JP2006195248A - 画像形成装置用情報管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決課題】 複数のトナーカートリッジが装填されるときに、無線通信タグに、書き込むべき画像形成処理状況に関する情報が消滅してしまうことにより、トナーカートリッジの適正な管理が、不能となってしまうことを防止する。
【解決手段】 画像形成処理状況に基づいて、更新する順番の優先順位を決定できるため、情報更新処理中に通信エラーが発生したり、画像形成装置10の電源がOFFになった場合等、最初の現像剤トナーカートリッジ64に関しては、更新が適正に完了し、最後の現像剤トナーカートリッジ64に関しては、更新されないといった偏った更新がなされることを防止することができる。
従って、各現像剤トナーカートリッジ64間のライフカウントのばらつきを防止でき、また各現像剤トナーカートリッジ64の供給量のカウンタの精度低下を防止することができる。
【選択図】 図6
【解決手段】 画像形成処理状況に基づいて、更新する順番の優先順位を決定できるため、情報更新処理中に通信エラーが発生したり、画像形成装置10の電源がOFFになった場合等、最初の現像剤トナーカートリッジ64に関しては、更新が適正に完了し、最後の現像剤トナーカートリッジ64に関しては、更新されないといった偏った更新がなされることを防止することができる。
従って、各現像剤トナーカートリッジ64間のライフカウントのばらつきを防止でき、また各現像剤トナーカートリッジ64の供給量のカウンタの精度低下を防止することができる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、トナーカートリッジに設けられた無線通信タグと、トナーカートリッジ装填部に設けられた無線制御部との間で、通信可能な画像形成装置用情報管理システムに関する。
電子写真プロセスを用いた複写機、レーザープリンタ等の画像形成装置には、脱着可能とされたトナーカートリッジが備えられ、画像形成処理の実行に応じて、トナーカートリッジからトナーを消費し、現像する構成となっている。
ところで、このトナーカートリッジ内から全てのトナーが排出されると、ユーザによりトナーカートリッジが新しいものに交換されることで、トナー補給が行われる。この時、画像形成装置から取り外された使用済みトナーカートリッジは、多くの場合、ユーザから画像形成装置の製造メーカへ返却され、メーカにより検査、清掃、消耗部品の交換、トナーの再充填等のリサイクル工程を経て、ユーザへ再出荷される。
例えば、カラー画像を形成する画像形成装置では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナーを使用するようになっており、画像形成装置には、それぞれの色のトナーが充填された複数のトナーカートリッジが装填される。これらのトナーカートリッジが装填されることで、各トナーカートリッジから各色のトナーが画像形成装置の現像部へ供給される。
最近、上記のような画像形成装置では、それぞれの各トナーカートリッジに、無線電波通信部と情報記憶メモリを有する無線通信タグを取り付けると共に、画像形成装置側には、無線通信タグとの間で情報の送受信を行う、制御部本体とアンテナ部から構成される無線制御部を設けている。無線通信タグの情報記憶メモリには、最新の画像形成処理情報等が記憶され、トナーカートリッジの交換時期等を把握することができる。
この種の画像形成装置は、トナーカートリッジが装填されると、画像形成装置の無線制御部と無線通信タグとの間で電波通信を行うことで、無線通信タグに記憶された画像形成処理状況に関する情報を読み取り、又は無線通信タグに書込むことが行われる。
例えば、無線制御部が、画像形成処理回数などに基づくトナーカートリッジの使用履歴を、無線通信タグに書込むようにすることにより、画像形成装置では、トナーカートリッジの交換時期を把握することができる。また、製造メーカー側では、ユーザから返却されたトナーカートリッジの無線通信タグから、画像形成処理状況と使用履歴を読み取ることで、トナーカートリッジに対する寿命、部品の検査、交換等の作業を効率的に、かつ的確に行うことができる。
なお、画像形成装置は、装填されたトナーカートリッジの無線通信タグを読み取ることで、画像形成装置に装填すべきトナーカートリッジの種類を判断したり(誤装填防止)、エラー処理等の画像形成処理状況を把握し、カラー画像を形成する処理状況などを判断することも可能である。
つまり、この無線通信タグに画像形成処理状況に関する情報や使用履歴を書込むことによって、各トナーカートリッジの画像形成処理状況やカートリッジの寿命等の管理を行うことができる。
また、電源遮断時において、画像形成処理状況に関する情報を失う危険に備えて、EEPROM等の不揮発性メモリを用いることで、情報のバックアップを保有し、画像処理形成状況等の情報を損失する危険性を回避している。
このような無線通信タグを利用した画像形成装置として、特許文献1には、複数の無線通信タグと画像形成装置の無線制御部との間において、無線通信によって無線通信タグの情報記憶素子の情報が読み込まれ、又は書込まれる無線通信システムが提案されている。
この特許文献1による無線通信システムでは、無線通信システム及び無線通信システムを利用した画像形成装置を提供することで、トナーカートリッジ側の情報記憶素子に対して、非接触で情報を読み出し、又は書込む画像形成装置を構成している。
また、複数の無線通信タグとの無線通信において、特許文献2では、途中で通信エラーが発生した場合に、通信エラーが発生した無線通信タグを回避して、後から通信エラーが発生した無線通信タグにリトライする、メモリ通信制御方法が提案されている。
この特許文献2によるメモリ通信制御方法では、通信エラーを検出し、通信手順変更手段によって、異なる順番で、通信リトライを組み込む変更を行うメモリ通信制御方法が、構成されている。
特開2003−271042号公報
特開2003−98912号公報
しかしながら、無線制御部と、無線通信タグとの間の無線通信による、画像形成処理状況に関する情報の書き込みや読み出しには、通信環境の状態や通信プロトコルの確立等の違いにより、有線通信と比較して時間が必要となる場合がある。
また、無線通信タグへ画像形成処理状況に関する情報を書込む前に、或いは書き込み途中に、画像形成装置の電源がOFFにされた時などには、画像形成処理状況に関する情報が消滅してしまい、無線通信タグに書込む必要のあった画像形成処理状況に関する情報が書込めず、無線通信タグに反映できないという問題があった。
この場合、今までの書き込み順序が一定であれば、書き込み途中に電源が落ちると、書込む順番が後の順番となるトナーカートリッジほど、画像形成処理状況に関する情報が書き込みされない可能性が高くなり、各トナーカートリッジ間でのライフカウントのばらつき増加や、カウンター精度の低下を生じていた。
本発明は上記事実を考慮し、複数のトナーカートリッジが装填されるときに、無線通信タグに書き込むべき画像形成処理状況に関する情報が、消滅してしまうことにより、トナーカートリッジの適正な管理が不能となってしまうことを防止することができる画像形成装置用情報管理システムを得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、感光体上に潜像を形成し、前記潜像に対して、それぞれ現像用トナーが収容された複数のトナーカートリッジから、現像用トナーを供給することで、前記潜像を現像化し、現像化されたトナー像を、直接、或いは前記感光体と当接した中間転写体を介して、記録材料に転写して、前記記録材料上に画像を形成する画像形成処理部を備えた画像形成装置に用いられ、前記トナーカートリッジのそれぞれに取付けられ、無線電波通信部と情報記憶素子を有する無線通信タグと、前記トナーカートリッジが、前記画像形成処理部に設けられたトナーカートリッジ装填部に装填されることにより、前記無線通信タグと、通信可能な相対位置関係となる無線制御部と、を備えた情報管理システムであって、前記無線制御部は、各トナーカートリッジの画像形成処理状況に基づいて、各情報記憶素子へ、画像形成処理状況の更新の順番を決定する更新順序決定手段と、この更新順序決定手段で決定した順番に従い、画像形成処理部から前記トナーカートリッジの前記情報記憶素子に、画像形成処理状況に関する情報を書込む画像形成処理状況書き込み手段と、前記情報記憶素子に、書込まれた画像形成処理状況に関する情報を読み出す情報読出し手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、感光体上に潜像を形成し、現像用トナーを供給することで感光体上に現像化されたトナー像を、直接、或いは中間転写体を介して、記録材料に転写することによって、前記感光体上のトナー像を転写する。
現像用トナーを供給する複数のトナーカートリッジは、画像形成装置に装填されるようになっており、前記各トナーカートリッジには、それぞれ無線電波通信部と情報記憶素子を有する無線通信タグが取りつけられている。
そのため、各トナーカートリッジが画像形成装置のトナーカートリッジ装填部に装填されると、前記無線通信タグと画像形成装置にある無線制御部とが通信可能となる。
前記更新順序決定手段は、前記無線通信タグと無線制御部とが通信可能となることによって、各トナーカートリッジの画像形成処理状況に基づいて、画像形成処理状況の更新の順番を決定する手段である。
従って、この更新順番決定手段で決定した更新の順番によって、各トナーカートリッジの画像形成処理状況に関する情報を、前記各情報記憶素子に書き込みを実行することで、各情報記憶素子を更新する。
例えば、情報通信途中で停電や意図的な電源遮断等で通信不能になったとき、この更新によって、特定のカートリッジのみが更新され、それ以外のカートリッジが更新されない、といった偏った情報の更新が回避できる。
これにより、前記情報記憶素子に書込まれた画像形成処理状況に関する情報を、無線制御部が読み出す際に、各トナーカートリッジの最新の画像形成処理状況を知ることができ、画像形成処理を実施する上で、画像形成処理状況に関する情報の更新と各トナーカートリッジのカウンタ精度の低下を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記更新順序決定手段が、前記各トナーカートリッジの積算使用量及び使用回数、各トナーカートリッジの充填量、トナーカートリッジの画像形成処理における警告表示の有無や回数、トナーカートリッジの製造年月日及び使用開始年月日、の少なくとも1つの画像形成処理状況に関する情報によって、更新の順番を決定することを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、前記画像形成処理状況として、前記各トナーカートリッジの積算使用量及び使用回数、各トナーカートリッジの充填量、トナーカートリッジの画像形成処理における警告表示の有無や回数、トナーカートリッジの製造年月日及び使用開始年月日、の少なくとも1つの画像形成処理状況によって、更新順序決定手段の更新の順番を決定している。
従って、画像形成処理状況に応じた更新の順番が決定されて、無線通信タグに取り付けられた各情報記憶素子の更新がなされることにより、各トナーカートリッジ間のライフカウントのばらつき増加を防止することができる。また、各トナーカートリッジのカウンタ値の精度も低下を防ぐことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記更新順序決定手段の順番が決定しない場合には、前記更新順序決定手段がランダムに、更新する順番を決定することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、前記更新順序決定手段によって更新する順番が決定しない場合は、ランダムに更新する順番を決定することにより、前記情報記憶素子が更新される。
これにより、ランダムな順番で更新されるため、各トナーカートリッジの更新回数のばらつきを回避することができ、各トナーカートリッジのカウンタ値の精度低下を防ぐことができる。
請求項4に記載の発明は、感光体上に潜像を形成し、前記潜像に対して、それぞれ現像用トナーが収容された複数のトナーカートリッジから、現像用トナーを供給することで、前記潜像を現像化し、現像化されたトナー像を、直接、或いは前記感光体と当接した中間転写体を介して、記録材料に転写して、前記記録材料上に画像を形成する画像形成処理部を備えた画像形成装置に用いられ、前記トナーカートリッジのそれぞれに取付けられ、無線電波通信部と情報記憶素子を有する無線通信タグと、前記トナーカートリッジが、前記画像形成処理部に設けられたトナーカートリッジ装填部に装填されることにより、前記無線通信タグと、通信可能な相対位置関係となる無線制御部と、を備えた情報管理システムであって、前記無線制御部は、ランダムな順番で、各情報記憶素子へ画像形成処理状況の更新の順番を決定する更新順序決定手段と、この更新順序決定手段で決定した更新の順番に従い、画像形成処理部から前記トナーカートリッジの前記情報記憶素子に、画像形成処理状況に関する情報を書込む画像形成処理状況書き込み手段と、前記情報記憶素子に、書込まれた画像形成処理状況に関する情報を読み出す情報読出し手段と、を有することを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、感光体上に潜像を形成し、現像用トナーを供給することで感光体上に現像化されたトナー像を、直接、或いは、中間転写体を介して記録材料に転写することによって、前記感光体上のトナー像を転写する。
現像用トナーを供給する複数のトナーカートリッジは、画像形成装置に装填されるようになっており、前記各トナーカートリッジには、それぞれ無線電波通信部と情報記憶素子を有する無線通信タグが取りつけられている。
そのため、各トナーカートリッジが画像形成装置のトナーカートリッジ装填部に装填されると、前記無線通信タグと画像形成装置にある無線制御部と通信可能となる。
前記更新順序決定手段は、無線制御部と無線通信タグが通信可能であるため、ランダムな順番で、画像形成処理状況の更新を実施することができる。
従って、この更新順番決定手段で決定した更新の順番によって、各トナーカートリッジの画像形成処理状況に関する情報を、前記各情報記憶素子に書き込みを実行することで、各情報記憶素子の情報を更新する。
また、本発明において、前記情報記憶素子に書込まれた画像形成処理状況に関する情報を、無線制御部が読み出すことにより、各トナーカートリッジの最新の画像形成状況を知ることができ、また、ランダムな順番で更新されることにより、更新の順序が固定されないで更新されるため、各トナーカートリッジ間のライフカウントのばらつき増加が防止でき、カウンタ値も精度の低下を防止できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の発明において、前記無線制御部は、制御部本体とアンテナ部を備え、前記トナーカートリッジ装填部に装填された前記無線通信タグには、前記アンテナ部が対向することを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、前記無線制御部が制御部本体とアンテナ部を備えているため、前記アンテナ部と無線通信タグとが対向することによって、前記アンテナ部と無線電波通信部とが通信可能となり、前記無線制御部が前記各情報記憶素子(無線通信タグ)と通信可能となっている。
従って、前記アンテナ部と無線電波通信が対向することにより、通信環境の影響を受けることが少なくなり、無線通信の送受信の精度が向上する。
これにより、前記各トナーカートリッジに設けられた、各情報記憶素子への送受信に要する時間を軽減することができる。
以上説明した如く本発明では、複数のトナーカートリッジが装填されるときに、無線通信タグに、書き込むべき画像形成処理状況に関する情報が消滅してしまうことにより、トナーカートリッジの適正な管理が、不能となってしまうことを防止することができるという優れた効果を有する。
(第1の実施の形態)
(画像形成装置の概略構成)
図1には、本発明の本実施の形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10には、画像形成処理部12が備えられており、画像形成部12の下部には、給紙ユニット14が設けられている。
(画像形成装置の概略構成)
図1には、本発明の本実施の形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10には、画像形成処理部12が備えられており、画像形成部12の下部には、給紙ユニット14が設けられている。
この給紙ユニット14は、用紙が積載される用紙トレイ22と、この用紙トレイ22から用紙を送り出す給紙ロール24と、で構成されており、給紙ロール24により送り出された用紙は、搬送ロール26、28を経て給紙路30を通過し、後述する転写ロール74へ搬送される。
この転写ロール74によってトナー像が用紙に転写され、定着部32の定着ロール32Aで定着された後、切替爪34の位置選択によって、排出ロール36又は排出ロール38により、画像形成処理部12の上部に設けられた第1の排出トレイ16又は第2の排出トレイ18へ排出される。
ここで、両面印刷の場合、上記のような順序で表面の印刷が終わった後、第1の排出トレイ16へ用紙が完全に排出される前に、排出ロール36が逆転し、該用紙が反転路40へ供給される。そして、搬送ロール42、44、46、48を経て再び給紙路30に戻され、用紙の裏面側が印刷される。また、手差し印刷の場合、手差しトレイ20へ用紙を載置することで、用紙は手差しロール49から搬送ロール48を経て給紙路30へ搬送され、印刷される。
前記定着部32は、ランプ(例えば、ハロゲンランプ等)の点灯によって定着ロール32Aが所定温度に加熱されており、前記トナー像は、この加熱された定着ロール32Aによる加熱及び加圧によって用紙にトナー像が定着されるようになっている。言い換えれば、定着部32は、他の部位に比べて、極めて高温環境であるため、厳重な監視の下、温度制御が行われている。
ところで、画像形成装置10の図1の右側に位置する現像剤トナーカートリッジ装填部100(図4参照)には、各色毎の現像剤(トナーと磁性キャリアからなる)が充填された4個の現像剤トナーカートリッジ64Y、64M、64K、64Cが、配設されている。以下、4個の現像剤トナーカートリッジ64Y、64M、64K、64Cを総称する場合、適宜「現像剤トナーカートリッジ64」という。
この現像剤トナーカートリッジ64は、それぞれ現像剤供給路65によって、図1の上から順に配列された後述する現像器60Y、60M、60K、60Cと接続されており、現像剤トナーカートリッジ64Y、64M、64K、64Cの現像剤がそれぞれの色に対応する現像器60Y、60M、60K、60Cへ供給される。
図2に示すように、この現像剤トナーカートリッジ64は、それぞれ細長の円筒形状となっており、周面下端部(現像剤トナーカートリッジ装填部100に支持される部位)かつ軸線方向一端部寄りには、後述する無線通信タグ90(図3参照)が装着されている。
すなわち、画像形成処理部12には、凹陥された前記現像剤トナーカートリッジ装填部100が設けられており、現像剤トナーカートリッジ64の一部が収容可能となっている(図4参照)。
また、図4に示された如く、現像剤トナーカートリッジ装填部100の底部には、凹部100Aが形成されている。凹部100Aは、前記無線通信タグ90の外形とほぼ同一とされ、現像剤トナーカートリッジ64の現像剤トナーカートリッジ装填部100への装填時に、無線通信タグ90が凹部100Aに収まる構成になっている。
また、凹部100Aの底面の裏側には、無線通信タグと送受信可能となる無線アンテナ部102(図4参照)が対向配置されており、現像剤トナーカートリッジ64の現像剤トナーカートリッジ100への装填状態で無線通信タグ90と対面するようになっている。この無線通信タグ90と無線アンテナ部102との対向配置により、無線通信タグ90は、無線アンテナ部102を介して、画像形成処理部12にある現像剤トナーカートリッジコントロール部240(図5参照)と通信可能となっている。
これにより、無線通信タグ90と、現像剤トナーカートリッジコントロール部240との間では、画像形成処理状況に応じて、情報の更新を実施することができる。
図3では、前記無線通信タグ90の形状を示している。
無線通信タグ90は、装着される現像剤トナーカートリッジ64の前記一端部寄り側が、半円形状となっている。また、無線通信タグ90の半円形状と対面する側は、矩形となっている。
図3に示される如く、無線通信タグ90は、所定の容積を持つ蓋体91と平板状のベース板97で構成されている。ベース板97には、複数の電子部品が取り付けられている。電子部品は、所定の配線パターンが施された制御基板99を備え、情報記憶メモリ94が取り付けられている。また、制御基板99に隣接してベース板97には、円柱部93が形成され、導線がコイル状に巻き取られることでタグアンテナ92が形成されている。タグアンテナ92は、導線95の両端が円柱部93の半径方向に引き出され、それぞれ制御基板99に電気的に接続されている。
前記情報記憶メモリ94は、各現像剤トナーカートリッジ64についての画像形成処理状況、製造年月日、使用開始された使用開始日などの情報が記憶可能であり、かつ不揮発性であるため電源を必要とせず記憶内容が保持できるようになっている。この無線通信タグ90は、前記現像剤トナーカートリッジコントロール部240との間で適宜通信されることで、情報記憶メモリ94へ最新の画像形成処理状況に更新される。
現像剤トナーカートリッジ64の図1の左側には、露光ユニット62が配置されており、露光ユニット62からは、画像信号に応じた4本のレーザ光L(Y)、L(M)、L(K)、L(C)が、露光ユニット62の図1の左側に配置された感光体ユニット50を構成する感光体ドラム52Y、52M、52K、52C(以下、総称する場合は、単に「52」とする)へ向けて発せられ、感光体ドラム52に潜像を形成するようになっている。
感光体ドラム52は、図1の上からイエロー(52Y)、マゼンダ(52M)、ブラック(52K)、シアン(52C)用となっている。
露光ユニット62は、 Y、M、C、K各色のレーザ光L(Y)、L(M)、L(K)、L(C)(以下総称する場合は、レーザ光Lという)を出力する光源部と、レーザ光Lに対して変調及び走査を行なう変調処理部と、露光面上の走査速度を補正するfθレンズや走査方向にレンズパワーを持つ面倒れ補正用のシリンドリカルレンズ等により構成された光学系と、を含んで構成されている。
露光ユニット62では、光源部から射出された各色のレーザ光Lが変調処理部に入射され、各色毎の画像情報に応じてそれぞれ変調されて、ポリゴンモータ63により回転しているポリゴンミラー67により走査(主走査)される。ポリゴンミラー67により走査された各色のレーザ光Lは、ミラー群69により各色に対応する感光体ドラム52の配設方向に反射されて各感光体ドラム52上に結像される。
感光体ユニット50には、各感光体ドラム52に対応して、帯電ロール56及びリフレッシュロール54が備えられており、それぞれ感光体ドラム52に接触回転するように設けられている。帯電ロール56では、感光体ドラム52を一様に帯電させ、後述する現像器ユニット58に備えられたマグネットロール80から飛翔するトナーを感光体ドラム52の表面に付着させる。一方、リフレッシュロール54は、感光体ドラム52の表面に付着した残留トナーを取り除き、感光体ドラム52の表面にトナーが残留することで生じるゴースト等を防止する。
ここで、現像器ユニット58は、それぞれの感光体ユニット50の図1右下側に配置されており、各感光体ドラム52(52Y、52M、52K、52C)に対応して4つの現像器60Y、60M、60K、60Cが縦方向に並べられている。
一方、感光体ユニット50の図1の左側には、中間転写ユニット66が配置されており、3つのドラム状の中間転写体68、70、72が備えられている。2つの第1中間転写体68、70は、縦方向に上下に並べられており、上部の第1中間転写体68が、感光体ドラム52のうち上部に配置された2つの感光体ドラム52Y、52Mに接触回転し、下部の第1中間転写体70が、下部に配置された2つの感光体ドラム52K、52Cに接触回転するようになっている。また、第2中間転写ドラム72は、第1中間転写体68、70の双方に接触回転するようになっており、この第2中間転写ドラム72に、前述した転写ロール74が接触回転する。
したがって、感光体ドラム52Y、52Mから各トナー像が第1中間転写体68に転写され、感光体ドラム52K、52Cから各トナー像が第1中間転写体70にそれぞれ転写される。この第1中間転写体68、70に転写された各2色のトナー像が、第2中間転写ドラム72に転写されて4色となり、この4色のトナー像が転写ロール74により用紙に転写されることになる。
これらの中間転写体68、70、72の近傍には、それぞれクリーニングロール76及びクリーニングブラシ78が配置されており、中間転写体68、70、72の表面の残留トナーが掻き落とされる。
(画像形成装置全体の制御系の概略構成)
図5は、画像形成処理部12における画像形成のための制御系のブロック図である。
(画像形成装置全体の制御系の概略構成)
図5は、画像形成処理部12における画像形成のための制御系のブロック図である。
メイン電源管理部200には、図示しない商用電源が接続されており、LVPS(低電圧電源)及びHVPS(高電圧電源)を生成し、電源供給ラインを介して各部へ電源を供給する。
メインコントローラ202には、ユーザインターフェイス204が接続され、ユーザの操作によって画像形成等に関する指示がなされると共に、画像形成時等の情報をユーザへ報知するようになっている。
また、このメインコントローラ202には、図示しない外部ホストコンピュータとのネットワークラインが接続されており、画像データが入力されるようになっている。
画像データが入力されると、メインコントローラ202では、例えば、画像データに含まれるプリント指示情報と、イメージデータとを解析し、画像形成処理部12に適合する形式(例えば、ビットマップデータ)に変換し、MCUの一部を構成する画像形成処理制御部206へ画像データを送出する。
画像形成処理制御部206では、入力されたイメージデータに基づいて、画像形成処理制御部206と共に、それぞれMCUを構成する光走査系コントロール部208、駆動系コントロール部210、帯電器コントロール部212、現像装置コントロール部214、定着部コントロール部216のそれぞれを同期制御し、画像形成を実行する。
画像形成処理制御部206には、状態管理部218が接続されており、画像形成処理部12の稼動状態(例えば、処理モード中、スリープモード中、スリープモードからの立ち上げ中、処理中等)を判別するようになっている。状態管理部218で判別した前記稼動状態は、メインコントローラ202へ送出されるようになっている。
また、状態管理部218では、画像形成エンジンを構成する各ユニット(感光体ユニット50、現像器ユニット58、露光ユニット62、中間転写ユニット66、現像剤トナーカートリッジユニット64等)の交換時期を監視しており、上記ユニットの交換情報は、メインコトローラ202へ送出されるようになっている。
また、前記メイン電源管理部200には、電源投入監視センサ220が接続され、この電源投入監視センサ220によって電源の投入時を検出し、その電源投入時情報を状態管理部218を介してメインコントローラ202へ送出するようになっている。
さらに、メインコントローラ202には、環境検出手段としての、温度センサ221、湿度センサ222が接続されている。この温度センサ221、湿度センサ222では、画像形成処理部12内の環境温度・湿度を検出する。
また、メインコントローラ202には、プロセスコントロール(濃度補正)を行うために必須の濃度センサ224が接続されている。この濃度センサ224は、その検出面が二次中間転写ドラム72の周面に対向した配設されている。すなわち、この濃度センサ224は、反射型であり、二次中間転写ドラム72に対して光を照射し、その反射光を検出することで、濃度値に応じた電気信号を出力する構成となっている。
また、メインコントローラ202には、現像剤トナーカートリッジコントロール部240が接続されている。現像剤トナーカートリッジコントロール部240は、前述したように前記無線アンテナ部102を介して、前記無線通信タグ90と無線通信が可能となっている。また、現像剤トナーカートリッジコントロール部240は、各情報記憶メモリ94の更新する順番を決定することができる。
従って、現像剤トナーカートリッジコントロール部240は、各情報記憶メモリ94の更新する順番を決定して、最新の画像形成処理状況に更新することができる。
また、メインコントローラ202は、現像剤トナーカートリッジコントロール部240と通信することにより、各情報記憶メモリ94の最新の画像形成処理状況を、管理及び制御することができる構成となっている。
すなわち、メインコントローラ202は、各現像剤トナーカートリッジ64の画像形成処理状況に応じて、ユーザインターフェース204を通じて、ユーザに報知することができる構成となっている。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
(画像形成処理の流れ)
各感光体ドラム52の周囲では、周知の電子写真方式による各色毎の画像形成(印字)プロセスが次のように行われる。
各感光体ドラム52の周囲では、周知の電子写真方式による各色毎の画像形成(印字)プロセスが次のように行われる。
まず、各感光体ドラム52は所定の回転速度(例えば104mm/sec)で回転駆動される。
そして、感光体ドラム52の表面は、図1に示すように、帯電ロール56に所定の帯電レベル(例えば、約−950V)の直流電圧を印加することによって、所定レベルに一様に帯電される。なお、本実施の形態では、帯電ロール56に対して直流電圧のみを印加しているが、交流成分を直流成分に重畳するように構成することもできる。
次に、一様な表面電位とされた各感光体ドラム52の表面に、露光ユニット62によって各色に対応したレーザ光Lが照射され、各色毎の画像情報に応じた静電潜像が形成される。これにより、感光体ドラム52のレーザ光Lによる露光部位の表面電位は所定レベル(例えば、−70V以下程度)にまで除電される。
そして、各感光体ドラム52の表面に形成された静電潜像は対応する各現像器ユニット58によって現像され、各感光体ドラム52上に各色のトナー像として可視化される。
次に、各感光体ドラム52上に形成された各色のトナー像は、対応する一次中間転写ドラム68、70上に静電的に一次転写される。ここで、感光体ドラム52Y、52Mに形成されたY色及びM色のトナー像は一次中間転写ドラム68に、感光体ドラム52K、52Cに形成されたK色及びC色のトナー像は一次中間転写ドラム70上に、各々転写される。
この後、一次中間転写ドラム68、70上に形成されたトナー像は、二次中間転写ドラム72上に静電的に二次転写される。これにより、二次中間転写ドラム72上には、単色像からY、M、K、Cの各色の四重色像までのトナー像が形成されることになる。
最後に、二次中間転写ドラム72上に形成されたトナー像は、転写ロール74によって用紙搬送路を通る用紙に三次転写される。当該用紙は、三次転写の後、用紙上に形成されたトナー像が、定着ユニット32によって加熱定着され、画像形成プロセスが終了する。
ここで、前記画像形成プロセスを実行すると、現像剤トナーカートリッジ64内のトナーが消費される。現像剤トナーカートリッジ64の画像形成処理状況は、現像剤トナーカートリッジコントロール部240が制御している。また、各現像剤トナーカートリッジの画像形成処理状況は、各情報記憶メモリ94に保存されている。
このとき、従来は、複数存在する現像剤トナーカートリッジ64に対して、常に同じ順番で情報の更新を行っていた。このため、情報更新処理中に通信エラーが発生したり、画像形成装置10の電源がOFFとなった場合等、最初の現像剤トナーカートリッジ64に関しては、更新が適正に完了し、最後の現像剤トナーカートリッジ64に関しては、更新されないといった偏った更新がなされることがあった。
そこで、本実施の形態では、複数の現像剤トナーカートリッジ64を装填している場合、画像形成処理状況に応じて、各無線通信タグ90へ書込むべき順番を
変更することによって、偏りの無いように現像剤トナーカートリッジ64の最新の画像形成処理状況を書込むことができるようにした。
変更することによって、偏りの無いように現像剤トナーカートリッジ64の最新の画像形成処理状況を書込むことができるようにした。
従って、通信エラーが発生したり、電源がOFFになっても、各現像剤トナーカートリッジ64間のライフカウントのばらつきや、カウンタ精度の低下を防止することができる。
また、ユーザが、現像剤トナーカートリッジ64を使用済みとして、メーカ側にリサイクルとして返還した場合でも、メーカ側では、現像剤トナーカートリッジ64の寿命やライフカウントを的確に把握することができる。
(現像剤トナーカートリッジコントロール部240の制御)
以下、図6のフローチャートに従い、各現像剤トナーカートリッジ64の画像形成処理状況に基づいて、各情報記憶メモリ94を更新する、画像形成処理状況の更新処理のルーチンを説明する。
以下、図6のフローチャートに従い、各現像剤トナーカートリッジ64の画像形成処理状況に基づいて、各情報記憶メモリ94を更新する、画像形成処理状況の更新処理のルーチンを説明する。
ステップ300では、算出された各現像剤トナーカートリッジ64の最新の画像形成処理状況に従って、現像剤トナーカートリッジコントロール部240が、現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序の決定をする。
各現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序の決定は、図7のサブルーチンを使用して、更新する順番の優先順位(後述する書き込みインデックスWIであり、本実施の形態ではWIは、1→2→3→4の順に決定)を決定することにより、書き込み順序を決定する。以下、図7のフローチャートに従い、現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序の決定のルーチンを説明する。
図7は、各現像剤トナーカートリッジ64(トナーボトルと同義)において、トナーの供給量が多い順番に基づいて、更新する順番の優先順位を決定するフローチャートである。
ステップ400では、現像剤トナーカートリッジコントロール部240が、各現像剤トナーカートリッジ64の供給量の算出を行う。
ステップ402では、Yトナー、Mトナー、Kトナー、Cトナーの4色の現像剤トナーカートリッジ64を使用しているため、カウンタは、4が設定される。
ステップ404では、カウンタにセットされている現像剤トナーカートリッジの数を判断しており、カウンタが1か否かを判断している。カウンタが1になったときは、ステップ412へ移行して、カウンタが1でなければ、ステップ406へ移行する。
ステップ406では、カウンタにセットされている現像剤トナーカートリッジ64の中から、供給量が最大値となる現像剤トナーカートリッジ64を選択する。
ステップ408では、ステップ406で選択された、現像剤トナーカートリッジ64に対して、その現像剤トナーカートリッジ64の書込む順番の優先順位を決定する。
ステップ410では、上記において、1つの現像剤トナーカートリッジ64の書込む優先順位が決定したため、次に書込むべき現像剤トナーカートリッジ64の優先順位を決定するため、カウンタを1つデクリメントして、ステップ404へ戻る。
ステップ410から移行してきたとき、カウンタが1つデクリメントしているため、優先順位が決定した、又は決定している現像剤トナーカートリッジ64を除いて、他の現像剤トナーカートリッジ64の書き込む優先順位を決定するため、同じルーチンを使用して、残りの現像剤トナーカートリッジ64の優先順位を決定するまで繰り返される。
ステップ404では、セットされていた現像剤トナーカートリッジ64の中から、カウンタの番号によって、あといくつの現像剤トナーカートリッジ64の優先順位を決定すべきか判断しており、カウンタの番号が1になったら、最後の現像剤トナーカートリッジ64まで、更新する順番の優先順位が決定したと判断して、ステップ412へ移行する。
ステップ412では、セットされていた現像剤トナーカートリッジ64の供給量が、最小であった現像剤トナーカートリッジ64の優先順位を、更新の順番を最後と決定して、図7の現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序を決定するルーチンを終了する。
すべての現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序の優先順位が決定することにより、更新する順番の優先順位の高い方から順番に従って、書き込みインデックスWIとして、1から4までを割り当てられる。
ここで書き込みインデックスWIとは、画像形成処理状況を更新するために、書き込み処理をするための順番の割り当て番号であり、ステップ406から選択した優先順位に従って、優先順位の高い方から、書き込みインデックスWIを1に割り当てていき、ステップ412で決定した最後の優先順位となった現像剤トナーカートリッジ64には、書き込みインデックスWIは、4が割り当てられる。
上記の如く、現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序の決定がなされ、図6のステップ300が終了となり、図6のステップ302へ進む。
ステップ302では、現像剤トナーカートリッジコントロール部240において、書き込みインデックスWIが1に割り当てられた、優先順位が最も高い現像剤トナーカートリッジ64を特定し、ステップ304以降の書き込み処理を、書き込みインデックスWIの順番で実施する。
ステップ304では、現像剤トナーカートリッジコントロール部240において、書き込みインデックスWIに対し、該当する現像剤トナーカートリッジ64の情報記憶メモリ94へ、最新の画像形成処理状況に関する情報を書き込み処理する。
ステップ306では、前記書き込み処理を実施した情報記憶メモリ94に対して、書き込みが終了したか否かを判断する。書き込み処理が終了したと判断されるとステップ308へ移行する。
ここで、書き込み処理が実施された情報記憶メモリ94は、最新の画像形成処理状況に関する情報が書込まれたことを、現像剤トナーカートリッジコントロール部240へ通知する。現像剤トナーカートリッジコントロール部240は、その情報記憶メモリ94に書込まれた最新の画像形成処理状況に関する情報を、読出し処理することにより、その現像剤トナーカートリッジ64は更新されたと判断する。
ステップ308では、書き込みインデックスWIが、全情報記憶メモリ94の書き込みの終了を示す、4であるか否かを判断している。書き込みインデックスWIが4になっていれば、画像形成処理状況の更新処理は、終了となる。書き込みインデックスが、4となっていない場合には、ステップ310へ移行し、書き込みインデックスの番号を1つ上げて、ステップ304へ戻り、上記工程を繰り返す。
そして、すべての現像剤トナーカートリッジ64に対して、画像形成処理状況の更新処理を、書き込みインデックスWIの1から4の順番に行い、すべての情報記憶メモリ94の書き込み処理された画像形成処理状況を、逐次読出し処理することによって、画像形成処理状況の更新処理のルーチンは終了する。
以上説明したように第1の実施の形態では、各情報記憶メモリ94の最新の画像形成処理状況に関する情報の更新は、4つの現像剤トナーカートリッジ64の供給量が多い順番に基づいて、それぞれ現像剤トナーカートリッジ64の更新する優先順位を決定し、書き込み処理及び読出し処理の更新処理を行うようにした。
これにより、情報通信途中の停電や、意図的な電源遮断等で通信不能になったときでも、特定の現像剤トナーカートリッジ64のみが更新され、それ以外の現像剤トナーカートリッジ64が更新されない、といった偏った情報の更新が回避することができる。また、常に一定の更新順序ではないため、現像剤トナーカートリッジ64間のライフカウントのばらつきや、カウンタ精度の低下を防止することができる。
結果として、現像剤トナーカートリッジコントロール部240に読み出された最新の画像形成処理状況によって、メインコントローラ202は、各現像剤トナーカートリッジ64の適正な管理が不能となってしまうことを防止することができ、ユーザインターフェース204を通じて、的確な現像剤トナーカートリッジ64の交換通知等をすることができる。
また、ユーザが、現像剤トナーカートリッジ64を使用済みとして、メーカ側にリサイクルとして返還した場合でも、メーカ側では、現像剤トナーカートリッジ64の寿命やライフカウントを的確に把握することができる。
なお、第1の実施の形態では、現像剤トナーカートリッジ64の供給量に基づいて、現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序の決定をしたが、この書き込み順序の決定は、現像剤トナーカートリッジ64の供給量に限定されるものではなく、以下の実施の形態の如く、他の画像形成処理状況に基づいて、現像剤トナーカートリッジ64の更新する順番の優先順位を決定し、現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序の決定し、画像形成処理状況の更新処理を実施しても良い。
(第2の実施の形態)
以下に、本発明の第2の実施の形態を説明する。なお前記第1の実施の形態と同一構成部分については、同一の符号を付して、その構成の説明を省略する。
以下に、本発明の第2の実施の形態を説明する。なお前記第1の実施の形態と同一構成部分については、同一の符号を付して、その構成の説明を省略する。
第2の実施の形態の特徴は、前記画像形成処理状況が、Warningが発生した現像剤トナーカートリッジ64がある場合には、その現像剤トナーカートリッジ64の優先度を上げて優先順位を決定し、その優先順位に基づいて画像形成処理状況を更新することにある。
以下、画像形成処理状況の更新処理については、図6のフローチャートと同一であり、ステップ300で実施される現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序の決定のみ異なる。
従って、ステップ300で行われる現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序の決定についてのみ、図8のフローチャートを使用して、第2の実施の形態の作用を説明する。
なお、図8において、第2の実施の形態にかかる図7のフローチャートと同一のステップには、その末尾に“A”を付して説明を省略し、追加、変更のあったステップ前後についてのみ説明する。
図8のフローチャートにおいて示すように、ステップ400A及びステップ402Aまでは、図7のステップと同様である。
ステップ504では、4色の現像剤トナーカートリッジ64において、いずれかの現像剤トナーカートリッジ64において、画像形成処理状況の際に、Warningが発生している現像剤トナーカートリッジ64の有無を判断している。4本の現像剤トナーカートリッジ64の中で、いずれかの現像剤トナーカートリッジ64について、Warningが発生していた場合、ステップ506へ移行する。
ステップ506では、Warningが発生していた現像剤トナーカートリッジ64の中で、供給量が最大値となる現像剤トナーカートリッジ64を選択する。
ステップ508では、そのWarningの発生した現像剤トナーカートリッジ64の内、供給量が最大値となる現像剤トナーカートリッジ64について、優先順位を決定する。
ステップ410Aでは、優先順位が設定されたことにより、デクリメントを実施して、ステップ504へ戻る。
ステップ504では、再び、他の現像剤トナーカートリッジ64について、Warningの発生の有無について判断している。Warningが発生していれば、ステップ506へ移行し同様のルーチンに基づいて、Warningが発生している現像剤トナーカートリッジ64の中で、供給量が最大値となる現像剤トナーカートリッジ64について優先順位を決定する。また、Warningの発生していた現像剤トナーカートリッジ64について、全ての優先順位が決定した場合、あるいはWarningがいずれの現像剤トナーカートリッジ64にも発生していない場合には、ステップ504からステップ404Aへ移行する。
ステップ404Aでは、図7のステップ404と同様に、あといくつの現像剤トナーカートリッジ64の優先順位を決定すべきか判断している。
ステップ510では、Warningの発生していなかった現像剤トナーカートリッジ64について、供給量が最大値となる現像剤トナーカートリッジ64を選択する。
ステップ408A以降については、図7と同様の処理を実施し、残りの全ての現像剤トナーカートリッジ64についても優先順位が決定し、ステップ412Aまで処理することにより、全現像剤トナーカートリッジ64の優先順位が決定する。
上記の如く、Warningの発生の有無によって、優先順位の決定方法を分けて、Warningの発生の有無によって、供給量の最大値の順番に優先順位を決定している。
そして、優先順位が決定したすべての現像剤トナーカートリッジ64は、書き込み順序が決定し、前記書き込みインデックスWIが割り当てられることにより、図6のステップ302以降の処理を実行し、書き込み処理及び読出し処理が行われ、各現像剤トナーカートリッジ64の画像形成処理状況が更新される。
以上説明した如く第2の実施の形態では、現像剤トナーカートリッジ64のWarningの発生の有無に基づいて、各現像剤トナーカートリッジ64の更新する順番の優先順位が決定し、現像剤トナーカートリッジ64を更新する順番が決定した。
これにより、Warningの発生している現像剤トナーカートリッジ64については、更新する順番の優先度が高くなるため、現像剤トナーカートリッジ64のライフカウントの精度が向上する。また、情報通信途中の停電や、意図的な電源遮断等で通信不能となったときでも、優先度の高い現像剤トナーカートリッジ64から更新されるため、誤動作の発生する確率を低減でき、的確に現像剤トナーカートリッジ64の交換時期及び寿命を、判断することができる。
なお、図8の第2の実施の形態では、Warningの発生に基づいて、現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序の決定をしたが、この書き込み順序の決定は、現像剤トナーカートリッジ64のWarningの発生に限定されるものではなく、Errorでも良く、また、製造日や使用開始日から判断し、古い現像剤トナーカートリッジ64に対して、交換時期の警告や交換回数に基づく警告表示等であってもよい。
また、以下の実施の形態の如く、他の画像形成処理状況に基づいて、更新する順番の優先順位を決定し、書き込み順序の決定をしてもよい。
(第3の実施の形態)
以下、本発明の第3の実施の形態を説明する。なお前記第1の実施の形態及び前記第2の実施の形態と同一構成部分については、同一の符号を付して、その構成の説明を省略する。
以下、本発明の第3の実施の形態を説明する。なお前記第1の実施の形態及び前記第2の実施の形態と同一構成部分については、同一の符号を付して、その構成の説明を省略する。
第3の実施の形態の特徴は、前記画像形成処理状況が、使用している4つの現像剤トナーの供給量と充填量の比に基づいて、更新する順番の優先順位を決定して、画像形成処理状況を更新することにある。
以下、画像形成処理状況の更新処理については、図6のフローチャートと同一であり、ステップ300で実施される現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序の決定のみ異なる。
従って、ステップ300で行われる現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序の決定についてのみ、図9のフローチャートを使用して、第3の実施の形態の作用を説明する。
なお、図9において、第3の実施の形態にかかる図7のフローチャートと同一のステップには、その末尾に“B”を付して説明を省略し、追加、変更のあったステップ前後についてのみ説明する。
図9のフローチャートにおいて示すように、ステップ600では、現像剤トナーカートリッジコントロール部240が、4色の各現像剤トナーカートリッジ64の供給量と充填量の比をそれぞれ算出する。
ステップ402B及びステップ404Bでは、前記と同様に、カウンタは、4をセットし、また優先順位を決定すべきカウンタの存在を判断している。
ステップ606では、カウンタにセットされた現像剤トナーカートリッジ64の中から、供給量と充填量の比が最大値となる現像剤トナーカートリッジ64を選択する。ここで供給量と充填量の比に基づいて、最大値となる現像剤トナーカートリッジ64を選択することにより、ステップ408Bへ移行する。
ステップ408B以降では、図7のステップ408以降と同様の処理を行い、供給量と充填量の比の最大値に基づいて、更新する順番の優先順位を順番に決定していく。
そして、図7と同様に、すべての現像剤トナーカートリッジ64の更新する順番の優先順位が決定するまで実施され、更新する優先順位が全て決定することによって、現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序の決定のルーチンが終了する。
上記の如く、図9の書き込み順序決定ルーチンでは、ステップ606において、各現像剤トナーカートリッジ64の供給量と充填量の最大値の比から、更新する現像剤トナーカートリッジ64を選択し、現像剤トナーカートリッジ64への書き込み順序の書き込みインデックスWIを割り当てることにより、図6のステップ302以降の書き込み処理が実施され、各現像剤トナーカートリッジ64の画像形成処理状況が更新される。
以上説明したように第3の実施の形態では、現像剤トナーカートリッジ64の供給量と充填量の比に基づいて、更新する順番の優先順位を決定し、現像剤トナーカートリッジ64を更新する順番が決定した。
これにより、現像剤トナーカートリッジ64の充填量が異なる場合、同じ供給量でも総量から見た重要度、重みが違うため、充填量との比で優先順位を決定することで、重要な画像形成処理状況の損失確率を低減できる。また、各現像剤トナーカートリッジ64の供給量について、カウンタの精度低下を防止することができる。
なお、第1の実施の形態乃至第3の実施の形態では、画像形成処理状況を、現像剤トナーカートリッジ64の供給量、Warningの発生度合い、供給量と充填量の比等に基づいて、更新する順番の優先順位を決定したが、この書き込み順序の決定は、上記に限定されるものではなく、他の画像形成処理状況などに基づいて、更新する順序の優先順位を決定しても良く、また、ランダムな順番で、更新する順番を決定しても良い。ランダムな順番とは、統計的にそれぞれの現像剤トナーカートリッジ64が、取得し得る順番を平均化することを言う。平均化される時期は、特に限定されないが、比較的短いスパンでの平均化が好ましい。
以上説明したように、画像形成処理状況に基づいて、更新する順番の優先順位を決定できるため、情報更新処理中に通信エラーが発生したり、画像形成装置10の電源がOFFになった場合等、最初の現像剤トナーカートリッジ64に関しては、更新が適正に完了し、最後の現像剤トナーカートリッジ64に関しては、更新されないといった偏った更新がなされることを防止することができる。
従って、各現像剤トナーカートリッジ64間のライフカウントのばらつきを防止でき、また各現像剤トナーカートリッジ64の供給量のカウンタの精度低下を防止することができる。
また、ユーザが、現像剤トナーカートリッジ64を使用済みとして、メーカ側にリサイクルとして返還した場合でも、メーカ側では、現像剤トナーカートリッジ64の寿命やライフカウントを的確に把握することができる。
10 画像形成装置
12 画像形成処理部
52 感光体ドラム(像坦持体)
56 帯電ロール
60 現像器
62 露光ユニット
64 現像剤トナーカートリッジ
90 無線通信タグ
92 無線通信アンテナ
94 情報記憶メモリ
100 現像剤トナーカートリッジ装填部
102 無線アンテナ部
202 メインコントローラ
204 ユーザインターフェース
206 画像形成処理制御部
216 帯電器コントロール部
218 状態管理部
240 現像剤トナーカートリッジコントロール部
12 画像形成処理部
52 感光体ドラム(像坦持体)
56 帯電ロール
60 現像器
62 露光ユニット
64 現像剤トナーカートリッジ
90 無線通信タグ
92 無線通信アンテナ
94 情報記憶メモリ
100 現像剤トナーカートリッジ装填部
102 無線アンテナ部
202 メインコントローラ
204 ユーザインターフェース
206 画像形成処理制御部
216 帯電器コントロール部
218 状態管理部
240 現像剤トナーカートリッジコントロール部
Claims (5)
- 感光体上に潜像を形成し、前記潜像に対して、それぞれ現像用トナーが収容された複数のトナーカートリッジから、現像用トナーを供給することで、前記潜像を現像化し、現像化されたトナー像を、直接、或いは前記感光体と当接した中間転写体を介して、記録材料に転写して、前記記録材料上に画像を形成する画像形成処理部を備えた画像形成装置に用いられ、
前記トナーカートリッジのそれぞれに取付けられ、無線電波通信部と情報記憶素子を有する無線通信タグと、前記トナーカートリッジが、前記画像形成処理部に設けられたトナーカートリッジ装填部に装填されることにより、前記無線通信タグと、通信可能な相対位置関係となる無線制御部と、を備えた情報管理システムであって、
前記無線制御部は、各トナーカートリッジの画像形成処理状況に基づいて、各情報記憶素子へ、画像形成処理状況の更新の順番を決定する更新順序決定手段と、
この更新順序決定手段で決定した順番に従い、画像形成処理部から前記トナーカートリッジの前記情報記憶素子に、画像形成処理状況に関する情報を書込む画像形成処理状況書き込み手段と、
前記情報記憶素子に、書込まれた画像形成処理状況に関する情報を読み出す情報読出し手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置用情報管理システム。 - 前記更新順序決定手段が、前記各トナーカートリッジの積算使用量及び使用回数、各トナーカートリッジの充填量、トナーカートリッジの画像形成処理における警告表示の有無や回数、トナーカートリッジの製造年月日及び使用開始年月日、の少なくとも1つの画像形成処理状況に関する情報によって、更新の順番を決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置用情報管理システム。
- 前記更新順序決定手段の順番が決定しない場合には、前記更新順序決定手段がランダムに、更新する順番を決定することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置用情報管理システム。
- 感光体上に潜像を形成し、前記潜像に対して、それぞれ現像用トナーが収容された複数のトナーカートリッジから、現像用トナーを供給することで、前記潜像を現像化し、現像化されたトナー像を、直接、或いは前記感光体と当接した中間転写体を介して、記録材料に転写して、前記記録材料上に画像を形成する画像形成処理部を備えた画像形成装置に用いられ、
前記トナーカートリッジのそれぞれに取付けられ、無線電波通信部と情報記憶素子を有する無線通信タグと、前記トナーカートリッジが、前記画像形成処理部に設けられたトナーカートリッジ装填部に装填されることにより、前記無線通信タグと、通信可能な相対位置関係となる無線制御部と、を備えた情報管理システムであって、
前記無線制御部は、ランダムな順番で、各情報記憶素子へ画像形成処理状況の更新の順番を決定する更新順序決定手段と、
この更新順序決定手段で決定した更新の順番に従い、画像形成処理部から前記トナーカートリッジの前記情報記憶素子に、画像形成処理状況に関する情報を書込む画像形成処理状況書き込み手段と、
前記情報記憶素子に、書込まれた画像形成処理状況に関する情報を読み出す情報読出し手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置用情報管理システム。 - 前記無線制御部は、制御部本体とアンテナ部を備え、
前記トナーカートリッジ装填部に装填された前記無線通信タグには、前記アンテナ部が対向することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の画像形成装置用情報管理システム。
Priority Applications (1)
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