JP2006198013A - 遊技機 - Google Patents

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【課題】 貸メダル払出機能のみのメダルサンドと同等の設置スペースでありながら、メダル投入機能も実現したメダル貸出機3を提供する。
【解決手段】 スロットマシン2に並設され、貸メダルを払い出すホッパー装置60を備えたメダル貸出機3において、当該メダル貸出機3の前面側に設けられメダルを取り込むメダル取込口40と、このメダル取込口40から取り込まれたメダルを1個宛検出する取込メダルカウントセンサ70と、検出されたメダルを計数しクレジット数として記憶可能なメダル貸制御手段65と、記憶されているクレジット数の範囲内で、遊技者の操作によりスロットマシン2のメダル投入口15に投入するための投入メダルを払い出す投入メダル払出装置と、この投入メダル払出装置により払い出された投入メダルをメダル投入口15に案内する案内ノズル51とを備え、ホッパー装置60を前記投入メダル払出装置として兼用した構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、メダル投入口へメダルを投入することにより遊技可能な遊技機(例えば、スロットマシン)に並設され、有価価値媒体(例えば、千円札)の投入により貸メダルを払い出すホッパー装置を備えたメダル貸出機に関する。
メダルを投入することにより遊技可能な遊技機(例えば、スロットマシン)には、有価価値媒体(例えば、千円札)の投入により貸メダルを払い出すメダル貸出機(いわゆるメダルサンド)が付設されるのが一般的である。そして、このようなメダル貸出機には、特許文献1に示されるように、遊技者の手間を省き、さらには雑菌などで汚れたメダルに遊技者が手を触れる必要がないように、千円札等の投入によって払い出した貸メダル(或いは、そのうちの一部)を案内ノズルを経由して自動的に遊技機のメダル投入口に投入する機能(以下、メダル投入機能という。)が求められている。また、払い出された貸メダルをまずクレジットできるようにしたり、払い出された貸メダルを遊技者が視認できるようにしたり、或いは払い出された貸メダルを遊技者が直接手で受け取れるようにするためには、従来どおり貸メダルを受け皿等に排出したり、さらには取り込んで計数したりする機能(以下、貸メダル払出機能という。)も、要求される
そこで、上述のメダル投入機能と貸メダル払出機能を併せ持つメダル貸出機が要望されるが、従来そのようなメダル貸出機としては、例えば特許文献1の図7に示されるように、メダル貸出機の本体ユニットに加えて、メダル搬送ユニットと呼ばれるユニットを別途横方向に設けた構成が提案されていた。これは、メダル貸出機の本体ユニットに、千円札などの紙幣(有価価値媒体)の投入口と、この投入口から投入された紙幣を受け入れて真偽判別等を行う紙幣識別機と、貸メダルの払い出しのためにメダルを送り出すホッパー装置(メダル払出器)と、貸メダルを排出する受け皿と、前記ホッパー装置等の制御を行う制御部とを備える。一方、メダル搬送ユニットには、本体ユニットとは別個に、遊技機(スロットマシン)に投入される貸メダル(投入メダル)の搬送のためにメダルを送り出すホッパー装置(メダル搬送ベルト80等よりなる装置)と、このホッパー装置によって送り出されたメダルを遊技機のメダル投入口へ案内する案内ノズルと、前記ホッパー装置等の制御を行う制御部が設けられた構成となっている。
なお、特許文献1の図7のシステムは、遊技の結果として遊技機下部に払い出されたメダルを回収し、このメダルを上記メダル搬送ユニットによって、投入メダルとして遊技機に供給するようにしている。
特開2003−190617
ところで、上述した従来の構成では、メダル貸出機の本体ユニットの横にメダル搬送ユニットを設置しているので、本体ユニットのみの場合(単純な貸メダル払出機能のみの場合)に比較して、全体として横方向の設置スペースが格段に増大し、遊技店の限られたスペースに設置可能な遊技機の設置台数が相当に減ってしまうという問題がある。
なお、メダル貸出機の一つのユニット内の上下にホッパー装置をそれぞれ設けて、前述の二つの機能を一つのユニット(横方向の設置スペースが貸メダル払出機能のみの場合と同様に横方向に狭いユニット)で実現することが考えられる。しかしこの場合には、紙幣識別機が、ユニット内に収納できず、特許文献1の図1や図2に示すように、紙幣識別機及び紙幣投入口を遊技機上面よりも上方の高い位置に設けざるを得ず、紙幣の投入がやり難くなり不便となる弊害がある。
また、メダル貸出機を奥行き方向に大型化して、二つのホッパー装置や紙幣識別機や制御部を設けることは、遊技島(パチスロ機等を設置する島)の奥行き方向の寸法制限によって通常は不可能である。
つまり従来の思想では、単純なメダル貸出機(単純な貸メダル払出機能のみのメダルサンド)の限られた狭いスペースのなかに、紙幣識別機、制御部、及び二つのホッパー装置等を設けて、前述の二つの機能を実現することは、不可能であった。
そこで本発明は、貸メダル払出機能に加えてメダル投入機能を実現したメダル貸出機を提供することを主目的とし、さらに好ましくは、単純な貸メダル払出機能のみのメダルサンドと同等の設置スペースでありながら、貸メダル払出機能に加えてメダル投入機能を実現したメダル貸出機を提供することを目的とする。
本願請求項1に記載のメダル貸出機は、メダル投入口へメダルを投入することにより遊技可能な遊技機に並設され、貸メダルを払い出すメダル貸出機において、
当該メダル貸出機の前面側に設けられメダルを取り込むメダル取込口と、
前記メダル取込口から取り込まれたメダルを1個宛検出する取込メダル検出手段と、
前記取込メダル検出手段により検出されたメダルを計数しクレジット数として記憶可能なクレジット手段と、
前記クレジット手段に記憶されているクレジット数の範囲内で、遊技者の操作により前記メダル投入口に投入するための投入メダルを払い出す投入メダル払出装置と、
前記投入メダルが払い出される投入メダル払出口に一端が接続され、前記投入メダル払出装置により払い出された投入メダルを前記メダル投入口に案内する案内ノズルと、
を備えたことを特徴とする。
なお、本発明の好ましい態様として、例えば請求項2記載のように、当該メダル貸出機は貸メダルを払い出すホッパー装置を備え、前記ホッパー装置を前記投入メダル払出装置に兼用した構成としてもよい。
また、例えば請求項3記載のように、当該メダル貸出機の筐体内の下部に前記ホッパー装置を配置するとともに、当該メダル貸出機の前面側には、前記ホッパー装置より上方位置に前記メダル取込口を、該メダル取込口より上方に前記投入メダル払出口をそれぞれ配置し、且つ、前記ホッパー装置の上部に該ホッパー装置により払い出されるメダルを貯留するホッパータンクを設けるとともに、前記ホッパー装置の送出口に一端が接続され上方に延出して他端が前記投入メダル払出口に連通し、送り出されたメダルが一列に連なるメダル通路を設けて構成し、
前記メダル取込口から取り込んで前記取込メダル計数手段により計数されたメダルが、前記ホッパータンクに貯留され、前記ホッパー装置の送出口から送り出されたメダルが、前記メダル通路内のメダルを押し上げて前記投入メダル払出口からメダルが払い出される構成としてもよい。
また、例えば請求項4記載のように、前記貸メダルは、前記メダル通路から押し出され、前記メダル取込口の上方に所定間隔開けて設けられる貸メダル払出口から払い出されるように構成し、
前記貸メダル払出口から払い出された貸メダルが、前記メダル取込口に落下して取り込まれる構成でもよい。
また、例えば請求項5記載のように、前記メダル通路の出口には、前記投入メダル払出口が形成される投入メダル通路と、前記貸メダル払出口が形成される貸メダル通路とに、分岐する分岐部が設けられ、
前記分岐部には、投入メダル通路又は貸メダル通路の何れか一方に通路を切り換える通路切換部材を設けた構成としてもよい。
また、例えば請求項6記載のように、前記メダル取込口から前記取込メダル検出手段にメダルを導くメダル取込通路と、
前記メダル取込通路の入口を遊技者の操作により開閉可能なシャッター部材と、
を備えた構成としてもよい。
請求項1に記載のメダル貸出機によれば、メダル取込口からメダルを取り込み、取込メダル検出手段によってこのメダルを1個宛検出し、クレジット手段によって検出されたメダルを計数しクレジット数として記憶可能である。そして、投入メダル払出装置によって、クレジット手段に記憶されているクレジット数の範囲内で、遊技者の操作により投入メダルを払い出すことが可能であり、こうして払い出された投入メダルは、案内ノズルによって遊技機のメダル投入口に投入される。したがって本メダル貸出機によれば、貸メダル払出機能に加えて、メダル取込口から取り込まれたメダルのクレジット数の範囲内でのメダル投入機能を実現できる。
また、請求項2に記載の構成では、1つのホッパー装置で貸メダルと投入メダルを払い出すようにした(メダル貸出用のホッパー装置を投入メダル払出装置としても兼用した)ので、従来のメダル貸出機のサイズのままメダル投入機能を付けることができる。即ち、単純な貸メダル払出機能のみのメダルサンドと同等の設置スペースでありながら、貸メダル払出機能に加えてメダル投入機能を実現できる。このため、遊技場の設備のコストダウンを図ることができるとともに、設置面積当たりの遊技機の設置台数を増やすことができる。また、紙幣識別機及び紙幣投入口を十分下方(例えば、遊技機上面よりも下方)に配置できるので、紙幣の投入がやり難くなり不便となる弊害が回避できる利点がある。
また、請求項3に記載の構成では、ホッパー装置を下部に設けてメダルを上方に揚送して払い出すようにしたので、メダル取込口を遊技者が入れやすい高さに設定できるとともに、取り込んだメダルを自重によって容易にホッパータンク(貸メダルや投入メダルの払い出し用のタンク)に貯留できる。また、取り込んだメダルをホッパータンクに貯留するようにしたので、貸メダルや投入メダルの払い出し用に頻繁にメダルをホッパータンクに補給する必要が無くなる。なお仮に、取り込んだメダルをホッパータンクに貯留しないようにした場合(別のタンクに貯留したり島側に排出したりする構成の場合)には、ホッパータンクのメダルがすぐになくなり、貸メダルや投入メダルの払い出し用に頻繁にメダルを補給しなければならない。
