JP2006205735A - 圧電方式のインクジェットプリントヘッドおよび温度センサの付着方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】圧電方式のインクジェットプリントヘッドおよび温度センサの付着方法を提供する。
【解決手段】吐出されるインクが充填される複数の圧力チャンバ104と,複数の圧力チャンバからインクを吐出する複数のノズル106とを備えるインク流路が形成された流路形成板100と,複数の圧力チャンバそれぞれにインク吐出のための駆動力を提供する圧電アクチュエータ140と,流路形成板上に形成された下部電極141上に形成された圧電膜142と離隔されるように下部電極上に形成された絶縁膜162と,絶縁膜上に形成された温度検出用電極163と,温度検出用電極上に付着され,インク流路内部のインクの温度を検出するサーミスタチップ165と,を備えることを特徴とする,
【選択図】 図3
【解決手段】吐出されるインクが充填される複数の圧力チャンバ104と,複数の圧力チャンバからインクを吐出する複数のノズル106とを備えるインク流路が形成された流路形成板100と,複数の圧力チャンバそれぞれにインク吐出のための駆動力を提供する圧電アクチュエータ140と,流路形成板上に形成された下部電極141上に形成された圧電膜142と離隔されるように下部電極上に形成された絶縁膜162と,絶縁膜上に形成された温度検出用電極163と,温度検出用電極上に付着され,インク流路内部のインクの温度を検出するサーミスタチップ165と,を備えることを特徴とする,
【選択図】 図3
Description
本発明は,圧電方式のインクジェットプリントヘッドおよび温度センサの付着方法に関する。
一般的に,インクジェットプリントヘッドは,印刷用インクの微小な液滴を記録媒体上の所望の位置に吐出して,所定色相の画像を印刷する装置である。このようなインクジェットプリントヘッドは,インク吐出方式によって2つの種類に大別される。一方は,熱源を利用してインクにバブルを発生させ,そのバブルの膨張力によってインクを吐出する熱駆動方式のインクジェットプリントヘッドである。他方は,圧電体を使用し,その圧電体の変形によってインクに加えられる圧力によってインクを吐出する圧電方式のインクジェットプリントヘッドである。
図1は,従来の圧電方式のインクジェットプリントヘッドの一般的な構成を示す平面図であり,図2は,インクジェットプリントヘッドの該圧電膜の長手方向による垂直断面図である。
図1および図2を共に参照すると,流路形成板10の内部には,インク流路を構成するマニホールド12,複数のリストリクタ14,複数の圧力チャンバ16および複数のノズル18が形成されており,流路形成板10の上部には,圧電アクチュエータ40が設けられている。上記マニホールド12は,インク保存庫(図示せず)から流入したインクを複数の圧力チャンバ16のそれぞれに供給する通路であり,複数のリストリクタ14は,マニホールド12と複数の圧力チャンバ16とをそれぞれ連結する通路である。上記複数の圧力チャンバ16は,吐出するインクが充填される領域であって,マニホールド12の一側または両側に配列されている。
このような圧力チャンバ16は,圧電アクチュエータ40の駆動によってその体積が変化し,インクの吐出または流入のための圧力変化を生じる。このために,流路形成板10の圧力チャンバ16の上部壁をなす振動板20は,圧電アクチュエータ40によって変形される。このような流路形成板10は,主にシリコンウェーハ,金属板または合成樹脂板のような複数の薄板をそれぞれ加工して,上述したインク流路を形成した後,これら複数の薄板を積層することによって形成される。
上記圧電アクチュエータ40は,流路形成板10上に順次積層された下部電極41と,圧電膜42と,上部電極43と,で構成される。上記下部電極41と流路形成板10との間には,絶縁層31が形成される。上記下部電極41は,絶縁層31の全面に形成され,共通電極としての役割を行う。上記圧電膜42は,上記複数の圧力チャンバ16それぞれの上部に位置するよう,下部電極41上に形成される。上部電極43は,圧電膜42上に形成され,圧電膜42に電圧を印加する駆動電極としての機能を有する。
