JP2006198807A - 画像形成装置、エラー情報管理方法、エラー情報管理プログラム及びそれを記録した情報記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像形成動作中に発生するエラーの情報が装置の再起動によるエラー回復動作中に発生するエラーの情報によって書き換えられるのを防止しようとする。
【解決手段】 画像形成装置に発生する各種エラーのエラー情報を記憶する第1のエラー記録領域2A及び第2のエラー記憶領域2Bを含むエラー記憶領域2を不揮発性メモリ1に予め設定させ、検知部で検知され、画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーのエラー情報をそれぞれ区別して上記第1及び第2のエラー記憶領域2A,2Bに順次記憶させ、エラー情報の管理をさせる。
【選択図】 図2
【解決手段】 画像形成装置に発生する各種エラーのエラー情報を記憶する第1のエラー記録領域2A及び第2のエラー記憶領域2Bを含むエラー記憶領域2を不揮発性メモリ1に予め設定させ、検知部で検知され、画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーのエラー情報をそれぞれ区別して上記第1及び第2のエラー記憶領域2A,2Bに順次記憶させ、エラー情報の管理をさせる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、入力される画像情報に基づいて画像形成する画像形成装置、エラー情報管理方法、エラー情報管理プログラム及びそれを記録した情報記憶媒体に関し、詳しくは、画像形成動作中に発生するエラーの情報が装置の再起動によるエラー回復動作中に発生するエラーの情報によって書き換えられるのを防止しようとする画像形成装置、エラー情報管理方法、エラー情報管理プログラム及びそれを記録した情報記憶媒体に係るものである。
従来の画像形成装置は、発生状況に応じて、画像形成動作は中断するがエラーの原因を取除くことによって正常状態に回復させることができる第1の形態のエラー、画像形成動作を中断してメンテナンスによらなければ正常に回復させることができない第2の形態のエラー、画像形成動作を中断することのないエラーであって、操作や設定の変更で正常な画像形成が可能となる第3の形態のエラーに分類されるエラーのうち、第3の形態のエラーのエラー情報を記憶手段に順次記憶するものとなっている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の画像形成装置は、エラー情報を不揮発性メモリに定期的に記憶するものとなっている(例えば、特許文献2参照)
特開平10−24645号公報
特開2000−190597号公報
しかし、このような従来の画像形成装置においては、エラー情報を記憶手段に記憶するようにしたものであるが、画像形成動作中に発生するエラーのエラー情報と、装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーのエラー情報とを区別して、各エラー情報を記憶手段に記憶させるものとなっていなかった。
ここで、図4に示すように、記憶手段としての例えば不揮発性メモリ1に、例えば八つのエラー情報を記憶できるエラー記憶領域2が確保されており、このエラー記憶領域2に各エラー情報が順次記憶されるようになっている場合について考える。この場合、画像形成動作中に発生した発生順1番目〜3番目のエラーのエラー情報が上記エラー記憶領域2のログ0〜2まで記憶された状態で、例えば紙詰まりのエラーが発生したとき、ユーザが詰まった紙を取除かないまま、電源スイッチのオン/オフ操作を繰り返して再起動することによりエラー回復動作を実行した場合には、紙詰まりのエラーがその都度発生する。そして、そのエラー情報は、上記エラー記憶領域2のログ3以降のエリアに順次記憶されることになる。
この場合、上記再起動によるエラー回復動作によって発生する発生順4番目〜8番目のエラーのエラー情報でもってログ3〜7が埋められてしまったときには、上記エラー回復動作時に発生する9番目の最新のエラー情報は、ログ0に戻って、既に記憶されている画像形成動作中に発生した1番目のエラーのエラー情報、例えば紙詰まりの位置や、何枚の紙が過去に印刷されていたか等を上書きして消失させてしまう虞がある。そのため、メンテナンスの際にエラーの発生履歴が確認できなくて、速やかにエラーの回復処置ができない虞がある。
また、上記問題を回避するためには、記憶手段にエラー情報を記憶する広い領域を確保すればよいが、この場合、エラー情報管理のためのメモリ容量が増す問題がある。
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、画像形成動作中に発生するエラーの情報が装置の再起動によるエラー回復動作中に発生するエラーの情報によって書き換えられるのを防止しようとする画像形成装置、エラー情報管理方法、エラー情報管理プログラム及びそれを記録した情報記憶媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による画像形成装置は、入力される画像情報に基づいて画像形成する画像形成装置であって、少なくとも画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーを検出する検知部と、該検知部で検出された前記複数種類のエラーのエラー情報を予め設定されたエラー記憶領域に順次記憶する記憶手段と、前記複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して前記記憶手段のエラー記憶領域に記憶させる指令を出す実行指令部とを備えたものである。