また請求項4に記載の構成によれば、遊技者は、貸メダル払出口からメダル取込口内に落下するメダルを見て、貸メダルを目で確認し適正にメダルが貸し出されていることを確認できるし、また落下する様子や音で雰囲気を感じることができる。また、案内ノズル経由でメダル投入口に投入せずに自分でメダル投入口に投入したい遊技者や、別の遊技機で遊技したい遊技者などが、例えばメダル取込口の上に手を差し出すことで、切換操作無しで貸メダルをクレジットしないで受け取って保持できる利点も得られる。
また請求項5に記載の構成によれば、投入メダルと貸メダルの払出口を別にしたので、遊技者がどちらのメダルが払い出されたかを容易に確認できる。
また請求項6に記載の構成によれば、シャッター部材を閉じることにより貸メダルがメダル取込口に貯留される。またシャッター部材は、遊技者の操作で作動させることができる。このため、案内ノズル経由でメダル投入口に投入せずに自分でメダル投入口に投入したい遊技者や、別の遊技機で遊技したい遊技者などが、シャッター部材を閉じることにより貸メダルをクレジットすることなくメダル取込口に貯留し、そのメダルを自由に取り出して使用できて便利になる。
以下、本発明の実施の形態として、スロットマシンを含む遊技装置に適用した場合の形態例を、図面を参照して、第1形態例から説明する。
(第1形態例)
A.遊技装置の正面構成
まず、本例の正面構成を説明する。図1及び図2は本形態例の遊技装置を示す正面図であり、図1は後述する案内ノズル51が使用位置にある状態、図2は案内ノズル51が非使用位置にある状態を示している。
図1において、符号1は遊技装置であり、この遊技装置1は、スロットマシン2の横にメダル貸出機3を付設してなる。
スロットマシン2は、前面パネル4を備え、前面パネル4の比較的上部(後述する傾斜台部12よりも上方)には、変動表示手段としてのリール5a、5b、5cの回転により変動表示される図柄を遊技者に視認させるための表示窓部6が設けられている。この表示窓部6からは、リール5a、5b、5cが停止している状態で各リール5a、5b、5cの外周面に表記された図柄列のうち3個の図柄がそれぞれ視認可能となっている。つまり、リール5a、5b、5cが停止した状態では、表示窓部6ら合計9個の図柄が視認できる。
前面パネル4の上端部には、前側に張り出す飾り部4aが形成されている。
また表示窓部6の下方には、遊技者が各種入賞を獲得してメダルの払い出しを受けるときの払出枚数を表示する払出し表示部8、BB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)の残りゲーム回数などを表示する遊技進行表示部9、メダルのクレジット数を表示するクレジット数表示部10が横並びに設けられている。なお、これらの各表示部8、9、10は7セグメントLEDや液晶装置を用いて構成することができる。
また、スロットマシン2は、メダル貸出機3とは別個に、所定の上限枚数(通常、50枚)までメダルをクレジット可能であり、クレジットされたメダルの枚数がクレジット数表示部10に表示される。
前面パネル4の上下方向の略中央位置にある傾斜台部12には、メダルを投入するメダル投入口15が配設され、遊技者はこの投入口15にメダルを投入することにより遊技できるようになる。また、傾斜台部12には、押圧操作によりクレジット数(クレジットデータ)からメダルを1枚ずつベット可能な1ベットボタン16と、1回の押圧操作でクレジット数からベット可能枚数(例えば、クレジット数が3枚以上であれば3ベット、クレジット数が2枚であれば2ベット)だけメダルがベットされるマックスベットボタン17が配設されている。このメダルベットボタン16、17により、メダル投入口15よりメダルを投入することなくクレジット数表示部10に表示されているクレジット数以内でメダルをベットすることができ、この賭数に応じて有効ラインが設定される。
例えば、メダル賭数が1枚のときは表示窓部6の中段の横ラインだけが有効ラインとなり、メダル賭数が2枚のときは上段、中段、下段の3本の横ラインが有効ラインとなり、メダル賭数が3枚のときは3本の横ラインと右下がり、右上がりの2本の斜めラインの計5ラインが有効ラインとなる。
前面パネル2の比較的下部(傾斜台部12よりも下方)には、矩形状の化粧パネル19が設けられ、この化粧パネル19の上方には、メダルをクレジットとして記憶可能なクレジット状態と記憶不能な非クレジット状態の何れか一方の状態に選択的に切換可能なクレジット選択ボタン18、各リール5a、5b、5cの回転を開始させるためのスタートレバー20および各々のリール5a、5b、5cの回転を停止させるためのリールストップボタン7a、7b、7cが設けられている。
また、化粧パネル19の下方には、前面パネル2の背部にあるメダル払出部(図示省略)より払い出されたメダルを貯留可能な受皿23や、灰皿21などが設けられている。
メダル貸出機3の前面には、開閉可能な前面パネル31が設けられ、この前面パネル31には、前面パネル用鍵穴32、紙幣投入口33、エラーランプ34、紙幣受付ランプ35、メダル不足ランプ36、再作動スイッチ37、メダル満杯ランプ38、メダル払出部39、メダル取込口40、メダル補給扉41、メダル補給用鍵穴42、投入スイッチ43、投入スイッチランプ44、メダル払出数表示部45、クレジット数表示部46、及び取込口シャッター操作部47が設けられている。
前面パネル用鍵穴32は、前面パネル31の施錠機構を操作する鍵を挿入する穴である。
紙幣投入口33は、千円札(有価価値媒体)を挿入するための開口である。
エラーランプ34は、エラー発生時に点灯するランプである。
紙幣受付ランプ35は、千円札を受け付け可能な時に点灯するランプである。
メダル不足ランプ36は、後述するホッパータンク61内のメダルが不足した時に点灯するランプである。
再作動スイッチ37は、再作動時(エラー発生による停止状態からの復帰時)に操作するスイッチである。
メダル満杯ランプ38は、後述するホッパータンク61内のメダルが満杯になった時に点灯するランプである。
メダル払出部39は、前面側に箱型に張り出した部分であり、スロットマシン2側の側面に、後述するホッパー装置60から送り出されるメダルが投入メダルとして排出される投入メダル払出口48を有し、下面には、後述するホッパー装置60から送り出されるメダルが貸メダルとして排出される貸メダル払出口49が設けられている。なお、このメダル払出部39の内部構成は、後述する。
メダル取込口40は、上記貸メダル払出口49の下方に所定間隔あけて配置された皿状のものであり、貸メダル払出口49から払い出されて落下するメダルMを受け止めて貯留するか、メダル貸出機3の内部(後述するホッパータンク61)に取り込むためのものである。
メダル補給扉41は、後述するホッパータンク61へのメダル補給用の扉である。
メダル補給用鍵穴42は、メダル補給扉41の施錠機構を操作する鍵の挿入穴である。
投入スイッチ43は、メダル貸出機3側にクレジットされたメダルのスロットマシン2への投入を指令するスイッチであり、1回押すと例えば最大50枚のメダルの投入が指令される。
投入スイッチランプ44は、投入スイッチ43が操作可能であることを報知するためのランプである。
メダル払出数表示部45は、払いだされたメダル(貸メダル又は投入メダル)の数を表示する部分である。またクレジット数表示部46は、メダル貸出機3にクレジットされたメダル数を表示する部分である。なお、これらの各表示部45、46は7セグメントLEDや液晶装置を用いて構成することができる。
取込口シャッター操作部47は、後述する取込口シャッター68を手動で開閉操作するための操作部である。
なおこの場合、メダル取込口40が、メダル貸出機3の上下方向略中央に設けられ、このメダル取込口40の上方にメダル払出部39が設けられている。また、前面パネル用鍵穴32、紙幣投入口33、エラーランプ34、紙幣受付ランプ35、メダル不足ランプ36、再作動スイッチ37、及びメダル満杯ランプ38は、メダル払出部39の上方(メダル貸出機3の上端近く)に配置されている。また、メダル補給扉41は、メダル払出部39の下方に配置されている。また、投入スイッチ43、投入スイッチランプ44、メダル払出数表示45、及びクレジット数表示46は、メダル補給扉41の下方(メダル貸出機3の下端近く)に配設された操作パネル50上に配置されている。
そして、メダル払出部39の投入メダル払出口48には、案内ノズル51が接続されている。案内ノズル51は、一端が投入メダル払出口48に接続され、図1に示す使用位置から図2に示す非使用位置まで、遊技者や店員の操作で揺動可能となっている。そして、使用位置にセットされると、案内ノズル51の他端が、スロットマシン2のメダル投入口15に接続された状態となり、投入メダル払出口48から払い出された投入メダルがメダル投入口15に案内される。しかし、非使用位置にセットされると、案内ノズル51の他端が、メダル貸出機3の上端側に向いた状態となり、投入メダル払出口48からメダルは払い出せない(本例の場合には、後述する制御処理によってこの払い出し(メダル投入)が禁止される)。なお、案内ノズル51の基端部には、この案内ノズル51が使用位置にあるのか又は非使用位置にあるのかを検出するノズル状態センサ52が設けられている。またこの場合、上記案内ノズル51が非使用位置にセットされていればもちろんのこと、上記案内ノズル51が使用位置にセットされていても、メダル投入口15には、遊技者が自分の手でメダルを投入可能となっている。
B.遊技装置の内部構成
次に、内部構成を説明する。図3はメダル貸出機3の側断面図であり、図4はメダル払出部39の縦断面図(正面側から見た図)、図5は遊技装置1の平面図(一部水平断面図)である。
