JP2006205105A - 高分子固定化遷移金属触媒の製法 - Google Patents
高分子固定化遷移金属触媒の製法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006205105A JP2006205105A JP2005022771A JP2005022771A JP2006205105A JP 2006205105 A JP2006205105 A JP 2006205105A JP 2005022771 A JP2005022771 A JP 2005022771A JP 2005022771 A JP2005022771 A JP 2005022771A JP 2006205105 A JP2006205105 A JP 2006205105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- polymer
- transition metal
- side chain
- catalyst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
【解決手段】 架橋性高分子と遷移金属化合物とを4級アンモニウム塩を含有する溶媒に均一に溶解又は分散させ、その結果遷移金属化合物が担持された高分子が生じるので、この析出物中の架橋性高分子の架橋基を架橋反応させて、高分子固定化遷移金属触媒を得る。
【選択図】 なし
Description
金属をナノサイズにまで微粒子化するとバルクの性質とは異なる様々な性質が発現する。このような金属クラスターと呼ばれる微粒子は通常数十個の金属で構成され、数ナノメーターのサイズを持ち特異な物性を示す。このような金属クラスターを有機合成用触媒として用いると、触媒活性が飛躍的に向上するが、金属クラスターは不安定できわめて凝集し易いため、汎用的な触媒としての利用は困難とされている。金属クラスターを安定に得るための手法の一つとして、安定剤の存在下で金属イオンを還元し、金属クラスターを得ようとする試みがある。この場合の安定化方法としては、シクロデキストリンなど空洞を持つ分子に取り込む、テトラアルキルアンモニウムハライドなどの4級アンモニウム塩で取り囲む、ポリマーミセルに担持させるなどが報告されている(非特許文献5)。しかしながら、このような手法で得られた金属クラスターの安定性は低く、化学反応における様々な条件下でその構造を保つことは困難であり、回収再使用などはほとんど不可能である。
近年、マイクロカプセル化を利用して金属触媒をポリマーに担持させた高分子固定化触媒が開発されている(非特許文献1〜4)。しかしながら、これらの高分子固定化触媒においても、耐溶剤性が不十分であったり、反応の種類によっては担持された金属が漏れ出すという問題があった(特許文献1)。
このような中、本出願の発明者らはパラジウム触媒を、マイクロカプセル化法により架橋性官能基を有するポリスチレン系のコポリマーにナノサイズクラスターとして担持し、その後熱架橋させることで、安定に固定化する技術を開発した。この架橋高分子中のパラジウムは0価で、リン原子などのリガンドも配位していない状態でいながら極めて安定に存在している(特許文献2,3、非特許文献6,7)。しかしながら、本手法には、金属、あるいは塩や配位子の種類によっては固定化が困難な場合が残されていた。
そこで本発明は、従来マイクロカプセル化法−架橋法では十分に固定できない原料を用いた場合でも、金属を微小クラスターとして高分子に固定することのでき、汎用性の高い手法を提供することを目的とする。
その理由は、4級アンモニウムは金属をナノスケールの微粒子として分散させる効果を持ち、このように分散することにより次段の架橋反応が容易に進行するようになったためと考えられる。
本発明の高分子固定化遷移金属触媒は、従来の固定化金属触媒に比べて、金属の漏出が少なく、回収再使用が容易で、回収後の活性低下も起こらない。更に、架橋基を利用して樹脂、ガラス、ビーズ、等の担体への固定も容易である。
更に本発明は、遷移金属(白金、パラジウム及びルテニウムを除く。)を架橋高分子に担持させてなる高分子固定化遷移金属触媒であって、該架橋高分子が、芳香族側鎖、親水性側鎖及び架橋基を有することを特徴とする高分子固定化遷移金属触媒である。
アリール基としては、通常炭素数6〜10、好ましくは6のものが挙げられ、具体的には、例えば、フェニル基、ナフチル基等が挙げられる。
尚、本明細書に於いて定義されている炭素数はその基が有する置換基の炭素数を含まないものとする。
アラルキル基としては、通常炭素数7〜12、好ましくは7〜9のものが挙げられ、具体的には、例えばベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等が挙げられる。
アリール基及びアラルキル基に於ける芳香環はアルキル基、アリール基、アラルキル基などの疎水性置換基を有していてもよい。
これら芳香環が有していてもよい置換基は、アリール基及びアラルキル基に於ける芳香環に通常1〜5個、好ましくは1〜2個置換していてもよい。
疎水性側鎖としてのアルキル基としては、上記した如き芳香環が有していてもよいアルキル基と同様のものが挙げられる。
高分子が架橋基を複数種有する場合、架橋基の結合位置に制限はないが、異なる位置の側鎖に含まれていることが好ましい。
(A)1)芳香族側鎖、親水性側鎖及び重合性二重結合を有するモノマー、2)芳香族側鎖及び重合性二重結合を有するモノマー、及び3)架橋基を有する芳香族側鎖及び重合性二重結合を有するモノマーを共重合することにより得られる架橋性高分子、
(B)1)疎水性側鎖、架橋基を有する親水性側鎖又は疎水性側鎖及び重合性二重結合を有する少なくとも1種のモノマーを重合又は共重合することにより得られる架橋性高分子、又は
(C)1)疎水性側鎖、架橋基を有する親水性側鎖及び重合性二重結合を有するモノマー、2)疎水性側鎖及び重合性二重結合を有するモノマー、及び3)架橋基を有する親水性側鎖又は疎水性側鎖及び重合性二重結合を有するモノマーから成る群から選択される少なくとも2種のモノマーを共重合することにより得られる架橋性高分子であり、好ましくは(A)の架橋性高分子である。