このような構成により、検知部で少なくとも画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーを検出し、実行指令部で記憶手段に予め設定されたエラー記憶領域に上記複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して記憶させる指令を出し、記憶手段で上記複数種類のエラーのエラー情報を順次記憶する。
また、本発明による画像形成装置のエラー情報管理方法は、入力される画像情報に基づいて画像形成する画像形成装置のエラー情報管理方法であって、前記画像形成装置に発生する各種エラーのエラー情報を記憶するエラー記憶領域を記憶手段に予め設定するステップと、少なくとも画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーを検知部で検出するステップと、該検知部で検出された複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して前記記憶手段のエラー記憶領域に順次記憶するステップとを実行するものである。
このような方法により、画像形成装置に発生する各種エラーのエラー情報を記憶するエラー記憶領域を記憶手段に予め設定し、少なくとも画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーを検知部で検出し、該検知部で検出された複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して前記記憶手段のエラー記憶領域に順次記憶する、エラー情報の管理をする。
さらに、本発明によるエラー情報管理プログラムは、入力される画像情報に基づいて画像形成する画像形成装置のエラー情報管理プログラムであって、前記画像形成装置に発生する各種エラーのエラー情報を記憶するエラー記憶領域を記憶手段に予め設定するステップと、検知部で検知され、少なくとも画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーを含む複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して前記記憶手段のエラー記憶領域に順次記憶するステップとを実行させるものである。
このようなプログラムにより、画像形成装置に発生する各種エラーのエラー情報を記憶するエラー記憶領域を記憶手段に予め設定させ、検知部で検知され、少なくとも画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーを含む複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して記憶手段に順次記憶させ、エラー情報の管理をさせる。
そして、本発明によるエラー情報管理プログラムを記録した情報記憶媒体は、入力される画像情報に基づいて画像形成する画像形成装置に発生する各種エラーのエラー情報を記憶するエラー記憶領域を記憶手段に予め設定するステップと、検知部で検出され、少なくとも画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーを含む複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して前記記憶手段のエラー記憶領域に順次記憶するステップとを実行させるエラー情報管理プログラムを記録したものである。
このような情報記憶媒体により、記録されたエラー情報管理プログラムで入力される画像情報に基づいて画像形成する画像形成装置に発生する各種エラーのエラー情報を記憶するエラー記憶領域を記憶手段に予め設定させ、検知部で検出され、少なくとも画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーを含む複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して記憶手段に順次記憶させる。
請求項1及び6〜8に係る発明によれば、画像形成装置に発生する複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して記憶手段に記憶するものとしたことにより、記憶手段に既に記憶されている例えば画像形成動作中に発生したエラーのエラー情報が他の種類のエラー情報、例えば装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーのエラー情報によって上書きされて消失してしまう虞がない。したがって、メンテナンスの際に、画像形成動作中に発生したエラーのエラー情報に基づいてエラーの発生履歴を確認することができ、速やかにエラー回復処置を行うことができる。
また、請求項2に係る発明によれば、複数種類のエラーのエラー情報に対応して記憶手段に個別のエラー記憶領域を設定するものとしたことにより、該個別のエラー記憶領域に上記複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して記憶させることができる。したがって、例えば画像形成動作中に発生したエラーのエラー情報が装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーのエラー情報によって書き換えられるのを防止することができる。