メダル貸出機3内の下部には、投入メダル払出装置としても機能するホッパー装置60が設けられ、このホッパー装置60の上部にはこのホッパー装置60により払い出されるメダルを貯留するホッパータンク61が設けられている。ホッパー装置60は、モーター62を駆動原として、ホッパータンク61内のメダルを1枚ずつ送り出す装置であり、詳細構成は特に限定されない。
なお、前述のメダル補給扉41は、この場合図3に点線で示すように、上端側が前面側に倒れるように開く構成となっており、これにより形成された開口からホッパータンク61内にメダルを補給可能となっている。この補給の際、このメダル補給扉41がメダルをホッパータンク61内に案内する機能を持つ。また、ホッパータンク61内には、メダル不足検出センサ63とメダル満杯検出センサ64が設けられている。メダル不足検出センサ63は、ホッパータンク61内の下部に設けられ、ホッパータンク61内のメダル数が所定の下限量未満になっていることを検出するためのセンサである。メダル満杯検出センサ64は、ホッパータンク61内の上部に設けられ、ホッパータンク61内のメダル数が所定の上限量(通常は、200枚よりも十分多い枚数)を超えたことを検出するためのセンサである。
メダル貸出機3内の上下方向略中央部の奥側には、このメダル貸出機3の制御を行うメダル貸制御装置65が設けられている。このメダル貸制御装置65の構成については、後述する。
また、メダル貸出機3内の上端近くには、紙幣識別機66が設けられている。この紙幣識別機66は、紙幣投入口33から投入された紙幣(この場合、千円札)が真札であるか否か判定し、偽札であれば紙幣投入口33に排出し(返却し)、真札であれば取り込んで図示省略した島側の紙幣搬送装置にその紙幣を受け渡すものである。なお、紙幣搬送装置は、例えば島端に設けられた紙幣貯留部に投入された紙幣を搬送する。
なお、前述のメダル取込口40は、上記ホッパー装置60やホッパータンク61よりも上方に配置されている。そして、このメダル取込口40の下端とホッパータンク61の上端は、メダル取込通路67によって接続され、メダル取込口40から取り込まれたメダルは、このメダル取込通路67を経由してホッパータンク61内に1個ずつ流下可能な構成となっている。但し、メダル取込通路67の入り口には、この入り口を開閉する取込口シャッター68(シャッター部材)が設けられ、この取込口シャッター68が閉じている時には、メダル取込口40に取り込まれたメダルは、メダル取込口40内に貯留される。ここで、取込口シャッター68は、取込口シャッターソレノイド(SOL)69に駆動されて上下してメダル取込通路67の入り口を開閉する。なお既述したように、取込口シャッター68は、前述の取込口シャッター操作部47の手動操作によって、遊技者の意思でも開閉できるようになっている。
また、メダル取込通路67の下部には、ここを通過するメダル(ホッパータンク61に取り込まれるメダル)を1個宛(ずつ)検出する取込メダルカウントセンサ70(取込メダル検出手段)が設けられている。
なお、取込メダルカウントセンサ70により検出されたメダルは、メダル貸制御装置65(クレジット手段)によって計数されてクレジット数として記憶される。そして、記憶されているクレジット数の範囲内で、遊技者の操作により、ホッパー装置60(投入メダル払出装置)からメダル投入口15に投入するためのメダル(投入メダル)が払い出し可能となる(詳細後述する)。なお、ここでいうクレジット数は、メダル貸出機3の側のクレジット数であり、例えば最大200までセット可能である。ちなみに前述したように、スロットマシン2側でも、例えば最大50のクレジット数がセット可能である。
また、取り込んだメダルの検出や計数(取込メダルカウントセンサ70の詳細構成等)については詳しい説明を省略するが、確実に計数できればどのような構成のものでもよい。
また、ホッパー装置60の送出口と、メダル払出部39の上部入口71との間には、メダルが一列に連なって通過可能なメダル通路72が接続されている。この場合のメダル通路72は、ホッパー装置60の送出口から上方に延出されて、メダル貸制御装置65の奥側と上側を経由してメダル払出部39まで伸びている。なお、メダルがホッパータンク61に十分補給されホッパー装置60による貸メダル又は投入メダルの払い出しが一度以上実行された通常状態では、メダル通路72内には、メダルが全長にわたって一列に連続して存在している。このため、この通常状態でホッパー装置60が作動すると、ホッパー装置60の送出口から送り出されたメダルが一枚分の大きさの距離動くだけで、メダル通路72内のメダルが順次押されて、1枚のメダルがメダル払出部39の上部入口71(後述する分岐前位置)から下流側に送り出される。つまり、上記通常状態においてホッパー装置60が作動すると、ホッパー装置60の作動量に対応した枚数だけメダルが即座にメダル払出部39に払い出される。
そしてメダル払出部39内には、図4に示すように、メダル払出部39の上部入口71に連通する三つの通路(投入メダル通路73、貸メダル通路74、タンク通路75)が設けられている。ここで、投入メダル通路73は、投入メダル払出口48を経由して案内ノズル51に接続された通路であり、貸メダル通路74は、貸メダル払出口49に接続された通路であり、タンク通路75は、図3に示す戻メダル通路76に接続された通路である。戻メダル通路76は、上端がタンク通路75に接続され、下端がホッパータンク61に接続されている。なお、メダル払出部39内の通路は、まず第1分岐部39aでタンク通路75とそれ以外に分かれ、その後流側の第2分岐部39bで、投入メダル通路73と貸メダル通路74に分かれる。
また、メダル払出部39内の上部入口71の奥に位置する分岐前位置(前記第1分岐部39aの直前位置)には、メダルストッパー77が設けられている。メダルストッパー77は、通路の内面から突出した状態に維持されるように図示省略した付勢手段(コイルバネ等)により付勢された部材であり、図4(a)に示すように、ホッパー装置60が停止している状態において、上記分岐前位置にメダルMを保持しておく機能を有する。そして、ホッパー装置60が所定量作動すると、ホッパー装置60の送出口から送り出されたメダルがメダル通路72内のメダルを順次押して、その作動量に対応した枚数だけメダルMが、図4(b)〜(d)に示すように、1枚ずつメダルストッパー77を押し込みつつ上記分岐前位置から下流側に(投入メダル通路73、貸メダル通路74、又はタンク通路75のうちの何れかに)送り出されて流下するようになっている。
また、貸メダル通路74の入口(投入メダル通路73又は貸メダル通路74に分岐する第2分岐部39b)には、ここを開閉する通路切換部材78が設けられている。通路切換部材78は、通路切換ソレノイド(SOL)79(図3に示す)によって駆動される。そして、ホッパー装置60の作動によって上記分岐前位置から送り出されるメダルMは、この通路切換部材78の作動状態と、投入メダル通路73におけるメダルMの状態によって、何れかの通路に流れる構成となっている。
即ち、投入メダル通路73にメダルMが滞留していない状態で、通路切換部材78が閉状態にあると、ホッパー装置60の作動によって上記分岐前位置から送り出されるメダルMは、図4(b)に示すように、投入メダル通路73に流れ、投入メダル払出口48から排出される。投入メダル払出口48から排出されるメダルは、前述の案内ノズル51が使用位置にセットされていると、この案内ノズル51を経由してスロットマシン2のメダル投入口15に流入する。
また、通路切換部材78が開状態にあると、ホッパー装置60の作動によって上記分岐前位置から送り出されるメダルMは、図4(c)に示すように、貸メダル通路74に流れ落ち、貸メダル払出口49から排出されて、メダル取込口40内に落下する。
そして、通路切換部材78が閉状態にある場合において、投入メダル通路73や案内ノズル51でメダル詰まりが発生することによって、投入メダル通路73にメダルMが滞留しているときには、ホッパー装置60の作動によって上記分岐前位置から送り出されるメダルMは、図4(d)に示すように、タンク通路75に流れ、戻メダル通路76を経由して、ホッパータンク61内に落下する(ホッパータンク61内に戻される)構成となっている。
また、メダル払出部39内の分岐位置(前記第1分岐部39aの位置)には、前述のメダルストッパー77によって保持されている位置(前記分岐前位置)から送り出されたメダルMを検出するメダル払出センサ81が設けられている。また、投入メダル通路73における通路切換部材78よりも後流側には、ここを通過するメダル(即ち、投入メダル)を検出する投入メダル払出センサ82が設けられている。また、貸メダル通路74には、ここを通過するメダル(即ち、貸メダル)を検出する貸メダル払出センサ83が設けられている。
C.制御系の構成
次に、本例のメダル貸出機の制御系統(メダル貸制御装置65の構成含む)について、図6を参照して説明する。図6は本例のメダル貸出機の制御系統を示すブロック図である。
図6において、メダル貸制御装置65は、例えばワンチップマイコンからなるマイコン101と、入出力インターフェース102とを含んで構成されている。マイコン101は、CPU103、ROM104、RAM105よりなる。
ここで、入出力インターフェース102には、メダル払出センサ81、貸メダル払出センサ83、投入メダル払出センサ82、ノズル状態センサ52、メダル不足検出センサ63、メダル満杯検出センサ64、及び取込メダルカウントセンサ70からの検出信号が入力され、投入スイッチ43や再作動スイッチ37や紙幣識別機66からの信号も入力される。
また、入出力インターフェース102からは、メダル不足ランプ36、メダル満杯ランプ38、エラーランプ34、紙幣受付ランプ35、紙幣識別機66、ホッパー装置60のモーター62、メダル払出数表示部45、クレジット数表示部46、投入スイッチランプ44、取込口シャッターソレノイド(SOL)69、及び通路切換ソレノイド(SOL)79に対して、制御信号が出力される。
