JP2006193172A - 打栓型歯科用液体収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 打栓するだけで強固に密閉でき液漏れ等が起こり難く、また打栓した栓体を回転させるだけで手を汚すことなく簡単に開封できる打栓型歯科用液体収納容器を提供する。
【解決手段】 打栓型歯科用液体収納容器を、液体収納部1aの外周面上に容器用握り羽根板1bが突設されていて液体収納部1aの開口端の端面1eにフラット面1ea、スロープ面1eb及び段差面1ecが形成されており、液体収納部1aの内面1cの開口部側には底部側に向かって順次内径が小さくなる内面テーパ部1dが形成されている容器本体1と、下端に封栓部2dを有しその封栓部2dの上端から始まる栓部本体2aの外周面上に開口端面当接羽根板2bが突設されており、封栓部2dには先細りである截頭円錐形状部2eとその上方に容器本体1の内面テーパ部1dより底部側の部位に当接する複数の環状凸条部2fとがそれぞれ形成されている栓体2とから構成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、打栓するだけで強固に密閉でき液漏れ等が起こり難く、また打栓した栓体を回転させるだけで手を汚すことなく簡単に開封できる打栓型歯科用液体収納容器に関するものである。
歯科用液体収納容器では、内部の薬品等が漏れたり外気に触れたりしないように十分な配慮が必要であり、一般の容器に比べ密閉性が非常に重要となる。そのため容器の開口部にはキャップ型の蓋体ではなく、容器の開口部に挿入嵌合される栓体が使用されることが多いが、栓体では高い密閉性を維持させることができるものの、開封に手間がかかるという問題がある。
また歯科治療に用いられる薬品等は比較的少量であるから、歯科用液体収納容器は一般に小形であり、開封等の取扱いが難しいという問題もある。そのため、密閉性を向上させるために歯科用液体収納容器に栓体を使用するとより一層取扱い難くなり、これまでの歯科用液体収納容器では栓体を使用して高い密閉性と取扱い易さとを両立させることは非常に困難であった。
このような高い密閉性と取扱い易さとの両立という問題に対して、容器の胴部から突出した注出首部に固着される嵌合筒体とこの嵌合筒体に対して係脱自在な栓体とからなり、嵌合筒体は注出首部内に挿入されるスリーブとこのスリーブの外周上面に分離形成された複数個の第1突片とを有し、栓体は筒体の外径と同等以上の径を有する天板とこの天板の下面から垂下しスリーブと液密嵌合する栓芯とこの栓芯の外周において該天井面の下面に分離形成された複数個の第2突片とを有し、栓体の天板を回転すると第2の突片が第1の突片に乗り上げ、この上昇力により環状の突起と段部または凹溝との嵌合が解除されてなることを特徴とする容器の開閉キャップがある(例えば、特許文献1参照。)。しかしながらこの開閉キャップは、構造が複雑で容器の開口部には嵌合筒体と栓体とを挿入しなければならないため、比較的大きな化粧瓶等には利用できても小形の歯科用液体収納容器には利用できないのである。更にこの開閉キャップのような第1の突片と第2の突片とを栓体の下面や嵌合筒体の上面にそれぞれ複数個分離形成させて栓体の第2の突片を嵌合筒体の第1の突片に乗り上げさせて開封する構造を小形の歯科用液体収納容器に利用すると、第1の突片や第2の突片を大きく形成させることができないので栓体を十分な高さまで上昇させることが難しいため、嵌合筒体と栓体との当接長さを充分に確保して高い密閉性を持たせることができないのである。
またこのような2種類の突片を利用しないものとしては、容器の上端部に設けられる上下開口された筒状の首部と、その首部に着脱自在に装着されるキャップとを備えた容器のキャップ構造において、首部の内周部の上方部位は略楕円形状で下方にいくにしたがって徐々に縮径されながら真円に近付くようにするとともに、キャップはその下面中央部に首部内に挿入可能な栓体が一体的に垂下形成され、その栓体の基端部分は首部の上方部位と略同一の楕円形状である容器のキャップ構造がある(例えば、特許文献2参照。)。この容器のキャップ構造では、首部の内周部の上方部位とキャップに垂下形成された栓体の基端部分とが楕円形状に形成されていて、栓体が垂下形成されたキャップを回転させることによって楕円形状をなしている部位同士がかみ合わなくなり首部内に挿入されていた栓体が押し上げられる構造となっている。しかしながら、この容器のキャップ構造も、容器の開口部に首部とキャップの栓体部分とを挿入しなければならず、また首部の内周部等を楕円形状にするためにその楕円の長径に合わせて十分な大きさの開口部が必要となるため、小形の歯科用液体収納容器には全く利用できないのである。
