JP2006193926A - 錠装置 - Google Patents

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JP2006193926A
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Abstract


【課題】

既設の錠装置の交換や、多種数の錠を組合わせた錠装置の提供を容易に行なうことがで

きる錠装置を提供することにある。

【解決手段】

左右1対の側方部材32,33,62,63でもって、錠を構成する各種構成部品を固定、また

は摺動自在、あるいは回転自在に支持してなる複数の錠30,60が、1枚のフロント25に取

付けられ、該複数の錠30,60を覆う高硬度錠保護部材20が、前記フロント25または前記複

数の錠30,60に一体に取付けられたものである。

【選択図】 図6

Description

本発明は、複数の錠が1枚のフロントに取付けられた錠装置に関するものである。
鍵でデッドボルトが開閉操作される本締り錠と、ノブ、レバーハンドル、プッシュプルハンドル、または、サムラッチハンドル等でラッチが開閉操作される空錠がケーシングに組付けられた錠装置(特許文献1および、特許文献2参照)があった。
特開2004−76414号公報 特開2000−192696号公報
特許文献1および特許文献2に示される本締り錠と空錠とを備えた錠装置では、扉枠体の錠止開口の寸法や2個以上錠止開口間隔や、錠が取付けられる扉の開口部分の状況に対応して、デッドボルトおよびラッチの寸法と形状が種々あり、かつデッドボルトおよびラッチ等の錠止部材間の間隔も種々あるため、本締り錠および空錠を構成する各種構成部品を固定するとともに、摺動自在に支持し、かつ回転自在に枢支するケーシングでは、ケーシング寸法、特に上下方向高さがそれぞれ異なったものが多かった。
このため、扉に取付けられて実際に使用されている錠装置が、破壊され易く、または、ピッキングされ易い場合には、頑丈な錠装置と交換しようとしても、現在使用されているケーシングに適合した大きさのケーシングを備えた錠装置を、錠メーカや錠を取扱う流通業者が多数用意することは、コスト高となり、扉に取付けられた既存の錠を錠に交換することが困難であった。
また、鋼製扉に鋼製枠体に取付けられた錠装置では、別な寸法の錠装置に取替えようとして、鋼製扉および鋼製枠体の開口部分を加工することも、極めて困難である。
さらに、同一規格の鋼製扉と鋼製扉枠体とを多数有するマンションの如き建築物において、入居者の色々な要望に応えるように、多種数の錠を組合せた錠装置を予め用意することも、コストの面で困難であった。
本発明は、このような難点を克服した錠装置の改良に係り、既設の錠装置の交換や、多種数の錠を組合わせた錠装置の提供を容易に行なうことができる錠装置を開発することを課題としている。
請求項1記載の発明は、左右1対の側方部材でもって、錠を構成する各種構成部品を固定、または摺動自在、あるいは回転自在に支持してなる複数の錠が、1枚のフロントに取付けられ、該複数の錠を覆う高硬度錠保護部材が、前記フロントまたは前記複数の錠に一体に取付けられたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、前記高硬度錠保護部材は、左右2分割されていることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、前記高硬度錠保護部材は左右2分割され、該左右2分割された前記高硬度錠保護部材の少なくとも一部が、それぞれ前記フロントの左右両側部に一体に形成された取付け部の内側面に係止されていることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、前記複数の錠は、デッドボルトを備えた錠と、ラッチを備えた空錠とで構成されたことを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、前記複数の錠は、鍵またはサムターンで施解錠される本締り錠と、ノブまたはレバーハンドル、プッシュプルハンドル、サムラッチハンドル等の錠止解除部材でラッチボルトが退入される空錠で構成されたことを特徴とするものである。
請求項1記載の発明においては、寸法の異なる多種類のフロントおよび高硬度錠保護部材を用意し、複数の錠の各左右1対の側方部材をそれぞれ所定の寸法規格に形成するとともに、前記複数の錠にそれぞれ付設されたデッドボルト、ラッチ等の錠止部材の相互間隔を所要の寸法に合致させるように、該複数の錠を所要の寸法のフロントに取付けることにより、所要の相互間隔を有する錠止部材を備えた錠装置を扉の開閉端開口部に容易に取付けることができる。
また、寸法の異なったフロントおよび高硬度錠保護部材を多種類用意するだけで、複数の錠の各錠止部材の相互間隔の異なった多種類の錠装置を簡単に構成することができるので、扉枠体の錠止開口や、扉の錠取付け開口に適合した錠装置を扉の錠取付け開口に直ちに取付けることができる。
さらに、フロントに取付けられる左右1対の側方部材と、錠を構成する各種構成部品とを共通化して、部品点数を大巾に削除しても、扉枠体の錠止開口や、扉の錠取付け開口に適合した錠装置を提供できるので、錠を構成する各種構成部品を少ない品種に設定して量産化を図り、大巾なコストダウンを達成することができる。
さらにまた、少数の規格化された色々な種類の錠を揃えることにより、錠メーカは顧客や問屋の要望に応じて直ちに出荷することができるので、錠を構成する各種構成部品の在庫を最小限に削減して、在庫コストを節減することができる。
また、扉や扉枠体が、通常のそれらと寸法と著しく異なっても、寸法の異なる左右1対の側方部材やフロントを多種数用意するだけで、これに容易に対応することができる。
さらに、種類の異なる錠の上下位置関係を逆にした錠装置も、フロントに対する錠の取付け位置関係を変更するだけでよいので、このような錠装置を低コストで簡単に製造することができる。
しかも、複数の錠を高硬度保護部材で覆ったため、錠装置全体の強度、剛性が高まり、錠装置の機械的な力や衝撃による破壊が困難であるとともに、ドリルによる破壊も困難であり、防犯性能が著しく向上する。
請求項2記載の発明によれば、高硬度錠保護部材をフロントまたは複数の錠に容易に取付けることができるとともに、コストダウンを図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、左右2分割された高硬度錠保護部材が、フロントに係止されて分解が困難となり、錠装置全体の耐破壊性を一段と向上させることができる。
請求項4記載の発明によれば、デッドボルトを備えた通常の錠またはその他の特殊な錠と、ラッチを備えた通常の錠またはその他の特殊な錠とよりなる錠装置をやはり容易に得ることができる。
請求項5記載の発明によれば、本締り錠と空錠とで構成される一般に良く利用されている錠装置を容易に得ることができる。
以下、図1ないし図19に図示された本発明の一実施形態について説明する。
本発明の錠装置1は、図1に図示されるコンクリート製建物の壁0の開口部0aを開閉自在に塞ぐように設けられた鋼板製の扉2の戸先2aの内方に、図3ないし図5に図示されるように配設されている。
また、鋼板製扉2は、図2ないし図4および図5に図示されるように、2枚の鋼板の外周部を内方へ直角に折曲げて、その内側端縁部2bを相互に突合せ、その突合せ部を溶接等で相互に一体に結合した最中形状に形成されている(図5の右部分参照)。この扉2の戸先2a内においては、図3に図示されるように、錠装置1が設けられる上下位置の突合せ端縁部2bのみが欠除され、横断面形状がコ字形状の戸先補強材3の底面部3aが、扉2の欠除されていない突合せ端縁部2bに当接された状態で扉2の側面部2dに戸先補強材3の側面部3bが溶接等で一体に結合され、突合せ端縁部2bが欠除された部分の戸先2aと、これに相対した戸先補強材3の底面部3aとに、上下に細長い矩形状開口2c、3c(図3参照)が形成されている。
さらに、壁0の開口部0aには、図1に図示されるように、扉2の戸尻2bを枢支するための枠4が、図4および図5に図示されるように壁0に埋設されている。すなわち、枠4の両端縁部4dにアンカー5が溶接で一体に結合されており、枠4が壁0にコンクリート打設された後では、壁0のコンクリートがアンカー5に一体に付着硬化して、枠4が壁0に強固に固定されるようになっている。
さらにまた、扉2の戸先2aに相対した枠4の扉対向面部4aには、図4に図示されるように、横断面形状がコ字状に形成された取付けステー6が扉2の開口2cと略同じ高さに位置して、図5に図示されるように、取付けステー6の両側面部6bが枠4の両側面部4bに溶接等で一体に結合され、戸先補強材3の開口3cと対向し戸先補強材3の開口3cよりも上下長さが僅かに長い開口4cが、枠4の扉対向面部4aに形成されるとともに、取付けステー6の扉対向面部6aにも、開口4cに対応した個所で該開口4cよりも上下長さが短い開口6cが形成され、この取付けステー6の開口6cにストロングボックス8の箱部8aが遊嵌されるとともに、ストライク7の戸当り部7aの上下部とストロングボックス8の上下部8bとが重ねられ、かつストライク7の戸当り7aが枠4の扉対向面部4aの開口4cに嵌合した状態で、該ストライク7の戸当り部7aの上下部とストロングボックス8の上下部8bとにネジ9が貫通し、取付けステー6の扉対向面部のネジ孔6dに螺着されるようになっている。
そして、ストライク7の戸当り7aの外面が、枠4の扉対向面部4aの外面と面一となるように、枠4の戸当り7aに対する取付けステー6の扉対向面部6aの取付け位置と、ストライク7の板厚とストロングボックス8の上下部8bの板厚とが適正に選定されている。
なお、ストライク7の戸当り部7aの先端部7bは、図2に図示されるように枠4の両側面部4bに向って滑らかに弯曲し、ストライク7の戸当り部7aの略中央に開口7cが形成され、開口7cの先端部7b寄りに滑らかに弯曲したガイド片7dが形成されている。
また、図2および図5に図示されるように、枠4の扉対向面部4aに隣接した凹部4eにエアタイトゴム10が嵌装されており、扉2が閉じられて枠4に当接する際の衝撃力がエアタイトゴム10の弾性力でもって緩衝されるようになっている。
錠装置1は、図6に図示されるように、本締り錠30と、空錠60と、本締り錠30および空錠60を収容して保護する錠保護部材たる保護ケース20と、本締り錠30、空錠60および保護ケース20が取付けられたフロント25とよりなっている。
本締り錠30および空錠60を左右方向、上下方向および後方から覆う保護ケース20は、左右2分割され、この2分割された左保護ケース部分21、右保護ケース部分22は、本締り錠30および空錠60の左右両側部を覆うように、左保護ケース部分21、右保護ケース部分22、左錠ケース部分32、右錠ケース部分33、および左錠ケース部分62、右錠ケース部分63を貫通して左保護ケース部分21に螺着されるネジB1でもって、本締り錠30の左錠ケース部分32、右錠ケース部分33および空錠60の左錠ケース部分62、右錠ケース部分63に一体に結合されている。
なお、明細書または特許請求の範囲において、前後方向、左右方向および上下方向は、フロント25の正面を前面26dとしたときの前後方向、前面26dから見て後述する駆動体35の回動軸線L1に平行な左右方向、および前後方向と左右方向に直交する上下方向である。さらに、径方向は、駆動体35の回動軸線L1を中心とする方向である。また、左方および右方は、左右方向での一方向または他方向であり、上方および下方は、上下方向での一方向または他方向である。
各左右保護ケース部分21,22は、例えば冷間圧延鋼により形成され、表面硬化処理としての浸炭が施されることにより、例えば700Hvの表面硬度を有し、ドリルなどによる破壊を困難とするような高硬度を有する部材である。
また、本締り錠30の左右錠ケース部分32,33および空錠60の左右錠ケース部分62,63は、保護ケース20の左右保護ケース部分21,22と同一の組成の冷間圧延鋼であるが、これら左右錠ケース部分32,33、62,63には、浸炭が施された表面硬化処理がなされていない。
図8〜図11を参照すると、左右の保護ケース部分21,22には、本締り錠30を施錠および解錠操作するためのサムターン16および錠シリンダ15がそれぞれ挿入される開口21a,22aが設けられ、さらに空錠60を係合解除操作するための係合解除用操作部材としてのレバーハンドル17が挿入される開口21b,22bが設けられる。また、各左右保護ケース部分21,22は、孔21c,22cに挿通されるネジB1(図6,図7参照)により後述する錠ケース31および錠ケース61に取り付けられる。なお、係合解除用操作部材は、ノブ、プッシュプルハンドルまたはサムラッチハンドルなど、レバーハンドル17以外の部材であってもよい。
図6,図7,図11を参照すると、板状のフロント25は、引き抜き加工により形成され、後述するデッドボルト50が施錠および解錠操作に応じて、およびラッチボルト70が係合および係合解除操作に応じてそれぞれ挿通可能な開口26a,26bが設けられた本体26と、本体26の左右の側縁に沿って上下方向に延びると共に後方に向かって突出する1対の取付部27,28とを有する。フロント25は、本体26の孔26cに挿通されるネジにより扉2に取り付けられ、各取付部27,28には、本締り錠30、空錠60および保護ケース20が取り付けられる。
箱錠である本締り錠30は、各取付部27,28に固定手段としてのネジB2により取り付けられる左右1対の錠ケース部分32,33からなる錠ケース31と、サムターン16および錠シリンダ15による施錠および解錠操作に応じて回動軸線L1を中心に回動する駆動体35と、駆動体35を回動自在に支持する支持部40と、駆動体35により駆動されて、フロント25の前面26dから突出している施錠状態および前面26dから後退している解錠状態となる位置に移動するデッドボルト50と、デッドボルト50を、開口26aを貫通してフロント25の前面26dに対して前後方向で最も突出した位置である施錠位置と開口26aから錠ケース31内に渡って前面26dに対して前後方向で最も後退した位置である解錠位置とに保持する保持部材55とを備える。
併せて図12,図13を参照すると、左錠ケース部分32には、左右方向で開口21a(図8も参照)と整合する位置にサムターン16の筒状の外ケース16aが挿入される開口32aが設けられ、右錠ケース部分33には、左右方向で開口22a(図9も参照)と整合する位置に錠シリンダ15の筒状の外筒15aが挿入される開口33aが設けられる。両左右錠ケース部分32,33は、各左右錠ケース部分32,33の嵌合孔32b,33bに嵌合する複数の板状のスペーサS1,S2と、複数の円柱状のスペーサS3〜S5とにより左右方向での間隔が規定された状態で一体に結合される。このとき、右錠ケース部分33には、左錠ケース部分32の嵌合孔32cに嵌合した後にカシメられて結合されるスペーサS3〜S5のネジ孔S3a〜S5aにねじ込まれるネジが挿通する孔33cが設けられる。また、各左右錠ケース部分32,33には、後述する左右中ケース部分42,43およびスペーサ44のの凸部42e,43e,44e;42f,43f,44fが嵌り込む凹部32d,33d;32e,33eと、後述するロックピン52の両端部52a,52bがそれぞれ摺動自在に嵌合する案内孔32f,33fからなる案内部が設けられる。
図7,図10,図11,図14を参照すると、駆動体35は、錠シリンダ15において外筒15aに回動自在に支持されて鍵が挿入される内筒15bおよびサムターン16において外ケース16aに回動自在に支持されて摘み部16cと一体の軸部16bが回動方向で係合する円筒状のハブ36と、ハブ36から径方向外方に延びてハブ36と一体に回動するアーム状のカム37とを有する。ハブ36に一体成形されたカム37は、デッドボルト50と当接する当接部としての先端部37aと、左右方向でカム37の両側に設けられるとともに径方向で先端部37aとハブ36との間に設けられる左右1対の肩部37b,37cと、各肩部37b,37cよりも径方向内方であって各肩部37b,37cとハブ36との間に設けられる薄肉部37eとを有する。このため、カム37の厚み(左右方向での幅である。)は径方向で段階的に変化し、先端部37aの厚みは肩部37b,37cの厚み以上であり、薄肉部37eの厚みは肩部37b,37cの厚みよりも小さい。そして、薄肉部37eはカム37において最も厚みが小さい部分である。
先端部37aは、カム37が施錠方向(図7において時計方向)に回動するとき、ロックピン52に当接して、デッドボルト50を解錠位置から施錠位置まで施錠方向(図7に示される方向)に移動するように駆動し、カム37が解錠方向(図7において反時計方向)に回動するとき、後述する後端部51aに当接してデッドボルト50を施錠位置から解錠位置まで解錠方向(図7に示される方向)に移動するように駆動する。また、各肩部37b,37cと薄肉部37eとで、後述する1対の補強部42b1,43b1がそれぞれ嵌合する左右1対の嵌合空間38,39が形成される。一方、ハブ36の外周には、薄肉部37eと同じ厚みのフランジ36aが薄肉部37eに連なって回動方向に連続して設けられる。この実施形態において、駆動体35は、回動軸線L1と直交する平面を対称面として有する形状に形成されている。
図7,図10,図11,図15〜図17を参照すると、駆動体35を回動自在に支持すると共に左右方向での駆動体35の移動を規制する支持部40は、各左右錠ケース部分32,33に一体に取り付けられて設けられるとともにハブ36が摺動自在に嵌合する嵌合孔42a,43aが設けられた左右1対の中ケース部分42,43からなる中ケース41と、中ケース41に摺動自在に嵌合する駆動体35が回動自在となるように左右方向での両左右中ケース部分42,43の間隔を規定する間隔規定部としての1対のスペーサ44とから構成される。
板状の各左右中ケース部分42,43には、1対の補強部42b1,43b1と、後述するネジB3が挿入される孔または切欠きからなる1対の挿入部42c,43cが設けられ、さらに、前縁に屈折部42d,43d、上縁に凸部42e,43e、後縁に凸部42f,43f、上部に凹部42h,43hおよび下部に凹部42k,43kが、いずれも位置決め部として設けられる。円孔からなる嵌合孔42a,43aは、それら挿入部42c,43cに挟まれる位置であって挿入部42c,43cに隣接している。そして、両嵌合孔42a,43aには、ハブ36の被支持部としての左右方向での両端部36b,36c(図14も参照)がそれぞれ嵌合する。
両補強部42b1,43b1は、各嵌合孔42a,43aの周縁部42b,43bの一部により構成される円弧状の部分であり、駆動体35が各左右中ケース部分42,43に摺動自在に支持された状態で、1対の嵌合空間38,39にそれぞれ嵌合する。それゆえ、補強部42b1,43b1は、駆動体35において径方向で回動軸線L1と先端部37aとの間に対応する位置、より具体的には、径方向でハブ36と肩部37b,37cとの間に対応する位置にある。そして、カム37が回動するとき、嵌合空間38,39に嵌合する補強部42b1,43b1に対して肩部37b,37cおよび薄肉部37eが摺動すべく、両補強部42b1,43b1は、それぞれ、外周側で肩部37b,37cの段差面37b1,37c1に摺接し、内周側でボス36の端部36b,36cに摺接する。さらに、図7,図10を参照すると、デッドボルト50が施錠位置にあるとき、補強部42b1は、左側面のほぼ全面で外ケース16aに摺接し、補強部43b1は右側面のほぼ全面で外筒15aに摺接する。
図7,図10,図11,図17を参照すると、板状の各スペーサ44には、施錠位置および解錠位置との間で前後方向に移動するデッドボルト50に対応したカム37およびハブ36の回動を可能とする凹部44aと、ネジB3が挿入される孔または切欠きからなる1対の挿入部44cと、施錠位置を規定する施錠側ストッパ部44mと、解錠位置を規定する解錠側ストッパ部44nとが設けられ、さらに、上縁に凸部44e、後縁に凸部44f、上部に凹部44hおよび下部に凹部44kが、いずれも位置決め部として設けられる。凹部44aは、ハブ36のフランジ36aが収容される孔部44a1と、孔部44a1に連なるとともに薄肉部37eおよび肩部37b,37cを含めてカム37が両ストッパ部44m,44nの間で回動する範囲に渡って設けられる切欠部44a2とから構成される。
両左右中ケース部分42,43および両スペーサ44は、屈折部42d,43dの側縁が左右錠ケース部分32,33の内面に接触し、凸部42e,44e;43e,44eが各左右錠ケース部分32,33の凹部32d,33dに、凸部42f,44f;43f,44fが凹部32e,33eにそれぞれ嵌合し、さらに凹部42h,43h,44h;42k,43k,44kに1対のスペーサS3,S4が嵌合することにより、各左右錠ケース部分32,33に位置決めされて、固定される。そして、ハブ36が嵌合孔42a,43aおよび凹部44aの孔部44a1により構成される収容孔に収容され、カム37の薄肉部37eが凹部44aの切欠部44a2に収容されることから、駆動体35は支持部40に収容される。
図11に図示されるように、2枚重ねられたスペーサ44の両側に中ケース41の各左中ケース部分42、右中ケース部分43がそれぞれ重ねられ、さらに左中ケース部分42、右中ケース部分43の両側にサムターン16、錠シリンダ15の両端面が当接され、錠シリンダ15の外筒15aに設けられた雌ネジの底部に鋼球45が装入され、サムターン16の外ケース16a、左中ケース部分42、スペーサ44、スペーサ44、右中ケース部分43を貫通したネジB3の雄ネジ部が、錠シリンダ15の外筒15aの雌ネジに螺着されることにより、中ケース41の左中ケース部分42、右中ケース部分43とスペーサ44とは錠シリンダ15の外筒15aとサムターン16の外ケース16aとに挟持されるようになっている。
図11を参照すると、両左右中ケース部分42,43および両スペーサ44を挟む左右の両側には、挿入部44cに挿入される1対のネジB3により互いに締結される錠シリンダ15およびサムターン16が、開口21a,32a;22a33aに挿入されて配置される。そして、錠シリンダ15およびサムターン16が1対のネジB3により締結された状態で、両左右中ケース部分42,43および両スペーサ44は、錠シリンダ15の外筒15aおよびサムターン16の外ケース16aにより、周縁部42b,43bおよび各スペーサ44の孔部44a1の周縁部44b(図17も参照)において締め付けられて、挟持される。
図7,図10を参照すると、デッドボルト50は、コ字状の断面を有する棒状の本体51と、施錠位置でカム37の先端部37aと当接する施錠側当接部であるロックピン52と、扉2が取り付けられる枠体に設けられる挿入孔3に本体51とともに挿入される鎌部53とを有する。
本体51の後端部51aは、カム37が解錠方向に回動するときに先端部37aが当接する解錠側当接部を構成する。本体51に保持されて本体51と一体に前後方向に移動可能なロックピン52の両端部52a,52bが、案内孔32f,33fに案内されて前後方向に移動することで、デッドボルト50が左右錠ケース部分32,33を摺動して案内される。また、3枚の板状部材で構成されるとともに本体51に取り付けらた支持軸53cに揺動自在に支持される鎌部53は、前端部の鉤部53aと、支持軸53cの近傍の嘴部53bとを有する。
図7を参照すると、保持部材55は、デッドボルト50の本体51に上下方向に摺動自在に支持されるとともに先端部37aに当接する当接部56aを有する押圧体56と、押圧体56と本体51との間に配置されて押圧体56をカム37に当接するように付勢するバネ57とから構成される。押圧体56は、デッドボルト50が施錠位置および解錠位置にあるとき、バネ57の弾発力でカム37を、それぞれストッパ部44m,44nに押付ける。
それゆえ、支持部40を固定支持し、駆動体35を支持部40を介して回動自在に支持し、デッドボルト50を摺動自在に支持する両左右錠ケース部分32,33は、駆動体35、支持部40、デッドボルト50に対して、少なくとも左右方向での側方に配置される1対の側方部材である。
図7を参照すると、箱錠である空錠60は、各取付部27,28に固定手段としてのネジB2により取り付けられる左右1対の錠ケース部分62,63(図18,図19参照)からなる錠ケース61と、レバーハンドル17よる係合解除操作に応じて回動軸線L2を中心に回動する駆動体65と、駆動体65により駆動されて、フロント25の前面26dから突出してストライク4と係合する係合状態および前面26dから後退してストライク4と係合しない係合解除状態となる位置に移動するラッチボルト70と、ラッチボルト70を係合解除位置から開口26bを貫通して前面26dに対して前後方向で最も突出した位置である係合位置に戻す戻し部材75とを備える。
併せて図18,図19を参照すると、各左右錠ケース部分62,63には、駆動体65のハブ66を回動自在に支持する嵌合孔62a,63aが設けられる。また、両左右錠ケース部分62,63は、スペーサを兼ねる後述するバネ受け76と、円柱状のスペーサS6とにより左右方向での間隔が規定された状態で一体に結合される。このとき、右錠ケース部分63には、左錠ケース部分62の嵌合孔62cに嵌合した後にカシメられて結合されるスペーサS6のネジ孔S6aにねじ込まれるネジが挿通する孔63cが設けられる。
各左右錠ケース部分62,63に回動自在に支持される駆動体65は、レバーハンドル17の軸部が係合する円筒状のハブ66と、ハブ66から回動軸線L2に対して径方向外方に延びてハブ66と一体に回動する第1,第2レバー67,68とを有し、ハブ66および両レバー67,68が一体成形された部材である。
ラッチボルト70は、第1レバー67と当接する当接部71aが設けられた本体71と、本体71に結合されるラッチヘッド72とを有する。左右方向での当接部71の両端部は各左右錠ケース部分62,63に設けられた案内部を構成する案内孔62f,63fに嵌合して前後方向に移動することで、ラッチボルト70が左右錠ケース部分62,63を摺動して案内される。
戻し部材75は、両左右錠ケース部分62,63の嵌合孔62b,63bに保持されるバネ受け76とラッチヘッド72との間に配置されてラッチボルト70を係合方向に付勢する第1戻しバネ77と、左錠ケース部分62に一体成形されて設けられる固定バネ受け78と左錠ケース部分62に前後方向に移動可能に支持される可動バネ受け79との間に配置される第2戻しバネ80と、スペーサS6により構成されて係合位置を設定するストッパとを備える。第2戻しバネ80は、可動バネ受け79と当接する第2レバー68を介して、駆動体65が係合方向に回動するように駆動体65を付勢する。
図6,図7を参照すると、以上のような構造の本締り錠30および空錠60は、保護ケース20内に収容された状態で、それぞれ両取付部27,28に取り付けられる。このとき、図7に示されるように、各左右保護ケース部分21,22の一部である上壁21d,22dおよび下壁21e,22eの突出端である前端部21d1,22d1;21e1,22e1(図8,図9参照)が1対の取付部27,28に左右方向で締め付けられることにより、各左右保護ケース部分21,22がフロント25に取り付けられる。これにより、本締り錠30および空錠60がフロント25に取り付けられると同時に、各保護ケース部分21,22がフロント25に取り付けられることになるので、錠装置1の組立性が向上する。
より具体的には、本締り錠30の両左右錠ケース部分32,33は、錠ケース31内に駆動体35、支持部40、デッドボルト50および保持部材55が収容された状態で、そして空錠60の両左右錠ケース部分62,63は、錠ケース61内に駆動体65、ラッチボルト70および戻し部材65が収容された状態で、しかも各左右保護ケース部分21,22がネジ孔32k,62k;33k,63kにねじ込まれるネジB1により各錠ケース部分32,62;33,63に結合された状態で、該ネジB1と同じ締付方向である左右方向でネジB2によりフロント25に締結される。これにより、各保護ケース部分21,22が取り付けられた各錠ケース部分32,62;33,63のフロント25への取付の作業性が向上する。
このように、本締り錠30および空錠60が、それぞれ互いに独立した錠ユニットを構成し、別個にフロント25に取り付けられる。また、複数の錠を構成する本締り錠30および空錠60を覆う保護ケース20が、本締り錠30および空錠60に一体に取り付けられ、さらにフロント25に一体に取り付けられる。
そして、この実施形態によれば以下の作用および効果が奏される。
保護ケース20を構成する左右保護ケース部分21,22と、本締り錠30の錠ケース31を構成する左右錠ケース部分32,33と、空錠60の錠ケース61を構成する左右錠ケース部分62,63は、共に冷間圧延鋼であるので、強度・剛性が高いため、錠装置1全体の強度・剛性が高く、錠装置1は頑丈である。
また、錠装置1における最外部の保護ケース20の左右保護ケース部分21,22には、表面硬化処理として浸炭が施されて、左右保護ケース部分21,22は700HVという極めて高い表面硬度を有するため、扉2の外側からドリルで扉2に孔を明け、さらに保護ケース20の右保護ケース部分22に孔を明けようとしても、右保護ケース部分22に孔を明けることが極めて困難である。
さらに、扉2の外側から錠シリンダ15の外筒15aの雌ネジに向い外筒15aの外側面にドリルの刃先を当て、ドリルで雌ネジ孔の延長線に沿って孔を明けることができたとしても、このドリルの孔を外筒15aの雌ネジ孔よりも大径でなければ、鋼球45が外筒15aの雌ネジ孔に残存するため、この鋼球45が邪魔となって、ネジB3を螺回させることができず、サムターン16の外ケース16aに結合された錠シリンダ15の外筒15aをサムターン16の外ケース16aから分離することができないので、ハブ36を回転させてデッドボルト50を本締り錠30内に退入させることができず、従って、錠装置1を解錠することができない。
さらにまた、図5において、扉2の戸先2aと枠4の扉対向面部4aとの隙間に、図示されないバールの先端を差込んで、扉2を強制的に開けようとしても、扉2の戸先2aと戸先補強材3の底面部3aとに、冷間引き抜き加工されたフロント25の本体26は厚く、かつ本体26の両側部には、取付け部27,28が一体的に形成されて、フロント25の曲げ変形剛性が高く、しかも、枠4の扉対向面部4aの内側に、厚くて頑丈な取付けステー6が配置されて、枠4の扉対向面部4aの変形剛性が高いため、扉2の戸先2aと枠4の扉対向面部4aとの隙間が容易に広がらない結果、扉2の強制的開放が頗る困難である。
以上のように、錠装置1が破壊され難く、扉2の戸先2aおよび枠4の扉対向面部4aとが変形しにくいため、室内への侵入が著しく困難となって、防犯性が極めて高い。
寸法の異なる多種類のフロント26と高硬度の保護ケース20を用意し、本締り錠30の錠ケース31と空錠60の錠ケース61をそれぞれ所定の寸法規格に形成するとともに、前記本締り錠30および空錠60にそれぞれ付設されたデッドボルト50、ラッチボルト70の相互間隔を所要の寸法に合致させるように、該本締り錠30および空錠60を所要の寸法のフロント26に取付けることにより、所要の相互間隔を有するデッドボルト50およびラッチボルト70を備えた錠装置1を扉2の開閉端開口部2cに容易に取付けることができる。
また、寸法の異なったフロント26および高硬度の保護ケース20を多種類用意するだけで、本締り錠30および空錠60のデッドボルト50およびラッチボルト70の相互間隔の異なった多種類の錠装置1を簡単に構成することができるので、枠4のストライク7の錠止開口7cや、扉2の錠取付け開口2cに適合した錠装置1を扉2の錠取付け開口2c、3cに直ちに取付けることができる。
本締り錠30および空錠60を構成する各種構成部品たる錠ケース31〜バネ57、錠ケース61〜戻しバネ80を共通化して、部品点数を大巾に削除しても、枠4の錠止開口7cや、扉の錠取付け開口2cに適合した錠装置1を提供できるので、本締り錠30および空錠60を構成する各種構成部品を少ない品種に設定して量産化を図り、大巾なコストダウンを達成することができる。
さらにまた、少数の規格化された色々な種類の本締り錠30および空錠60を揃えることにより、錠メーカは顧客や問屋の要望に応じて直ちに出荷することができるので、本締り錠30および空錠60を構成する各種構成部品の在庫を最小限に削減して、在庫コストを節減することができる。
また、扉2や枠4が、通常のそれらと寸法と著しく異なっても、寸法の異なる左右1対の左右保護ケース部分21,22やフロント26を多種数用意するだけで、これに容易に対応することができる。
さらに、種類の異なる本締り錠30および空錠60の上下位置関係を逆にした錠装置1も、フロント26に対する錠の取付け位置関係を変更するだけでよいので、このような錠装置1を低コストで簡単に製造することができる。
高硬度錠保護部材である保護ケース20の左右保護ケース部分21,22をフロント26に用意に取付けることができるとともに、コストダウンを図ることができる。
左右2分割された高硬度錠保護部材である保護ケース20の左右保護ケース部分21,22の左保護ケース部分21の前端部21d1,21e1,22d1,22e1が、フロント本体26の取付部27に係止されて分解が困難となり、錠装置1全体の耐破壊性を一段と向上させることができる。
扉2および枠4の寸法が種々変更しても、寸法の異なった保護ケース20の左右保護ケース部分21,22を予め多種類用意するとともに、寸法の異なったフロント25を予め多種類用意しておけば、単一の規格の本締り錠30および空錠60のみでもって、多種類の錠装置1を構成することができるため、扉2への錠装置1の取付けが簡単で容易となり、しかも、本締り錠30および空錠60を多種類用意する必要がなくなり、錠装置1の大巾なコストダウンが可能となる。
前記実施形態では、本締り錠30と空錠60とで錠装置1が構成されているが、本締り錠30の代りにまたは、空錠60の代りに、電気錠や自動錠等が用いられていてもよい。
前記実施形態では、保護ケース20の左保護ケース部分21および右保護ケース部分22における前端部21d1,21e1,22d1,22e1が本体26の取付部27に係止される構造となっていたが、左右保護ケース部分21,22の側壁部の前端部が全面に亘って本体26の取付部27に係止される構造となっていてもよい。
さらに、保護ケース20の左右保護ケース部分21,22は、本締り錠30における錠ケース31、左右錠ケース部分32,33と、空錠60における錠ケース61、左右錠ケース部分62,63を貫通するネジB2でもって本締り錠30、空錠60に固着され、錠ケース31の左右錠ケース部分32,33および錠ケース61の左右錠ケース部分62,63とがネジB1でもってフロント25の取付部27に固着されていたが、保護ケース20の左右保護ケース部分21,22が錠ケース31の左右錠ケース部分32,33および空錠60の左右錠ケース部分62,63とともにネジB1でもってフロント25の取付部27に固着される構造となっていてもよい。
本発明の錠装置を扉に設けた全体斜視図である。 錠装置を備えた扉と枠との要部拡大斜視図である。 錠装置を扉に装着する前の分解斜視図である。 錠装置を扉に装着した状態の扉と枠との要部拡大縦断面図である。 錠装置を扉に装着した状態の扉と枠との要部拡大横断面図である。 本発明が適用された錠装置の一部を仮想線で示す側面図である。 図6の錠装置を部分的に断面で示す三面図である。 図6の錠装置の左保護ケース部分を示す部品図である。 図6の錠装置の右保護ケース部分を示す部品図である。 図7のX−X線での拡大断面図である。 図7のXI−XI線での拡大断面図である。 図6の錠装置の本締り錠の左錠ケース部分を示す部品図である。 図6の錠装置の本締り錠の右錠ケース部分を示す部品図である。 図6の錠装置の本締り錠の駆動体を示す部品図である。 図6の錠装置の本締り錠の左中ケース部分を示す部品図である。 図6の錠装置の本締り錠の右中ケース部分を示す部品図である。 図6の錠装置の本締り錠のスペーサを示す部品図である。 図6の錠装置の空錠の左錠ケース部分を示す部品図である。 図6の錠装置の空錠の右錠ケース部分を示す部品図である。
符号の説明
0…壁、1…錠装置、2…扉、3…戸先補強材、4…枠、5…アンカー、6…取付けステー、7…ストライク、8…ストロングボックス、9…ネジ、10…エアタイトゴム、
15…錠シリンダ、16…サムターン、17…レバーハンドル、
20…保護ケース、21…左保護ケース部分、22…右保護ケース部分、25…フロント、26…本体、27,28…取付部、30…本締り錠、31…錠ケース、32…左錠ケース部分、33…右錠ケース部分、35…駆動体、36…ハブ、37…カム、37b,37c…肩部、37e…薄肉部、40…支持部、41…中ケース、42…左中ケース部分、43…右中ケース部分、42b1,43b1…補強部、44…スペーサ、45…鋼球、
50…デッドボルト、51…本体、52…ロックピン、53…鎌部、56…押圧体、57…バネ、
60…空錠、61…錠ケース、62…左錠ケース部分、63…右錠ケース部分、65…駆動体、66…ハブ、67,68…レバー、
70…ラッチボルト、71…本体、72…ラッチヘッド、75…戻し部材、76,78,79…バネ受け、77,80…戻しバネ、
B1,B2,B3…ネジ、S1〜S6…スペーサ、L1,L2…回動軸線。

Claims (5)

  1. 左右1対の側方部材でもって、錠を構成する各種構成部品を固定、または摺動自在、あるいは回転自在に支持してなる複数の錠が、1枚のフロントに取付けられ、該複数の錠を覆う高硬度錠保護部材が、前記フロントまたは前記複数の錠に一体に取付けられたことを特徴とする錠装置。
  2. 前記高硬度錠保護部材は、左右2分割されていることを特徴とする請求項1記載の錠装置。
  3. 前記高硬度錠保護部材は左右2分割され、該左右2分割された前記高硬度錠保護部材の少なくとも一部が、それぞれ前記フロントの左右両側部に一体に形成された取付け部の内側面に係止されていることを特徴とする請求項2記載の錠装置。
  4. 前記複数の錠は、デッドボルトを備えた錠と、ラッチを備えた空錠とで構成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載の錠装置。
  5. 前記複数の錠は、鍵またはサムターンで施解錠される本締り錠と、ノブまたはレバーハンドル、プッシュプルハンドル、サムラッチハンドル等の錠止解除部材でラッチボルトが退入される空錠で構成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載の錠装置。


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JP2009167741A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気錠取付構造

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