JP2006195861A - コンテンツ配信システム及び認証配信サーバ、並びにコンテンツ配信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】広く一般生活者に普及が容易で、資金力が小さい団体に対しても容易に参加することが可能なコンテンツ配信システムを提供する。
【解決手段】認証配信サーバ1においてプラットフォーム15を提供するとともに、認証登録者に対してはそのプラットフォーム15上で動作するプロトタイプ配信プログラムを提供する。認証登録者はプロトタイプ配信プログラムをカスタマイズして認証配信サーバ1に登録する。そして、生活者が携帯端末2から認証配信サーバ1上のカスタム配信プログラムにアクセスすればコンテンツ配信を行うようにする。これにより認証登録者の設備投資が不要となり普及が測られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、認証者が認証した認証登録者に対して、認証登録者がその顧客に対して商品広告、サービスの広告等のコンテンツの配信ができるようにするサービスを提供するために使用されるコンテンツ配信技術に関する。
近年、環境保全や環境問題に対する関心の高まりから、生分解性プラスチックのレジ袋やイベントカップ等の環境に配慮した環境配慮型商品の研究・開発が盛んに行われている。しかしながら、かかる環境配慮型商品は、一般に、通常の商品に比べると価格が高く、また、品質の点でも通常の商品との機能的な差別化が難しい。そのため、これら環境配慮型商品は、なかなか広く普及しにくい現状がある。
そこで、これらの環境配慮型商品を普及させるため、いわゆるエコマークのような認証記号を決めて、商品の差別化を図ろうとする試みがなされている。しかし、この方法は、個々の消費者の環境意識にのみ訴えるものであり、環境配慮型商品を広く普及させるには自ずと限界がある。
また、上記例以外にも、各種任意団体(例えば国)が、その団体の利益に鑑みて事業を推進しようとしても、コストと質の面から事業を推進することが困難となるようなケースがしばしば見受けられる。このような場合、一般的に、推奨マークのような認証記号を付与する認定システムを使い、顧客の事業への関心を喚起しようとする方法が採られる場合が多い。しかし、上述のようにその効果は限定な場合が殆どである。
そこで、事業に対する顧客の関心をより高めるため、認証記号を付した商品に対して顧客に何らかの特典を与えて、顧客が認証記号を付した商品を購入するインセンティブを高める手法が採用される。この手法を実現するために、現在、一般に広く普及した携帯電話やPHS等の携帯端末と商品等に付されたバーコード等を用いて、認証記号を付した商品を購入した顧客に対してのみ、有用な情報内容(コンテンツ)を提供するといったコンテンツ配信システムが採用される場合がある。
コンテンツ提供システムに関する技術としては、特許文献1に記載のものが公知である。図4は、特許文献1記載のコンテンツ提供システムの構成を表す図である。生活者100は、コンテンツ提供システムを利用するために、予めコンテンツ提供システム200に会員登録をしておく。会員には、会員IDとパスワードが付与される。
生活者100は、新聞、雑誌、商品等に付されたバーコードをバーコードリーダ101により読み取る。バーコードには、コンテンツ提供システムの運営主体の許可により付与される識別マークが付される。尚、識別マークは、例えば、コンテンツ提供システム200の運営主体自身が提供する商品に付されたり、また、コンテンツ提供システム200に参加するために会員登録された参加会員企業が提供する商品等に付されたりする。
バーコードリーダ101は、読み取られた識別マークを予め用意されたテンプレートと照合して真偽を判定する。識別マークとテンプレートとが一致すれば、バーコードリーダ101は、携帯電話端末102によりバーコード情報をコンテンツ提供システム200に送信する。コンテンツ支援システム200は、まず、認証部201で生活者100の認証を行う。認証に成功した場合、コンテンツ提供先決定部203が、バーコード情報を用いて、生活者100にコンテンツの提供を行うコンテンツ提供サーバ300を決定する。コンテンツ提供サーバ300は、携帯電話端末102に対してコンテンツを提供する。尚、各コンテンツ提供サーバ300は、参加会員企業が運営するサーバや、コンテンツ提供システム200の運営主体自身が運営するサーバである。
このようにして、コンテンツ提供システム200を使用することで生活者100の利便性は高まる。また、参加会員企業にとっても自社の宣伝・広告等を生活者100に対して提供できるメリットがあり、コンテンツ提供システム200の運営主体として複数の参加会員企業を募ることが可能となる。
特開2004−139278号公報
しかしながら、上記従来のコンテンツ提供システム200を構築する場合、生活者100に対してバーコードリーダ101を支給したり、インターネット上にコンテンツ提供システム200を構築するための種々の設備を導入したりする必要があり、コンテンツ提供システム200の運営主体は、多額の初期投資と管理労力が必要となる。また、参加会員団体(又は参加会員企業)としてコンテンツ提供システム200に参加する場合であっても、当該参加会員団体は、自己のコンテンツ提供サーバを導入する必要があり、やはり或る程度のまとまった資金が必要となる。従って、小規模な商店街のように資金力がない団体がこのコンテンツ提供システム200を導入し、又は参加することが困難となる。また、各生活者に対しては、バーコードリーダ101のような認証マークを認証する装置を配布する必要があり、一般市民に広く普及させることが難しい。
従って、例えば、環境配慮型商品を普及させるために、普及促進機関(例えば国)がコンテンツ提供システム200を運営し参加会員団体を募り、参加運営団体に対してバーコード付きのエコマークを商品に付与することを認可するとともに、コンテンツ提供システム200からその参加運営団体のコンテンツ提供サーバ300に接続可能とするようにしたとしても、バーコードリーダ101が多くの生活者100に広く普及しその効果が広く実証されない間は、小規模な商店街のように資金力がない団体がこのコンテンツ提供システム200に参加するインセンティブは低い。従って、環境配慮型商品を普及させるという当初の目的に対する効果としては、あまり大きな効果が期待できない。