また、入出力インターフェース102には、スロットマシン2から、BIG信号、REG信号、CT・RT信号、スタート(投入)信号、及び遊技中信号が入力される。ここで、BIG信号は、いわゆるBB(ビッグボーナス)が発生したことを表す信号、REG信号は、いわゆるRB(レギュラーボーナス)が発生したことを表す信号、CT・RT信号は、いわゆるCT(チャレンジタイム)又はRT(リプレイタイム)が発生したことを示す信号である。また、スタート(投入)信号は、スタートレバー20の操作時に出力される信号であり、ベットされた(賭けられた)メダルの枚数に応じたパルスよりなる信号である。また、遊技中信号は、ドラム(リール5a、5b、5c)が回転していることを示す信号である。
なお、スロットマシン2からの信号は、スロットマシン2の機種等に応じて異なることはいうまでもない。例えば、遊技中信号は出力されない場合もある。
また、一般的なスロットマシンは、入賞となるドラムの図柄の組合せが複数設定されており、入賞には次のようなものがある。即ち、比較的少数(例えば10枚以下)のメダルが払い出される小役入賞、1枚のメダルをベットするだけで比較的多数(例えば15枚)のメダルが払い出されるJAC入賞、今回のメダル賭数が次回ゲームに持ち越されるのでメダルを新たにベットしなくともゲームを開始することができるリプレイ入賞、高確率でJAC入賞を獲得し易いJACゲームを所定回数遊技できるRB(レギュラーボーナス)を発生させるRB入賞、高確率で小役入賞を獲得し易い小役ゲームと高確率でJAC入賞を獲得し易いJACゲームとを所定回数遊技できるBB(ビッグボーナス)を発生させるBB入賞がある。
また最近では、例えばBBの終了後の所定期間に3個のリールの停止制御を解除し、小役入賞だけは遊技者の技量により獲得できるようにしたCT(チャレンジタイム)を発生させる入賞を備えたものや、例えばBBの終了後の所定期間にリプレイ入賞のフラグが成立する確率が通常よりも高くなるRT(リプレイタイム)を発生させる入賞を備えたものもある。
D.制御系の動作
次に、前述した制御系により行われる制御内容(メダル貸制御装置65の制御動作)について、図7〜図14のフローチャートを参照して説明する。
(a)メインルーチン
まず、図7(左側)により、メダル貸制御装置65(マイコン101)のメインルーチンの概略を説明する。
電源が供給されリセット信号が解除されてマイコン101が起動すると、初期化処理(ステップS1)を行う。即ち、RAM105におけるワークエリアのイニシャライズ、I/Oレジスタの設定、システム内部のレジスタの設定処理、フラグのイニシャライズ等が行われる。
(b)タイマ割込処理
次に、マイコン101のタイマ割込処理を、図7(右側)により説明する。
このタイマ割込処理は、前述したメインルーチンにおけるタイマ起動処理(図示省略)によって起動され、例えば2msec毎に実行される。
このタイマ割込処理では、まずステップS2で、必要に応じてレジスタの退避や割込の禁止処理を実行した後、ステップS3の入力処理を実行する。この入力処理では、前述の各センサやスイッチ類の検出信号の読み取りを実行する。具体的には、各センサの出力値をタイマ割込周期毎に判定し、同じレベルの出力値が規程回数(例えば、2回)以上継続した場合に、この出力値のレベルを各センサ等の検出信号の確定的な値として読み取る。なお、何れかのセンサ或いはスイッチがオンしていることが読み取られると、それを示すフラグ(入力フラグ)がたてられる。
次に、ステップS4で、後述するステップS51,S56,S71,S77,S83,S90,S96,S99,S100,S103,S111,S119,S120等で設定された出力データを出力ポートに設定し出力する出力処理を実行し、その後、ステップS5〜S11(詳細後述する)を順次実行する。
そしてステップS11が終了すると、ステップS12で、メインルーチンを再開すべく、退避させたレジスタを復帰させ、割込を許可し、そして割込時に中断した処理に復帰(リターン)する。
(c)センサ監視処理
次に、前記タイマ割込処理におけるステップS5で実行されるセンサ監視処理を、図8により説明する。
このルーチンが開始されると、まずステップS21で、メダル不足検出センサ63の出力がオンしているか否か(即ち、ホッパータンク61のメダル貯留数が所定下限量以上になっているか否か)判定し、オンしていればステップS24に進み、オンしていなければステップS22に進む。
ステップS22に進むと、メダル不足ランプ36を点灯させ、その後のステップS23で、メダル不足フラグをセットして、ステップS26に進む。
ステップS24に進むと、メダル不足ランプ36を消灯させ、その後のステップS23で、メダル不足フラグをクリアして、ステップS26に進む。
次いでステップS26では、メダル満杯検出センサ64の出力がオンしているか否か(即ち、ホッパータンク61のメダル貯留数が所定上限量を超えているか否か)判定し、オンしていればステップS27に進み、オンしていなければステップS29に進む。
ステップS27に進むと、メダル満杯ランプ38を点灯させ、その後のステップS28で、メダル満杯フラグをセットして、ステップS31に進む。
ステップS29に進むと、メダル満杯ランプ38を消灯させ、その後のステップS30で、メダル満杯フラグをクリアして、ステップS31に進む。
そしてステップS31では、ノズル状態センサ52の出力がオンしているか否か(即ち、案内ノズル51が使用位置にあるか否か)判定し、オンしていればステップS32に進み、オンしていなければステップS33に進む。
ステップS33に進むと、エラーフラグをセットし、このルーチンの処理を終了してリターンする。
ステップS32に進むと、エラーフラグをクリアし、このルーチンの処理を終了してリターンする。
(d)紙幣投入監視処理
次に、前記タイマ割込処理におけるステップS6で実行される紙幣投入監視処理を、図9により説明する。
このルーチンが開始されると、まずステップS41でメダルのクレジット数(メダル貸出機3の側のクレジット数)がゼロより大きいか否か判定し、肯定的であれば紙幣投入を禁止すべくステップS55に進み、否定的であればステップS42に進む。
次にステップS42では、エラーフラグ(ステップS33等でセットされるもの)がオンしているか否か判定し、肯定的であれば紙幣投入を禁止すべくステップS55に進み、否定的であればステップS43に進む。
次にステップS43では、メダル貸出動作中にオンしているメダル貸フラグ(ステップS53でセットされるもの)がオンしているか否か判定し、肯定的であれば紙幣投入を禁止すべくステップS55に進み、否定的であればステップS44に進む。
次にステップS44では、スロットマシン2からの前述のBIG信号がアクティブになっているか否か判定し、肯定的であれば紙幣投入を禁止すべくステップS55に進み、否定的であればステップS45に進む。
次にステップS45では、スロットマシン2からの前述のREG信号がアクティブになっているか否か判定し、肯定的であれば紙幣投入を禁止すべくステップS55に進み、否定的であればステップS46に進む。
次にステップS46では、スロットマシン2からの前述のCT信号がアクティブになっているか否か判定し、肯定的であれば紙幣投入を禁止すべくステップS55に進み、否定的であればステップS47に進む。
次にステップS47では、スロットマシン2からの前述のRT信号がアクティブになっているか否か判定し、肯定的であれば紙幣投入を禁止すべくステップS55に進み、否定的であればステップS48に進む。
次にステップS48では、スロットマシン2からの前述の遊技中信号がアクティブになっているか否か判定し、肯定的であれば紙幣投入を禁止すべくステップS55に進み、否定的であればステップS49に進む。
次にステップS49では、メダル不足時にオンするメダル不足フラグ(ステップS23でセットされるもの)がオンしているか否か判定し、肯定的であれば紙幣投入を禁止すべくステップS55に進み、否定的であれば紙幣投入を許可すべくステップS50に進む。
なお、ステップS41やステップS44〜S48は、削除してもよい。ステップS41やステップS44〜S48の判定が肯定的となる状態では、通常遊技者は紙幣投入を行わないからである。また、ステップS41などの条件は、メダル貸出動作の前提条件として、必ずしも必要ないからである。
ステップS50に進むと、紙幣受付禁止フラグをクリアし、次のステップS51で、紙幣受付の許可を報知すべく紙幣受付ランプ35を点灯して、ステップS52に進む。
そしてステップS52では、紙幣識別機66からの信号を読み取って、紙幣が投入されたか否か判定し、投入されていればステップS53に進み、投入されていなければリターンする。
次にステップS53に進むと、メダル貸出中であることを示すメダル貸フラグをセットし、次のステップS54で、通路切換ソレノイド79をオンして通路切換部材78を開状態に制御し、その後ステップS55に進む。
そしてステップS55では、紙幣受付禁止フラグをセットし、次のステップS56で、紙幣受付の禁止を報知すべく紙幣受付ランプ35を消灯して、リターンする。
(e)投入スイッチ監視処理
次に、前記タイマ割込処理におけるステップS7で実行される投入スイッチ監視処理を、図10により説明する。
このルーチンが開始されると、まずステップS61,S62で、前述ステップS41,42(図9)とそれぞれ同じ判定処理を実行し、判定結果が肯定的であればメダル投入を禁止すべくステップS77に進み、否定的であれば次のステップS62,S63にそれぞれ進む。
次にステップS63では、メダル投入動作中にオンしているメダル投入フラグ(ステップS73でセットされるもの)がオンしているか否か判定し、肯定的であればメダル投入を禁止すべくステップS77に進み、否定的であれば次のステップS64に進む。
そしてステップS64〜S70では、前述ステップS43〜S49(図9)とそれぞれ同じ判定処理を実行し、判定結果が肯定的であればメダル投入を禁止すべくステップS77に進み、否定的であれば順次その次のステップS65〜S71にそれぞれ進む。
