JP2006195596A - フォーミング部材、紙幣取扱装置、及び遊技機用台間機 - Google Patents

フォーミング部材、紙幣取扱装置、及び遊技機用台間機 Download PDF

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Abstract

【課題】 投入され、金種、真贋判定を受けた紙幣を一枚ずつ受け入れて紙幣受板上に積層収納する紙幣スタッカにおいて、紙幣受板に紙幣を導入する際に紙幣両端部をガイドする手段としてスパイラル部材を用いた場合に、先行して受板上に積載された紙幣中央部に折れ癖等による膨らみがあるために後続紙幣が進入できなくなる不具合を解決することができるスタッカ入口のフォーミング部材を提供する。
【解決手段】 紙幣Bを通過させる過程で該紙幣を所定形状に変形させるフォーミングスリット71を備えたフォーミング部材70であって、フォーミングスリット内には、紙幣の進行方向と直交する方向の中央部を紙幣の厚み方向へ膨出させるための湾曲スペースS1が形成されている。
【選択図】 図8

Description

本発明は、自動販売機、金銭入出金装置、自動両替機等、利用者が投入した紙幣を順次受け入れて収納する紙幣スタッカを備えた紙幣取扱装置等の改良に関する。具体的には、例えば、パチンコホール、パチスロホール等の遊技場において遊技台間に配置される貸球機等の台間機において、各台間機に装備されて挿入された紙幣を収容する紙幣スタッカ内に先行して収容された紙幣の折れ癖等に起因して後続の紙幣がジャムを起こす不具合を効果的に解決することができるスタッカ入口のフォーミング部材、紙幣取扱装置、及び遊技機用台間機に関する。
自動販売機、金銭入出金装置、自動両替機等、利用者が投入した紙幣を順次受け入れて収納する紙幣スタッカを備えた紙幣取扱装置において、先行して収容された紙幣の上に後続の紙幣を積層して収容する構造を有する紙幣スタッカ構造を採用した場合、先行してスタックされた紙幣に折れ癖などがあって後端部が浮き上がっていると、後続の紙幣先端が先行紙幣後端部に衝突して収納部内に達することができず、最悪の場合には両紙幣が潰れたり、破断する等のダメージを受けることが多々ある。
例えば、パチンコホール、パチスロホール等の遊技場においては、遊技台間の狭いスペース(40〜60mm)に遊技球や遊技メダルを貸し出すための台間機が設置される。台間機はその前面に紙幣挿入口や操作ボタンを供えており、隣接する遊技台で遊技をしようとする遊技者は、紙幣挿入口から紙幣を挿入してから操作ボタンにより操作を行うことにより、所望数量の遊技球やメダルの貸出しを受けることができる。
最近では、個々の台間機に紙幣収容用のスタッカを備えた紙幣収納型台間機が一般化している。
紙幣収納型の台間機は、紙幣挿入口の内奥部に、受け入れた紙幣の真贋、金種を判定する紙幣識別機と、紙幣識別機により真正紙幣であるとの判定を受けた紙幣を一枚ずつ受入れて積層収容するスタッカが順次配置され、両者は一体化されている。スタッカに収容された紙幣が満杯となった場合には、紙幣識別機とスタッカを前方へ引き出し、スタッカ内部を開放して紙幣を取り出す作業を行う。
ところで、幅寸法が狭く極限されている台間機においては、紙幣を収容するスタッカの厚みにも厳しい制限があり、紙幣は幅狭の一端部を先頭にして縦方向に立てた状態で投入口に投入され、その姿勢にてスタッカ内に積層収納される。従って、厚みに制限のないスタッカにおいて従来から採用されてきたプッシャ式の収納機構を採用することは難しい。即ち、従来のスタッカにおいては、スタッカ内に引き入れた紙幣を紙幣受板上に積層するためにプッシャを往復動させて紙幣を受板上に押し込む機構を採用しているため、この構造を厚み寸法に制限があるスタッカに適用した場合には、プッシャの可動範囲を確保するために紙幣の収容スペースが減少し、収容枚数が少なくなるという問題があった。