ここで、同種のモノマーは2以上の異なるモノマーを含むものであってもよい。
配位子の数は、調製の際に使用する高分子の種類や架橋反応条件等にもよるが、通常1〜4個である。
この4級アンモニウム塩は一般式 R1 4N+X−で表される。式中、R1は、それぞれ同じであっても異なってもよく、炭素数が1〜16の炭化水素基、好ましくはメチル、エチル、ベンジル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、n−ドデシル又はn−ヘキサデシルを表す。Xはハロゲン原子を表す。
この4級アンモニウム塩は一般式 R2=N+R3X−(式中、R2は炭素数が1〜16の2価の炭化水素基、R3はR1と同様を表す。)で表される塩を含む。このような4級アンモニウム塩として次式で表されるN−アルキルピリジニウム塩が挙げられる。
その方法は、例えば、a)適当な極性の良溶媒に溶解させた後適当な極性の貧溶媒で凝集させる、b)極性の良溶媒に溶解した後適当な非極性溶媒を加えて遷移金属担持ミセル様集合体を形成させ、更に極性の貧溶媒で凝集させる、c)適当な非極性の良溶媒に溶解させた後適当な非極性の貧溶媒で凝集させる、d)非極性の良溶媒に溶解した後適当な極性溶媒を加えて遷移金属担持ミセル様凝集体を形成させ、更に非極性の貧溶媒で凝集させる、ことにより行われる。この場合、a)及びb)の方法では、形成されたミセル様凝集体の内方向に疎水性側鎖が、外方向に親水性側鎖が位置することになり、c)及びd)の方法では、形成されたミセル様凝集体の外方向に疎水性側鎖が内方向に親水性側鎖が位置することになる。
架橋反応は、架橋性官能基の種類により、加熱や紫外線照射により反応させることができる。架橋反応は、これらの方法以外にも、使用する直鎖型有機高分子化合物を架橋するための従来公知の方法である、例えば架橋剤を用いる方法、縮合剤を用いる方法、過酸化物やアゾ化合物等のラジカル重合触媒を用いる方法、酸又は塩基を添加して加熱する方法、例えばカルボジイミド類のような脱水縮合剤と適当な架橋剤を組み合わせて反応させる方法等に準じても行うことができる。
架橋基を加熱により架橋させる際の温度は、通常50〜200℃、好ましくは70〜180℃、より好ましくは100〜160℃である。
加熱架橋反応させる際の反応時間は、通常0.1〜100時間、好ましくは1〜50時間、より好ましくは2〜10時間である。
以下、実施例にて本発明を例証するが本発明を限定することを意図するものではない。
スチレン(13.42 g, 128.9 mmol)、4-ビニルベンジルグリシジルエーテル(3.06 g, 16.1 mmol)、テトラエチレングリコール モノ-2-フェニル-2-プロペニルエーテル(5.0 g, 16.1 mmol)、AIBN(189.6 mg, 1.15 mmol)をクロロホルム(20 mL)に溶解しアルゴン雰囲気下で48時間、還流条件下で加熱攪拌した。冷却後反応混合物をメタノール(600 mL)中に注いでポリマーを固化させた。デカントして上澄みを取り除いた後、少量のテトラヒドロフランに溶解し再びメタノールに注いだ。沈殿したポリマーを濾過し室温減圧下で乾燥した。16.2 gのポリマーを得た(収率76%)。
実施例2における臭化テトラブチルアンモニウムを用いずに実施例2と同様の実験を行った。しかし目的物(高分子にパラジウムが固定化された触媒)は全く得られなかった。
その理由は、金属がナノスケールの微粒子となって分散しないため、架橋反応が進行しないためと考えられる。この例のような酢酸塩のような疎水性の小さな配位子を持つ金属種は分散しにくいため、4級アンモニウム塩を添加することにより金属が分散して架橋が可能になるものと考えられる。
Claims (9)
- 芳香族側鎖、親水性側鎖及び架橋基を有する架橋性高分子と、遷移金属化合物とを、当該架橋性高分子を溶解する溶媒中で均一化させ、生じた組成物を析出させ、当該析出物中の架橋基を架橋反応させることから成る高分子固定化金属触媒の製法であって、前記溶媒が4級アンモニウム塩を含むことを特徴とする高分子固定化金属触媒の製法。
- 前記架橋性高分子と前記遷移金属化合物とが均一化された溶液に、極性の異なる貧溶媒を加えることにより相分離を生じさせ、生じた組成物を析出させることから成る請求項1に記載の製法。
- 前記遷移金属化合物が、遷移金属と配位子との錯体、又は遷移金属の酸化物、ハロゲン化物、シアン化物、水酸化物、カルボン酸塩、アセチルアセトナト塩、炭酸塩、リン酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩、スルホン酸塩、過塩素酸塩、硝酸塩若しくは亜硝酸塩である請求項1〜3のいずれか一項に記載の製法。
- 前記4級アンモニウム塩がR1 4N+X−(式中、R1は、それぞれ同じであっても異なってもよく、炭素数が1〜16の炭化水素基を表し、Xはハロゲンを表す。)で表される請求項1〜3のいずれか一項に記載の製法。
- 遷移金属(白金、パラジウム及びルテニウムを除く。)を架橋高分子に担持させてなる高分子固定化遷移金属触媒であって、該架橋高分子が、芳香族側鎖、親水性側鎖及び架橋基を有することを特徴とする高分子固定化遷移金属触媒。
- 前記架橋性高分子が更に芳香族側鎖以外の疎水性側鎖を有する請求項5に記載の触媒。
- 前記架橋性高分子が、エポキシ基、カルボキシル基、イソシアネート基又はチオイソシアネート基を有する側鎖を含む請求項5又は6に記載の触媒。
- 前記架橋性高分子が、更に、水酸基、1級若しくは2級のアミノ基又はチオール基を含む側鎖を少なくとも一種有する請求項7に記載の触媒。
- 前記架橋性高分子が、スチレンを含む重合性モノマーの共重合体である請求項5〜8に記載の触媒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005022771A JP4568803B2 (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 高分子固定化遷移金属触媒の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005022771A JP4568803B2 (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 高分子固定化遷移金属触媒の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006205105A true JP2006205105A (ja) | 2006-08-10 |
