JP2016048510A - 機器間通信システム、機器情報送信装置、及び機器情報受信装置 - Google Patents

機器間通信システム、機器情報送信装置、及び機器情報受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】通信量及び通信費用を抑制することができる機器間通信システム、機器情報送信装置、及び機器情報受信装置を提供する。
【解決手段】
センサ21,22,23,…が機器2の各種状態を検出する。機器情報送信装置3が、検出された数値データを収集し、機器状態情報を生成する。機器情報送信装置3は、機器状態情報に含まれるアラビア数字の文字列を基数NによるN進表記に符号化し、符号化後の機器状態情報を電子メールとして送信する。機器情報受信装置4が電子メールを受信し、N進表記された情報を基数Nにより復号化し、機器2の状態を示す機器状態情報へと変換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、機器間で情報を通信するための機器間通信システム、機器情報送信装置、及び機器情報受信装置に関する。
特許文献1には、所定時間になると、監視対象の状態を示す監視情報を添付ファイルとして添付した電子メールを端末が作成し、この電子メールをインターネットを通じて監視センターへと送信することで、監視センターにより遠隔地の端末を監視する遠隔監視システムが開示されている。
特開2008−304989号公報
機器間通信では、通信量が大きくなるほど、通信時間が大きくなり、また、通信に係る費用も嵩む。このため、通信量を抑制することが望まれる。しかしながら、特許文献1に記載された遠隔監視システムでは、データ圧縮等の通信量の抑制策が採られていない。また、特許文献1に記載された遠隔監視システムでは、監視情報を電子メールの添付ファイルとしている。一般的には、電子メールにファイルが添付される際に、ファイルデータがMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)規格のBase64によって変換される。Base64では、変換によってデータのサイズが約1.33倍に増大するため、さらに通信量が大きくなり、通信に係る費用がより一層高くなる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、上記課題を解決することができる機器間通信システム、機器情報送信装置、及び機器情報受信装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一の態様の機器間通信システムは、機器から収集された情報に基づく機器情報を送信する機器情報送信装置と、前記機器情報送信装置から送信された機器情報を受信する機器情報受信装置と、を備え、前記機器情報送信装置は、前記機器情報に含まれるアラビア数字の文字列を11以上の自然数である基数NによるN進表記の文字列に符号化する符号化手段と、前記符号化手段による符号化後の前記機器情報を本文に含む電子メールを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された前記電子メールを送信する送信手段と、を具備し、前記機器情報受信装置は、前記機器情報送信装置から送信された前記電子メールを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記電子メールの本文に含まれる前記N進表記の文字列を前記アラビア数字の文字列に復号化する復号化手段と、を具備する。
この態様において、前記符号化手段は、前記機器情報に含まれるアラビア数字の文字列を、アラビア数字とアラビア数字以外の文字とから構成された文字セットにより表現された前記N進表記の文字列に符号化するように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記符号化手段は、前記機器情報がアラビア数字の文字列とアラビア数字以外の特定の文字とから構成される場合、前記機器情報に含まれるアラビア数字の文字列を、アラビア数字と前記特定の文字とは異なるアラビア数字以外の文字とから構成された文字セットにより表現された前記N進表記の文字列に符号化するように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記符号化手段は、前記機器情報が正記号又は負記号を含む場合、前記機器情報に含まれるアラビア数字の文字列を、前記特定の文字として正記号又は負記号を含まない前記文字セットにより表現された前記N進表記の文字列に符号化するように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記符号化手段は、前記機器情報が大文字又は小文字のアルファベットを含む場合、前記機器情報に含まれるアラビア数字の文字列を、前記特定の文字として前記大文字又は小文字のアルファベットを含まない前記文字セットにより表現された前記N進表記の文字列に符号化するように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記生成手段は、符号化に用いられる前記基数Nを指定する指定部を含む前記電子メールを生成するように構成されており、前記復号化手段は、前記電子メールに含まれる前記指定部によって指定される前記基数Nに基づいて、前記N進表記の文字列を前記アラビア数字の文字列に復号化するように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記生成手段は、前記本文における復号化の開始位置及び終了位置を指定する指定部を含む前記電子メールを生成するように構成されており、前記復号化手段は、前記電子メールに含まれる前記指定部によって指定される前記開始位置から前記終了位置までの間に含まれる情報を前記アラビア数字の文字列に復号化するように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