実開昭60−142742号公報 実開平3−100141号公報
本発明は前記の問題に鑑み、打栓するだけで強固に密閉でき液漏れ等が起こり難く、また打栓した栓体を回転させるだけで手を汚すことなく簡単に開封できる打栓型歯科用液体収納容器を提供することを課題とする。
本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、打栓型歯科用液体収納容器を上端が開口しており底部が閉じている円筒状の液体収納部の外周面上に容器用握り羽根板が突設されている容器本体と、下端に封栓部を有しその封栓部の上端から始まる栓部本体の外周面上に開口端面当接羽根板が突設されている栓体とから構成すれば、容器本体の開口部には栓体の封栓部のみが挿入嵌合されるから比較的小形の打栓型歯科用液体収納容器であっても十分に密閉することができ、また容器本体の開口部において最も長い距離を確保できる開口部の端面に着目して、この端面にスロープ面を形成させれば、栓体を回転させてこのスロープ面で栓体に突設されている開口端面当接羽根板の下面の栓部本体側端面を案内させて栓体を十分な高さまで上昇せることができるので栓体を容器本体内に十分な深さまで挿入嵌合させ高い密閉性を確保できると共に構造が簡単で製造が容易となり、また容器本体の外周面の容器用握り羽根板と栓体の外周面の開口端面当接羽根板とを両手で握って回すだけで簡単に開封でき取扱いが格段に向上するだけでなく十分に力を入れて回すことができるので、栓体がしっかりと容器本体内に挿入嵌合されていても容易に開封することができ、また栓体の封栓部に複数の環状凸条部を形成させれば、各環状凸条部は打栓の際に環状凸条部間にできる空間で撓むことができるので、各環状凸条部は変形して容器本体の液体収納部の内面に隙間なく密着し、更に容器本体の開口部はこのような複数の環状凸条部によって何重にも密閉されるから十分な密閉性を確保できることを究明して本発明を完成したのである。
即ち本発明は、上端が開口しており底部が閉じている円筒状の液体収納部の外周面上に容器用握り羽根板が突設されている容器本体と、下端に封栓部を有しその封栓部の上端から始まる栓部本体の外周面上に開口端面当接羽根板が突設されている栓体とから構成されている打栓型歯科用液体収納容器であって、
容器本体は、液体収納部の開口端の端面に、液体収納部の中心軸と直角で栓体が打栓された際に開口端面当接羽根板の下面の栓部本体側の端面が当接されるフラット面と、フラット面の一端から所定方向に立ち上がるように傾斜しているスロープ面と、スロープ面の頂点からフラット面の他端に立ち下がる段差面とが形成されており、液体収納部の内面の開口部側には少なくともフラット面から底部側に向かって順次内径が小さくなる内面テーパ部が形成されており、
栓体の封栓部は、下端に先細りである截頭円錐形状部と、截頭円錐形状部の上方に容器本体の液体収納部の内面の内面テーパ部より底部側の部位に当接し栓体を回転させて開口端面当接羽根板の前記端面を液体収納部の開口端の端面のスロープ面に沿ってその頂点に達するまで移動させると液体収納部の内面テーパ部に位置する複数の環状凸条部とがそれぞれ形成されていることを特徴とする打栓型歯科用液体収納容器である。
また、栓体の封栓部の環状凸条部の上方に容器本体の液体収納部の内面テーパ部と当接する栓体テーパ部が形成されていれば、打栓の際に容器本体の液体収納部の内面テーパ部と栓体の封栓部の栓体テーパ部とが当接して密着することによって、容器本体の開口部は栓体の封栓部に形成された環状凸条部だけでなく栓体テーパ部によっても密閉されるので密閉性が向上して好ましく、栓体の栓部本体の一組の相対向する位置に開口端面当接羽根板がそれぞれ突設されており、容器本体の液体収納部の開口端の一組の相対向する位置の端面にフラット面とスロープ面と段差面とがそれぞれ形成されていれば、一組の相対向する位置に突設された開口端面当接羽根板の端面が容器本体の液体収納部の開口端に形成された各スロープ面に沿ってそれぞれ移動するから、栓体の栓部本体は一組の相対向する位置で上方に押し上げられるので栓体は横倒れすることなく真っ直ぐに上昇するのでスムースに開封できるだけでなく、打栓した栓体を半回転させるだけで簡単に開封できて好ましく、栓体が打栓又は開封される際に容器本体と接触しない栓体用握り羽根板が栓体の栓部本体の封栓部より上方の外周面上に更に突設されていれば、開口端面当接羽根板が握り難い形状の場合や枚数が少ない場合などに、栓体用握り羽根板を別途設けることによって、栓体をしっかりと握って確実に回転させることができて好ましいのである。
更に、高い密閉性を確保するためには、温度依存性が低く高温でも高い剛性が維持できる材料から容器本体や栓体が形成されていると好ましく、また使用される材料と収納される薬品とによっては容器本体と栓体とが自己融着して開封できない等の問題が生じる場合もあるので、容器本体の液体収納部内に収納される液体が揮発性の高い有機溶媒に溶解された歯科用液体である場合において、容器本体がエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー90重量%以上とポリエチレンとの混合物から成り、栓体がエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー50重量%以上とポリエチレンとの混合物から成り、且つ容器本体と栓体との少なくとも一方のエチレン−テトラシクロドデセンコポリマーが95重量%未満であれば、外気に曝されて温度変化を受け易い容器本体がエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー90重量%以上の材料から形成されているから温度依存性が低く高温でも高い剛性を維持させることができ、また容器本体に挿入される栓体は外部の温度影響を受け難いのでエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー50重量%以上の材料から形成されていれば十分に剛性を維持させることができ、また少なくとも一方のエチレン−テトラシクロドデセンコポリマーが95重量%未満であるから容器本体と栓体とが自己融着することがなくて好ましいのである。
更に、容器本体の液体収納部内に挿入された際に液体収納部の底部に至る棒状部の一端に液体吸着体が装着されている液体取出具を更に備えていれば、容器本体内に収納された液体が少量であっても容易に取り出すことができ、また液体吸着体に吸収させた液体をそのまま使用すれば手を汚すことなく治療を施すことができて好ましいのである。
本発明に係る打栓型歯科用液体収納容器は、上端が開口しており底部が閉じている円筒状の液体収納部の外周面上に容器用握り羽根板が突設されている容器本体と、下端に封栓部を有しその封栓部の上端から始まる栓部本体の外周面上に開口端面当接羽根板が突設されている栓体とから構成されているので、容器本体の開口部には栓体のみが挿入嵌合されるから比較的小形の打栓型歯科用液体収納容器であっても十分に密閉することができ、また容器本体の液体収納部と栓体とにはそれぞれ外周面上に容器用握り羽根板と開口端面当接羽根板とが突設されているから、これらの羽根状の部位を両手で握って回すだけで簡単に開封でき取扱いが格段に向上するだけでなく十分に力を入れて回すことができるので、栓体がしっかりと容器本体内に挿入嵌合されていても容易に開封することができ、
