JP2006202973A - 電子装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】デバイス基板に設けられた電子デバイス等それぞれの固有の事情によって電極形成に係る温度などの作業条件が制限されることのない、信頼性の高い複数のボール状の導電端子を備えた電子装置を提供する。
【解決手段】電子デバイス等5及びパッド電極6が表面に設けられたデバイス基板4を準備する。そして、デバイス基板4側ではなくガラスなどから成る第1の支持基板1側に貫通穴3を形成させ、この貫通穴3の側壁の下端部とパッド電極6の表面とが重なるようにデバイス基板4表面に第1の支持基板1を接着する。このビアホール3のそれぞれの側壁に沿って配線層8を形成し、さらに、配線層8に電気的に接続する導電端子10を第1の支持基板1表面に形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数のボール状の導電端子を備えた電子装置に関するものである。
近年、新たなパッケージ技術として、WCSP(Wafer Level Chip Size Package)が注目されている。WCSPとは、半導体チップの外形寸法と略同サイズの外形寸法を有する小型パッケージをいう。以下一例としてBGA(Ball Grid Array)型の電子装置で説明する。
従来より、WCSPの一種として、貫通電極を有したBGA型の電子装置が知られている。このBGA型の電子装置は、半導体基板を貫通してその表面のパッド電極と接続された貫通電極を有する。この電子装置の裏面には、半田等の金属部材から成るボール状の導電端子が複数配列され、これらの導電端子は配線層を介して前記貫通電極に接続されている。
そして、このBGA型の電子装置を電子機器に組み込む際には、各導電端子をプリント基板上の配線パターンに圧着することで、半導体チップとプリント基板上に搭載される外部回路とを電気的に接続している。
このようなBGA型の電子装置は、側部に突出したリードピンを有するSOP(Small Outline Package)やQFP(Quad Flat Package)等の他のCSP型の半導体装置に比べて、多数の導電端子を設けることが出来、しかも小型化できるという長所を有する。このBGA型の電子装置は、例えば携帯電話機に搭載されるデジタルカメラのイメージセンサチップとしての用途がある。
図6は、従来のBGA型の電子装置の貫通電極部の断面図である。シリコン(Si)等から成るデバイス基板100の表面には、CCD(Charge Coupled Device)等の半導体デバイスが設けられ、さらに、パッド電極101が層間絶縁膜102を介して形成されている。また、デバイス基板100の表面には、例えばガラス基板のような支持基板103がエポキシ樹脂等から成る樹脂層104を介して接着されている。
また、デバイス基板100を貫通し、パッド電極101に到達するビアホール105が形成されている。このビアホール105の側壁及びデバイス基板100の裏面にはシリコン酸化膜(SiO膜)もしくはシリコン窒化膜(SiN膜)等から成る絶縁膜106が形成されている。
さらに、ビアホール105の中にはパッド電極101と接続されたバリア層107及び貫通電極108が形成されている。デバイス基板100の表面には、貫通電極108に連続して接続された配線層109が延在している。そして、デバイス基板100の裏面の貫通電極108、配線層109及び絶縁膜106を被覆して、ソルダーレジストから成る保護層110が形成されている。配線層109上の保護層110には開口部が形成され、この開口部を通して配線層109と接続されたボール状の導電端子111が形成されている。
以上のように、従来のBGA型の半導体装置では、デバイス基板100に貫通電極108を形成し、デバイス基板100の裏面に外部回路と電気的に接続するための導電端子111を形成していた。
特開2003−309221号公報 特開平10−92702号公報 特開2001−351892号公報
しかしながら、上述したBGA型の電子装置では、デバイス基板100に設けられた電子デバイス等それぞれの固有の事情から、デバイス基板100に貫通電極108を形成する過程において温度条件や気圧条件などの作業条件が制限される場合がある。また、貫通電極108を形成する過程で、デバイス基板100表面の電子デバイス等が劣化し、電子装置の歩留まりが低下するという問題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な特徴は以下のとおりである。すなわち、本発明の電子装置は、デバイス基板上に形成されたパッド電極と、前記デバイス基板の表面に接着された第1の支持基板と、前記第1の支持基板の表面から前記第1の支持基板の側面に沿って形成された、前記パッド電極と電気的に接続する配線層と、前記第1の支持基板上に前記配線層と電気的に接続する導電端子と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電子装置の製造方法は、以下の特徴を有する。すなわち、本発明に係る電子装置の製造方法は、第1の支持基板の表面から裏面に到達する貫通穴を形成する工程と、デバイス基板の表面に形成されたパッド電極に前記貫通穴が重なるように前記第1の支持基板を接着する工程と、前記第1の支持基板の表面から前記貫通穴の側壁に沿って、前記パッド電極と電気的に接続する配線層を形成する工程と、前記第1の支持基板上に前記配線層と電気的に接続する導電端子を形成する工程と、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係る電子装置の製造方法は、デバイス基板の表面に第1の支持基板を接着する工程と、前記第1の支持基板の表面から裏面に到達する貫通穴を形成する工程と、前記第1の支持基板の表面から前記貫通穴の側壁に沿って、デバイス基板表面に形成されたパッド電極と電気的に接続する配線層を形成する工程と、前記第1の支持基板上に前記配線層と電気的に接続する導電端子を形成する工程と、を備えることを特徴とする。したがって、デバイス基板に第1の支持基板を接着した後に、当該第1の支持基板1に貫通穴を形成しても良い。
本発明に係る電子装置及びその製造方法によれば、デバイス基板側ではなく支持基板側の表面に導電端子を形成しているので、デバイス基板に設けられた電子デバイス等それぞれの固有の事情によって、導電端子や配線層などの形成に係る作業条件が制限されることが少なく、電子装置の微細加工に適している。また、従来のようにデバイス基板側に貫通電極を形成するための工程を要しないので、製造コストを抑えるとともに、デバイス基板表面の電子デバイス等の劣化を防止し、電子装置の歩留まりを高くすることができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。まず、本発明に係る電子装置の構造について図4(b)を参照しながら説明する。
図4(b)は本発明に係る電子装置の断面図である。シリコン(Si)等の半導体から成るデバイス基板4の表面には、CCD等の半導体デバイスや、マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム(Micro Electro Mechanical System)を利用したデバイス(MEMSデバイス)が設けられている。以下、これらのデバイスを「電子デバイス等5」と略称する。
さらに、デバイス基板4の表面にはアルミニウム(Al)や銅(Cu)から成るパッド電極6が形成されている。また、電子デバイス等5とパッド電極6とは不図示の配線を用いて電気的に接続されている。これらの配線は例えば1μmの薄さで形成されている。なお、デバイス基板4はガラス,セラミック,石英等の絶縁体から成るものであってもよい。
また、この不図示の配線を保護するためのパッシベーション膜20がパッド電極6の一部上とデバイス基板4上を被覆して形成されている。ここで、パッシベーション膜20は酸化シリコン膜(SiO膜)や窒化シリコン膜(SiN膜)から成るものが好ましいが、これに限定されない。
そして、デバイス基板4の表面には、例えばエポキシ樹脂から成る不図示の樹脂層を介して第1の支持基板1が接着されている。これと同様に、デバイス基板4の裏面には、不図示の樹脂層を介して第2の支持基板7が接着されている。この第2の支持基板7を備えることで、工程作業時等の強度対策、特に真空化したときの強度を保つことができる。なお、本実施形態にかかる電子装置では第2の支持基板7を設けた構成であるが、これに限定されず、第2の支持基板7を設けない構成であってもよい。
また、第1の支持基板1及び第2の支持基板7は、ガラス,セラミック,石英等の絶縁体から成るものが好ましいが、シリコン等の半導体から成るものであってもよい。ここで、第1の支持基板1の裏面とデバイス基板4の表面との間の空間には、キャビティ2が形成され、このキャビティ2内に電子デバイス等5が封止されている。ここで、キャビティ2の高さは、数μm〜数10μm程度であるが、これには限られない。
また、キャビティ2は、真空状態もしくは不活性ガス(例えばN)を充填した状態にして電子デバイス等5を封止する。これにより、封止された電子デバイス等5は大気に触れることがなくなるため、酸化等による腐食や劣化を防ぐことができる。従って、デバイス基板4上に形成された電子デバイス等5の寿命や信頼性を向上させることができる。なお、本実施形態に係る電子装置ではキャビティ2を設けた構成であるが、これに限定されず、キャビティ2を設けない構成であってもよい。
また、第1の支持基板1の側面は、表面から裏面にかけて第1の支持基板1の横幅が広がって形成されている。これは、後述するように第1の支持基板1に貫通穴3をテーパー形状に加工し、この貫通穴3でデバイス基板4を切断分離しているためである。なお、貫通穴3をストレート形状に加工した場合には、第1の支持基板1の側面は、図5に示すようにストレート形状となる。
そして、第1の支持基板の表面からその側面に沿って、例えば銅(Cu)やアルミニウム(Al)のような導電材料から成る配線層8が形成され、パッド電極6と電気的に接続されている。そして、第1の支持基板1,配線層8及びデバイス基板2の一部上にはソルダーレジスト等から成る保護層9が被着されている。配線層8上の保護層9には開口部が形成され、この開口部を通して配線層9と接続されたボール状の導電端子10が所望の位置に形成されている。
このようにして、デバイス基板4上のパッド電極6から、第1の支持基板1表面に形成された導電端子10に至るまでの配線が可能となる。なお、本発明に係る電子装置は、第1の支持基板1とデバイス基板4とを同じ基板材料で構成することが好ましい。かかる構成によれば、第1の支持基板1に係る配線層8とデバイス基板4に係るパッド電極6との接点が温度サイクル(膨張係数の相違)によって劣化することを防ぐことができ、さらに、キャビティ2内の気密度が温度サイクルによって低下することを防ぐことができる。
次に、この電子装置の製造方法について図1乃至図5を参照して説明する。ここで、図2(c)乃至図3(c)は本発明に係る電子装置の導電端子形成部分の拡大図である。
まず、図1(a)に示すようにガラスやセラミック等から成る第1の支持基板1を準備する。ここで、第1の支持基板はガラス,セラミック,石英等の絶縁体から成るものが好ましいが、シリコン等の半導体から成るものであってもよい。
次に、図1(b)に示すように、第1の支持基板の裏面にキャビティ2をエッチングやレーザービーム照射等の方法により、例えば凹状にエッチングする。ここで、キャビティ2の高さは数μm〜数10μm程度であるが、これには限定されない。
次に、図1(c)に示すように、第1の支持基板1の表面から裏面に到達する貫通穴3をエッチングやレーザービーム照射等の方法により形成する。ここで、貫通穴3は、その断面が表面から深くなるほど細くなるテーパー形状に形成する。これにより、後述するようにメッキ法で配線層8を形成する場合に、メッキ用のシード層をスパッタ法で形成することができるなどの利点がある。なお、貫通穴3の形成は第1の支持基板1とデバイス基板4とを接着させた後に行ってもよい。また、貫通穴3は、図1(c)に示すようなテーパー形状が好ましいがストレート形状に加工してもよい。
なお、第1の支持基板1がシリコン等の半導体から成るものである場合には、この第1の支持基板1と後に形成する配線層8とを絶縁するために、貫通穴3形成後に、第1の支持基板1の表面にシリコン酸化膜や窒化膜などの絶縁膜を形成させる。この工程は、後述する第1の支持基板1をデバイス基板4の表面に接着する前に行うことが、接着後の工程における作業条件(例えば、温度条件や気圧条件)の限定を緩和し、電子デバイス等5の劣化を防止する上で好ましい。また、第1の支持基板1がガラス等の絶縁体から成る場合には、当該絶縁膜を形成する工程を要しないので製造工程を減らすことができる。
また、同様の観点から、貫通穴3形成後であって第1の支持基板1をデバイス基板4に接着する前に、後に形成する配線層8や導電端子10の形成に係る作業の一部をあらかじめ第1の支持基板1上に行うことが、接着後の工程における作業条件(例えば、温度条件や気圧条件)の限定を緩和し、電子デバイス等5の劣化を防止する上で好ましい。
次に、図2(a)に示すように、基板表面に電子デバイス等5が形成されたデバイス基板4を準備する。さらに、デバイス基板4の表面には、電子デバイス等5と不図示の配線を用いて電気的に接続された外部接続用電極であるパッド電極6が形成されている。
また、この配線を保護するためのパッシベーション膜20がパッド電極6の一部上とデバイス基板4上を被覆して形成されている。ここで、パッド電極6は、例えばアルミニウム(Al)や銅(Cu)から成り、好ましくは約1μmの膜厚を有して形成される。また、パッシベーション膜20は酸化シリコン膜(SiO膜)や窒化シリコン膜(SiN膜)から成るものが好ましい。
また、デバイス基板4の裏面に、必要に応じて第2の支持基板7を形成する。この第2の支持基板7はエポキシ樹脂等から成る不図示の樹脂層を介してデバイス基板4の裏面に接着する。この第2の支持基板7を備えることで、後の工程作業時等の強度対策、特に真空化したときの強度を保つことができる。