記符号化手段は、前記アラビア数字の文字列を、第1の基数N1によるN1進表記の文字列と、前記第1の基数N1とは異なる第2の基数N2によるN2進表記の文字列とに選択的に符号化することが可能であるように構成されており、前記復号化手段は、前記N1進表記の文字列を前記アラビア数字の文字列に復号化し、前記N2進表記の文字列を前記アラビア数字の文字列に復号化することが可能であるように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記符号化手段は、前記機器情報に含まれる第1情報がアラビア数字のみから構成され、前記機器情報に含まれる前記第1情報とは異なる第2情報がアラビア数字とアラビア数字以外の文字とから構成される場合に、前記第1情報を前記N1進表記の文字列に符号化し、前記第2情報を前記第1の基数N1よりも小さい前記第2の基数N2による前記N2進表記の文字列に符号化するように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記生成手段は、前記本文における前記N1進表記の文字列の開始位置に、前記基数N1を指定する第1開始識別部が、前記N1進表記の文字列の終了位置に、第1終了識別部が、前記N2進表記の文字列の開始位置に、前記基数N2を指定する第2開始識別部が、前記N2進表記の文字列の終了位置に、第2終了識別部が挿入された前記電子メールを生成するように構成されており、前記復号化手段は、前記本文に含まれる前記第1開始識別部と前記第1終了識別部との間の情報を、前記第1開始識別部によって指定される前記基数N1に基づいて復号化し、前記本文に含まれる前記第2開始識別部と前記第2終了識別部との間の情報を、前記第2開始識別部によって指定される前記基数N2に基づいて復号化するように構成されていてもよい。
また、本発明の一の態様の機器情報送信装置は、機器から収集された情報に基づく機器情報を、機器情報受信装置へ送信する機器情報送信装置であって、前記機器情報に含まれるアラビア数字の文字列を11以上の自然数である基数NによるN進表記の文字列に符号化する符号化手段と、前記符号化手段による符号化後の前記機器情報を本文に含む電子メールを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された前記電子メールを送信する送信手段と、を備える。
また、本発明の一の態様の機器情報受信装置は、機器から収集された情報に基づく機器情報を、機器情報送信装置から受信する機器情報受信装置であって、 前記機器情報送信装置から、前記機器情報を本文に含む電子メールを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記電子メールの本文に含まれる前記機器情報のうち、11以上の自然数である基数NによるN進表記の文字列をアラビア数字の文字列に復号化する復号化手段と、を備える。
本発明に係る機器間通信システム、機器情報送信装置、及び機器情報受信装置によれば、通信量を抑制し、通信に係る費用を抑制することが可能となる。
実施の形態1に係る機器間通信システムの構成を示す模式図。 機器情報送信装置の構成を示すブロック図。 機器情報受信装置の構成を示すブロック図。 機器情報送信装置の動作の手順を示すフローチャート。 符号化される前の機器状態情報の一例を示す図。 符号化された後の機器状態情報の一例を示す図。 機器情報受信装置の動作の手順を示すフローチャート。 実施の形態2に係る機器情報送信装置によって生成された電子メールの構成を示す図。 符号化される前の機器状態情報の他の例を示す図。 符号化された後の機器状態情報の他の例を示す図。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
[機器間通信システムの構成]
図1は、実施の形態1に係る機器間通信システムの構成を示す模式図である。
本実施の形態に係る機器間通信システムは、機器を遠隔監視するために、機器から収集された情報を電子メールの形式で通信する。図1に示すように、機器間通信システム1は、監視対象の機器2と、各種センサ21,22,23,…と、機器情報送信装置3と、機器情報受信装置4と、分析用データベース5とを備えている。監視センターの機器情報受信装置4は複数の機器2からの電子メールを一括受信し、受信したデータをデータベース4に順次記録する。
機器2は、例えば、発電機、空気調和機、自動車、作業機械、工作機械である。機器2は、遠隔監視の対象となるものであれば、どのようなものであってもよい。
センサ21,22,23、…は、温度センサ、位置センサ、振動センサ、圧力センサ等であり、機器2の状態を定量的に検出する。センサ21,22,23,…は、機器2の状態に応じた検出値を数値データとしてデジタル出力するようになっている。
機器情報送信装置3は、機器2毎に設けられる。図2は、機器情報送信装置3の構成を示すブロック図である。機器情報送信装置3は、マイクロコンピュータ31と、入力部32と、通信部33とを備えている。
マイクロコンピュータ31は、入力部32及び通信部33を制御する。また、マイクロコンピュータ31は、後述するように入力部32から入力された情報を符号化し、電子メールを作成する。
入力部32は、センサ21,22,23に接続されており、センサ21,22,23の出力データを受け付けるようになっている。
通信部33は、有線LAN用の通信インタフェース、無線LAN用の通信インタフェース、携帯電話通信用の通信機等であり、LAN、携帯電話網等を通じてインターネット6(図1参照)に接続される。通信部33は、インターネット6を介して機器情報受信装置4へ電子メールを送信することができる。
再び図1を参照する。機器情報受信装置4及び分析用データベース5は、複数の機器2の保守・監視を行うための1つの施設である監視センターに設置される。監視センターは、機器2、センサ21,22,23,…、及び機器情報送信装置3から遠隔地にある。