JP4568803B2 JP4568803B2 (ja) | 2010-10-27 |
Family
ID=36962488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005022771A Expired - Fee Related JP4568803B2 (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 高分子固定化遷移金属触媒の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4568803B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010207764A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Japan Science & Technology Agency | 高分子担持遷移金属クラスター触媒 |
JP2011183363A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Wako Pure Chem Ind Ltd | オスミウム担持触媒組成物の製造方法 |
WO2014157677A3 (ja) * | 2013-03-28 | 2014-11-27 | 独立行政法人科学技術振興機構 | 触媒金属ナノ粒子含有複合体及びその利用 |
JP2016215200A (ja) * | 2016-06-09 | 2016-12-22 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 | 触媒金属ナノ粒子含有複合体及びその利用 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09263556A (ja) * | 1996-03-29 | 1997-10-07 | Kuraray Co Ltd | 不飽和アルコールの製造法 |
JPH1133412A (ja) * | 1997-07-23 | 1999-02-09 | Unitika Ltd | 金属担持触媒の製造方法 |
JP2002066330A (ja) * | 2000-06-15 | 2002-03-05 | Wako Pure Chem Ind Ltd | 金属化合物組成物 |
WO2004024323A1 (ja) * | 2002-09-13 | 2004-03-25 | Wako Pure Chemical Industries, Ltd. | パラジウム触媒組成物 |
-
2005
- 2005-01-31 JP JP2005022771A patent/JP4568803B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09263556A (ja) * | 1996-03-29 | 1997-10-07 | Kuraray Co Ltd | 不飽和アルコールの製造法 |
JPH1133412A (ja) * | 1997-07-23 | 1999-02-09 | Unitika Ltd | 金属担持触媒の製造方法 |
JP2002066330A (ja) * | 2000-06-15 | 2002-03-05 | Wako Pure Chem Ind Ltd | 金属化合物組成物 |
WO2004024323A1 (ja) * | 2002-09-13 | 2004-03-25 | Wako Pure Chemical Industries, Ltd. | パラジウム触媒組成物 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010207764A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Japan Science & Technology Agency | 高分子担持遷移金属クラスター触媒 |
JP2011183363A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Wako Pure Chem Ind Ltd | オスミウム担持触媒組成物の製造方法 |
WO2014157677A3 (ja) * | 2013-03-28 | 2014-11-27 | 独立行政法人科学技術振興機構 | 触媒金属ナノ粒子含有複合体及びその利用 |
JP2016028795A (ja) * | 2013-03-28 | 2016-03-03 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 | 触媒金属ナノ粒子含有複合体及びその利用 |
CN105408021A (zh) * | 2013-03-28 | 2016-03-16 | 国立研究开发法人科学技术振兴机构 | 含催化剂金属纳米颗粒的复合体及其应用 |
JP6005259B2 (ja) * | 2013-03-28 | 2016-10-12 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 | 触媒金属ナノ粒子含有複合体及びその利用 |
KR101793110B1 (ko) | 2013-03-28 | 2017-11-02 | 고쿠리츠켄큐카이하츠호진 카가쿠기쥬츠신코키코 | 촉매금속 나노입자 함유 복합체 및 그의 이용 |
US10287260B2 (en) | 2013-03-28 | 2019-05-14 | Japan Science And Technology Agency | Composite containing catalytic metal nanoparticles, and use for same |