また容器本体は、液体収納部の開口端の端面に、液体収納部の中心軸と直角で栓体が打栓された際に開口端面当接羽根板の下面の栓部本体側の端面が当接されるフラット面と、フラット面の一端から所定方向に立ち上がるように傾斜しているスロープ面と、スロープ面の頂点からフラット面の他端に立ち下がる段差面とが形成されており、液体収納部の内面の開口部側には少なくともフラット面から底部側に向かって順次内径が小さくなる内面テーパ部が形成されているから、容器本体の最も長い距離を確保できる開口部の端面に栓体を上昇させるためのスロープ面を形成することによって、小形の開口部であっても栓体を十分な高さまで上昇させることができるので栓体を容器本体内に十分な深さまで挿入嵌合させて嵌合筒体と栓体との当接長さを充分に確保して高い密閉性を持たせることができると共に構造が簡単で製造が容易であり、
更に栓体の封栓部は、下端に先細りである截頭円錐形状部と、截頭円錐形状部の上方に容器本体の液体収納部の内面の内面テーパ部より底部側の部位に当接し栓体を回転させて開口端面当接羽根板の前記端面を液体収納部の開口端の端面のスロープ面に沿ってその頂点に達するまで移動させると液体収納部の内面テーパ部に位置する複数の環状凸条部とがそれぞれ形成されているから、各環状凸条部は打栓の際に環状凸条部間にできる空間で撓むことができるので、各環状凸条部は変形して容器本体の液体収納部の内面に隙間なく密着し、更に容器本体の開口部はこのような複数の環状凸条部によって何重にも密閉されるから十分な密閉性を確保でき、更に栓体が打栓されてから栓体を回転させて栓体用握り羽根板がスロープ面に沿ってその頂点に達するまで容器本体の開口部は栓体の複数の環状凸条部によって塞がれるので密閉性を十分に維持できるのである。
また、栓体の封栓部の環状凸条部の上方に容器本体の液体収納部の内面テーパ部と当接する栓体テーパ部が形成されている場合には、打栓の際に容器本体の液体収納部の内面テーパ部と栓体の封栓部の栓体テーパ部とが当接して密着することによって、容器本体の開口部は栓体の封栓部に形成された環状凸条部だけでなく栓体テーパ部によっても密閉されるので密閉性を向上させることができ、更に栓体の栓部本体の一組の相対向する位置に開口端面当接羽根板がそれぞれ突設されており容器本体の液体収納部の開口端の一組の相対向する位置の端面にフラット面とスロープ面と段差面とがそれぞれ形成されている場合には、一組の相対向する位置に突設された開口端面当接羽根板の端面が容器本体の液体収納部の開口端に形成された各スロープ面に沿ってそれぞれ移動するから、栓体の栓部本体は一組の相対向する位置で上方に押し上げられるので横倒れすることなく真っ直ぐに上昇するのでスムースに開封できるだけでなく、打栓した栓体を半回転させるだけで簡単に開封でき、また栓体が打栓又は開封される際に容器本体と接触しない栓体用握り羽根板が栓体の栓部本体の封栓部より上方の外周面上に更に突設されている場合には、開口端面当接羽根板が握り難い形状の場合や枚数が少ない場合などに、この栓体用握り羽根板を別途設けることによって、栓体をしっかりと握って確実に回転させることができるのである。
また、容器本体の液体収納部内に収納される液体が揮発性の高い有機溶媒に溶解された歯科用液体であり、容器本体がエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー90重量%以上とポリエチレンとの混合物から成り、栓体がエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー50重量%以上とポリエチレンとの混合物から成り、且つ容器本体と栓体との少なくとも一方のエチレン−テトラシクロドデセンコポリマーが95重量%未満である場合には、外気に曝されて温度変化を受け易い容器本体がエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー90重量%以上の材料から形成されていて温度依存性が低いので高温でも高い剛性を維持させることができ、また容器本体に挿入され外部の温度影響を受け難い栓体がエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー50重量%以上の材料から形成されているので十分に剛性を維持させることができ、また少なくとも一方のエチレン−テトラシクロドデセンコポリマーが95重量%未満であるから容器本体と栓体とが自己融着することがないのである。
