JP2006197151A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006197151A
JP2006197151A JP2005005810A JP2005005810A JP2006197151A JP 2006197151 A JP2006197151 A JP 2006197151A JP 2005005810 A JP2005005810 A JP 2005005810A JP 2005005810 A JP2005005810 A JP 2005005810A JP 2006197151 A JP2006197151 A JP 2006197151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
optical system
pitch
image
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005005810A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4427458B2 (ja
Inventor
Shuichi Morikawa
修一 森川
Norio Kanemitsu
憲雄 金光
Nobuhisa Yamazaki
信久 山崎
Masahiko Kobako
雅彦 小箱
Shinobu Yamamoto
忍 山本
Masaya Takamori
正也 高森
Akira Iwayama
暁 岩山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP2005005810A priority Critical patent/JP4427458B2/ja
Publication of JP2006197151A publication Critical patent/JP2006197151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4427458B2 publication Critical patent/JP4427458B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

【課題】 この発明の課題は、縮小光学系あるいは等倍光学系(密着光学系)を用いる画像読取装置において、主走査方向の読取り領域を端部まで拡大することができる光学系を構成することにより、主走査方向の読取り領域の端部をコンパクトにする読取りユニットを備えた画像読取装置を提供することにある。
【解決手段】 縮小光学系を構成する結像レンズ及びイメージセンサを設けた読取ユニットを備える画像読取装置において、読取り原稿面と前記結像レンズまたは光路を折り返す反射面との間に配置し少なくとも一端を湾曲させて主走査方向における読取ピッチを拡大する介在物と、読取ピッチが拡大された拡大量に対応して読取り後に補間演算を行う補正手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、縮小光学系あるいは等倍光学系(密着光学系)を用いる画像読取装置に関し、主走査方向における読取ピッチを拡大する部材を設けて主走査方向の読取り領域を拡大することを可能とする画像読取装置に関するものである。
なお、本明細書における読取ピッチとは、原稿を読取る際の原稿面の主走査方向における1ビット当りの読取り間隔を示すものとする。
一般的に広く利用されている画像読取装置は、シートフィード型のものとフラットベッド型のものとに大別される。シートフィード型のものは所定の位置に配置した読取ユニットに沿って読取り原稿が搬送される。フラットベッド型のものは原稿台となる透明板を備えており、この透明板に沿って読取ユニットが走行する。読取ユニットには等倍光学系(密着光学系)を用いたものと、縮小光学系を用いたものとがあり、縮小光学系を用いたものは読取光が結像レンズの中心に向かって収束するため、読取光は結像レンズの焦点距離によって定まる一定の読取角(画角)を有している。
例えば、従来一般に用いられているフラットベッド型の画像読取装置は、四角い箱形の筐体の上面に透明板が設けてあり、原稿をその透明板の上に載せて読み取るようになっている。このような構造の画像読取装置は、1枚ずつばらばらになった原稿を読み取るには便利であるが、書籍のように一辺を綴じられた原稿の1頁を読み取るときには、読み取ろうとする頁を180度開いて、しかも綴じた部分を強く透明板に押し付けた状態で読み取らなければならない。このようにすると、書籍特に厚い書籍は綴じた部分が緩んで本を傷める結果となり、またどのようにしても、綴じた部分では読み取ろうとする紙面が透明板から浮き上がって、文字や図形が変形したり紙が浮き上がった部分が黒い汚れとなって読み取られたりする。さらにまた、従来一般に用いられているフラットベッド型の画像読取装置は、設置面積を大きく取り、実際の仕事をする環境において、画像読取装置を使用しない場合は、薄型の装置においては本立て部等に設置することはできるが、画像読取装置を使用する時はマウスやキーボードあるいはパソコンを片付ける必要があった。