JP2016215200A (ja) * | 2016-06-09 | 2016-12-22 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 | 触媒金属ナノ粒子含有複合体及びその利用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4568803B2 (ja) | 2010-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5055525B2 (ja) | 高分子担持金属クラスター組成物 | |
Yu et al. | Heck reactions catalyzed by ultrasmall and uniform Pd nanoparticles supported on polyaniline | |
CN105694051B (zh) | 基于点击化学的金属有机框架交联膜及其制备方法与应用 | |
Mandal et al. | Pt and Pd nanoparticles immobilized on amine-functionalized zeolite: excellent catalysts for hydrogenation and heck reactions | |
Zahmakıran et al. | Metal nanoparticles in liquid phase catalysis; from recent advances to future goals | |
Sodhi et al. | An overview of metal acetylacetonates: Developing areas/routes to new materials and applications in organic syntheses | |
JP4792559B2 (ja) | 酸化反応用高分子担持金クラスター触媒 | |
US10287260B2 (en) | Composite containing catalytic metal nanoparticles, and use for same | |
Rodrigues et al. | Reusable catalysts for hydroformylation‐based reactions | |
JP4568803B2 (ja) | 高分子固定化遷移金属触媒の製法 | |
Sadjadi et al. | Magnetic hybrid of cyclodextrin nanosponge and polyhedral oligomeric silsesquioxane: Efficient catalytic support for immobilization of Pd nanoparticles | |
Azizollahi et al. | Fe3O4‐SAHPG‐Pd0 nanoparticles: A ligand‐free and low Pd loading quasiheterogeneous catalyst active for mild Suzuki–Miyaura coupling and C H activation of pyrimidine cores | |
JP4904556B2 (ja) | 高分子固定化パラジウム触媒及びその製法 | |
Gandhi et al. | Shedding Light on the Lewis Acid Catalysis in Organic Transformations Using a Zn-MOF Microflower and Its ZnO Nanorod | |
JP4689691B2 (ja) | 酸化反応用高分子担持金クラスター触媒、それを用いたカルボニル化合物の製法 | |
Ibraheem Shelash Al-Hawary et al. | Synthesis of N, N′-alkylidene bisamides and Suzuki–Miyaura coupling reaction derivatives with Pd organometallic catalyst anchored to channels of mesoporous silica MCM-41 | |
JP4568802B2 (ja) | 高分子固定化白金触媒及びその使用 | |
Arghan et al. | Sulfonated-polyvinyl amine coated on Fe 3 O 4 nanoparticles: A high-loaded and magnetically separable acid catalyst for multicomponent reactions | |
Sardjono et al. | Green synthesis of oligomer calixarenes | |
JP4568804B2 (ja) | 高分子固定化ルテニウム触媒及びその使用 | |
JP4925050B2 (ja) | カルボニル化合物の製法 | |
JP2008221067A (ja) | 含フッ素ポリマー固定化遷移金属触媒 | |
JP2009208027A (ja) | 高分子固定化ルテニウム触媒及びその使用 | |
JP4314351B2 (ja) | 高分子内包ルイス酸金属触媒 | |
JP2006231318A (ja) | リン含有高分子固定化パラジウム触媒およびその使用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060613 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090406 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090603 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100524 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100524 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |