JP2006194913A - 画像形成装置 - Google Patents

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Hitoshi Nishitani
仁志 西谷
Teruaki Tsurusaki
輝明 津留崎
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Abstract

【課題】装置の小型化・簡素化・低価格化・信頼性の向上を達成するために電気式又は光学式のトナーを直接検知するセンサを使用せず、簡素、安価、高信頼性のフォトインタラプタでトナーセンサと同様の機能を実現することができる画像形成装置の提供。
【解決手段】バッファー部の攪拌部材の回転を検知可能な回転検知手段と、攪拌部材に回転駆動を伝達する駆動状態と、攪拌部材に対するバッファー部の外からの力の作用を受けないような自由状態とを切り換えることが可能な切り換え手段を備えている。回転検知手段と切り替え手段を用いて、バッファー部内のトナーが減少した状態で回転中心軸の外部からの拘束を解除したときには回転中心軸が回転しないが、バッファー内にトナーが十分存在する状態で回転中心軸の外部からの拘束を解除したときには回転中心軸が回転する、という動作の違いを検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、レーザープリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
従来、この種の画像形成装置においては、現像剤担持体の表面に顕画剤としての乾式現像剤を担持し、静電潜像を担持した像担持体の表面近傍に現像剤を搬送供給し、像担持体と現像剤担持体の間に交互(交番)電界を印加しながら静電潜像を現像して顕像化する方法が良く知られており、その現像剤担持体として現像スリーブが、像担持体として感光ドラムが用いられることが一般的である。
現像方法としては、例えば2成分系組成(キャリア粒子とトナー粒子)から成る現像剤(2成分現像剤)を用い、内部に磁石を配置した現像スリーブの表面に磁気ブラシを形成し、微小な現像間隙を保持して対向された感光ドラムにこの磁気ブラシを摺擦又は近接させ、現像スリーブと感光ドラム間(S−D間)に連続的に交互電界を印加することによってトナー粒子の現像スリーブ側から感光ドラム側への転移及び逆転移を繰り返し行わせて現像を行う所謂磁気ブラシ現像法が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
以下、2成分磁気ブラシ現像用の現像器の構成を説明する。
図5は現像器を長手方向と平行な方向から見た概略断面図であり、301は現像スリーブ、302は現像スリーブ301中に固定配置されたマグネットローラ、303は現像スクリュー、304は撹拌スクリュー、305は現像容器、305aはトナーの受取孔、305bは現像室、305cは撹拌室、306は現像剤を現像スリーブ301の表面に薄層形成するために配置された規制ブレード、307はトナーを貯蔵するバッファー部、308はバッファー部307から現像器へトナーを補給する補給スクリューである。図示の通り、現像スリーブ301は感光ドラム309に対して近接配置され、感光ドラム309と逆方向又は同一方向に回転し、現像剤(斜線で図示)が感光ドラム309に対して接触する状態で現像できるよう設定されている。
現像容器305中にはトナー粒子と磁性キャリアが混合された現像剤が収容されており、トナー粒子と磁性キャリアの混合比(以後、T/C比と称す)は、現像により消費されたトナーに見合った量のトナーが、補給用トナーが収容されているバッファー部307から補給スクリュー308によって補給され、現像剤は現像容器305の受取孔305aを経て、撹拌スクリュー304が設けられた撹拌室へ落下補給されることによって一定に保たれている。このときの現像容器305中のトナー粒子と磁性キャリアの混合比の検知及び維持方法としては従来から様々な方式が提案されている。
例えば、感光ドラムの周辺に検知手段を設け、現像スリーブ側から感光ドラム側へ転位したトナーに光を当て、このときの透過光と反射光からトナー補給量を調整してT/C比を維持する方式、現像スリーブ上に検知手段を設け、現像スリーブ上に塗布された現像剤に光を当てたときの反射光からT/C比を検知する方式、現像容器中にセンサを設け、コイルのインダクタンスを利用してセンサ近傍の一定体積内の現像剤の見掛け透磁率μの変化を検知し、T/C比を検知する方式等が提案され実用化されている。
上記現像剤の透磁率変化を利用したトナー濃度検知センサは、例えば透磁率が大きくなった場合には一定体積で現像剤中のT/C比が低くなったことを意味し、これは現像剤中のトナー量が減ったことを意味するためにトナー補給を開始し、逆に透磁率が小さくなった場合には一定体積内で現像剤中のT/C比が高くなったことを意味し、現像剤中のトナー量が増えたことを意味するためにトナー補給を停止するようなシーケンスに基づいてT/C比を制御する。
以上、2成分磁気ブラシ現像用の現像器の構成を説明したが現像方法としては、他にも1成分接触現像方式等、様々な方法が実用化されている。
以下、トナーの消費に伴ってバッファー部307のトナーが減少した場合にバッファー部307へトナーを補充する動作について説明する。
310はトナーの有無を電気的又は光学的に直接検知するトナーセンサであり、311はバッファー部の内部に回転自在に設けられた攪拌部材、312はバッファー部の上部に設けられたトナー貯蔵部、313はトナー貯蔵部内に回転自在に設けられた攪拌部材である。
攪拌部材311は回転することによってバッファー部307内でトナーが固まることを防止するためにトナーをほぐす作用とバッファー部307内のトナーを補給スクリュー308と連通する孔へ向かって長手方向(紙面に垂直な方向)へ搬送する作用とトナーをその孔から押し出して補給スクリュー308へ落下させる作用を成すために設けられており、例えばPET等のシート材を用いることが一般的である。トナーセンサ310がトナー無しを検出した後、攪拌部材311が回転しても更にトナーの無い状態が続いた場合、トナーがバッファー部307内の一部に固まっているのではなく、真にトナーが無くなったと判断する。
トナーがバッファー部307内に無いと判断すると、トナー貯蔵部312内の攪拌部材313が回転することによってトナーがトナー貯蔵部312からバッファー部307へ補充される。攪拌部材313は回転することによってトナー貯蔵部312内でトナーが固まることを防止するためにトナーをほぐす作用とトナー貯蔵部312内のトナーをバッファー部307へ連通する孔へ向かって長手方向(紙面に平行な方向)へ搬送する作用とトナーをその孔から押し出してバッファー部307へ落下させる作用を成すために設けられており、例えばPET等のシート材を用いることが一般的である。
そして、トナー貯蔵部312の攪拌部材313の回転は、トナーセンサ310がトナー有りを検出するまで継続し、トナー有りを検出した後は引き続きバッファー部307から補給スクリュー308へのトナー補給が行われる。又、トナー貯蔵部312の攪拌部材313を十分な時間回転させてもトナーセンサ310がトナー有りを検出しない時はバッファー部307へトナーが補充されない、つまり、トナー貯蔵部312にもトナーが無くなったと判断することができ、トナー無し表示手段314へ表示してユーザーへ知らしめる。
トナー貯蔵部312は着脱可能になっている場合と装置に固定されている場合がある。着脱可能になっている場合は、トナー貯蔵部312は一般にトナーカートリッジと呼ばれトナーが無くなった場合は312ごと交換することによってトナーを充填する。又、装置に固定されている場合は、トナー貯蔵部312へ別のトナー容器から直接トナーを充填する。
図5においては図を見易くするために、感光ドラム309と現像容器305とバッファー部307の長手方向を紙面と垂直な方向に、補給スクリュー308とトナー貯蔵部312の長手方向を紙面と平行な方向に描いているが、実際にはこれらの長手方向は同一の方向となっていることが一般的である。
以上説明した通り、バッファー部307に設けられたトナーセンサ310はバッファー部307のトナー無しを検出した時にトナー貯蔵部312からのトナーの補充してバッファー部307内に常にトナーを一定量以上満たしておくという作用(トナー量安定作用)とトナー貯蔵部312からバッファー部307内へトナーを補充する動作を一定時間以上継続してもトナーが補充されない時にトナー貯蔵部312にトナーが無いことを判定し、使用者にトナーカートリッジの交換又はトナーの充填を促す作用(トナー無し検出作用)を持っている。
特開昭55−032060号公報 特開昭59−165082号公報
前述の通り、画像形成装置にはトナーの有無を電気的又は光学的に直接検知するセンサが設けられているが、このトナーセンサは高額で、且つ、信頼性を確保するために様々な工夫が必要であり、後述のような問題があった。
トナーセンサの第1例としてはピエゾ素子を利用したセンサが挙げられる。このピエゾセンサを使用する場合においては、振動による誤動作対策のためダイキャストのハウジングが用いられており、非常に高額でサイズが大きく、固定する場合にも剛性が保証された部位にビス固定しなければならないというデメリットがあった。
又、ピエゾセンサの検出面の表面に少量のトナーが付着したままトナー容器が空になった場合にトナー有りと誤検知してしまうことを避けるため、検出面の表面を常に拭き取るワイパー部材を設けることが必須であり、このワイパー部材だけでなく、その駆動手段やシール部材等が派生的に必要となり、装置が複雑で大型で高価になるというデメリットもあった。
又、ピエゾセンサのトナー検出の信頼性を確保するのにワイパー部材は必須であるが、ワイパーの摺擦圧や速度とトナーの状態によってはこのワイパー部材の摺擦によってトナーの凝集隗が発生することがあり、画像形成装置としての信頼性をかえって損ねてしまうという弊害も抱えていた。
トナーセンサの第2例としては発光ダイオードを利用した光学式センサが挙げられる。この光学式センサを使用する場合においては、容器の透過性を確保するため、例えば特殊な材料を用いた2色成形やインサート成形等が必要になり、生産工程が複雑になるというデメリットがあった。
又、透過部に少量のトナーが付着したままトナー容器が空になった場合にトナー有りと誤検知してしまうことを避けるため、透過部を常に拭き取るワイパー部材を設けることが必要となる場合があり、このワイパー部材だけでなく、その駆動手段やシール部材等が派生的に必要となり、装置が複雑で大型で高価になるというデメリットもあった。
又、ピエゾセンサの場合と同様に、このワイパー部材の摺擦によってトナーの凝集隗が発生することがあり、画像形成装置としての信頼性をかえって損ねてしまうという弊害も抱えていた。
トナーを直接検知するトナーセンサには前述のような課題や弊害を抱えているものの、トナーの消費量を誤差なく予測することは不可能なので、従来の画像形成装置では様々な対策技術を盛り込んで前述のような電気式又は光学式のトナーを直接検知するセンサを使用していることが一般的である。
本発明は上記問題を解決するものであって、装置の小型化・簡素化・低価格化・信頼性の向上を達成するために電気式又は光学式のトナーを直接検知するセンサを使用せず、簡素、安価、高信頼性のフォトインタラプタでトナーセンサと同様の機能を実現することができる画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の画像形成装置は、バッファー部の攪拌部材の回転を検知可能な回転検知手段と、攪拌部材に回転駆動を伝達する駆動状態と、攪拌部材に対するバッファー部の外からの力の作用を受けないような自由状態とを切り換えることが可能な切り換え手段を備えていることを特徴とする。
この回転検知手段と切り替え手段を用いて、バッファー部内のトナーが減少した状態で回転中心軸の外部からの拘束を解除したときには回転中心軸が回転しないが、バッファー内にトナーが十分存在する状態で回転中心軸の外部からの拘束を解除したときには回転中心軸が回転する、という動作の違いを検出することにより、バッファー部内のトナーが十分存在しているか減少しているかを判断することが可能になっている。
本本発明によれば、高価で使い勝手の悪い電気式又は光学式のトナーを直接検知するセンサを使用せず、簡素、安価、高信頼性の回転検出手段でトナーセンサと同様の機能を実現することができ、小型化・簡素化・低価格化・信頼性が向上した画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明するが、作像動作やトナーの補給動作については従来例と同様であるので説明を省略し、本発明の特徴である電気式や光学式のトナーを直接検知するセンサを用いることなくトナーの有無検出しトナーの消費に伴ってトナーを補充する点についてのみ説明する。
本発明の実施のの形態の説明の前に、バッファー部内の攪拌部材の動作について説明する。この動作自体は本発明の攪拌部材に特徴的な動作ではなく、従来の攪拌部材でも同様の動作をする場合がある。
図3はバッファー部の図であって、(a)は側面図、(b)はバッファー内の断面図である。図3において、201はバッファー部、202は例えばPET等のシート材から成る攪拌部材、203は攪拌部材202が固定された回転中心軸、204は回転中心軸203の端部に同軸的に固定された回転駆動伝達手段となるギア、205はギア204を駆動する駆動ユニットであり、205aを中心に回動可能に支持されている。
図3(a)(b)の方向にそれぞれの部材が回転することによって、攪拌部材202、回転中心軸203、ギア204は一体となって回転する。又、駆動ユニット205は、(c)の方向に回動することによってギア204と駆動ユニット205の噛み合いを外し、攪拌部材202、回転中心軸203、ギア204は一体となったままで、バッファー部の外からの拘束を解除でき、ギアに回転駆動を伝達する駆動状態(a)と、ギアに対するバッファー部の外からの力の作用を受けないような自由状態(c)とを切り換えることが可能な切り換え手段としての機能を持っている。
図4(a)はバッファー内のトナーが減少した状態であり、(b)はバッファー内にトナーが十分存在する状態である。又、(a)−1(b)−1は攪拌部材を回転させている駆動状態の図で、(a)−2,(b)−2は外部からの拘束を解除した自由状態の図である。
図4(a)−1の通りバッファー内のトナーが減少した状態では、バッファー内のトナーの充満度合いが低く、攪拌部材202が受けるトナーの抵抗が低いので、攪拌部材202は停止している状態とほぼ同じ変形状態を保って回転する。従って、図4(a)−2のように回転中心軸203の外部からの拘束を解除した場合でも同じ変形状態を保ったままである。
図4(b)−1の通りバッファー内にトナーが十分存在する状態では、バッファー内のトナーの充満度合いが高く、攪拌部材202が受けるトナーの抵抗が大きいので、攪拌部材202は停止している状態より変形して回転する。従って、図4(b)−2のように回転中心軸203の外部からの拘束を解除した場合に、自由状態に復元する力が作用する。このとき、先端が図示矢印A方向に復元する抵抗と、回転中心軸が図示B方向に回転して復元する抵抗とでは、回転中心軸の拘束が解除されている状態においては後者の方が小さいので、回転中心軸が図示B方向に回転し、同時にギア204が図示C方向に回転する現象が発生する。
以上説明した通り、バッファー部内のトナーが減少した状態で回転中心軸の外部からの拘束を解除したときには回転中心軸が回転しないが、バッファー内にトナーが十分存在する状態で回転中心軸の外部からの拘束を解除したときには回転中心軸が回転する、という違いがある。
以下、本実施の形態のバッファー部のトナー有無検出動作について説明する。
図2において1は回転検知手段であり、1aは回転を伝達するギア、1bはフォトインタラプタ、1cはエンコーダである。
201はバッファー部、202は例えばPET等のシート材から成る攪拌部材、203は攪拌部材202が固定された回転中心軸、204は回転中心軸の端部に同軸的に固定された回転駆動伝達手段となるギア、205はギア204を駆動する駆動ユニットであり、205aを中心に回動可能に支持されており、ギアに回転駆動を伝達する駆動状態と、ギアに対するバッファー部の外からの力の作用を受けないような自由状態とを切り換えることが可能な切り換え手段の機能を持っていることは前述の通りである。
図2(a)はバッファー部内のトナーが減少した状態で回転中心軸の外部からの拘束を解除したときの図、図2(b)はバッファー内にトナーが十分存在する状態で回転中心軸の外部からの拘束を解除したときの図である。前述の通り、図2(a)においてはギア204と回転中心軸203が回転せず、図2(b)においてはギア204と回転中心軸203が図示方向に回転するが、この現像が回転検出手段1のフォトインタラプタ1bとエンコーダ1cによって検出可能構成になっている。
以下、トナーの消費に伴ってバッファー部のトナーが減少した場合にバッファー部へトナーを補充する動作について説明する。
図1において、1は回転検知手段であり、1aは回転を伝達するギア、1bはフォトインタラプタ、201はバッファー部、202は例えばPET等のシート材から成る攪拌部材、203は攪拌部材202が固定された回転中心軸、204は回転中心軸の端部に同軸的に固定された回転駆動伝達手段となるギア、205はギア204を駆動する駆動ユニットであり、205aを中心に回動可能に支持されており、ギア204に回転駆動を伝達する駆動状態と、ギア204に対するバッファー部の外からの力の作用を受けないような自由状態とを切り換えることが可能な切り換え手段の機能を持っていることは前述の通りである。
攪拌部材202は、駆動ユニット205からギア204と回転中心軸203を経由して回転駆動を受けることによって回転し、バッファー部201内でトナーが固まることを防止するためにトナーをほぐす作用とバッファー部201内のトナーを補給スクリュー308と連通する孔へ向かって長手方向(紙面に垂直な方向)へ搬送する作用とトナーをその孔から押し出して補給スクリュー308へ落下させる作用を成すために設けられており、例えばPET等のシート材を用いることが一般的である。
本実施の形態の動作においては、バッファー部内201内のトナーを減少を確認するために、駆動ユニット205がギア204から離間し、ギア204に対するバッファー部の外からの力の作用を受けないような自由状態へ切り換える。このとき、バッファー部201内にトナーが十分存在する状態では、回転中心軸203が回転するので回転検知手段1によって回転が検知され、トナーの消費に伴ってバッファー部のトナーが減少した状態では回転中心軸が回転しないので、回転検知手段1によって回転が検知されないことは前述の通りである。
回転検知手段1が回転を検知している間はバッファー部201内にトナーが十分存在すると判断し通常の動作を継続するが、回転検知手段1が回転を検知しなくなった場合、バッファー部201内のトナーが減少したと判断する。バッファー部201内のトナーが減少したと判断すると、トナー貯蔵部312内の攪拌部材313が回転することによってトナーがトナー貯蔵部312からバッファー部201へ補充される。
攪拌部材313は回転することによってトナー貯蔵部312内でトナーが固まることを防止するためにトナーをほぐす作用とトナー貯蔵部312内のトナーをバッファー部201へ連通する孔へ向かって長手方向(紙面に平行な方向)へ搬送する作用とトナーをその孔から押し出してバッファー部201へ落下させる作用を成すために設けられており、例えばPET等のシート材を用いることが一般的である。
そして、トナー貯蔵部312の攪拌部材313を十分回転させた後に、バッファー部内201内にトナーが十分充填されたことを確認するために、駆動ユニット205がギア204を駆動した後に離間し、ギア204に対するバッファー部の外からの力の作用を受けないような自由状態へ切り換える。このとき、バッファー部201内にトナーが十分存在するならば、回転中心軸203が回転するので回転検知手段1によって回転が検知され、トナーが十分充填されたことが確認さて再び、通常のトナー補給動作に戻ることができる。又、このとき、回転検知手段1によって回転が検知されない場合はトナーがバッファー部201に補充されない、つまりトナー貯蔵部にもトナーが無いと判断することができ、トナー無し表示手段314へ表示しユーザーへ知らしめる。
トナー貯蔵部312は着脱可能になっている場合と装置に固定されている場合がある。着脱可能になっている場合は、トナー貯蔵部312は一般にトナーカートリッジと呼ばれトナーが無くなった場合は312ごと交換することによってトナーを充填する。又、装置に固定されている場合は、トナー貯蔵部312へ別のトナー容器から直接トナーを充填する。
以上説明した通り、本実施の形態の画像形成装置では、バッファー部201に設けられた回転検知手段1が回転を検知している間はバッファー部201内にトナーが十分存在すると判断し通常の動作を継続するが、回転検知手段1が回転を検知しなくなるとバッファー部201のトナーが減少したと判断し、トナー貯蔵部312からのトナーの補充してバッファー部201内に常にトナーを一定量以上満たしておくという作用(トナー量安定作用)とトナー貯蔵部312からバッファー部201内へトナーを補充する動作を一定時間以上継続しても回転検知手段1が回転を検知しない時にトナー貯蔵部312にトナーが無いことを判定し、使用者にトナーカートリッジの交換又はトナーの充填を促す作用(トナー無し検出作用)を実現できている。つまり、本実施の形態によれば、簡素、安価、高信頼性のフォトインタラプタを利用した回転検知手段を用いることで、電気式又は光学式のトナーを直接検知するセンサを使用した場合と同様の機能が実現できる。
図1においては図を見易くするために、感光ドラム309と現像容器305とバッファー部201の長手方向を紙面と垂直な方向に、補給スクリュー308とトナー貯蔵部312の長手方向を紙面と平行な方向に描いているが、実際にはこれらの長手方向は同一の方向となっていることが一般的である。
本発明の動作において、最も重要な動作は攪拌部材の逆転現象であることは言うまでもない。そのため、攪拌部材の弾性や回転速度や回転角はその逆転現象を発生し易く設定する必要がある。しかし、そうすると本来の攪拌・搬送・排出機能が損なわれる可能性がある。このような場合は、攪拌・搬送・排出機能優先の第1の攪拌部材とトナー量検出のため逆転現象優先の第2の攪拌部材を設ければ良い。