この問題点を解決するため、一辺を綴じられた複数枚のシートからなる原稿、典型的には書籍を読み取るのに特に好適で、かつ設置面積を大きくしない画像読取装置が望まれており、厚い書籍であってもその綴じ辺の近傍に文字や図形の変形を生じたり、黒い汚れを生ずることなく正確に読み取ることが可能な画像読取装置が提案されている。
前記の従来の画像読取装置は、筐体の一面に原稿台となる透明板を備え、この透明板の背面に沿って走行する読取ユニットを備えた画像読取装置において、筐体が三角筒形または台形筒形であり、縮小光学系を備えた読取ユニットがその筒軸方向に走行し、三角筒の一つの面または台形筒の底面に装着された透明板は、その側辺の少なくとも一方を三角筒の一つの辺または台形筒の底面の一つの側辺の直近に位置させて設けられている。
(例えば、特許文献1を参照)
前記の従来の画像読取装置によれば、書籍などに代表される一辺を綴じた多数のシートからなる原稿を、その綴じ辺の直近まで正確にかつ用紙の浮き上がりによる汚れを生ずることなく読み取ることが可能で、かつ読取時の綴じ辺の開き角が小さく、従って書籍等を傷めることなく必要な頁を読み取ることができる。
しかし、従来の技術では、一辺を綴じられた書籍の頁を読むのに好適ではあるが、前記の従来の筐体が三角筒形または台形筒形からなる画像読取装置の設置面積は、従来一般に用いられている前記のフラットベッド型の画像読取装置の設置面積と比較すれば小さいが、それでもまだ満足できるものではなく、設置場所を自由に選択することもできず、実際の仕事をする環境において十分に満足する装置ではなかった。
このため、前記の従来の画像読取装置に比較して設置面積を小さくし、かつ設置場所を自由に選択することができ、かつ一辺を綴じられた書籍の頁を読むのに好適な画像読取装置が提案されている。
この従来の画像読取装置は、筐体を縦長の断面とする筒形で形成し、前記筐体の前面に読取り原稿と接触する透明板を備え、この透明板の背面に沿って前記筐体の筒軸方向(副走査方向)に走行する読取ユニットを備えた画像読取装置であって、前記読取ユニットは縮小光学系を構成する結像レンズ及びイメージセンサを主走査方向の読取り幅の中央部より下方に偏倚して備えるものである。この従来の画像読取装置は、書籍等の読取り原稿を開いた状態で筐体に跨らせることにより、その透明板と接触する頁を読み取ることができるので、設置面積を小さくし、かつ設置場所を自由に選択することができ、かつ一辺を綴じられた書籍の頁を読むのに好適な画像読取装置ではある。
(例えば、特許文献2を参照)
特開平11−41393号公報 特願2004−329131号公報
前記のごとく、従来の技術では次のような問題点がある。
しかし、従来の技術では、読取ユニットの端部に集中する従動レール、キャリア軸、モータ等の駆動部を設けるスペースが必要であり、特に装置の上部の厚みを薄くすることが困難である。このため、厚い書籍では書籍の綴じ部近傍には読取り不可領域が存在し、その綴じ辺の近傍に文字や図形の変形を生じたり、黒い汚れを生ずることがあり、十分に満足する装置ではなかった。
この発明の課題は、例えば、光学系の構成物である結像レンズ、イメージセンサ、反射ミラーを収納する縮小光学系の読取ユニット、あるいは等倍光学系(密着光学系)の読取ユニットにおいて、特に主走査方向の読取り領域の端部をコンパクトにする。これにより、読取ユニットの端部に集中する従動レール、キャリア軸、モータ等の駆動部を設けるスペースを確保して装置の厚みを薄くする画像読取装置を提供することにある。
すなわち、縮小光学系あるいは等倍光学系(密着光学系)を用いる画像読取装置において、主走査方向の読取り領域を端部まで拡大することができる光学系を構成することにより、主走査方向の読取り領域の端部をコンパクトにする読取ユニットを備えた画像読取装置を提供することにある。
前記の問題点を解決するために、この発明では次に示す手段を取った。
本発明の画像読取装置は、縮小光学系を構成する結像レンズ及びイメージセンサを設けた読取ユニットを備える画像読取装置において、
読取り原稿面と前記結像レンズまたは光路を折り返す反射面との間に配置し少なくとも一端を湾曲させて主走査方向における読取ピッチを拡大する介在物と、
読取ピッチが拡大された拡大量に対応して読取り後に補間演算を行う補正手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の画像読取装置は、密着光学系を構成するロッドレンズアレイ及び密着イメージセンサを設けた読取ユニットを備える画像読取装置において、
主走査方向における読取ピッチを拡大するために前記ロッドレンズアレイの少なくとも一端部の配置間隔を読取り原稿面側との配置間隔が前記密着イメージセンサ側との配置間隔よりも拡大するように配置した密着光学系と、
読取ピッチが拡大された拡大量に対応して読取り後に補間演算を行う補正手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の画像読取装置は、筐体を縦長の断面とする筒形で形成し、前記筐体の前面に読取り原稿と接触する略垂直に設けた透明板と、この透明板の背面に沿って前記筐体の筒軸方向に走行する読取ユニットとを備え、書籍等の読取り原稿を開いた状態で前記筐体に跨らせることにより、その透明板と接触する頁を読み取る画像読取装置であって、
