JP2006195769A - 入力装置およびこの操作方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、外部機器側のメニューに対応するメニュー表示を見ながら操作部を操作することができる操作性に優れた入力装置およびこの操作方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の入力装置は、フィルムシート9を有する操作部4と、この操作部4と対向する下部に所定のピッチ寸法で整列形成した複数のスイッチ部S1〜S5とを備え、フィルムシート9には、外部機器(図示せず)側の複数のメニューに対応する、例えば「今の番組」というようなメニュー表示5bが印刷され、第1の操作部5の操作によりメニュー表示5bに対応する外部機器側のメニュー(今放送中の番組)が起動する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の入力装置は、フィルムシート9を有する操作部4と、この操作部4と対向する下部に所定のピッチ寸法で整列形成した複数のスイッチ部S1〜S5とを備え、フィルムシート9には、外部機器(図示せず)側の複数のメニューに対応する、例えば「今の番組」というようなメニュー表示5bが印刷され、第1の操作部5の操作によりメニュー表示5bに対応する外部機器側のメニュー(今放送中の番組)が起動する。
【選択図】 図1
Description
本発明は入力装置およびこの操作方法に係わり、入力装置の操作部に外部機器側のメニューに対応したメニュー表示を印刷形成した入力装置およびこの操作方法に関する。
従来の入力装置を、外部機器である例えばDVD録画装置等の多機能な装置を操作可能なリモコン装置(図示せず)で説明すると、従来のリモコン装置である入力装置には、1キー1機能入力が可能な操作キーが、外部機器側の複数のメニューに対応して複数形成されていた。
そして、外部機器側の所望のメニューに対応する操作キーを押圧操作することで、外部機器側の所望のメニューを、テレビ受像器等の画面上に起動していた。
そして、外部機器側の所望のメニューに対応する操作キーを押圧操作することで、外部機器側の所望のメニューを、テレビ受像器等の画面上に起動していた。
そして、操作キーを押圧操作してテレビ受像器等の画面上に起動させたメニューが、例えば過去に録画した複数の番組リストだとすると、押圧操作した操作キーとは異なる十字キー等を操作することにより、例えば過去に録画していた複数の番組の中から所望の番組を選択するメニュウ選択を行うことができる。
前記十字キーによるメニュウ選択で所望の番組を選択すると、前記操作キーおよび前記十字キーとは別の再生キーを操作することで、録画した番組リストの中から選択した所望の番組を再生して観賞することができる。
特開平 5−355753号公報
実開平 5−355753号公報
前記十字キーによるメニュウ選択で所望の番組を選択すると、前記操作キーおよび前記十字キーとは別の再生キーを操作することで、録画した番組リストの中から選択した所望の番組を再生して観賞することができる。
しかし、前述したような従来の入力装置およびこの操作方法においては、入力装置側の操作キーが1キー1機能入力だったので、例えばDVD録画装置等の多機能な装置で、過去に録画した複数の番組リストからメニュウ選択して所望の番組を選択して再生するには、複数の操作キーだけでなく、十字キー、および再生キーと複数のキーを操作しなければならなかったので、操作性が悪かった。
また、操作に慣れてない人だと、誤入力等が発生するおそれがあった。
また、操作に慣れてない人だと、誤入力等が発生するおそれがあった。
また、入力装置側の操作キーが1キー1機能入力だったことにより、例えばDVD録画装置等の多機能な装置だと、操作キーの数が多くなって入力装置の構造が複雑になる問題があった。
本発明は前述したような課題を解決して、外部機器側のメニューに対応するメニュー表示を見ながら操作部を操作することができる操作性に優れた入力装置およびこの操作方法を提供することを目的とする。
本発明は前述したような課題を解決して、外部機器側のメニューに対応するメニュー表示を見ながら操作部を操作することができる操作性に優れた入力装置およびこの操作方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための第1の手段として本発明の入力装置は、フィルムシートを有する操作部と、この操作部と対向する下部に所定のピッチ寸法で整列形成した複数のスイッチ部とを備え、前記フィルムシートには、外部機器側のメニューに対応するメニュー表示が印刷形成されており、所望の前記メニューに対応する前記メニュー表示が形成された前記操作部の操作により、前記外部機器側の所望の前記メニューが起動することを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第2の手段として、前記フィルムシートは、透明に形成され、この透明な前記フィルムシートの下面側に前記メニュー表示が印刷されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第2の手段として、前記フィルムシートは、透明に形成され、この透明な前記フィルムシートの下面側に前記メニュー表示が印刷されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第3の手段として、前記操作部は、前記フィルムシート上が潤滑性に優れたシリコン樹脂フィルムで覆われていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第4の手段として、前記操作部は、長尺状に形成され、前記スイッチ部は、前記操作部の長尺方向に沿って複数の可動接点と固定接点とを互いに対向させて所定のピッチ寸法で配設したメンブレンスイッチからなることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第4の手段として、前記操作部は、長尺状に形成され、前記スイッチ部は、前記操作部の長尺方向に沿って複数の可動接点と固定接点とを互いに対向させて所定のピッチ寸法で配設したメンブレンスイッチからなることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第5の手段として本発明の入力装置の操作方法は、長尺状の操作部と、この操作部の下部の長尺方向に整列形成した複数のスイッチ部とを有する入力装置の操作方法であって、前記操作部には、外部機器側のメニューに対応するメニュー表示が印刷され、前記操作部の一部をタッチする第1の操作で、前記操作部の下部に位置するスイッチ部が切り換わって、前記メニュー表示に対応する前記外部機器側の前記メニューが起動するようになっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第6の手段として、第1の操作後に、前記操作部をなぞる第2の操作で、前記起動した前記メニューの中から所望のコンテンツを選択可能になっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第7の手段として、前記第2の操作で前記所望のコンテンツを選択後、前記メンブレンスイッチのスイッチ部とは異なるスイッチを押圧操作する第3の操作で、選択された前記所望のコンテンツが決定されることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第7の手段として、前記第2の操作で前記所望のコンテンツを選択後、前記メンブレンスイッチのスイッチ部とは異なるスイッチを押圧操作する第3の操作で、選択された前記所望のコンテンツが決定されることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第8の手段として、前記スイッチは、前記メンブレンスイッチの下部に配設され、前記第3の操作によって、前記操作部を強く押し込むことで前記スイッチが入力されて、前記コンテンツが決定されることを特徴とする。
本発明の入力装置は、フィルムシートを有する操作部と、この操作部と対向する下部に所定のピッチ寸法で整列形成した複数のスイッチ部とを備え、フィルムシートには、外部機器側のメニューに対応するメニュー表示が印刷形成されており、所望のメニューに対応するメニュー表示が形成された操作部の操作により、外部機器側の所望のメニューが起動するので、所望のメニュー表示を見ながら操作部を操作することができ、誤入力等の障害を防止でき操作性に優れた入力装置を提供できる。
また、フィルムシートは、透明に形成され、この透明なフィルムシートの下面側にメニュー表示が印刷されているので、メニュー表示を見ながら入力装置の操作部を操作することでき、操作性に優れている。
また、フィルムシートは、透明に形成され、この透明なフィルムシートの下面側にメニュー表示が印刷されているので、メニュー表示を見ながら入力装置の操作部を操作することでき、操作性に優れている。
また、操作部は、フィルムシート上が潤滑性に優れたシリコン樹脂フィルムで覆われているので、操作者の指等の滑りが良く、操作性が良い。
また、操作部は、長尺状に形成され、スイッチ部は、操作部の長尺方向に沿って複数の可動接点と固定接点とを互いに対向させて所定のピッチ寸法で配設したメンブレンスイッチからなるので、操作部を軽くタッチした指を滑らせることで、複数のスイッチ部を切り換えることができ、更に操作性が良い。
また、操作部を軽く触ると外部機器側の複数のメニューが立ち上がり、操作部をそのままなぞって複数のスイッチ部を切り換えることで複数のメニューを選択でき、操作性に優れている。
また、操作部は、長尺状に形成され、スイッチ部は、操作部の長尺方向に沿って複数の可動接点と固定接点とを互いに対向させて所定のピッチ寸法で配設したメンブレンスイッチからなるので、操作部を軽くタッチした指を滑らせることで、複数のスイッチ部を切り換えることができ、更に操作性が良い。
また、操作部を軽く触ると外部機器側の複数のメニューが立ち上がり、操作部をそのままなぞって複数のスイッチ部を切り換えることで複数のメニューを選択でき、操作性に優れている。
また、本発明の入力装置の操作方法は、操作部の一部をタッチする第1の操作で、操作部の下部に位置するスイッチ部が切り換わって、メニュー表示に対応する外部機器側のメニューが起動するようになっているので、所望のメニュー表示がされた操作部を操作することで、所望のメニューを容易に起動することができ、操作性に優れている入力装置の操作方法を提供できる。
また、第1の操作後に、前記操作部をなぞる第2の操作で、前記起動した前記メニューの中から所望のコンテンツを選択可能になっているので、メニューを起動した同じ操作部の操作でコンテンツを選択することができ、更に操作性に優れている。
また、第1の操作後に、前記操作部をなぞる第2の操作で、前記起動した前記メニューの中から所望のコンテンツを選択可能になっているので、メニューを起動した同じ操作部の操作でコンテンツを選択することができ、更に操作性に優れている。
また、第2の操作で所望のコンテンツを選択後、メンブレンスイッチのスイッチ部とは異なるスイッチを押圧操作する第3の操作で、選択された所望のコンテンツが決定されるので、選択された所望のコンテンツを確実に決定することができる。
また、スイッチは、メンブレンスイッチの下部に配設され、第3の操作によって、操作部を強く押し込むことでスイッチが入力されて、コンテンツが決定されるので、同じ操作部を連続操作して第1〜第3の操作をすることで、所望のメニュウの起動と所望のコンテンツの選択と決定とを行うことができ、操作性に優れている。
また、スイッチは、メンブレンスイッチの下部に配設され、第3の操作によって、操作部を強く押し込むことでスイッチが入力されて、コンテンツが決定されるので、同じ操作部を連続操作して第1〜第3の操作をすることで、所望のメニュウの起動と所望のコンテンツの選択と決定とを行うことができ、操作性に優れている。
以下、本発明の入力装置およびこの操作方法を図面に基づいて説明する。まず、図1は本発明の入力装置の部分斜視図であり、図2は本発明に係わる操作部の部分拡大図であり、図3は図1の3−3断面図であり、図4は図1の4−4断面図であり、図5は本発明の入力装置の操作方法を説明する要部断面図である。
まず、本発明に係わる入力装置1を、外部機器である例えばDVD録画装置(図示せず)等のリモコン装置で図1、図2に基づいて説明すると、入力装置1は、表面2の図示上端部には、電波、又は赤外線等を用いて外部機器であるDVD録画装置等に向けて所定の信号を送出することが可能な送信部(図示せず)が形成されている。
また、入力装置1の表面2の上端部近傍には、例えば4個の操作ボタン3が設けられており、この操作ボタン3は、押圧式のキースイッチからなり、それぞれの操作ボタン3は、電源入力用、あるいはHDD装置、DVD録画装置、テレビ受像器等の外部機器の選択スイッチ等になっている。
また、入力装置1の表面2の上端部近傍には、例えば4個の操作ボタン3が設けられており、この操作ボタン3は、押圧式のキースイッチからなり、それぞれの操作ボタン3は、電源入力用、あるいはHDD装置、DVD録画装置、テレビ受像器等の外部機器の選択スイッチ等になっている。
また、入力装置1は、操作ボタン3の図示下方の表面2に、本発明に係わる操作部4が配設されている。この操作部4は、入力装置1の横幅方向に所定の幅寸法で横長の長尺状に形成されている。
前記操作部4は、図1に示す上部側から第1〜第3の操作部5、6、7の例えば3個が所定の間隔で形成され、それぞれの操作面5a、6a、7aが表面2から露出している。
前記操作部4は、図1に示す上部側から第1〜第3の操作部5、6、7の例えば3個が所定の間隔で形成され、それぞれの操作面5a、6a、7aが表面2から露出している。
前記第1〜第3の操作部5、6、7のそれぞれの上面には、操作面5a、6a、7aが形成され、このそれぞれの操作面5a、6a、7aは、潤滑性に優れた透明なシリコン樹脂フィルムからなる被覆膜8の上面に形成されている。