更に、容器本体の液体収納部内に挿入された際に液体収納部の底部に至る棒状部の一端に液体吸着体が装着されている液体取出具を更に備えている場合には、容器本体に収納された液体が少量であっても容易に取り出すことができ、また液体吸着体に吸収させた液体をそのまま使用すれば手を汚すことなく治療を施すことができるのである。
以下、図面を用いて本発明に係る打栓型歯科用液体収納容器について詳細に説明する。
図1は本発明に係る打栓型歯科用液体収納容器の1実施例の斜視説明図、図2は図1の打栓型歯科用液体収納容器の開封時の様子を示す斜視説明図、図3は図1の打栓型歯科用液体収納容器の打栓前の様子を示す斜視説明図、図4は図3の容器本体の正面断面説明図、図5は本発明に係る打栓型歯科用液体収納容器の他の実施例の斜視説明図、図6は液体取出具の1実施例の正面説明図である。
図面中、1は上端が開口しており底部が閉じている円筒状の液体収納部1aの外周面上に容器用握り羽根板1bが突設されている容器本体であり、液体収納部1aの開口端の端面1eに、液体収納部1aの中心軸と直角で後述する栓体2が打栓された際に開口端面当接羽根板2bの下面の栓部本体2a側の端面2cが当接されるフラット面1eaと、フラット面1eaの一端から所定方向に立ち上がるように傾斜しているスロープ面1ebと、スロープ面1ebの頂点からフラット面1eaの他端に立ち下がる段差面1ecとが形成されており、液体収納部1aの内面1cの開口部側には少なくともフラット面1eaから底部側に向かって順次内径が小さくなる内面テーパ部1dが形成されている。
2は下端に封栓部2dを有しその封栓部2dの上端から始まる栓部本体2aの外周面上に開口端面当接羽根板2bが突設されている栓体であり、この栓体2の封栓部2dには、下端に先細りである截頭円錐形状部2eと、截頭円錐形状部2eの上方に容器本体1の液体収納部1aの内面1cの内面テーパ部1dより底部側の部位に当接し栓体2を回転させて開口端面当接羽根板2bの前記端面2cを液体収納部1aの開口端の端面1eのスロープ面1ebに沿ってその頂点に達するまで移動させると液体収納部1aの内面テーパ部1dに位置する複数の環状凸条部2fとがそれぞれ形成されている。
そして、栓体2の封栓部2dの環状凸条部2fの上方に、容器本体1の液体収納部1aの内面テーパ部1dと当接する栓体テーパ部2gが形成されている場合には、打栓の際に容器本体1の液体収納部1aの内面テーパ部1dと栓体2の封栓部2dの栓体テーパ部2gとが当接して密着することによって、容器本体1の開口部は栓体2の封栓部2dに形成された複数の環状凸条部2fだけでなく栓体テーパ部1dによっても密閉されるので密閉性を向上させることができて好ましく、更に栓体2が打栓又は開封される際に容器本体1と接触しない栓体用握り羽根板2hが栓体2の栓部本体2aの封栓部2dより上方の外周面上に更に突設されている場合には、開口端面当接羽根板2bが握り難い形状の場合や枚数が少ない場合など、栓体用握り羽根板2hを別途設けることによって栓体2をしっかりと握って確実に回転させることができて好ましいのである。
また図1〜3の如く、栓体2の栓部本体2aの一組の相対向する位置に開口端面当接羽根板2bがそれぞれ突設されており、容器本体1の液体収納部1aの開口端の一組の相対向する位置の端面1eにフラット面1eaとスロープ面1ebと段差面1ecとがそれぞれ形成されている場合には、一組の相対向する位置に突設された開口端面当接羽根板2bの端面2cが容器本体1の液体収納部1aの開口端に形成された各スロープ面1ebに沿ってそれぞれ移動するから、栓体2の栓部本体2aは一組の相対向する位置で上方に押し上げられるので横倒れすることなく真っ直ぐに上昇するのでスムースに開封できるだけでなく、打栓した栓体2を半回転させるだけで簡単に開封できて好ましいのである。なお、打栓型歯科用液体収納容器がより小さい場合には、図5の如く十分な長さのスロープ面1ebが得られるようにスロープ面1eb等をそれぞれ一つずつ形成させたり、打栓型歯科用液体収納容器が大きい場合には、図示していないが小さい回転角度で開封できるようにスロープ面1eb等を三つ以上形成させたりすればよい。その際、スロープ面1eb等の数に合わせてスロープ面1eb等に当接させる栓体2の栓体用握り羽根板2bもその数を変更することが好ましい。