次に、デバイス基板4の表面に、例えばエポキシ樹脂から成る不図示の樹脂層を塗布する。そして、図2(b)に示すように、この樹脂層を介してデバイス基板4の表面に、既に貫通穴3が形成された第1の支持基板1を、貫通穴3の一方の側壁の下端部1aとパッド電極6aの表面とが重なり、貫通穴3の他方の側壁の下端部1bとパッド電極6aに隣接したパッド電極6bの表面とが重なるように接着する。なお、図2(b)における導電端子形成部分の拡大図が図2(c)である。
また、真空状態もしくは不活性ガス(例えばN)を充填した状態にして電子デバイス等5を封止する場合には、デバイス基板4と第1の支持基板1とを、樹脂層を介して接着するのではなく常温接合法により接着することが好ましい。この場合、樹脂層を介しての接着では、樹脂からガスが出ること、接着の強さ、樹脂のクラック、温度サイクルに対する信頼性低下などの問題が多く、真空封止やガス封止に適さないからである。
なお、常温接合法とは、被接合物の接合面となる表面にエネルギー波(プラズマ、イオンビーム、電子ビーム、ラジカルビーム、レーザー等)を照射して洗浄し、被接合物同士を常温接着する技術である(特開平10―92702公報,特開2001−351892参照)。なお、ここでは常温とあるが接合強度を向上させるために加熱下で行うこともできる。なお、前述のとおり第1の支持基板1とデバイス基板4とを接着させた後に、当該第1の支持基板1に貫通穴3をエッチングやレーザービーム照射等の方法により形成しても良い。
次に、貫通穴3内及び第1の支持基板1表面に銅(Cu)等から成る不図示のシード層を無電解メッキにより0.1μm〜0.2μm程度に形成する。この不図示のシード層は後述する電解メッキ時のメッキ成長のためのシード(種)となる。なお、上述したように、貫通穴3がテーパー形状で形成されている場合には、シード層形成のためにスパッタリング法を用いることができる。
次に、図3(a)に示すように、貫通穴3内及び第1の支持基板1表面に、電解メッキ法により、銅(Cu)から成る配線層8a,bを形成する。ここで、配線層8a,8bの膜厚は、貫通穴3内に完全もしくは不完全に埋め込まれるような厚さに調整される。このようにして、配線層8a,8bは貫通穴3の底部でパッド電極6a,6bに電気的に接続される。なお、電解メッキ法以外の方法、例えば、貫通穴3内にCVD法やMOCVD法により銅(Cu)等の金属を埋め込むことで、配線層8a,8bを形成してもよい。また、スパッタリング法等を用いてアルミニウム(Al)等の金属を形成してもよい。
次に、第1の支持基板1の表面の配線層8を不図示のホトレジスト層を用いて所定のパターンにパターニングする。これにより、貫通穴3の中心で向かい合うようにして、それぞれのパッド電極6a,6bに電気的に接続する配線層8a,8bが形成される。
次に、図3(b)に示すように、第1の支持基板1の表面に、これを被覆して、例えばソルダーレジストのようなレジスト材料から成る保護層9を形成する。なお、図示はしないが、強度対策の観点から保護層9は貫通穴3が埋まるように、レジスト材料などを充填して形成させても良い。
この保護層9のうち配線層8a,8bに対応する位置に開口部を設ける。そして、図3(c)に示すように当該開口部で露出する配線層8a,8bの所定の領域上に、ハンダを印刷し、このハンダを熱処理でリフローさせることで、ボール状の導電端子10が形成される。なお、配線層8は第1の支持基板1の表面の所望領域に、所望の本数形成することができ、導電端子10の数や形成領域を自由に選択できる。
そして、図4(a)に示すように、デバイス基板4を貫通穴3のダイシングラインに沿って、ダイシングブレードやレーザービーム等により切断し、図4(b)に示すように個々のチップに分割する。なお、貫通穴3をストレート形状に加工した場合には、個々のチップは、図5に示すように第1の支持基板1の側壁がストレート形状となる。
なお、上述した実施形態においては銅(Cu)やアルミニウム(Al)から成る配線層8,ハンダから成る導電端子10の形成を例として説明したが、本発明はこれに限定されることなく、他の材料を用いた配線層8,導電端子10の形成についても広く適用できるものである。
本発明の電子装置及びその製造方法を説明する断面図である。 本発明の電子装置及びその製造方法を説明する断面図である。 本発明の電子装置及びその製造方法を説明する断面図である。 本発明の電子装置及びその製造方法を説明する断面図である。 本発明の電子装置及びその製造方法を説明する断面図である。 従来例に係る電子装置を説明する断面図である。
符号の説明
1 第1の支持基板 1a,1b 下端部 2 キャビティ 3 貫通穴
4 デバイス基板 5 電子デバイス等 6,6a,6b パッド電極
7 第2の支持基板 8,8a,8b 配線層 9 保護層
10 導電端子 20 パッシベーション膜 100 デバイス基板
