JP2006198347A - カバー体及びこれを備える装身具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 連結部を備える装身具の連結部を保護し、連結部を手で持ちやすくし、連結部の見栄えを向上させ、さらには、連結部を境とし一方の部分が他方に対して回転してしまうことを防止することができるカバー体を提供する。
【解決手段】 第1及び第2の環状体5,4を鎖状に連結してなる連結部50を備える装身具150における連結部50を被覆するカバー体100である。連結部50に外挿される十字型の凹室10を備え、凹室10が連結部50に外挿されることにより、第1の環状体5、第2の環状体4及び当該カバー体100を相互に回転不能にして連結部50を被覆する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カバー体及びこれを備える装身具に関する。
図18は従来の装身具1000を示す要部拡大図であり、図19は装身具1000における連結部の構造を示す斜視図である。
図18に示すように、装身具1000は、留め金具(クラスプ)1001と、この留め金具1001に連結された装飾部材1002と、を備えて構成されている。
留め金具1001と装飾部材1002とは、複数の環状体(例えば、2つの環状体4,5)からなる連結部50により連結されている。
ここで、連結部50を構成する環状体4と環状体5は、図19に示すように、鎖状に連結されている。
従来は、図18に示すように、留め金具1001と装飾部材1002とを連結する連結部50が外部に露出していたため、連結部50が外部からの衝撃により損傷してしまう可能性があり、特に、連結部50に対して装飾部材1002を連結する連結糸(例えば、ネックレスの芯糸など)の損傷や汚れが問題となる。
また、連結部50を手でもって留め金具1001の着脱操作を行うのは操作性が悪いという問題もあった。
更に、連結部50が外部に露出していたため、装身具1000の見栄えが悪かった。見栄えが悪いと、装身具1000の価値が下がるという問題もあった。
また、留め金具1001或いは装飾部材1002は、表と裏のデザインに違いがある場合がある。この場合、連結部50を境として、留め金具1001或いは装飾部材1002のうちの一方が他方に対して回動し裏返ってしまうと、デザインの裏側が見え、表側が見えなくなってしまうという問題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、連結部を備える装身具の連結部を保護することができるとともに、連結部に連結された留め金具などの操作性を高めることができ、更に、装身具の見栄え及びデザイン性を向上させることにより商品価値を高めることができ、連結部を境とし一方の部分が他方に対して回動してしまうことを防止することができる連結部のカバー体及びこれを備える装身具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のカバー体は、第1及び第2の環状体を鎖状に連結してなる連結部を備える装身具における前記連結部を被覆するカバー体であって、前記連結部を被覆することにより、前記第1の環状体、前記第2の環状体及び当該カバー体が相互に回転不能となるような形状とされていることを特徴としている。
また、本発明のカバー体は、第1及び第2の環状体を鎖状に連結してなる連結部を備える装身具における前記連結部を被覆するカバー体であって、前記連結部に外挿される十字型の凹室を備え、前記凹室が前記連結部に外挿されることにより、前記第1の環状体、前記第2の環状体及び当該カバー体を相互に回転不能にして前記連結部を被覆することを特徴としている。
また、本発明のカバー体は、第1及び第2の環状体を鎖状に連結してなる連結部を備える装身具における前記連結部を被覆するカバー体であって、前記第1及び第2の環状体のうちの何れか一方の環状体に外挿される凹室を備え、前記凹室の両側面には、何れか他方の環状体が挿入される一対の切欠部が形成され、前記凹室を前記何れか一方の環状体に外挿するとともに、前記一対の切欠部に前記何れか他方の環状体を挿入することにより、前記第1の環状体、前記第2の環状体及び当該カバー体を相互に回転不能にして前記連結部を被覆することを特徴としている。
本発明のカバー体においては、当該カバー体を前記連結部より抜け止めするための爪状部が前記凹室の開口端部に形成され、当該カバー体により前記連結部を被覆した後に、前記爪状部を折り曲げ加工することにより、当該カバー体が前記連結部より抜け止めされることが好ましい。
本発明のカバー体においては、線材を挿通させる第1の穴が当該カバー体の内外を貫通して形成されているとともに、前記第1の穴に対して交差する第2の穴が、当該カバー体の内部で前記第1の穴と交わるようにして、当該カバー体の内外を貫通して形成され、前記線材を、前記第1の穴を介して当該カバー体の外部から内部に導き前記第1及び第2の環状体のうち一方に絡めた状態で、前記第2の穴内に止着部材を挿入することにより、該止着部材により該線材を当該カバー体に対して固定したことが好ましい。
本発明のカバー体においては、前記止着部材は、前記カバー体に螺入されるボルトピンであることが好ましい。
或いは、本発明のカバー体においては、前記止着部材は、前記カバー体に嵌入されるテーパーピンであることも好ましい。
本発明のカバー体においては、当該カバー体に装飾が施されていることが好ましい。
本発明の装身具は、第1及び第2の環状体を鎖状に連結してなる連結部を備え、前記連結部には、本発明のカバー体が被覆されていることを特徴としている。
本発明の装身具においては、複数個の前記連結部を備え、各連結部には、それぞれ本発明のカバー体が被覆されていることも好ましい。
本発明によれば、第1の環状体、第2の環状体及びカバー体を相互に回転不能にして連結部を被覆するので、連結部を保護することができるとともに、環状体に対する連結糸(芯糸など)の結び目を被覆することができ、芯糸の汚れやほつれを防止したり、ほつれを見えなくしたりすることができるので、装身具の見栄えを向上させることができる。また、連結部を手で持ちやすくなるため、連結部に連結された留め金具などの操作性を高めることができ、使いやすくなる。更に、装身具の見栄え及びデザイン性を向上させることにより商品価値を高めることができる。例えば、カバー体にも装飾性を付加することにより、一層デザイン性を高めることもできる。加えて、第1の環状体、第2の環状体及びカバー体を三位一体で相互に回転不能とさせることができる。よって、連結部を境とした一方の部分が他方に対して回転してしまうことを防止することができる。更に、連結部を備える装身具の見栄えを向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態について説明する。
〔第1の実施形態〕
図1及び図2は第1の実施形態に係るカバー体100を示す斜視図であり、このうち図1は開口端2側から見た図であり、図2は開口端2とは反対側から見た図である。図3はカバー体100を開口端2側から見た平面図、図4はカバー体100を備える装身具として例示するネックレス150の要部を示す図である。
先ず、図4を参照して、本実施形態に係るネックレス150の構成について説明する。
ネックレス150は、複数個の珠型の装飾部材153を連ねて構成された連珠体152と、留め金具151と、を備えて構成されている。
各装飾部材153には、各々の中心を直線状に貫く貫通穴(図示略)が形成されている。そして、各装飾部材153の貫通穴に対して順次、芯糸(図示略)を通すことにより、該芯糸により各装飾部材153が相互に連結されている。これにより、各装飾部材153により連珠体152が構成されている。なお、各装飾部材153を連結する芯糸としては、例えば、ナイロン糸或いは絹糸などが用いられている。
留め金具151は、本体部151Aと、この本体部151A内に差し込まれて係止されるピン状の差込部材151Bと、を備えて構成されている。本体部151Aは、差込部材151Bをくわえ込むようにして挟持し、内部に係止させるようになっている。図4に示すのは、差込部材151Bが本体部151A内に差し込まれて係止された状態である。
連結部50は、従来技術(図18及び図19参照)と同様に構成されている。すなわち、連結部50は、相互に鎖状に連結された複数の環状体(例えば2つの環状体4,5)からなる。なお、図4において、右側の連結部50の環状体5は、カバー体100により隠れて見えない状態であり、図示されていない。
各々の連結部50の環状体4は、例えば、留め金具151の本体部151A及び差込部材151Bとそれぞれ一体形成されている。他方、各々の連結部50の環状体5には、連珠体152を構成する上記芯糸(図示略)の一端ずつがそれぞれ連結されている。
これにより、連珠体152の一端部は連結部50を介して留め金具151の本体部151Aに対して連結され、同様に、連珠体152の他端部は連結部50を介して留め金具151の差込部材151Bに連結されている。
次に、本実施形態に係るカバー体100の構成について説明する。