そしてステップS71に進むと、メダル投入の許可を報知すべく投入スイッチランプ44を点灯して、ステップS72に進む。
ステップS72では、投入スイッチ43からの信号を読み取って、投入スイッチ43がオンされたか否か判定し、オンされていればステップS73に進み、オンされていなければリターンする。
次にステップS73に進むと、メダル投入中であることを示すメダル投入フラグをセットし、次のステップS74で、メダルのクレジット数B(メダル貸出機3側のクレジット数)が50より小さいか否か判定し、判定結果が肯定的な場合にはステップS75に進み、否定的な場合にはステップS76に進む。
そしてステップS75に進むと、この1回の操作(投入スイッチ43のオン操作)によるメダル投入数Aを上記クレジット数Bとし、ステップS77に進む。
一方ステップS76に進むと、この1回の操作(投入スイッチ43のオン操作)によるメダル投入数Aを50とし、ステップS77に進む。なお、これらステップS74〜S76の処理によれば、メダル投入数Aが、クレジット数Bの範囲内でかつ最大値50の範囲内で最大の値(クレジット数Bと最大値50のうち小さい方の値)に設定される。
そしてステップS77では、メダル投入の禁止を報知すべく投入スイッチランプ44を消灯して、リターンする。
(f)メダル貸し処理
次に、前記タイマ割込処理におけるステップS8で実行されるメダル貸し処理を、図11により説明する。
このルーチンが開始されると、まずステップS81で、メダル貸し時にオンするメダル貸しフラグ(ステップS53でセットされるもの)がオンしているか否か判定し、肯定的であればステップS82に進み、否定的であればメダル貸動作を開始しないでステップS100に進む。
次にステップS82で、エラー発生時にオンするエラーフラグ(ステップS33やS98等でセットされるもの)がオンしているか否か判定し、肯定的であればステップS99に進み、否定的であればメダル貸動作を開始(又は継続)すべくステップS83に進む。
そしてステップS83では、ホッパー装置60のモーター62をオンして作動させ、ステップS84に進む。
ステップS84では、メダル払出センサ81の出力がアクティブになったか否か(メダルMがメダル払出部39の前記第1分岐部39aに1枚押し出されたか否か)を判定し、判定結果が肯定的であればステップS85に進んでメダル払出数X(メダル払出部39の前記第1分岐部39aに押し出されたメダル枚数)を1枚分増加させてステップS86に進み、否定的であればそのままステップS86に進む。
ステップS86では、貸メダル払出センサ83の出力がアクティブになったか否か(メダルMがメダル払出部39の貸メダル通路74内に1枚流下したか否か)を判定し、判定結果が肯定的であればステップS87に進んで貸メダル払出数Y(メダル払出部39の貸メダル通路74内に流下したメダル枚数)を1枚分増加させてステップS88に進み、否定的であればそのままステップS88に進む。
次にステップS88では、メダル払出数Xから貸メダル払出数Yを差し引いた値が所定値(例えば、5)より小さいか否か判定し、肯定的であればメダル詰まりが発生していないとしてステップS89に進み、否定的であればメダル詰まり(エラーの一種)が発生しているとしてステップS98に進む。なお、このステップS88が実行される状態(メダル貸しフラグがオンとなってメダル貸し動作が実行されている状態)では、前述のステップS54で通路切換ソレノイド79がオンされて通路切換部材78が開状態に制御されている。そのため、メダル詰まりが発生していなければ、上記メダル払出数Xと貸メダル払出数Yは最終的に等しくなり、その差は常にゼロ又はゼロに近い値であるはずであり、逆にその差が所定値を超えていればメダル詰まりが発生していると判定できる。
次にステップS89では、メダル払出数Xが所定の払出数(例えば、50枚)に到達したか否か判定し、肯定的であればメダル払出を停止すべくステップS90に進み、否定的であればステップS93に進む。なお、メダルの貸出料金は、通常1枚当たり20円であるので、千円札投入に対して、通常50枚の貸メダルが払い出される。
ステップS90に進むと、ホッパー装置60のモーター62をオフして停止させ、次のステップS91で監視タイマ(例えば、1秒)をセットし、さらに次のステップS92で監視フラグをセットして、ステップS93に進む。なお、このような監視タイマをセットするのは、モーター62を停止させても、まだ流れているメダル(貸メダル払出センサ83で未検出なもの)を監視するためである。また、ステップS92で監視フラグをセットするのは、監視中であることを明確にするためであるが、この処理は必ずしも必要ではない。
ステップS93では、貸メダル払出数Yが所定の払出数(例えば、50枚)に到達したか否か判定し、肯定的であればメダル貸し動作を完了させるべくステップS94に進み、否定的であればステップS97に進む。なお、メダル払出センサ81の故障等によって、メダル払出数Xが所定の払出数に到達していないのに貸メダル払出数Yが所定の払出数に到達することもあり得るので、ステップS93の判定結果が肯定的である場合に、モーター62を停止させるステップを例えばステップS94の前に設けても良い。
次にステップS94に進むと、メダル払出数Xと貸メダル払出数Yの値をゼロにする(クリアする)処理を実行した後、ステップS95でメダル貸しフラグをオフしてクリアし、その後ステップS96で、通路切換ソレノイド79(ステップS54でオンされたもの)をオフして通路切換部材78を閉状態に制御し、その後ステップS100に進む。
ステップS97に進むと、ステップS91でセットした(計時を開始した)監視タイマがタイムアップしたか否か判定し、タイムアップしていればメダル払出数Xと貸メダル払出数Yの値が等しくないのでエラーであるとしてステップS98に進み、タイムアップしていなければまだ監視中(或いは監視前の状態)であるとしてステップS100に進む。
ステップS98に進むと、エラーフラグをセットし、その後のステップS99でホッパー装置60のモーター62をオフして停止させ、ステップS100に進む。
そしてステップS100では、その時点の貸メダル払出数Yの値をメダル払出数表示部45に表示するための処理を実行した後、リターンする(次の実行タイミングでまたステップS81から処理を繰り返す)。
(g)メダル投入処理
次に、前記タイマ割込処理におけるステップS9で実行されるメダル投入処理を、図12により説明する。
このルーチンが開始されると、まずステップS101で、メダル投入時にオンするメダル投入フラグ(ステップS73でセットされるもの)がオンしているか否か判定し、肯定的であればステップS102に進み、否定的であればメダル投入を開始しないでステップS120に進む。
次にステップS102で、エラー発生時にオンするエラーフラグ(ステップS33やS118等でセットされるもの)がオンしているか否か判定し、肯定的であればステップS119に進み、否定的であればメダル投入を開始(又は継続)すべくステップS103に進む。
そしてステップS103では、ホッパー装置60のモーター62をオンして作動させ、ステップS104に進む。
ステップS104では、メダル払出センサ81の出力がアクティブになったか否か(メダルMがメダル払出部39の前記第1分岐部39aに1枚押し出されたか否か)を判定し、判定結果が肯定的であればステップS105に進んでメダル払出数X(メダル払出部39の前記第1分岐部39aに押し出されたメダル枚数)を1枚分増加させてステップS106に進み、否定的であればそのままステップS106に進む。
ステップS106では、投入メダル払出センサ82の出力がアクティブになったか否か(メダルMがメダル払出部39の投入メダル通路73内に1枚流下したか否か)を判定し、判定結果が肯定的であればステップS107に進んで投入メダル払出数Y(メダル払出部39の投入メダル通路73内に流下したメダル枚数)を1枚分増加させてステップS108を経てステップS109に進み、否定的であればそのままステップS109に進む。
ステップS108では、クレジット数B(後述するステップS122でカウントアップされて記憶されているもの)をメダル1枚分減らす。
次にステップS109では、メダル払出数Xから投入メダル払出数Yを差し引いた値が所定値(例えば、5)より小さいか否か判定し、肯定的であればメダル詰まりが発生していないとしてステップS110に進み、否定的であればメダル詰まり(エラーの一種)が発生しているとしてステップS118に進む。なお、このステップS118が実行される状態(メダル投入フラグがオンとなってメダル投入動作が実行されている状態)では、前述のステップS96で通路切換ソレノイド79がオフされて通路切換部材78が閉状態に制御されている。そのため、メダル詰まりが発生していなければ、上記メダル払出数Xと投入メダル払出数Y(投入メダル通路73内に流下し、案内ノズル51を経由してスロットマシン2の投入口15に投入されるメダルの枚数)は最終的に等しくなり、その差は常にゼロ又はゼロに近い値であるはずであり、逆にその差が所定値を超えていればメダル詰まりが発生していると判定できる。
次にステップS110では、メダル払出数Xがメダル投入数A(ステップS75又はS76で設定されたもので、この場合、最大50枚)に到達したか否か判定し、肯定的であればメダル投入を停止すべくステップS111に進み、否定的であればステップS114に進む。
ステップS111に進むと、ホッパー装置60のモーター62をオフして停止させ、次のステップS112で監視タイマ(例えば、1秒)をセットし、さらに次のステップS113で監視フラグをセットして、ステップS114に進む。なお、このような監視タイマをセットするのは、モーター62を停止させても、まだ流れているメダル(投入メダル払出センサ82で未検出なもの)を監視するためである。また、ステップS113で監視フラグをセットするのは、監視中であることを明確にするためであるが、この処理は必ずしも必要ではない。
