注文時にプリント発注者の希望により自宅またはオフィスへのプリント商品の配送を希望している場合は、宅配便業者の配送車あるいは郵便事業者の配送車(第二の配送インフラ)によりプリント発注者の希望する場所への配送を可能としている。第二の配送インフラに対する配送依頼通知はプリント注文時に行い、また、配送場所の変更依頼通知は随時コンビニ店舗への連絡により行う。
即ち、管理用センターコンピュータ101は、プリント発注者がプリント注文を行った店舗の製作インフラ104またはプリント発注者の端末102から送信されたプリント注文情報に含まれる受取希望場所を示す情報を基に、第二の配送インフラ(宅配便業者の配送車あるいは郵便事業者の配送車のドライバーが所持する携帯電話機等の端末、もしくはこれらの事業者の配送受付センターに設置されている情報処理装置等)に対して配送依頼通知を行う。
宅配便業者の配送車あるいは郵便事業者の配送車(第二の配送インフラ)は、上記プリント注文時に管理用センターコンピュータ101経由で送信された受取希望場所を示す情報を基に、当該プリントジョブに関わるプリント商品を回収してきた配送車(第一の配送インフラ)からプリント商品を受取り、顧客の受取希望場所(自宅やオフィス等)にプリント商品を配送する。
管理用センターコンピュータ101は、上記配送依頼通知があった時点で、第二の配送インフラまたはコンビニ店舗に対しプリント商品の代金引換を指示する。プリント発注者はプリント商品を受け取った時点で、第二の配送インフラまたはコンビニ店舗に対しプリント商品に対する対価として支払いを行う。このとき、第二の配送インフラの使用料金としてプリント発注者に相当な課金がなされる。
更に、配送車により受取指定店舗に当該プリントジョブに関わるプリント商品の収集が終わった時点で、当該プリントジョブの終了とし、受取指定店舗の製作インフラ104からジョブ完了時刻が管理用センターコンピュータ101に通知される。
このとき、管理用センターコンピュータ101においては、プリントジョブのスケジューリング時のプリントジョブ完了予想時刻と実際のプリントジョブ完了時刻とを比較し、大幅に遅延(例えば所定時間以上の遅延)が生じていた場合には、遅延要因を分析して遅延要因データベースを作成する。例として、遅延要因を、製作インフラ104に起因するもの、配送インフラに起因するもの、その他等に分類し、次回のプリントジョブのスケジューリングの実行時に上記遅延要因データベースを参照し、遅延要因を考慮したスケジューリングを行う。
例えば、前回の配送時に各店舗を巡回中の配送車が交通渋滞に遭遇したために、目的店舗(受取指定店舗)への到着が遅れたとする。そのときの状況は、管理用センターコンピュータ101が、配送車の運行時にGPSより随時把握しており、当該配送ルート上の所定区間が時間帯により渋滞したのか、または事故等による渋滞だったのかを判断し、時間帯による渋滞の場合は、当該時間帯に配送車が通る店舗を避けるように(該店舗を除外した店舗に)プリントジョブの振り分けを行う。ただし、プリント注文した顧客の受取希望時間までに時間的な余裕度がある場合は、特に考慮しない場合もある。
また、各店舗を巡回する配送車の運行状況は、分散出力集配システムでプリントサービスが実行されていない場合においても、配送車によりプリント商品以外の他の商品を配送している通常の配送業務時に、管理用センターコンピュータ101と無線通信網109により常に認識され、管理用センターコンピュータ101内の交通状況データベースは常に最新の情報に更新される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、地域に点在する複数の店舗に設置された複写機やプリンタ等の製作インフラ104を統一的に管理し、ユーザの注文に応じてプリント商品の回収及び配送までを含めた分散出力集配システム環境を構築し、製作インフラ104の稼動状況と配送車の配送状況に応じてプリント商品の製作を各店舗に配分し、配送車によりプリント商品の回収と受取指定店舗への配送を行い、ユーザの自宅やオフィス等への商品配送が指定されている場合、第二の配送インフラにより受取指定店舗から自宅やオフィス等への商品配送を行う。これにより、新規設備投資を不要とし物流コストをかけることなく、短納期プリントを希望する各地域のユーザの手元にプリント商品を迅速に配送することが可能となる。また、ユーザの利便性の向上を図ることができると共に、ユーザのオフィス業務支援に好適な環境を構築することができる。
また、プリントジョブのスケジューリング時のプリントジョブ完了予想時刻に対し実際のプリントジョブ完了時刻が大幅に遅延じていた場合、遅延要因を分析し、次回のプリントジョブのスケジューリング時に遅延要因を考慮したスケジューリングを行う。これにより、例えば前回の商品配送時に交通渋滞が原因で配送が遅延した場合、次回は交通渋滞が予想される時間帯を回避するようなスケジュールを作成することが可能となり、極力遅延を回避するような商品配送が可能となる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、下記の点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図2)の対応するものと、製作インフラ(複写機やプリンタ)、製作インフラの設置対象(コンビニ等の店舗)、商品(プリント商品)以外は基本的に同様なので、説明を省略する。
