JP2006191978A - 折り畳み物干し - Google Patents

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Abstract

【課題】不要時に扁平状に圧縮させてあるものを、必要時において通常使用形態へ楽にしかも迅速に変位させることができ、しかも通常使用形態を安定的に維持することのできる折り畳み物干しを提供する。
【解決手段】本願物干し1は、上下方向に伸長・圧縮可能であって、伸長方向にはバネ付勢された2つの側枠2、3を左右に対向させ、該側枠2、3間に基端側を枢着し、先端側を前記側枠間に渡設した横杆に乗せてなる複数段の棚枠6、6′、6″を設け、該棚枠のうち、少なくとも最上段の棚枠6″に前記側枠の最大伸長点を維持するためのストッパを設けるとともに、該最上段の棚枠のストッパを解除するために持ち上げたときに、他の棚枠の先端を持ち上げるための連動手段9を設けたことを特徴とし、通常使用形態から不使用形態、あるいは不使用形態から通常使用形態への変化を軽く行えるように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、不要時には圧縮して小さく仕舞え、必要時には通常使用形態に楽に変位させることのできる折り畳み物干しに関するものである。
従来、この種の折り畳み物干しの代表例として特開2000−245997がある。これは、図9(a)、(b)に示す如く、一対の側脚枠91、92を近接離間方向に移動自在に対向配置し、各側脚枠91、92の上下位置に、それぞれ上棚枠94、94′及び下棚枠95、95′を水平に枢着突設し、これら上棚枠94、94′の対向端部と、下棚枠95、95′の対向端部との間に、中心点96を中心に枢動するX状リンク部材97を設けてなるものであった。
上記従来型の折り畳み物干しは、前記上棚枠94、94′及び下棚枠95、95′がそれぞれ水平状態に突っ張らしているときを通常使用形態(図9(a)参照)とし、折り畳むときは、前記上棚枠94、94′及び下棚枠95、95′をそれぞれ上方に持ち上げつつ、対向配置している各側脚枠91及び92を、図9(a)の一点鎖線の如く、キャスター98、99を滑動させて近接方向に引き寄せ、最終的には同図(b)の如く、圧縮(不使用形態)して小さく仕舞える(保管)ようになっていた。
特開2000−245997
しかしながら、上記従来型の折り畳み物干しは、通常使用形態(図9(a)参照)から不使用形態(同(b)参照)、あるいは不使用形態から通常使用形態に変化させる過程において、図9(a)の一点鎖線の形態を経るが、この形態時では各側脚枠91、92が不安定(倒れ易い)になり、女子や子供では変形操作が極めて困難になっていたばかりでなく、折り畳みや展開に際し、上棚枠94、94′及び下棚枠95、95′の総てを同時的に操作する必要があるが、この操作も一人では困難であった。
本発明は、上記問題を解消するためのもので、その目的とするところは、不要時には扁平状に圧縮して小さく立て掛けて仕舞え、必要時には通常使用形態に楽に変位させることのできる折り畳み物干しを提供するとともに、この変位操作を女子や子供でも一人でしかもワンタッチで楽に、しかも迅速に行わせることのできる折り畳み物干しを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る折り畳み物干しは、上下方向に伸長・圧縮可能であって、伸長方向にはバネ付勢された2つの側枠を左右に対向させ、該側枠間に基端側を枢着し、先端側を前記側枠間に渡設した横杆に乗せてなる複数段の棚枠を設け、該棚枠のうち、少なくとも最上段の棚枠に前記側枠の最大伸長点を維持するためのストッパを設けるとともに、該最上段の棚枠のストッパを解除するために持ち上げたときに、他の棚枠の先端を持ち上げるための連動手段を設けたことを特徴とし、通常使用形態から不使用形態、あるいは不使用形態から通常使用形態への変化を軽く行えるように構成した。