図1及び図3に示すように、第1の実施形態に係るカバー体100の本体10は、内空断面が十字型の凹室状に形成されている。つまり、本体10には、断面十字型の穴1が形成されている。
この穴1は、内部に連結部50の環状体(第1の環状体)5が挿入される第1の部分1Aと、内部に連結部50の環状体(第2の環状体)4が挿入される第2の部分1Bと、からなる。
第1の部分1Aと第2の部分1Bとは、相互に直角に交わっており、第1の部分1Aの方が第2の部分1Bよりも深く形成されている。
ここで、第1の部分1Aは、内部に環状体5が挿入された状態で、必要最小限の適度な遊びがあるような寸法に形成され、同様に、第2の部分1Bは、内部に環状体4が挿入された状態で、必要最小限の適度な遊びがあるような寸法に形成されている。
また、図2及び図3に示すように、本体10の開口端2とは反対側には、連珠体152を構成する上記芯糸(図示略)を通すための挿通穴3が形成されている。
なお、カバー体100は、指先でつまみやすい大きさに形成されているとともに、指先の当たり(手触り)が良いように、外周面が丸みを帯びている。
また、開口端2は、例えば、平坦面に形成されている。
以上のような構成のカバー体100が、各々の連結部50に外挿されている。
すなわち、カバー体100の穴1の第1の部分1Aが連結部50の環状体5に外挿され、カバー体100の穴1の第2の部分1Bが連結部50の環状体4に外挿されている。これにより、連結部50の環状体4及び5が、相互に直交した状態となって、ほぼ位置決めされ、相互に回転不能となっている。しかも、カバー体100も、環状体4及び5からなる連結部50に対して回転不能となっている。すなわち、環状体4、環状体5及びカバー体100が三位一体で相互に回転不能となっている。なぜなら、第1及び第2の部分1A、1Bの寸法は、環状体5及び4に対して、必要最小限の適度な遊びだけがあるような寸法とされているからである。
ここで、環状体4と環状体5とは、各々の周方向(面方向)に対する交差方向において、相互に回転不能となっており、環状体4は、環状体5に対して、当該環状体4の周方向(面方向)には回転可能となっている。従って、留め金具151とカバー体100とは、相互に関節のごとく回転することができる。
更に、連珠体152を構成する上記芯糸(図示略)が、カバー体100の本体10の外側より、挿通穴3を通して穴1内に挿入され、穴1の内部にて環状体5に対して連結されている(結ばれている)。
このため、環状体5に対する芯糸の結び目もカバー体100により被覆されている。
以上のような第1の実施形態によれば、カバー体100、環状体4及び環状体5を相互に回転不能にして当該カバー体100により連結部50を被覆するので、連結部50を境とした一方の部分、すなわち連珠体153及び留め金具151のうちの一方が、他方に対して回転してしまうことを防止することができる。
よって、例えば、留め金具151のデザインに表と裏がある場合にも、カバー体100のデザインと留め金具151のデザインとが裏返ってしまうことを防止できる。
更に、カバー体100により連結部50を被覆したので、連結部50が露出している場合よりもネックレス150の見栄えを向上させることができる。
また、カバー体100により連結部50を覆うことにより、該連結部50を外部からの衝撃から保護することができる。
加えて、カバー体100を手で持って留め金具151を操作(差込部材151Bの取り外し及び差し込み操作)することができるので、連結部50だけの場合よりも操作性が向上する。
また、カバー体100は指先でつまみやすい形状及び寸法であるので、指先の当たり(手触り)が良いので、その点でも留め金具151の操作がし易い。
更に、カバー体100により、環状体5に対する芯糸の結び目が被覆されているので、結び目の汚れやほつれが見えなくなり、ネックレス150の見栄えが向上するとともに、結び目を保護することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、図5乃至図8を参照して、第2の実施形態について説明する。
図5は第2の実施形態に係るカバー体200を示す側面図、図6はカバー体200を示す斜視図(開口端側から見た斜視図)、図7はカバー体200を備える装身具として例示するネックレス250を示す全体図、図8はネックレス250の要部拡大図、図9はネックレス250の要部拡大断面図である。
先ず、図7乃至図9を参照して、本実施形態に係るネックレス250の構成について説明する。