そのために、それぞれの操作面5a、6a、7a上に操作者の指等を載置させた状態でX1方向、又はX2方向に滑らかに移動できるようになっている。
また、被覆膜8の下部には、PET(ポリエツレンテレフタラート)樹脂等からなる透明なフィルムシート9が配設されている。
そのために、それぞれの操作面5a、6a、7a上に操作者の指等を載置させた状態でX1方向、又はX2方向に滑らかに移動できるようになっている。
また、被覆膜8の下部には、PET(ポリエツレンテレフタラート)樹脂等からなる透明なフィルムシート9が配設されている。
前記フィルムシート9は、被覆膜8と同じ長尺に形成され、透明接着剤で被覆膜8と一体化されている。
前記フィルムシート9は、柔軟性があり、初期状態においては、図3に示すように、平坦状になっていて、上部の被覆膜8を介して操作者の指等で軽くタッチしただけで容易に弾性変形するようになっている。
また、弾性変形したフィルムシート9は、自身の弾性力で、初期状態の平坦状に自動復帰するようになっている。
尚、図面では、フィルムシート9を誇張して厚く書いているが、実際は被覆膜8より数ミクロン厚いだけで、図5に示すように、操作者の指が軽くタッチするだけで容易に弾性変形するようになっている。
前記フィルムシート9は、柔軟性があり、初期状態においては、図3に示すように、平坦状になっていて、上部の被覆膜8を介して操作者の指等で軽くタッチしただけで容易に弾性変形するようになっている。
また、弾性変形したフィルムシート9は、自身の弾性力で、初期状態の平坦状に自動復帰するようになっている。
尚、図面では、フィルムシート9を誇張して厚く書いているが、実際は被覆膜8より数ミクロン厚いだけで、図5に示すように、操作者の指が軽くタッチするだけで容易に弾性変形するようになっている。
また、第1〜第3操作部5〜7のそれぞれのフィルムシート9の下面には、図2に示すような文字あるいは記号等からなるメニュー表示5b、6b、7bが印刷形成され、このメニュー表示5b、6b、7bが、透明なフィルムシート9および被覆膜8を介して、それぞれの操作面5a、6a、7aから視認できるようになっている。
そして、第1の操作部5のメニュー表示5bは、例えば「今の番組」が印刷されており、第1の操作部5を操作することで、今放送中の各放送局のテレビ番組をテレビ受像器等の画面上に表示できるようになっている。
また、第1の操作部5には、メニュー表示5bの左側に左スクロールマーク5cと、メニュー表示5bの右側に右スクロールマーク5dとが、それぞれ矢印状に印刷形成されている。
そして、第1の操作部5のメニュー表示5bは、例えば「今の番組」が印刷されており、第1の操作部5を操作することで、今放送中の各放送局のテレビ番組をテレビ受像器等の画面上に表示できるようになっている。
また、第1の操作部5には、メニュー表示5bの左側に左スクロールマーク5cと、メニュー表示5bの右側に右スクロールマーク5dとが、それぞれ矢印状に印刷形成されている。
また、第2の操作部6のメニュー表示6bは、例えば「録画した番組」が印刷されており、第2の操作部6を操作することで、外部機器である例えばDVD録画装置のメニューである録画している番組リストをテレビ受像器等の画面上に表示できるようになっている。また、第2の操作部6には、メニュー表示6bの左側に左スクロールマーク6cと、メニュー表示6bの右側に右スクロールマーク6dとが、それぞれ矢印状に印刷形成されている。
また、第3の操作部7のメニュー表示7bは、例えば「番組表」が印刷されており、第3の操作部7を操作することで、外部機器である例えばDVD録画装置のメニューである各放送局別の番組表をテレビ受像器等の画面上に表示できるようになっている。
また、第3の操作部7には、メニュー表示7bの左側に左スクロールマーク7cと、メニュー表示7bの右側に右スクロールマーク7dとが、それぞれ矢印状に印刷形成されている。
また、第3の操作部7には、メニュー表示7bの左側に左スクロールマーク7cと、メニュー表示7bの右側に右スクロールマーク7dとが、それぞれ矢印状に印刷形成されている。
また、第1〜第3の操作部5〜7のそれぞれのフィルムシート9のメニュー表示部5b、6b、7bが形成された下面には、フィルム状のアークチュエータ10がそれぞれ接着されている。
前記アークチュエータ10の下面には、所定のピッチ寸法で略半球状の複数の突起10a〜10eが突出形成されている。
前記複数の突起10a〜10eは、例えば紫外線硬化型の樹脂(UV樹脂)等を印刷することにより形成されている。
前記突起10a〜10eは、紫外線硬化樹脂の限定されず、例えば球状の樹脂ボールを接着剤等でアークチュエータ10に固着したものでも良い。
前記アークチュエータ10の下面には、所定のピッチ寸法で略半球状の複数の突起10a〜10eが突出形成されている。
前記複数の突起10a〜10eは、例えば紫外線硬化型の樹脂(UV樹脂)等を印刷することにより形成されている。
前記突起10a〜10eは、紫外線硬化樹脂の限定されず、例えば球状の樹脂ボールを接着剤等でアークチュエータ10に固着したものでも良い。
また、アクチュエータ10が対向する下部側には、メンブレンシート11が配設され、複数の突起10a〜10eが対向する部分のメンブレンシート11に複数のスイッチ部S1〜S5が形成されている。
そして、複数の突起10a〜10eは、メンブレンシート11の上面に粘着層(図示せず)を介して接着固定されている。
このように、複数の突起10a〜10eをメンブレンシート11に接着することで、フィルムシート9が上方に浮き上がるのを防止している。
そして、複数の突起10a〜10eは、メンブレンシート11の上面に粘着層(図示せず)を介して接着固定されている。
このように、複数の突起10a〜10eをメンブレンシート11に接着することで、フィルムシート9が上方に浮き上がるのを防止している。
また、メンブレンシート11は、図3に示すように、上部シート12と下部シート13とが、シート状のスペーサ14を挟んで互いに対向して配設されている。
前記上部シート12と下部シート13とは、いずれもPET(ポリエチレンテレフタラート)樹脂、あるいは、ポリイミド樹脂等の可撓性を有する素材で形成され、スペーサ14も同じ材料で形成されている。尚、スペーサ14は、例えば接着層で形成したものでも良い。
また、突起10a〜10eが対向する位置の上部シート12と下部シート13の対向面には、円形の第1〜第5の可動接点部12a〜12eと第1〜第5の固定接点部13a〜13eとが対向形成されている。
前記上部シート12と下部シート13とは、いずれもPET(ポリエチレンテレフタラート)樹脂、あるいは、ポリイミド樹脂等の可撓性を有する素材で形成され、スペーサ14も同じ材料で形成されている。尚、スペーサ14は、例えば接着層で形成したものでも良い。
また、突起10a〜10eが対向する位置の上部シート12と下部シート13の対向面には、円形の第1〜第5の可動接点部12a〜12eと第1〜第5の固定接点部13a〜13eとが対向形成されている。
前記第1〜第5の可動接点部12a〜12eと第1〜第5の固定接点部13a〜13eとは、銅、あるいは銀等の導電性材料からなり、印刷等により例えば円形状に形成されている。
また、互いに対向して形成された第1〜第5の可動接点部12a〜12eと第1〜第5の固定接点部13a〜13eとが対向する部分のスペーサ14には、それぞれの可動接点部12a〜12eおよび固定接点部13a〜13eの外径より大きな貫通孔14a〜14eが形成されている。
また、互いに対向して形成された第1〜第5の可動接点部12a〜12eと第1〜第5の固定接点部13a〜13eとが対向する部分のスペーサ14には、それぞれの可動接点部12a〜12eおよび固定接点部13a〜13eの外径より大きな貫通孔14a〜14eが形成されている。
また、下部シート13には、第1〜第5の固定接点部13a〜13eのそれぞれから個別引き出し線(図示せず)が引き出し形成され、上部シート12には、第1〜第5の可動接点部12a〜12eのそれぞれに導通する共通引き出し線(図示せず)が形成され、個別引き出し線及び共通引き出し線は、制御部(図示せず)にそれぞれ接続されている。
前記制御部によって、それぞれの個別引き出し線と共通引き出し線との間に所定の電圧が印加されており、図5に示すように、例えば第3可動接点部12cが形成された部分の第1の操作部5の操作面5aを軽くタッチすると、第3可動接点部12cと第3固定接点部13cとが互いに接触して導通し、スイッチ部S3が切り換わったことを検出可能になっている。
また、メンブレンシート11の下部には、硬質の基板(図示せず)が配設され、この硬質の基板上ににメンブレンシート11が載置されている。
そして、硬質の基板の下部にタクトスイッチ等のメカ式のスイッチ(図示せず)が配設されている。
前記制御部によって、それぞれの個別引き出し線と共通引き出し線との間に所定の電圧が印加されており、図5に示すように、例えば第3可動接点部12cが形成された部分の第1の操作部5の操作面5aを軽くタッチすると、第3可動接点部12cと第3固定接点部13cとが互いに接触して導通し、スイッチ部S3が切り換わったことを検出可能になっている。
また、メンブレンシート11の下部には、硬質の基板(図示せず)が配設され、この硬質の基板上ににメンブレンシート11が載置されている。
そして、硬質の基板の下部にタクトスイッチ等のメカ式のスイッチ(図示せず)が配設されている。
このような本発明の入力装置1の操作方法を、例えば外部機器がテレビ受像器に接続したDVD録画装置で説明すると、例えば、「今の番組」のメニュー表示5bが印刷された第1の操作部5の一部(例えばスイッチ部S3の部分)を軽くタッチする第1の操作で、被覆膜8とフィルムシート9が弾性変形して、突起10cがメンブレンシート11の上部シート12を押圧する。
このことにより、スイッチ部S3の第3の可動接点部12cが降下して固定接点13cに導通しスイッチ部S3が切り換わる。
このことにより、スイッチ部S3の第3の可動接点部12cが降下して固定接点13cに導通しスイッチ部S3が切り換わる。
前記第1の操作で、例えばスイッチ部S3が切り換わったことを制御部が認識すると、「今の番組」のメニュー表示5bに対応する外部機器である例えばDVD録画装置のメニューが起動し、テレビ受像器の画面上に起動したメニューの中の詳細なコンテンツである、例えば今放送中の各放送局の番組画面が分割表示される。
前記第1の操作後に、例えば第1の操作部5をタッチしている操作者の指を第1の操作部5の長尺方向である横方向になぞる第2の操作で、所望のコンテンツである、例えば所望の番組を選択することができる。
そして、第2の操作で操作部5をなぞる長さを変えることで、隣り合ったコンテンツ、あるいは離れた位置のコンテンツを選択可能になっている。
即ち、第1の操作の後、操作部5から操作者の指を離すことなく第2の操作を連続して行うことができ、操作性に優れている。
前記第1の操作後に、例えば第1の操作部5をタッチしている操作者の指を第1の操作部5の長尺方向である横方向になぞる第2の操作で、所望のコンテンツである、例えば所望の番組を選択することができる。
そして、第2の操作で操作部5をなぞる長さを変えることで、隣り合ったコンテンツ、あるいは離れた位置のコンテンツを選択可能になっている。
即ち、第1の操作の後、操作部5から操作者の指を離すことなく第2の操作を連続して行うことができ、操作性に優れている。
即ち、本発明の入力装置の操作方法は、第1の操作後に、操作部をなぞる第2の操作で、起動したメニューの中から所望のコンテンツを選択可能になっている。
あるいは、所望のコンテンツを選択する別な方法として、左スクロールマーク5c、または右スクロールマーク5dを軽くタッチすることで、例えばテレビ受像器の画面上に起動したメニューである各放送局の番組画面上をカーソルが左方向、または右方向に移動してメニュウ選択するようにしても良い。
次ぎに、第2の操作で所望のコンテンツメニュウを選択後に、操作部5を強く押し込む第3の操作で、メンブレンスイッチ11の下部に配設しているタクトスイッチ等からなるスイッチが入力され、選択された所望のコンテンツを決定されて、テレビ受像器の画面上に自分の観賞したい番組を立ち上げて映し出すことができる。
あるいは、第2の操作後に、第1の操作部5の一部を2回繰り返してタッチすることで、第2の操作で選択した機能メニュウを決定するようにしても良い。
あるいは、所望のコンテンツを選択する別な方法として、左スクロールマーク5c、または右スクロールマーク5dを軽くタッチすることで、例えばテレビ受像器の画面上に起動したメニューである各放送局の番組画面上をカーソルが左方向、または右方向に移動してメニュウ選択するようにしても良い。
次ぎに、第2の操作で所望のコンテンツメニュウを選択後に、操作部5を強く押し込む第3の操作で、メンブレンスイッチ11の下部に配設しているタクトスイッチ等からなるスイッチが入力され、選択された所望のコンテンツを決定されて、テレビ受像器の画面上に自分の観賞したい番組を立ち上げて映し出すことができる。
あるいは、第2の操作後に、第1の操作部5の一部を2回繰り返してタッチすることで、第2の操作で選択した機能メニュウを決定するようにしても良い。
また、第2の操作部6の操作方法は、まず、第1の操作によって、第2の操作部6を軽くタッチすると、「録画した番組」のメニュー表示6bに対応する外部機器である例えばDVD録画装置のメニューが起動して、DVD録画装置に録画している録画リストがテレビ受像器の画面上に表示される。
次ぎに、第2の操作で第2の操作部6なぞることで、録画リストの中から所望のコンテンツである録画番組を選択することができる。
そして、第3の操作で操作部6を強く押し込むことで、所望のコンテンツが決定されて選択した所望の録画番組を立ち上げて再生することができる。
次ぎに、第2の操作で第2の操作部6なぞることで、録画リストの中から所望のコンテンツである録画番組を選択することができる。
そして、第3の操作で操作部6を強く押し込むことで、所望のコンテンツが決定されて選択した所望の録画番組を立ち上げて再生することができる。
また、また、第3の操作部7の操作方法は、まず、第1の操作によって、第3の操作部7を軽くタッチすると、「番組表」のメニュー表示7bに対応する外部機器である例えばDVD録画装置のメニューが起動して、複数の放送局名がテレビ受像器の画面上に表示される。
次ぎに、第2の操作で第3の操作部7をなぞることで、所望の放送局を選択することができ、第3の操作で第3の操作部7を強く押し込むことで、メンブレンシート11下部に配設したスイッチ(図示せず)が入力されて、選択した所望の放送局の番組表がテレビ受像器の画面上に表示される。
次ぎに、第2の操作で第3の操作部7をなぞることで、所望の放送局を選択することができ、第3の操作で第3の操作部7を強く押し込むことで、メンブレンシート11下部に配設したスイッチ(図示せず)が入力されて、選択した所望の放送局の番組表がテレビ受像器の画面上に表示される。
更に、左スクロールマーク7c、または右スクロールマーク7dを軽くタッチすることで、第3の操作で表示した番組表の中の所望の番組の概要を見ることができる。
即ち、左スクロールマーク7c、または右スクロールマーク7dをタッチすることで、選択したコンテンツの階層レベルを深くしたり浅くしたりすることができる。
即ち、左スクロールマーク7c、または右スクロールマーク7dをタッチすることで、選択したコンテンツの階層レベルを深くしたり浅くしたりすることができる。
尚、本発明の入力装置1の実施の形態では、メニュー表示5b、6b、7bのそれぞれを、フィルムシート9の下面に印刷形成したもので説明したが、メニュー表示5b、6b、7bは、フィルムシート9の上面に印刷形成したものでも良い。このような、メニュー表示5b、6b、7bを上面に印刷することにより、フィルムシート9は透明でなくても良い。
また、フィルムシート9上を被覆膜8で覆ったもので説明したが、被覆膜8を無くして、直接フィルムシート9の上面を入力装置1の表面2から露出させたものでも良い。
また、フィルムシート9上を被覆膜8で覆ったもので説明したが、被覆膜8を無くして、直接フィルムシート9の上面を入力装置1の表面2から露出させたものでも良い。
また、操作部4は、第1〜第3の操作部5〜7の3個に限らず、3個以上、または3個以下に形成したものでも良い。
また、スイッチ部S1〜S5は、5個に限らず、5個以上、または5個以下でも良い。
また、操作部4の操作方法は、第1〜第4の操作だけでなく、その他複数の操作を組み合わせて、更に、メニュウの階層レベルを深くすることも可能である。
また、本発明の操作方法では、第3の操作を操作部を強く押し込んで、メンブレンスイッチ11の下部に配設したスイッチを入力することで説明したが、操作部近傍の入力装置1の表面2にタクトスイッチ等からなるスイッチ(図示せず)を配設して、第3の操作は、操作部近傍のスイッチを押圧操作するようにしたものでも良い。
また、スイッチ部S1〜S5は、5個に限らず、5個以上、または5個以下でも良い。
また、操作部4の操作方法は、第1〜第4の操作だけでなく、その他複数の操作を組み合わせて、更に、メニュウの階層レベルを深くすることも可能である。
また、本発明の操作方法では、第3の操作を操作部を強く押し込んで、メンブレンスイッチ11の下部に配設したスイッチを入力することで説明したが、操作部近傍の入力装置1の表面2にタクトスイッチ等からなるスイッチ(図示せず)を配設して、第3の操作は、操作部近傍のスイッチを押圧操作するようにしたものでも良い。
1 入力装置
2 表面
3 操作ボタン
4 操作部
5 第1の操作部
5a 操作面
5b メニュー表示
5c 左スクロールマーク
5d 右スクロールマーク
6 第2の操作部
7 第3の操作部
8 被覆膜
9 フィルムシート
10 アークチュエータ
10a〜10e 突起
S1〜S5 スイッチ部
11 メンブレン
12 上部シート
12a〜12e 第1〜第5の可動接点部
13 下部シート
13a〜13e 第1〜第5の固定接点部
14 スペーサ
14a〜14e 貫通孔
2 表面
3 操作ボタン
4 操作部
5 第1の操作部
5a 操作面
5b メニュー表示
5c 左スクロールマーク
5d 右スクロールマーク
6 第2の操作部
7 第3の操作部
8 被覆膜
9 フィルムシート
10 アークチュエータ
10a〜10e 突起
S1〜S5 スイッチ部
11 メンブレン
12 上部シート
12a〜12e 第1〜第5の可動接点部
13 下部シート
13a〜13e 第1〜第5の固定接点部
14 スペーサ
14a〜14e 貫通孔
Claims (8)
- フィルムシートを有する操作部と、この操作部と対向する下部に所定のピッチ寸法で整列形成した複数のスイッチ部とを備え、前記フィルムシートには、外部機器側に表示される複数のメニューに対応する文字または記号からなるメニュー表示が印刷形成されており、所望の前記機能メニューに対応する前記メニュー表示が形成された前記操作部の操作により、前記外部機器側の所望の前記メニューが起動することを特徴とする入力装置。
- 前記フィルムシートは、透明に形成され、この透明な前記フィルムシートの下面側に前記メニュー表示が印刷されていることを特徴とする請求項1記載の入力装置。
- 前記操作部は、前記フィルムシート上が潤滑性に優れたシリコン樹脂フィルムで覆われていることを特徴とする請求項1、または2記載の入力装置
- 前記操作部は、長尺状に形成され、前記スイッチ部は、前記操作部の長尺方向に沿って複数の可動接点と固定接点とを互いに対向させて所定のピッチ寸法で配設したメンブレンスイッチからなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の入力装置。
- 長尺状の操作部と、この操作部の下部の長尺方向に複数のスイッチ部を整列形成したメンブレンスイッチとを有する入力装置の操作方法であって、前記操作部には、外部機器側のメニューに対応するメニュー表示が印刷され、前記操作部の一部をタッチする第1の操作で、前記操作部の下部に位置するスイッチ部が切り換わって、前記メニュー表示に対応する前記外部機器側の前記メニューが起動するようになっていることを特徴とする入力装置の操作方法。
- 前記第1の操作後に、前記操作部をなぞる第2の操作で、前記起動した前記メニューの中から所望のコンテンツを選択可能になっていることを特徴とする請求項5記載の入力装置の操作方法。
- 前記第2の操作で前記所望のコンテンツを選択後、前記メンブレンスイッチのスイッチ部とは異なるスイッチを押圧操作する第3の操作で、選択された前記所望のコンテンツが決定されることを特徴とする請求項6記載の入力装置の操作方法。
- 前記スイッチは、前記メンブレンスイッチの下部に配設され、前記第3の操作によって、前記操作部を強く押し込むことで前記スイッチが入力されて、前記コンテンツが決定されることを特徴とする請求項7記載の入力装置の操作方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005007138A JP2006195769A (ja) | 2005-01-14 | 2005-01-14 | 入力装置およびこの操作方法 |
CN 200610006339 CN1804776A (zh) | 2005-01-14 | 2006-01-13 | 输入装置及其操作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005007138A JP2006195769A (ja) | 2005-01-14 | 2005-01-14 | 入力装置およびこの操作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006195769A true JP2006195769A (ja) | 2006-07-27 |
Family
ID=36801812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005007138A Withdrawn JP2006195769A (ja) | 2005-01-14 | 2005-01-14 | 入力装置およびこの操作方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
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CN (1) | CN1804776A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5784061B2 (ja) | 2013-03-27 | 2015-09-24 | 本田技研工業株式会社 | 入力装置、入力方法及び入力プログラム |
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2005
- 2005-01-14 JP JP2005007138A patent/JP2006195769A/ja not_active Withdrawn
-
2006
- 2006-01-13 CN CN 200610006339 patent/CN1804776A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1804776A (zh) | 2006-07-19 |
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