101 パッド電極 102 層間絶縁膜 103 支持基板
104 樹脂層 105 ビアホール 106 絶縁膜
107 バリア層 108 貫通電極 109 配線層
110 保護層 111 導電端子

Claims (16)

  1. デバイス基板上に形成されたパッド電極と、
    前記デバイス基板の表面に接着された第1の支持基板と、
    前記第1の支持基板の表面から前記第1の支持基板の側面に沿って形成された、前記パッド電極と電気的に接続する配線層と、
    前記第1の支持基板上に前記配線層と電気的に接続する導電端子と、を備えることを特徴とする電子装置。
  2. 前記デバイス基板と前記第1の支持基板との間にキャビティを有することを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記第1の支持基板は、半導体基板又は絶縁性基板から成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記デバイス基板と前記第1の支持基板とは同じ基板材料を用いることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の電子装置。
  5. 前記デバイス基板の裏面に接着された第2の支持基板を備えることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4のいずれかに記載の電子装置。
  6. 前記第2の支持基板は半導体基板または絶縁性基板から成ることを特徴とする請求項5に記載の電子装置。
  7. 前記デバイス基板上に半導体デバイス又はMEMSデバイスが形成されていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6のいずれかに記載の電子装置。
  8. 前記デバイス基板は半導体基板又は絶縁性基板から成ることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7のいずれかに記載の電子装置。
  9. 第1の支持基板の表面から裏面に到達する貫通穴を形成する工程と、
    デバイス基板の表面に形成されたパッド電極に前記貫通穴が重なるように前記第1の支持基板を接着する工程と、
    前記第1の支持基板の表面から前記貫通穴の側壁に沿って、前記パッド電極と電気的に接続する配線層を形成する工程と、
    前記第1の支持基板上に前記配線層と電気的に接続する導電端子を形成する工程と、を備えることを特徴とする電子装置の製造方法。
  10. デバイス基板の表面に第1の支持基板を接着する工程と、
    前記第1の支持基板の表面から裏面に到達する貫通穴を形成する工程と、
    前記第1の支持基板の表面から前記貫通穴の側壁に沿って、デバイス基板表面に形成されたパッド電極と電気的に接続する配線層を形成する工程と、
    前記第1の支持基板上に前記配線層と電気的に接続する導電端子を形成する工程と、を備えることを特徴とする電子装置の製造方法。
  11. 前記貫通穴をテーパー形状に加工することを特徴とする請求項9または請求項10に記載の電子装置の製造方法。
  12. 前記第1の支持基板の裏面にキャビティを形成する工程を備えることを特徴とする請求項9、請求項10、請求項11のいずれかに記載の電子装置の製造方法。
  13. 前記デバイス基板の裏面に第2の支持基板を接着する工程を備えることを特徴とする請求項9、請求項10、請求項11、請求項12のいずれかに記載の電子装置の製造方法。
  14. 前記配線層を形成する工程前に、あらかじめ前記第1の支持基板表面の所望領域に前記配線層の一部を形成させる工程を備えることを特徴とする請求項9、請求項10、請求項11、請求項12、請求項13のいずれかに記載の電子装置の製造方法。
  15. 前記導電端子を形成した後に、前記貫通穴に保護層を形成する工程を備えることを特徴とする請求項9、請求項10、請求項11、請求項12、請求項13、請求項14のいずれかに記載の電子装置の製造方法。
  16. 前記導電端子を形成した後に、前記デバイス基板を前記貫通穴で切断して複数のチップに分割する工程を備えることを特徴とする請求項9、請求項10、請求項11、請求項12、請求項13、請求項14、請求項15のいずれかに記載の電子装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106057763A (zh) * 2016-05-25 2016-10-26 苏州晶方半导体科技股份有限公司 半导体芯片的封装方法以及封装结构

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