前記の画像読取装置は、読取り原稿面と前記結像レンズまたは光路を折り返す反射面との間に配置し少なくとも一端を湾曲させて主走査方向における読取ピッチを拡大する介在物と、
読取ピッチが拡大された拡大量に対応して読取り後に補間演算を行う補正手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の画像読取装置は、筐体を縦長の断面とする筒形で形成し、前記筐体の前面に読取り原稿と接触する略垂直に設けた透明板と、この透明板の背面に沿って前記筐体の筒軸方向に走行する読取ユニットとを備え、書籍等の読取り原稿を開いた状態で前記筐体に跨らせることにより、その透明板と接触する頁を読み取る画像読取装置であって、
前記の画像読取装置は、主走査方向における読取ピッチを拡大するために前記ロッドレンズアレイの少なくとも一端部の配置間隔を読取り原稿面側との配置間隔が前記密着イメージセンサ側との配置間隔よりも拡大するように配置した密着光学系と、
読取ピッチが拡大された拡大量に対応して読取り後に補間演算を行う補正手段とを備えることを特徴とする。
この発明により、以下に示すような効果が期待できる。
本発明の画像読取装置によれば、縮小光学系あるいは等倍光学系(密着光学系)を用いる画像読取装置において、主走査方向における読取ピッチを拡大する部材を設けて主走査方向の読取り領域を端部まで拡大することを可能とする。
さらに、本発明の画像読取装置によれば、シートフィード型のものにおいても主走査方向の読取り領域を端部まで拡大することを可能とするので、主走査方向の読取り領域の端部をコンパクトにする画像読取装置を提供できる。
また、例えば、筐体を縦長の断面とする筒形で形成し、前記筐体の前面に読取り原稿と接触する略垂直に設けた透明板と、この透明板の背面に沿って前記筐体の筒軸方向に走行する読取ユニットとを備え、書籍等の読取り原稿を開いた状態で前記筐体に跨らせることにより、その透明板と接触する頁を読み取る画像読取装置において、主走査方向における読取ピッチを拡大する部材を設けて読取り領域を端部まで拡大することができる。
また、例えば、光学系の構成物である結像レンズ、イメージセンサ、反射ミラーを収納する読取ユニットにおいて、特に主走査方向の読取り領域の端部をコンパクトにすることができる。これにより、読取ユニットの端部に集中する従動レール、キャリア軸、モータ等の駆動部を設けるスペースを確保して装置の厚みを薄くすることができる。
さらに、書籍等の読取り原稿を筐体に跨らせる場合は、装置を薄くできるので書籍等を僅か開いた状態で筐体に跨らせることができる。
これにより、書籍の綴じ部近傍での読取り不可領域を縮小し、厚い書籍であっても、綴じ代に近い部分の文字や図形の変形を生ずることなく所望の頁を読み取ることができるので、一辺を綴じられた書籍の頁を読むのに好適な画像読取装置を提供できる。
図1ないし図8に基づいて、この発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、この発明の原理説明図である。同図において、画像読取装置は縮小光学系を構成する結像レンズ5及びイメージセンサ6を設けた読取ユニットを備えており、読取り原稿面である読取り面21と結像レンズ5との間に主走査方向における読取ピッチを拡大する透明板からなる介在物3を配置する。当該介在物3はその一端を湾曲させた湾曲部3aを設けており、当該湾曲部3aによって光路を広げることにより、読取ピッチ(1ビット当りの読取り間隔)を拡大するものである。
すなわち、読取ピッチpにおいて、光路を広げない読取ピッチpと湾曲部3aによって光路を広げた読取ピッチpmとの関係においてp<pmになるようにする。なお、湾曲部3aは両端に設けても良い。また、読取り後において、湾曲部3aによって光路を広げて読取った読取りデータは、読取ピッチが拡大された拡大量に対応して補正手段30によって補間演算を行うものである。
図2は、読取り面と平行な介在物を光路に配置した場合の説明図である。同図において、読取り原稿面である読取り面21と光路を折り返す反射面11との間に読取り面21と平行な透明板からなる介在物3を配置した場合は、その介在物3の屈折率によって光路が屈曲し変化する。この例では、介在物3を配置した場合の読取り面21における読取り位置は、介在物3を配置しない場合の読取り面21における読取り位置に対して左側に移動することになる。
なお、介在物3の屈折率は、次の式によって表される。
α=sinφ/sinθ
上式において、
αは、介在物の屈折率。
θは、介在物から空気へ抜ける光路における入射角。
φは、介在物から空気へ抜ける光路における屈折角。
をそれぞれ示す。
また、介在物3の屈折率による光路の変化量は、次の式によって表される。
L=A−B
L=(tanφ−tanθ)×t
上式において、
Lは、介在物による光路の変化量。
tは、介在物3の厚み寸法。
θは、介在物から空気へ抜ける光路における入射角。