図7に示すように、ネックレス250は、例えば、複数個の珠型の装飾部材153を連ねて構成された連珠体152と、この連珠体152の一端に連結された留め金具260と、連珠体152の他端に連結された装飾体270と、を備えて構成されている。
図9に示すように、各装飾部材153には、各々の中心を直線状に貫く貫通穴153Aが形成されている。そして、各装飾部材153の貫通穴153Aに対して順次、芯糸154を通すことにより、該芯糸154により各装飾部材153が相互に連結されている。これにより、各装飾部材153によって連珠体152が構成されている。なお、各装飾部材153を連結する芯糸154としては、例えば、ナイロン糸或いは絹糸などが用いられている。
また、留め金具260は、連珠体152の何れかの箇所を挟持可能に構成されており、連珠体152の何れかの箇所を挟持することにより、その部分に留め付けられる。
留め金具260が連珠体152に留め付けられることにより、ネックレス150は図7に示すように環状となって、使用者の首にかけられる状態となる。
また、図8に示すように、装飾体270と連珠体152とを連結する連結部50には、本実施形態に係るカバー体200が被覆されている。
なお、本実施形態の場合、連結部50の環状体4は、例えば、装飾体270と一体形成されている。
また、本実施形態の場合、図9に示すように、芯糸154の結び目154Aをカバー体200の挿通穴3よりも大径に形成し、その結び目154Aをカバー体200の外側に配置することにより、連結部50(環状部4及び5)からのカバー体200の抜けを防止している。
次に、本実施形態に係るカバー体200の構成について説明する。
図5及び図6に示すように、第2の実施形態に係るカバー体100の本体10は、内空断面が略長方形状の凹室状に形成されている。つまり、本体10には、断面略長方形状の穴1が形成されている。
この穴1は、内部に連結部50の環状体(第1の環状体)5が挿入される部分である。
更に、本体10の左右両側面には、それぞれ切欠部6が形成されている。各切欠部6は、相互の略同一の寸法であり、それぞれ、穴1よりも浅く形成されている。
この一対の切欠部6は、それらの協働により連結部50の環状体(第2の環状体)4をくわえ込むようにして、該環状体4に外挿される。
ここで、穴1は、内部に環状体5が挿入された状態でほとんど遊びがないような寸法に形成され、同様に、切欠部6は、内部に環状体4が挿入された状態でほとんど遊びがないような寸法に形成されている。
また、図5に示すように、本体10の開口端2とは反対側には、連珠体152を構成する芯糸154(図9参照)を通すための挿通穴3が形成されている。
なお、カバー体200は、指先でつまみやすい大きさに形成されているとともに、指先の当たり(手触り)が良いように、外周面が丸みを帯びている。
また、開口端2は、例えば、平坦面に形成されている。
以上のような構成のカバー体200が、連結部50に外挿されている。
すなわち、図8及び図9に示すように、カバー体200の穴1が連結部50の環状体5に外挿され、カバー体200の一対の切欠部6が連結部50の環状体4に外挿されている。これにより、連結部50の環状体4及び5が、相互に直交した状態となって、ほぼ位置決めされ、相互に回動不能となっている。しかも、カバー体200も、環状体4及び5からなる連結部50に対して回動不能となっている。すなわち、環状体4、環状体5及びカバー体200が三位一体で相互に回動不能となっている。なぜなら、穴1及び切欠部6の寸法は、環状体5及び4に対してほとんど遊びがないような寸法とされているからである。
更に、図9に示すように、連珠体152を構成する芯糸154が、カバー体200の本体10の外側より、挿通穴3を通して穴1内に挿入され、穴1の内部にて環状体5に対して連結されている(結ばれている)。
以上のような第2の実施形態によれば、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
〔第3の実施形態〕
次に、図10乃至図12を参照して、第3の実施形態について説明する。
図10は第3の実施形態に係る第1の例のネックレスの要部を示す図、図11は第3の実施形態に係る第2の例のネックレスの要部を示す図、図12は第3の実施形態に係る第3の例のネックレスの要部を示す図である。
図10乃至図12に示す第3の実施形態に係るネックレスは、そのデザイン性だけが上記の第1の実施形態に係るネックレス150と異なり、その他の点では上記の第1の実施形態に係るネックレス150と同様である。
すなわち、図10に示すように、第3の実施形態に係る第1の例のネックレスは、上記の第1の実施形態に係るカバー体100に代えて、カバー体300Aを備える点でのみ、第1の実施形態に係るネックレス150と異なる。