そこで、本発明の目的は、広く一般生活者に対して普及させることが容易であるとともに、比較的資金力が小さい団体に対しても容易にコンテンツ提供者として参加することが可能なコンテンツ配信システム及びコンテンツ提供方法を提供することにある。
本発明のコンテンツ配信システムの第1の構成は、登録されたコンテンツ提供者又はその団体(以下「認証登録者」という。)を特定する情報を記憶する登録者記憶手段、アクセスした者に対して前記認証登録者により提供されるコンテンツを配信するように構成されたプログラム(以下「カスタム配信プログラム」という。)が前記登録者記憶手段に記憶された認証登録者から通信回線を介して送信された場合にそれを受信する配信プログラム受信手段、前記プログラム受信手段により受信されるカスタム配信プログラムを記憶するカスタム配信プログラム記憶手段、及び、前記カスタム配信プログラムを実行させる基盤となるプラットフォームを有する認証配信サーバと、前記認証配信サーバに対して通信回線を介して通信可能な携帯端末と、を備えたコンテンツ配信システムであって、前記携帯端末は、前記認証配信サーバの管理者が認証した認証情報を含む認証管理情報をコード化又は図案化した記号であって認証対象である物品に付された認証記号又はその認証記号に含まれる認証管理情報を読み取る認証読取手段、及び、前記認証読取手段により読み取られる認証記号又は認証管理情報を、通信回線を介して前記認証配信サーバに送信する認証送信手段、を備え、前記認証配信サーバは、前記携帯端末から送信される前記認証記号又は認証管理情報に含まれる前記認証情報の真偽を判定する認証判定手段、及び、前記認証判定手段により前記認証情報が真正と判定された場合、前記携帯端末に対し、前記認証登録者の前記カスタム配信プログラムへのアクセスを許可するアクセス許可手段を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、認証登録者が、コンテンツ配信システムに参加する際は、カスタマイズ配信プログラムを認証配信サーバに送信してカスタム配信プログラム記憶手段に登録するだけでよい。従って、余分な設備投資が一切生じず、小規模商店街や個人商店のように資金力に乏しい団体や個人であっても容易にコンテンツ配信システムに参加することが可能である。
また、認証記号又は認証管理情報の認証は、すべて認証配信サーバの側の認証判定手段で行う構成とし、携帯端末は、認証記号又は認証管理情報を読み込んで認証配信サーバに送信するだけの機能を持てばよい。従って、一般に広く普及している携帯電話やPHS等を使用することが可能であり、一般の生活者に広く普及させることが可能である。そのため、コンテンツ配信システムに参加する認証登録者にとって、生活者へのコンテンツ配信による広告宣伝効果が高いことが期待できる。従って、企業や団体などの事業者がコンテンツ配信システムに参加しようとするインセンティブを高めることができ、コンテンツ配信システムの運営主体はコンテンツ配信システムに参加する認証登録者を容易に広く集めることができる。その結果、運営主体が本来目的とする認証対象の事業への参加企業を多く募ることが可能となる。
ここで、携帯端末としては、携帯電話、PHS等の携帯端末を使用することができる。また、携帯端末の認証読取手段としては、携帯電話等に備えられたカメラなどを使用することができる。
本発明のコンテンツ配信システムの第2の構成は、前記第1の構成において、前記認証配信サーバは、前記登録者記憶手段に記憶された各認証登録者に対し提供されるプログラムであって、通信回線を介してコンテンツを配信する機能を有し、前記認証登録者により部分的にカスタマイズすることにより前記カスタム配信プログラムを作成することが可能なプロトタイプ配信プログラムが記憶されたプロトタイプ配信プログラム記憶手段、及び、前記登録者記憶手段に記憶された認証登録者からの要求に応じて前記プロトタイプ配信プログラムを、通信回線を介して送信する配信プログラム送信手段を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、認証登録者は、プロトタイプ配信プログラムを認証配信サーバからダウンロードし、その一部を自己の使用に合わせて変更することによりカスタマイズすれば、カスタム配信プログラムを容易に作成することができる。従って、認証登録者にとってカスタム配信プログラムの作成労力が削減され、より使い勝手のよいものとなる。
本発明のコンテンツ配信システムの第3の構成は、前記第1又は2の構成において、前記携帯端末は、当該端末装置の現在位置を検知する位置検知手段、及び、前記位置検知手段により検知された現在位置を、通信回線を介して前記認証配信サーバに送信する現在位置送信手段を備え、前記認証配信サーバは、前記登録者記憶手段に記憶された各認証登録者の所在情報を記憶する提供者所在情報記憶手段、及び、前記携帯端末から送信される位置情報を前記提供者所在情報記憶手段に記憶された各認証登録者の所在情報と照合することにより、前記携帯端末が現在位置する近傍の一乃至複数の認証登録者を特定する提供者特定手段を備え、前記アクセス許可手段は、前記認証判定手段により認証情報が正しいと判定された場合、前記携帯端末に対し、前記提供者特定手段により特定される認証登録者の前記カスタム配信プログラムへのアクセスを許可することを特徴とする。
この構成により、携帯端末を所持する生活者に対しては、その携帯端末の現在の位置近傍にある認証登録者のカスタム配信プログラムのみにアクセスが可能である。すなわち、認証登録者が極めて多い場合であっても、現在の携帯端末の位置の近傍の認証登録者の提供するコンテンツのみが抽出された状態で提供されるため、当該携帯端末を使用する生活者の利便性がより向上する。
ここで、前記位置検知手段としては、GPS(Global Positioning System)やPHS(Personal Handy−phone System)を使用することができる。
本発明のコンテンツ配信システムの第4の構成は、前記第3の構成において、認証配信サーバは、前記登録者記憶手段に記憶された各認証登録者の端末装置(以下「認証登録者端末」という。)と通信回線により接続されており、認証配信サーバは、前記携帯端末から送信される位置情報を、前記認証登録者の認証登録者端末に対して配信する位置情報配信手段を備えていることを特徴とする。
この構成により、認証登録者は、コンテンツ配信システムを利用している生活者の現在の位置に関する情報を、リアルタイムで知ることが可能である。従って、例えば、商店街が認証登録者として登録されている場合、各商店は、顧客の動向をリアルタイムで把握して、より戦略的な販売を行うことができる。従って、商店や企業等のコンテンツ配信システムへの参加登録をより強く促す効果が規定できる。
本発明のコンテンツ配信システムの第5の構成は、前記第1乃至4の何れか一の構成において、前記認証読取手段は、前記認証登録者を特定する情報(以下「認証登録者ID」という。)及び前記認証配信サーバの管理者が認証した認証情報を含む認証管理情報をコード化又は図案化した記号であって物品に付された認証記号から、前記認証管理情報を読み取るものであり、前記アクセス許可手段は、前記認証判定手段により前記認証情報が正しいと判定された場合、前記携帯端末に対し、前記認証管理情報に含まれる前記認証登録者IDによって特定される認証登録者の前記カスタム配信プログラムへのアクセスを許可するものであることを特徴とする。
この構成により、携帯端末を使用する生活者は、現在持っている物品を販売等した認証登録者が提供するコンテンツを得ることができる。また、認証登録事業者は、その物品に関する各種情報(例えば、農産物の場合にはその産地、生産者等)を直接生活者に対して送信するのに利用することができる。
本発明のコンテンツ配信システムの第6の構成は、前記第1乃至5の何れか一の構成において、前記認証読取手段は、一次元バーコード、二次元バーコード、ICタグ、その他の情報記録手段(以下「情報記録手段」という。)が付された認証マークから認証管理情報を読み取るものであることを特徴とする。
この構成により、物品に付された認証記号の認証情報、その他各種の情報を容易に携帯端末で読み取ることが可能となるとともに、図形的な認証マークを見ることで生活者はその物品が認証を受けているものであることを視認することが可能となる。
本発明のコンテンツ配信システムの第7の構成は、前記第6の構成において、前記認証配信サーバと前記携帯端末は、インターネットを介して接続されており、前記情報記録手段は、前記認証配信サーバのURLを特定するURL情報を含み、前記携帯端末は、前記認証読取手段により読み取られる認証管理情報の中のURL情報を用いてインターネット上の該当するサイトに接続するサイト接続手段を備えていることを特徴とする。
この構成により、携帯端末を使用する生活者は、携帯端末で認証記号を読み取るだけで自動的に認証配信サーバにアクセスすることができるので、利便性が向上する。
本発明のコンテンツ配信システムの第8の構成は、前記第3乃至7の何れか一の構成において、前記情報記録手段は、当該情報記録手段が付された認証記号が付された物品に関する物品情報を含み、前記携帯端末は、前記認証読取手段により読み取られる認証管理情報の中の物品情報を前記認証配信サーバに送信する物品情報送信手段を備え、前記認証配信サーバは、前記登録者記憶手段に記憶された各認証登録者の認証登録者端末と通信回線により接続されており、認証配信サーバは、前記携帯端末から送信される物品情報を、前記認証登録者の認証登録者端末に対して配信する物品情報配信手段を備えていることを特徴とする。
この構成により、各認証登録者は、携帯端末を使用する生活者が興味を示した物品を、登録者端末からリアルタイムで把握することができる。従って、例えば、商店街が認証登録者の場合、現在売れている商品をリアルタイムで把握して、戦略的に販売を行うことが可能となり、認証登録者に対するシステムの利用価値が向上する。これが、各事業者、企業、団体におけるコンテンツ配信システムへの参加登録のインセンティブを増加させる要因となるため、システムの運営主体が意図する認証対象の事業への参加をより強く促すことが可能となる。
本発明の認証配信サーバの第1の構成は、登録された認証登録者又はその団体(以下「認証登録者」という。)を特定する情報を記憶する登録者記憶手段、アクセスした者に対して前記認証登録者により提供されるコンテンツを配信するように構成されたプログラム(以下「カスタム配信プログラム」という。)が前記登録者記憶手段に記憶された認証登録者から通信回線を介して送信された場合にそれを受信する配信プログラム受信手段、前記プログラム受信手段により受信されるカスタム配信プログラムを記憶するカスタム配信プログラム記憶手段、前記カスタム配信プログラムを実行させる基盤となるプラットフォーム、前記認証配信サーバの管理者が認証した認証情報を含む認証管理情報をコード化又は図案化した記号であって認証対象である物品に付された認証記号又はその認証記号に含まれる認証管理情報を読み取った前記携帯端末から送信される前記認証記号又は認証管理情報に含まれる前記認証情報の真偽を判定する認証判定手段、及び、前記認証判定手段により前記認証情報が真正と判定された場合、前記携帯端末に対し、前記認証登録者の前記カスタム配信プログラムへのアクセスを許可するアクセス許可手段、を有することを特徴とする。
本発明の認証配信サーバの第2の構成は、前記第1の構成において、前記登録者記憶手段に記憶された各認証登録者に対し提供されるプログラムであって、通信回線を介してコンテンツを配信する機能を有し、前記認証登録者により部分的にカスタマイズすることにより前記カスタム配信プログラムを作成することが可能なプロトタイプ配信プログラムが記憶されたプロトタイプ配信プログラム記憶手段、及び、前記登録者記憶手段に記憶された認証登録者からの要求に応じて前記プロトタイプ配信プログラムを、通信回線を介して送信する配信プログラム送信手段を備えていることを特徴とする。
本発明の認証配信サーバの第3の構成は、前記第1又は2の構成において、前記登録者記憶手段に記憶された各認証登録者の所在情報を記憶する提供者所在情報記憶手段、及び、前記携帯端末から送信されるその携帯端末の位置情報を前記提供者所在情報記憶手段に記憶された各認証登録者の所在情報と照合することにより、前記携帯端末が現在位置する近傍の一乃至複数の認証登録者を特定する提供者特定手段を備え、前記アクセス許可手段は、前記認証判定手段により認証情報が正しいと判定された場合、前記携帯端末に対し、前記提供者特定手段により特定される認証登録者の前記カスタム配信プログラムへのアクセスを許可することを特徴とする。