さらに、請求項3に係る発明によれば、少なくとも画像形成動作中に発生するエラーのエラー情報に上書禁止コードを付し、記憶手段のエラー記憶領域に記憶させるようにしたことにより、少なくとも画像形成動作中に発生するエラーのエラー情報を他の種類のエラーのエラー情報と区別して記憶手段に記憶することができる。したがって、少なくとも画像形成動作中に発生したエラーのエラー情報が例えば装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーのエラー情報によって書き換えられるのを防止することができる。また、エラー情報を記憶するエラー記憶領域を広げる必要が無く、メモリ容量の増加を抑制することができる。
さらにまた、請求項4に係る発明によれば、実行指令部を複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して記憶手段のエラー記憶領域に記憶させる指令を出すエラー情報管理プログラムを記録した情報記録媒体としたことにより、プログラムの内容を変更した情報記憶媒体に容易に差し替えることができる。したがって、エラー情報の管理方法を容易に変更することができる。
そして、請求項5に係る発明によれば、記憶手段を不揮発性メモリとしたことにより、装置を小型化することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による画像形成装置の実施形態を示すブロック図である。この画像形成装置は、入力される画像情報に基づいて画像形成するものであり、印画部3と、検知部4と、不揮発性メモリ1と、ROM5と、操作部6と、制御部7とからなる。
上記印画部3は、入力する画像情報に基づいて図示省略のヘッド部を駆動して、移送される記録紙に印画を行うものであり、例えば、発熱素子を複数配設したサーマルヘッドを備えて、サーマルヘッドとプラテンローラとの間に装着されたインクリボンと、プラテンローラの外周面に沿って移送される記録紙とをサーマルヘッドでプラテンローラに押し当てて、上記発熱素子で発生する熱エネルギーをインクリボンの昇華性染料に付与し、染料を昇華させて記録紙に転写させて印画するようになっている。
上記検知部4は、装置の内部状態を示す内部情報を検知するものであり、例えばサーマルヘッドの発熱量、印画枚数、紙詰まり及び紙詰まりの位置、インクリボンの残量又は各構成部品の故障等、メンテナンス情報を含む少なくとも画像形成動作中及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生する複数種類のエラーを検知するようになっている。なお、以下の説明においては、検知部4で検出して管理するエラーは、画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーの二種類のエラーに絞って行う。
上記不揮発性メモリ1は、上記二種類のエラーのエラー情報を順次記憶する記憶手段となるものであり、例えばEEPROM等である。そして、図2(a)に示すように、エラー情報を記憶するエラー記憶領域2が確保されている。また、このエラー記憶領域2は、同図(b)に示すように、画像形成動作中に発生するエラーのエラー情報を記憶する第1のエラー記憶領域2Aと、装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーのエラー情報を記憶する第2のエラー記憶領域2Bとに区分けされている。
上記ROM5は、上記不揮発性メモリ1に上記第1及び第2のエラー記憶領域2A,2Bを予め設定させると共に、上記二種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して上記第1及び第2のエラー記憶領域2A,2Bに順次記憶させてエラー情報の管理を実行させる実行指令部となるものであり、上記二種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して不揮発性メモリ1のエラー記憶領域2に記憶させる指令を出すエラー情報管理プログラムを記録した例えばCD−ROM等の情報記憶媒体である。または、上記プログラムをメモリに記憶させたものであってもよい。
上記操作部6は、電源スイッチや、色合い又は色の濃淡、印画枚数、印画倍率等の内部状態の設定を変更する設定ボタン等を備えたものである。
上記印画部3と、検知部4と、不揮発性メモリ1と、ROM5と、操作部6とには、制御部7が接続して設けられている。この制御部7は、ROM5に記録されたエラー情報管理プログラムの実行指令に従って、図2(b)に示すように上記不揮発性メモリ1に画像形成動作中に発生するエラーのエラー情報を記憶するための第1のエラー記憶領域2Aと、装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーのエラー情報を記憶するための第2のエラー記憶領域2Bとを設定し、上記検知部4で検知された上記二種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して上記第1のエラー記憶領域2Aと第2のエラー記憶領域2Bとに順次記憶させるものである。なお、制御部7に接続して表示部(図示省略)を備え、上記エラー情報を該表示部に簡易的に表示させるようにしてもよい。
次に、このように構成された画像形成装置の動作及びエラー情報管理方法について、図3のフローチャートを参照して説明する。なお、この実施形態においては、上記エラー情報の管理は、ROM5に記録されたエラー情報管理プログラムの実行指令に従って、制御部7を駆動して行うものである。
