JP2006204434A - システム化された睡眠用枕 - Google Patents

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Kenichi Matsushita
謙一 松下
Kohei Matsushita
耕平 松下
Kazuhisa Ezaki
和久 江崎
Yoshiaki Horimoto
美昭 堀本
Takashi Okamoto
高司 岡本
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Abstract

【課題】利用者個人のニーズと科学的な根拠に応じて、予め調製されたそれぞれの構成部材を簡単に組み合わせ、快適な睡眠状態を創造できるシステム枕を提供すること。
【解決手段】 ケースカバー1を展開し、展開されたケースカバー1の表面にベースシート5の先端をケースカバー1の端面に当接した状態で配置し、次に、頸椎パック3を挿着した支持シート4をベースシート5の上に載置し、その後、素材パック2をケースカバー1の裏側に設けたネット袋13内に納める。そして、最後にファスナーを閉じてシステム枕は完成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、睡眠枕を頭部のための支持部材、頚椎部のための支持部材、さらには肩部のための支持部材等の複数の部材に分離し、これらの部材を利用者の希望のサイズ、高さに応じて、選択し組み合わせる、いわゆる、システム化された睡眠用枕(以下、システム枕と略称する。)に関する。
近年、睡眠環境学会内に快適寝具開発研究会が発足し、そこで、健康で快適な睡眠環境を創造し評価するための課題として、寝具、枕などの性能、人と寝具、枕などとのインターフェイスが取り上げられるようになり、また、人体を測定する専用のスケールや頭、首の高さだけではなく接触面の圧力分布を測定する3Dデジタイザーが開発され、利用者個人の個性に合った睡眠枕の開発が行われるようになった。
本願の出願人は、先に、下記特許文献1において、このような利用者個人の体格、体型に合わせるために、睡眠枕を頭部支持パック、頚椎支持パック、さらに、肩部のための支持パックから構成し、それぞれのパックを利用者の希望に応じた大きさ、硬さ、高さに選択し組み合わせて、布製のカバーに納めて一体化するようにしたシステム枕を開示した。
さらに、本願の出願人は、先に、特願2004−318283において、係るシステム枕において、とくに、頚椎パックの安定性を得るとともに、簡便で確実な高さ調整手段を得ることによって、快適な睡眠状態を得るためのシステム枕を提案した。
このシステム枕は、図8と図9に示すように、通常の素材から形成されている頭部パック81と頚椎パック82と横寝用パック83とからなる部材から構成され、布製のカバー84内に分離板85を介してこれらの部材を挿入し、それぞれのパックの挿入位置がずれないように全体をカバー84で覆い固定したものであって、枕の全体高さ、とくに、睡眠時の安定を左右する頚椎パック82の高さ調整を、比較的薄い高さ調整用シート87の枚数を調整することによって行うものである。
ところが、上記従来のシステム枕における高さの調整をシート87の枚数を代えて行うことは、利用者の感覚に依存して行うものであるため、個人の頭部と肩の形状による快適な睡眠を得るための科学的な条件によって行われるものではないため、時として不的確な態様とならざるを得ない。
また、カバー材が袋状に形成されているため、布製のカバー内にそれぞれのシステム部材としてのパックを挿入する際、正確な位置に取り付けることができず、それぞれの頭部支持材、頚椎支持材、さらには、肩部の支持材として的確な機能を果たすことができないという問題がある。
さらには、前記健康で快適な睡眠環境を創造し評価するための手段として、3Dデジタイザーによって、枕が当接する頭部背面、頚椎部、肩部に要求される個人的なデータを満たすそれぞれのシステム部材が準備されても、ハード面から、これらのシステム部材を枕として的確な位置に配置できないというという問題がある。
