JP2006202231A - 文字列シンボル生成装置及び文字列シンボル生成方法並びに文字列シンボル生成プログラムを格納した記憶媒体。 - Google Patents

文字列シンボル生成装置及び文字列シンボル生成方法並びに文字列シンボル生成プログラムを格納した記憶媒体。 Download PDF

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Abstract

【課題】情報をコード化しても、利用者が容易に複製することができると共に他人に対してコード化した内容を口頭で伝えられる文字を使用し、且つスキャナー等の読取り装置でコードの読み取りを高速に行うことができるコードを生成することを課題とする。
【解決手段】複数行の文字列からなる文字列シンボルを生成する文字列生成装置であって、数値情報から文字列を生成する変換手段と、変換手段で生成された文字列の最初と最後及び所定の中間位置へ隅記号文字を挿入する記号文字挿入手段と、記号文字挿入手段で隅記号文字が挿入された文字列を、複数の文字列に分割する文字列分割手段と、文字列分割手段で分割された各文字列を方形状に整列させ、方形状の文字列の四隅には前記隅記号文字が配された文字列シンボルを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、文字列によるシンボルを生成する装置及び文字列シンボル生成方法並びに文字列シンボル生成プログラムを格納した記憶媒体に関するものである。
従来、特開2003−317051号公報「動的バーコード表示装置及び動的バーコード生成方法並びに動的バーコードを生成する記憶媒体」のように、動的にバーコードを表示することによって、複製し難いバーコードが存在していた。この為、コード自体の内容を他人に口頭で伝えたり、カメラ等で撮影し他人に渡すことができないものであった。また従来のQRコード(二次元バーコード)も他人に口頭で伝えられるものではなかった。
そこで、情報をコード化しても、利用者が容易に複製することができると共に、他人に対してコード化した内容を口頭で伝えられ、且つスキャナー等の読み取り装置でコードの読み取りを行うことができる新しいコードが求められていた。
特開2003−317051号公報
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点に斯かる実情に鑑みなされたもので、情報をコード化しても、利用者が容易に複製することができると共に他人に対してコード化した内容を口頭で伝えられる文字を使用し、且つスキャナー等の読取り装置でコードの読み取りを高速に行うことができるコードを生成する装置、方法、記憶媒体を提供することを課題とする。
請求項1記載の発明は、複数行の文字列からなる文字列シンボルを生成する文字列生成装置であって、数値情報から文字列を生成する変換手段と、前記変換手段で生成された文字列の最初と最後の位置及び所定の中間位置への2個とを合わせて4個の隅記号文字を挿入する記号文字挿入手段と、前記記号文字挿入手段で隅記号文字が挿入された文字列を、同一の文字数で複数の文字列に分割する文字列分割手段と、前記文字列分割手段で分割された各文字列を方形状に整列させ、整列された方形状の文字列の四隅には前記隅記号文字が配された文字列シンボルを生成する文字列シンボル生成手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1において、前記記号文字挿入手段は、前記変換手段で生成された文字列に前記隅記号文字と合わせて文字列シンボルの種類を示す形態識別文字を所定の位置に挿入することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2において、文字列シンボルの全ての文字の文字幅を一定に揃えた等幅フォントで表示すると共に、各文字列の行と行の間隔である行間隔の幅と各文字列の文字と文字の間隔である文字間隔の幅を同一の幅として表示する表示手段を更に備えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項至3において、前記表示手段は、更に生成された文字列シンボルの周囲に1文字分の空白を設けた表示をも行うことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記変換手段は、生成される文字列に使用される文字として、平仮名で生成することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかおいて、前記記号文字挿入手段は、前記隅記号文字及び前記形態識別文字として、黒塗り三角記号を挿入することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、複数行の文字列からなる文字列シンボルを生成する文字列生成方法であって、数値情報から文字列を生成する変換ステップと、前記変換ステップで生成された文字列の最初と最後の位置及び所定の中間位置への2個とを合わせて4個の隅記号文字を挿入する記号文字挿入ステップと、前記記号文字挿入ステップで隅記号文字が挿入された文字列を同一の文字数で複数の文字列に分割する文字列分割ステップと、前記文字列分割ステップで分割された各文字列を方形状に整列させ、整列された方形状の文字列の四隅には前記隅記号文字が配された文字列シンボルを生成する文字列シンボル生成ステップと、を備えたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7において、前記記号文字挿入ステップは、前記変換ステップで生成された文字列に前記隅記号文字と合わせて文字列シンボルの種類を示す形態識別文字を所定の位置に挿入することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項7又は8において、前記文字列シンボルの全ての文字の文字幅を一定に揃えた等幅フォントで表示すると共に、各文字列の行と行の間隔である行間隔の幅と各文字列の文字と文字の間隔である文字間隔の幅を同一の幅として表示する表示ステップを更に有することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9において、前記表示ステップは、更に生成された文字列シンボルの周囲に1文字分の空白を設けた表示をも行うことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項7乃至10のいずれかにおいて、前記変換ステップは、生成される文字列に使用される文字として、平仮名で生成することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項7乃至11のいずれかおいて、前記記号文字挿入ステップは、前記隅記号文字及び前記形態識別文字として、黒塗り三角記号を挿入することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、複数行の文字列からなる文字列シンボルを生成する文字列生成プログラムを記憶した記憶媒体であって、数値情報から文字列を生成する変換プログラムと、前記変換プログラムで生成された文字列の最初と最後の位置及び所定の中間位置への2個とを合わせて4個の隅記号文字を挿入する記号文字挿入プログラムと、前記記号文字挿入プログラムで挿入された文字列を、同一の文字数で複数の文字列に分割する文字列分割プログラムと、前記文字列分割プログラムで分割された各文字列を方形状に整列させ、整列された方形状の文字列の四隅には前記隅記号文字が配された文字列シンボルを生成する文字列シンボル生成プログラムと、で構成したことを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項13において、前記記号文字挿入プログラムは、前記変換プログラムで生成された文字列に前記隅記号文字と合わせて文字列シンボルの種類を示す形態識別文字を所定の位置に挿入することを特徴とする。
請求項15記載の発明は、請求項13又は14において、前記文字列シンボルの全ての文字の文字幅を一定に揃えた等幅フォントで表示すると共に、各文字列の行と行の間隔である行間隔の幅と各文字列の文字と文字の間隔である文字間隔の幅を同一の幅として表示する表示プログラムを更に有することを特徴とする。
請求項16記載の発明は、請求項15のいずれかにおいて、前記表示プログラムは、更に生成された文字列シンボルの周囲に1文字分の空白を設けた表示をも行うことを特徴とする。
請求項17記載の発明は、請求項13乃至16のいずれかにおいて、前記変換プログラムは、生成される文字列に使用される文字として、平仮名で生成することを特徴とする。
請求項18記載の発明は、請求項13乃至17のいずれかおいて、前記記号文字挿入プログラムは、前記隅記号文字及び前記形態識別文字として、黒塗り三角記号を挿入することを特徴とする。
請求項1・7・13記載の発明によれば、情報をコード化しても、利用者が容易に複製することができると共に、他人に対してコード化した内容を口頭で伝えられる文字を使用し、且つ、文字列群の四隅に通常の文章中にはあまり使用されない記号を配置することにより、文字列シンボルの範囲の特定が容易になるため、スキャナー等の読取り装置でコードの読取りを高速に行うことができるコード(文字列シンボル)を生成する装置、方法、記憶媒体として提供することができる。
請求項2・8・14記載の発明によれば、文字列シンボルの中に形態識別文字を挿入することによって、カメラ、スキャナー等で読取りを行う場合、文字列シンボルの種類の判別する時間を短縮することができる。
請求項3・9・15記載の発明によれば、文字列シンボルの全ての文字の文字幅を一定に揃えた等幅フォントで表示すると共に、各文字列の行と行の間隔である行間隔の幅と各文字列の文字と文字の間隔である文字間隔の幅を同一の幅に表示することによって、スキャナー等の読み取り装置でのコードの読取り精度を高めると共に、読取り速度を高速化することができる。
請求項4・10・16記載の発明によれば、生成された文字列シンボルの周囲に1文字分の空白を設けた表示を行うことによって、通常の文章中に該文字列シンボルを表示した場合においても、文字列シンボルの周囲に空白を設けることによって、通常の文章に使用される文字と文字列シンボルで使用される文字との区別が容易に行うことができる。
請求項5・11・17記載の発明によれば、文字列シンボルに使用される文字を、平仮名とすることによって、幼児からお年寄りでも読むことができる文字列シンボルとすることができる。
請求項6・12・18記載の発明によれば、隅記号文字及び形態識別文字を、一般的な文章では使用され難く、スキャナー等で読取りを行う場合においても、他の記号より容易に識別可能な黒塗り三角記号を表示することによって、読取り速度を高速化することができる。
複数行の文字列からなる文字列シンボルを生成する文字列生成装置であって、数値情報から平仮名の文字列に変換する変換手段と、前記変換手段で変換された文字列の最初と最後の位置及び所定の中間位置への2個とを合わせて4個の隅記号文字として黒塗り三角文字を挿入し且つ所定の位置に形態識別文字として黒塗り三角文字を挿入する記号文字挿入手段と、前記記号文字挿入手段で挿入された文字列を同一の文字数で複数の文字列に分割する文字列分割手段と、前記文字列分割手段で分割された各文字列を方形状に整列させ、整列された方形状の文字列の四隅には隅記号文字が配された文字列シンボルを生成する文字列シンボル生成手段と、文字列シンボルの全ての文字の文字幅を一定に揃えた等幅フォントで表示すると共に、各文字列の行と行の間隔である行間隔の幅と各文字列の文字と文字の間隔である文字間隔の幅を同一の幅で表示し、更に生成された文字列シンボルの周囲に1文字分の空白を設けた表示をも行う表示手段とで構成された装置。
複数行の文字列からなる文字列シンボルを生成する文字列生成方法であって、数値情報から平仮名の文字列に変換する変換ステップと、前記変換ステップで変換された文字列の最初と最後の位置及び所定の中間位置への2個とを合わせて4個の隅記号文字として黒塗り三角文字を挿入し且つ所定の位置に形態識別文字として黒塗り三角文字を挿入する記号文字挿入ステップと、前記記号文字挿入ステップで挿入された文字列を同一の文字数で複数の文字列に分割する文字列分割ステップと、前記文字列分割ステップで分割された各文字列を方形状に整列させ、整列された方形状の文字列の四隅には隅記号文字が配された文字列シンボルを生成する文字列シンボル生成ステップと、文字列シンボルの全ての文字の文字幅を一定に揃えた等幅フォントで表示すると共に、各文字列の行と行の間隔である行間隔の幅と各文字列の文字と文字の間隔である文字間隔の幅を同一の幅で表示し、生成された文字列シンボルの周囲に1文字分の空白を設けた文字列シンボルを表示する表示ステップで構成された方法。
複数行の文字列からなる文字列シンボルを生成する文字列生成プログラムを記憶した記憶媒体であって、数値情報から平仮名の文字列に変換する変換プログラムと、前記変換プログラムで変換された文字列の最初と最後の位置及び所定の中間位置への2個とを合わせて4個の隅記号文字として黒塗り三角文字を挿入し且つ所定の位置に形態識別文字として黒塗り三角文字を挿入する記号文字挿入プログラムと、前記記号文字挿入プログラムで挿入された文字列を同一の文字数で複数の文字列に分割する文字列分割プログラムと、前記文字列分割プログラムで分割された各文字列を方形状に整列させ、整列された方形状の文字列の四隅には隅記号文字が配された文字列シンボルを生成する文字列シンボル生成プログラムと、文字列シンボルの全ての文字の文字幅を一定に揃えた等幅フォントで表示すると共に、各文字列の行と行の間隔である行間隔の幅と各文字列の文字と文字の間隔である文字間隔の幅を同一の幅で表示し、生成された文字列シンボルの周囲に1文字分の空白を設けた文字列シンボルを表示する表示プログラムで構成されたコンピュータで実行可能なプログラムが記憶された記憶媒体
以下、図を参照して、本発明を適用した実施の形態について説明する。図1は文字列シンボルの例であり、図1(A)は、平仮名で文字列シンボルを表示した例であり、図1(B)は、英語で文字列シンボルを表示した例である。文字列シンボルは、複数行、且つ各行が複数文字数で示された文字により構成されたシンボルで、該シンボルの四隅に隅記号文字として黒塗り三角の文字が配置されている。また文字列シンボルとして表示される各文字は、文字の幅を一定に揃えた等幅フォントで表示すると共に、各文字の行と行の間隔である行間隔の幅と各文字の文字と文字の幅である文字幅を同一の幅に表示されている。
尚、以下、この文章中では、図2(E)に示す符号Aの黒塗り三角の正位置を『△(黒塗り三角)』または、単に『△』と表示し、図2(E)に示す符号Bの黒塗り三角記号の逆位置を『▽(黒塗り三角)』または、単に『▽』で表示する、
文字列シンボルは、文章、URL、名前、住所などの文字による情報や、商品を購入した購入金額情報、電話番号などの数値による情報を文字列にコード化したシンボルであり、従来のQRコード(二次元バーコード)の代替のコードとして文字列シンボルを使用することができる。
この文字列シンボルの特徴として、従来のQRコードは、点と線で構成されたコードであるに対して、文字列シンボルでは、文字を使用している為に使用者が、容易に複製することができると共に、読むことができることに特徴がある。また、従来のQRコードの場合においては、該コードをカメラなどによって撮影した場合、撮影角度や撮影品質によっては、撮影されたQRコードからの情報を復号ができないものがあった。しかしながら、文字列シンボルにおいては、文字を使用しているために、カメラの撮影角度や撮影品質が伴わない状況においても、読み取りを行うことができることに特徴がある。また、文字列シンボルに書かれた文字を読み上げ、電話等で文字列シンボルの内容を伝達することも可能である。さらに、文字列シンボルとして表示された文字を紙などに転記することも容易に行えるものである。
また、四隅が隅記号文字となっている為に、カメラなどによって文字列シンボルを読み取る際に、文字列シンボルの範囲の抽出が容易となり、より高速に文字列シンボルを読み取ることができる。また文字は、細かい点ではなく直線・曲線等で構成されている為に、カメラ等で画像として撮影した場合において歪みや、傾きに強いシンボルとなる。
図2(A)は、使用文字リスト例である。使用される文字は、漢字変換の必要がない平仮名を用いるのが便利である。実施例では、拗音「っ」「ょ」「ゅ」「ゃ」、濁点「゛」、半濁点「゜」は、携帯電話などで入力する場合、入力し難い為に含めない。このことから濁点なしで「ゐゑ」を含まない平仮名のみ46文字を使用する。また、濁点、半濁点有りの平仮名を使用した場合においては、71文字程度利用可能である。
また、実施例の文字列シンボルに使用される平仮名は、JIS漢字コード(JISX0208)が使用されている。このJIS漢字コード(JISX0208)に限定せずのどのようなコードを使用してもよい。また、使用される文字が英語の場合においては、Unicode(UCS−2,JISX0221−1の一部)を使用することが望ましいが、Unicode以外文字コードを使用することもできる。
そして、JIS漢字コード(JISX0208)の表示を行う為の複数の文字フォントがあり、表示される文字列シンボルの文字フォントは、表組みの様に文字列を整列させる為に等幅の文字フォントが使用されている。また、等幅の文字フォントにも種類があるが、カメラなどの画像として文字列シンボルの識別を行う際に、明瞭に文字を識別可能なゴシック体が使用されることが望ましい。実施例では、等幅のゴシック体が使用されている。
図2(B)は、記号のリストを示す図である。記号は、一般の文字フォントに含まれる記号である13種が一般的に使用されている。
この記号を機械で画像認識する場合において、カメラやスキャナーなどの画像入力装置より読み取った画像から記号の判別を簡単にするために、画像を白と黒の二値化しラベリング処理が行われる。実施例のラベリング処理は、白と黒の点で構成された画像の各黒点に対して、黒点と隣接する8方向の位置に黒点が有る場合に、その2つの黒点を連結状態とする。その後、連結状態にされた複数個の黒点をラベルとする処理である。ラベリング処理の結果、白と黒の二値化された画像は、複数のラベルに分割され、それぞれのラベルは、識別番号、面積、外周長、重心位置が計算される。
このラベリング処理は、画像として読み取られた文字列シンボルの各文字(平仮名及び記号)に対して行われる為、各平仮名のラベルの面積、ラベルの外周長、ラベルの重心位置の組み合わせの値と、大きく異なる値を示す記号を選択することが有効である。平仮名は、線で構成されている為に、ラベルの面積に対しラベルの外周長が大きくなる。このことから、記号は、内部を塗り潰した記号を選ぶことが望ましい。すなわち該13種の文字より、塗潰されている記号を注出すると、図2(C)に示す第一抽出文字群の6種となる。
また注出された記号である第一抽出文字群の中から素早く記号を認識する為、ラベルの重心位置を読み取り判断に利用する。「●◆■」の記号は点対象で重心がその記号の中心と重なる為、記号を認識するのに不向きである。このため記号のラベルの重心位置から図2(D)に示す第二抽出記号群の3種に絞られる。
面積と外周長の比及び重心位置から注出された第二抽出記号群の3種の文字で、「★」の記号は、読み取った画像にもよるが、白と黒の二値化の際に、かすれなどが生じやすく、ラベリング処理で1つのラベルと判別されない場合が考えられるために、『△(黒塗り三角)』と『▽(黒塗り三角)』の記号の隅記号文字を使用するのが最も望ましい。また、『△(黒塗り三角)』と『▽(黒塗り三角)』は、上下非対称の記号であり重心位置がそれぞれ異なる為に、画像の中心と重心位置から画像方向の判断に利用することもできる。この『△(黒塗り三角)』は、JIS漢字コード(JISX0208)コード番号0x2225で、Unicode(UCS−2,JISX0221−1の一部)コード番号0x25b2で表記される。また、『▽(黒塗り三角)』は、JIS漢字コード(JISX0208)コード番号0x2227で、Unicode(UCS−2,JISX0221−1の一部)コード番号0x25bcで表記される。
図3は、文字列生成手段で生成された文字列シンボルの構成例である。変換手段で変換された文字数が16〜30文字を使用した文字列シンボルの種類を示す。文字列シンボルで使用される文字は、濁点無しの平仮名46文字の「あ」〜「ん」を使用する。また文字列シンボルの描画範囲を示す四隅の隅記号文字は『▽(黒塗り三角)』とし、文字列シンボルの四隅以外に記号を挿入することによって文字列シンボルの種類の判断を容易にする形態識別文字として『△(黒塗り三角)』を使用した例である。
図3(A)は、平仮名16文字に隅記号文字や形態識別文字を加えて文字列シンボルを生成した例として、文字数10文字2行と、文字数5文字4行で構成した例である。図3(B)は、平仮名20文字に隅記号文字や形態識別文字を加えて文字列シンボルを生成した例として、文字数5文字5行と、文字数13文字2行と、文字数8文字3行で構成した例である。図3(C)は、平仮名24文字に隅記号文字や形態識別文字を加えて文字列シンボルを生成した例として、文字数10文字3行と、文字数6文字5行で構成した例である。図3(D)は、平仮名28文字に隅記号文字や形態識別文字を加えて文字列シンボルを生成した例として、文字数11文字3行で構成した例である。図3(E)は、平仮名30文字に隅記号文字や形態識別文字を加えて文字列シンボルを生成した例として、文字数7文字5行で構成した例である。以上説明した通り、同じ平仮名の文字数であっても、その文字数とその行数が異なる構成が用意されており、文字列シンボルが使用される形態に応じて、その種類を選択するようにする。また、この構成に限定されることはなく、様々な大きさによる文字列シンボルを構成することが可能となっている。
図3に表されているように、生成された文字列シンボルは、使用する文字フォントは等幅文字、改行幅(文字高さ)も文字幅と同じに文字列生成手段で生成される。また、シンボル文字列の周囲に1文字(全角)分以上の空白をあけることによって、通常の文章中に該文字列シンボルを配する際など、他の文字との区別を行うことができる。
また、この例では四隅の隅記号文字『▽(黒塗り三角)』と形態識別文字『△(黒塗り三角)』に違う文字を使用しているが、形態識別文字は、文字読み取り時にラベリング処理を行いラベル群の中で、面積と外周長の比で記号を識別する。このため、四隅の隅記号文字とそれ以外の配置特性を利用し分類するができるため、隅記号文字と同じ文字を利用することも可能である。
図4(A)は、図3で示した文字列シンボルの種類の特性を示す図である。尚、この図は、各文字の高さと文字の幅を同一にした例である。この特性を示す図には、文字列シンボルの種類、平仮名文字数、最大符号数、『▽(黒塗り三角)』マークの縦横比、『▽』マーク比許容範囲、『△(黒塗り三角)』マークの位置の特性が示されている。文字列シンボルの種類は、平仮名文字数に応じた文字列シンボルの種類である。平仮名文字数は、数値情報を変換手段で変換した際に生成される文字数である。最大符号数は、文字列シンボルで、表すことが可能な数値の最大数である。『▽』マーク縦横比は、その文字列シンボルの四隅の『▽』の位置の縦横比を示している。『▽』マーク比許容範囲は、機械等で画像として読み取った際に、文字列シンボルを斜めの角度などで撮影した場合など、本来の四隅の『▽』の位置の縦横比からずれる場合があり、その許容する範囲を示している。『△』マーク位置は、その文字列シンボルの四隅の『▽』以外に、形態識別文字である『△』が文字列シンボルのどの位置で使用されているかを示している。
また、図4(B)で示すように、文字列シンボルの種類で『▽』マークの縦横比が同程度の許容範囲にある文字列シンボルは、形態識別文字の有無又は位置が異なるように挿入されている。この図に示されている数値は、『▽』マーク縦横比は、計算上の値であり、『▽』マーク比許容範囲は実際の撮影での歪みを考慮した許容範囲である。このことによって、文字列シンボルを機械で読み取りをする際に、四隅の隅記号文字の配置の縦横比から分類判別し、さらに形態識別文字の有無及び位置によって、文字列シンボルの種類を判別できるようになっている。
また文字列シンボル生成装置は、変換手段、記号文字挿入手段、文字列分割手段、文字列シンボル生成手段、表示手段で構成されて、プログラムが実行可能な携帯電話機やコンピュータである。
変換手段は、数値情報をN進数化した後、N進数化した数値情報を文字へと置換えし、複数の文字からなる文字列への変換を行う。記号文字挿入手段は、変換手段において生成された文字列の最初と最後の位置及び所定の中間位置への2個とを合わせて4個の隅記号文字を挿入すると共に、所定の位置に形態識別文字を挿入する。文字列分割手段は、記号文字挿入手段において隅記号文字及び形態識別文字が挿入された文字列の分割を行う。文字列シンボル生成手段は、文字列分割手段で分割された文字列を整列させ、文字列シンボルを生成する。次に表示手段は、文字列シンボル生成手段で生成された文字列シンボルを表示する。また、文字列シンボルの使用形態に応じて、文字列シンボルの外周に1文字分の空白を配置して表示を行うものである。
また文字列シンボルを生成するプログラムが記憶された記憶媒体は、変換プログラム、記号文字挿入プログラム、文字列分割プログラム、文字列シンボル生成プログラム、表示プログラムで構成され、格納されている。また該記憶媒体は、半導体メモリ若しくは磁気的・光学的記憶媒体などであり、この記憶媒体は、コンピュータに予め組み込まれた記憶媒体、若しくはコンピュータと着脱自在に設けられた記憶媒体である
文字列シンボル生成方法の流れを説明する。文字列シンボルは、数値化ステップ、種類選定ステップ、変換ステップ、記号文字挿入ステップ、文字列分割ステップ、文字列シンボル生成ステップ、表示ステップの順に実施されることにより生成される。
まず数値化ステップは、元となる情報を数値化するステップである。この元となる情報は、どのような情報でも構わない。文字情報、URL、名前、住所などの文字による情報や、商品を購入した購入金額情報、電話番号などの数値による情報を使用でき、文字による情報は数値に置換えて、情報の数値化を行う。
次に種類選定ステップは、数値化された数値情報に基づいて、生成する文字列シンボルの種類の選定を行うステップである。数値化ステップで数値化された数値情報が、最大数値を超えているか否かを判断する。実施例では7.63E+49が最大数値である。数値化された数値情報が、最大数値を越えている場合には、文字列シンボルを生成せずに終了する。越えてない場合には、数値情報の桁数に応じた文字列シンボルの種類の選定を行う。数値化された数値情報の桁のより大きい桁を扱うことのできる文字列シンボルの種類を選定する。
次に変換ステップは、数値化ステップで数値化された数値情報に基づいて、N進数化し、選定された文字列シンボルで使用される文字数と同一の桁数になるように変換するステップである。平仮名で46文字を使用した文字列シンボルの生成を行う場合には、46進数化を行う。数値情報をN進数化するにおいて、桁が足らない場合においては、先頭に「0」を適宜に加えて変換を行う。また、英語の場合には、アルファベット26文字の大文字のみを使用する場合には、26進数化し、小文字も含むようにする場合には、52進数化を行う。
次に、N進数化された数値情報を、数値に対応した文字へと置換え、文字列化する。例えば、平仮名46文字の場合には「0」〜「45」を「あ」〜「ん」までの平仮名へと置換えを行い、数値情報の文字列化を行う。
次に、記号文字挿入ステップは、変換ステップにおいて生成された文字列に隅記号文字や形態識別文字を挿入するステップである。隅記号文字は、文字列シンボルを生成される際に、隅記号文字が文字列シンボルの四隅に配置するように、文字列の最初と最後の位置及び所定の中間位置に挿入される。また形態識別文字は、種類選定ステップで選定された文字列シンボルの種類に応じて、文字列に隅記号文字の挿入が行われる。挿入例として、平仮名16文字が使用される文字列シンボル10x2(文字数10行数2)の例では、平仮名16文字からなる文字列の先頭と最終に隅記号文字の挿入を行うと共に、8文字目の後と9文字目の前に、それぞれ隅記号文字の挿入し、合わせて4個の隅記号文字の挿入を行う。
また、平仮名30文字が使用された文字列シンボル7x5(文字数7行数5)の例では、平仮名30文字からなる文字列の先頭と最終に隅記号文字の挿入を行うと共に、5文字目の後と26文字目の前に、それぞれ隅記号文字の挿入し、合わせて4個の隅記号文字の挿入を行う。更に文字列シンボル7x5の例では、隅記号文字の他に、形態識別文字が挿入されるようになり、13文字目の前に、形態識別文字の挿入を行う。この形態識別文字は、図3及び図4に示すように文字列シンボルの構成毎に形態識別文字の挿入位置が固定されている。
次に、文字列分割ステップは、記号文字挿入ステップにおいて隅記号文字及び形態識別文字が挿入された文字列の分割を行うステップである。種類選定ステップにおいて、選定された種類の文字列シンボルにする為に、文字列の分割を行う。文字列シンボル10x2の例では、隅記号文字及び形態識別文字が挿入後の文字列の10文字目の後ろで分割され2つの文字列に分割を行う。
また、文字列シンボル7x5の例では、隅記号文字及び形態識別文字が挿入後の文字列の7文字目の後、14文字目の後、21文字目の後、28文字目の後で分割され5つの文字列に分割を行う。
次に、文字列シンボル生成ステップは、文字列分割ステップで分割された文字列を整列させ、文字列シンボルを生成するステップである。文字列分割ステップで分割された文字列を縦に整列させることによって文字列シンボルの生成を行う。
次に表示ステップは、文字列シンボル生成ステップで生成された文字列シンボルを表示するステップである。各文字列の文字を全ての文字の幅を一定に揃えた等幅フォントで表示すると共に、各文字列の行と行の間隔である行間隔の幅と各文字列の文字と文字の幅である文字幅を同一の幅で表示を行う。また、文字列シンボルの使用形態に応じて、文字列シンボルの周囲に1文字分空白の配置を行う。例えば、文字列シンボルを通常の文章中に使用する際には、通常の文章である文字と、文字列シンボルとしての文字が混同してしまう為に文字列シンボルの周囲に1文字分の空白を表示する。
また、文字列分割ステップと、記号文字挿入ステップの順は逆にしても構わない。このように流れによって、文字列シンボルの生成を行うことができる。
文字列シンボルの生成例を説明する。通常のPOSレジスタにおいて、文字列シンボルを含んだレシートが発行される場合を用いて説明する。この例では、文字列シンボルにコード化される情報は、金額合計、時刻情報を含んだレシート発行年月日、チェックコードである。金額合計に8桁、時刻を含むレシート発行年月日に10桁、チェックコードに8桁とした合計26桁の数値情報である。
この例で使用される文字列シンボルの種類は、文字列シンボル10x2で、平仮名16文字で構成され、使用される文字は濁音無しの46文字である。この文字列シンボルで表現可能な符号数は、10の26乗の数だけ表現できる。このことから、金額合計は、10進数8桁で、最大金額99999999円を表すことができる。また、レシート発行年月日は、10進数10桁で表され、99年12月31日23時59分まで表すことができる。チェックコードは、10進数8桁とする。この例でのチェックコードは、簡単な暗号化及び情報の正確性を判断する為に使用される。チェックコードの数値は、金額合計の8桁+レシート発行年月日の10桁と、チェックコードの8桁を加えた26桁の数値情報の正確性を判断する為に、特定の数値によって割り切れる数値に調整した数値である。
図5のレシート例に基づき生成を説明する。レシート発行月日は、「08年09月10日11時12分」とする。次に、金額合計は、商品1を購入した金額1234円と商品2を購入した金額5678円の合計した金額で、「6912円」とする。また、特定の数値は、「99999989」とする。このことにより、文字列シンボルにする元の数値として、合計金額は8桁で「00006912」、レシート発行年月日は、10桁で「0809101112」となる。仮に「000069120809101112NNNNNNNN」の26桁の数値で、特定の数値「99999989」で割れる数値にする為には、Nで表記したチェックコードの数値は、「16251578」となる。
これにより、「00006912080910111216251578」が変換される数値情報となる。この数値を平仮名46文字に変換を行う為に、46進数化を行う。46進数化を行うと、16桁の「00:00:01:31:00:09:02:02:23:02:08:37:03:03:38:34」の数値に変換される。該数値の桁毎に、平仮名46文字の「あ」〜「ん」までの平仮名を当て嵌めると、「ああいみあこううねうけよええらも」の文字列に変換される。該文字列の先頭である1文字目の前と、8文字目の後ろと、9文字目の前と、最後の文字の後ろに、隅記号文字である『▽(黒塗り三角)』の挿入を行う。『▽』を挿入後に出来上がる文字列は、「『▽』ああいみあこうう『▽』『▽』ねうけよええらも『▽』」となる。その後、10文字目『▽』の後で分割し、2つの文字列に分割し次行の位置に整列を行うと、文字列シンボルが生成される。
生成された文字列シンボルは、レシートに記載されている領収書の情報に加えて表示される。この際に、文字列シンボルと、領収書の情報とは、少なくとも1文字以上の空白を有するように表示を行うものである。このように、商品を購入した金額、レシート発行年月日のなどの情報から、文字列シンボルの生成を行うことができる。
次に図5のレシート例を用いて、文字列シンボルの復号する例を説明する。前提条件として、文字列シンボルを含む領収書の情報が記載されたレシートの文字列シンボルの1行目には、「『▽』ああいみあこうう『▽』」2行目には、「『▽』ねうけよええらも『▽』」と記載されてものとする。
上記レシートをカメラなどの光学読み取り装置で読み取り、その画像から隅記号文字『▽(黒塗り三角)』及び『△(黒塗り三角)』文字を探す。隅記号文字が発見されると、文字列シンボルの種類と、文字列情報が読み取られる。実施例では、文字列シンボルが文字列シンボルの種類は10X2型であり、1行目は、「『▽』ああいみあこうう『▽』」2行目には、「『▽』ねうけよええらも『▽』」と読み取られる。読み取った文字情報を1行にし、隅記号文字『▽(黒塗り三角)』を削除すると「ああいみあこううねうけよええらも」の16桁の文字列が注出される。該文字列の文字毎に「あ」〜「ん」を「00」〜「45」の値へと置き換えを行うと、「00:00:01:31:00:09:02:02:23:02:08:37:03:03:38:34」となる。この数値は46進数化されており、10進数化すると「00006912080910111216251578」26桁の数値情報へと変換される。この数値情報が、正しい数値であるかを判断する為に、特定の数値「99999989」で割って、割り切れれば、正しい数値情報であると判断できる。実際に「69120816704402」で割り切れる為、先程の数値は、正しい数値である判断できる。また、この数値情報で有効な情報は、「00006912」と「0809101112」であり、この情報から金額6912円の買物を8年9月10日11時12分に行ったことが読み取ることができる。
また無作為に文字列シンボルの生成を行った場合に、復号できる確率は、チェックコードの桁数に依存し、上述の例ではおよそ1億分の1程度になっており、無作為に文字列シンボルを生成することはできないものである。
文字列シンボルは、利用の方法により次の方法がある。店舗のPOSレジスタ等で、会計情報を含んだ文字列シンボルを生成する場合には、文字列シンボルを生成するプログラムを予めPOSレジスタ内に導入し、会計処理を行う都度、文字列シンボル生成プログラムを実行することにより生成が行われる。生成された文字列シンボルは、POSレジスタに備えられたプリンタなどにより、レシートに印刷する。
また冊子・雑誌等の紙面に文字列シンボルを印刷する場合には、複数の文字列シンボルを予め生成しておき1冊毎に違う文字列シンボルの印刷を行ってもよいし、すべて同じ文字列シンボルの印刷を行うようにしてもよい。
文字列シンボルが表示または印刷された情報を、プログラムを組み込み可能なカメラ付携帯電話や、インターネット上のウェブページに文字列シンボルの文字列の情報を入力することによって、該携帯電話、ウェブページを管理するコンピュータ上で、文字列シンボルを数値情報へと復号し、該数値情報に基づいてポイントサービスや、顧客情報管理サービスなどの様々なサービスを行うことが可能である。
またTVの情報番組、コマーシャル等で放送中に文字列シンボルをテロップなどで表示することにより、その画面を見ている対象者にポイントを付加するなどのサービスを提供できる。この場合の文字列シンボルに使用する数値情報として、番組名、コマーシャルとそのテロップの識別番号が使用される。TV画面を表示された文字列シンボルを、カメラなどの読み取り装置での自動読み取りや、文字列シンボルの内容を紙などに転記することが可能である。転記或いはカメラで読取りされた文字列シンボルの文字列情報を、インターネット上のウェブページ等に入力したり、電話でオペレータに音声で伝達することにより、対象者に対してポイントサービスを行うと共に、TV番組の視聴率調査などを正確に実時間でより大規模に実施できる。
またラジオ番組等で放送中に文字列シンボルを読み上げることにより、その番組を聞いている対象者にポイントを付加するなどのサービスを提供できる。この場合の文字列シンボルに使用する数値情報として、番組名とその読み上げ時の識別番号を使用することによって、上述のTV画面上に文字列シンボルを表示する例と同様のサービスを実施することができる。また文字列シンボルの情報を任意の位置で分解し、複数回に分けて読み上げることも可能である。
また電子メールなどを使ったダイレクトメールの広告、アンケートにおいて、メールの文章の中に文字列シンボルを加えてメールを送信することによってポイントを付加するなどのサービスを提供できる。従来のQRコードのような画像をメールに添付する場合に比べ、非常に容量の少ないメールを送信することが可能であると共に、メールの表示に文字数制限がある携帯電話などにおいても、文字列シンボルを正確に表示することが可能である。また、メールなどに表示される文字列シンボルでは、個人、メール毎に違う識別番号となる数値情報が使用することが可能である。
そしてインターネット上のウェブページなどに広告と共に文字列シンボルを表示させることにより、ポイントを付加するサービスを提供することができる。この文字列シンボルの数値情報として、ウェブページの番号とセッション番号などが使用される。これにより正確に利用者の特定を行うことが可能である。
この以上説明したように構成することにより、情報をコード化しても、利用者が容易に複製することができると共に他人に対してコード化した内容を口頭で伝えられる文字を使用し、且つスキャナー等の読取り装置でコードの読み取りを高速に行うことができるコードを生成する装置、方法、記憶媒体を提供することができる。また、好ましい実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的範囲内で種々に改変できる。
本発明の一実施例である文字列シンボルを示す図である。 本発明の一実施例である文字列シンボルに使用される文字及び記号を示す図である。 本発明の一実施例である文字列シンボルの種類を示す図である。 本発明の一実施例である文字列シンボルの種類特性を示す図である。 本発明の一実施例である文字列シンボルが表示されたレシートを示す図である。

Claims (18)

  1. 複数行の文字列からなる文字列シンボルを生成する文字列生成装置であって、数値情報から文字列を生成する変換手段と、前記変換手段で生成された文字列の最初と最後の位置及び所定の中間位置への2個とを合わせて4個の隅記号文字を挿入する記号文字挿入手段と、前記記号文字挿入手段で隅記号文字が挿入された文字列を、同一の文字数で複数の文字列に分割する文字列分割手段と、前記文字列分割手段で分割された各文字列を方形状に整列させ、整列された方形状の文字列の四隅には前記隅記号文字が配された文字列シンボルを生成する文字列シンボル生成手段と、を備えたことを特徴とした文字列シンボル生成装置。