先ず、ステップS1において、制御部7は、上記エラー情報管理プログラムの実行指令に従って、図2(b)に示すように不揮発性メモリ1に画像形成動作中に発生するエラーのエラー情報を記憶するための第1のエラー記憶領域2Aと、装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーのエラー情報を記憶するための第2のエラー記憶領域2Bとを設定する。
先ず、ステップS1において、制御部7は、上記エラー情報管理プログラムの実行指令に従って、図2(b)に示すように不揮発性メモリ1に画像形成動作中に発生するエラーのエラー情報を記憶するための第1のエラー記憶領域2Aと、装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーのエラー情報を記憶するための第2のエラー記憶領域2Bとを設定する。
ステップS2においては、検知部4が例えば紙詰まりの装置異常を検知すると、制御部7は、検知部4の検知出力に基づいて上記装置異常のエラー情報を取得する。
ステップS3において、制御部7は、上記エラー情報管理プログラムの実行指令に従って、上記エラー情報が画像形成動作中に発生したエラーに係るものか、装置の再起動時に発生したエラーに係るものかを区別する。
ステップS4において、制御部7は、上記区別されたエラー情報が画像形成動作中に発生したエラーか否かを判定する。ここで、“YES”となった場合には、ステップS5に進む。
ステップS5においては、例えば紙詰まり及び紙詰まりの位置や、何枚の紙が過去に印刷されていたか等の発生順1番目のエラーのエラー情報を不揮発性メモリ1の第1のエラー記憶領域2Aに設けられたログ0(図2(b)参照)に記憶する。
次に、ステップS6において、制御部7は、上記第1のエラー記憶領域2Aに設けられたログ0〜3の全てのログが画像形成動作中に発生したエラーのエラー情報で埋まっているか否かを判定する。ここで、制御部7が“NO”と判定した場合には、ステップS2に戻って、全てのログが埋まるまでステップS2〜S6を実行し、ステップS5において上記エラー情報をログ0〜3に順次に記憶する。なお、図2(b)は、第1のエラー記憶領域2Aのログ0〜2に画像形成動作中に発生した発生順1番目〜3番目のエラーのエラー情報が記憶された状態を示している。
ここで、継続して使用されることにより画像形成動作中に発生したエラーのエラー情報が蓄積されて、図2に示す第1のエラー記憶領域2Aに設けられたログ0〜3の全てが上記エラー情報で埋め尽くされてしまう場合がある。この場合は、ステップS6において、制御部7は、“YES”と判定してステップS7に進む。
ステップS7においては、第1のエラー記憶領域2Aの中で最も古いエラー情報を記憶するログを最新のエラー情報で順番に上書きしていく。そして、メンテナンスの際にサービスマンが図示省略のリセットボタンを操作するまでステップS2〜S7が繰返し実行される。
一方、ステップS4において、制御部7が“NO”と判定した場合には、上記検知部4で検出されたエラーは、ユーザが例えば詰まった紙を取除かないまま、操作部6の電源スイッチをオフ及びオン操作して装置を再起動してエラー回復動作を行ったことにより発生した紙詰まりエラーであるから、この場合は、ステップS8に進む。
ステップS8においては、図2(b)に示すように発生順4番目のエラーである上記紙詰まりのエラーのエラー情報を不揮発性メモリ1のエラー記憶領域2に設けられた第2のエラー記憶領域2Bのログ0’に記憶する。
次に、ステップS9において、制御部7は、上記第2のエラー記憶領域2Bに設けられたログ0’〜3’の全てのログがエラー回復動作時に発生したエラーのエラー情報で埋まっているか否かを判定する。ここで、制御部7が“NO”と判定した場合には、ステップS2に戻って、全てのログが埋まるまでステップS2〜S9を実行する。
ここで、ユーザが例えば詰まった紙を取除かないまま、電源のオン/オフ操作を繰り返して再起動によるエラー回復動作を繰返し実行した場合には、紙詰まりのエラーがその都度発生し、図2(b)に示す発生順5番目〜7番目のエラーのエラー情報が第2のエラー記憶領域2Bに設けられたログ1’〜3’に順次記憶される。そして、発生順4番目〜7番目の紙詰まりのエラーでもって第2のエラー記憶領域2Bの全てのログ(ログ0’〜3’)が埋め尽くされてしまう場合がある。この場合は、ステップS9において、制御部7は、“YES”と判定してステップS10に進む。
ステップS10においては、第2のエラー記憶領域2Bの中で最も古いエラーのエラー情報(例えば、図2(b)に示す発生順4番目と5番目のエラー)を記憶するログ(ログ0’と1’)を最新のエラーのエラー情報(例えば、同図(b)に示す発生順8番目と9番目のエラー)で順番に上書きしていく。以後、メンテナンスの際にサービスマンが図示省略のリセットボタンを操作するまでステップS2〜S10が繰返し実行される。
なお、上記実施形態においては、画像形成動作中に発生するエラーのエラー情報と、装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーのエラー情報とを区別して、それぞれ不揮発性メモリ1の第1及び第2のエラー記憶領域2A,2Bに順次記憶するものとしたが、これに限られず、画像形成動作中に生じるエラーのエラー情報に上書禁止コードを付して、不揮発性メモリ1の同一のエラー記憶領域2に上記各エラー情報を区別して記憶させるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、画像形成動作中に発生するエラーのエラー情報と、装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーのエラー情報とに絞って説明したが、これに限られず、他の種類のエラーのエラー情報も含めて同様に区別して記憶するものとしてもよい。これにより、複数種類のエラーのエラー情報を個別に管理することができる。