図3は、機器情報受信装置4の構成を示すブロック図である。機器情報受信装置4は、コンピュータ40によって実現される。図3に示すように、コンピュータ40は、CPU411、ROM412、RAM413、ハードディスク414、及び通信インタフェース415を備えており、CPU411、ROM412、RAM413、ハードディスク414、及び通信インタフェース415は、バスによって接続されている。
CPU(Central Processing Unit)411は、RAM413にロードされたコンピュータプログラムを実行することが可能である。機器情報受信用のコンピュータプログラムである機器情報受信プログラム410を当該CPU411が実行することにより、コンピュータ40が機器情報受信装置4として機能する。
ROM(Read Only Memory)412には、CPU411に実行されるコンピュータプログラム及びこれに用いるデータ等が記録されている。
RAM(Random Access Memory)413は、ハードディスク414に記録されている機器情報受信プログラム410の読み出しに用いられる。また、CPU411がコンピュータプログラムを実行するときに、CPU411の作業領域として利用される。
ハードディスク414は、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラム等、CPU411に実行させるための種々のコンピュータプログラム及び当該コンピュータプログラムの実行に用いられるデータがインストールされている。機器情報受信プログラム410も、このハードディスク414にインストールされている。
機器情報受信プログラム410は、通信インタフェース415を使用して電子メールを受信し、受信した電子メールを復号化するためのものである。さらに詳しくは、機器情報受信プログラム410は、メールサーバプログラムを含んでいる。つまり、機器情報受信装置4は、メールサーバとしての機能を有する。また、機器情報送信装置3から送信される電子メールの宛先は、機器の状態監視用の予め設定された電子メールアドレス(以下、「監視用アドレス」という)であり、監視対象の機器毎に固有の監視用アドレスが割り当てられている。各監視用アドレスのメールボックス416は、ハードディスク414に設けられている。
通信インタフェース415は、他の機器との間で通信を行うためのインタフェースである。通信インタフェース415は、インターネット6を介して機器情報送信装置3から電子メールを受信する。また、通信インタフェース415は、監視センターの施設内LANを通じて分析用データベース5と通信可能に接続されている。
図1を再び参照する。分析用データベース5は、機器2の状態を示す情報(以下、「機器状態情報」という)を格納する。
監視センターの施設内LANには、分析用データベース5のデータ閲覧用コンピュータが接続されている。監視センターのオペレータは、データ閲覧用コンピュータを用いて分析用データベース5内の機器状態情報を閲覧することができる。
[機器間通信システムの動作]
まず、機器情報送信装置3の動作について説明する。図4は、機器情報送信装置3の動作の手順を示すフローチャートである。
機器情報送信装置3のマイクロコンピュータ31は、24時間毎のように定期的に、機器2の起動直後又はシャットダウン直前に、若しくは機器2に異常が生じた場合に、センサ21,22,23,…からの出力データを収集し、これらの出力データから機器状態情報を生成する(S101)。センサ21,22,23,…の出力データの収集結果である機器状態情報は、機器2の状態を反映している。
図5は、符号化される前の機器状態情報の一例を示す図である。図5に示す例は、定期的に生成される機器状態情報200であり、監視センターのオペレータに機器2の稼働状態を報告するためのものである。図5に示す機器状態情報200は、時系列にセンサの出力データが並んでいる。図において、センサ毎の出力データは、横方向に並んでいる。機器状態情報200は、US−ASCIIコードのテキストデータである。
機器状態情報200は、最上行が各列のデータの種類を示す説明情報201となっている。この説明情報201は、アルファベットの大文字及び小文字、並びに記号を含んでいる。
機器状態情報200において、2行目以降はアラビア数字の文字列を含む数値情報202である。各行において、センサ毎の出力データはカンマ「,」にて区切られており、CSV形式のデータとされている。
このような機器状態情報200からは、時系列での機器2の動作状態が把握される。
図4を再び参照する。マイクロコンピュータ31は、機器状態情報のうち、後述する符号化処理において注目する情報(以下、「符号化注目情報」という)を特定する(S102)。図5の例で説明すると、最上行の説明情報201は符号化の処理では無視され、2行目以降の数値情報202が符号化注目情報である。マイクロコンピュータ31には、「機器状態情報の2行目から最終行までを符号化注目情報とする」ことを示す設定値が予め記憶されている。マイクロコンピュータ31は、この設定値を用いて符号化注目情報を特定する。
次に、マイクロコンピュータ31は、特定された符号化注目情報に対して符号化処理を実行する(S103)。符号化処理には、次のような変換表が用いられる。
Figure 2016048510
上記の表は、基数を94とする位取り記数法による符号化に用いられる。表では、0乃至93の数値と、94個のUS−ASCIIの文字とが対応付けられている。符号化処理S103では、符号化注目情報の各アラビア数字が、対応するUS−ASCII文字に順次変換される。かかる符号化によって、符号化注目情報におけるアラビア数字の文字列がUS−ASCII文字による94進表記の文字列へと符号化される。
US−ASCIIは、7ビットの文字コードセットであり、全95文字から構成されている。95文字の中には、「スペース(空白)」が含まれる。本実施の形態における符号化では、「スペース」をデータの区切り記号として使用するため、「スペース」を除いた94文字を使用する。この94文字は、上記の表に示されたものである。このため、基数を94としている。
