JP2006193330A - 支持手段および支持手段によって積荷を運搬するための昇降機 - Google Patents
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Abstract
【課題】支持手段が横向きにその長手方向に確実にガイドされ得ると共に、その長手方向の周りでの支持手段の過剰な撚り合わせが回避され得るような態様で、支持手段と、その種の支持手段によって少なくとも1つの積荷を運搬するための昇降機とを利用可能とさせる。
【解決手段】支持手段(7)は、一体に撚り合わされまたは編まれたいくつかの張力キャリア(25、26、27、28)からなる少なくとも1つのストランド(20)を備え、且つ支持手段の長手方向に延びると共に、トランクを有する。支持手段(7)の長手方向に延び、且つトランクから側面に突出する少なくとも1つのガイド体(35、36)が、トランクに固定されている。支持手段のトランクは、支持手段(7)を横向きにその長手方向にガイドするように、トランクのための少なくとも1つのガイド面(12、14)に接触させられている。
【選択図】 図3
【解決手段】支持手段(7)は、一体に撚り合わされまたは編まれたいくつかの張力キャリア(25、26、27、28)からなる少なくとも1つのストランド(20)を備え、且つ支持手段の長手方向に延びると共に、トランクを有する。支持手段(7)の長手方向に延び、且つトランクから側面に突出する少なくとも1つのガイド体(35、36)が、トランクに固定されている。支持手段のトランクは、支持手段(7)を横向きにその長手方向にガイドするように、トランクのための少なくとも1つのガイド面(12、14)に接触させられている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、請求項1の導入部分に従った支持手段、およびその種の支持手段によって少なくとも1つの積荷を運搬するための昇降機に関する。
積荷を運搬するための昇降機に使用される支持手段は、通常、一体に撚り合わせられまたは編んで作られたいくつかの張力キャリアからなり、且つ支持手段の長手方向に延びる、少なくとも1つのストランドを備えたトランクを有している。支持手段は、通常、それぞれの積荷に結合され、且つそれらが長手方向に移動可能であるようにして配置されている。制御された態様で支持手段を移動させることができるようにする目的で、支持手段は、通常、横向きに、それらの長手方向にガイドされる。この目的のために、支持手段のトランクは、通常、適切に配置されたガイド面に接触させられている。昇降機においては、支持手段は、通常、プーリ(例えば駆動プーリ)またはローラ(例えば偏向用ローラ)の周囲に配置されたガイド面にてガイドされる。ガイダンスの最適化のために、それぞれの支持手段と、支持手段のガイダンスのために設けられている、ガイド面とを、互いに、例えばそれらの形状およびそれぞれの材料に関して、符合させることが可能である。
ケーブルの形態で、積荷に結合され且つその長手方向に移動可能である支持手段によって、少なくとも1つの積荷を運搬するための昇降機は、例えば、欧州特許出願公開第0672781号明細書から知られている。ケーブルは、ケーブルの長手方向に延びる単一のストランドを形成すべくいくつかの層として撚り合わされている、合成材料のストランド、およびストランドを取り囲むケーシングからなっている。無負荷状態でのケーブルは、円形で角のない輪郭の断面を有している。ケーブルは、その長手方向への移動の場合において、横向きにその長手方向に、その都度ガイドされる。この目的のために、ケーブルは、駆動プーリの周囲またはローラの周囲に形成される、ガイド溝内にガイドされる。ガイド溝は、(断面において)、例えば、半円形状である。代替として、ケーブルが、押圧力によって、負荷が加えられた状態において、ガイド溝内で変形され得ること、およびその断面が、変形に起因して、楕円形状をとり得ることが考慮される。したがって、ケーブルは、無負荷状態で1に等しくまたは負荷状態で1に近い比率A/Bを有する、幅Aおよび高さBを持つ断面を有している。したがって、楕円形状をも有し得るガイド溝の断面が提供される。それぞれのガイド溝の断面の形状は、ケーブルが、ガイド溝の底面上に載るだけでなく、ガイド溝の側面にも接触して配置されるような態様で、ケーブルの断面の形状に適合させられる。ケーブルは、特にケーブルがそれぞれのガイド溝の底面上に載っているときには、その長手方向における移動の場合に、横向きにその長手方向に高度の安定性を伴って、その種のガイド溝内にガイドされ得る。しかしながら、ケーブルが、例えば(駆動プーリの周りまたはローラの周りでのケーブルの循環の場合に)ケーブルに導入され得るねじりモーメントの影響下において、あるいは(例えば、ストランドを形成する合成繊維ストランドが、ストランドに張力負荷のもとで回転しないように、一体に撚り合わされている)ケーブルそれ自体に誘起され得るねじりモーメントの影響下において、その長手方向軸の周りでガイド溝内で回転することが可能である。このことは、ねじりモーメントの影響下のケーブルは、少なくとも個々の長手部分について撚り合わせ且つ過度の撚り合わせの場合には損傷され得るので、問題となり得る。
国際公開第99/43589号パンフレットは、積荷を運搬するための支持手段として平ベルトが使用されている昇降機を示している。ベルトは、一体に撚り合わされた張力キャリアからなり、支持手段の長手方向に延び且つ互いに平行に配置されている、いくつかのストランドと、ストランドを取り囲むケーシングとを備えている。ベルトは、その輪郭が、1よりも大きな比率A/Bを持つ幅Aおよび高さBを有する、長方形断面を有している。ベルトは、駆動プーリの周囲またはローラの周囲に形成され、且つ長方形断面を有するガイド溝内で、その都度横向きにその長手方向にガイドされる。その場合において、ベルトは、それぞれのガイド溝の底面上にその都度その広い側によって載るように配置される。このベルトの好ましい実施形態は、比率A/Bが実質的に1よりも大きい、例えばA/Bが4よりも大きい、断面を有する。この場合において、ベルトは実質的に高さよりも幅が広い。実質的に高さよりも幅が広いベルトは、通例、(それがその幅広側によってガイド面に載っており、且つ張力負荷下に配置されているときに)それの長手方向に回転できないような態様で、ガイド溝内において横向きにそれの長手方向にガイドされる。しかしながら、その種のベルトのガイダンスは、駆動プーリの周りまたはローラの周りのベルトの循環の場合には、変動的な態様で生じ且つ横向きにそれの長手方向に、且つベルトの幅広側に対して平行にベルトに作用する比較的強い妨害力が、生起され得ることにおいて、困難とされる。その種の妨害力は、ベルトのガイダンスに関して不安定化する効果を有し、且つガイド溝内において、ガイド溝の側面に向かう方向についての、変動性の横向き運動をベルトに実行させ得る。ベルトは、この態様において、ガイド溝の側面に対してガイド溝内にて繰り返し押圧され得て、その場合には変形され得る。この態様において、ベルトの摩損は、大幅に拡大され得る。ベルトは、妨害力の影響下で、ある特定の状況において、ガイド溝の側面を越えて移動しそしてガイド溝を離れることがあり得る。したがって、ベルトをそれぞれのガイド溝内に確実に保つことが問題となり得る。
欧州特許出願公開第0672781号明細書
国際公開第99/43589号パンフレット
本発明の目的は、上述された不都合を回避し、且つ支持手段が横向きにその長手方向に確実にガイドされ得ると共に、その長手方向の周りでの支持手段の過剰な撚り合わせが回避され得るような態様で、支持手段と、その種の支持手段によって少なくとも1つの積荷を運搬するための昇降機とを利用可能とさせることにある。
この課題は、請求項1の特徴を有する支持手段、および請求項9の特徴を有する昇降機によって解決される。
支持手段は、一体に撚り合わされまたは編まれたいくつかの張力キャリアからなる少なくとも1つのストランドを備え、且つ支持手段の長手方向に延びるトランク(trunk)を有している。本発明によれば、少なくとも1つのガイド体が、トランクに固定され、ガイド体は、支持手段の長手方向に延び且つトランクの側面に突出している。