上述した第1の実施の形態では、コンビニ等の店舗の製作インフラを使用したプリント商品の作成について説明した。これに対し、本実施の形態では、図7に示すように中小規模の工場等を経営する中小企業における部品(商品)の製作・配送・納品について説明する。なお、図7において図1と同様の構成要素には同じ符号を付し説明を省略する。
図7は、本実施の形態に係る中小規模の工場等を経営する中小企業をネットワークで接続した分散出力集配システムとしての企業ネットワークシステムの例を示す図である。
図7において、企業ネットワークシステムは、管理用センターコンピュータ101、複数の部品製作企業・部品組立企業701〜711に設置されたコンピュータ(不図示)をネットワーク700を介して接続した構成となっている。
中小企業においては、例えば自動車の単体部品やプリンタの単体部品といったものが製品としてNC工作機械等で製作される。こうした部品を1中小企業で製作することはもちろん可能であるが、部品点数や部品種類が多くなると、1中小企業で生産可能な量は限られてくるため、大量の部品生産を実行することはほとんどできなくなる。
このような場合に、部品製作企業や部品組立企業のコンピュータをネットワーク700で接続し、各企業における生産状況等をネットワーク700に接続された管理用センターコンピュータ101により一元管理する。更に、ネットワーク700で接続された企業間を配送車105等の配送インフラにより、生産量に合せて巡回させる。
このように中小規模の工場等を経営する中小企業をネットワーク700を介して接続することで大きな企業体を構成し、該企業体内の1つの企業では生産できない量の部品を製作し、発注元(顧客企業)へ納品する。1企業に受注のあった大量の部品に関わる受注情報を管理用センターコンピュータ101へ送信し、管理用センターコンピュータ101により各企業での生産状況を把握しつつ、各企業での生産量を決定し分担製作させる。生産が終了した部品分担製作分を配送車105により回収し、受注元の企業に集め、最終的な商品として発注元(顧客企業)へ納品する。
本実施の形態においても、上述した第1の実施の形態と同様に、別の配送車(第二の配送インフラ)が例えば上記企業体と発注元(顧客企業)との間に位置する配送中継場所等で、上記部品を回収してきた配送車105(第一の配送インフラ)から部品を受取り、配送中継場所から発注元(顧客企業)へ配送するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、中小企業をネットワーク接続することで大きな企業体を構成し、配送車105等の配送インフラの配送状況と各企業での生産状況に合わせて、各企業における部品の分担製作スケジュールを管理用センターコンピュータ101で一元管理することで、各企業での休眠機械を有効且つ最適に利用することが可能となる。また、1中小企業では対応できない、部品点数や部品種類が多い大量の部品生産を実現することが可能となる。
[他の実施の形態]
上記第1の実施の形態では、管理用センターコンピュータと複数の店舗をネットワークで接続した場合を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、複数の店舗の他に例えば店舗網を統括するセンター(例えばコンビニチェーンの地区本部等)もネットワークで接続し、物品の配送や店舗網を一元管理する構成としてもよい。
上記第1の実施の形態では、製作インフラを設置する対象としてコンビニ店舗を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、コピーショップ等に適用してもよい。
上記第2の実施の形態では、管理用センターコンピュータと複数の部品製作企業や部品組立企業をネットワークで接続した場合を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、複数の部品製作企業や部品組立企業の他に例えば物流企業の配送センター等もネットワークで接続し、部品/製品の製作から流通まで一元管理する構成としてもよい。
また、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る分散出力集配システムの概略構成を示す図である。 管理用センターコンピュータ、製作インフラ、配送車の概略構成を示すブロック図である。 分散出力集配システムにおけるプリント注文フローの概要を示す図である。 分散出力集配システムにおける分散プリントジョブスケジュールの概要を示す図である。 分散出力集配システムにおける配送車配送スケジュールの概要を示す図である。 分散出力集配システムにおけるプリント商品受け渡しフローの概要を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る中小規模の工場等を経営する中小企業をネットワークで接続した分散出力集配システムとしての企業ネットワークシステムの例を示す図である。
符号の説明
101 管理用センターコンピュータ(管理手段、管理装置)
103 店舗(生産拠点)
104 製作インフラ(製作手段)
105 配送車(第1の配送手段)
108 外部WAN(通信媒体)
109 無線通信網(通信媒体)
206 現在位置情報発信部(発信手段)
207 情報入出力端末(通知手段)
211 ジョブスケジュール部(作成手段、管理手段)
215 配送車状況認識部(配送状況監視手段)
216 プリント状況監視部(稼動状況監視手段)
700 ネットワーク(通信媒体)
701〜711 企業(生産拠点)

Claims (10)

  1. 複数の生産拠点毎に設置され商品を製作する製作手段と、
    生産拠点を巡回し商品の回収及び配送を行う第1の配送手段と、
    商品の配送を行う第2の配送手段と、
    前記製作手段及び前記第1の配送手段と通信媒体を介して接続され、商品の製作及び配送を管理する管理手段とを備え、
    前記管理手段は、商品の製作を受注した場合、前記製作手段の稼動状況と前記第1の配送手段の配送状況に応じて商品の製作を生産拠点に配分し、
    前記第1の配送手段に、前記商品の製作が配分された生産拠点の前記製作手段で製作された商品の回収と指定拠点への商品の配送を指示し、
    発注元への商品の配送が指定されている場合、前記第2の配送手段に、前記指定拠点から前記発注元への商品の配送を指示することを特徴とする分散出力集配システム。
  2. 前記管理手段は、前記製作手段の稼働状況を監視する稼動状況監視手段と、前記第1の配送手段の配送状況を監視する配送状況監視手段と、各生産拠点に設置された前記製作手段の処理能力を考慮して商品の製作を各生産拠点に配分するスケジュールを作成する作成手段とを備え、
    前記第1の配送手段は、現在位置を発信する発信手段と、商品の回収状況を前記管理手段に通知する通知手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の分散出力集配システム。
  3. 前記管理手段の前記作成手段は、前記スケジュール作成時の商品の製作完了予想時刻に対し実際の製作完了時刻が所定時間以上遅延した場合、次回のスケジュール作成時に遅延要因を考慮してスケジュールを作成することを特徴とする請求項2記載の分散出力集配システム。
  4. 前記管理手段は、発注元から又は前記製作手段経由で通知される商品注文情報に指定されている商品受取場所情報を基に、前記第1の配送手段、前記第2の配送手段に商品配送先を指示することを特徴とする請求項1記載の分散出力集配システム。
  5. 前記製作手段は、プリント生成物を出力する画像形成装置、部品を製作する工作機械を含む群から選択されることを特徴とする請求項1記載の分散出力集配システム。
  6. 前記生産拠点は、画像形成装置を備えた店舗、工作機械等を備えた企業を含む群から選択されることを特徴とする請求項1記載の分散出力集配システム。
  7. 前記第1の配送手段は、各生産拠点を巡回する配送車であり、
    前記第2の配送手段は、宅配便業者等の配送車を含む群から選択されることを特徴とする請求項1記載の分散出力集配システム。
  8. 複数の生産拠点毎に設置され商品を製作する製作手段、及び生産拠点を巡回し商品の回収及び配送を行う第1の配送手段と通信媒体を介して接続される管理装置であって、
    前記製作手段の稼働状況を監視する稼動状況監視手段と、
    前記配送手段の配送状況を監視する配送状況監視手段と、
    商品の製作を受注した場合、前記製作手段の稼動状況と前記配送手段の配送状況に応じて商品の製作を生産拠点に配分し、前記第1の配送手段に、前記商品の製作が配分された生産拠点の前記製作手段で製作された商品の回収と所定の拠点への商品の配送を指示し、発注元への商品の配送が指定されている場合、第2の配送手段に、前記所定の拠点から前記発注元への商品の配送を指示する管理手段とを備えることを特徴とする管理装置。
  9. 複数の生産拠点毎に設置され商品を製作する製作手段と、生産拠点を巡回し商品の回収及び配送を行う第1の配送手段と、商品の製作及び配送を管理する管理手段とを通信媒体を介して通信可能に接続した分散出力集配システムの制御方法であって、
    商品の製作を受注した場合、前記製作手段の稼動状況と前記第1の配送手段の配送状況に応じて商品の製作を生産拠点に配分し、
    前記第1の配送手段に、前記商品の製作が配分された生産拠点の前記製作手段で製作された商品の回収と指定拠点への商品の配送を指示し、
    発注元への商品の配送が指定されている場合、第2の配送手段に、前記指定拠点から前記発注元への商品の配送を指示することを特徴とする制御方法。
  10. 複数の生産拠点毎に設置され商品を製作する製作手段と、生産拠点を巡回し商品の回収及び配送を行う第1の配送手段と、商品の製作及び配送を管理する管理手段とを通信媒体を介して通信可能に接続した分散出力集配システムの制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    商品の製作を受注した場合、前記製作手段の稼動状況と前記第1の配送手段の配送状況に応じて商品の製作を生産拠点に配分するモジュールと、
    前記第1の配送手段に、前記商品の製作が配分された生産拠点の前記製作手段で製作された商品の回収と指定拠点への商品の配送を指示するモジュールと、
    発注元への商品の配送が指定されている場合、第2の配送手段に、前記指定拠点から前記発注元への商品の配送を指示するモジュールとを備えることを特徴とするプログラム。
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