これに対して、特開昭57−67451号公報には、紙幣受板の紙幣積載面側に複数個の多重巻きスパイラルを回転自在に配置することによって、スタッカ内に搬送されてくる紙幣の対向する2つの端縁を各多重巻きスパイラルのピッチ間で支持し、各多重巻きスパイラルを所定方向に回転させることによって紙幣端縁をピッチに沿って順次紙幣受板上に移載するようにした紙葉類の収納装置が開示されている。これによれば、大きな可動範囲を必要とするプッシャを必要としないため、限られた幅内における紙幣の収容枚数を増大させることができる。
また、特開平11−232526号公報には、紙幣収容箱に単一のスパイラルを回転自在に配置し、収容箱内に長手方向に沿って導入されてきた紙幣の幅方向一端縁をスパイラルのピッチ間に挟んで紙幣受板上に移載してゆく構成が開示されている。
また、本出願人による特願2004−171782には、紙幣が紙幣受板上に達するまで紙幣両端縁を一対のスパイラルによってガイドし、紙幣が紙幣受板上に達した段階でスパイラルの螺旋羽根の終端部から紙幣後部両端縁を離脱させて紙幣受板上に移載させるとともに、螺旋羽根の終端面にて該紙幣両端部を加圧するようにした構成が開示されている。
しかし、従来のスパイラルを用いて紙幣両端縁をガイドするタイプのスタッカにあっては、幅方向中央部に折れ癖や湾曲癖のある先行紙幣が紙幣受板上に積載されていて、その膨らんだ部分が後続の紙幣の進入経路に突出していると、後続の紙幣が紙幣受板上に進入しようとする時にその先端部が先行紙幣後端部の膨らみ部に衝突してそれ以上の前進が困難となるジャムが発生する。また、場合によっては、両紙幣、或いは何れか一方の紙幣が潰されて損傷する自体も発生する。
なお、特願2004−171782の発明では、一対のスパイラルの回転によって夫々紙幣両端部を幅方向外側へ引き延ばすため、受板上の堆積紙幣の中央部の膨らみを或る程度押さえることができるが、新札の折れ癖については十分に矯正できない虞がある。
なお、このような問題は、台間機に限らず、紙幣積層方向寸法に制限があるタイプのスタッカを備えた紙幣取扱装置一般に生じる問題である。
次に、特開昭64−48768号公報には、複数のローラを所定の配置にて同一軸上に支持したローラ群を2組、紙葉類搬送経路に配置して両ローラ群のローラ同士をニップさせて、各ニップ部に紙葉類(紙幣)を搬送して紙幣収納箱に排出するようにした紙葉類堆積装置において、各ニップ部を通過する一枚の紙幣の幅方向に波形の癖を形成するように各ニップ部の位置をずらすことによって、折れ癖を有した紙幣が紙幣収納箱内で二つ折れなどの挫屈を起こすことを防止する技術が開示されている。
しかし、この従来例は先行して収納された紙幣に折れ癖がある場合にその先行紙幣と後続の紙幣とが衝突して進入不能となることを防止している訳ではなく、折れ癖のある紙幣を折れ癖の方向と異なる方向へ変形させることによって折れ癖の程度を低減させるものでる。換言すれば、スパイラルを用いて紙幣両端部をガイドすることを前提として、先に堆積した紙幣に膨出部があって後続の紙幣の進入を阻害する虞がある場合の対策に適用できる訳ではない。仮に、このローラ群のニップ部構造をスパイラルの直上流側に配置して紙幣の形状を変形させようとしても、幅、長さ、高さが狭く限られたスペース内に2組のローラ群から成る大型、且つ多数の部品群を配置することは不可能である。
特開昭57−67451号公報 特開平11−232526号公報 特願2004−171782 特開昭64−48768号公報
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、投入され、金種、真贋判定を受けた紙幣を一枚ずつ受け入れて紙幣受板上に積層収納する紙幣スタッカにおいて、紙幣受板に紙幣を導入する際に紙幣両端部をガイドする手段としてスパイラル部材を用いた場合に、先行して受板上に積載された紙幣中央部に折れ癖等による膨らみがあるために後続紙幣が進入できなくなる不具合を解決することができるスタッカ入口のフォーミング部材を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、請求項1の発明に係るフォーミング部材は、紙幣を通過させる過程で該紙幣を所定形状に変形させるフォーミングスリットを備えたフォーミング部材であって、前記フォーミングスリット内には、前記紙幣の進行方向と直交する方向の中央部を紙幣の厚み方向へ膨出させるための湾曲スペースが形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明に係る紙幣取扱装置は、前端面に紙幣挿入口を備えた紙幣識別部と、前記紙幣識別部の奥側にあって該紙幣識別部を通過してきた紙幣を収容するスタッカと、を備えた紙幣取扱装置において、前記スタッカは、前記紙幣識別部を通過してきた紙幣を前面入口から受け入れる収容空所を有したケーシングと、ケーシングの前面入口内部に所定の間隔で配置され且つ回転しながら紙幣両端部をガイドするスパイラル羽根を備えた一対のスパイラル部材と、該2つのスパイラル部材を同期して回転駆動する駆動機構と、紙幣を収容空所内の停止位置まで引き込む引き込み手段と、を備え、前記2つのスパイラル部材は、同ピッチであり、且つ互いに逆の螺旋方向へ伸びるスパイラル羽根を備え、前記前面入口に、紙幣を通過させる際に紙幣幅方向中央部を一方向へ膨出させるために請求項1に記載のフォーミング部材を用いたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2において、前記フォーミング部材の前記湾曲スペースは、前記収容空所内の停止位置に積層された先行紙幣中央部の突出部を回避する程度に、後続紙幣の中央部を膨出させ得るように構成されていることを特徴とする。
請求項4の発明に係る台間機は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の紙幣取扱装置を入金手段として用いたことを特徴とする。
請求項1の発明に係るフォーミング部材は、フォーミングスリット内に紙幣の進行方向と直交する方向の中央部を紙幣の厚み方向へ膨出させるための湾曲スペースが形成されているので、紙幣を通過させる過程で該紙幣を所定形状に変形させることにより、先行して堆積した紙幣の変形部によって後続の紙幣が堆積部に進入できなくなるという事態の発生を防止できる。
請求項2の発明に係る紙幣取扱装置は、スパイラル部材を用いてスタッカ内に進入してくる紙幣の両端部をガイドしつつ、スタッカ内の停止位置に達した紙幣を紙幣受板上に移載する構成を備えているため、紙幣受板上に堆積紙幣の中央部を加圧して制圧する機構が存在していない。このような場合に既堆積紙幣に突出部が存在すると、後続紙幣の進入を妨げる虞があるが、本発明では、スタッカ入口直前に配置したフォーミング部材によってスタッカ内へ進行してゆく紙幣に所要形状の膨出部を形成するようにしたので、該膨出部によって既堆積紙幣の突出変形部との干渉を回避することが可能となる。
請求項3の発明は、収容空所内の停止位置に積層された先行紙幣中央部の突出部を回避する程度に、後続紙幣の中央部を膨出させ得るように構成したので、上記の如き不具合を確実に防止できる。
請求項4の発明では、上記紙幣取扱装置を入金手段として用いた台間機に適用することが可能である。
以下、本発明を添付図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る台間機の全体構成を示す斜視図、図2(a)及び(b)は紙幣識別部とスタッカの収納状態(運用時)、及び紙幣抜き取り状態(開放時)を示す概略説明図、図3(a)及び(b)は運用時における紙幣識別部とスタッカの正面図、及び内部構成図、図4は開放時における紙幣識別部とスタッカの内部構成図、図5は紙幣識別部とスタッカの構成を示す斜視図、図6(a)(b)(c)及び(d)はスパイラル部材の構成を示す正面図、スパイラル部材の構成を示す斜視図、紙幣引き込み動作を示す斜視図、及び要部拡大斜視図、図7は紙幣の搬送手段を説明する略図である。
図1において、台間機1は、パチンコホール等の遊技場において、パチンコ等の遊技台間の40mm程度の狭いスペース内に設置されるため薄型に構成されている。台間機1は、貸球の収納、払出機構等を備えた台間機本体2と、挿入口12から挿入された紙幣の真贋、金種を識別する紙幣識別部10と、紙幣識別部10を通過してきた紙幣を積層状態で収容するスタッカ30と、紙幣識別部10及びスタッカ30を前後位置関係で収容する空間である装着部3と、制御手段と、を備えている。この装着部3は、台間機本体2の適所(隣接する遊技台の正面に着座する遊技者にとって操作し易い高さ位置)に配置される。