又、本発明の動作において、最も重要な動作は攪拌部材の逆転現象であるから、この逆転現象を起こし易くすることによって動作の信頼性を向上させることができる。この逆転現象は前述の通りトナーの抵抗によって発生する現象であるから、トナーの抵抗を受け易い状態において、切り換え手段が駆動状態から自由状態に切り換えるべきである。従って、本実施の形態のように、攪拌手段が回転中心軸から略鉛直下向きに延在しているタイミングで切り換え手段が駆動状態から自由状態に切り換える動作をするように制御すれば、動作の信頼性を更に向上させることができる。
前述の通り、トナー貯蔵部は着脱可能なカートリッジ構成でも、本体据え置きの構成でも同様の効果が得られる。
本実施の形態では、転写手段の動作の説明を省略したが、感光ドラムのトナー像を直接記録紙へ転写する方式でも、感光ドラムのトナー像を中間転写媒体を介して直接記録紙へ転写する方式でも、同等の効果が得られる。
又、本実施の形態では、2成分式の現像方式の例について説明したが、1成分式の現像方式であっても同様の効果を持つ構成は実現可能である。
更に、本実施の形態では、現像器が1つの画像画像形成装置の例を説明したが、現像器が複数ある多色印刷方式でも、同様の効果を持つ構成は実現可能である。
本発明に係る画像形成装置本体の全体図である。 本発明に係る画像形成装置のバッファー部の説明図である。 本発明に係る画像形成装置のバッファー部の説明図である。 本発明に係る画像形成装置のバッファー部の説明図である。 本発明の画像形成装置本体の全体図である。
符号の説明
1 回転検出手段
1a ギア
1b フォトインタラプタ
1c エンコーダ
201 バッファー部
202 攪拌部材
203 回転中心軸
204 ギア
205 駆動ユニット

Claims (7)

  1. 現像剤となるトナーを蓄えたトナー貯蔵部と、前記トナー貯蔵部からトナーの補給を受けることが可能なバッファー部と、感光体と、前記バッファー部からトナーの補給を受けることが可能で前記感光体に対してトナーを可視像に現像することが可能な現像器と、前記感光体のトナー像を転写材に転写する転写手段と、を有する画像形成装置において、
    前記バッファー部内に設けられ弾性変形可能な部位を有する攪拌部材と、前記攪拌部材が固定され少なくとも一端が前記バッファー部の外部へ突き出した回転中心軸と、前記回転中心軸の前記バッファー部の外部へ突き出した端部に同軸的に固定された回転駆動伝達手段と、前記回転駆動伝達手段に回転駆動を伝達する駆動状態と、前記回転駆動手に対する前記バッファー部の外からの力の作用を受けないような自由状態とを切り換えることが可能な切り換え手段と、前記回転駆動手段が一定以上の角度回転したことが検出可能な回転検知手段と、を備え、
    前記切り換え手段が駆動状態から自由状態に切り換えた時に、前記回転駆動手段が一定以上の角度回転したことを回転検知手段が検出した場合、バッファー部内にトナーが十分に充填されていると判断し、前記切り換え手段が駆動状態から自由状態に切り換えた時に、前記回転駆動手段が一定以上の角度回転したことを回転検知手段が検出しない場合、バッファー部内にトナーが十分に充填されていないと判断することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記バッファー部内にトナーが十分に充填されていないと判断したとき、前記トナー貯蔵部にもトナーがないと判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記トナー貯蔵部は、装置に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記攪拌部材は、樹脂製のシート材であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記回転駆動伝達手段は、歯車であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記回転検知手段は、受光部と発光部から成るフォトインタラプタと前記フォトインタラプタの受光部と発光部を遮蔽することが可能な遮蔽部材を含むことを特徴とする請求項1〜5のの何れかに記載の画像形成装置。
  7. 前記切り換え手段が駆動状態から自由状態に切り換えた状態において、前記攪拌手段の少なくとも一部が回転中心軸から鉛直下向きを中心として±45°の範囲に延在していることを特徴とする請求項1〜6のの何れかに記載の画像形成装置。
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