また、容器本体1や栓体2は、高い密閉性を確保するために温度依存性が低く高温でも高い剛性が維持できるエチレン−テトラシクロドデセンコポリマーから形成されていることが好ましいが、容器本体1の液体収納部1a内に収納される液体が揮発性の高い有機溶媒に溶解された歯科用液体である場合においては、エチレン−テトラシクロドデセンコポリマーの比率の高い材料から形成された容器本体1や栓体2は自己融着し易いという問題がある。そのため、容器本体1の液体収納部1a内に収納される液体が揮発性の高い有機溶媒に溶解された歯科用液体である場合において、容器本体1がエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー90重量%以上とポリエチレンとの混合物から成り、栓体2がエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー50重量%以上とポリエチレンとの混合物から成り、且つ容器本体1と栓体2との少なくとも一方のエチレン−テトラシクロドデセンコポリマーが95重量%未満であれば、高い剛性を維持させることができるだけでなく自己融着もしないので好ましい。
3は容器本体1の液体収納部1a内に挿入された際に液体収納部1aの底部に至る棒状部3aの一端に液体吸着体3bが装着されている液体取出具であり、この液体取出具3が更に備えられていれば、容器本体1の液体収納部1aに収納された液体が少量の場合や粘性が高い液体である場合にも容易に取り出すことができ、また液体吸着体3bに吸収させた液体をそのまま使用すれば手を汚すことなく治療を施すことができて好ましい。液体取出具3の液体吸着体3bとしては、図6の如きブラシ状のものが好ましく利用できるが、必ずしもこの限りでなく綿球等であってもよい。
このような構成を有する本発明に係る打栓型歯科用液体収納容器に実際に歯科用液体を密閉するには、容器本体1の液体収納部1a内に歯科用液体を注入し、栓体2を図3の如き状態から栓体2の栓部本体2aを封栓部2d側から容器本体1の液体収納部1a内に挿入して、栓体2の開口端面当接羽根板2bの下面の栓部本体2a側端面2cが容器本体1の端面1eのフラット面1eaに当接するように打ち込むだけでよい。また図4の如く液体収納部1aの内面1cの開口部側には少なくともフラット面1eaから底部側に向かって順次内径が小さくなる内面テーパ部1dが形成されておりこの内面テーパ部1dに連続して内面1cは内径の小さな円筒状に形成されているから、液体収納部1aの開口部側は広径であるので栓体2の栓部本体2aを挿入し易く、更に栓体2の封栓部2dの環状凸条部2fの上方に容器本体1の液体収納部1aの内面テーパ部1dと当接する栓体テーパ部2gが形成されていれば、栓体2を打栓することによって、栓体2の栓体テーパ部2gが容器本体1の内面テーパ部1dに当接し、更に栓体2の複数の環状凸条部2fが内面テーパ部1dに連続する内面1cに当接するので容器本体1は栓体2によって何重にも密閉されるのである。また液体収納部1aの内面1cに当接する環状凸条部2fは、図3の如く複数形成されているので、栓体2を打栓する際に各環状凸条部2fは撓むことができるので、液体収納部1aの内面1cの形状に合わせて変形できるから密着し易く高い密閉性を維持することができ、また本発明に係る打栓型歯科用液体収納容器はこの状態で運搬・保存されるが、その際に栓体2の位置が多少移動してもこの環状凸条部2fによって高い密閉性を維持することができるのである。このように打栓しただけで容易に密閉できるから、本発明に係る打栓型歯科用液体収納容器を使用すれば歯科用液体製品を容易に製造できるのである。