登録実用新案第3066086号公報
本願発明の課題は、利用者個人のニーズと科学的な根拠に応じて、予め調製されたそれぞれの構成部材を簡単に組み合わせ、快適な睡眠状態を創造できるシステム枕を提供することにある。
本発明は、予め人体頭部の形と使用者の好みに応じて準備された多種類の複数の構成部材の中、利用者の要望に応じて選択されたそれぞれの部材を、広げられたケースカバー内の特定位置に配置し、ケースカバーを閉じることによって、それぞれの部材が所要の位置に的確に配置され、且つ、全体を一体化したシステム化された睡眠用枕としたものである。
前記ケースカバーは、枕としての全体大きさと形状を規定し、且つ、それぞれの構成部材の配置位置を規定する機能を有するもので、折り畳み可能な布製であって、その周囲にファスナー、ボタン、紐等の結合手段を設け、この結合手段の開放によってカバン状に開放可能である。これによって、各構成部材を簡単に所定の位置に挿入して固定でき、その後、この結合手段を閉じることによって、全体を一体化した睡眠枕が得られる。
また、構成部材は、枕の感触を調整する機能を有する素材パックと、人体の頸椎を支持する頸椎パックと、この頸椎パックを所定位置に支持する支持シートと、頭部全体と肩部を支持するベースシートからなり、それぞれの平面外形が2つに折り畳まれたケースカバーの内部の平面外形と同じ平面外形を有する。
本発明のシステム睡眠用枕は、以下の効果を奏する。
(1)各構成部材の配置が簡単である。
(2)利用者の好みの感触の枕が選択できる。
(3)頭部の形状、いかり肩、なで肩の如何を問わず対応できる。
(4)頚椎(首)の深さに対応して部材が選べるため、優れた安眠状態が得られる。
(5)仰向けと横向き両方の寝姿勢に対応でき、快適な睡眠状態が得られる。
以下、本発明の実施の形態を実施例によって説明する。
図1は本発明のシステム枕の全構成部材を示す。
同図に示すように、本発明のシステム枕は、枕カバーであるケースカバー1と、このケースカバー1に挿入されるシステム部材を構成する素材パック2と、頸椎パック3と、支持シート4と、ベースシート5とからなる。
これらのシステム部材は、生命工業技術研究所、足利工業大学、睡眠科学センター等の資料、前述の3Dデジタイザーを用いて、多くの利用者の体型測定データから快適性を考慮したスペックに合致する複数種類を準備し、特定利用者の希望に応じて選択される。
図2は布製のケースカバー1を半分開放した状態を示す。この状態で、ケースカバー1は、4つの構成部材2〜5を収納可能なサイズに設定されており、また、2つに折り畳まれた際、通常の睡眠枕としての全体大きさを規定するもので、通常、成人用として、平面が500mm×700mm程度の大きさに調製されている。
また、ケースカバー1は、図1に見られるように、折り畳み箇所11を除いてその全周に亘ってファスナーその他の結合手段12が設けられたことによってカバン状に開口が大きく開いて、ほぼ全体が平面状に展開可能になっており、これによって、それぞれのシステム部材を簡単に且つ正確に所定の位置に装着できる。
また、このケースカバー1の折り畳み先端13は、図2に見られるように、ベースシート5の先端形状と合致する形状に形成され、これによってケースカバー1に装入されたベースシート5の先端がケースカバー1の内面先端に密着して固定される。
さらに、その内側上面には、図1に見られるように、ケースカバー1を挿入位置決めして固定するための一方が開放されたネット袋13が取り付けられている。
図3は、素材パック2を示す。この素材パック2は、枕として感触を決める部材であって、その平面形状と大きさはケースカバー1を2つ折りした際の形状と大きさに形成され、中央の先端面に形成された頸椎パック3を納めるための凹部21を形成した布製の袋状カバー内に、利用者個々の体格に合わせて、ポリエチレン樹脂の小パイプ、そば殻等の中から選択された充填材によって感触が5種類のものを準備した。また、その表面には、利用者の頭部を安定させるための波状の凸凹22が形成されている。
図4は、頸椎パック3を示す。この頸椎パック3は利用者の頚椎を支持する部材であって、布製袋にウレタンフォームを挿入した210mm長さの部材を基本として、高さが5mm〜30mmのものを6段階に分けて準備する。
図5は支持シート4を示す。この支持シート4は、頭部を支持する機能を有する布製袋であって、充填材の調整によって硬軟それに中間硬さのものが準備される。図6に示すベースシート5の上面に載置されるものであるので、ベースシート5のサイズに準じて形成され、ベースシート5より一回り小さなサイズに設定されている。高さは使用時の段差をなくすため、10mm程度の厚みに調整されている。そして、この支持シート4の先端縁面には、素材パック2の凹部21に相当する箇所に頸椎パック3を挿入する袋部分41が形成されている。この 袋部分41に利用者の後頭部の高さに合わせて準備された複数種類の頸椎パック3の中、最適のものを選択して挿入することによって、頸椎パック3を利用者の頚椎の箇所を的確に支持することができる。
図6は、ベースシート5を示す。このベースシート5は人体に対してクッション性を維持する機能を有する部材であって、上記支持シート4と素材パック2と同じ平面大きさと形状を有する主部分51と利用者の肩部分を支持するために傾斜した肩部分52とを有する。主部分51の肩部分52の反対側には陥没部511が形成され、また、肩部分52の中央縁は凹部521を形成しており、この主部分51の陥没部511と肩部分52の凹部521によって、利用者の頭部位置は安定するとともに、利用者が横を向いた場合でも、頭の位置は安定する。
上記各部材を組み合わせてシステム枕を完成するためには、まず、システム部材を構成するために準備された複数種類の素材パック2、頸椎パック3、支持シート4、ベースシート5のそれぞれを、利用者の体型と特徴による専門家のアドバイスと、利用者本人の希望に沿って特定のものを選択する。
そして、図1に示すように、ケースカバー1を展開し、展開されたケースカバー1の表面にベースシート5の先端をケースカバー1の端面に当接した状態で配置し、次に、頸椎パック3を挿着した支持シート4をベースシート5の上に載置し、その後、素材パック2をケースカバー1の裏側に設けたネット袋13内に納める。そして、最後にファスナーを閉じることで本発明のシステム枕は完成する。
図7は、完成した本発明のシステム枕10を示す図であって、仰向きの状態でも横寝の状態でも、上記各システム部分が有効に機能し、快適な睡眠状態が得られる。
本発明のシステム枕の全構成部材を示す。 ケースカバーを示す。 素材パックを示す。 頸椎パックを示す。 支持シートを示す。 ベースシートを示す。 本発明のシステム枕を示す。 従来のシステム枕の構成図を示す。 従来のシステム枕の外観を示す。
符号の説明
1 ケースカバー
2 素材パック
3 頸椎パック
4 支持シート
5 ベースシート
10 本発明のシステム枕

Claims (3)

  1. 予め人体頭部の形と使用者の好みに応じて準備された多種類の複数の構成部材の中で利用者の要望に応じて選択されたそれぞれの部材を完全に展開したケースカバー内に配置し、配置されたそれぞれの構成部材をケースカバーを閉じることによって一体化したシステム化された睡眠用枕。
  2. ケースカバーは、布製であって、枕としての全体大きさと形状を規定し、且つ、それぞれの構成部材の配置位置を規定する機能を有し、その外周に結合手段を設け、これによって展開可能とした請求項1に記載のシステム化された睡眠用枕。
  3. 構成部材は、枕の感触を調整する機能を有する素材パックと、人体の頸椎を支持する頸椎パックと、この頸椎パックを所定位置に支持する支持シートと、頭部全体と肩部を支持するベースシートからなり、それぞれの平面外形が2つに折り畳まれたケースカバーの内部の平面外形と同じ平面外形を有する請求項1または2に記載のシステム化された睡眠用枕。
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