そして,上述したような構造を有する圧電アクチュエータ40に駆動電圧を印加するために,上部電極43には,電圧印加用フレキシブル印刷回路(FPC:Flexible Printed Circuit)50が連結される。詳細に説明すると,上記FPC50には,複数の駆動信号線51が設けられており,複数の駆動信号線51それぞれは,上部電極43の上面にボンディングされる。
上述した従来の圧電方式のインクジェットプリントヘッドの動作を説明すると,圧電アクチュエータ40の駆動によって振動板20が変形されると,圧力チャンバ16の体積が減少し,これによる圧力チャンバ16内の圧力変化によって,圧力チャンバ16内のインクがノズル18を通じて外部に吐出される。そして,圧電アクチュエータ40の駆動によって振動板20が元来の形態に復元されると,圧力チャンバ16の体積が増加し,これによる圧力変化によってインクがマニホールド12からリストリクタ14を通じて圧力チャンバ16内に流入される。
しかし,一般的に,インクの温度が変われば,インクの粘度も変わる。すなわち,インクの粘度が上昇するほどインクの流動抵抗が大きくなって,ノズルを通じて吐出されるインク液滴の体積および吐出速度が低下し,全体的なインク吐出性能も低下するので,良好な印刷品質を得られなくなる。したがって,インクの温度によって適切な補償,例えば,プリントヘッドにヒータを設置してインクの温度を高めるか,または駆動電圧を上げるなどの補償をしなければならないが,このためには,インクジェットプリントヘッド内のインクの温度を正確に検出する必要がある。
しかし,インクの温度を検出するための温度センサを,インクジェットプリントヘッドに直接設置することは容易ではない。したがって,従来は,プリントヘッド周囲の温度を検出し,これからプリントヘッド内部のインクの温度を推定する方法が用いられてきたが,このような方法は,インクの温度を正確に検出できないという問題があった。
そこで,本発明は,上記問題に鑑みてなされたものであり,本発明の目的の一つは,インク流路内部のインクの温度をより正確に検出できる圧電方式のインクジェットプリントヘッドを提供することである。また,本発明の他の目的は,温度センサをインクジェットプリントヘッドに容易かつ高い信頼性をもって付着できる温度センサの付着方法を提供することである。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,吐出されるインクが充填される複数の圧力チャンバと,複数の圧力チャンバからインクを吐出するための複数のノズルとを備えるインク流路が形成された流路形成板と,流路形成板上に形成された下部電極と,下部電極上に形成された圧電膜と,圧電膜上に形成された上部電極とを備え,複数の圧力チャンバそれぞれにインク吐出のための駆動力を提供する圧電アクチュエータと,圧電膜から離隔されるように下部電極上に形成された絶縁膜と,絶縁膜上に形成された温度検出用電極と,温度検出用電極上に付着され,インク流路内部のインクの温度を検出するサーミスタチップと,を備えることを特徴とする,圧電方式のインクジェットプリントヘッドが提供される。
絶縁膜上には,二つの温度検出用電極が並んで形成され,二つの温度検出用電極上には,サーミスタチップの電極がそれぞれ付着されるとしてもよい。
二つの温度検出用電極上には,ソルダーによってサーミスタチップの電極が付着されるとしてもよい。
温度検出用電極(接続)には温度検出用信号線が,上部電極には圧電アクチュエータ用駆動信号線がボンディングされ,温度検出用信号線および圧電アクチュエータ用駆動信号線は,フレキシブル印刷回路に設けられるとしてもよい。
絶縁膜は,圧電膜の横に圧電膜と平行に配置されるとしてもよい。
絶縁膜は,圧電膜と同じ物質からなるとしてもよい。
絶縁膜および圧電膜は,PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)からなるとしてもよい。
温度検出用電極は,上部電極と同じ物質からなるとしてもよい。
また,上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,圧電アクチュエータを有するインクジェットプリントヘッドに温度センサを付着する方法において,(a)圧電アクチュエータの下部電極が上部に形成された流路形成板を準備するステップと,(b)下部電極上の一部分に絶縁膜を形成するステップと,(c)絶縁膜上に温度検出用電極を形成するステップと,(d)温度検出用電極上にソルダーを使用してサーミスタチップを付着するステップと,を含むことを特徴とする,温度センサの付着方法が提供される。