本発明の認証配信サーバの第4の構成は、前記第3の構成において、前記携帯端末から送信される位置情報を、前記認証登録者の認証登録者端末に対して配信する位置情報配信手段を備えていることを特徴とする。
本発明の認証配信サーバの第5の構成は、前記第1乃至4の何れか一の構成において、前記認証管理情報は、前記認証登録者を特定する情報(以下「認証登録者ID」という。)及び前記認証配信サーバの管理者が認証した認証情報を含むものであり、前記アクセス許可手段は、前記認証判定手段により前記認証情報が正しいと判定された場合、前記携帯端末に対し、前記認証管理情報に含まれる前記認証登録者IDによって特定される認証登録者の前記カスタム配信プログラムへのアクセスを許可するものであることを特徴とする。
本発明の認証配信サーバの第6の構成は、前記第1乃至5の何れか一の構成において、前記認証管理情報は、当該認証管理情報を含む認証記号が付された物品に関する物品情報を含んでおり、前記携帯端末から送信される認証管理情報に含まれる物品情報を、通信回線を介して、前記各認証登録者の認証登録者端末に対して配信する物品情報配信手段を備えていることを特徴とする。
本発明のコンテンツ配信方法は、コンテンツ提供者又はその団体(以下「認証登録者」という。)を登録する登録者記憶手段、アクセスした者に対して前記認証登録者により提供されるコンテンツを配信するように構成されたプログラム(以下「カスタム配信プログラム」という。)を記憶するカスタム配信プログラム記憶手段、及び、前記カスタム配信プログラムを実行させる基盤となるプラットフォームを有する認証配信サーバと、前記認証配信サーバに対して通信回線を介して通信可能とする通信装置、及び、前記認証配信サーバの管理者が認証した認証情報を含む認証管理情報をコード化又は図案化した記号であって認証対象である物品に付された認証記号又はその認証記号に含まれる認証管理情報を読み取る認証読取手段を備えた携帯端末と、を備えたシステムにおいて、前記認証登録者により提供されるコンテンツの配信を行うコンテンツ配信方法であって、前記登録者記憶手段に記憶された認証登録者から、通信回線を介してカスタム配信プログラムが送信されてきた場合、当該カスタム配信プログラムを前記カスタム配信プログラム記憶手段に保存する配信プログラム登録ステップ、前記携帯端末が、前記携帯端末に備えられた認証読取手段から読み取られる認証記号又は認証管理情報を、通信回線を介して前記認証配信サーバに送信する認証送信ステップ、前記認証配信サーバが、前記携帯端末から送信される前記認証記号又は認証管理情報に含まれる前記認証情報の真偽を判定する認証判定ステップ、及び、前記認証情報が真正と判定された場合、前記携帯端末に対し、前記認証登録者の前記カスタム配信プログラムへのアクセスを許可するアクセス許可ステップ、を有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに読み込み実行することにより、コンピュータを前記第1乃至6の何れかの構成の認証配信サーバとして機能させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、コンテンツ配信システムのプラットフォームはシステムの運営主体が提供し、そのシステムに参加登録する認証登録者は余分な設備投資を必要としないため、小規模商店街や個人商店のように資金力に乏しい団体や個人であっても容易にコンテンツ配信システムに参加することが可能である。また、携帯端末として、一般に普及した携帯電話やPHSを利用することができるため、携帯端末を有する生活者が容易にコンテンツ配信システムを利用することができる。すなわち、システムの利用を広く一般に普及させることが容易である。その結果、コンテンツ配信システムの運営主体が本来意図している認証対象である事業への企業や団体の参加を広く促進させることが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るコンテンツ配信システムの構成を表す図である。図1において、コンテンツ配信システムは、認証事業者が管理する認証配信サーバ1、生活者が携帯する携帯端末2、並びに認証登録者が管理する認証登録者パソコン(以下「認証登録者PC」という。)3及び認証登録者端末4から構成されている。本実施例では、携帯端末2はGPS機能及びカメラ機能が付いた携帯電話であるとする。
認証配信サーバ1と携帯端末2とは、携帯電話回線及びインターネットを介して通信接続されている。また、認証配信サーバ1と認証登録者PC3とは、インターネットを介して接続されている。また、認証配信サーバ1と認証登録者端末4とは、インターネットを介して通信接続されている。
尚、図1では、説明の便宜上、携帯端末2、認証登録者PC3、及び認証登録者端末4は、それぞれ1台ずつしか記載されていないが、これらは同様のものが何台接続されていてもよい。
認証配信サーバ1は、登録者記憶手段10、プロトタイプ配信プログラム記憶手段11、配信プログラム送信手段12、配信プログラム受信手段13、配信プログラム記憶手段14、プラットフォーム15、認証判定手段16、アクセス許可手段17、提供者特定手段18、提供者所在情報記憶手段19、位置情報配信手段20、及び物品情報配信手段21を備えている。
登録者記憶手段10は、認証事業者が運営する事業に参加登録された認証登録者を特定する情報が記憶されている。認証事業者とは、何らかの事業を行っている者をいう。認証事業者が運営する事業としては、例えば、環境配慮型商品の普及促進事業等が挙げられる。認証登録者とは、上記事業主体が運営する事業に参加登録がされたコンテンツ提供者又はその団体をいう。例えば、商店街、企業、個人事業者等である。