装着部3は前面側が開口した空所であり、その奥部には独立したユニットとしてのスタッカ30が前後方向へ進退自在に収容されており、スタッカ30の収容部の直前位置(装着部前部)には独立したユニットとしての紙幣識別部10が装着部下部に設けたヒンジ部11によって縦方向へ開閉(回動)自在に軸支され、更に紙幣識別部10の前端面には縦長の紙幣挿入口12を備えている。更に、紙幣識別部10とスタッカ30とはリンク13(プルロッド)によって連結されており、紙幣識別部10の回動による開閉動作に連動してスタッカ30が装着部3内を前後に進退するように構成されている。
紙幣識別部10の後部であって、スタッカ30の入口に相当する位置には、紙幣の形状を所要に成形するためのフォーミング部材70が固定されている。
装着部3、紙幣識別部10、及びスタッカ30は、紙幣取扱装置Dを構成しており、装着部3、紙幣識別部10、及びスタッカ30は紙幣取扱装置Dの筐体、その他の機構部材を構成する枠体によって支持されている。
装着部3、紙幣識別部10、及びスタッカ30を制御する制御手段は、この紙幣取扱装置D側に搭載してもよい。
紙幣識別部10は、図2(a)、図3に示すように運用時においては上方へ回動した閉止位置にあり、スタッカ30を装着部3内の最奥部に押し付けた状態で装着部3の前部に位置していて、ロック手段14によって台間機本体2に固定されている。一方、ロック手段14を開錠して紙幣識別部10を前方下方(破線矢印の方向)へ回動させた開放時には、図2(b)、図4に示すように下方へ回動、退避するため、リンク(リンク機構)13を介してスタッカ30を前方へ引き出し、収容された紙幣束を取出し易くしている。
ロック手段14は、紙幣識別部10の前面に固定された板部材14aと、板部材14aの端部に設けられたロック部14bと、ロック部14bに設けた係止片14b’が係止するように装着部側に設けられた被係止部14cと、を備えている。
紙幣識別部10は、そのケーシング内に後述する識別センサ20と、搬送手段(ベルト、及びローラ)15を備え、台間機本体1に設けた図示しない制御手段は、挿入口12から挿入された紙幣を搬送手段15によって内部に引き込みながら紙幣移動経路に配置した識別センサ20からの検知信号によって真贋、金種を判定し、リジェクトする必要がある場合には搬送手段15を逆転させて挿入口12から戻し、受け入れる場合にはスタッカ30側へ搬送する。
ロッド状のリンク13は前端を紙幣識別部10の下部後部にピンにより軸支されると共に、後端をスタッカ30の適所にピンによって軸支されているため、図3(a)(b)に示した如き挙動が可能となる。符号16は紙幣識別部10とスタッカ30とを電気的に接続するケーブルであり、17は搬送手段15を駆動するためのモータである。また、紙幣識別部10のケーシングの側面には図5に示すように矢印方向へ開閉可能な扉18を設けて、図2(b)のように紙幣識別部が開放した状態にて扉を開くとケーシング内部の点検等を行い得るように構成している。
スタッカ30は、収納部2の上下に設けたガイド2aによって前後方向へ進退自在に支持されている。スタッカ30は、紙幣識別部10を通過してきた紙幣を前面開口31から受け入れる収容空所32を有したケーシング33と、ケーシング33の前面開口内部に所定の上下間隔で回転自在に配置された上下一対のスパイラル部材35、36と、2つのスパイラル部材を同期して回転駆動させるためのモータ40及びギヤ群41、42、43、44、45を含んだ駆動機構46と、紙幣を収容空所32内の停止位置まで引き込む引き込み手段としてのベルト50と、を備えている。
駆動機構46を構成する各ギヤ群41〜45は、専用のモータ40によって回転駆動される。一方、ベルト50は、ベルト駆動専用のモータ55の出力軸55aと、ベルト50を駆動するプーリ56の軸56aとを、ギヤボックス57内のウォームギヤによって連結することにより、モータ55からの駆動力の伝達を受けて駆動される。
2つのスパイラル部材35、36は、水平方向へ伸びる軸部35a、36aと、各軸部35a、36aの回りに螺旋状に巻き付くように一体化され、同ピッチであり且つ互いに逆の螺旋方向へ伸びるスパイラル羽根35b、36bを備えている。また、各軸部35a、36aの先端部には大径ギヤ41、42の軸心部が固定されている。