(c)ステップでは,絶縁膜上には二つ温度検出用電極が並んで形成され,(d)ステップでは,二つの温度検出用電極上にはサーミスタチップの電極がそれぞれ付着されるとしてもよい。
(d)ステップは,二つの温度検出用電極上にソルダーを付着するステップと,ソルダー上にサーミスタチップの電極が接触するようにサーミスタチップをポジショニングするステップと,ソルダーを加熱してリフローさせるステップと,ソルダーを冷却させるステップと,を含むことを特徴とする,請求項10に記載の温度センサの付着方法が提供される。
ソルダーの付着は,プリンティングマスクを使用して二つの温度検出用電極上に所定のソルダー物質をプリンティングすることによってなされるとしてもよい。
ソルダーの付着は,ディスペンサーを使用して二つの温度検出用電極上に所定のソルダー物質をディスペンシングすることによってなされるとしてもよい。
サーミスタチップのポジショニングは,ポジショニングマスクを使用してなされるとしてもよい。
サーミスタチップのポジショニングは,ピックアンドプレース装置を使用してなされるとしてもよい。
ソルダーの加熱は,ヒーティングブロックに流路形成板を装着した後,ヒーティングブロックを加熱することによってなされるとしてもよい。
ソルダーの加熱は,ヒーティングオーブン内でなされるとしてもよい。
(b)ステップで,絶縁膜は,圧電アクチュエータの圧電膜と共に形成され,(c)ステップで,温度検出用電極は,圧電膜上に形成される圧電アクチュエータの上部電極と共に形成されるとしてもよい。
絶縁膜は,圧電膜と同じ物質からなり,温度検出用電極は,上部電極と同じ物質からなるとしてもよい。
(d)ステップ後に,温度検出用電極に温度検出用信号線をボンディングするステップをさらに含むとしてもよい。
温度検出用信号線と圧電アクチュエータ用駆動信号線とは,フレキシブル印刷回路に共に設けられ,温度検出用信号線のボンディングと併せて,圧電アクチュエータの上部電極に駆動信号線がボンディングされるとしてもよい。
以上説明したように本発明によれば,本発明によるインクジェットプリントヘッドによれば,温度センサがプリントヘッドに直接付着されるので,プリントヘッド内部のインクの温度をさらに正確に検出できる。したがって,インクの温度変化による適正な補償が可能であって印刷品質が向上しうる。
そして,本発明では,温度センサとしてサーミスタチップを使用するので,較正が不要である。
また,本発明による温度センサの付着方法によれば,ソルダーを使用してサーミスタチップをプリントヘッドに容易かつ信頼性のあるように付着できる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以下の図面で,各構成要素のサイズは,説明の明瞭性および便宜上,誇張している。また,任意の層が基板や他の層の上に存在すると説明されるとき,その層は,基板や他の層に直接接しつつ,その上に存在してもよく,その間に第3の層が存在してもよい。
図3は,本実施形態による温度センサを有する圧電方式のインクジェットプリントヘッドの平面図であり,図4は,図3に表示されたA−A’線によるインクジェットプリントヘッドの断面図である。
図3および図4を共に参照すると,本実施形態による圧電方式のインクジェットプリントヘッドは,インクの流れる経路となるインク流路が形成された流路形成板100と,インクの吐出のための駆動力を提供する圧電アクチュエータ140と,上記インク流路内部のインクの温度を検出するための温度センサとしてのサーミスタチップ165と,を備える。
上記したインク流路には,吐出されるインクが充填され,インクを吐出させるための圧力変化を生じる複数の圧力チャンバ104と,インク保存庫(図示せず)からインクが導入されるインクインレット101と,上記インクインレット101を通じて流入したインクを複数の圧力チャンバ104に供給する共通流路であるマニホールド102と,上記マニホールド102から複数の圧力チャンバ104にインクを供給するための個別流路である複数のリストリクタ103と,複数の圧力チャンバ104からインクを吐出するための複数のノズル106と,を備える。そして,複数の圧力チャンバ104と複数のノズル106との間には,圧電アクチュエータ140によって圧力チャンバ104で発生したエネルギーをノズル106側に集中させ,急激な圧力変化を緩衝するためのダンパ105を設けるとしてもよい。
このようなインク流路を形成する構成要素は,上述したように,流路形成板100に形成され,上記流路形成板100は,三つの流路プレート110,120,130からなる。上記三つの流路プレート110,120,130は,何れもシリコン基板からなり,これらは,積層されて接合される。三つの流路プレート110,120,130の相互接合は,公知のシリコン直接接合(SDB:Silicon Direct Bonding)方法によって行うとしてもよい。
具体的に,上記複数の圧力チャンバ104は,第1流路プレート110の底面に所定深さで形成され,上記インクインレット101は,第1流路プレート110を垂直に貫通して形成されるとしてもよい。そして,上記第1流路プレート110には,圧電アクチュエータ140の駆動によって変形する振動板111が,上記圧力チャンバ104の上部に応じた位置に設けられる。
上記圧力チャンバ104は,インクの流れる方向を長辺方向とする直方体の形状になっており,第2流路プレート120に形成されるマニホールド102の両側に2列に配列されている。しかし,上記圧力チャンバ104は,マニホールド102の一側に1列のみで配列されるとしてもよい。
上記マニホールド102は,上記第1流路プレート110の底面に接合される第2流路プレート120により形成される。上記マニホールド102の一端は,上記インクインレット101と連結される。このようなマニホールド102は,図4に示したように,第2流路プレート120の上面から所定深さに形成されてもよく,第2流路プレート120を垂直に貫通して形成されてもよい。
そして,第2流路プレート120には,マニホールド102と複数の圧力チャンバ104の一端部とを連結する個別流路であるリストリクタ103が形成される。上記リストリクタ103も,図4に示したように,第2流路プレート120の上面から所定深さで形成されてもよく,第2流路プレート120を垂直に貫通して形成されてもよい。また,第2流路プレート120には,複数の圧力チャンバ104それぞれの他端部に対応する位置に,圧力チャンバ104とノズル106とを連結するダンパ105も垂直に貫通形成されうる。
上記複数のノズル106は,上記第2流路プレート120の底面に接合される第3流路プレート130を貫通するように形成される。
一方,上記では,インク流路をなす構成要素が三つの流路プレート110,120,130に分けられて形成されたと示して説明したが,このようなインク流路の構成は,単に例示的なものである。すなわち,本実施形態による圧電方式のインクジェットプリントヘッドは,多様な構成のインク流路を有し,該インク流路は,三つの流路プレート110,120,130ではなく,これより少ないか,または多い流路プレートで形成してもよい。
上記圧電アクチュエータ140は,複数の圧力チャンバ104が形成された第1流路プレート110の上部に形成され,上記複数の圧力チャンバ104それぞれにインクを吐出するための駆動力を提供する役割を行う。このような圧電アクチュエータ140は,共通電極としての機能を有する下部電極141と,電圧の印加によって変形する圧電膜142と,駆動電極の役割を行う上部電極143と,を備え,下部電極141,圧電膜142および上部電極143が第1流路プレート110上に順次に積層された構造を有する。
具体的に,下部電極141と第1流路プレート110との間には,絶縁層112が形成され,該絶縁層112は,シリコン酸化膜からなる。上記下部電極141は,上記絶縁層112の全面に形成され,一つの導電金属物質層からなるが,TiおよびPtからなる二つの金属薄膜層で構成されてもよい。上記圧電膜142は,下部電極141上に形成され,上記複数の圧力チャンバ104それぞれの上部に位置するように配置される。
このような圧電膜142は,圧電物質,望ましくは,PZTセラミック材料からなる。上記圧電膜142は,電圧の印加によって変形し,その変形によって圧力チャンバ104の上部の振動板111を曲げ変形させる役割を担う。このような上部電極143は,圧電膜142上に形成され,圧電膜142に電圧を印加する駆動電極としての機能を有する。
上述したような構造を有する圧電アクチュエータ140に駆動電圧を印加するために,上部電極143には,FPC150に設けられた駆動信号線151がボンディングされる。
そして,上記流路形成板100上には,インクの温度を検出するための温度センサが設けられる。