プロトタイプ配信プログラム記憶手段11は、プロトタイプ配信プログラムを記憶する記憶装置である。ここで、プロトタイプ配信プログラムとは、各認証登録者に対して提供されるプログラムであって、認証配信サーバ1上のプラットフォーム15上で動作し、通信回線を介して携帯端末2にコンテンツを配信する機能を有するプログラムである。プロトタイプ配信プログラムは、一部が各認証登録者により変更し、カスタマイズすることが可能とされている。これにより、各認証登録者は、自己の宣伝・広告や事業に適合した形にプロトタイプ配信プログラムを自由にカスタマイズして使用することができる。
配信プログラム送信手段12は、認証登録者PC3から認証配信サーバ1に対して認証登録者が送信要求を送信した場合に、プロトタイプ配信プログラム記憶手段11に記憶されたプロトタイプ配信プログラムを、その認証登録者PC3に対して送信する。これにより、各認証登録者は、プロトタイプ配信プログラムを入手して、認証登録者PC3においてカスタマイズすることができる。カスタマイズされたプロトタイプ配信プログラム(カスタマイズ配信プログラム)は、認証登録者によって、認証登録者PC3から認証配信サーバ1に送信される。
配信プログラム受信手段13は、認証登録者PC3から送信されたカスタマイズ配信プログラムを受信する。このカスタマイズ配信プログラムは、配信プログラム記憶手段14に記憶される。尚、カスタマイズ配信プログラムは、認証登録者により提供されるコンテンツを、当該プログラムにアクセスした生活者に対して配信する機能を有している。また、認証登録者は、プロトタイプ配信プログラムをカスタマイズすることなくそのまま配信プログラム記憶手段14に登録して使用することも可能である。
プラットフォーム15は、プロトタイプ配信プログラム及びカスタマイズ配信プログラムを実行させる基盤となるOS(オペレーション・システム)等である。
認証判定手段16は、携帯端末2から送信されてくる認証記号の画像又は認証管理情報に含まれる認証情報を抽出して、その真偽を判定する。ここで、「認証情報」とは、認証事業者が各認証登録者に対して使用を許可する認証記号(例えば、グリーンマーク等)に含まれる情報であって、その認証記号が確かに認証事業者が使用を許可したものであることを証明する情報をいう。認証情報としては、例えば、認証記号に使用される特定の図形であってもよいし、認証記号に付されるバーコードやICタグ等から読み出される特定の符号列であってもよい。
尚、認証記号としては、本実施例では、グリーンマークのような通常の図案からなる認証記号にバーコード(一次元バーコード、二次元バーコード)やICタグのような情報記録手段を付加したものが使用されるものとする。情報記録手段には、認証情報の他に、当該認証記号が付された物品を提供する認証登録者に関する情報や、その物品に関する情報等を記録することができる。これらの情報記録手段に記録された情報をまとめて、認証管理情報と呼ぶ。
図2は、認証記号の例を示す図である。図2では、通常の図案の中央部分に2次元バーコードを付加した記号の例を表している。このように、通常の図案に2次元バーコードを付加することによって、生活者が物品に付された認証記号を見た場合に、図案からその物品が認証事業者の認証を受けたものであることを容易に視認することができるとともに、2次元バーコードに認証情報、認証配信サーバ1のURL情報、その他様々な情報を含ませることが可能となる。従って、2次元バーコードを後述する認証読取手段22で読み取ってこれらの情報を取り出すことも可能となる。更に、認証登録者以外の者が認証記号を偽造して物品に付した場合に、それが偽造であることを容易に検査することも可能となる。
アクセス許可手段17は、認証判定手段16により認証情報が真正であると判定された場合には、その認証情報を送信した携帯端末2に対して、各認証登録者のカスタム配信プログラムへのアクセスを許可する。
提供者所在情報記憶手段19には、各認証登録者の所在情報が記憶されている。所在情報とは、例えば、認証登録者の住所(例えば、認証登録者が商店の場合はその商店の住所)に関する情報である。所在情報は、GPSを使って測定された経度・緯度情報や近傍にあるPHSの基地局の情報が用いられる。
提供者特定手段18は、携帯端末2から送信されてくる位置情報(経度・緯度の情報やPHSの基地局の位置情報)を、提供者所在情報記憶手段19に記憶された各認証登録者の所在情報と比較して、携帯端末2の近傍の認証登録者を特定する。特定する認証登録者の数は1者に限られず複数であってもよい。すなわち、携帯端末2を使用する生活者は、現在いる位置の近傍の商店等の認証登録者に関する情報を最も知りたいであろうことから、その近傍に所在する認証登録者をすべて特定する。アクセス許可手段17は、その位置情報を送信した携帯端末2に対して、提供者特定手段18により特定された認証登録者のカスタム配信プログラムへのアクセスを許可する。これにより、生活者はもっとも必要な情報のみを取得することができる。
位置情報配信手段20は、携帯端末2から送信されてきた位置情報を、各認定登録者の認証登録者端末4に対して送信する。これにより、各認証登録者は顧客の移動状況をリアルタイムで知ることができる。物品情報配信手段21は、携帯端末2から送信される認証管理情報に含まれる物品情報を、各認定登録者の認証登録者端末4に対して送信する。これにより、各認証登録者は顧客の消費動向をリアルタイムで知ることができる。
携帯端末2は、認証読取手段22、サイト接続手段23、位置検出手段24、及び送受信手段25を備えている。
認証読取手段22は、携帯電話に備えられたカメラによって構成される。認証読取手段22は、物品に付された認証記号を画像として読み込む。そして、読み取った画像の2次元バーコードを解読してそれに含まれる認証管理情報を抽出する。サイト接続手段23は、認証管理情報に含まれる認証配信サーバ1のURL情報を抽出する。そして、このURL情報を用いて携帯端末2から認証配信サーバ1にアクセスする。
位置検出手段24は、携帯電話に備えられたGPS装置により構成される。位置検出手段24は、その携帯端末2の位置情報を出力する。
送受信手段25は、認証読取手段22が出力する認証管理情報、認証記号の画像情報、位置検出手段24が出力する位置情報を、認証配信サーバ1に対して送信する。また、認証配信サーバ1から送信されるコンテンツを受信する。
以上のように構成された本実施例に係るコンテンツ配信システムについて、以下その動作を説明する。