各スパイラル羽根35b、36bは、1.5重(1.5巻)に巻かれており、図6(a)(b)に示すように紙幣を受け入れる初期状態では、スパイラル羽根35b、36bは対応する同一ピッチ内(同一高さ位置)に紙幣Bの幅方向両端縁を挿通し得る回転角度にて停止している。即ち、図6(a)の実線で示す紙幣Bは各スパイラル羽根35b、36bのピッチ内にガイドされつつベルト50によって片面を支持されて紙幣受板51上を奥へ送り込まれ、紙幣先端が奥壁52に当接した状態でベルト50は停止する。紙幣が停止した時点では、スパイラル羽根35b、36bは図6(a)(b)の初期状態にあって停止しているが、直ちにスパイラル部材35、36は、図5の矢印方向に回転を開始するため、ピッチ間に位置していた紙幣の幅方向両端部はピッチに沿って軸方向、即ち紙幣受板51側へ移動し、各スパイラル羽根35b、36bの終端部35b’、36b’を離脱して紙幣受板51上に着座した後は、紙幣の外側面を各スパイラル羽根の終端部35b’、36b’の底面(端面、押え面)によって押圧される。
各スパイラル羽根のピッチ内に保持した紙幣を紙幣受板51上に移載する際の各スパイラル部材の回転方向は、図5に示したように紙幣後端部を幅方向外側に引き延ばす方向となるように設定するのが好ましい。このように構成することにより幅方向内側に収縮する癖のある紙幣を幅方向外側に伸張させることができる。
次の紙幣を受け入れる場合には、各スパイラル部材35、36は、図6(a)(b)の初期状態(ホームポジション)に復帰して待機する。
また、本発明では、スパイラル部材35、36は、図6(a)に示したホームポジションの時に、紙幣ガイドの役目を果たし、挿入紙幣が奥壁52まで搬送されて停止した後で、図6(c)(d)に示すように各スパイラル部材が一回転して保持していた紙幣の両端縁をピッチの終端部から離脱させて先行スタック紙幣上に積層(移載)した後で、紙幣の後端を抑えるようにしたので、堆積した紙幣の浮き上がりがなくなり、既挿入紙幣と新規挿入紙幣との衝突が防止される。
次に、図7により、紙幣識別部とスタッカ内における紙幣搬送手段の概略構成を説明する。紙幣識別部10は、バネ22によって一方(紙幣厚さ方向)へ付勢されたガイド板21と、ガイド板21の片面との間で搬送経路を形成するベルト15aと、ベルト15aと対向配置されたローラ15bとを有し、モータ17によってベルト15aを正逆駆動することにより、挿入口12から挿入された紙幣をスタッカ30方向へ搬送したり、挿入口12に逆送することができる。
スタッカ30側には、バネ53によって一方向(ベルト50側)へ付勢された紙幣受板51と、紙幣受板51の紙幣積載面側に配置されて紙幣を導入するベルト50と、スパイラル部材35、36等を備えている。スパイラル部材35、36は、前述のように、紙幣導入時には紙幣識別部10のガイド板21上を搬送されてきた紙幣をスパイラル羽根のピッチ内に受け入れてガイドできるようにホームポジション(角度)に停止しており、送り込まれてきた紙幣はベルト50によって紙幣受板51上を更に奥へ向けて搬送され、奥壁(スタッカ突き当て部)52に紙幣先端が当接するまで搬送してベルト50の駆動を停止する。ベルト50が停止すると、スパイラル部材35、36が夫々図5の矢印方向へ所定角度だけ回転してピッチ内に保持した紙幣後端部を紙幣受板51の積載面に着座させ、且つ紙幣の外側面をスパイラル羽根の終端部35b’、36b’近傍の下面にて押さえ付ける。紙幣受板51もバネ53によってベルトへ向けて付勢されているため、紙幣受板51上に移載された紙幣(束)は、紙幣受板51と各スパイラル羽根の終端部下面によって確実に保持される。
なお、図3、図4において、符号55は、スタッカのケーシング33内適所(この例ではケーシング下部)に収容されたスタッカプリント基板であり、スタッカを構成する各駆動要素を制御するための回路が搭載されている。