φは、介在物から空気へ抜ける光路における屈折角。
をそれぞれ示す。
図3は、この発明の縮小光学系の説明図である。同図において、読取り原稿面である読取り面21と光路を折り返す反射面11との間に湾曲部3aを設けた介在物3を読取り面と平行に配置する。この例では、右端側の光路に対して湾曲面の法線を左に配置することで、図示しないイメージセンサ6からの光路を右側へx1だけ屈曲させることが可能となる。すなわち、主走査方向における読取り領域をx1だけ右端部を拡大することを可能にする。
なお、同図は介在物3の屈折率を1.5とした略図である。
また、この例では、湾曲部3aによって光路を広げて読取りピッチを拡大した読取り間隔はp2、p3であり、読取り面21における実際の読取り位置での読取りデータ(階調データ)は、それぞれb3、b4とする。
読取り後において、湾曲部3aによって光路を広げて読取った読取りデータb3、b4は、読取ピッチが拡大された拡大量に対応して前記の補正手段30によって補間演算を行うものであり、読取り面21における実際の読取り位置での階調データを入力値として補間補正演算をする1例を説明する。
補間補正後の出力値(階調データ)は、次の式によって表される。
a3=(b3−b2)×p1/p2+b2
a4=(b4−b3)×(p1−m1)/p3+b3
上式において、
a3は、b3を入力値とする補間補正後の出力値(階調データ)。
a4は、b4を入力値とする補間補正後の出力値(階調データ)。
b3は、入力値(実際の読取り位置での階調データ)。
b4は、入力値(実際の読取り位置での階調データ)。
p1は、読取りピッチを拡大しない読取り間隔(介在物の湾曲部以外での読取り間隔)。
p2は、読取りピッチを拡大した読取り間隔(介在物の湾曲部での読取り間隔)。
p3は、読取りピッチを拡大した読取り間隔(介在物の湾曲部での読取り間隔)。
m1は、b3における光路の変化量。
をそれぞれ示す。
図4は、この発明の密着光学系の説明図である。同図において、密着光学系は密着イメージセンサ16とロッドレンズアレイ17とからなる。この例では、ロッドレンズアレイ17の右側の2個の配置間隔において、読取り原稿面である読取り面21側との配置間隔を前記密着イメージセンサ16側との配置間隔よりも拡大するように配置する。これにより、主走査方向における読取り領域を右端部まで拡大することを可能にする。なお、ロッドレンズアレイ17の配置間隔において、前記密着イメージセンサ16側との配置間隔は全て同一とする。
また、この例では、読取りピッチを拡大した読取り間隔はp2、p3であり、読取り面21における実際の読取り位置での読取りデータ(階調データ)は、それぞれb3、b4とする。
読取り後において、ロッドレンズアレイ17の右側の2個によって光路を広げて読取った読取りデータは、読取ピッチが拡大された拡大量に対応して前記の補正手段30によって補間演算を行うものであり、読取り面21における実際の読取り位置での階調データを入力値として補間補正演算をする1例を説明する。なお、補間補正演算は前述の図3と同様である。
すなわち、補間補正後の出力値(階調データ)は、次の式によって表される。
a3=(b3−b2)×p1/p2+b2
a4=(b4−b3)×(p1−m1)/p3+b3
上式において、
a3は、b3を入力値とする補間補正後の出力値(階調データ)。
a4は、b4を入力値とする補間補正後の出力値(階調データ)。
b3は、入力値(実際の読取り位置での階調データ)。
b4は、入力値(実際の読取り位置での階調データ)。
p1は、読取りピッチを拡大しない読取り間隔(介在物の湾曲部以外での読取り間隔)。
p2は、読取りピッチを拡大した読取り間隔(介在物の湾曲部での読取り間隔)。
p3は、読取りピッチを拡大した読取り間隔(介在物の湾曲部での読取り間隔)。
m1は、b3における光路の変化量。
をそれぞれ示す。
この発明を適用した実施例について説明する。
図5は、この発明を適用した実施例の斜視図である。同図において、画像読取装置1の筐体は縦長の断面とする筒形で形成し、筐体の前面には読取り原稿と接触する透明板2を備えている。なお、図示していないがこの画像読取装置1は、前述の図1ないし図4で説明した主走査方向の読取り領域を上部まで拡大することができる縮小光学系あるいは等倍光学系(密着光学系)を構成する読取りユニットを備えている。また、前記の画像読取装置1は、その両側面に読取り開始位置を選択的に指示するスイッチ14、15を設けている。
図6は、図5の要部を説明する説明図である。同図において、画像読取装置1の筐体の下部には前記の主走査方向の読取り領域を上部まで拡大することができる光学系を構成する読取ユニット4を筐体の筒軸方向(副走査方向)に走行させるために、読取ユニット4を駆動する駆動源となるモータ8と、前記の読取ユニット4を支持するキャリア軸9と、前記の読取ユニット4を筐体の筒軸方向(副走査方向)に走行させる駆動伝達としてのタイミングベルト等からなるベルト10を備えている。なお、画像読取装置1の筐体の上部には、前記の読取ユニット4を筐体の筒軸方向(副走査方向)に走行させるために読取ユニット4の上部を案内する従動レール7を設けている。