温度センサとしては,色々な種類のもの,例えば,測温抵抗体(RTD:Resistance Temperature Detector)およびサーミスタなどがある。上記RTDは,温度による抵抗値の変化が激しい金属,例えば,Ptを使用してその抵抗値の変化を測定して温度を検出する温度センサである。上記サーミスタは,マンガン,ニッケル,銅,コバルト,クロム,鉄などの酸化物を混合焼結した半導体素子であって,温度による抵抗値の変化が激しい特性を有するので,温度センサとして多く利用される。このようなサーミスタは,多様な形態に製造されて用いられており,その一例としてサーミスタの両側に電極を形成してチップ状に製造したサーミスタチップがあげられる。
プリントヘッドは,数十〜数百個が一度に製造される。このとき,各プリントヘッドに温度センサとしてRTDを形成する場合には,各プリントヘッドごとにRTDの厚さ,幅や長さなどに偏差が生じる可能性があり,プリントヘッドの製造後に各プリントヘッドごとにRTDの較正が必要であるという短所がある。しかし,サーミスタは,上述したように,チップ状に製造されて比較的均一な特性を有するので,RTDと違って,較正が不要であるという長所がある。
したがって,本実施形態では,インクの温度を測定するための温度センサとして上述したサーミスタチップ165を使用する。上記サーミスタチップ165は,上述したようにサーミスタ165aとその両側に形成されたサーミスタ電極165bとを有する。このようなサーミスタチップ165は,下記のような構造によってインクジェットプリントヘッドに直接付着されるとしてもよい。
より詳細には,流路形成板100上に形成された下部電極141上に絶縁膜162が形成される。上記絶縁膜162は,その下側の下部電極141とその上側に形成される温度検出用電極163とを相互絶縁させる。上記絶縁膜162は,上記圧電アクチュエータ140の圧電膜142と離隔されるように配置される。そして,上記絶縁膜162は,上記圧電膜142の横に上記圧電膜142と平行に配置されるとしてもよい。
また,絶縁膜162は,圧電膜142と共に下部電極141上に形成されるので,絶縁膜162は,圧電膜142と同じ物質,例えば,PZTから構成することもできる。これは,後述するように上記圧電膜142を形成するとき,上記絶縁膜162も共に形成しうるからである。
上記絶縁膜162上には,温度検出用電極163が形成される。すなわち,サーミスタチップ165の二つの電極165bに対応して,上記絶縁膜162上に二つの温度検出用電極163を平行に形成してもよい。そして,上記温度検出用電極163は,上記圧電アクチュエータ140の上部電極143と同じ物質から構成することもできる。これは,後述するように上記上部電極143を形成するとき,上記温度検出用電極163も共に形成することができるからである。
上記温度検出用電極163上には,上記サーミスタチップ165が付着される。詳細に説明すると,上記二つの温度検出用電極163上に上記サーミスタチップ165の電極165bがそれぞれ設けられる。このとき,上記サーミスタチップ165の電極165bは,ソルダー164によって二つの温度検出用電極163上に付着されるとしてもよい。これについては,後述する温度センサの付着方法で詳細に説明する。
そして,上記温度検出用電極163には,温度検出用信号線152がボンディングされる。上記温度検出用信号線152は,上記圧電アクチュエータ140の上部電極143にボンディングされる上記駆動信号線151と同様に,上記FPC150に設けらるとしてもよい。
上述したように,本発明においては,温度センサのサーミスタチップ165がインクジェットプリントヘッドに直接付着されるので,プリントヘッド内部のインクの温度をより正確に検出でき,これにより,インクの温度変化による能動的かつ適正な補償が可能であるため,印刷品質を向上させることができる。
以下では,添付された図面を参照して本発明によるインクジェットプリントヘッドに温度センサを付着する方法を説明する。
図5A〜図5Eは,図3に表示されたB−B’線による部分断面図であり,図3および図4に示したインクジェットプリントヘッドに温度センサを付着する方法を段階的に示したものである。
図5Aを参照すると,まず圧電アクチュエータ140の下部電極141が形成された流路形成板100を準備する。上記流路形成板100は,上述したように,第1流路プレート110,第2流路プレート120および第3流路プレート130が積層されて接合された構造を有することができる。第1流路プレート110,第2流路プレート120および第3流路プレート130は,いずれもシリコン基板からなる。上記流路形成板100には,インク流路が形成されており,上記インク流路は,上述したように,インクインレット101と,マニホールド102と,複数のリストリクタ103と,複数の圧力チャンバ104と,複数のダンパ105と,複数のノズル106と,からなる。
一方,上述したように,上記流路形成板100は,三つの流路プレート110,120,130ではなく,これより少ないか,または多い流路プレートから構成しても,上記インク流路も図5Aに示した構成ではなく,これとは異なる構成としてもよい。
上記下部電極141は,上記流路形成板100上に形成される。そして,上記下部電極141と流路形成板100との間には絶縁層112が形成され,上記絶縁層112は,シリコン酸化膜からなる。上記下部電極141は,上記絶縁層112の全面に形成され,一つの導電金属物質層からなるが,TiおよびPtからなる二つの金属薄膜層で構成されてもよい。
上述したように構成された流路形成板100を準備した後,次いで,上記下部電極141上の一部分に絶縁膜162を形成する。このとき,上記絶縁膜162は,圧電アクチュエータ140の圧電膜142と同じ物質,例えば,PZTからなることが望ましい。したがって,上記絶縁膜162を圧電膜142と共に形成できるので,絶縁膜162の形成のための別途の工程が不要であるという長所がある。すなわち,上記絶縁膜162および圧電膜142は,ペースト状態の圧電材料,例えば,PZTをスクリーンプリンティング(Screen Printing)によって下部電極141上に所定厚さに塗布した後,これを乾燥および焼結させることによって形成される。このとき,上記圧電膜142は,圧力チャンバ104の上部に配置され,上記絶縁膜162は,上記圧電膜142の横にこれと平行に配置される。
次いで,絶縁膜162上に温度検出用電極163を形成する。このとき,上記温度検出用電極163は,圧電アクチュエータ140の上部電極143と同じ物質から構成することができる。したがって,上記温度検出用電極163を上部電極143と共に形成することが可能なので,温度検出用電極163の形成のための別途の工程が不要であるという長所がある。具体的に,上記温度検出用電極163および上部電極143は,電極材料,例えば,Ag−Pdペーストをスクリーンプリンティングによって絶縁膜162および圧電膜142上にそれぞれ所定厚さに塗布した後,これを焼結させることによって形成される。このとき,上記温度検出用電極163は,上記絶縁膜162上に二つが平行に形成される。
これにより,流路形成板100上には,下部電極141,圧電膜142および上部電極143からなる圧電アクチュエータ140が形成され,これと同時に上記下部電極141上に絶縁膜162と温度検出用電極163とが形成される。
次いで,図5Bを参照すると,上記流路形成板100をヒーティングブロック170に装着する。上記ヒーティングブロック170の上面には,上記流路形成板100を受容するための溝172が形成されており,該ヒーティングブロック170の加熱面が加熱されると流路形成板100が加熱される。
上述したように,流路形成板100をヒーティングブロック170に装着した状態で,その次の工程,すなわち,上記温度検出用電極163上にソルダー164を使用して温度センサであるサーミスタチップ165を付着する工程を行う。
詳細に説明すると,図5Cに示したように,上記二つの温度検出用電極163上にソルダー164を付着する。このとき,上記ソルダー164は,プリンティングマスク180を使用して,二つの温度検出用電極163上に所定のソルダー物質(solder material)をプリンティングすることによって形成されるとしてもよい。上記ソルダー物質としては,半導体製造工程に広く使われる一般的なソルダー物質があげられる。該プリンティングマスク180は,例えば所定の間隔で溝を有し,当該溝にソルダー164を配することができる。
一方,上記ソルダー164は,半導体製造工程で広く使われる装置であり,貯蔵した液剤を塗布するディスペンサーを使用して二つの温度検出用電極163上に所定のソルダー物質をディスペンシング(塗布)することによって形成されてもよい。
次いで,図5Dに示したように,上記ソルダー164上に上記サーミスタチップ165をポジショニングする。このとき,上記サーミスタチップ165の電極165bをソルダー164に接触させる。このような上記サーミスタチップ165のポジショニングは,ポジショニングマスク190を使用して行うことができる。該ポジショニングマスク190は,例えば所定の間隔で溝を有し,当該溝にサーミスタチップ165を配することができる。
一方,上記サーミスタチップ165のポジショニングには,半導体製造工程で広く使われる装置であり,サーミスタチップ165を含む電子部品を正確な位置に載置するピックアンドプレース装置(pick and place devise)を使用することもできる。
次いで,図5Eに示したように,上記ソルダー164を約200℃に加熱してリフロー(reflow)させる。上記ソルダー164の加熱温度は,ソルダー164の種類に応じて変化させてもよい。そして,上記ソルダー164に対する加熱は,上記ヒーティングブロック170を加熱することによって間接的になされる。
一方,上記ソルダー164に対する加熱は,ヒーティングオーブン内で行ってもよい。この場合,図5B〜図5Eに示したヒーティングブロック170は使われない。
上述したように,加熱によって上記ソルダー164がリフローされた後,上記ソルダー164を冷却させる。上記ソルダー164は,自然冷却されるとしてもよい。
これにより,上記サーミスタチップ165の電極165bが二つの温度検出用電極163上に堅固に付着される。
このように,上記サーミスタチップ165が温度検出用電極163上に付着された後に,図3に示したように,温度検出用電極163に温度検出用信号線152をボンディングする。上記温度検出用信号線152は,上記圧電アクチュエータ140用駆動信号線151と併せてPC150に設けられ,これにより,温度検出用信号線152のボンディングと共に上記圧電アクチュエータ140の上部電極143に上記駆動信号線151もボンディングされる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,圧電方式のインクジェットプリントヘッドおよび温度センサの付着方法に効果的に適用可能である。
100 流路形成板
101 インクインレット
102 マニホールド
103 リストリクタ
104 圧力チャンバ
105 ダンパ
106 ノズル
110 第1流路プレート
112 絶縁層
120 第2流路プレート
130 第3流路プレート
140 圧電アクチュエータ
141 下部電極
142 圧電膜
143 上部電極
150 FPC
151 駆動信号線
152 温度検出用信号線
162 絶縁膜
163 温度検出用電極
165 サーミスタチップ
165a サーミスタ
165b サーミスタ電極
101 インクインレット
102 マニホールド
103 リストリクタ
104 圧力チャンバ
105 ダンパ
106 ノズル
110 第1流路プレート
112 絶縁層
120 第2流路プレート
130 第3流路プレート
140 圧電アクチュエータ
141 下部電極
142 圧電膜
143 上部電極
150 FPC
151 駆動信号線
152 温度検出用信号線
162 絶縁膜
163 温度検出用電極
165 サーミスタチップ
165a サーミスタ
165b サーミスタ電極
Claims (21)
- 吐出されるインクが充填される複数の圧力チャンバと,前記複数の圧力チャンバからインクを吐出する複数のノズルとを備えるインク流路が形成された流路形成板と,
前記流路形成板上に形成された下部電極と,前記下部電極上に形成された圧電膜と,前記圧電膜上に形成された上部電極とを備え,前記複数の圧力チャンバそれぞれにインク吐出のための駆動力を提供する圧電アクチュエータと,
前記圧電膜から離隔されるように前記下部電極上に形成された絶縁膜と,
前記絶縁膜上に形成された温度検出用電極と,
前記温度検出用電極上に付着され,前記インク流路内部のインクの温度を検出するサーミスタチップと,
を備えることを特徴とする,圧電方式のインクジェットプリントヘッド。 - 前記絶縁膜上には,二つの前記温度検出用電極が並んで形成され,前記二つの温度検出用電極上には,前記サーミスタチップの電極がそれぞれ付着されることを特徴とする,請求項1に記載の圧電方式のインクジェットプリントヘッド。
- 前記二つの温度検出用電極上には,ソルダーによって前記サーミスタチップの電極が付着されることを特徴とする,請求項2に記載の圧電方式のインクジェットプリントヘッド。