  2. 請求項1において、前記記号文字挿入手段は、前記変換手段で生成された文字列に前記隅記号文字と合わせて文字列シンボルの種類を示す形態識別文字を所定の位置に挿入することを特徴とした文字列シンボル生成装置。
  3. 請求項1又は2において、文字列シンボルの全ての文字の文字幅を一定に揃えた等幅フォントで表示すると共に、各文字列の行と行の間隔である行間隔の幅と各文字列の文字と文字の間隔である文字間隔の幅を同一の幅として表示する表示手段を更に備えたことを特徴とした文字列シンボル生成装置。
  4. 請求項至3において、前記表示手段は、更に生成された文字列シンボルの周囲に1文字分の空白を設けた表示をも行うことを特徴とした文字列シンボル生成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記変換手段は、生成される文字列に使用される文字として、平仮名で生成することを特徴とした文字列シンボル生成装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかおいて、前記記号文字挿入手段は、前記隅記号文字及び前記形態識別文字として、黒塗り三角記号を挿入することを特徴とした文字列シンボル生成装置。
  7. 複数行の文字列からなる文字列シンボルを生成する文字列生成方法であって、数値情報から文字列を生成する変換ステップと、前記変換ステップで生成された文字列の最初と最後の位置及び所定の中間位置への2個とを合わせて4個の隅記号文字を挿入する記号文字挿入ステップと、前記記号文字挿入ステップで隅記号文字が挿入された文字列を同一の文字数で複数の文字列に分割する文字列分割ステップと、前記文字列分割ステップで分割された各文字列を方形状に整列させ、整列された方形状の文字列の四隅には前記隅記号文字が配された文字列シンボルを生成する文字列シンボル生成ステップと、を備えたことを特徴とした文字列シンボル生成方法。
  8. 請求項7において、前記記号文字挿入ステップは、前記変換ステップで生成された文字列に前記隅記号文字と合わせて文字列シンボルの種類を示す形態識別文字を所定の位置に挿入することを特徴とした文字列シンボル生成方法。
  9. 請求項7又は8において、前記文字列シンボルの全ての文字の文字幅を一定に揃えた等幅フォントで表示すると共に、各文字列の行と行の間隔である行間隔の幅と各文字列の文字と文字の間隔である文字間隔の幅を同一の幅として表示する表示ステップを更に有することを特徴とした文字列シンボル生成方法。
  10. 請求項9において、前記表示ステップは、更に生成された文字列シンボルの周囲に1文字分の空白を設けた表示をも行うことを特徴とした文字列シンボル生成方法。
  11. 請求項7乃至10のいずれかにおいて、前記変換ステップは、生成される文字列に使用される文字として、平仮名で生成することを特徴とした文字列シンボル生成方法。
  12. 請求項7乃至11のいずれかおいて、前記記号文字挿入ステップは、前記隅記号文字及び前記形態識別文字として、黒塗り三角記号を挿入することを特徴とした文字列シンボル生成方法。
  13. 複数行の文字列からなる文字列シンボルを生成する文字列生成プログラムを記憶した記憶媒体であって、数値情報から文字列を生成する変換プログラムと、前記変換プログラムで生成された文字列の最初と最後の位置及び所定の中間位置への2個とを合わせて4個の隅記号文字を挿入する記号文字挿入プログラムと、前記記号文字挿入プログラムで挿入された文字列を、同一の文字数で複数の文字列に分割する文字列分割プログラムと、前記文字列分割プログラムで分割された各文字列を方形状に整列させ、整列された方形状の文字列の四隅には前記隅記号文字が配された文字列シンボルを生成する文字列シンボル生成プログラムと、で構成したことを特徴とした文字列シンボル生成プログラムを含むコンピュータで実行可能なプログラムが記憶された記憶媒体。
  14. 請求項13において、前記記号文字挿入プログラムは、前記変換プログラムで生成された文字列に前記隅記号文字と合わせて文字列シンボルの種類を示す形態識別文字を所定の位置に挿入することを特徴とした文字列シンボル生成プログラムを含むコンピュータで実行可能なプログラムが記憶された記憶媒体。
  15. 請求項13又は14において、前記文字列シンボルの全ての文字の文字幅を一定に揃えた等幅フォントで表示すると共に、各文字列の行と行の間隔である行間隔の幅と各文字列の文字と文字の間隔である文字間隔の幅を同一の幅として表示する表示プログラムを更に有することを特徴とした文字列シンボル生成プログラムを含むコンピュータで実行可能なプログラムが記憶された記憶媒体。
  16. 請求項15のいずれかにおいて、前記表示プログラムは、更に生成された文字列シンボルの周囲に1文字分の空白を設けた表示をも行うことを特徴とした文字列シンボル生成プログラムを含むコンピュータで実行可能なプログラムが記憶された記憶媒体。
  17. 請求項13乃至16のいずれかにおいて、前記変換プログラムは、生成される文字列に使用される文字として、平仮名で生成することを特徴とした文字列シンボル生成プログラムを含むコンピュータで実行可能なプログラムが記憶された記憶媒体。
  18. 請求項13乃至17のいずれかおいて、前記記号文字挿入プログラムは、前記隅記号文字及び前記形態識別文字として、黒塗り三角記号を挿入することを特徴とした文字列シンボル生成プログラムを含むコンピュータで実行可能なプログラムが記憶された記憶媒体。
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