また、カバー体300Aは、その外周面の全面に装飾(例えば、レリーフ)が施されている点でのみ、上記の第1の実施形態に係るカバー体100、又は、上記の第2の実施形態に係るカバー体200と異なり、その他の点では、上記の第1の実施形態に係るカバー体100、又は、上記の第2の実施形態に係るカバー体200と同様に構成されている。
なお、図10の例では、留め金具151の本体部151Aにも、カバー体300Aと調和するような装飾が施されている。
同様に、図11に示すように、第3の実施形態に係る第2の例のネックレスは、上記の第1の実施形態に係るカバー体100に代えて、カバー体300Bを備える点でのみ、第1の実施形態に係るネックレス150と異なる。
また、カバー体300Bは、その外周面の全面に装飾(例えば、花柄のレリーフ)が施されている点でのみ、上記の第1の実施形態に係るカバー体100、又は、上記の第2の実施形態に係るカバー体200と異なり、その他の点では、上記の第1の実施形態に係るカバー体100、又は、上記の第2の実施形態に係るカバー体200と同様に構成されている。
同様に、図12に示すように、第3の実施形態に係る第3の例のネックレスは、上記の第1の実施形態に係るカバー体100に代えて、カバー体300Cを備える点でのみ、第1の実施形態に係るネックレス150と異なる。
また、カバー体300Cは、その全体形状にデザイン性を持たせた(例えば、全体形状が立体的なハート形となっている)点でのみ、上記の第1の実施形態に係るカバー体100、又は、上記の第2の実施形態に係るカバー体200と異なり、その他の点では、上記の第1の実施形態に係るカバー体100、又は、上記の第2の実施形態に係るカバー体200と同様に構成されている。
以上のような第3の実施形態によれば、カバー体300A、300B、300Cがデザインの表現物とされているので、装飾部材153や留め金具151の連結部を見栄え良く飾り、装身具の、商品としての格(ランク)を高めることができる。
〔第4の実施形態〕
次に、図13及び図14を参照して、第4の実施形態について説明する。
図13は第4の実施形態に係るカバー体400を示す斜視図、図14は第4の実施形態に係る装身具における連結部(環状体4及び5)及びカバー体400の構造を示す断面図である。
図14に示すように、芯糸154の結び目154Aをカバー体400の挿通穴3よりも大径に形成し、その結び目154Aをカバー体400の外側に配置することにより、連結部50(環状部4及び5)からのカバー体400の抜けを防止する場合、結び目154Aが緩んだ場合、カバー体400が連結部50から抜ける虞がある。
そこで、第4の実施形態に係るカバー体400は、本体10の開口端側に、折り曲げ可能な爪状部401,402を備えている。
これら爪状部401,402は、初期状態では、図13に示すように、本体10から外方に向けて突出した状態に形成されている。
このようなカバー体400を、上記の各実施形態と同様に連結部(環状体4及び5)に外挿した後で、図14に示すように本体10の開口端を閉塞する方向に爪状部401,402を折り曲げ加工することにより、これら爪状部401,402により連結部の環状体4が脱落防止され、従って、該連結部からのカバー体400の脱落が防止される。
以上のような第4の実施形態によれば、カバー体400には、当該カバー体400を連結部(環状体4及び5)より抜け止めするための爪状部401,402が、本体10の開口端部に形成されているので、当該カバー体400により連結部を被覆した後で爪状部401,402を折り曲げ加工することにより、当該カバー体400を連結部より抜け止めすることができる。
〔第5の実施形態〕
次に、図15及び図16を参照して、第5の実施形態について説明する。
図15は第5の実施形態の第1の例に係るカバー体500を備える装身具における連結部50及びカバー体500の構造を示す断面図、図16は第5の実施形態の第2の例に係るカバー体510を備える装身具における連結部及びカバー体510の構造を示す断面図である。
先ず、図15を参照して、第5の実施形態の第1の例を説明する。
図15に示すように、第5の実施形態の第1の例に係るカバー体500には、芯糸(線材)154を挿通させる挿通穴(第1の穴)501が当該カバー体500の内外を貫通して形成されている。
更に、カバー体500には、挿通穴501に対して直交する止着穴(第2の穴)502が、当該カバー体500の内部(穴1の内部)で挿通穴501と交わるようにして、当該カバー体500の内外を貫通して形成されている。