ステップS114では、投入メダル払出数Yがメダル投入数Aに到達したか否か判定し、肯定的であればメダル投入動作を完了させるべくステップS115に進み、否定的であればステップS117に進む。なお、メダル払出センサ81の故障等によって、メダル払出数Xがメダル投入数Aに到達していないのに投入メダル払出数Yがメダル投入数Aに到達することもあり得るので、ステップS114の判定結果が肯定的である場合に、モーター62を停止させるステップを例えばステップS115の前に設けても良い。
次にステップS115に進むと、メダル払出数Xと投入メダル払出数Yの値をゼロにする(クリアする)処理を実行した後、ステップS116でメダル投入フラグをオフしてクリアし、その後ステップS120に進む。
ステップS117に進むと、ステップS112でセットした(計時を開始した)監視タイマがタイムアップしたか否か判定し、タイムアップしていればメダル払出数Xと投入メダル払出数Yの値が等しくないのでエラーであるとしてステップS118に進み、タイムアップしていなければまだ監視中(或いは監視前の状態)であるとしてステップS120に進む。
ステップS118に進むと、エラーフラグをセットし、その後のステップS119でホッパー装置60のモーター62をオフして停止させ、ステップS120に進む。
そしてステップS120では、その時点の投入メダル払出数Yの値をメダル払出数表示部45に表示するための処理を実行した後、リターンする(次の実行タイミングでまたステップS101から処理を繰り返す)。
(h)メダル取込処理
次に、前記タイマ割込処理におけるステップS10で実行されるメダル取込処理を、図13により説明する。
このルーチンが開始されると、まずステップS121で、取込メダルカウントセンサ70の出力がアクティブになったか否か(メダルがメダル取込通路76を経てホッパータンク61内に1枚流下したか否か)を判定し、判定結果が肯定的であればステップS122に進んでメダルのクレジット数Bを1枚分増加させてステップS123に進み、否定的であればそのままステップS123に進む。
そしてステップS123では、その時点のクレジット数Bの値をクレジット数表示部46に表示するための処理を実行した後、ステップS124に進む。
ステップS24に進むと、クレジット数Bが所定の制限値(例えば、200枚)未満か否かを判定し、判定結果が肯定的であればステップS125に進み、否定的であれば取込を停止すべくステップS126に進む。
ステップS125では、メダル満杯フラグ(ステップS28でオンにセットされるもの)がオンにセットされているか否か判定し、オンであれば取込を停止すべくステップS126に進み、オンでなければ取込を継続すべくステップS127に進む。
そして、ステップS126では、取込口シャッターソレノイド69をオンして取込口シャッター68を閉状態とした後、リターンする。
またステップS127では、取込口シャッターソレノイド69をオフして取込口シャッター68を開状態とした後、リターンする。
(i)エラー処理
次に、前記タイマ割込処理におけるステップS11で実行されるエラー処理を、図14により説明する。
このルーチンが開始されると、まずステップS131で、エラー発生時にオンするエラーフラグ(ステップS33、S98、S118の何れかでセットされるもの)がオンしているか否か判定し、肯定的であればステップS132に進み、否定的であればステップS136に進む。
ステップS136に進むと、エラーランプ34をオフする制御を実行した後、リターンする。
ステップS132に進むと、エラーランプ34をオンする制御を実行した後、ステップS133に進む。
ステップS133では、再作動スイッチ37がオン操作されたか否か判定し、オン操作された場合にはステップS134に進み、そうでない場合にはエラー発生状態を継続すべくリターンする。
ステップS134に進むと、前記エラーフラグをクリアし、ステップS135に進む。
ステップS135では、メダル払出数Xの値を、その時点のメダル払出数Y(メダル貸し動作中のエラー発生時の場合には貸メダル払出数Yであり、メダル投入動作中のエラー発生時の場合には投入メダル払出数Y)と同じ値に変更する処理を実行し、その後リターンする。
E.メダル貸出機の動作
次に、本例のメダル貸出機3の動作について説明する。
前述したステップS41〜S49の条件が成立していると(ステップS50に処理が進む状態であると)、ステップS51の処理によって紙幣受付ランプ35が点灯する。
紙幣投入口33に遊技者が紙幣を投入すると、紙幣識別機がその真偽を判別し、偽札であれば紙幣投入口33に戻して返却し、真札であればその紙幣投入を示す信号をメダル貸制御装置65に送信する。なお、紙幣受付ランプ35が消灯しているときに、紙幣(真札)が投入されたときには、紙幣識別機の機能又はメダル貸制御装置65の図示しない制御機能によって、紙幣を紙幣投入口33に戻して返却するか、紙幣投入口33から紙幣を受け付けない(引き込まない)構成とすればよい。
上記真札が投入された信号がメダル貸制御装置65に送信されると、前述のステップS52〜S56の処理により、紙幣受付ランプ35が消灯して紙幣の投入が禁止されるとともに、メダル貸フラグがセットされて通路切換部材78が閉状態から開状態とされる。
メダル貸フラグがセットされて通路切換部材78が開状態とされると、ステップS81〜S83の処理により、エラー(案内ノズル51が非使用位置にある状態は含んでもよいが、含まない態様としてもよい)が発生していない限り、ホッパー装置60のモーター62が作動して、ホッパータンク61内のメダルが一枚ずつ、メダル通路72を経由してメダル払出部39の上部入口71から前記第1分岐部39aに送り出され、メダル詰まりが発生していない限り、図4(c)に示す如く送り出されたメダルMが貸メダル通路74に流れ、貸メダル払出口49から排出されて、メダル取込口40内に落下するメダル貸動作が実現される。この際遊技者は、貸メダル払出口49からメダル取込口40内に落下するメダルを見て、貸メダルを目で確認し適正にメダルが貸し出されていることを確認できるし、また落下する様子や音で雰囲気(これから遊技を開始しようとするウキウキ感を高揚させるもの)を感じることができる。
またこのメダル貸動作において、メダル詰まりが発生すると、メダルはタンク通路75と戻メダル通路76を経由してホッパータンク61に戻されて、ホッパー装置60に過負荷が加わることが回避される。そして、メダル払出数Xと貸メダル払出数Yの差が前述の所定値になると、前記ステップS88,S98,S99の処理によって、エラー(メダル詰まり)発生とされ、モーター62が停止される(即ち、上記メダル貸動作が中断される)。
なお、このようなエラー発生状態は、再作動スイッチ37のオン操作によって、前記ステップS133〜S135の処理によって解除される。このため、詰まったメダルを店員が手動で排除するなどによって、エラー発生要因を解消した後、再作動スイッチ37を操作することによって、例えば中断された上記メダル貸動作を再開することができる。
そして、上記メダル貸動作が継続され、メダル払出数Xが所定枚数(通常50枚)になり、ステップS89〜S90の処理によってモーター62が停止されて、その後ステップS91の監視タイマの時間内に貸メダル払出数Yも所定枚数になると、ステップS93〜S96の処理によって、メダル貸しフラグ等がクリアされるとともに、通路切換部材78が閉状態に戻される(即ち、メダル貸動作が終了する)。また、ステップS100によって、貸メダルとして払い出されるメダル(メダル取込口40内に落下したメダル)の枚数が、このメダル貸動作中にメダル払出数表示部45に表示される。
なお、メダル払出数Xが所定枚数になった時点から、監視タイマ(ステップS91)の時間が経過しても、貸メダル払出数Yが所定枚数にならないと、メダル詰まり或いはセンサ故障等のエラーが発生したとして、ステップS98の処理によって、エラーフラグがセットされる。なお、こうしてエラーが発生してエラーフラグがセットされると、ステップS132の処理によってエラーランプ34が点灯され、エラー発生状態が遊技者や店員に報知される(ステップS118などの、他のエラー発生のときも同様である)。
次に、上記メダル貸動作によりメダル取込口40内にメダルが払い出された場合、或いは遊技者が手持ちのメダルをメダル取込口40内に投入した場合の動作を説明する。メダル取込口40内に入れられたメダルは、通常は取込口シャッター68が開状態になっているので、メダル取込通路67を経由して取込メダルカウントセンサ70により検出された後にホッパータンク61内に流入し、メダル取込動作が実現される。
取込メダルカウントセンサ70によりメダルが1枚検出される度に、ステップS121の判定が肯定的となり、ステップS122によってクレジット数Bがカウントアップされ、このクレジット数Bは、ステップS123の処理によってクレジット数表示部46にその都度更新されて表示される。
なお、取込口シャッター68は、遊技者によって閉状態に操作された場合、或いは前記ステップS124,S125の条件(クレジット数Bが上限を超えたこと又はホッパータンク61が満杯になったこと)が成立してステップS126の制御処理が実行された場合に、閉状態となる(上記メダル取込動作中であれば、その動作が中断される)。この閉状態のときに、メダル取込口40内に入れられたメダルは、メダル取込口40内に滞留する。この場合には、遊技者がメダル取込口40内に手を入れて、メダル取込口40内のメダルを取り出すことが可能となる。つまり遊技者は、取込口シャッター68を操作することによって、前記メダル貸動作により払い出される貸メダルを、クレジットするのではなく、手もとに受け取ることができる。また、上記条件成立によってクレジットされることなく、メダル取込口40内に払い出されて滞留している貸メダルも、同様に取り出すことができる。
なお、ステップS124等の処理でクレジット数の最大値を制限しているのは、あまり多くクレジットしてしまうと遊技終了時に取り出すのが大変だからである。