まず、最初に、認証登録者は、自己の宣伝広告等にカスタマイズしたカスタム配信プログラムを認証配信サーバ1に登録する。これは次のようにして行う。
まず、認証登録者は、認証登録者PC3から、認証登録者のID(以下「認証登録ID」という。)及びパスワードを認証配信サーバ1に対して送信する。認証配信サーバ1は、登録者記憶手段10に記憶された認証登録者の情報を参照して、認証登録IDとパスワードを確認し、合っていればログインを許可する。次に、認証登録者は、認証登録者PC3から、プロトタイプ配信プログラムの送信要求を認証配信サーバ1に対して送信する。認証配信サーバ1の配信プログラム送信手段12は、送信要求が受信されると、プロトタイプ配信プログラム記憶手段11に記憶されたプロトタイプ配信プログラムを認証登録者PC3に送信する。
認証登録者は、受信したプロトタイプ配信プログラムを、認証登録者PC3においてカスタマイズする。そして、カスタマイズしたプロトタイプ配信プログラム(カスタマイズ配信プログラム)を、再び認証配信サーバ1に送信する。
認証配信サーバ1においては、配信プログラム受信手段13がカスタマイズ配信プログラムを受信すると、これを配信プログラム記憶手段14に保存して登録する。
以上の操作により、認証登録者は、自己の送信したいコンテンツ内容にカスタマイズしたカスタマイズ配信プログラムを認証配信サーバ1に登録し、各生活者に対してコンテンツの配信を行うことが可能となる。
次に、携帯端末2を所持する生活者に対してコンテンツの配信を行う動作について説明する。
図3は、本発明の実施例1に係るコンテンツ配信システムによるコンテンツの配信動作を表すフローチャートである。
まず、生活者は、携帯端末2のカメラ等の認証読取手段22により、商品等の物品に付された認証記号(図2参照)を撮影する(S1)。認証読取手段22は、撮影された認証記号の画像から、二次元バーコードを抽出する(S2)。そして、その2次元バーコードを解読して、認証管理情報を出力する。ここで、認証管理情報には、認証情報、物品を特定するための物品情報、及び、認証配信サーバのURLの情報が含まれているものとする。
次に、位置検出手段24は、現在の携帯端末の位置を出力する(S3)。例えば、位置検出手段24が位置検出手段24としてGPS装置を内蔵している場合は、緯度と経度の情報が位置情報として出力される。
次に、サイト接続手段23は、認証管理情報に含まれるURL情報に基づいて、認証配信サーバ1にアクセスする(S4)。そして、送受信手段25は、抽出された認証管理情報と位置情報を、認証配信サーバ1に対して送信する(S5)。
認証配信サーバ1においては、携帯端末2から認証管理情報と位置情報を受信すると、まず、認証判定手段16が、認容管理情報中の認証情報を参照し、その真偽を判定する(S11)。ここで、認証情報が真正でない場合には、動作を終了する。
認証情報が真正な場合、提供者特定手段18は、受信した位置情報と、提供者所在情報記憶手段19に記憶された各認証登録者の所在位置に関する情報を参照することによって、携帯端末2の近傍の認証登録者を特定する(S13)。アクセス許可手段17は、ここで特定された認証登録者のカスタム配信プログラムに対して、携帯端末2のアクセスを許可する(S14)。このとき、アクセス許可手段17は、携帯端末2に対し、その携帯端末2からアクセスすることが可能なカスタム配信プログラムの項目リストを送信する。携帯端末2は、受信したカスタム配信プログラムの項目リストを選択メニューとして表示する(S6)。これにより、生活者は、携帯端末2から、アクセスしたいカスタム配信プログラムを選択することができる。
尚、アクセス許可手段17は、携帯端末2の近傍の認証登録者のカスタム配信プログラムに限定してカスタム配信プログラムの項目リストを送信するので、リストの項目は携帯端末2の周辺の認証登録者(例えば、商店等)に限定される。従って、生活者は、現在必要とするコンテンツを容易に探し出してアクセスすることが可能となる。
また、このとき、認証配信サーバ1においては、位置情報配信手段20及び物品情報配信手段21が、各認証登録者の認証登録者端末4に対して、受信した位置情報及び受信した認証管理情報に含まれる物品情報を送信する(S15)。これにより、認証登録者は、生活者の動きや興味を持たれた物品の状況などをリアルタイムで把握することが可能となる。そして、この情報をもとに、物品販売等の事業の戦略を立てることができる。
次に、生活者は、カスタム配信プログラムの項目リストからアクセスしたいカスタム配信プログラムを選択する。送受信手段25は、選択されたカスタム配信プログラムの特定情報を認証配信サーバ1に送信する(S7)。
認証配信サーバ1では、カスタム配信プログラムの特定情報を受信すると、プラットフォーム15がそのカスタム配信プログラムを配信プログラム記憶手段14から読み出して実行する(S16)。これにより、実行されたカスタム配信プログラムは、携帯端末2に対してコンテンツを送信し(S17)終了する。
携帯端末2においては、送受信手段25がコンテンツを受信する(S8)。そして、携帯端末2の画面に受信したコンテンツを表示したり、プログラムの場合はそれを実行したりした後(S9)動作を終了する。
以上のように、本実施例のコンテンツ配信システムによれば、コンテンツ配信システムのプラットフォーム15はシステムの運営主体である認証事業者が提供し、そのシステムに参加登録する認証登録者は余分な設備投資を必要としない。そのため、小規模商店街や個人商店のように資金力に乏しい団体や個人であっても容易にコンテンツ配信システムに参加することが可能である。
また、携帯端末2として、一般に普及した携帯電話やPHSを利用することができるため、携帯端末2を有する生活者が容易にコンテンツ配信システムを利用することができる。すなわち、システムの利用を広く一般に普及させることが容易である。
その結果、コンテンツ配信システムの運営主体である認定事業者が本来意図している認証対象である事業(例えば、環境配慮型商品の普及事業)への企業や団体の参加を広く促進させることが可能となる。
本発明の実施例1に係るコンテンツ配信システムの構成を表す図である。 認証記号の例を示す図である。 本発明の実施例1に係るコンテンツ配信システムによるコンテンツの配信動作を表すフローチャートである。 特許文献1記載のコンテンツ提供システムの構成を表す図である。
符号の説明
1 認証配信サーバ
2 携帯端末
3 認証登録者パソコン(PC)
4 認証登録者端末
10 登録者記憶手段
11 プロトタイプ配信プログラム記憶手段
12 配信プログラム送信手段
13 配信プログラム受信手段
14 配信プログラム記憶手段
15 プラットフォーム
16 認証判定手段
17 アクセス許可手段
18 提供者特定手段
19 提供者所在情報記憶手段
20 位置情報配信手段
21 物品情報配信手段
22 認証読取手段
23 サイト接続手段
24 位置検出手段
25 送受信手段

Claims (16)

  1. 登録されたコンテンツ提供者又はその団体(以下「認証登録者」という。)を特定する情報を記憶する登録者記憶手段、
    アクセスした者に対して前記認証登録者により提供されるコンテンツを配信するように構成されたプログラム(以下「カスタム配信プログラム」という。)が前記登録者記憶手段に記憶された認証登録者から通信回線を介して送信された場合にそれを受信する配信プログラム受信手段、
    前記プログラム受信手段により受信されるカスタム配信プログラムを記憶するカスタム配信プログラム記憶手段、
    及び、前記カスタム配信プログラムを実行させる基盤となるプラットフォーム
    を有する認証配信サーバと、
    前記認証配信サーバに対して通信回線を介して通信可能な携帯端末と、
    を備えたコンテンツ配信システムであって、
    前記携帯端末は、
    前記認証配信サーバの管理者が認証した認証情報を含む認証管理情報をコード化又は図案化した記号であって認証対象である物品に付された認証記号又はその認証記号に含まれる認証管理情報を読み取る認証読取手段、
    及び、前記認証読取手段により読み取られる認証記号又は認証管理情報を、通信回線を介して前記認証配信サーバに送信する認証送信手段、
    を備え、
    前記認証配信サーバは、
    前記携帯端末から送信される前記認証記号又は認証管理情報に含まれる前記認証情報の真偽を判定する認証判定手段、
    及び、前記認証判定手段により前記認証情報が真正と判定された場合、前記携帯端末に対し、前記認証登録者の前記カスタム配信プログラムへのアクセスを許可するアクセス許可手段、
    を備えていることを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 前記認証配信サーバは、
    前記登録者記憶手段に記憶された各認証登録者に対し提供されるプログラムであって、通信回線を介してコンテンツを配信する機能を有し、前記認証登録者により部分的にカスタマイズすることにより前記カスタム配信プログラムを作成することが可能なプロトタイプ配信プログラムが記憶されたプロトタイプ配信プログラム記憶手段、
    及び、前記登録者記憶手段に記憶された認証登録者からの要求に応じて前記プロトタイプ配信プログラムを、通信回線を介して送信する配信プログラム送信手段
    を備えていることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  3. 前記携帯端末は、
    当該端末装置の現在位置を検知する位置検知手段、
    及び、前記位置検知手段により検知された現在位置を、通信回線を介して前記認証配信サーバに送信する現在位置送信手段
    を備え、
    前記認証配信サーバは、
    前記登録者記憶手段に記憶された各認証登録者の所在情報を記憶する提供者所在情報記憶手段、
    及び、前記携帯端末から送信される位置情報を前記提供者所在情報記憶手段に記憶された各認証登録者の所在情報と照合することにより、前記携帯端末が現在位置する近傍の一乃至複数の認証登録者を特定する提供者特定手段
    を備え、
    前記アクセス許可手段は、前記認証判定手段により認証情報が正しいと判定された場合、前記携帯端末に対し、前記提供者特定手段により特定される認証登録者の前記カスタム配信プログラムへのアクセスを許可すること
    を特徴とする請求項1又は2記載のコンテンツ配信システム。
  4. 認証配信サーバは、前記登録者記憶手段に記憶された各認証登録者の端末装置(以下「認証登録者端末」という。)と通信回線により接続されており、
    認証配信サーバは、前記携帯端末から送信される位置情報を、前記認証登録者の認証登録者端末に対して配信する位置情報配信手段
    を備えていることを特徴とする請求項3記載のコンテンツ配信システム。
  5. 前記認証読取手段は、前記認証登録者を特定する情報(以下「認証登録者ID」という。)及び前記認証配信サーバの管理者が認証した認証情報を含む認証管理情報をコード化又は図案化した記号であって物品に付された認証記号から、前記認証管理情報を読み取るものであり、
    前記アクセス許可手段は、前記認証判定手段により前記認証情報が正しいと判定された場合、前記携帯端末に対し、前記認証管理情報に含まれる前記認証登録者IDによって特定される認証登録者の前記カスタム配信プログラムへのアクセスを許可するものであること
    を特徴とする請求項1乃至4の何れか一記載のコンテンツ配信システム。
  6. 前記認証読取手段は、一次元バーコード、二次元バーコード、ICタグ、その他の情報記録手段(以下「情報記録手段」という。)が付された認証マークから認証管理情報を読み取るものであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一記載のコンテンツ配信システム。
  7. 前記認証配信サーバと前記携帯端末は、インターネットを介して接続されており、
    前記情報記録手段は、前記認証配信サーバのURLを特定するURL情報を含み、
    前記携帯端末は、
    前記認証読取手段により読み取られる認証管理情報の中のURL情報を用いてインターネット上の該当するサイトに接続するサイト接続手段
    を備えていることを特徴とする請求項6記載のコンテンツ配信システム。
  8. 前記情報記録手段は、当該情報記録手段が付された認証記号が付された物品に関する物品情報を含み、