なお、図15に示す第1の例の場合、止着穴502は、ボルトピン503が螺入されるボルト螺入穴であり、内周面にはネジ山が形成されている。
そして、芯糸154を、挿通穴501を介してカバー体500の外部から内部(穴1の内部)に導き、該芯糸154を環状体5に絡めた状態で、止着穴502内にボルトピン503が螺入されている。
ここで、ボルトピン503は、その先端が挿通穴501の内壁に突き当たるまで、止着穴502内に螺入されている。
これにより、ボルトピン503により該芯糸154がカバー体500の内部に固定されているとともに、カバー体500が連結部50(環状体4及び5からなる)より抜け止めされている。
次に、図16を参照して、第5の実施形態の第2の例を説明する。
図16に示すように、第5の実施形態の第2の例に係るカバー体510の止着穴502は、ボルト螺入穴ではなく、テーパーピン504が嵌め込まれるものである。従って、内周面にネジ山が形成されていない。その他の点では、第5の実施形態の第2の例に係るカバー体510は、上記の第5の実施形態の第1の例に係るカバー体500と同様に構成されている。
第2の例の場合、芯糸154を、挿通穴501を介してカバー体500の外部から内部(穴1の内部)に導き、該芯糸154を環状体5に絡めた状態で、止着穴502内にテーパーピン504が嵌め込まれている。
ここで、テーパーピン504は、その先端が挿通穴501の内壁に突き当たるまで、止着穴502内に押しこまれている。
これにより、テーパーピン504によって該芯糸154がカバー体510の内部に固定されているとともに、カバー体510が連結部50(環状体4及び5からなる)より抜け止めされている。
以上のような第5の実施形態によれば、ボルトピン503或いはテーパーピン504などの止着部材により、芯糸154をカバー体500,510の内部に固定することができるとともに、カバー体500,510を連結部50より抜け止めすることができる。
なお、上記の第5の実施形態では、カバー体500及びカバー体510の基本構造が上記の第2の実施形態に係るカバー体200と同様である例(本体10の両側壁に切欠部6が形成されている)を説明したが、カバー体500及びカバー体510の基本構造は、上記の第1の実施形態に係るカバー体100と同様(本体10に断面十字型の穴1が形成されている)であっても良い。
〔第6の実施形態〕
次に、図17を参照して、第6の実施形態について説明する。
図17は第6の実施形態に係る装身具として例示するネックレス600の要部を示す図である。
図17に示すように、第6の実施形態に係る装身具として例示するネックレス600は、連珠体630と、留め金具610と、を備えている。
留め金具610は、本体部610Aと、この本体部610A内に差し込まれて係止される差込部材610Bと、を備えて構成されている。本体部610Aは、差込部材610Bをくわえ込むようにして挟持し、内部に係止させるようになっている。図17に示すのは、差込部材610Bが本体部610A内に差し込まれて係止された状態である。
また、留め金具610の本体部610Aには、例えば、2つの環状部4が一体的に形成され、同様に、留め金具610の差込部材610Bにも、2つの環状部4が一体的に形成されている。
また、各環状部4には、それぞれ図示しない環状部5を介して、連珠体630が連結されている。
そして、各連結部(環状部4及び図示しない環状部5からなる)は、例えば、上記の第2の実施形態に係るカバー体200により覆われている。
以上のような第6の実施形態によれば、ネックレス600が複数のカバー体200を備えているので、該ネックレス600の見栄えを一層向上させることができる。
なお、上記の各実施形態では、本発明に係る装身具としてネックレスを例示したが、本発明はこの例に限らず、例えば、ブレスレットやアンクレットなど、その他の装身具にも同様に適用可能である。