また、スタッカケーシング33の内側に位置する紙幣カバー60の前部開口端縁には紙幣束を取出し易くするための切欠き61を形成する。また、ケーシング33の側面には開口33aと、開口33aを開閉するための蓋33bを配置する。蓋33bを開放することにより、内部に露出する搬送手段、収容部に付着したゴミの除去、ジャム紙幣の除去、ベルトの清掃を容易化している。
以上の構成を備えた紙幣取扱装置Dにおいては、スタッカケーシング33の前面入口、即ち紙幣識別部10の出口と、スパイラル部材35、36との間の紙幣搬送経路上に紙幣を通過させる際に紙幣幅方向中央部を一方向へ膨出させるフォーミングスリット71を備えたフォーミング部材70を配置している。この実施形態では紙幣識別部10の出口にフォーミング部材70を固定した例を示しているが、フォーミング部材70をスタッカケーシング33側に固定してもよい。
図8(a)(b)及び(c)は本発明の一実施形態に係るフォーミング部材の前面図、前面側斜視図、及び分解斜視図である。図9(a)乃至(d)は本発明のフォーミング部材を構成する第1のフォーミングブロックの底面図、後面図、(a)の右側面図、及びA−A断面図である。図10(a)(b)及び(c)は第2のフォーミングブロックの上面図、後面図、及び(a)の右側面図である。
フォーミング部材70は、2つのフォーミングブロック80、90から構成されており、両フォーミングブロック80、90は、何れも摩擦抵抗の小さい樹脂材料、金属材料等から構成する。
第1のフォーミングブロック80は、略直方体状の形状を有しており、第2のフォーミングブロック90との対向面側に、フォーミングスリット71を形成するための凸部、及び凹部を有している。第1のフォーミングブロック80は、前記対向面の幅方向中央部に中央凹部81を有し、中央凹部81の両側には同一寸法の平坦面82が夫々延びている。各平坦面82のほぼ中央部には前後方向へ延びる幅の狭い凸部83を備えている。平坦面82の前側の角部、及び凸部83の前側の角部には夫々紙幣の進入をスムーズにするための面取り部(テーパー面)82a、83aが形成されている。更に、両平坦面82の外側には第2のフォーミングブロック90と締結するための締結用突出部84が形成され、この締結用突出部84の突出量は凸部83よりも大きく設定されている。各突出部84にはネジ締結用の穴84aが貫通形成されている。
第2のフォーミングブロック90は、略直方体状の形状を有しており、第1のフォーミングブロック80との対向面側に、フォーミングスリット71を形成するための凸部、凹部を有している。第2のフォーミングブロック90は、前記対向面の幅方向中央部に第1のフォーミングブロック80の中央凹部81よりも幅が広く上面が平坦な中央平坦面91を有しており、中央平坦面91の中央部には前後方向へ延びる幅の細い中央凸部92が突設されている。中央凸部92は両ブロックを締結した際に中央凹部81の中央部に突出して、中央凹部81の天井面との間で、紙幣中央部を湾曲させるためのスペース(湾曲スペース)S1を形成するようにその寸法、形状を設定される。中央平坦面91の左右両側には夫々同寸法の凹部93が形成され、これらの凹部93は相手側のブロック80の凸部83との間で紙幣の両端部近傍を前記中央凸部92とは逆方向へ湾曲させるためのスペース(湾曲スペース)S2を形成する。中央平坦面91、中央凸部92、及び外側平坦面94の前側の角部には夫々紙幣の進入をスムーズにするための面取り部(テーパー面)91a、92a、及び94aが形成されている。両凹部93の外側には夫々外側平坦面94、締結用凹部95が順次連設されている。締結用凹部95は相手側ブロック80の締結用突出部84と整合状態で締結される構成を有し、ネジ締結用の穴95aを相手側ブロック80のネジ締結用の穴84aと連通させた状態でネジによって両ブロック80、90は締結されてフォーミング部材70を構築する。
両ブロック80、90の対向面間にはスリット状の通紙スペース、即ちフォーミングスリット71が形成され、このフォーミングスリット71内に進入してくる紙幣を、スペースS1、S2によって所定の波形に整形しつつスタッカ30側へ送り込むこととなる。