図5に示す機器状態情報が符号化された後の情報を図6に示す。説明情報201は符号化されていないため、符号化後の機器状態情報210の最上行は、符号化前の機器状態情報200と同じ説明情報201となる。また、符号化後の機器状態情報210の2行目以降の情報212は、アラビア数字の文字列が94進表記に符号化された情報である。
上述したような符号化処理では、10乃至93の2文字の数字が1文字のUS−ASCII文字へと変換される。したがって、符号化によりデータサイズが減少することになる。図5及び図6に示す例では、符号化前が2,249バイトであり、符号化後が1,487バイトであった。
再び図4を参照する。マイクロコンピュータ31は、符号化後の機器状態情報を用いて、電子メールを生成する(S104)。この電子メールでは、宛先が監視用アドレスとされ、本文が符号化後の機器状態情報とされる。
マイクロコンピュータ31は、生成された電子メールを送信し(S105)、処理を終了する。
次に、機器情報受信装置4の動作について説明する。図7は、機器情報受信装置4の動作の手順を示すフローチャートである。
機器情報受信装置4は、上述したようにメールサーバとしての機能を有している。機器情報受信装置4は、機器情報送信装置3によって送信された電子メールを受信する(S201)。
機器情報受信装置4のCPU411は、受信された電子メールの本文から、後述する復号化処理において注目する情報(以下、「復号化注目情報」という)を特定する(S202)。図6に示す例では、情報212が、復号化注目情報となる。
図6に示すように、符号化後の機器状態情報210の最上行は説明情報201である。この説明情報201には、アルファベットの大文字、小文字、及び記号が含まれているため、この部分を復号化すると、説明情報201がアラビア数字の文字列に変換されてしまう。よって、説明情報201は復号化処理において無視される。ハードディスク414には、「電子メール本文の2行目から最終行までを復号化注目情報とする」ことを示す設定値が予め記憶されている。CPU414は、この設定値を用いて復号化注目情報を特定する。
CPU411は、復号化注目情報に含まれる94進表記の文字列を復号化する(S203)。復号化には、上述した変換表が用いられる。この変換表は、ハードディスク414に記憶されている。また、復号化に用いられる基数も、ハードディスク414に記憶されており、CPU411は、この基数を用いて復号化を行う。復号化における基数は、符号化における基数と同じ94である。
復号化は、復号化注目情報の最初の文字列から順番に行われる。復号化注目情報に、変換表にない文字コードが含まれている場合、この文字コードは変換されない。例えば、復号化注目情報に「スペース」が含まれている場合、「スペース」は変換表にないため変換することができない。したがって、「スペース」は変換されることなく、「スペース」の次の文字列が復号化される。復号化注目情報の最後まで復号化を行うことにより、符号化前の機器状態情報が得られる。
CPU411は、復号化された機器状態情報を、分析用データベース5に格納し(S204)、処理を終了する。
なお、符号化及び復号化の基数は、94に限られない。US−ASCIIの文字数が95であるので、基数の上限は95となる。また、符号化するアラビア数字の文字列は10進表記であるため、10以下の基数では圧縮効果が得られない。このため、11以上95以下であれば任意の基数を設定することができる。しかし、高い圧縮率を得るためにはなるべく基数を大きくすることが好ましい。
例えば、機器状態情報200の数値が小数点を含んでいる場合、上記の変換表のうち、数値が0乃至91の範囲のみを用いて符号化を行えばよい。変換表において、数値92に対応するUS−ASCIIが「.(ピリオド)」であるため、このようにすれば符号化に「.」が用いられることがない。この場合、基数は92となる。したがって、電子メールの生成処理S104では、件名に基数92が指定される。件名において基数92が指定されれば、基数92によって復号化が行われる。このため、「.」が復号化の対象から除外され、正確に元の情報に逆変換される。
また、機器状態情報200の数値が負記号「−」を含んでいる場合、上記の変換表のうち、数値が0乃至90の範囲のみを用いて符号化を行えばよく、機器状態情報200の数値が正記号「+」を含んでいる場合、上記の変換表のうち、数値が0乃至89の範囲のみを用いて符号化を行えばよい。変換表において、数値91に対応するUS−ASCIIが「−(マイナス)」であるため、数値が0乃至90の範囲を使用すれば符号化に負記号が用いられることがない。この場合、基数は91となる。したがって、電子メールの生成処理S104では、件名に基数91が指定される。これにより、基数91によって複合化が行われ、「−」が復号化の対象から除外される。同様に、変換表において、数値90に対応するUS−ASCIIが「+(プラス)」であるため、数値が0乃至89の範囲を使用すれば符号化に正記号が用いられることがない。この場合、基数は90となる。したがって、電子メールの生成処理S104では、件名に基数90が指定される。これにより、基数90によって複合化が行われ、「+」が復号化の対象から除外される。
また、機器状態情報200の2行目以下に小文字のアルファベットとアラビア数字とを含んでいる場合、上記の変換表のうち、数値が0乃至63の範囲のみを用いて符号化を行えばよい。変換表において、数値64乃至89に対応するUS−ASCIIが小文字のアルファベットであるため、このようにすれば符号化に小文字のアルファベットが用いられることがない。この場合、基数は64となる。したがって、電子メールの生成処理S104では、件名に基数64が指定される。これにより、基数64によって複合化が行われ、小文字のアルファベットが復号化の対象から除外される。なお、基数を64にしなくとも、64未満の基数とすれば、小文字のアルファベットを符号化及び復号化の対象から除外することができる。例えば、基数を60に設定しても、小文字のアルファベットを符号化及び復号化の対象から除外することができる。この場合、変換表のうち符号化に使用されるのは、数値が0乃至59の範囲である。
以上のように構成したことにより、機器状態情報を圧縮して送信することができるので、通信量を抑制することができ、また、通信にかかる費用を抑制することができる。
本実施の形態で述べた符号化方法ではなく、公知のLZH形式の圧縮アルゴリズム(以下、「LZHアルゴリズム」という)及びZIP形式の圧縮アルゴリズム(以下、「ZIPアルゴリズム」という)によって機器状態情報のCSVファイルに圧縮処理を施し、圧縮後のファイルを電子メールに添付して送信することも考えられる。しかし、LZHアルゴリズムでは、圧縮前のファイルサイズが2Kbyte未満の場合に顕著に圧縮率(圧縮前のファイルサイズに対する圧縮後のファイルサイズの比率)が悪化し、75%以上という場合もある。ZIPアルゴリズムでも、圧縮前のファイルサイズが1Kbyte未満では、圧縮後のファイルサイズが元の75%以上という場合があった。これに対して、本実施の形態における符号化では、圧縮率は50乃至60%と良好であった。また、データサイズによって圧縮率が大きく変動することがなく、安定した圧縮率を確保することができた。
また、電子メールの添付ファイルとすると、Base64で符号化される場合があり、符号化後のファイルサイズは符号化前に比べて約1.33倍に増加する。したがって、上述した公知の圧縮アルゴリズムを使用して機器状態情報を圧縮したとしても、圧縮率が75%以上の場合には、添付ファイルのサイズが元のファイルサイズよりも大きくなってしまう。これに対して、本実施の形態に係る機器間通信システム1では、符号化により確実にデータサイズを低減することができる。
また、組み込み型のマイクロコンピュータ31は、低コスト、省スペース、省電力、耐環境性が必要であることから演算処理能力が高くなく、メモリ容量も小さい。その一方、機器の遠隔監視では、機器の状態をリアルタイムに報告することが重要であるが、マイクロコンピュータの演算処理に多くの時間を要すると、リアルタイム性を確保できなくなる。したがって、マイクロコンピュータにLZHアルゴリズム又はZIPアルゴリズムのような複雑な処理を実行させることは現実的ではない。
これに対して、本実施の形態で述べた符号化方法は、変換表にしたがってアラビア数字の文字列をUS−ASCIIの文字列へと変換するという簡易な処理であり、演算処理能力の低いマイクロコンピュータでも短時間で符号化を行うことができる。
(実施の形態2)
本実施の形態に係る機器間通信システムの構成は、実施の形態1に係る機器間通信システムの構成と同様であるので、同一構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態に係る機器情報送信装置3の動作は、実施の形態1に係る機器情報送信装置3の動作のうち、電子メールの生成処理S104において異なり、これ以外は同様である。このため、電子メールの生成処理S104以外の動作については、説明を省略する。
電子メールの生成処理S104では、マイクロコンピュータ31は、復号化に用いられる基数94と、復号化の対象情報の位置を指定する情報とを件名に含む電子メールを生成する。
図8は、本実施の形態に係る機器情報送信装置3によって生成された電子メールの構成を示す図である。電子メール300は、ヘッダ部310と、本文320とを含む。本文320は、実施の形態1で説明したものである。
ヘッダ部310は、宛先欄311と、件名欄312とを含む。宛先欄311には、監視用アドレスが挿入される。図8に示す例では、件名欄312に、「140701_N94_L2_10」の文字列が挿入されている。
件名冒頭の「140701」は報告の日付を示している。次の「N94」は、基数が94であることを示している。次の「L2_10」は、復号化注目情報が本文の2行目から始まり、10行目で終わることを示している。
次に、機器情報受信装置4の動作について説明する。本実施の形態に係る機器情報受信装置4の動作は、実施の形態1に係る機器情報受信装置4の動作のうち、復号化注目情報の特定処理S202及び復号化処理S203において異なり、これ以外は同様である。このため、復号化注目情報の特定処理S202及び復号化処理S203以外の動作については、説明を省略する。
復号化注目情報の特定処理S202では、CPU411は、受信された電子メールの件名において指定される復号化注目情報の位置から、電子メール本文の復号化注目情報を特定する。図8に示す例では、CPU411が「L2_10」の情報から、本文の2行目から10行目までを復号化注目情報として特定する。
復号化処理S203では、CPU411は、受信された電子メールの件名において指定される基数を用いて、復号化注目情報に含まれる基数NによるN進表記の文字列を復号化する。図8に示す例では、CPU411が「N94」の情報から、基数を94と特定し、復号化処理を行う。
(実施の形態3)
本実施の形態に係る機器間通信システムの構成は、実施の形態1に係る機器間通信システムの構成と同様であるので、同一構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態に係る機器情報送信装置3の動作は、実施の形態1に係る機器情報送信装置3の動作のうち、符号化注目情報の特定処理S102及び符号化処理S103において異なり、これ以外は同様である。このため、符号化注目情報の特定処理S102及び符号化処理S103以外の動作については、説明を省略する。
図9は、符号化される前の機器状態情報の他の例を示す図である。図9に示す例は、機器2に異常が発生したときに収集される機器状態情報220であり、監視センターのオペレータに機器2の異常の発生を通知し、また異常発生時における機器2の状態を報告するためのものである。