また、取込口シャッター68の動作が間に合わないなどの原因で、クレジット数Bが所定の上限値(例えば200枚)を超えて取り込んでしまった場合は、この上限値を超えてクレジット可能である。
次に、前述したステップS61〜S70の条件が成立していると(ステップS71に処理が進む状態であると)、ステップS71の処理によって投入スイッチランプ44が点灯する。
こうして投入スイッチランプ44が点灯している状態において、投入スイッチ43を遊技者がオン操作すると、前述のステップS73〜S77の処理により、投入スイッチランプ44が消灯して投入スイッチ43のオン操作が禁止されるとともに、メダル投入フラグがセットされて、さらにメダル投入数Aが、クレジット数Bと最大値50のうち小さい方の値に設定される。
メダル投入フラグがセットされてメダル投入数Aが設定されると、通路切換部材78は閉状態になっているので(ステップS96)、ステップS101〜S103の処理により、エラー(案内ノズル51が非使用位置にある状態含む)が発生していない限り、ホッパー装置60のモーター62が作動して、ホッパータンク61内のメダルが一枚ずつ、メダル通路72を経由してメダル払出部39の上部入口71から前記第1分岐部39aに送り出され、メダル詰まりが発生していない限り、図4(b)に示す如く送り出されたメダルが投入メダル通路73に流れ、投入メダル払出口48と案内ノズル51を経由してスロットマシン2のメダル投入口15に投入され、メダル投入動作が実現される。この際遊技者は、案内ノズル51からメダル投入口15内に落下するメダルを見て、投入メダルを目で確認し適正にメダルが投入されていることを確認できるし、また落下する様子や音で雰囲気を感じることができる。なお、投入されたメダルは、スロットマシン2内で、所定の上限値(例えば、50枚)の範囲内でクレジットされ、それ以上に投入されたメダルは、例えば受皿23に排出される。
またこのメダル投入動作において、メダル詰まりが発生すると、メダル貸出動作と同様に、図4(d)の如くメダルはタンク通路75と戻メダル通路76を経由してホッパータンク61に戻されて、ホッパー装置60に過負荷が加わることが回避される。そして、メダル払出数Xと貸メダル払出数Yの差が前述の所定値になると、前記ステップS109,S118,S119の処理によって、エラー(メダル詰まり)発生とされ、モーター62が停止される(即ち、上記メダル投入動作が中断される)。
なお、このようなエラー発生状態は、再作動スイッチ37のオン操作によって、前記ステップS133〜S135の処理によって解除される。このため、詰まったメダルを店員が手動で排除する、或いは案内ノズル51を使用位置に戻すなどによって、エラー発生要因を解消した後、再作動スイッチ37を操作することによって、例えば中断された上記メダル投入動作を再開することができる。
そして、上記メダル投入動作が継続され、メダル払出数Xが設定されたメダル投入数A(通常、最大50枚)になり、ステップS110〜S111の処理によってモーター62が停止されて、その後ステップS112の後監視タイマの時間内に投入メダル払出数Yもメダル投入数Aになると、ステップS114〜S116の処理によって、メダル投入フラグ等がクリアされる(即ち、メダル投入動作が終了する)。また、ステップS120によって、投入メダルとして払い出されるメダル(投入メダル払出口48を経由して案内ノズル51に排出されるメダル)の枚数が、このメダル投入動作中にメダル払出数表示部45に表示される。
なお、メダル払出数Xが所定枚数になった時点から、監視タイマ(ステップS112)の時間が経過しても、投入メダル払出数Yが所定枚数にならないと、メダル詰まり或いはセンサ故障等のエラーが発生したとして、ステップS118の処理によって、エラーフラグがセットされる。
以上説明した本例のメダル貸出機3によれば、次のような効果がある。
本例のメダル貸出機によれば、メダル取込口40からメダルを取り込み、取込メダル検出手段(取込メダルカウントセンサ70)によってこのメダルを1個宛検出し、クレジット手段(メダル貸制御装置65)によって検出されたメダルを計数しクレジット数として記憶可能である。そして、投入メダル払出装置(ホッパー装置60)によって、クレジット手段に記憶されているクレジット数の範囲内で、遊技者の操作により投入メダルを払い出すことが可能であり、こうして払い出された投入メダルは、案内ノズル51によって遊技機のメダル投入口15に投入される。したがって本メダル貸出機によれば、貸メダル払出機能に加えて、メダル取込口40から取り込まれたメダルのクレジット数の範囲内でのメダル投入機能を実現できる。
また、1つのホッパー装置60で貸メダルと投入メダルの両方を払い出すようにした(メダル貸出用のホッパー装置を投入メダル払出装置としても兼用した)ので、従来のメダル貸出機のサイズのままメダル投入機能を付けることができる。即ち、単純な貸メダル払出機能のみのメダルサンドと同等の設置スペースでありながら、貸メダル払出機能に加えてメダル投入機能を実現できる。このため、遊技場の設備のコストダウンを図ることができるとともに、設置面積当たりの遊技機の設置台数を増やすことができる。また、紙幣識別機66及び紙幣投入口33を遊技機上面よりも下方に配置できるので、紙幣の投入がやり難くなり不便となる弊害が回避できる利点がある。
また本例では、ホッパー装置60を下部に設けてメダルを上方に揚送して払い出すようにしたので、メダル取込口40を遊技者が入れやすい高さに設定できるとともに、取り込んだメダルを自重によって容易にホッパータンク61(貸メダルや投入メダルの払い出し用のタンク)に貯留できる。また、取り込んだメダルをホッパータンク61に貯留するようにしたので、貸メダルや投入メダルの払い出し用に頻繁にメダルをホッパータンク61に補給する必要が無くなる。なお仮に、取り込んだメダルをホッパータンク61に貯留しないようにした場合(別のタンクに貯留したり島側に排出したりする構成の場合)には、ホッパータンク61のメダルがすぐになくなり、貸メダルや投入メダルの払い出し用に頻繁にメダルを補給しなければならない。
また本例によれば、投入メダルと貸メダルの払出口を別にしたので、遊技者がどちらのメダルが払い出されたかを容易に確認できる。
また本例によれば、遊技者は、貸メダル払出口49からメダル取込口40内に落下するメダルを見て、貸メダルを目で確認し適正にメダルが貸し出されていることを確認できるし、また落下する様子や音で雰囲気を感じることができる。また、案内ノズル51経由でメダル投入口15に投入せずに自分でメダル投入口15に投入したい遊技者や、別の遊技機で遊技したい遊技者などが、例えばメダル取込口40の上に手を差し出すことで、切換操作無しで貸メダルをクレジットしないで受け取って保持できる利点も得られる。
また本例によれば、取込口シャッター68(シャッター部材)を閉じることにより貸メダルがメダル取込口40に貯留される。また取込口シャッター68(シャッター部材)は、遊技者の操作で作動させることができる。このため、案内ノズル51経由でメダル投入口15に投入せずに自分でメダル投入口15に投入したい遊技者や、別の遊技機で遊技したい遊技者などが、取込口シャッター68を閉じることにより貸メダルをクレジットすることなくメダル取込口40に貯留し、そのメダルを自由に取り出して使用できて便利になる。
(第2形態例)
次に、第2形態例を図15によって説明する。なお、第1形態例と同様の構成については重複する説明を省略する(他の形態例も同様)。
図15は、本例における投入メダル払出口48と案内ノズル51の接続部の断面図である。本例は、投入メダル払出口48の出口(案内ノズル51との接続部)に、案内ノズル51を非使用位置に上げた場合に、メダルの流下を阻止するストッパー機構90を設けた例である。ストッパー機構90は、投入メダル払出口48の出口端の両側から外側に左右対称に伸びるように設けられたL字形のストッパーガイド部91,92と、これらストッパーガイド部91,92のそれぞれの内側に、メダルの通過方向に直角な方向に相対向して進退運動可能に取り付けられたストッパー本体93,94と、これらストッパー本体93,94をそれぞれ内側に付勢する弾性体95,96(例えばコイルバネ)と、案内ノズル51の接続端の両側にこの接続端が先細りとなるように設けられた傾斜面97,98とよりなる。
ストッパーガイド部91,92は、ストッパー本体93,94がそれぞれ摺接する摺動面91a,92a(メダルの通過方向に直角な面)と、ストッパー本体93,94の裏側にそれぞれ対向する側面91b,92b(メダルの通過方向に平行な平面)とを有する。
また弾性体95,96は、上記側面91b,92bとストッパー本体93,94の裏面との間に、それぞれ介装され、ストッパー本体93,94をそれぞれ内側(メダルが通過する経路)に向かって付勢している。
またストッパー本体93,94は、相対向する先端側(メダルが通過する経路の側)が先細りとなるように、案内ノズル51の側に傾斜面93a,94aが設けられている。これら傾斜面93a,94aは、案内ノズル51が接続位置(前記使用位置)に近づくと、案内ノズル51の接続端に設けられた傾斜面97,98に接合する構成とされている。これにより、案内ノズル51が接続位置(前記使用位置)に移動すると、案内ノズル51の接続端が、楔(くさび)のようにストッパー本体93,94の内側に入り込んでストッパー本体93,94の間をそれぞれ押し広げるように、ストッパー本体93,94を弾性体95,96の付勢力に逆らって外側(メダルが通過する経路から離れる向き)に移動させる。
そして、ストッパー本体93,94は、案内ノズル51が非使用位置にあってその案内ノズル51の接続端が離れている状態(外力の加わっていない自然状態)では、図15(b)に示すように、それらの先端がメダルの通過経路内に突出して、メダルMが投入メダル払出口48から流出しないように阻止する構成となっている。ところがストッパー本体93,94は、案内ノズル51が使用位置にあってその案内ノズル51の接続端が接続されている状態(前述の傾斜面の接合によって外側に押し広げられている状態)では、図15(a)に示すように、それらの先端がメダルの通過経路から外側に退避し、メダルMが投入メダル払出口48から案内ノズル51の方に流出可能となる構成となっている。