- 前記温度検出用電極には温度検出用信号線が,前記上部電極には前記圧電アクチュエータ用駆動信号線がボンディングされ,前記温度検出用信号線および前記圧電アクチュエータ用駆動信号線は,フレキシブル印刷回路に設けられたことを特徴とする,請求項1〜3のいずれかに記載の圧電方式のインクジェットプリントヘッド。
- 前記絶縁膜は,前記圧電膜の横に前記圧電膜と平行に配置されることを特徴とする,請求項1〜3のいずれかに記載の圧電方式のインクジェットプリントヘッド。
- 前記絶縁膜は,前記圧電膜と同じ物質からなることを特徴とする,請求項1〜3のいずれかに記載の圧電方式のインクジェットプリントヘッド。
- 前記絶縁膜および前記圧電膜は,PZTからなることを特徴とする,請求項6に記載の圧電方式のインクジェットプリントヘッド。
- 前記温度検出用電極は,前記上部電極と同じ物質からなることを特徴とする,請求項1〜3のいずれかに記載の圧電方式のインクジェットプリントヘッド。
- 圧電アクチュエータを有するインクジェットプリントヘッドに温度センサを付着する方法において,
(a)前記圧電アクチュエータの下部電極が上部に形成された流路形成板を準備するステップと,
(b)前記下部電極上の一部分に絶縁膜を形成するステップと,
(c)前記絶縁膜上に温度検出用電極を形成するステップと,
(d)前記温度検出用電極上にソルダーを使用してサーミスタチップを付着するステップと,
を含むことを特徴とする,温度センサの付着方法。 - 前記(c)ステップでは,二つ前記温度検出用電極が並んで形成され,前記(d)ステップでは,二つの前記温度検出用電極上には前記サーミスタチップの電極がそれぞれ付着されることを特徴とする,請求項9に記載の温度センサの付着方法。
- 前記(d)ステップは,
前記二つの温度検出用電極上にソルダーを付着するステップと,
前記ソルダー上に前記サーミスタチップの電極が接触するように前記サーミスタチップをポジショニングするステップと,
前記ソルダーを加熱してリフローさせるステップと,
前記ソルダーを冷却させるステップと,
を含むことを特徴とする,請求項10に記載の温度センサの付着方法。 - 前記ソルダーの付着は,プリンティングマスクを使用して前記二つの温度検出用電極上に所定のソルダー物質をプリンティングすることによってなされることを特徴とする,請求項11に記載の温度センサの付着方法。
- 前記ソルダーの付着は,ディスペンサーを使用して前記二つの温度検出用電極上に所定のソルダー物質をディスペンシングすることによってなされることを特徴とする,請求項11に記載の温度センサの付着方法。
- 前記サーミスタチップのポジショニングは,ポジショニングマスクを使用してなされることを特徴とする,請求項11に記載の温度センサの付着方法。
- 前記サーミスタチップのポジショニングは,ピックアンドプレース装置を使用してなされることを特徴とする,請求項11に記載の温度センサの付着方法。
- 前記ソルダーの加熱は,ヒーティングブロックに前記流路形成板を装着した後,前記ヒーティングブロックを加熱することによってなされることを特徴とする,請求項11に記載の温度センサの付着方法。
- 前記ソルダーの加熱は,ヒーティングオーブン内でなされることを特徴とする,請求項11に記載の温度センサの付着方法。
- 前記(b)ステップでは,前記絶縁膜は,前記圧電アクチュエータの圧電膜と共に形成され,
前記(c)ステップでは,前記温度検出用電極は,前記圧電膜上に形成される前記圧電アクチュエータの上部電極と共に形成されることを特徴とする,請求項9に記載の温度センサの付着方法。 - 前記絶縁膜は,前記圧電膜と同じ物質からなり,前記温度検出用電極は,前記上部電極と同じ物質からなることを特徴とする,請求項18に記載の温度センサの付着方法。
- 前記(d)ステップ後に,前記温度検出用電極に温度検出用信号線をボンディングするステップをさらに含むことを特徴とする,請求項9に記載の温度センサの付着方法。
- 前記温度検出用信号線と前記圧電アクチュエータ用駆動信号線とは,各々フレキシブル印刷回路に設けられ,前記温度検出用信号線のボンディングと併せて,前記圧電アクチュエータの前記上部電極に前記駆動信号線がボンディングされることを特徴とする,請求項20に記載の温度センサの付着方法。
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