また、請求項2に記載の発明に係る折り畳み物干しは、前記棚枠が最上段の棚枠、中段の棚枠及び最下段の棚枠を備え、前記連動手段が最上段の棚枠の先端寄りに一端を結着した扁平紐の他端を、該最上段の棚枠の先端を乗せた横杆の外側を廻し、中段の棚枠の後端寄りに係止させて最下段の棚枠の先端寄りに結着するとともに、前記扁平紐の途中に、中段の棚枠の先端寄りに一端を結着した第二扁平紐の他端を三角状に固定したことを特徴とし、前記連結部材が、テープ状の扁平紐からなることを特徴とし、一方の手で最上段の棚枠を上に持ち上げ、他方の手で側枠を押しさげるだけで容易にしかも軽い操作で圧縮できるように構成した。
さらに、請求項3に記載の発明に係る折り畳み物干しは、上下方向に伸長・圧縮可能であって、伸長方向にはバネ付勢された2つの側枠を左右に対向させ、該側枠間に伸縮可能な複数段の伸縮棚枠を設け、該伸縮棚枠のうち最上段の棚枠に前記側枠の最大伸長点を維持するためのストッパを、解除可能に設けたことを特徴とし、側枠の伸長・圧縮に伴って各棚枠が幅方向に伸縮するように構成した。
さらにまた、請求項4に記載の発明に係る折り畳み物干しは、前記伸縮棚枠が固定棚枠とスライド棚枠とからなり、前記ストッパが前記固定棚枠から延出され、前記スライド棚枠の一部に係止できるバネ性フックを設けたことを特徴とし、側枠の最大伸長点を維持するためのストッパの作動と、その解除をバネ性フックのバネ力を利用して容易に行えるように構成した。
本発明によれば、上下方向に伸長・圧縮可能であって、伸長方向にはバネ付勢された2つの側枠を左右に対向させ、該側枠間に基端側を枢着し、先端側を前記側枠間に渡設した横杆に乗せてなる複数段の棚枠を設け、該棚枠のうち、少なくとも最上段の棚枠に前記側枠の最大伸長点を維持するためのストッパを設けるとともに、該最上段の棚枠のストッパを解除するために持ち上げたときに、他の棚枠の先端を持ち上げるための連動手段を設けたことを特徴としているから、前記ストッパの作用により通常使用形態が確保できるとともに、該ストッパを解除すれば側枠を圧縮させた状態で小さく仕舞えるようにワンタッチ操作により軽く行えるという優れた効果を奏するものである。
また、請求項2に記載の発明によれば、前記棚枠が最上段の棚枠、中段の棚枠及び最下段の棚枠を備え、前記連動手段が最上段の棚枠の先端寄りに一端を結着した扁平紐の他端を、該最上段の棚枠の先端を乗せた横杆の外側を廻し、中段の棚枠の後端寄りに係止させて最下段の棚枠の先端寄りに結着するとともに、前記扁平紐の途中に、中段の棚枠の先端寄りに一端を結着した第二扁平紐の他端を三角状に固定したことを特徴とし、前記連結部材が、テープ状の扁平紐からなることを特徴としているから、一方の手で最上段の棚枠を上に持ち上げ、他方の手で側枠を押しさげるだけで容易にしかも軽い操作で圧縮できるという優れた効果を奏するものである。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、上下方向に伸長・圧縮可能であって、伸長方向にはバネ付勢された2つの側枠を左右に対向させ、該側枠間に伸縮可能な複数段の伸縮棚枠を設け、該伸縮棚枠のうち最上段の棚枠に前記側枠の最大伸長点を維持するためのストッパを、解除可能に設けたことを特徴としているから、側枠の伸長・圧縮に伴って各棚枠が幅方向に伸縮し、軽い操作により通常使用形態から不使用形態及びその逆に変位させることができるという優れた効果を奏するものである。
さらにまた、請求項4に記載の発明によれば、前記伸縮棚枠が固定棚枠とスライド棚枠とからなり、前記ストッパが前記固定棚枠から延出され、前記スライド棚枠の一部に係止できるバネ性フックを設けたことを特徴としているから、側枠の最大伸長点を維持するためのストッパの作動と、その解除をバネ性フックのバネ力を利用して容易に行えるという優れた効果を奏するものである。
次に、本発明の実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は本願物干しの通常使用形態の斜視図、図2は同側面図、図3は本願物干しを圧縮開始操作を示す側面図、図4は圧縮開始直後を示す側面図、図5は圧縮終了直前を示す側面図、図6は不使用時(保管時)を示す側面図、図7は最上段の棚枠として使用される伸縮棚枠の斜視図、図8は中段及び最下段の棚枠として使用される伸縮棚枠の斜視図である。
1は本願物干しである。本願物干し1は、上下方向に伸長・圧縮可能な側枠2、3を左右対向して備えている。該側枠2、3は、具体的には、交点をピンPにより枢着したX杆(例えば、アルミパイプ材、ステンレスパイプ材等からなる)4、4′、4″を、その杆端部においてピンP′を介して複数段(図において3段)に枢着してなる。前記X杆4、4′、4″はそれぞれ交点はピンPを中心に枢動するとともに、杆端部間はピンP′を中心に屈伸することにより前記側枠2、3を伸長及び圧縮させるようになっている。
前記側枠2、3は、最下段のX杆4の股間に張設したバネ部材(例えば、コイルバネ)5により伸長方向に付勢されている。換言すれば、バネ部材5の引っ張り力により最下段のX杆4の股間を閉じ方向に引っ張ることにより前記側枠2、3を伸長させている。このバネ部材5は側枠2、3を圧縮させていくと、例えば、図5の如く、大きく伸びるように変化するが、伸び切られることがないことは勿論である。前記側枠2、3の伸長及び圧縮に際し、その動きをスムーズにするため、最下段のX杆4のそれぞれの下端部(4個所)にはキャスタ12が取付られている。
前記側枠2、3間には、複数段(図において3段)の棚枠6、6′、6″が設けられている。各棚枠6、6′、6″は、基端側を構成する各横杆6a、6a′、6a″を、側枠2、3間に挿通軸架された横杆7、7′、7″に乗せている。この棚枠6、6′、6″のうち、少なくとも最上段の棚枠6″の先端6b″は下向きに屈曲し、その屈曲部8が前記横杆7″に係止している(図2参照)。これは前記側枠2、3の最大伸長点を維持するストッパとしての役目を果たすためのものである。なお、本例では、最下段の棚枠6の先端6bも下向きに屈曲させ、その屈曲部8′を前記横杆7に係止させ、前記ストッパ機能をより効果的に発揮てきるようにしている。
前記最上段の棚枠6″は、その先端側6b″を図3の矢印イの如く手で掴んで持ち上げると、前記横杆7″との係止がハズれ、ストッパ機能が解除されるようになっている。このように最上段の棚枠6″のストッパ機能を解除したときは、同時に、他の棚枠6、6′の先端側も持ち上がるように連動して持ち上がるようになっている。したがって、上述の如く最下段の棚枠6の先端側6bも同じになっているときも、連動手段9が設けられている。最下段の棚枠6の先端側6bがストッパとしての役目を果たしている場合でもこれを解除できるようになっている。
前記連動手段9は、本願物干し1では扁平紐(例えば、ナイロンテープ)9aを用い、該扁平紐9aを各棚枠6、6′、6″に次のように通すことにより構成している。すなわち、まず、扁平紐9aの一端を最上段の棚枠6″の先端寄りの一つの横棒Aに結着する。次いで、扁平紐9aの他端を前記横杆7″の外側を廻した後、中段の棚枠6′の後端寄りの一つの横棒Bの外側を廻して最下段の棚枠6の先端寄りの一つの横棒Cに結着する。そして、第二扁平紐9bの一端を、中段の棚枠6′の先端寄りの一つの横棒B′に結着し、その他端を前記扁平紐9aの内面に結合具10を介して三角状に固定する。
しかして、最上段の棚枠6″の先端6b″を、前記横杆7″との係止を解除(ストッパ機能の解除)するように持ち上げると、前記横杆7″を廻って、中段の棚枠6′の後端寄りの一つの横棒Bの外側を廻って最下段の棚枠6の先端寄りの一つの横棒Cに結着されているため、最下段の棚枠6が最上段の棚枠6″に矢印ロの如く連動して持ち上がる。しかも、この扁平紐9aには、中段の棚枠6′の先端寄りの一つの横棒B′に一端を結着した第二扁平紐9bの他端が結合具10を介して固定されているため、中段の棚枠6′も最上段の棚枠6″に連動して矢印ハの如く持ち上がることとなる(図3参照)。
この状態において、前記側枠2、3を構成する最上段のX杆4″の杆端部を図3の矢印イ′の如く下向きに押すと、側枠2、3は最下段のX杆4の股間に張設したバネ部材5の引っ張り力に抗して圧縮される。図4は圧縮開始直後の側枠2(3)の状態、図5は圧縮終了直前の側枠2(3)の状態を示している。
このように、側枠2(3)が、図4、図5を経て徐々に圧縮させると、最終的には扁平化されることとなる。扁平化した側枠2、3は、図6の如く、締め付けバンド11にて縛ることによって立て掛けて仕舞える(保管)ようになる。この立て掛け性を良好にするため、最上段のX杆4″の杆端部にはゴムなどにより形成してなる靴部材13を履かせ、最下段のX杆4の杆端部に設けたキャスタ12との高さ調整をしておくことが好ましい。
前記最上段の棚枠6″、中段の棚枠6′及び最下段の棚枠6は、図面上では一枚構成になっているが、物干し量を増やすために、各棚枠の全部又は一部に拡張棚枠(図示せず)を重畳的に設け、適時、外側に展開できるように構成することもある。この拡張棚枠は折り畳みに際しては、元の重畳状態に復帰させてから折り畳み開始することになることは勿論である。
上述の如く、本願物干し1は、その側枠2、3をバネ部材5の作用と、オペレータの手による持ち上げ誘導とにより伸長させ、その最大伸長点になると最上段の棚枠6″の先端側の屈曲部8が横杆7″に係合(ストッパ機能)して使用形態となる。また、使用後、最上段の棚枠6″を持ち上げてストッパ機能を解除させた後、連動手段9を介して他の棚枠を総て持ち上げて側枠2、3をバネ部材5に抗して圧縮させていたが、上記作動を簡単に行えるようにすることもある。例えば、前記最上段の棚枠6″、中段の棚枠6′及び最下段の棚枠6として、図7及び図8の如く、幅方向に伸縮可能な伸縮棚枠60を構成し、前記側枠2、3の伸長・圧縮にしたがって伸縮させることにより可能である。例えば、伸縮棚枠60を固定棚枠61とスライド棚枠62とで構成し、該固定棚枠61の外端側を、最上段のX杆4″の一方の杆端部に枢着させ、かつ、スライド棚枠62の外端側を、最上段のX杆4″の他方の杆端部に枢着させると、前記側枠2、3の伸長・圧縮に伴って伸縮棚枠60も伸縮することとなる。なお、伸縮棚枠60の伸縮部は図示の例ではパイプ部とスライド杆にて構成しているがこれに限らない。
前記伸縮棚枠60のうち、図7に示すものは最上段の棚枠用であり、図8に示すものは中段の棚枠及び最下段の棚枠用である。最上段の棚枠用の伸縮棚枠60は、側枠2、3の最大伸長点を維持するためのストッパ63を備える。中段の棚枠及び最下段の棚枠用のものは特にストッパを要しない。
前記ストッパ63としては、例えば、伸縮棚枠60の固定棚枠61にバネ性フック64を設け、該フック64をスライド棚枠62の係止棒65に係止させることができるように構成している。このバネ性フック64はそのバネ力に抗してスライド棚枠62の横棒65から容易に解除することができることは勿論である。
次に、本発明の作用について説明する。今、図1、図2の如く、通常使用形態にある本願物干し1を圧縮するに際し、まず、前記最上段の棚枠6″の先端6b″を、一方の手で図3の如く前記横杆7″から解除させるように持ち上げ、他方の手で側枠2、3の最上段のX杆4″を、下向きに押す。これにより側枠2、3は最下段のX杆4の股間に張設したバネ部材5の引っ張り力に抗し、図4、図5の如く順次、変化しつつ圧縮されることとなる。前述の如く、最上段の棚枠6″の先端6b″を持ち上げたときは、中段の棚枠6′及び最下段の棚枠6も連動して持ち上がるようになっている。
最上段の棚枠6″、中段の棚枠6′及び最下段の棚枠6が、幅方向に伸縮可能となる固定棚枠61とスライド棚枠62とでそれぞれ構成され、最上段の棚枠6″が最大伸長時をを維持するためのバネ性フック64をスライド棚枠62の横棒65に係止させてあるときは、まず、該バネ性フック64をスライド棚枠62の横棒65から解除して側枠2、3の最上段のX杆4″を下向きに押せば、側枠2、3の圧縮に伴って固定棚枠61とスライド棚枠62とが幅方向に伸長して扁平化することとなる。
何れの場合でも、扁平化した後の側枠2、3は、図6の如く、締め付けバンド11にて縛った後、立て掛けることにより小さく仕舞える。この場合、最上段のX杆4″の杆端部に靴部材13を履かせ、最下段のX杆4の杆端部に設けたキャスタ12との高さを調整させておけば、安定的に立て掛けておくことが可能となる。
次いで、小さく圧縮してあった本願物干し1を、通常使用形態に伸長させることについて説明する。まず、立て掛けてあった本願物干し1を、キャスタ12が床側になるように姿勢を直し、締め付けバンド11を解除して最上段のX杆4″を、上向きに持ち上げるように誘導する。これにより側枠2、3は最下段のX杆4の股間に張設したバネ部材5の引っ張り力の援助もあって、軽く上方へ押し上げられる。
しかして、本願物干し1が最も伸長したときは、最上段の棚枠6″の先端側6b″の屈曲部8が、図1及び図2の如く、前記横杆7″に係止することとなるので、ストッパ機能が働いて最大伸長状態が維持されることとなる。その後は最上段の棚枠6″、中段の棚枠6′及び最下段の棚枠6が物干し量を増やすために拡張棚枠(図示せず)が重畳的に設けられていれば、これらを適時展開して物干しとして使用される。
本願物干しは、上述の如く、不要時には圧縮して小さく仕舞え、必要時には通常使用形態に楽に変位させることができるから、部屋内において利用可能性が極めて大きいものである。
本願物干しの通常使用形態の斜視図である。 同側面図である。 本願物干しを圧縮開始操作を示す側面図である。 圧縮開始直後を示す側面図である。 圧縮終了直前を示す側面図である。 不使用時(保管時)を示す側面図である。 最上段の棚枠として使用される伸縮棚枠の斜視図である。 中段及び最下段の棚枠として使用される伸縮棚枠の斜視図である。 従来型の物干しの使用時(a)と不要時(b)とを示す正面図である。
符号の説明
1 本願物干し
2、3 側枠
4、4′、4″ X杆
P、P′ ピン
5 バネ部材
6、6′、6″ 棚枠
6a、6a′、6a″ 横杆
7、7′、7″ 横杆
8、8′ 屈曲部
9 連動手段
9a 扁平紐
9b 第二扁平紐
10 結合具
11 締め付けバンド
12 キャスタ
13 靴部材
60 伸縮棚枠
61 固定棚枠
62 スライド棚枠
63 ストッパ
64 バネ性フック
65 係止棒

Claims (4)

  1. 上下方向に伸長・圧縮可能であって、伸長方向にはバネ付勢された2つの側枠を左右に対向させ、該側枠間に基端側を枢着し、先端側を前記側枠間に渡設した横杆に乗せてなる複数段の棚枠を設け、該棚枠のうち、少なくとも最上段の棚枠に前記側枠の最大伸長点を維持するためのストッパを設けるとともに、該最上段の棚枠のストッパを解除するために持ち上げたときに、他の棚枠の先端を持ち上げるための連動手段を設けたことを特徴とする折り畳み物干し。
  2. 前記棚枠が最上段の棚枠、中段の棚枠及び最下段の棚枠を備え、前記連動手段が最上段の棚枠の先端寄りに一端を結着した扁平紐の他端を、該最上段の棚枠の先端を乗せた横杆の外側を廻し、中段の棚枠の後端寄りに係止させて最下段の棚枠の先端寄りに結着するとともに、前記扁平紐の途中に、中段の棚枠の先端寄りに一端を結着した第二扁平紐の他端を三角状に固定したことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み物干し。
  3. 上下方向に伸長・圧縮可能であって、伸長方向にはバネ付勢された2つの側枠を左右に対向させ、該側枠間に伸縮可能な複数段の伸縮棚枠を設け、該伸縮棚枠のうち最上段の棚枠に前記側枠の最大伸長点を維持するためのストッパを、解除可能に設けたことを特徴とする折り畳み物干し。
  4. 前記伸縮棚枠が固定棚枠とスライド棚枠とからなり、前記ストッパが前記固定棚枠から延出され、前記スライド棚枠の一部に係止できるバネ性フックを設けたことを特徴とする請求項3に記載の折り畳み物干し。
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