本例の構成であると、上記ストッパー機構90の作用によって、案内ノズル51を非使用位置に上げた場合に、投入メダル払出口48からのメダルの流出が阻止される。このため、第1形態例のように、案内ノズル51のヒンジ部にノズル状態センサ52を設けて、案内ノズル51の状態を監視する制御処理(ステップS31〜S33)をしつつメダルの払出動作(メダル投入動作)を実行する必要がなくなる。
また本例において、ノズル状態センサ52を設けず、案内ノズル51の状態を監視する制御処理(ステップS31〜S33)を実行しない構成において、案内ノズル51を非使用位置に上げた状態で投入スイッチ43が押されてメダル投入動作が開始された場合には、上記ストッパー機構90の作用によって投入メダル払出口48からのメダルの流出が阻止されるため、投入メダル通路73にメダルMが滞留し、ホッパー装置60の作動によって送り出されるメダルMは、図4(d)に示すように、タンク通路75に流れ、戻メダル通路76を経由して、ホッパータンク61内に落下する(ホッパータンク61内に戻される)。そして、メダル払出数Xと貸メダル払出数Yの差が前述の所定値になると、前記ステップS109,S118,S119の処理によって、エラー(メダル詰まり)発生とされ、モーター62が停止される(即ち、メダル投入動作が中断される)。
なお、このようなエラー発生状態は、再作動スイッチ37のオン操作によって、前記ステップS133〜S135の処理によって解除される。このため、遊技者又は店員が案内ノズル51を使用位置に戻してエラー発生要因を解消した後、再作動スイッチ37を操作することによって、中断された上記メダル投入動作を再開することができる。
(第3形態例)
次に、第3形態例を図16によって説明する。
図16は、本例の遊技装置を示す正面図である。本例は、スロットマシン2のメダル投入口15に接続するアダプタ110が設けられたものである。また、本例のメダル貸出機3は、アダプタ110を介してメダル投入口15に接続される案内ノズル51a(共用品)を備えている。案内ノズル51aは、使用位置においてアダプタ110に接続され、案内ノズル51aから流出したメダルは、アダプタ110内を経由してメダル投入口15に投入される構成となっている。
この構成であると、スロットマシン2のメーカや機種の違いによってメダル投入口15の寸法形状が異なっても、アダプタ110のみをメダル投入口15の寸法形状に応じた専用品に変更することで、案内ノズル51aの仕様を一定に保つことができ、案内ノズル51aの共用化(ひいては、メダル貸出機3の共用化)を図ることができる。また、メダル投入口15への接続部のメダル通路を常に適合な状態に設定できるため、メダル投入口15と案内ノズルの接続が適合していないことによるメダル詰まりの発生を防止できる効果もある。
なお、本発明は上述した形態例に限られず、各種の変形や応用があり得る。
例えば、第1実施例では、紙幣を投入すると貸メダルは必ずメダル取込口40に取り込まれるようにしたが、ノズル状態センサ52により案内ノズル51がメダル投入口15に接続されている場合は、貸メダルを案内ノズル51から直接メダル投入口15に流入させ、案内ノズル51がメダル投入口15に接続されずに非使用位置に上げられている場合は、メダル取込口40に取り込ませる構成としてもよい。
また、スロットマシン2側の現在のクレジット数Cの信号をメダル貸出機3側で受信可能に構成し、投入スイッチ43が押された場合、スロットマシン2側のクレジット数Cの上限値と現在のクレジット数Cの差(例えば、50−C)に相当する枚数のメダルを投入メダルとして払い出すようにしてもよい。こうすると、スロットマシン2側のクレジット数の上限値を超えないように、メダルを投入することができ、余分なメダルが受皿23に排出されるめんどうを回避できる。
また、紙幣を投入するのではなく、紙幣の代わりに有価価値媒体としてカード(プリペイドカード等)を投入する構成でもよい。なお、カードの場合は、遊技者が購入ボタンを操作することによって、カードに記憶された範囲内で、メダル貸動作が可能となる構成とすればよい。
また、メダル投入口とは別にノズル専用の投入口をスロットマシンに設け、その投入口に案内ノズルを接続するようにしてもよい。
また、図11に示す処理では、メダル払出数Xから貸メダル払出数Yを差し引いた値が所定値(例えば、5)より小さいか否かによって、メダル貸動作時のメダル詰まりの有無を判定している。しかしこれに限られず、例えば、メダル払出センサ81又は貸メダル払出センサ83の出力が所定時間以上オンとなっている(アクティブになっている)と、メダル詰まりが発生したと判定するようにしてもよい。
また同様に、図12に示す処理では、メダル払出数Xから投入メダル払出数Yを差し引いた値が所定値(例えば、5)より小さいか否かによって、メダル投入動作時のメダル詰まりの有無を判定している。しかしこれに限られず、例えば、メダル払出センサ81又は投入メダル払出センサ82の出力が所定時間以上オンとなっている(アクティブになっている)と、メダル詰まりが発生したと判定するようにしてもよい。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
遊技装置(メダル貸出機の案内ノズルが使用位置にある状態)を示す正面図である。 遊技装置(メダル貸出機の案内ノズルが非使用位置にある状態)を示す正面図である。 メダル貸出機の側断面図である。 メダル払出部の縦断面図である。 遊技装置の平面図(一部水平断面図)である。 メダル貸出機の制御系統を示すブロック図である。 メダル貸制御装置の制御動作を示すフローチャートである。 メダル貸制御装置の制御動作を示すフローチャートである。 メダル貸制御装置の制御動作を示すフローチャートである。 メダル貸制御装置の制御動作を示すフローチャートである。 メダル貸制御装置の制御動作を示すフローチャートである。 メダル貸制御装置の制御動作を示すフローチャートである。 メダル貸制御装置の制御動作を示すフローチャートである。 メダル貸制御装置の制御動作を示すフローチャートである。 第2形態例における投入メダル払出口と案内ノズルの接続部の断面図である。 第3形態例の遊技装置を示す正面図である。
符号の説明
1 遊技装置
2 スロットマシン
3 メダル貸出機
15 メダル投入口
39b 分岐部(第2分岐部)
40 メダル取込口
48 投入メダル払出口
49 貸メダル払出口
51 案内ノズル
60 ホッパー装置(投入メダル払出装置)
61 ホッパータンク
65 メダル貸制御装置(クレジット手段)
67 メダル取込通路
68 取込口シャッター(シャッター部材)
70 取込メダルカウントセンサ(取込メダル検出手段)
72 メダル通路
73 投入メダル通路
74 貸メダル通路
78 通路切換部材

Claims (6)

  1. メダル投入口へメダルを投入することにより遊技可能な遊技機に並設され、貸メダルを払い出すメダル貸出機において、
    当該メダル貸出機の前面側に設けられメダルを取り込むメダル取込口と、
    前記メダル取込口から取り込まれたメダルを1個宛検出する取込メダル検出手段と、
    前記取込メダル検出手段により検出されたメダルを計数しクレジット数として記憶可能なクレジット手段と、
    前記クレジット手段に記憶されているクレジット数の範囲内で、遊技者の操作により前記メダル投入口に投入するための投入メダルを払い出す投入メダル払出装置と、
    前記投入メダルが払い出される投入メダル払出口に一端が接続され、前記投入メダル払出装置により払い出された投入メダルを前記メダル投入口に案内する案内ノズルと、
    を備えたことを特徴とするメダル貸出機。
  2. 当該メダル貸出機は貸メダルを払い出すホッパー装置を備え、前記ホッパー装置を前記投入メダル払出装置に兼用したことを特徴とする請求項1に記載のメダル貸出機。
  3. 当該メダル貸出機の筐体内の下部に前記ホッパー装置を配置するとともに、当該メダル貸出機の前面側には、前記ホッパー装置より上方位置に前記メダル取込口を、該メダル取込口より上方に前記投入メダル払出口をそれぞれ配置し、且つ、前記ホッパー装置の上部に該ホッパー装置により払い出されるメダルを貯留するホッパータンクを設けるとともに、前記ホッパー装置の送出口に一端が接続され上方に延出して他端が前記投入メダル払出口に連通し、送り出されたメダルが一列に連なるメダル通路を設けて構成し、
    前記メダル取込口から取り込んで前記取込メダル計数手段により計数されたメダルが、前記ホッパータンクに貯留され、前記ホッパー装置の送出口から送り出されたメダルが、前記メダル通路内のメダルを押し上げて前記投入メダル払出口からメダルが払い出される構成としたことを特徴とする請求項2に記載のメダル貸出機。
  4. 前記貸メダルは、前記メダル通路から押し出され、前記メダル取込口の上方に所定間隔開けて設けられる貸メダル払出口から払い出されるように構成し、
    前記貸メダル払出口から払い出された貸メダルが、前記メダル取込口に落下して取り込まれるようにしたことを特徴とする請求項3に記載のメダル貸出機。
  5. 前記メダル通路の出口には、前記投入メダル払出口が形成される投入メダル通路と、前記貸メダル払出口が形成される貸メダル通路とに、分岐する分岐部が設けられ、
    前記分岐部には、投入メダル通路又は貸メダル通路の何れか一方に通路を切り換える通路切換部材を設けたことを特徴とする請求項4に記載のメダル貸出機。
  6. 前記メダル取込口から前記取込メダル検出手段にメダルを導くメダル取込通路と、
    前記メダル取込通路の入口を遊技者の操作により開閉可能なシャッター部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のメダル貸出機。
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