また、本発明の画像形成装置は、サーマルプリンタ装置に限られず、記録紙に画像を印画形成するものであれば、インクジェットプリンタ装置やレーザプリンタ装置等であってもよい。
1…不揮発性メモリ(記憶手段)
2…エラー記憶領域
2A…第1のエラー記憶領域
2B…第2のエラー記憶領域
4…検知部
5…ROM(実行指令部)
2…エラー記憶領域
2A…第1のエラー記憶領域
2B…第2のエラー記憶領域
4…検知部
5…ROM(実行指令部)
Claims (8)
- 入力される画像情報に基づいて画像形成する画像形成装置であって、
少なくとも画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーを検出する検知部と、
該検知部で検出された前記複数種類のエラーのエラー情報を予め設定されたエラー記憶領域に順次記憶する記憶手段と、
前記複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して前記記憶手段のエラー記憶領域に記憶させる指令を出す実行指令部と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記実行指令部は、前記複数種類のエラーのエラー情報に対応して前記記憶手段に個別のエラー記憶領域を設定し、該個別のエラー記憶領域に前記複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して記憶させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記実行指令部は、少なくとも前記画像形成動作中に発生するエラーのエラー情報に上書禁止コードを付して、前記記憶手段のエラー記憶領域に記憶させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記実行指令部は、前記複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して前記記憶手段のエラー記憶領域に記憶させる指令を出すエラー情報管理プログラムを記録した情報記録媒体であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記記憶手段は、不揮発性メモリであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 入力される画像情報に基づいて画像形成する画像形成装置のエラー情報管理方法であって、
前記画像形成装置に発生する各種エラーのエラー情報を記憶するエラー記憶領域を記憶手段に予め設定するステップと、
少なくとも画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーを検知部で検出するステップと、
該検知部で検出された複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して前記記憶手段のエラー記憶領域に順次記憶するステップと、
を実行することを特徴とする画像形成装置のエラー情報管理方法。 - 入力される画像情報に基づいて画像形成する画像形成装置のエラー情報管理プログラムであって、
前記画像形成装置に発生する各種エラーのエラー情報を記憶するエラー記憶領域を記憶手段に予め設定するステップと、
検知部で検知され、少なくとも画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーを含む複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して前記記憶手段のエラー記憶領域に順次記憶するステップと、
を実行させることを特徴とするエラー情報管理プログラム。 - 入力される画像情報に基づいて画像形成する画像形成装置に発生する各種エラーのエラー情報を記憶するエラー記憶領域を記憶手段に予め設定するステップと、
検知部で検出され、少なくとも画像形成動作中に発生するエラー及び装置を再起動して行うエラー回復動作中に発生するエラーを含む複数種類のエラーのエラー情報をそれぞれ区別して前記記憶手段のエラー記憶領域に順次記憶するステップと、
を実行させるエラー情報管理プログラムを記録したことを特徴とする情報記憶媒体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|---|
JP2011070505A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Canon Inc | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
JP2013003984A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理装置、画像形成装置、およびプログラム |
CN104170105A (zh) * | 2012-03-13 | 2014-11-26 | 夏普株式会社 | 发光装置以及背光装置 |
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