次にこの打栓型歯科用液体収納容器を開封するには、図1〜4に示す態様の場合には、容器本体1の容器用握り羽根板1bと栓体2の開口端面当接羽根板2bとを握って図1の状態から栓体2を容器本体1に対して反時計回りに回転させて、栓体2の開口端面当接羽根板2bの下面の栓部本体2a側の端面2cを容器本体1の端面1eのフラット面1eaからスロープ面1ebに沿って移動させて栓体2を徐々に上昇させるだけで栓体2を無理に引き抜くことなく、簡単に開封することができるのである。また栓体2を回転させる方向は図示した実施例では反時計回りであるが時計回りにしてもよく、いずれにしても栓体2又は容器本体1を誤った方向に回そうとしても図1の如く栓体2の開口端面当接羽根板2bは容器本体1の端面1eの段差面1ecに当接して回転させることができないので、使用時に栓体2の回転方向を迷うことがなく、誰でも簡単に取り扱えるのである。また栓体2を所定角度だけ(図1〜4に示す態様の場合には半回転)回転させて開口端面当接羽根板2bの下面の栓部本体2a側の端面2cを液体収納部1aの開口端の端面1eのスロープ面1ebに沿ってその頂点に達するまで移動させないと、栓部2aの環状凸条部2fは内径が大きくなった液体収納部1aの内面テーパ部1dに位置しないので、栓体2を多少回転させただけでは開封できないから、密閉性が高く取扱い易いのである。また図5に示す態様の場合には、容器本体1の容器用握り羽根板1bと、栓体2の開口端面当接羽根板2b及び栓体用握り羽根板2hとを握って図5の状態から栓体2を容器本体1に対して反時計回りに1回転させれば、簡単に開封できるのである。
また、搬送時や保存時において容器本体1や栓体2が温度変化によって変形すると高い密閉性を維持できないので、容器本体1や栓体2は温度依存性が低く高温でも高い剛性を維持できるエチレン−テトラシクロドデセンコポリマーの如き材料から形成されていることが好ましいが、容器内に収納される歯科用液体が、例えばアセトン類やエステル類を溶媒とする歯科用接着材やプライマー等のような揮発性の高い有機溶媒に溶解された歯科用液体である場合には、エチレン−テトラシクロドデセンコポリマーの比率の高い材料で容器本体1や栓体2を形成させると自己融着して開封できない等の問題が生じることがある。そのため、容器本体1の液体収納部1a内に収納される液体が揮発性の高い有機溶媒に溶解された歯科用液体である場合には、容器本体1がエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー90重量%以上とポリエチレンとの混合物から成り、栓体2がエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー50重量%以上とポリエチレンとの混合物から成り、且つ容器本体1と栓体2との少なくとも一方のエチレン−テトラシクロドデセンコポリマーが95重量%未満であれば、外気に曝されて温度変化を受け易い容器本体1がエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー90重量%以上の材料から形成されているから温度依存性が低く高温でも高い剛性を維持させることができ、また容器本体1に挿入される栓体2は外部の温度影響を受け難いのでエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー50重量%以上の材料から形成されているから十分に剛性を維持させることができ、また少なくとも一方のエチレン−テトラシクロドデセンコポリマーが95重量%未満であるから容器本体1と栓体2とが自己融着することがなくて好ましいのである。なおこのような条件を満たす市販材料としては、例えば三井化学(株)製のアベル(商品名)がある。
また打栓型歯科用液体収納容器の開封後に打栓型歯科用液体収納容器内の歯科用液体を実際に使用するには、歯科用液体の種類や治療方法によって異なるが、容器本体1の液体収納部1aに収納された液体が少量の場合や粘性が高い液体である場合には、図6の如き棒状部3aの一端に液体吸着体3bが装着されている液体取出具3を使用すれば、歯科用液体を容易に取り出すことができ、また液体吸着体3bに吸収させた液体をそのまま使用することによって手を汚すことなく治療できるのである。
本発明に係る打栓型歯科用液体収納容器の1実施例の斜視説明図である。 図1の打栓型歯科用液体収納容器の開封時の様子を示す斜視説明図である。 図1の打栓型歯科用液体収納容器の打栓前の様子を示す斜視説明図である。 図3の容器本体の正面断面説明図である。 本発明に係る打栓型歯科用液体収納容器の他の実施例の斜視説明図である。 液体取出具の1実施例の正面説明図である。