    前記携帯端末は、前記認証読取手段により読み取られる認証管理情報の中の物品情報を前記認証配信サーバに送信する物品情報送信手段を備え、
    前記認証配信サーバは、前記登録者記憶手段に記憶された各認証登録者の認証登録者端末と通信回線により接続されており、
    認証配信サーバは、前記携帯端末から送信される物品情報を、前記認証登録者の認証登録者端末に対して配信する物品情報配信手段
    を備えていることを特徴とする請求項3乃至7の何れか一記載のコンテンツ配信システム。
  9. 登録された認証登録者又はその団体(以下「認証登録者」という。)を特定する情報を記憶する登録者記憶手段、
    アクセスした者に対して前記認証登録者により提供されるコンテンツを配信するように構成されたプログラム(以下「カスタム配信プログラム」という。)が前記登録者記憶手段に記憶された認証登録者から通信回線を介して送信された場合にそれを受信する配信プログラム受信手段、
    前記プログラム受信手段により受信されるカスタム配信プログラムを記憶するカスタム配信プログラム記憶手段、
    前記カスタム配信プログラムを実行させる基盤となるプラットフォーム、
    前記認証配信サーバの管理者が認証した認証情報を含む認証管理情報をコード化又は図案化した記号であって認証対象である物品に付された認証記号又はその認証記号に含まれる認証管理情報を読み取った前記携帯端末から送信される前記認証記号又は認証管理情報に含まれる前記認証情報の真偽を判定する認証判定手段、
    及び、前記認証判定手段により前記認証情報が真正と判定された場合、前記携帯端末に対し、前記認証登録者の前記カスタム配信プログラムへのアクセスを許可するアクセス許可手段、
    を有する認証配信サーバ。
  10. 前記登録者記憶手段に記憶された各認証登録者に対し提供されるプログラムであって、通信回線を介してコンテンツを配信する機能を有し、前記認証登録者により部分的にカスタマイズすることにより前記カスタム配信プログラムを作成することが可能なプロトタイプ配信プログラムが記憶されたプロトタイプ配信プログラム記憶手段、
    及び、前記登録者記憶手段に記憶された認証登録者からの要求に応じて前記プロトタイプ配信プログラムを、通信回線を介して送信する配信プログラム送信手段
    を備えていることを特徴とする請求項9記載の認証配信サーバ。
  11. 前記登録者記憶手段に記憶された各認証登録者の所在情報を記憶する提供者所在情報記憶手段、
    及び、前記携帯端末から送信されるその携帯端末の位置情報を前記提供者所在情報記憶手段に記憶された各認証登録者の所在情報と照合することにより、前記携帯端末が現在位置する近傍の一乃至複数の認証登録者を特定する提供者特定手段
    を備え、
    前記アクセス許可手段は、前記認証判定手段により認証情報が正しいと判定された場合、前記携帯端末に対し、前記提供者特定手段により特定される認証登録者の前記カスタム配信プログラムへのアクセスを許可すること
    を特徴とする請求項9又は10記載の認証配信サーバ。
  12. 前記携帯端末から送信される位置情報を、前記認証登録者の認証登録者端末に対して配信する位置情報配信手段を備えていることを特徴とする請求項11記載の認証配信サーバ。
  13. 前記認証管理情報は、前記認証登録者を特定する情報(以下「認証登録者ID」という。)及び前記認証配信サーバの管理者が認証した認証情報を含むものであり、
    前記アクセス許可手段は、前記認証判定手段により前記認証情報が正しいと判定された場合、前記携帯端末に対し、前記認証管理情報に含まれる前記認証登録者IDによって特定される認証登録者の前記カスタム配信プログラムへのアクセスを許可するものであること
    を特徴とする請求項9乃至12の何れか一記載の認証配信サーバ。
  14. 前記認証管理情報は、当該認証管理情報を含む認証記号が付された物品に関する物品情報を含んでおり、
    前記携帯端末から送信される認証管理情報に含まれる物品情報を、通信回線を介して、前記各認証登録者の認証登録者端末に対して配信する物品情報配信手段
    を備えていることを特徴とする請求項9乃至12の何れか一記載の認証配信サーバ。
  15. コンテンツ提供者又はその団体(以下「認証登録者」という。)を登録する登録者記憶手段、
    アクセスした者に対して前記認証登録者により提供されるコンテンツを配信するように構成されたプログラム(以下「カスタム配信プログラム」という。)を記憶するカスタム配信プログラム記憶手段、
    及び、前記カスタム配信プログラムを実行させる基盤となるプラットフォーム
    を有する認証配信サーバと、
    前記認証配信サーバに対して通信回線を介して通信可能とする通信装置、及び、前記認証配信サーバの管理者が認証した認証情報を含む認証管理情報をコード化又は図案化した記号であって認証対象である物品に付された認証記号又はその認証記号に含まれる認証管理情報を読み取る認証読取手段を備えた携帯端末と、
    を備えたシステムにおいて、前記認証登録者により提供されるコンテンツの配信を行うコンテンツ配信方法であって、
    前記登録者記憶手段に記憶された認証登録者から、通信回線を介してカスタム配信プログラムが送信されてきた場合、当該カスタム配信プログラムを前記カスタム配信プログラム記憶手段に保存する配信プログラム登録ステップ、
    前記携帯端末が、前記携帯端末に備えられた認証読取手段から読み取られる認証記号又は認証管理情報を、通信回線を介して前記認証配信サーバに送信する認証送信ステップ、
    前記認証配信サーバが、前記携帯端末から送信される前記認証記号又は認証管理情報に含まれる前記認証情報の真偽を判定する認証判定ステップ、
    及び、前記認証情報が真正と判定された場合、前記携帯端末に対し、前記認証登録者の前記カスタム配信プログラムへのアクセスを許可するアクセス許可ステップ、
    を有することを特徴とするコンテンツ配信方法。
  16. コンピュータに読み込み実行することにより、コンピュータを請求項9乃至14の何れかに記載の認証配信サーバとして機能させることを特徴とするプログラム。

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