図9に示す機器状態情報220は、第1データ領域221及び第2データ領域222を有している。機器状態情報220の最上行は異常発生の日付を示す説明情報223である。説明情報223は、アルファベットの大文字及び小文字を含む。2行目は、第1データ領域221に含まれる情報の収集時刻、エラーコード等を示す説明情報224である。説明情報224は、アルファベットの大文字及び小文字を含む。
第1データ領域221は、機器状態情報220の3行目乃至7行目の領域である。第1データ領域221には、エラー発生直後に各センサ21,22,23,…から収集された出力データが含まれる。第1データ領域221に含まれる数値データは、アラビア数字による正の整数の文字列のみから構成される。
第1データ領域221の後の8行目は、空行とされる。
9行目は、第2データ領域222に含まれる情報が機器2の状態を示すものであることを説明する説明情報225である。説明情報225は、アルファベットの大文字及び小文字を含む。
第2データ領域222は、機器状態情報220の10行目乃至13行目の領域である。第2データ領域222には、エラー発生直後又は直前にセンサ21,22,23,…から収集された出力データが編集、集計、又は加工された情報が含まれる。第2データ領域222の情報は、項目名を示す小文字のアルファベットの文字列と、項目名に対応する数値データとから構成される。数値データは、アラビア数字、負記号及び小数点を含んでいる。
符号化注目情報の特定処理S102では、マイクロコンピュータ31は、上記のように機器2の状態を示す数値情報を含む領域が複数存在する場合に、それぞれの領域の情報を符号化注目情報として特定する。
図9の例で説明すると、説明情報223,224,225は符号化処理において無視され、第1データ領域221の情報及び第2データ領域222の情報が符号化注目情報である。この処理では、例えば特定のキーワード「ErrorM23」、「Data Dump」、「Machine Status」等がマイクロコンピュータ31に予め記憶されており、マイクロコンピュータ31が機器状態情報からキーワードを認識し、キーワードが見つかった次の行から符号化注目情報が始まるとされる。また、符号化注目情報が始まってから最初の空行の直前行を、符号化注目情報の最終行とされる。
符号化注目情報は、1つの機器状態情報の中に1つだけ含まれるとは限られない。したがって、上記のような探索は、機器状態情報の1行目から最終行までに対して実施される。これにより、全ての符号化注目情報が特定される。
符号化処理S103では、マイクロコンピュータ31が符号化に用いられる基数を選択し、選択された基数により符号化を行う。この処理では、必要に応じて、複数の基数が選択される場合もある。
符号化処理について図9の例を用いて具体的に説明する。マイクロコンピュータ31は、第1データ領域221の情報の符号化については、基数として94を選択する。これは、第1データ領域221の情報が正の整数のみから構成される数値データであるからである。また、マイクロコンピュータ31は、第2データ領域222の情報の符号化については、基数として60を選択する。これは、第2データ領域222の情報にアルファベットの小文字が含まれるからである。
第1データ領域221の情報が正の整数のみから構成されること、第2データ領域222の情報がアルファベットの小文字を含むこと、というデータの特徴は、マイクロコンピュータ31により自動的に認識される。これは、例えば上記のようなキーワードに関連づけたルールにより認識することができる。例えば、「ErrorM23」、「Data Dump」の文字列の次の行には、正の整数のみから構成される数値データが続くことがルールとして定められており、「Machine Status」の文字列の次の行には、アルファベットの小文字と数値とを含む情報が続くことがルールとして定められていれば、かかるルールを用いてマイクロコンピュータ31が上記のデータの特徴を認識することができる。また、別の方法によってデータの特徴を認識することもできる。例えば、マイクロコンピュータ31が第1データ領域221、第2データ領域222内のデータを探索し、アルファベットの小文字、記号等が含まれているか否かを判断することによって、データの特徴を認識することも可能である。
図9に示す機器状態情報が符号化された後の情報を図10に示す。説明情報223,224,225は符号化において無視されるため、符号化後の機器状態情報230の最上行は、符号化前の機器状態情報220と同じ説明情報223となり、2行目は、符号化前の機器状態情報220と同じ説明情報224となる。
符号化後の機器状態情報230の3行目には、復号化注目情報の開始位置を識別するための識別部233が挿入される。4行目乃至8行目は、第1データ領域231であり、基数94によりアラビア数字の文字列が符号化された情報が含まれる。この第1データ領域231の情報が、復号化注目情報となる。識別部233は、次行に続く第1データ領域231の情報を復号化するための基数を指定する情報を含む。図9に示す例では、識別部233が「#94」の文字列とされる。「#」は、この行の情報が識別部であることを示す標識であり、「94」は指定する基数を示している。
符号化後の機器状態情報230の9行目には、復号化注目情報の終了位置を識別するための識別部234が挿入される。図9に示す例では、復号化注目情報の終了位置を識別するための識別部が「#00」の文字列とされる。
符号化後の機器状態情報230の10行目は空行であり、11行目は符号化前の機器状態情報220と同じ説明情報225となる。
符号化後の機器状態情報230の12行目には、復号化注目情報の開始位置を識別するための識別部235が挿入される。13行目乃至16行目は、第2データ領域232であり、基数60によりアラビア数字の文字列が符号化された情報が含まれる。この第2データ領域232の情報も、復号化注目情報となる。識別部235は、次行に続く第2データ領域232の情報を復号化するための基数を指定する情報を含む。図9に示す例では、識別部235が「#60」の文字列とされる。「#」は、この行の情報が識別部であることを示す標識であり、「60」は指定する基数を示している。