即ち、図8(a)(b)に示すように、紙幣識別部10を通過してフォーミング部材70のフォーミングスリット71の入口へ進入してくる紙幣は、その先端縁にて両ブロック80、90の前端縁に当接した場合であっても、各前端縁に設けてある面取り部82a、83a、91a、92a、及び94aの存在によってスムーズにガイドされてスリットの内奥部へ進行してゆくことができる。フォーミングスリット71内への進行の過程で、中央部のスペースS1によって紙幣Bの幅方向中央部が一方向(紙幣厚み方向)へ膨出されると共に、両サイドのスペースS2によって紙幣の幅方向両端部近傍が該膨出部B1とは逆の厚み方向へ湾曲変形させられる。このように中央部に膨出部B1を、両サイドに逆方向への湾曲部B2が夫々形成された紙幣Bはフォーミングスリット71の出口から排出された直後はそのままの波形形状を維持しつつ、スパイラル部材35、36のガイドピッチ内に進入する。
図11は紙幣Bが両スパイラル部材によってガイドされている状態を示す図であり、膨出部B1を強制的に付与された紙幣Bはそのままの形状をほぼ維持しつつ、回転する両スパイラル部材35、36によってガイドされつつベルト50によって更に奥方へ搬送され、最後に紙幣受板51上の既堆積紙幣上に移載される。なお、フォーミング部材を離れた時から、紙幣Bは変形から開放される。この移載過程において、既堆積紙幣の幅方向中央部に点線で示すような折れ曲がりによる突出部B3が存在していたとしても、後続の紙幣Bの中央部にはこの突出部B3を回避するに足る膨出量を備えた膨出部B1が形成されているため、スムーズに既堆積紙幣上を通過して最終的にその上に堆積することができる。こうして後続紙幣が堆積されてゆくことで突出部B3の突出量は徐々に抑えられてゆく。
このように本発明のフォーミング部材70は、紙幣Bを通過させる過程で該紙幣を所定形状に変形させるフォーミングスリット71を備えており、フォーミングスリット71内には、紙幣の進行方向と直交する方向の中央部を紙幣の厚み方向へ膨出させるための湾曲スペースS1が形成されている。このため、紙幣受板51上に先行して堆積している紙幣の中央部に上方への突出部B3が存在しているとしても、スパイラル部材のガイドピッチに沿って奥へ向けて案内される過程で、後続紙幣の膨出部B1が先行紙幣の突出部B3を回避しつつ紙幣受板51上に進入できる。つまり、このような回避動作が実現できるように後続紙幣中央部の膨出部B1の寸法、形状を設定することにより、スムーズに連続した紙幣の堆積動作を実現できる。
即ち、フォーミング部材70の湾曲スペースS1は、収容空所内の停止位置に積層された先行紙幣中央部の突出部B3を回避し得る程度に、後続紙幣の中央部を膨出させ得るように構成されているので、上記の如き回避動作の実現が可能となる。
なお、本発明のフォーミング部材70は、上記の様な構成によって紙幣に一定の癖を形成する結果として、紐、テープなどを止着した紙幣を一旦投入してから投入口に引き戻して回収するという不正行為を防止することも可能となる。即ち、フォーミングスリット71にはスペースS1、S2が形成されている結果、一旦紙幣受板51上に紙幣が移載された後で紐などを引っ張ることによって投入口から回収しようとしても、紙幣受板51上に移載された紙幣はスパイラル部材35、36の終端部による押え作用によって幅方向に引き延ばされて膨出部が縮小しているため、紙幣後端部がフォーミングスリット71内壁の凸部等に引っかかりを起こして抜き取りができなくなる、という効果を得ることができる。従って、悪戯や不正行為による紙幣の回収を有効に防止できることとなる。
なお、本発明のフォーミング部材は、スパイラル部材を備えたスタッカを有した紙幣取扱装置一般に適用することが出来る。
また、スパイラル部材を有していないスタッカであっても、紙幣をスタッカ内に搬送し、且つ紙幣受板上に堆積する過程で、紙幣中央部を加圧する機構を有してないために、紙幣受板上で紙幣中央部が突出する虞がある場合に適用することにより、紙幣の進入を円滑化することができる。
この紙幣取扱装置は、台間機に装備されるものに限定される訳ではない。
本発明の一実施形態に係る台間機の全体構成を示す斜視図。 (a)及び(b)は紙幣識別部とスタッカの収納状態(運用時)、及び紙幣抜き取り状態(開放時)を示す概略説明図。 (a)及び(b)は運用時における紙幣識別部とスタッカの正面図、及び内部構成図。 開放時における紙幣識別部とスタッカの内部構成図。 紙幣識別部とスタッカの構成を説明するための一部透視斜視図。 (a)(b)(c)及び(d)はスパイラル部材の構成を示す正面図、スパイラル部材の構成を示す斜視図、紙幣引き込み動作を示す斜視図、及び要部拡大斜視図。 紙幣の搬送手段を説明する略図。 (a)(b)及び(c)は本発明の一実施形態に係るフォーミング部材の前面図、前面側斜視図、及び分解斜視図。 (a)乃至(d)は本発明のフォーミング部材を構成する第1のフォーミングブロックの底面図、後面図、(a)の右側面図、及びA−A断面図。 (a)(b)及び(c)は第2のフォーミングブロックの上面図、後面図、及び(a)の右側面図。 フォーミング部材によって膨出部を形成された後続紙幣と先行紙幣とが干渉し合わない状態を示す図。
符号の説明
1 台間機、2 台間機本体、D 紙幣取扱装置、3 装着部、10 紙幣識別部、11 ヒンジ、12 挿入口、13 リンク(リンク機構)、14 ロック手段、15 搬送手段、20 識別センサ、30 スタッカ、31 前面開口、32 収容空所、33 ケーシング、35、36 スパイラル部材、35a、36a 軸部、35b、36b スパイラル羽根、35b’、36b’ 終端部、40 モータ、41、42 大径ギヤ、43、44 小径ギヤ、45 ギヤ、46 駆動機構、50 ベルト、51 紙幣受板、53 バネ、60 紙幣カバー、70 フォーミング部材、71 フォーミングスリット、S1、S2 湾曲スペース、80 第1のフォーミングブロック、81 中央凹部、82 平坦面、83 凸部、82a、83a テーパー面、90 第2のフォーミングブロック、91 中央平坦面、92 中央凸部、93 凹部、94 外側平坦面、91a、92a、94a テーパー面。

Claims (4)

  1. 紙幣を通過させる過程で該紙幣を所定形状に変形させるフォーミングスリットを備えたフォーミング部材であって、
    前記フォーミングスリット内には、前記紙幣の進行方向と直交する方向の中央部を紙幣の厚み方向へ膨出させるための湾曲スペースが形成されていることを特徴とするフォーミング部材。
  2. 前端面に紙幣挿入口を備えた紙幣識別部と、前記紙幣識別部の奥側にあって該紙幣識別部を通過してきた紙幣を収容するスタッカと、を備えた紙幣取扱装置において、
    前記スタッカは、前記紙幣識別部を通過してきた紙幣を前面入口から受け入れる収容空所を有したケーシングと、該ケーシングの前面入口内部に所定の間隔で配置され且つ回転しながら紙幣両端部をガイドするスパイラル羽根を備えた一対のスパイラル部材と、該2つのスパイラル部材を同期して回転駆動する駆動機構と、紙幣を収容空所内の停止位置まで引き込む引き込み手段と、を備え、
    前記2つのスパイラル部材は、同ピッチであり、且つ互いに逆の螺旋方向へ伸びるスパイラル羽根を備え、
    前記前面入口に、紙幣を通過させる際に紙幣中央部を一方向へ膨出させるために請求項1に記載のフォーミング部材を配置したことを特徴とする紙幣取扱装置。
  3. 前記フォーミング部材の前記湾曲スペースは、前記収容空所内の停止位置に積層された先行紙幣中央部の突出部を回避する程度に、後続紙幣の中央部を膨出させ得るように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の紙幣取扱装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の紙幣取扱装置を入金手段として用いたことを特徴とする遊技機用台間機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008257379A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Nippon Conlux Co Ltd 紙幣処理装置
JP2009285930A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Rengo Co Ltd 片面段ボールシートの積重ね装置

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