第1の実施形態に係るカバー体を示す斜視図である(開口端側から見た斜視図)。 第1の実施形態に係るカバー体を示す斜視図である(開口端とは反対側から見た斜視図)。 第1の実施形態に係るカバー体を示す平面図である(開口端側を示す平面図)。 第1の実施形態に係る装身具の要部を示す図である。 第2の実施形態に係るカバー体を示す側面図である。 第2の実施形態に係るカバー体を示す斜視図である(開口端側から見た斜視図)。 第2の実施形態に係る装身具を示す全体図である。 第2の実施形態に係る装身具の要部拡大図である。 第2の実施形態に係る装身具における連結部及びカバー体の構造を示す断面図である。 第3の実施形態の第1の例に係る装身具の要部を示す図である。 第3の実施形態の第2の例に係る装身具の要部を示す図である。 第3の実施形態の第3の例に係る装身具の要部を示す図である。 第4の実施形態に係るカバー体を示す斜視図である(開口端側から見た斜視図)。 第4の実施形態に係る装身具における連結部及びカバー体の構造を示す断面図である。 第5の実施形態の第1の例に係る装身具における連結部及びカバー体の構造を示す断面図である。 第5の実施形態の第2の例に係る装身具における連結部及びカバー体の構造を示す断面図である。 第6の実施形態に係る装身具の要部を示す図である。 従来の装身具の要部を示す図である。 従来の装身具における連結部の構造を示す斜視図である。
符号の説明
100 カバー体
10 本体(凹室)
1 穴
4 環状体(第2の環状体)
5 環状体(第1の環状体)
50 連結部
150 ネックレス(装身具)
200 カバー体
6 切欠部
250 ネックレス(装身具)
300A カバー体
300B カバー体
300C カバー体
400 カバー体
401 爪状部
402 爪状部
500 カバー体
501 挿通穴(第1の穴)
502 止着穴(第2の穴)
503 ボルトピン
504 テーパーピン
510 カバー体
600 ネックレス(装身具)

Claims (10)

  1. 第1及び第2の環状体を鎖状に連結してなる連結部を備える装身具における前記連結部を被覆するカバー体であって、
    前記連結部を被覆することにより、前記第1の環状体、前記第2の環状体及び当該カバー体が相互に回転不能となるような形状とされていることを特徴とするカバー体。
  2. 第1及び第2の環状体を鎖状に連結してなる連結部を備える装身具における前記連結部を被覆するカバー体であって、
    前記連結部に外挿される十字型の凹室を備え、
    前記凹室が前記連結部に外挿されることにより、前記第1の環状体、前記第2の環状体及び当該カバー体を相互に回転不能にして前記連結部を被覆することを特徴とするカバー体。
  3. 第1及び第2の環状体を鎖状に連結してなる連結部を備える装身具における前記連結部を被覆するカバー体であって、
    前記第1及び第2の環状体のうちの何れか一方の環状体に外挿される凹室を備え、
    前記凹室の両側面には、何れか他方の環状体が挿入される一対の切欠部が形成され、
    前記凹室を前記何れか一方の環状体に外挿するとともに、前記一対の切欠部に前記何れか他方の環状体を挿入することにより、前記第1の環状体、前記第2の環状体及び当該カバー体を相互に回転不能にして前記連結部を被覆することを特徴とするカバー体。
  4. 当該カバー体を前記連結部より抜け止めするための爪状部が前記凹室の開口端部に形成され、
    当該カバー体により前記連結部を被覆した後に、前記爪状部を折り曲げ加工することにより、当該カバー体が前記連結部より抜け止めされることを特徴とする請求項請求項1乃至3の何れか一項に記載のカバー体。
  5. 線材を挿通させる第1の穴が当該カバー体の内外を貫通して形成されているとともに、
    前記第1の穴に対して交差する第2の穴が、当該カバー体の内部で前記第1の穴と交わるようにして、当該カバー体の内外を貫通して形成され、
    前記線材を、前記第1の穴を介して当該カバー体の外部から内部に導き前記第1及び第2の環状体のうち一方に絡めた状態で、前記第2の穴内に止着部材を挿入することにより、該止着部材により該線材を当該カバー体に対して固定したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のカバー体。
  6. 前記止着部材は、前記カバー体に螺入されるボルトピンであることを特徴とする請求項5に記載のカバー体。
  7. 前記止着部材は、前記カバー体に嵌入されるテーパーピンであることを特徴とする請求項5に記載のカバー体。
  8. 当該カバー体には、装飾が施されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載のカバー体。
  9. 第1及び第2の環状体を鎖状に連結してなる連結部を備え、前記連結部には、請求項1乃至8の何れか一項に記載のカバー体が被覆されていることを特徴とする装身具。
  10. 複数個の前記連結部を備え、各連結部には、それぞれ請求項1乃至8の何れか一項に記載のカバー体が被覆されていることを特徴とする請求項9に記載の装身具。
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