符号化後の機器状態情報230の17行目には、2つめの復号化注目情報の終了位置を識別するための識別部236が挿入される。図9に示す例では、識別部236が「#00」の文字列とされる。
なお、図10では、識別部、及び符号化された情報を太字で示している。
次に、機器情報受信装置4の動作について説明する。本実施の形態に係る機器情報受信装置4の動作は、実施の形態1に係る機器情報受信装置4の動作のうち、復号化注目情報の特定処理S202及び復号化処理S203において異なり、これ以外は同様である。このため、復号化注目情報の特定処理S202及び復号化処理S203以外の動作については、説明を省略する。
復号化注目情報の特定処理S202では、CPU411は、受信された電子メールの本文から識別部を検出することにより復号化注目情報を特定する。図9に示す例では、CPU411が本文中の識別部233及び234を検出し、識別部233及び234の間の第1データ領域231の情報を復号化注目情報として特定する。また同様に、CPU411が本文中の識別部235及び236を検出し、識別部235及び236の間の第2データ領域232の情報を復号化注目情報として特定する。
復号化処理S203では、CPU411は、復号化注目情報の開始を識別するための識別部において指定される基数を用いて、復号化注目情報を復号化する。図9に示す例では、CPU411が、第1データ領域231の開始を示す識別部233から、指定される基数94を特定し、第1データ領域231の復号化注目情報に含まれるUS−ASCIIの文字列を復号化する。また、CPU411が、第2データ領域232の開始を示す識別部235から、指定される基数60を特定し、第2データ領域232の復号化注目情報に含まれるUS−ASCIIの文字列を復号化する。
以上のように構成することにより、正の整数のみを含む情報、アルファベットの小文字と数値とを含む情報、アルファベットと特定の記号とを含む情報など、複数の種類の情報が混在している場合でも、情報に含まれる文字の種類に応じて基数を設定し、適切に符号化及び複合化を行うことが可能となる。
(その他の実施の形態)
なお、上述した実施の形態1乃至3においては、機器情報送信装置3を組み込み型のマイクロコンピュータ31を備え、これによって符号化、電子メールの生成等の処理を行う構成について述べたが、これに限定されるものではない。機器情報送信装置3を汎用のコンピュータによって構成することも可能である。
また、上述した実施の形態1乃至3においては、機器情報受信装置4を汎用のコンピュータによって構成することについて述べたが、これに限定されるものではない。機器情報受信装置4が組み込み型マイクロコンピュータを備える構成とし、このマイクロコンピュータによって復号化等の処理を行う構成とすることもできる。
また、上述した実施の形態1乃至3においては、機器情報受信装置4をメールサーバとする構成について述べたが、これに限定されるものではない。パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等により機器情報受信装置4を構成し、機器情報受信装置4がMUA(Mail User Agent)ソフトウェアによって電子メールを受信し、受信した電子メールの本文の情報を復号化する構成とすることも可能である。また、この場合において、分析用データベース5に機器状態情報を登録するのではなく、復号化した機器状態情報を機器情報受信装置4の表示部に表示して、ユーザが確認する構成とすることも可能である。
また、上述した実施の形態2においては、電子メールの件名において、基数及び復号化注目情報の位置を指定する構成について述べたが、これに限定されるものではない。電子メールの本文の特定位置に基数及び復号化注目情報の位置を指定する情報を挿入したり、電子メールの本文中に、特定の標識と共に、基数及び復号化注目情報の位置を指定する情報を挿入したりすることができる。機器情報受信装置において、基数及び復号化注目情報の位置を指定する情報を検出するルールを設定するなどして、これを検出可能とすればよい。
また、基数及び複合化対象情報の位置の両方ではなく、いずれか一方を指定する情報を電子メールに含めることも可能である。この場合、指定されていない方の情報は、聞き情報送信装置3及び機器情報受信装置4の両方において予め設定しておけばよい。これにより、電子メールに含まれる情報から基数及び複合化対象情報の位置の一方を特定し、他方を設定値から特定して、複合化を行うことができる。
また、上述した実施の形態1乃至3においては、上記の変換表によって符号化及び復号化を行う構成について述べたが、数字と文字とが対応付けられた変換表であれば、上記の変換表に限定されない。
本発明の機器間通信システム、機器情報送信装置、及び機器情報受信装置は、機器間で情報を通信するための機器間通信システム、機器情報送信装置、及び機器情報受信装置等として有用である。
1 機器間通信システム
2 機器
3 機器情報送信装置
4 機器情報受信装置
21,22,23 センサ
31 マイクロコンピュータ
40 コンピュータ
200 機器状態情報
201 説明情報
202 数値情報
210 機器状態情報
212 符号化情報
300 電子メール
320 本文
410 機器情報受信プログラム
411 CPU

Claims (12)

  1. 機器から収集された情報に基づく機器情報を送信する機器情報送信装置と、
    前記機器情報送信装置から送信された機器情報を受信する機器情報受信装置と、
    を備え、
    前記機器情報送信装置は、
    前記機器情報に含まれるアラビア数字の文字列を11以上の自然数である基数NによるN進表記の文字列に符号化する符号化手段と、
    前記符号化手段による符号化後の前記機器情報を本文に含む電子メールを生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された前記電子メールを送信する送信手段と、
    を具備し、
    前記機器情報受信装置は、
    前記機器情報送信装置から送信された前記電子メールを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記電子メールの本文に含まれる前記N進表記の文字列を前記アラビア数字の文字列に復号化する復号化手段と、
    を具備する、
    機器間通信システム。
  2. 前記符号化手段は、前記機器情報に含まれるアラビア数字の文字列を、アラビア数字とアラビア数字以外の文字とから構成された文字セットにより表現された前記N進表記の文字列に符号化するように構成されている、
    請求項1に記載の機器間通信システム。
  3. 前記符号化手段は、前記機器情報がアラビア数字の文字列とアラビア数字以外の特定の文字とから構成される場合、前記機器情報に含まれるアラビア数字の文字列を、アラビア数字と前記特定の文字とは異なるアラビア数字以外の文字とから構成された文字セットにより表現された前記N進表記の文字列に符号化するように構成されている、
    請求項1に記載の機器間通信システム。
  4. 前記符号化手段は、前記機器情報が正記号又は負記号を含む場合、前記機器情報に含まれるアラビア数字の文字列を、前記特定の文字として正記号又は負記号を含まない前記文字セットにより表現された前記N進表記の文字列に符号化するように構成されている、
    請求項3に記載の機器間通信システム。
  5. 前記符号化手段は、前記機器情報が大文字又は小文字のアルファベットを含む場合、前記機器情報に含まれるアラビア数字の文字列を、前記特定の文字として前記大文字又は小文字のアルファベットを含まない前記文字セットにより表現された前記N進表記の文字列に符号化するように構成されている、
    請求項3に記載の機器間通信システム。
  6. 前記生成手段は、符号化に用いられる前記基数Nを指定する指定部を含む前記電子メールを生成するように構成されており、
    前記復号化手段は、前記電子メールに含まれる前記指定部によって指定される前記基数Nに基づいて、前記N進表記の文字列を前記アラビア数字の文字列に復号化するように構成されている、
    請求項1乃至5の何れかに記載の機器間通信システム。
  7. 前記生成手段は、前記本文における復号化の開始位置及び終了位置を指定する指定部を含む前記電子メールを生成するように構成されており、
    前記復号化手段は、前記電子メールに含まれる前記指定部によって指定される前記開始位置から前記終了位置までの間に含まれる情報を前記アラビア数字の文字列に復号化するように構成されている、
    請求項1乃至6の何れかに記載の機器間通信システム。
  8. 前記符号化手段は、前記アラビア数字の文字列を、第1の基数N1によるN1進表記の文字列と、前記第1の基数N1とは異なる第2の基数N2によるN2進表記の文字列とに選択的に符号化することが可能であるように構成されており、
    前記復号化手段は、前記N1進表記の文字列を前記アラビア数字の文字列に復号化し、前記N2進表記の文字列を前記アラビア数字の文字列に復号化することが可能であるように構成されている、
    請求項1乃至7の何れかに記載の機器間通信システム。
  9. 前記符号化手段は、前記機器情報に含まれる第1情報がアラビア数字のみから構成され、前記機器情報に含まれる前記第1情報とは異なる第2情報がアラビア数字とアラビア数字以外の文字とから構成される場合に、前記第1情報を前記N1進表記の文字列に符号化し、前記第2情報を前記第1の基数N1よりも小さい前記第2の基数N2による前記N2進表記の文字列に符号化するように構成されている、
    請求項8に記載の機器間通信システム。
  10. 前記生成手段は、前記本文における前記N1進表記の文字列の開始位置に、前記基数N1を指定する第1開始識別部が、前記N1進表記の文字列の終了位置に、第1終了識別部が、前記N2進表記の文字列の開始位置に、前記基数N2を指定する第2開始識別部が、前記N2進表記の文字列の終了位置に、第2終了識別部が挿入された前記電子メールを生成するように構成されており、
    前記復号化手段は、前記本文に含まれる前記第1開始識別部と前記第1終了識別部との間の情報を、前記第1開始識別部によって指定される前記基数N1に基づいて復号化し、前記本文に含まれる前記第2開始識別部と前記第2終了識別部との間の情報を、前記第2開始識別部によって指定される前記基数N2に基づいて復号化するように構成されている、
    請求項8又は9に記載の機器間通信システム。
  11. 機器から収集された情報に基づく機器情報を、機器情報受信装置へ送信する機器情報送信装置であって、
    前記機器情報に含まれるアラビア数字の文字列を11以上の自然数である基数NによるN進表記の文字列に符号化する符号化手段と、
    前記符号化手段による符号化後の前記機器情報を本文に含む電子メールを生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された前記電子メールを送信する送信手段と、
    を備える、
    機器情報送信装置。
  12. 機器から収集された情報に基づく機器情報を、機器情報送信装置から受信する機器情報受信装置であって、
    前記機器情報送信装置から、前記機器情報を本文に含む電子メールを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記電子メールの本文に含まれる前記機器情報のうち、11以上の自然数である基数NによるN進表記の文字列をアラビア数字の文字列に復号化する復号化手段と、
    を備える、
    機器情報受信装置。
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