ベルト10は、そのベルトの一箇所に読取ユニット4が固定されており、ベルト10はモータ8を正逆転することによって往復駆動され、これに伴って読取ユニット4はキャリア軸9と、従動レール7に案内されて透明板2に沿って副走査方向の走行動作を行う。
例えば、縮小光学系の構成物である結像レンズ、イメージセンサ、反射ミラーを収納する読取りユニットにおいて、特に主走査方向の読取り領域の上部をコンパクトにすることができる。また、等倍光学系(密着光学系)の構成物である密着イメージセンサ16、ロッドレンズアレイ17を収納する読取りユニットにおいて、特に主走査方向の読取り領域の上部をコンパクトにすることができる。これにより、読取ユニットの端部に集中する従動レール7、モータ8、キャリア軸9等の駆動部を設けるスペースを確保して装置の厚みを薄くすることができる。この例では、特に装置の上部の厚みを薄くすることができる。
図7は、図5の要部を説明する説明図である。同図において、主走査方向における読取ピッチを拡大する部材を設けて読取り不可領域Jを減少させるので、読取り領域を装置上部へと拡大することを可能とする。また、装置上部のエッジ部Hを削減することで装置上部を薄くできる。これにより、書籍等の読取り原稿を筐体に跨らせる場合は、書籍を僅か開いた状態で筐体に跨らせることができる。さらに、読取り不可領域Jを減少させるので、厚い書籍であっても、綴じ代に近い部分の文字や図形の変形を生ずることなく所望の頁を読み取ることができる。
この発明の原理説明図である。 読取り面と平行な介在物を光路に配置した場合の説明図である。 この発明の縮小光学系の説明図である。 この発明の密着光学系の説明図である。 この発明を適用した実施例の斜視図である。 図5の要部を説明する説明図である。 図5の要部を説明する説明図である。
符号の説明
1:画像読取装置
3:介在物
3a:湾曲部
5:結像レンズ
11:反射面
16:密着イメージセンサ
17:ロッドレンズアレイ
21:読取り面
30:補正手段

Claims (4)

  1. 縮小光学系を構成する結像レンズ及びイメージセンサを設けた読取ユニットを備える画像読取装置において、
    読取り原稿面と前記結像レンズまたは光路を折り返す反射面との間に配置し少なくとも一端を湾曲させて主走査方向における読取ピッチを拡大する介在物と、
    読取ピッチが拡大された拡大量に対応して読取り後に補間演算を行う補正手段とを備える、
    ことを特徴とした画像読取装置。
  2. 密着光学系を構成するロッドレンズアレイ及び密着イメージセンサを設けた読取ユニットを備える画像読取装置において、
    主走査方向における読取ピッチを拡大するために前記ロッドレンズアレイの少なくとも一端部の配置間隔を読取り原稿面側との配置間隔が前記密着イメージセンサ側との配置間隔よりも拡大するように配置した密着光学系と、
    読取ピッチが拡大された拡大量に対応して読取り後に補間演算を行う補正手段とを備える、
    ことを特徴とした画像読取装置。
  3. 筐体を縦長の断面とする筒形で形成し、前記筐体の前面に読取り原稿と接触する略垂直に設けた透明板と、この透明板の背面に沿って前記筐体の筒軸方向に走行する読取ユニットとを備え、書籍等の読取り原稿を開いた状態で前記筐体に跨らせることにより、その透明板と接触する頁を読み取る画像読取装置であって、
    前記の画像読取装置は、読取り原稿面と前記結像レンズまたは光路を折り返す反射面との間に配置し少なくとも一端を湾曲させて主走査方向における読取ピッチを拡大する介在物と、
    読取ピッチが拡大された拡大量に対応して読取り後に補間演算を行う補正手段とを備える、
    ことを特徴とした画像読取装置。
  4. 筐体を縦長の断面とする筒形で形成し、前記筐体の前面に読取り原稿と接触する略垂直に設けた透明板と、この透明板の背面に沿って前記筐体の筒軸方向に走行する読取ユニットとを備え、書籍等の読取り原稿を開いた状態で前記筐体に跨らせることにより、その透明板と接触する頁を読み取る画像読取装置であって、
    前記の画像読取装置は、主走査方向における読取ピッチを拡大するために前記ロッドレンズアレイの少なくとも一端部の配置間隔を読取り原稿面側との配置間隔が前記密着イメージセンサ側との配置間隔よりも拡大するように配置した密着光学系と、
    読取ピッチが拡大された拡大量に対応して読取り後に補間演算を行う補正手段とを備える、
    ことを特徴とした画像読取装置。
JP2005005810A 2005-01-13 2005-01-13 画像読取装置 Expired - Fee Related JP4427458B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005810A JP4427458B2 (ja) 2005-01-13 2005-01-13 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005810A JP4427458B2 (ja) 2005-01-13 2005-01-13 画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006197151A true JP2006197151A (ja) 2006-07-27