それぞれのガイド体は、ガイド体の近傍のトランクの表面にて、トランクの長手方向に延びる領域が利用可能であり、その長手方向における運動の場合において横向きに長手方向に支持手段をガイドするように、上記領域が、適切なガイド手段に接触させられ得るような寸法とされ得る。ガイド体は、トランクに固定されるから、その長手方向の周りにおける支持手段の回転の場合に、支持手段の長手方向の周りの回転運動を同様に実行するであろう。ガイド体がトランクから横向きに突出し、且つ支持手段の長手方向に延びるという事実に起因して、ガイド体のその種の回転運動は、予め設定された制限内に維持され得るか、または適切に配列されたガイド装置によって、防止され得る。ガイド体は、支持手段のトランクに固定されるから、このような方法で、その長手方向についての支持手段の回転が、予め設定された制限内に維持されまたは防止され得る。
したがって、支持手段は、例えば、積荷を運搬するための昇降機において、以下のようにして使用され得る。支持手段は、それぞれの積荷と結合され且つその長手方向に移動可能であるような態様で配置されうると共に、支持手段におけるトランクは、支持手段を横向きに、その長手方向にガイドするように、トランクのための少なくとも1つのガイド面に接触させられる。昇降機は、加えて、それの長手方向軸の周りでの支持手段の回転を制限しまたは防止するために、それぞれのガイド体のための少なくとも1つのガイド装置を備えている。
その種の昇降機において、所与の場合においては支持手段に作用する、ねじりモーメントは、それぞれのガイド体に関連するガイド装置の構成によって決定される限度内でのみ、支持手段を回転させるまたはねじることができる。支持手段に作用するねじりモーメントは、所与の場合においては、ガイド体を介してガイド装置内に導入され、且つガイド体とガイド装置との相互作用によって、その長手方向の周りでの支持手段の回転またはねじりの量が、予め決定された限度内に維持されるように補償される。
本発明に従った支持手段は、特に昇降機における応用に関して、種々の利点を有している。
・ 本発明は、一方では、支持手段のトランク、またはトランクのガイド面を、そして他方では、ガイド体、またはガイド体のためのガイド装置を、互いにそれぞれ独立に最適化する可能性を提供する。トランクのガイダンスのために、もしもねじりモーメントがトランクに作用すれば、例えば、それらの構成によって、その長手方向の周りのトランクの回転を妨げない、適切なガイド面が存在する。トランクおよびトランクのためのガイド面は、例えば、ガイダンスの安定性または特定の摩損現象に関して、それの長手方向に対して横向きのトランクのガイダンスが最適化されるように、例えば、互いに選択的に整合され得る。この最適化の場合には、トランクのためのガイド面が、その長手方向の周りでのトランクの回転を許容するかしないかどうかということは二次的なことであり得る。本発明によれば、その長手方向の周りでのトランクの回転またねじりは、さらなる処置なしに、ガイド体およびガイド体のためのガイド装置の助けを借りて、制限されまたは防止される。
・ 支持手段のためのガイド体は、従来の支持手段の製造において既に実績のある技術によって実現され得る。さらに、本発明に従った支持手段は、従来の支持手段をガイドまたは駆動するための従来の昇降機設備に用いられている構成要素と両立性がある。支持手段は、例えば、駆動プーリによっておよび/またはローラによって、横向きにその長手方向にガイドされ得る。支持手段のトランクのためのそれぞれのガイド面は、例えば、ガイド溝の形態で、駆動プーリの周囲にまたはそれぞれのローラに形成され得る。既存の昇降機設備は、したがって、本発明に従った支持手段を装備していてもよい。旧型装置の改装は、ほとんど支出なしに可能である。
・ 支持手段のトランクの構造のために、例えば、ケーブルにおいて実績のあるコンセプトが、有利に使用され得る。トランクは、従来のケーブルとして構成され得ると共に、例えば、丸い(round)輪郭、例えば円形で角のない(circularly round)輪郭(すなわち、1に等しい高さBに対する幅Aの比率を有する)、を有する断面を有している。トランクは、さらに、同様に丸い、例えば円形で角のない輪郭を有する断面を有する、一体に撚り合わされているいくつかの張力キャリアを備えている、単一のストランドを備えていても良い。そのような態様にて形成されたトランクは、例えば、その長手方向への運動の場合において、高度な安定性、低摩耗およびノイズの低発生を有して横向きにトランクの長手方向に、半円輪郭を有するガイド溝内にガイドされ得る。これらの利点は、その種のトランクが、その形状によって、もしも何も付加的な処置が講じられなければ、その長手方向の周りで回転可能であるような態様で、半円輪郭を有するガイド溝内にガイドされるという事実によって妨害される。トランクの回転は、本発明に従ったトランクにガイド体が設けられ、ガイド体のためのガイド装置が役に立つようにされるように、予め決定された制限内に保持され得る。
・ 本発明は、丸いすなわち円形で角のない断面を有するトランクを有する支持手段に特に制限されることはない。本発明に基づいて、そのトランクがねじりに対抗して0.5から2の比率A/Bを有する幅Aおよび高さBを有する断面を持つ、支持手段を好ましくは保護することが可能である。「幅A」および「高さB」によって、この点について、二つの予め決定された直交方向の各々にトランクの断面の最大広がりが存在すると理解されるはずである。明らかに、また、AまたはBの一方がそれぞれ他の大きさよりも係数2よりも大きい量だけ大きい(A/B<0.5またはA/B>2)トランクを有する支持手段も、本発明に従ったガイド体と共に装備され得る。後者の場合において、トランクは、通常、トランクの形状によって、(支持手段を損傷することなしに)ガイド溝内におけるその長手方向の周りでのトランクの回転が、ほとんどできないような方法で、トランクの断面形状に合わせられている、ガイド溝内に(形状ロック方式にて)ガイドされる。後者の場合において、もしもトランクが、本発明に従ったガイド体を装備しているならば、利点は存在しない。
・ 本発明は、一方では、支持手段のトランク、またはトランクのガイド面を、そして他方では、ガイド体、またはガイド体のためのガイド装置を、互いにそれぞれ独立に最適化する可能性を提供する。トランクのガイダンスのために、もしもねじりモーメントがトランクに作用すれば、例えば、それらの構成によって、その長手方向の周りのトランクの回転を妨げない、適切なガイド面が存在する。トランクおよびトランクのためのガイド面は、例えば、ガイダンスの安定性または特定の摩損現象に関して、それの長手方向に対して横向きのトランクのガイダンスが最適化されるように、例えば、互いに選択的に整合され得る。この最適化の場合には、トランクのためのガイド面が、その長手方向の周りでのトランクの回転を許容するかしないかどうかということは二次的なことであり得る。本発明によれば、その長手方向の周りでのトランクの回転またねじりは、さらなる処置なしに、ガイド体およびガイド体のためのガイド装置の助けを借りて、制限されまたは防止される。
・ 支持手段のためのガイド体は、従来の支持手段の製造において既に実績のある技術によって実現され得る。さらに、本発明に従った支持手段は、従来の支持手段をガイドまたは駆動するための従来の昇降機設備に用いられている構成要素と両立性がある。支持手段は、例えば、駆動プーリによっておよび/またはローラによって、横向きにその長手方向にガイドされ得る。支持手段のトランクのためのそれぞれのガイド面は、例えば、ガイド溝の形態で、駆動プーリの周囲にまたはそれぞれのローラに形成され得る。既存の昇降機設備は、したがって、本発明に従った支持手段を装備していてもよい。旧型装置の改装は、ほとんど支出なしに可能である。
・ 支持手段のトランクの構造のために、例えば、ケーブルにおいて実績のあるコンセプトが、有利に使用され得る。トランクは、従来のケーブルとして構成され得ると共に、例えば、丸い(round)輪郭、例えば円形で角のない(circularly round)輪郭(すなわち、1に等しい高さBに対する幅Aの比率を有する)、を有する断面を有している。トランクは、さらに、同様に丸い、例えば円形で角のない輪郭を有する断面を有する、一体に撚り合わされているいくつかの張力キャリアを備えている、単一のストランドを備えていても良い。そのような態様にて形成されたトランクは、例えば、その長手方向への運動の場合において、高度な安定性、低摩耗およびノイズの低発生を有して横向きにトランクの長手方向に、半円輪郭を有するガイド溝内にガイドされ得る。これらの利点は、その種のトランクが、その形状によって、もしも何も付加的な処置が講じられなければ、その長手方向の周りで回転可能であるような態様で、半円輪郭を有するガイド溝内にガイドされるという事実によって妨害される。トランクの回転は、本発明に従ったトランクにガイド体が設けられ、ガイド体のためのガイド装置が役に立つようにされるように、予め決定された制限内に保持され得る。
・ 本発明は、丸いすなわち円形で角のない断面を有するトランクを有する支持手段に特に制限されることはない。本発明に基づいて、そのトランクがねじりに対抗して0.5から2の比率A/Bを有する幅Aおよび高さBを有する断面を持つ、支持手段を好ましくは保護することが可能である。「幅A」および「高さB」によって、この点について、二つの予め決定された直交方向の各々にトランクの断面の最大広がりが存在すると理解されるはずである。明らかに、また、AまたはBの一方がそれぞれ他の大きさよりも係数2よりも大きい量だけ大きい(A/B<0.5またはA/B>2)トランクを有する支持手段も、本発明に従ったガイド体と共に装備され得る。後者の場合において、トランクは、通常、トランクの形状によって、(支持手段を損傷することなしに)ガイド溝内におけるその長手方向の周りでのトランクの回転が、ほとんどできないような方法で、トランクの断面形状に合わせられている、ガイド溝内に(形状ロック方式にて)ガイドされる。後者の場合において、もしもトランクが、本発明に従ったガイド体を装備しているならば、利点は存在しない。
支持手段の一実施形態において、支持手段のトランクは、また、一体に撚り合わされまたは編まれたいくつかの張力キャリアからなる、1つより多くのストランドを備えていても良い。ガイド体は、ストランドに、または所与の場合においてはいくつかのストランドに、直接的に固定されていても良い。
代替として、それぞれのトランクの表面は、それぞれのストランドを収容するケーシングによって形成され得る。この場合において、それぞれのガイド体は、ケーシングに固定されていても良い。このコンセプトの変形においては、ケーシングとガイド体とが一体構造からなることが提示される。この変形は、製造に関して有利である。ケーシングおよびそれぞれのガイド体は、例えば、同一の材料から、且つ、特に単一の製作ステップで共通に製作され得る。ケーシングおよびそれぞれのガイド体の製作のために、例えば、従来のケーブルのためのケーシングの製造において既に実績のある材料および方法が適している。それぞれのガイド体またはケーシングのための材料として、例えば、合成材料、ポリマー、エラストマーまたは熱可塑性材料が適している。ガイド体および/またはケーシングは、ガイド体の機械的強化のための少なくとも1つの強化要素を、各例において設けられていても良い。それぞれのガイド体またはそれぞれのケーシングの機械的安定性が改善され、および/またはガイド体および/またはケーシングの摩損強度が改善されることが、後者の処置によって達成される。
支持手段のさらなる実施形態は、支持手段の長手方向に延び、トランクから横向きに突出し、そしてトランクの表面において、それらが、中間空間によって分離されおよび/または支持手段の相反する両側に配置されるような態様で配置される、2つのガイド体を備えている。この場合において、2つのガイド体の間のトランクの表面に、ガイド体の長手方向に延びるストリップ状領域が形成される。トランクのこの領域は、支持手段を横向きにそれの長手方向にガイドするように、トランクのためのガイド面に接触させられ得る。本発明によれば、各ガイド体のために、その長手方向軸の周りでの支持手段の回転を制限しまたは防止するための、それぞれのガイド装置が設けられ得る。この構成は、支持手段の回転が、1つの回転方向だけでなく、反対の回転方向についても、単純な手段によって制限されまたは防止され得るという利点を有している。
それぞれのガイド体のためのガイド装置は、本発明に従って、いくつかの変形において実現され得る。
1つの変形によれば、それぞれのガイド体のためのガイド装置は、機械的当接部を備えている。機械的当接部は、予め決定された回転方向におけるその長手方向の周りでの支持手段の回転が、当接部とガイド体との間の機械的接触によって、少なくとも支持手段の長手方向部分の領域に制限されまたは防止されるような態様で、支持手段に配置される。
さらなる変形によれば、ガイド装置は、それぞれのガイド体のために2つの機械的当接部を備えている。2つの機械的当接部は、ガイド体に対して、ガイド体が2つの機械的当接部の間にガイドされ且つその長手方向の周りでの支持手段の回転は、少なくとも、ガイド体と当接部の1つとの間の機械的接触によって支持手段の長手方向部分の領域内における第1の回転方向において制限されまたは防止され、そして第1の回転方向に対する逆側の回転方向でのその長手方向の周りでの支持手段の回転は、少なくとも、ガイド体と当接部の他の1つとの間の機械的接触によって支持手段の長手方向の領域に制限されまたは防止されるような態様で配置される。
他の変形によれば、支持手段のトランクのためのガイド面だけでなく、それぞれのガイド体のためのガイド装置が、ローラの周囲に配置される。用語「ローラ」は、本発明の文脈において、「駆動プーリ」または「プーリ」をも明白に表すはずである。
トランクのためのガイド面は、例えば、ローラの周囲におけるガイド溝内に形成され得る。それぞれのガイド体は、特に支持手段が長手方向に移動されるときに、ガイド体が、周囲からアクセス可能であるように支持手段のトランクに配置され得る。この態様において、簡単な手段によってガイド体をガイドすることが可能である。ガイド体のためのガイド装置は、例えば、ローラの周囲においてトランクのためのガイド面の近傍に配設され得る。
ガイド溝は、例えば、トランクがガイド溝から部分的に突出するように形成され得る。この態様において、それぞれのガイド体は、特にローラの周囲から特に容易にアクセス可能である。それぞれのガイド体は、例えば、それが同様にガイド溝から突出するように支持手段のトランクに配置され得る。駆動体は、例えば、ガイド溝の縁部の1つを越えて横向きに突出するように支持手段のトランクに配置され得る。この場合において、ローラは、ガイド溝近傍のローラの表面の領域が、ガイド体のためのガイド装置として機能するように構成され得る。すなわちこの領域は、ガイド体のための機械的当接部として機能し、且つガイド体に対する機械的接触を通して支持手段の回転を制限し且つ防止する。この変形は、種々の利点を有している。一方では、それは本発明に従ったガイド装置の簡単な実現をあらわしている。それは、例えば、支持手段のトランクのためのガイド面(ガイド溝)近傍に、表面において、支持体に接触して配置されるか、またはその長手方向の周りでの支持手段の回転の場合には接触するか、いずれかの表面が存在するという仮定のもとに、従来のローラによって実現され得る。支持手段の断面の形状は、単に、ガイド面(ガイド溝)の形状に対応して適合されるべきである。さらに、ローラにおけるトランクのガイダンスの種類に依存して、トランクは、支持手段がその長手方向に移動されるときに、ねじりモーメントがガイド面にてトランクに導入されるような態様でガイド面においてガイドされ得る。後者は、例えば、支持手段の一部分が、(もしも、例えば、この部分に作用する張力は、ローラの回転軸に垂直に配向されていないならば)この部分に作用する張力に対して、ガイド面において平行でなく、しかし「斜め」に、作用する方向に移動されるときの場合である。この場合において、ガイド体のためのガイド装置は、支持手段のローラにおいて直接的に作用する。したがって、補償は、所与の場合では、(トランクを用いて)ローラにて支持手段に導入されるねじりモーメントのためにローラに直接的に設けられることさえ可能である。この態様において、支持手段のねじりは、特に支持手段がガイドされていない支持手段の部分(例えば、2つのローラの間の部分、または、ローラと、支持手段の端部のうち1つの端部留め具との間の部分)のねじりは、特に効果的に制限されまたは防止され得る。
さらなる変形においては、支持手段のトランクのためのガイド面およびガイド体のためのガイド装置は、トランクおよびガイド体が、2つの相反する側部における各例において、形状ロック方式にてガイドされるようにして構成される。この態様において、長手方向に対して横向きのトランクの運動は、いずれかの回転方向によって、トランクのどの方向および回転運動においても制限されまたは防止される。この目的のために、支持手段のトランクおよびガイド体は、例えば、2つのローラの間で形状ロック方式でガイドされ得る。代替として、支持手段のトランクおよびガイド体は、(所与の場合においてはいくらかの遊びを伴う)ガイドチャネルによって形状ロック方式でガイドされ得る。
本発明のさらなる詳細および、特に、本発明の実施形態の有利な例は、概略的な図面を参照して以下に説明される。
図1は、本発明に従って、積荷に結合される、少なくとも1つの可動支持手段7によって少なくとも1つの積荷を運搬するための昇降機1を示している。図2および図3は、昇降機1のさらなる詳細を図解している。
この場合における昇降機1は、2つの支持手段7によって運搬可能な2つの積荷、昇降機ケージ3および釣り合いおもり5を備えている。各支持手段7は、2つの端部留め具7’および7’’によって支持構造2に固定された2つの端部を有している。
支持手段7は、駆動プーリ10のための駆動装置(図示せず)と一体に支持構造2に配設され、回転可能に装備された駆動プーリ10を通ってガイドされる。支持手段7は、駆動プーリ10と端部留め具7’との間に、付加的に両方ともケージ3に固定された2つの偏向ローラ9を回って延びる、長手部分の領域においてガイドされる。この場合においては、ケージ3のために2:1吊下が実現されている。支持手段7は、駆動プーリ20と端部留め具7’’との間に、付加的に釣り合いおもり5に固定された偏向ローラ9を回って延びる、長手部分の領域においてガイドされる。これによって、釣り合いおもり5のために2:1吊下が実現されている。もしも駆動プーリ10が、その回転軸の周りで回転すると、牽引力が支持手段7に伝達され、そして支持手段7が、その長手方向に移動させられる。これは、支持手段7が、偏向ローラ9を回って走行し、且つそれと同時に昇降機ケージ3および釣り合いおもり7が、図1にケージ3および釣り合いおもり5における両方向矢印によって示されているように、駆動プーリ10のそれぞれの回転方向に依存して、反対の向きにそれぞれ上方におよび下方に移動させられるという効果を有している。
ケージ3の移動の場合においては、駆動プーリ10および偏向ローラ9は、支持手段7がそれらの長手方向についての移動の間にたどる軌跡に影響する。ケージ3の移動の間にそれぞれの支持手段7に接することとなるローラ9および10の周囲における領域は、その場合、支持手段7のためのガイドを形成する。
図2は、2つの異なる視点からの支持手段7の長手方向断片を示している。すなわち図2の右側部分においては、支持手段7の断面が図解されており、同時に左側部分は、斜め上方から注視された3次元図解の長手方向断片を示している。
支持手段7は、(i)いくつかの張力キャリアから形成される、ストランド20と、ストランド20を収容するケーシング30とからなるトランクと、(ii)それぞれケーシング30に固定的に結合され、支持手段7の長手方向に延び、そしてトランクから横向きに突出する、2つのガイド体35および36とを備えている。
ストランド20は、中央張力キャリア25と、張力キャリア25の周りの第1のレイヤ20.1に配設された、いくつかの張力キャリア26と、レイヤ20.1の周りの第2のレイヤ20.2に配設された、いくつかの張力キャリア27と、レイヤ20.2の周りの第3のレイヤ20.3に配設された、いくつかの張力キャリア28とを備える。本場合においては、レイヤ20.1、20.2および20.3は、それぞれ張力キャリア25の周りに同軸的に配置されている。
張力キャリア25、26、27および28は、各例において、ワイヤ、またはワイヤ、天然繊維および/または合成材料の繊維(51、81)、例えばアラミドのストランドであっても良い。ストランド20は、それゆえ従来のケーブルとして構成される。張力キャリア25、26、27および28は、張力負荷のもとにおけるストランド20が自由に回転しないように、一体に撚り合わされていても良い。
ケーシング30はホース状の構成からなり、且つ内側面においてレイヤ20.3の張力キャリア28と接触している。ケーシング30の壁厚は、ストランドの輪郭に沿って(通常の製造公差の範囲内で)一定である。支持手段7のトランクは、従って、実質的に円形で角のない輪郭および比率A/B=1における幅Aおよび高さBを有する断面を持っている(図2を参照されたい)。後者は、少なくとも支持手段が無負荷にされたときの場合におけるものである。支持手段に作用する張力に起因して、支持手段7は、トランクの断面が、少なくとも支持手段7の個別の長手方向部分にて変形され、且つ円形から外れた形状をとるようにして、ローラ9または駆動プーリ10の面に対して押圧され得る。
2つの駆動体35および36は、それぞれブロックの形状を有し、そして張力キャリア25に平行に、且つ支持手段7の両側において鏡像に配置される。ガイド体35および36は、さらに、共通の主軸37(図2および図3)上に位置し、ケーシング30とガイド体35および36を通る断面は、主軸37に対して対称である。後者は、支持手段7が、各例において同一の手段によって主軸37の両側にガイドされ得るという利点を有する。
ガイド体35および36と、ケーシング30は、例えば、合成材料から、ポリマー、エラストマーまたは、例えばポリウレタンのような熱可塑性材料から、天然または合成ゴムあるいはシリコンゴムから、作られることができる。ガイド体35と36とケーシング30とを同一の材料から作り、且つそれらを一体に製作することが可能である。ケーシング30とガイド体35および36とは、例えば、ケーシング30だけでなく、ガイド体35および36についてもそれぞれ意図された形状を与える、適切な成形手段(例えばダイ)の使用と共に、適切な材料(例えばポリウレタン)の押し出し、または適切な材料(例えばゴム)の加硫を用いて、ストランド20に共通に適用され得る。代替として、ケーシング30と、ガイド体35および36とは、別々に実現され且つその後に、図2において破線にて示される継ぎ目位置にて、(例えば、それぞれの材料に依存して、接着、溶融、その他によって)一体に結合されても良い。
図3は、支持手段7が、駆動プーリ10にてどのようにガイドされるかを詳細に示している。駆動プーリ10および支持手段7は、物理的関係を明確にする目的で2つの異なる視点から図解されている。各例についての図3における一点鎖線は、駆動体10の回転軸10’をマークしている。図3の右側部分は、回転軸10’が図面の平面内に位置しているような態様で、図1によるIII−III断面における駆動プーリ10を示している。それに対して、図3の左側部分の場合には、図面の平面に対して回転軸10’が傾斜して配置されるように、観察者の視点が選択されている。支持手段7について、各例においては単に長手方向の断面が示されており、その一端が駆動プーリ10の周囲に接触し、その他端が駆動プーリ10と、釣り合いおもり5のところに配設された偏向ローラ9との間の中間空間内に配置されている。支持手段の残りの部分は、駆動プーリ10の周囲を詳細に視認可能とさせるように、図解されていない。
図3において、駆動プーリ10は、回転軸10’の周りでの回転の状態において図解されている。回転の回転方向は、図3の左側部分において、円形セグメントの形態における回転軸10’を取り囲む矢印によって特徴付けられている。この状況における張力手段7は、駆動プーリ10の回転の方向に対応して、それらの長手方向に移動される(図3の左側部分において、支持手段7のケーシング30は、それぞれの支持手段の動きの方向を示す矢印によってその都度与えられる)。図3は、従って、駆動プーリ10上へ走行するときのそれぞれの支持手段7の長手部分を各例において示している。
駆動プーリ10の表面は、(駆動プーリ10の周囲において)回転軸10’の方向に連続して配置された5つの異なる領域に分割される。すなわち、
・ それぞれ同一の直径からなる円筒の周面の形状を有し、且つ回転軸10’に対して回転対称に配置される、セグメント11、13および15と、
・ セグメント11とセグメント13の間に配置され、且つその縁部がセグメント11および13に段差なしに相接するガイド溝12と、
・ セグメント13とセグメント15の間に配置され、且つその縁部がセグメント13および15に段差なしに相接するガイド溝14と、
に分割される。
・ それぞれ同一の直径からなる円筒の周面の形状を有し、且つ回転軸10’に対して回転対称に配置される、セグメント11、13および15と、
・ セグメント11とセグメント13の間に配置され、且つその縁部がセグメント11および13に段差なしに相接するガイド溝12と、
・ セグメント13とセグメント15の間に配置され、且つその縁部がセグメント13および15に段差なしに相接するガイド溝14と、
に分割される。
ガイド溝12および14は、互いに平行に、且つ回転軸10’に対して回転対称に配置される。ガイド溝12および14は、それらの形状に対して同一であり且つ、特に、同一の幅Dを有している。
図3に示されるように、各支持手段7は、それぞれの支持手段のトランクが、それぞれのガイド溝12または14の底面の接線方向に、且つ回転軸10’に実質的に垂直に、各例においてガイド溝12および14の一方の中を走行するようにして配置される。
ガイド溝12および14は、各々1つの支持手段7のトランクのためのガイド面をそれぞれ形成し、且つそれぞれの支持手段7が横向きにその長手方向にガイドされるように構成される。この目的のために、ガイド溝12または14の断面の形状は、以下のようにそれぞれの支持手段7の断面の形状に適合される。
・ 支持手段7のガイド体35および36は、それらが支持手段7のトランクの外側面にて中間空間によって分離され、それらの中間空間の1つにおいて、トランクの表面の、支持手段7の長手方向に延びる、ストリップ形状領域31の境界となるような寸法に形成される。領域31は、断面において、凸面状に屈曲され且つガイド溝11の幅D以上の幅を有している。さらに、ガイド溝12または14は、断面の輪郭に沿うそれぞれの領域31がガイド溝12または14と接触することとなり得るような断面に形成される。昇降機ケージ3および釣り合いおもり5が支持手段7において生成する張力に起因して、支持手段7が、ガイド溝12または14内に引き込まれ、且つガイド溝12または14の底面および側面に押し付けられる。領域31は、それゆえ、ガイド溝12または14の縁部の間にガイドされ得る。このような態様において、それぞれの支持手段7のトランクは、駆動プーリ10の周りでの循環の場合には、ガイド溝12または14にガイドされ、したがってその長手方向についての運動の場合には、各例において、横向きにその長手方向にガイドされる。
・ 図3が示すように、支持手段7のトランクの幅Aおよび高さBは、ガイド溝12または14にガイドされる支持手段7の長手部分が、ガイド溝12または14から回転軸10’に対して半径方向に突出するように選択される。特に、ガイド体35および36が、回転軸10’の方向のそのような長手方向部分の領域において、ガイド溝12または14のそれぞれの縁部を越えて、駆動プーリ10の周囲における駆動プーリ10の周りのそれぞれの支持手段7の循環の場合に、ガイド体35および36が、セグメント11、13および15のうち1つの領域にガイドされるような態様で突出する。ガイド体35および36は、図3に示されているように、好ましくはある程度の遊び(0ミリメートルよりも大きく、好ましくは0.1ミリメートル以上)をもってセグメント11、13および15に対してガイドされる。ガイド体35および36は、それゆえ、横向きにその長手方向に支持手段7の周りで必然的にガイドされる必要はない。
・ 支持手段7のガイド体35および36は、それらが支持手段7のトランクの外側面にて中間空間によって分離され、それらの中間空間の1つにおいて、トランクの表面の、支持手段7の長手方向に延びる、ストリップ形状領域31の境界となるような寸法に形成される。領域31は、断面において、凸面状に屈曲され且つガイド溝11の幅D以上の幅を有している。さらに、ガイド溝12または14は、断面の輪郭に沿うそれぞれの領域31がガイド溝12または14と接触することとなり得るような断面に形成される。昇降機ケージ3および釣り合いおもり5が支持手段7において生成する張力に起因して、支持手段7が、ガイド溝12または14内に引き込まれ、且つガイド溝12または14の底面および側面に押し付けられる。領域31は、それゆえ、ガイド溝12または14の縁部の間にガイドされ得る。このような態様において、それぞれの支持手段7のトランクは、駆動プーリ10の周りでの循環の場合には、ガイド溝12または14にガイドされ、したがってその長手方向についての運動の場合には、各例において、横向きにその長手方向にガイドされる。
・ 図3が示すように、支持手段7のトランクの幅Aおよび高さBは、ガイド溝12または14にガイドされる支持手段7の長手部分が、ガイド溝12または14から回転軸10’に対して半径方向に突出するように選択される。特に、ガイド体35および36が、回転軸10’の方向のそのような長手方向部分の領域において、ガイド溝12または14のそれぞれの縁部を越えて、駆動プーリ10の周囲における駆動プーリ10の周りのそれぞれの支持手段7の循環の場合に、ガイド体35および36が、セグメント11、13および15のうち1つの領域にガイドされるような態様で突出する。ガイド体35および36は、図3に示されているように、好ましくはある程度の遊び(0ミリメートルよりも大きく、好ましくは0.1ミリメートル以上)をもってセグメント11、13および15に対してガイドされる。ガイド体35および36は、それゆえ、横向きにその長手方向に支持手段7の周りで必然的にガイドされる必要はない。
本場合においては、(領域31における支持手段7のトランクと同様に)各ガイド溝12および14は、円の一部分の形状における断面を有する。もしも支持手段が、ガイド体35および36を装備していなければ、そのときは、支持手段7のトランクは、その丸い形状に起因して、ねじりモーメントが支持手段7に作用するときにガイド溝12または14内で回転され得る。
図3において、支持手段7は、主軸37が駆動プーリの回転軸10’に平行に向けられている、各々の設定状態において示されている。この設定において、ガイド体35および36は、各々駆動体10の表面に対して予め設定された間隔dを有する。間隔dのサイズは、支持手段7がその長手方向の周りでどの程度まで回転され得るかを決定する。
そのトランクがガイド溝12内でガイドされる支持手段7の場合においては、セグメント11は、ガイド体35のための機械的当接部を形成し、セグメント13は、ガイド体36のための機械的当接部を形成する。すなわち、もしも支持手段7が、その長手方向の周りでガイド溝12内において回転するならば(例えば、ねじりモーメントの作用の場合に)、そのときは、回転の回転方向に依存して、ガイド体35がセグメント11を押圧し、そして支持手段7の回転が、(第1の回転方向において)それゆえに制限されまたは防止されるか、あるいはガイド体36がセグメント13を押圧し、そして支持手段の回転が、(第1の回転方向とは逆の回転方向において)それゆえに制限されまたは防止されるかする。ガイド体35のセグメント11との相互作用を通して(第1の回転方向における回転の場合)、またはガイド体36のセグメント13との相互作用を通して(第1の回転方向とは逆の回転方向における回転の場合)、支持手段に作用するねじりモーメントのための補償を提供することが可能である。セグメント11は、従って、ガイド体35についてのガイド装置を意味し、且つ第1の回転方向においてガイド溝12内での支持手段7の回転を制限しまたは防止する機能を有している。それに相応して、セグメント13は、ガイド体36についてのガイド装置を意味し、且つ第1の回転方向とは逆の回転方向において、ガイド溝12内での支持手段7の回転を制限しまたは防止する機能を有している。
上述された説明は、ガイド溝14にガイドされる支持手段7についても同様に使用可能である。この支持手段7の場合には、セグメント13が機械的当接部を、したがってガイド体35のためのガイド装置を意味し、そして第1の回転方向においてガイド溝14内での支持手段7の回転を制限しまたは防止する機能を有している。さらに、セグメント15は機械的当接部を、したがってガイド体36のためのガイド装置を意味し、そして第1の回転方向とは逆の回転方向においてガイド溝14内での支持手段7の回転を制限しまたは防止する機能を有している。
偏向ローラ9は、それらの周囲において、構造的に且つ機能的に、駆動プーリ10の周囲におけるのと同様の態様にて、偏向ローラ9の周りでの循環時のそれぞれの支持手段7のトランクおよびガイド体35および36をガイドする目的で、ガイド溝12および14ならびにセグメント11、13および15に対応する構造を有する。それに相応して、支持手段7は、偏向ローラ9における支持手段7の回転が、駆動プーリ10におけるのとまさに同様に制限されまたは防止されるように、偏向ローラ9でガイドされる。この態様において、支持手段7のねじれは、それぞれの支持手段7の長さ全体に防止され、またはねじれの量は、それぞれの支持手段7の長さ全体に制限内に維持される。
図1から図3は、各支持手段7またはトランクおよび支持手段7のガイド体が、1つの側面において単にガイドされる実施形態の例を示している。図4および図5は、2つの側面におけるガイダンスを可能とするさらなる展開を示している。
図4に従ったさらなる展開は、図3に図解された構成の変更に基づいている。平行に配置され且つそれらの長手方向に移動可能な2つの支持手段7は、それらの長手方向における移動の場合には、2つのローラの間でガイドされる。すなわち、支持手段7は、駆動プーリ10の周囲における1つの側面において(図3に従った配置におけるように)、そしてローラ40の周囲におけるそれぞれの他の側面において、その都度ガイドされる。ローラ40は、この場合において、その回転軸40’が駆動プーリ10の回転軸10’に平行に整列され、且つ駆動プーリ10とローラ40の間に、その最も狭い点において(最小の)幅W(>0)を有する中間空間46が存在するように、配置される。
図4は、駆動プーリ10、ローラ40および支持手段7の配置を、2つの異なる視点から示している。配置は、回転軸10’および40’が図の平面に平行に配向されるように図4の右側部分に図解されており、そして図4の左側部分には、回転軸10’および40’が図面の平面に対して傾斜して配列されているような態様で図解されている。
駆動プーリ10およびローラ40は、回転の状態でその都度図解されており、図4の左側部分におけるそれぞれの回転の回転方向は、円の部分の形態で回転軸10’または回転軸40’を取り囲む矢印によって特徴付けられている。それに相応して、支持手段7が、駆動プーリ10の回転およびローラ40の回転に同期している、それらの長手方向における動作の状態において図解されている。支持手段7の各々について、駆動プーリ10の周囲から接線方向におよびローラ40の周囲から接線方向に走行し、且つ回転軸10’および40’に対して垂直に配置される(直線的に延びる)長手方向部分が、その都度示されており、図4の左側部分におけるそれぞれの長手方向部分の運動の方向は、支持手段7の長手方向に平行に向けられた矢印によって示されている。
図4が示すように、ローラ40は、周囲における半径断面において駆動プーリ10の対応する輪郭と同一である輪郭を有する。それに相応して、周囲におけるローラ40の表面は、回転軸40’の方向に連続して配置される5つの異なる領域に分割される。すなわち、
・ それぞれ同一の直径からなる円筒の周面の形状を有し、且つ回転軸40’に対して回転対称に配置される、セグメント41、43および45と、
・ セグメント41とセグメント43の間に配置され、且つその縁部がセグメント41および43に段差なしに相接するガイド溝42と、
・ セグメント43とセグメント45の間に配置され、且つその縁部がセグメント43および45に段差なしに相接するガイド溝44と、
に分割される。
・ それぞれ同一の直径からなる円筒の周面の形状を有し、且つ回転軸40’に対して回転対称に配置される、セグメント41、43および45と、
・ セグメント41とセグメント43の間に配置され、且つその縁部がセグメント41および43に段差なしに相接するガイド溝42と、
・ セグメント43とセグメント45の間に配置され、且つその縁部がセグメント43および45に段差なしに相接するガイド溝44と、
に分割される。
さらに、セグメント41は、(回転軸40’の方向にその都度)セグメント11と同一の幅を有し、セグメント43は、セグメント13と同一の幅を有し、そしてセグメント45は、セグメント15と同一の幅を有する。さらに、ガイド溝12、14、42および44は、その都度、断面において、支持手段7のトランクの断面形状に対応する同一の輪郭を有する。
図4によれば、支持手段7のうち1つは、
・ 支持手段7のトランクの1つの側面は、ガイド溝12において(所与の場合においては遊びなしに)形状ロック方式(shape−locking manner)にて、横向きにその長手方向にガイドされると同時に、トランクの他の側面は、ガイド溝42において(所与の場合においては遊びなしに)形状ロック方式にて、横向きに支持手段7の長手方向にガイドされ、
・ この支持手段7のガイド要素35は、セグメント11に対して形状ロック方式にて、駆動プーリ10に面する側面に(ある程度の遊びを有して)ガイドされ、且つセグメント41に対して形状ロック方式にて、ローラ40に面する側面に(ある程度の遊びを有して)ガイドされ、
・ この支持手段7のガイド要素36は、セグメント13に対して形状ロック方式にて、駆動プーリ10に面する側面に(ある程度の遊びを有して)中間空間46内においてガイドされ、且つセグメント43に対して形状ロック方式にて、ローラ40に面する側面に(ある程度の遊びを有して)ガイドされる、
ように配置され、且つ幅Wが選択される。
・ 支持手段7のトランクの1つの側面は、ガイド溝12において(所与の場合においては遊びなしに)形状ロック方式(shape−locking manner)にて、横向きにその長手方向にガイドされると同時に、トランクの他の側面は、ガイド溝42において(所与の場合においては遊びなしに)形状ロック方式にて、横向きに支持手段7の長手方向にガイドされ、
・ この支持手段7のガイド要素35は、セグメント11に対して形状ロック方式にて、駆動プーリ10に面する側面に(ある程度の遊びを有して)ガイドされ、且つセグメント41に対して形状ロック方式にて、ローラ40に面する側面に(ある程度の遊びを有して)ガイドされ、
・ この支持手段7のガイド要素36は、セグメント13に対して形状ロック方式にて、駆動プーリ10に面する側面に(ある程度の遊びを有して)中間空間46内においてガイドされ、且つセグメント43に対して形状ロック方式にて、ローラ40に面する側面に(ある程度の遊びを有して)ガイドされる、
ように配置され、且つ幅Wが選択される。
ガイド溝12および42は、それゆえ支持手段7を横向きにその長手方向にガイドする目的で、この支持手段7のトランクのためのガイド面を形成する。ガイド溝12および42は、このトランクを、2つの相対する側面で形状ロック方式にて、したがってその周囲全体にほぼ沿って(ガイド要素35および36に近接して、それぞれほぼWの幅を有する2つのストリップ形状の領域から離れて)ガイドする。この支持手段7のトランクは、従って、横向きにトランクの長手方向にガイド溝12および42を出ることが容易に(すなわち損傷なしに)できない。この態様において、横向きにその長手方向にトランクの特に信頼できるガイダンスが保証される。
長手方向の周りのこの支持手段7の回転に対して、セグメント11および41は、ガイド体35のための機械的当接部を、そしてセグメント13および43は、ガイド体36のための機械的当接部を、その都度形成する。
長手方向の周りでのこの支持手段7の回転は、以下のように制限または防止される。
・ 第1の回転方向における回転の場合には、ガイド体35がセグメント11に対して当たり、且つガイド体36がセグメント43に対して当たり、このようにして回転を制限する。
・ 逆の回転方向における回転の場合には、ガイド体35がセグメント41に対して当たり、且つガイド体36がセグメント13に対して当たり、このようにして回転を制限する。
・ 第1の回転方向における回転の場合には、ガイド体35がセグメント11に対して当たり、且つガイド体36がセグメント43に対して当たり、このようにして回転を制限する。
・ 逆の回転方向における回転の場合には、ガイド体35がセグメント41に対して当たり、且つガイド体36がセグメント13に対して当たり、このようにして回転を制限する。
この支持手段7の場合には、セグメント11および41が、いかなる回転方向においても長手方向の周りでの支持手段7の回転を制限しまたは防止するための、ガイド体35のためのガイド装置を形成し、それに相応してセグメント13および43が、いかなる回転方向においても長手方向の周りでの支持手段7の回転を制限しまたは防止するための、ガイド体36についてのガイド装置を形成する。
したがって、図4に従った構成の重大な利点は、ガイド体35および36のただ1つが、予め決定された角度範囲に対するいかなる回転方向における回転をも制限するために、既に充分であるように見える。角度範囲は、幅Wの適切な予備決定によって最小化され得る。この場合において、ガイド体35および36が支持手段7の相反する両側に鏡像に、または主軸37に対して対称に配置されることは、付加的に有利である(図2および図3)。各例におけるいかなる回転方向においても、その長手方向の周りでの支持手段7の回転の場合には、ガイド体35だけでなくガイド体36も機械的当接部に押し付けられる。所与の場合におけるねじりモーメントが、ガイド体35および36を介して、通常は、トランクの中心に対して対称的に作用するセグメント11および43または13および41に導入され得る。それゆえ、所与の場合においては、ガイド体35および36の両者が、均一に負荷される。後者は支持手段7の摩耗抵抗を改善する。
上述された考察は、図4に従って支持手段7の他方に同様に適用し、そのトランクは、駆動プーリ10のガイド溝14における一方の側面に、そしてローラ40のガイド溝44における他方の側面に、形状ロック方式でその都度ガイドされる。この支持手段7の場合において、セグメント13および43は、いかなる回転方向においても長手方向の周りでの回転を制限しまたは防止するために、ガイド体35についてのガイド装置を形成し、そしてそれに相応して、セグメント15および45は、いかなる回転方向においても長手方向の周りでの回転を制限しまたは防止するためにガイド体36についてのガイド装置を形成する。
図5に従ったさらなる展開は、図3に図解される配置の変更に基づいている。平行に配置され且つその長手方向に移動可能な2つの支持手段7は、図3に記載の構成におけるように、それらの長手方向における移動の場合に、駆動プーリ10のガイド溝12および14の一方においてその都度ガイドされる。図5に従ったさらなる展開は、2つの異なる視点から図解されている。図5の右側部分においては、そのため駆動プーリ10の回転軸10’が図面の平面に平行に配置され、そして左側部分においては、回転軸10’が図面の平面に対して傾斜して配向されているような態様としている。
図3におけるように、駆動プーリ10は、回転軸10’の周りでの回転の状態において図解されている。回転の回転方向は、図5の左側部分において、円形のセグメントの形態における回転軸10’を取り囲む矢印によって特徴付けられている。牽引手段7は、それらの長手方向における駆動プーリ10の回転に同期的に移動される(図5の左側部分において、それぞれの支持手段7のトランクには、運動の方向を示す矢印が設けられている)。図5は、従って、その都度対応するガイド溝12または14内に走行するときのそれぞれの支持手段7の長手方向部分を示している。支持手段7の残りの部分は図解されていない。
ガイドプーリ10において、支持手段7のトランクは、1つの側面においてのみ横向きにその長手方向にガイドされる。それに相応して、支持手段7のガイド体35および36は、一方の側面においてのみ駆動プーリ10のセグメント11、13および15にてガイドされる。ガイダンスの安定性を改善する目的で、図5に従って、支持手段7のためのガイド装置50が、駆動プーリに近接して配置される。ガイド装置50は、そこに各支持手段7のために3つのガイドチャネル51、52および53が形成されているブロックから構成される。ガイドチャネル51、52、53は、次の特徴を有している。
・ ガイドチャネル51、52、53は、互いに隣接して配置され、且つそれらの側部において一体に結合されている。
・ ガイドチャネル51、52および53の内側側部は、それぞれの支持手段7の長手方向に平行に位置し、そして支持手段7のトランクおよびガイド体35および36のためのガイド面を形成している。
・ 支持手段7のトランクはガイドチャネル51によって、ガイド体35はガイドチャネル52によって、そしてガイド体36はガイドチャネル53によって、ガイドされる。
・ ガイドチャネル51は、支持手段7のトランクが形状ロック方式にて2つの相反する側部で横向きにその長手方向にガイドされるように形成される。
・ ガイドチャネル52は、ガイド体35が形状ロック方式にて2つの相反する側部でガイドされるように形成される。
・ ガイドチャネル53は、ガイド体36が形状ロック方式にて2つの相反する側部でガイドされるように形成される。
・ ガイドチャネル51、52、53は、互いに隣接して配置され、且つそれらの側部において一体に結合されている。
・ ガイドチャネル51、52および53の内側側部は、それぞれの支持手段7の長手方向に平行に位置し、そして支持手段7のトランクおよびガイド体35および36のためのガイド面を形成している。
・ 支持手段7のトランクはガイドチャネル51によって、ガイド体35はガイドチャネル52によって、そしてガイド体36はガイドチャネル53によって、ガイドされる。
・ ガイドチャネル51は、支持手段7のトランクが形状ロック方式にて2つの相反する側部で横向きにその長手方向にガイドされるように形成される。
・ ガイドチャネル52は、ガイド体35が形状ロック方式にて2つの相反する側部でガイドされるように形成される。
・ ガイドチャネル53は、ガイド体36が形状ロック方式にて2つの相反する側部でガイドされるように形成される。
支持手段7のトランクは、横向きにトランクの長手方向にガイドチャネル51を容易に(すなわち損傷なしに)出ることができない。支持手段7は、従って、横向きにその長手方向に、ガイドチャネル51において確実にガイドされる。ガイド装置50は、駆動プーリ10に直接的に隣接して配置されるため、支持手段7は、このようにして、より大きな安定性を有して駆動プーリ11にてガイドされ得る。
長手方向の周りでのこの支持手段7の回転に対して、ガイドチャネル52の内側側部は、その都度ガイド体35のための機械的当接部を形成し、そしてガイドチャネル53の内側側部は、その都度ガイド体36のための機械的当接部を形成する。
長手方向の周りでのこの支持手段7の回転は、ガイド装置50にて、以下のように制限または防止される。
・ 第1の回転方向における回転の場合には、ガイド体35がガイドチャネル52の内側側部の1つに対して当たり、且つガイド体36がガイドチャネル53の内側側部の1つに対して当たり、このようにして回転を制限する。
・ 逆の回転方向における回転の場合には、ガイド体35がガイドチャネル52の内側側部の他の1つに対して当たり、且つガイド体36がガイドチャネル53の内側側部の他の1つに対して当たり、このようにして回転を制限する。
・ 第1の回転方向における回転の場合には、ガイド体35がガイドチャネル52の内側側部の1つに対して当たり、且つガイド体36がガイドチャネル53の内側側部の1つに対して当たり、このようにして回転を制限する。
・ 逆の回転方向における回転の場合には、ガイド体35がガイドチャネル52の内側側部の他の1つに対して当たり、且つガイド体36がガイドチャネル53の内側側部の他の1つに対して当たり、このようにして回転を制限する。
このように、ガイドチャネル52は、いかなる回転方向についても長手方向の周りの支持手段7の回転を制限しまたは防止するために、ガイド体35についてのガイド装置を形成し、それに相応して、ガイドチャネル53は、いかなる回転方向についても長手方向の周りの支持手段7の回転を制限しまたは防止するために、ガイド体36についてのガイド装置を形成する。
図5に従った構成の利点は、ガイド体35および36のうち1つのみが、予め決定された角度範囲に対するいかなる回転方向においても、回転を制限する目的のために既に充分であることに見られる。角度範囲は、ガイドチャネル52および53の寸法によって決定される。本場合においては、ガイド体35および36が、支持手段7の相反する両側に鏡像にて配置されていることが、付加的に有利である(図2および図3)。各例においていかなる回転方向においても、その長手方向の周りでの支持手段7の回転の場合には、ガイド体35だけでなく、ガイド体36も機械的当接部に対して押し付けられる。所与の場合においては、2つのガイド体35および36が、それによって一様に負荷される。後者は、支持手段7の摩耗抵抗を改善する。
支持手段7の摩耗抵抗をまたさらに改善する目的で、ガイド体35および36および/またはケーシング30に、機械的強化のための1つ以上の強化要素が付加的に設けられても良い。強化要素は、例えば、構造的強化に適する繊維(例えば、アラミド、ポリエステル、ガラスまたは炭素繊維)、またはそのような繊維の織物または編まれた構造から、構成することができる。強化要素は、例えば、ガイド体35および36および/またはケーシング30の内部に埋設されていても良く、あるいはガイド体35および36の表面および/またはケーシング30の表面に配置されても良い。
1 昇降機
3 昇降機ケージ
5 釣り合いおもり
7 支持手段
9 偏向ローラ
10 駆動プーリ
11、13、15、41、43、45 セグメント
12、14、42、44 ガイド溝
20 ストランド
20.1、20.2、20.3 レイヤ
25、26、27、28 張力キャリア
30 ケーシング
31 ストリップ形状領域
35、36 ガイド体
40 ローラ
50 ガイド装置
51、52、53 ガイドチャネル
3 昇降機ケージ
5 釣り合いおもり
7 支持手段
9 偏向ローラ
10 駆動プーリ
11、13、15、41、43、45 セグメント
12、14、42、44 ガイド溝
20 ストランド
20.1、20.2、20.3 レイヤ
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30 ケーシング
31 ストリップ形状領域
35、36 ガイド体
40 ローラ
50 ガイド装置
51、52、53 ガイドチャネル
Claims (16)
- 一体に撚り合わされまたは編まれたいくつかの張力キャリア(25、26、27、28)から構成される少なくとも1つのストランド(20)を備えるトランクを有し、このトランクは、支持手段(7)の長手方向に延びると共に、好ましくは0.5から2の幅/高さの比(A/B)を持つ幅(A)と高さ(B)からなる断面の面積を有する、支持手段(7)であって、少なくとも1つのガイド体(35、36)がトランクに固定され、このガイド体(35、36)は、支持手段(7)の長手方向に延び且つトランクから側面に突出していることを特徴とする、支持手段。
- 2つのガイド体(35、36)は、トランクの表面においてそれらが中間空間(31)によって分離されるようにして配置され、および/または支持手段(7)の相反する両面に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の支持手段。
- トランクは、それぞれのストランド(20)を取り囲むケーシング(30)を備えていることを特徴とする、請求項1または2に記載の支持手段。
- それぞれのガイド体(35、36)が、ケーシング(30)に固定されていること、および/またはガイド体(35、36)とケーシング(30)が一体構造からなることを特徴とする、請求項3に記載の支持手段。
- ガイド体(35、36)および/またはケーシング(30)は、ガイド体(35、36)および/またはケーシング(30)の機械的強化のための少なくとも1つの強化要素を備えていることを特徴とする、請求項4に記載の支持手段。
- トランクは、ガイド体(35、36)の近傍のその表面に、支持手段(7)の長手方向に延びるストリップ状領域(31)を有し、該ストリップ状領域(31)は、支持手段(7)を横向きにその長手方向にガイドするように、トランクのためのガイド面(12、14、42、44、51)に接触させられ得ることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の支持手段。
- トランクの表面は、ストリップ状領域(31)における断面内にて凸状に湾曲されていることを特徴とする、請求項6に記載の支持手段。
- それぞれの張力キャリア(25、26、27、28)は、ストランドまたはワイヤであることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の支持手段。
- 請求項1から8のいずれか一項に従って、積荷に結合され且つその長手方向に移動可能である、少なくとも1つの支持手段(7)を有して少なくとも1つの積荷(3、5)を運搬するための昇降機(1)であって、支持手段(7)のトランクは、支持手段(7)を、横向きにその長手方向にガイドするように、トランクのための少なくとも1つのガイド面(12、14、42、44、51)に接触させられ、且つその長手方向の周りでの支持手段(7)の回転を制限しまたは防止するように、それぞれのガイド体(35、36)のための少なくとも1つのガイド装置(11、13、15、41、43、45、52、53)が設けられる、昇降機(1)。
- ガイド装置は、機械的当接部(11、13、41、43、45、52、53)を備え、且つ支持手段(7)の回転は、当接部(11、13、15、41、43、45、52、53)とガイド体(35、36)との間の機械的接触によって制限されまたは防止される、請求項9に記載の昇降機。
- ガイド装置は、2つの機械的当接部(11、41、13、43)を備え、且つガイド体(35)は、2つの機械的当接部の間にガイドされ、そして第1の回転方向における支持手段の回転は、ガイド体(35)と当接部(11、13)のうち1つとの間の機械的接触によって制限されまたは防止され、且つ第1の回転方向と逆の回転方向においては、ガイド体(35)と当接部(41、43)の他の1つとの間の機械的接触によって制限されまたは防止される、請求項9に記載の昇降機。
- 支持手段は、ローラ(10、40)の周りでガイドされ、且つガイド面(12、14、42、44)は、ローラ(10、40)の表面および/またはローラの表面における溝(12、14、42、44)内に形成される、請求項9および10のうちの一項に記載の昇降機。
- ガイド装置(11、13、15、41、43、45)は、ガイド面(12、14、42、44)の近傍のローラ(10、40)に配置される、請求項12に記載の昇降機。
- ガイド面(12、14、42、44)の近傍のローラの表面の領域は、機械的当接部(11、13、15、41、43、45)を形成する、請求項13に記載の昇降機。
- 支持手段(7)のトランクは、2つのローラ(10、40)の間にガイドされ、且つ当接部(11、13、15、41、43、45)は、それぞれのローラ(10、40)に形成される、請求項11に記載の昇降機。
- 支持手段(7)のトランクおよびガイド体(35、36)が、2つのローラ(10、40)の間に形状ロック方式でガイドされ、または支持手段(7)のトランクおよびガイド体(35、36)が、ガイドチャネル(51、52、53)によって形状ロック方式でガイドされる、請求項9から15のいずれか一項に記載の昇降機。
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