符号の説明
1 容器本体
1a 液体収納部
1b 容器用握り羽根板
1c 内面
1d 内面テーパ部
1e 端面
1ea フラット面
1eb スロープ面
1ec 段差面
2 栓体
2a 栓部本体
2b 開口端面当接羽根板
2c 端面
2d 封栓部
2e 截頭円錐形状部
2f 環状凸条部
2g 栓体テーパ部
2h 栓体用握り羽根板
3 液体取出具
3a 棒状部
3b 液体吸着体

Claims (6)

  1. 上端が開口しており底部が閉じている円筒状の液体収納部(1a)の外周面上に容器用握り羽根板(1b)が突設されている容器本体(1)と、下端に封栓部(2d)を有しその封栓部(2d)の上端から始まる栓部本体(2a)の外周面上に開口端面当接羽根板(2b)が突設されている栓体(2)とから構成されている打栓型歯科用液体収納容器であって、
    容器本体(1)は、液体収納部(1a)の開口端の端面(1e)に、液体収納部(1a)の中心軸と直角で栓体(2)が打栓された際に開口端面当接羽根板(2b)の下面の栓部本体(2a)側の端面(2c)が当接されるフラット面(1ea)と、フラット面(1ea)の一端から所定方向に立ち上がるように傾斜しているスロープ面(1eb)と、スロープ面(1eb)の頂点からフラット面(1ea)の他端に立ち下がる段差面(1ec)とが形成されており、液体収納部(1a)の内面(1c)の開口部側には少なくともフラット面(1ea)から底部側に向かって順次内径が小さくなる内面テーパ部(1d)が形成されており、
    栓体(2)の封栓部(2d)は、下端に先細りである截頭円錐形状部(2e)と、截頭円錐形状部(2e)の上方に容器本体(1)の液体収納部(1a)の内面(1c)の内面テーパ部(1d)より底部側の部位に当接し栓体(2)を回転させて開口端面当接羽根板(2b)の前記端面(2c)を液体収納部(1a)の開口端の端面(1e)のスロープ面(1eb)に沿ってその頂点に達するまで移動させると液体収納部(1a)の内面テーパ部(1d)に位置する複数の環状凸条部(2f)とがそれぞれ形成されていることを特徴とする打栓型歯科用液体収納容器。
  2. 栓体(2)の封栓部(2d)の環状凸条部(2f)の上方に、容器本体(1)の液体収納部(1a)の内面テーパ部(1d)と当接する栓体テーパ部(2g)が形成されている請求項1に記載の打栓型歯科用液体収納容器。
  3. 栓体(2)の栓部本体(2a)の一組の相対向する位置に開口端面当接羽根板(2b)がそれぞれ突設されており、容器本体(1)の液体収納部(1a)の開口端の一組の相対向する位置の端面(1e)にフラット面(1ea)とスロープ面(1eb)と段差面(1ec)とがそれぞれ形成されている請求項1又は2に記載の打栓型歯科用液体収納容器。
  4. 栓体(2)が打栓又は開封される際に容器本体(1)と接触しない栓体用握り羽根板(2h)が栓体(2)の栓部本体(2a)の封栓部(2d)より上方の外周面上に更に突設されている請求項1から3までのいずれか1項に記載の打栓型歯科用液体収納容器。
  5. 容器本体(1)の液体収納部(1a)内に収納される液体が揮発性の高い有機溶媒に溶解された歯科用液体である場合において、容器本体(1)がエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー90重量%以上とポリエチレンとの混合物から成り、栓体(2)がエチレン−テトラシクロドデセンコポリマー50重量%以上とポリエチレンとの混合物から成り、且つ容器本体(1)と栓体(2)との少なくとも一方のエチレン−テトラシクロドデセンコポリマーが95重量%未満である請求項1から4までのいずれか1項に記載の打栓型歯科用液体収納容器。
  6. 容器本体(1)の液体収納部(1a)内に挿入された際に液体収納部(1a)の底部に至る棒状部(3a)の一端に液体吸着体(3b)が装着されている液体取出具(3)を更に備えている請求項1から5までのいずれか1項に記載の打栓型歯科用液体収納容器。
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