JP4427458B2 JP4427458B2 (ja) 2010-03-10

Family

ID=36802876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005005810A Expired - Fee Related JP4427458B2 (ja) 2005-01-13 2005-01-13 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4427458B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0344966A (ja) * 1989-07-13 1991-02-26 Sony Corp 固体撮像装置
JPH0459674U (ja) * 1990-09-28 1992-05-21
JPH0730716A (ja) * 1993-07-08 1995-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 原稿読み取り装置
JPH1141393A (ja) * 1997-07-15 1999-02-12 Pfu Ltd 書籍対応型画像読取装置
JP2000244717A (ja) * 1999-02-22 2000-09-08 Nec Corp 画像入力装置および画像入力装置の構成方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0344966A (ja) * 1989-07-13 1991-02-26 Sony Corp 固体撮像装置
JPH0459674U (ja) * 1990-09-28 1992-05-21
JPH0730716A (ja) * 1993-07-08 1995-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 原稿読み取り装置
JPH1141393A (ja) * 1997-07-15 1999-02-12 Pfu Ltd 書籍対応型画像読取装置
JP2000244717A (ja) * 1999-02-22 2000-09-08 Nec Corp 画像入力装置および画像入力装置の構成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4427458B2 (ja) 2010-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007067810A (ja) 画像読取装置
US6940063B2 (en) Optical image scanner with variable focus
JP3990035B2 (ja) イメージスキャナ
JP2007078995A (ja) 画像形成装置
JP4427458B2 (ja) 画像読取装置
JPH10190938A (ja) 画像読取装置及び画像記録装置
JPH11289430A (ja) 画像読取り装置及び画像形成装置
US20050270593A1 (en) Scanner
JP2008067151A (ja) 画像読取装置
JP2009232035A (ja) 画像読取装置
JP4997719B2 (ja) 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、および、画像読取装置を制御するためのプログラム
US20050094226A1 (en) Duplex input scanning for a partially disabled image scanner
JP4427435B2 (ja) 縦型画像読取装置
JP2008252905A (ja) 画像形成装置
JP4237775B2 (ja) 画像形成装置
JP2008145892A (ja) 画像記録装置及び画像形成装置
JP4693738B2 (ja) 記録装置および記録方法
JP2003295353A (ja) 画像読み取り装置
JP2004140534A (ja) 原稿読み取り装置
JP4523233B2 (ja) 画像形成装置
JP2010068387A (ja) 画像読取装置
JP2007288381A (ja) 両面画像読取装置
JP2006235505A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2001309134A (ja) 画像読み取り装置およびそれに用いられる原稿台
JPH11312232A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4427458

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131218

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees