JP2006191522A - 製品コードの復号を行うための復号装置およびこの装置を用いる復号方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製品コードを復号するための復号装置と、これを用いる復号方法とが提供される。
【解決手段】復号装置は、消去フラグプロセッサと、デコーダと、信頼性フラグプロセッサとを備える。消去フラグプロセッサは、複数の信頼性フラグに従って、各消去フラグに対して特定値もしくは非特定値を設定する判定を行い、ここで各記号は信頼性フラグと、それに応じた消去フラグとをもち、各信頼性フラグは信頼性フラグ値をもつ。消去フラグに対して誤差記号を修正するため、このデコーダは消去フラグプロセッサに結合されており、修正された記号を出力する。消去フラグと修正された記号とに従って信頼性フラグの信頼性フラグ値を再設定するため、消去フラグプロセッサとデコーダとの両方に信頼性フラグプロセッサが結合される。
【選択図】図4

Description

本発明は、一般的に、復号装置および復号方法に関するものであるが、さらに詳細には、製品コードの復号を行うための復号装置およびこの装置を用いる復号方法に関する。
デジタルビデオ・オーディオ信号用演奏もしくは記録システムにおいて、製品コードの利用は主要な暗号化形式の1つになってきた。図1は従来型製品コードブロック100の概略を示す。図1を参照すると、製品コードブロック100は、行方向にn1の長さおよびk1の次元をもつ複数の内コード110と、列方向にn2の長さおよびk2の次元をもつ複数の外部コード120とに分けられる。その結果、デコーダが、誤差部分を修正するため、製品コードブロック100の1つの方向について復号操作をまず行い、さらに残りの部分の誤差を修正するため、他の方向について復号操作を行う。これにより、この編み込み復号手順を数回繰り返すことにより、製品コードを用いるデジタルビデオ・オーディオ信号用演奏もしくは記録システムを用いることで、データの誤差修正率を向上させることができる。
従来の製品コード復号方法において、ある方向における復号終了後に修正不能な行または列が見つかった場合、消去フラグを用いて修正不能な行または列にフラグをたてる。さらに、行もしくは列の残りについては正確さのフラグをたて、行(列)で復号を進めるため、これらの正確さのフラグを立てた、もしくは消去フラグを立てた記号がデコーダに入力される。しかし、復号されるデータに含まれる誤った記号が多すぎる場合、誤修正が必然的に起こる。一方、デコーダは固有の誤差記号の修正に失敗するだけでなく、固有の正確な記号に対しての誤修正を行ってしまう。固有の正確な記号が不正確な記号になってしまうことから、さらに不正確な記号が生成されてしまう。
図2は、製品コード復号用デコーダの構成を示す。上記の問題を解決するため、米国特許No.6,415,411B1では、内コードと、列中の誤差修正された記号とで修正された行数をカウントし、消去フラグで消去記号のフラグをたてるための方法と、製品コードの復号を行うため構成とを提供している。図1および図2を参照すると、従来の復号装置200では、まず製品コードブロック100の各行の内コード110をC1修正回路210に入力し、内コード復号を進め、その後、修正不能行数と、誤差修正行カウンタ220を用いて誤差修正された行数をそれぞれカウントし、行修正状況保存回路230内に修正行の状況を保存する。次に、列中誤差修正記号カウンタ250が、各列の内コード復号で修正された修正記号数をカウントし、誤差修正された記号の状況が記号修正状況保存回路240に保存される。実質的に、消去フラグセレクタ260は、誤差修正行カウンタ220と、行誤差修正状況保存回路230と、列中誤差修正記号カウンタ250で出力されて記号修正状況保存回路240に保存されたカウント結果とに従って各列内の外コード120に対する複数の消去フラグを独立に設定する。その後、C2修正回路270は、これらの消去フラグに従い、列方向の外コード120に対して誤差修正を行う。
図3は、従来の製品コードデコーダで適用されるDVD誤差修正コードブロックの概略を示す。例えば、図2および3を参照すると、列デコーダ270の復号能力は16記号分であり、誤差修正行カウンタ220は、1回の内コード復号手順実行後にDVD内の誤差修正コードブロック130の17行の修正不能行132をカウントする。復号結果によると、列Aが交差する記号の消去フラグと、17行の修正不能行132の1つとは消去値(X)として設定されるため、列デコーダ270が、列Aは修正不能であると判定し、これにより列Aに対する誤差修正が失敗する。
上の議論に基づき、従来技術のもっとも深刻な欠陥は、内コード復号が完了した際、誤差修正コードブロック130の修正不能行数が外コード復号の誤差修正能力を超えると、この列の全ての修正不能記号が消去フラグを設定してしまうということである。その結果、外コードデコーダは完全に作動失敗し、これにより復号装置の性能に悪い影響をもたらす。
したがって、本発明は、製品コードの復号を行うための復号装置と、この装置を用いた復号方法とに関する。
本発明の実施例による製品コードの復号を行うための復号装置は、消去フラグプロセッサと、デコーダと、信頼性フラグプロセッサとを備える。消去フラグプロセッサは、複数の信頼性フラグに従って、各消去フラグに対して特定値もしくは非特定値を設定する判定を行い、ここで各記号は信頼性フラグと、それに応じた消去フラグとをもち、各信頼性フラグは信頼性フラグ値をもつ。さらに、これらの信頼性フラグ値が、信頼性フラグ値グループ{C0PP-1...C21}に属し、ここでC0は、対応する記号が、対応記号は正しい記号であるという最高の信頼性レベルをもつことを示し、CPは、対応する記号が、正しい記号であるという次に高い信頼性レベルをもつことを示し、以下同様に続く。したがって、C1は、それに対応する記号が、正しい記号であるという最低の信頼性レベルをもち、pは、2よりも大きな整数であるということを示す。消去フラグに対して誤差記号を修正するため、このデコーダは消去フラグプロセッサに結合されており、修正された記号を出力する。消去フラグと修正された記号とに従って信頼性フラグの信頼性フラグ値を再設定するため、消去フラグプロセッサとデコーダとの両方に信頼性フラグプロセッサが結合される。
本発明の1つの実施例により、消去フラグプロセッサがNcx+Ncx-1+...+Nc1≦THRの関係式を用いて消去フラグを設定する。まず、xをpと置き換えて上の関係式を満たすかどうかを判定し、この関係式を満たさないと判定される場合、信頼性フラグ値が徐々に小さくなり、xを置き換える手順を行って、この関係式を満たすかどうかの判定をx=2になるまで繰り返す。この処理中、置き換えられたxの信頼性フラグ値が上記関係式を満たす場合、消去フラグプロセッサが、信頼性フラグ値C1〜Cxをもつ信頼性フラグに対応する消去フラグに対して特定値を設定する。さらに、x値がx=pからx=2であるとして、置き換えられたxの信頼性フラグ値が上記関係式を満たすことができない場合、信頼性フラグ値C1をもつ信頼性フラグに対応する消去フラグが特定値で設定される。ここで、Niが、信頼性フラグ値Ciをもつ信頼性フラグ数を示し、THRが第1の所定整数値である。
本発明の1つの実施例により、消去フラグプロセッサが信頼性フラグカウンタと消去フラグ発生器とを備える。信頼性フラグカウンタは、記号の同一信頼性値をもつ信頼性フラグ数をカウントする。消去フラグ発生器は信頼性フラグカウンタに結合され、信頼性フラグカウンタの出力に応じて消去フラグに対する特定値もしくは非特定値をそれぞれ設定する。
本発明の実施例により、信頼性フラグプロセッサのアルゴリズムは、記号修正不能な行(列)内にあるかどうかを判定するステップを含み、ここで修正不能な行(列)内にあると判定された場合、各記号の消去フラグが、各記号が特定値で設定されているかどうかを判定するため徐々に確認される。特定値で設定されている場合、記号の信頼性値がC1に再設定され、特定値で設定されていない場合、記号の信頼性値がC2に再設定される。記号が修正可能な行(列)内にある場合、アルゴリズムフローチャートは次の段階に移る。信頼性フラグ値グループにおける要素数が3である場合、前段階の信頼性フラグの非設定信頼性フラグ値がC0に再設定され、要素数が3でない場合、このアルゴリズムが次の段階に進む。第2の所定値を超える多数の誤差修正済み記号をもつ行(列)内に記号があるかどうかを判定し、記号が行(列)内にあり記号が行(列)内で修正される場合、記号の信頼性フラグの信頼性フラグ値が、C2よりも大きなCiで再設定され、記号が行(列)内で修正されない場合、記号の信頼性フラグの信頼性フラグ値が、Ciよりも大きなCjで再設定される。行(列)内の修正済み記号数が多くなるほど、再設定された信頼性フラグ値CiおよびCjに対応する信頼性レベルが低くなり、記号が行(列)内で修正される場合、記号に対応する信頼性フラグ値がC0に再設定されるが、ここで第2の所定値は整数である。
本発明は、複数の信頼性フラグに従って、複数の消去フラグに対して特定値もしくは非特定値を設定するステップを含む製品コード復号のための復号方法を提供するものであり、ここで各記号は信頼性フラグと、それに応じた消去フラグとをもち、各信頼性フラグは信頼性フラグ値をもつ。さらに、これらの信頼性フラグ値が、信頼性フラグ値グループ{C0PP-1...C21}に属し、ここでC0は、対応する記号が、正しい記号であるという最高の信頼性レベルをもつことを示し、CPは、対応する記号が、正しい記号であるという次に高い信頼性レベルをもつことを示し、以下同様に続く。したがって、C1は、それに対応する記号が、正しい記号であるという最低の信頼性レベルをもち、pは、2よりも大きな整数であるということを示す。その後、消去フラグに従って記号が修正される。信頼性フラグの信頼性フラグ値はその後、消去フラグと修正済み記号とにより再設定される。
本発明の1つの実施例によれば、消去フラグを設定するための方法は次の関係式を用いる:
cx+Ncx-1+...+Nc1≦THR
まず、xをpと置き換えて上の関係式を満たすかどうかを判定し、この関係式を満たさないと判定される場合、信頼性フラグ値が徐々に小さくなり、再びxを置き換える手順を行うとともに、この関係式を満たすかどうかの判定をx=2になるまで繰り返す。この処理中、置き換えられたxの信頼性フラグ値が上記関係式を満たす場合、消去フラグプロセッサが、信頼性フラグ値C1〜Cxをもつ信頼性フラグに対応する消去フラグに対して特定値を設定する。さらに、x値がx=pからx=2であるとして、置き換えられたxの信頼性フラグ値が関係式を満たすことができない場合、信頼性フラグ値C1をもつ信頼性フラグに対応する消去フラグが特定値で設定される。ここで、Niが、信頼性フラグ値Ciをもつ信頼性フラグ数を示し、THRが第1の所定整数値である。
本発明の1つの実施例により、信頼性フラグ値を再設定するための手順において、まず、記号が修正不能な行(列)にあるかどうかを判定し、修正不能な行(列)にある場合、各記号が特定値で設定されるかどうかを判定するため、各記号の消去フラグを徐々に確認し、特定値で設定されている場合、記号の信頼性値がC1に再設定され、特定値で設定されていない場合、記号の信頼性値がC2に再設定され、記号が修正可能な行(列)にある場合、このアルゴリズムが次の段階に進み、信頼性フラグ値グループにおける要素数が3である場合、前段階の信頼性フラグの非再設定信頼性フラグ値がC0に再設定され、要素数が3でない場合、このアルゴリズムが次の段階に進む。次に、第2の所定値を超える修正済み記号数をもつ行(列)内に記号があるかどうかを判定し、記号が行(列)内にある場合、修正済み記号の信頼性フラグの信頼性フラグ値が、C2よりも大きなCiで再設定され、修正されない記号の信頼性フラグの信頼性フラグ値がCiよりも大きなCjで再設定され;行(列)内の修正済み記号数が大きくなるほど、再設定された信頼性フラグ値CiおよびCjに対応する信頼性レベルが低くなり;記号が行(列)内にない場合、記号に対応する信頼性フラグ値がC0に再設定されるが、ここで第2の所定値は整数である。
本発明の1つの観点により、考えうるレベルの誤差に応じて各記号に対して信頼性フラグが信頼性フラグ値で設定される。次に、各記号に対応する消去フラグ値は、各信頼性フラグ値に対応する信頼性フラグ数に応じて設定される。したがって、本発明は、列記号の誤差修正コードの誤差修正能力の許容範囲における誤修正を考慮するだけでなく、デコーダが、多すぎる修正不能記号による機能失敗に陥ることも防ぐ。
本発明における目的、他の機能や利点については、以下に示す本発明の詳細な説明と、添付される以下の図面との連携により明白に、また容易に理解されるであろう。
製品コード復号用復号装置と、その復号方法とについて、ここで詳細に参照するが、その例については添付図面で示される。可能な限り、同一または同様の部品で参照する図面および説明において同一の参照番号が用いられる。
本発明は製品コードの復号を行うための復号方法を提供する。この方法において、各記号は信頼性フラグと、それに対応する消去フラグとをもち、各信頼性フラグは信頼性フラグ値をもつ。さらに、これらの信頼性フラグ値が、信頼性フラグ値グループ{C0PP-1...C21}に属し、ここでC0は、対応する記号が、対応記号は正しい記号であるという最高の信頼性レベルをもつことを示し、CPは、対応する記号が、正しい記号であるという次に高い信頼性レベルをもつことを示し、以下同様に続く。したがって、C1は、それに対応する記号が、正しい記号であるという最低の信頼性レベルをもち、pは、2よりも大きな整数であるということを示す。信頼性フラグ値グループが実際上の必要性に応じて複数の表現をもつよう、対応する記号の信頼性レベルが高いか低いかを決めるため、信頼性フラグ値グループが用いられるということは明白である。
本発明の実施例による製品コード復号に対する復号方法において、まず、複数の消去フラグの特定値もしくは非特定値が複数の信頼性フラグに従ってそれぞれ設定される。その後、これらの消去フラグに従って、製品コードブロックに含まれる記号が修正される。信頼性フラグの信頼性フラグ値はその後、消去フラグと修正済み記号とにより再設定される。復号方法と、これを用いた装置を以下で詳細に説明する。
図4は、本発明の実施例による製品コード復号用復号装置の概略を示す。図5は、本発明の実施例による消去フラグプロセッサを示す。図1で示すとおり、製品コードブロック100で保存されたデータは複数の記号Sとみなすことができる。これらの記号Sは、例えば、復号されない生データ、もしくは製品コードを数回復号したものについて複製を通して出力したデータである。さらに、各記号は信頼性フラグと消去フラグとをもつ。さらに、各信頼性フラグは信頼性フラグ値をもつ。図1および図4を同時に参照すると、復号装置300は、製品コードを復号するための復号方法を用いるよう適合される。本発明の実施例により、復号装置は、消去フラグプロセッサ310と、デコーダ320と、信頼性フラグプロセッサ330とを備える。消去フラグプロセッサ310は、製品コードブロック100から列記号Sを読み込み、これらの記号の信頼性フラグに従い複数の消去フラグに対して特定値もしくは非特定値をそれぞれ設定するものであり、ここで例えば列記号Sは、複数のデータ記号Sdと、複数の誤差修正コード記号Secとをもつ。デコーダ320は消去フラグプロセッサ310に結合され、消去フラグに応じて記号を修正するとともに、修正された記号Scを出力する。さらに、信頼性フラグプロセッサ330は、消去フラグプロセッサ310およびデコーダ320の両方に結合され、消去フラグと修正された記号Sとに従って信頼性フラグの信頼性フラグ値を再設定する。さらに、図5を参照すると、例えば、消去フラグプロセッサ310がさらに、信頼性フラグカウンタ312と消去フラグ発生器314とを備える。ここで信頼性フラグカウンタ312は、記号中に同一信頼性フラグ値をもつ信頼性フラグ数をカウントし、消去フラグ発生器314は信頼性フラグカウンタ312に結合され、信頼性フラグカウンタ312の出力に応じて消去フラグに対する特定値もしくは非特定値の1つを設定する。
本発明を説明するため、グループ{0 p p−1 p−2...2 1}を信頼性フラグ値グループとして取り入れ、ここで0は、対応する記号Sが、対応記号は正しい記号Sであるという最高の信頼性レベルをもつことを示し、Pは、対応する記号Sが、正しい記号Sであるという次に高い信頼性レベルをもつことを示し、以下同様に続く。したがって、1は、それに対応する記号Sが、正しい記号Sであるという最低の信頼性レベルをもち、pは、2よりも大きな整数であるということを示す。
図6は、本発明の実施例による消去フラグプロセッサのアルゴリズムフローチャートである。図4および図6を同時に参照すると、消去フラグプロセッサ310が列記号Sを受信した場合、消去フラグプロセッサ310はそれぞれ、1からpの信頼性フラグ値に対応する記号Sの数をカウントするが、ここで受信された記号Sが復号されない生データである場合、例えば信頼性フラグの初期値は0で設定される、もしくは製品コードの復号を行うために復号装置300の前段階で供給される。その後、消去フラグプロセッサ310はしきい値として第1の所定値THRを設定し、図6ステップS1に示すとおり、1からpまでの信頼性フラグ値に対応する記号Sの数が第1の所定値THRより小さい、あるいは等しいかどうかを確認する。さらに、第1の所定値THRは整数である。この条件を満たす場合、消去フラグプロセッサ310が、図6の実行ステップS2に示すとおり、1からpの信頼性フラグ値に対応する記号Sに対して消去記号のフラグをたてる。しかし、1からpの信頼性フラグ値に対応する記号の数が第1の所定値THRを超える場合、アルゴリズムフローチャートはステップS3に進むが、ここで消去フラグプロセッサ310が、1から(p−1)の信頼性フラグ値に対応する記号Sの数が第1の所定数THRより小さい、あるいは等しいかどうかを確認する。同様に、この数が第1の所定値THRより小さい、あるいは等しい場合、デコーダ320に入力される前に、1から(p−1)の信頼性フラグ値をもつ記号に対して消去記号のフラグをたてる。同じように、信頼性フラグ値が徐々に小さくなる記号数を確認するステップが(p−2)回繰り返され、毎回、記号数が第1の所定値THRを超える場合(つまり、1から3の信頼性フラグ数をもつ記号数が第1の所定数THRを超える場合)、ステップS5が実行される。ステップS5において、消去フラグプロセッサ310は、信頼性フラグ値1および2をもつ記号Sの数が第1の所定数より小さい、あるいは等しいかどうかを確認する。同様に、この数が第1の所定値THRより小さい、あるいは等しい場合、アルゴリズムがステップS6に進む、すなわち、デコーダ320に入力される前に信頼性フラグ値1および2の記号に対して消去記号のフラグをたてる。その他の場合、アルゴリズムはステップS7に進む。つまり、信頼性フラグ値1をもつ記号だけに対して消去記号のフラグをたてる。
上の説明から、消去フラグを設定するため、消去フラグプロセッサ310およびそのアルゴリズムでNcx+Ncx-1+...+Nc1≦THRの関係式を用いる。まず、xをpと置き換えて関係式を満たすかどうかを判定し、この関係式を満たさないと判定される場合、信頼性フラグ値が徐々に小さくなり、再びxを置き換える手順を行うとともに、この関係式を満たすかどうかの判定を繰り返し、この手順がx=2になるまで続けられる。この処理中、置き換えられたxの信頼性フラグ値が上記関係式を満たす場合、消去フラグプロセッサが、信頼性フラグ値C1〜Cxをもつ信頼性フラグに対応する消去フラグに対して特定値を設定する。さらに、x値がx=pからx=2であるとして、置き換えられたxの信頼性フラグ値が上の関係式を満たすことができない場合、信頼性フラグ値C1をもつ信頼性フラグに対応する消去フラグが特定値で設定される。ここで、Niが、信頼性フラグ値Ciをもつ信頼性フラグ数を示し、THRは第1の所定整数値である。
消去フラグプロセッサ310に入力される列記号Sの消去フラグに対してフラグが立てられた後、誤差修正に進むため、この記号Sおよびそれに対応する消去フラグがデコーダ320に入力される。デコーダ320が、列記号Sは修正不能であるということを見出した場合、デコーダ320は列記号に対して変更を行わず、直接列記号を出力する。その他の場合、デコーダ320は、列記号Sの誤差記号Sの誤差位置を見出し、誤差位置の誤差を修正するとともに修正結果を出力する。
列記号Sの誤差記号Serの数がデコーダ320の復号能力を超える場合、誤修正が発生する可能性がある。したがって、列記号Sのデコーダ320で修正される記号Sの数が大きくなるほど、記号Sの誤修正の可能性が高くなる。列記号Sにおいて、誤差修正されても消去フラグのたてられていない記号や消去フラグの立てられた記号の数の2倍の数値が(d−M)より大きい、もしくは等しい場合、列記号Sは、誤修正の可能性の高い状態であるとみなされるべきである。次に、信頼性フラグプロセッサ330が、列記号Sのデコーダ320により修正された記号Sの数に応じて列記号Sに対する信頼性フラグ値を再設定する。値Mと信頼性フラグ値p間の関係式は、例えば、M=Maxi(2i+1)≦pで示すことができるが、ここでdは内コードあるいは外コードの最小距離である。
図7は、本発明の実施例による信頼性フラグプロセッサのアルゴリズムフローチャートである。図4および図7を同時に参照すると、ステップS10で示すとおり、信頼性フラグプロセッサ330は、まず、受信された列記号Sが修正不能行(列)内にあるかどうかを判定する。修正不能行(列)内にある場合、アルゴリズムはステップS11に進み、ここで、各記号Sの消去フラグが特定値で設定されるかどうかが判定される。修正不能行(列)内にある場合、記号Sが正しい記号である可能性は非常に低い。その結果、ステップS12が実行され、記号Sに対して最低の信頼性フラグ状態1が再設定される。修正不能行(列)内にない場合、ステップS13が実行され、記号Sに対して最低の信頼性フラグ状態2が再設定される。修正不能行(列)内にない場合(すなわち、受信された列記号Sが修正可能行(列)内にある場合)、ステップS14で示すとおり、信頼性フラグの信頼性フラグプロセッサ330が、次に高い信頼性フラグ値pに応じて誤修正のケースとみなすかどうかを判定する。pは2よりも小さい、あるいは等しい場合、誤修正のケースが排除され、全記号の対応信頼性フラグ値が最高の信頼性状態0で再設定される。言い換えると、アルゴリズムがステップS30に進む。pが2を超える場合、信頼性フラグプロセッサ330は誤修正状態とみなし、次のステップを実行する。第2の所定値Eが、デコーダ320に入力された列記号Sにおいて誤差修正されても消去フラグのたてられていない記号Secの数と、消去フラグが特定値で設定される記号数との2倍の合計値であると仮定される。次に、信頼性フラグプロセッサ330は、列記号Sの誤修正発生の可能性が最大であるかどうかを判定する。ステップS15においてk=1が仮定され、ステップ16において、第2の所定値Eがd−1に等しいかどうかが判定される。等しいと判定されると、信頼性フラグプロセッサ330はステップS17を実行するが、ここで、受信された列記号Sが修正済み記号Sであるかどうかが判定される。等しいと判定されると、ステップS18が実行されるが、ここで、記号Sに対応する信頼性値が3に設定され、その他の場合、信頼性フラグプロセッサ330がステップS19を実行する。信頼性フラグの信頼性フラグ値に応じて新規信頼性状況が判定される。ステップS20で示すとおり、p≧4の場合、新規信頼性状況が4に設定され、その他の場合、ステップS30で示すとおり、記号Sには最高の信頼性状況0が指定される。ステップ16において、第2の所定値Eがd−1に等しくないと判定される場合、信頼性フラグプロセッサ330はステップS21およびS22を実行し、列記号Sの誤修正が発生する可能性が次に最も高いかどうかを判定し、その結果が疑わしい場合、信頼性フラグ状態を更新するため、ステップS17およびS18もしくはS19およびS20もしくはS30が繰り返される。その他の場合、アルゴリズムはステップS30を実行するが、これは、列記号Sの各記号Sの信頼性フラグ値に対して0を設定する。信頼性フラグ値が更新された後、新規信頼性フラグおよび復号された記号Sが、デコーダ320の次回復号での利用、あるいは復号装置300の直接出力として出力される。
上記説明から、信頼性フラグプロセッサ330およびそのアルゴリズムの第1の観点としては、列記号Sが修正不能行(列)内にある場合、その消去フラグ値に応じて記号Sの信頼性フラグ値がC1またはC2に設定されるというものである。記号Sに対応する消去フラグが特定値で設定される場合、信頼性フラグには最低信頼性値C1が指定される。しかし、記号Sに対応する消去フラグが非特定値で設定される場合、信頼性フラグには低信頼性値C2が指定される。さらに、信頼性フラグ値グループの要素数が3に等しい場合、全ての非再設定記号Sが、最高信頼性レベルのC0として再設定される。信頼性フラグ値グループの要素数が3を超える場合、第2の所定値を超えるデコーダ320による多数の誤差修正済み記号をもつ行(列)内に記号があるかどうかを判定し、記号が行(列)内にあり、記号が行(列)内で修正される場合、記号の信頼性フラグの信頼性フラグ値が、C2よりも大きなCiで再設定され、記号が行(列)内で修正されない場合、記号の信頼性フラグの信頼性フラグ値が、Ciよりも大きなCjで再設定される。言い換えると、修正済み記号数が多くなるほど、その信頼性フラグ値CiおよびCjの信頼性レベルが低下する。上で述べたとおり、列記号S内のデコーダ320で修正された記号Sの数が第2の所定値を超えない場合、記号Sの信頼性フラグ値がC0に再設定されるが、ここで第2の所定値は整数である。
図8Aおよび図8Bは、本発明の他の実施例による製品コードに対する復号方法で適用されるDVD誤差修正コードブロックの概略を示す。図4、図8Aおよび図8Bを参照すると、本発明の製品コードを復号するための復号方法と、これを用いる復号装置とはDVD誤差修正コードブロック400内で実行される。デコーダ320の復号能力が16記号分であり、内コードの復号が1回で完了した後に誤差修正コードブロック400内でデコーダ320が17の修正不能行を見出すと仮定する。その後、この復号結果に応じて、例えば、信頼性フラグプロセッサ330は、誤差修正コードブロック400内の各記号に対応する信頼性フラグに対する信頼性フラグ値を設定するが、ここで信頼性フラグ値は、例えば、(図8Aで示すとおり)1および2であり、その後、外コードの複合に進む。列Bの記号の信頼性フラグ値1は、記号の復号前に、この位置にある記号の固有消去フラグ値が特定値で設定されるということを示すのに対して、列Bの記号の信頼性フラグ値2は、記号の復号前に、この位置にある記号の固有消去フラグ値が非特定値で設定されるということを示す。列Bの記号の信頼性フラグ値1の数が17未満であり、信頼性フラグ値1の記号の数と信頼性フラグ値2の記号の数との合計がデコーダ320の16記号分の復号能力を超える場合、第1の実施例の製品コード復号のための復号方法により、消去フラグプロセッサだけが列Bの信頼性フラグ値1の記号の消去フラグ値に対して特定値(X)を設定し、列Bの記号の再設定の消去フラグ値に対して非特定値(O)を設定する。したがって、デコーダ320は列Bに対して誤差修正操作に進むことができ、これにより列Bにおける誤差修正の可能性が高まる。その結果、編み込まれた各復号手順において、修正可能行もしくは列の数が増加し、このように誤修正率が促進される。しかし従来技術において、上述の列Bおよび17の修正不能行で交差される記号は、全て非特定値で設定されることから、デコーダ320は、列Bが修正不能であると判定し、列Bに対する誤差修正操作に進まない。
結論として、本発明の製品コード用復号装置やその方法では、各記号の誤差発生で考えうるレベルに応じて各記号に対して信頼性フラグ値で信頼性フラグを設定する。次に、各記号の消去フラグ値は、各信頼性フラグ値に対応する信頼性フラグ数に応じて設定される。したがって、本発明は、一連の記号の誤差修正コードの誤差修正能力の許容範囲における誤修正を考慮するだけでなく、デコーダが、多すぎる修正不能記号により機能不能に陥ることも防ぐ。
当業者であれば、本発明の構造において、本発明の適用範囲あるいは考え方から逸脱することなく、さまざまな改造や応用を行うことが可能ということは明らかである。上記の観点から、本発明は、以下に示す特許請求の範囲やその等価なものの適用範囲内にある限りにおいて本発明の改造や応用も含めるということが意図されている。
従来型製品コードブロックの概略を示す。 従来型製品コードデコーダの構成の概略を示す。 従来型製品コードデコーダで適用されるDVD誤差修正コードブロックの概略を示す。 本発明の実施例による製品コード復号用復号装置の概略を示す。 本発明の実施例による消去フラグプロセッサの概略を示す。 本発明の実施例による消去フラグプロセッサのアルゴリズムフローチャートである。 本発明の実施例による信頼性フラグプロセッサのアルゴリズムフローチャートである。 本発明の他の実施例による製品コード復号用復号方法で適用されるDVD誤差修正コードブロックの概略を示す。
符号の説明
210 C1修正回路
220 誤差修正行カウンタ
230 行修正状況保存回路
240 記号修正状況保存回路
250 列中誤差修正記号カウンタ
260 消去フラグセレクタ
270 C2修正回路
310 消去フラグプロセッサ
312 信頼性フラグカウンタ
314 消去フラグ発生器
320 デコーダ
330 信頼性フラグプロセッサ

Claims (7)

  1. 製品コードの復号を行うための復号装置であって、この復号装置が:
    複数の信頼性フラグに従って複数の消去フラグに対する特定値もしくは非特定値を設定するための消去フラグプロセッサであって、各記号が、信頼性フラグと、それに応じた消去フラグとをもち、各信頼性フラグが、信頼性フラグ値グループ{C0PP-1...C21}に属する信頼性フラグ値をもち、ここでC0は、対応する記号が、対応記号は正しい記号であるという最高の信頼性レベルをもつことを示し、CPは、対応する記号が、正しい記号であるという次に高い信頼性レベルをもつことを示し、以下同様に続き、C1は、対応する記号が、正しい記号であるという最低の信頼性レベルをもつことを示し、pは、2よりも大きな整数であることを特徴とする消去フラグプロセッサと;
    消去フラグに対して記号を修正し、修正された記号を出力するため、消去フラグプロセッサに結合されたデコーダと;
    消去フラグと修正された記号とに従って信頼性フラグの信頼性フラグ値を再設定するため、消去フラグプロセッサとデコーダとに結合された信頼性フラグプロセッサとを備える復号装置。
  2. 請求項1に記載の製品コードの復号を行うための復号装置であって、消去フラグプロセッサが次の関係式:Ncx+Ncx-1+...+Nc1≦THRを用いて消去フラグプロセッサが消去フラグを設定し、xをpと置き換えてこの関係式を満たすかどうかを判定し、この関係式を満たさないと判定される場合、信頼性フラグ値が徐々に小さくなり、再びxを置き換えて関係式を満たすかどうかを判定した結果、関係式を満たすかどうかをx=2まで繰り返し、関係式を満たすと判定された場合、消去フラグプロセッサが、信頼性フラグ値C1〜Cxをもつ信頼性フラグに対応する消去フラグに対する特定値を設定し、x値がx=pからx=2であるとして、置き換えられたxの信頼性フラグ値が関係式を満たすことのできない場合、信頼性フラグC1をもつ信頼性フラグに対応する消去フラグが特定値で設定され、Niが、信頼性フラグ値Ciをもつ信頼性フラグ数を示し、THRが第1の所定整数値であることを特徴とする復号装置。
  3. 請求項1に記載の製品コードの復号を行うための復号装置であって、消去フラグプロセッサが:
    記号の同一信頼性値をもつ信頼性フラグ数をカウントするための信頼性フラグカウンタと;
    信頼性フラグカウンタの出力に応じて消去フラグに対する特定値もしくは非特定値を設定するため、信頼性フラグカウンタに結合された消去フラグ発生器とを備えることを特徴とする復号装置。
  4. 請求項1に記載の製品コードの復号を行うための復号装置であって、信頼性フラグプロセッサのアルゴリズムが:
    記号が修正不能な行(列)にある場合、各記号が特定値で設定されるかどうかを判定するため、各記号の消去フラグを徐々に確認し、特定値で設定されている場合、記号の信頼性値がC1に再設定され、特定値で設定されていない場合、記号の信頼性値がC2に再設定され、記号が修正可能な行(列)にある場合、このアルゴリズムが次の段階に進み、信頼性フラグ値グループにおける要素数が3である場合、前段階の信頼性フラグの非設定信頼性フラグ値がC0に再設定され、要素数が3でない場合、このアルゴリズムが次の段階に進むステップと;
    第2の所定値を超える多数の誤差修正済み記号をもつ行(列)内に記号があるかどうかを判定し、記号が行(列)内にあり記号が行(列)内で修正される場合、記号の信頼性フラグの信頼性フラグ値が、C2よりも大きなCiで再設定され、記号が行(列)内で修正されない場合、記号の信頼性フラグの信頼性フラグ値が、Ciよりも大きなCjで再設定される、すなわち、修正済み記号数が大きくなるほど、再設定された信頼性フラグ値CiおよびCjに対応する信頼性レベルが低くなり、記号が行(列)内で修正される場合、記号に対応する信頼性フラグ値がC0に再設定され、第2の所定値が整数であることを特徴とするステップとを含むことを特徴とする復号装置。
  5. 製品コードの復号を行うための復号方法であって、この復号方法が:
    複数の信頼性フラグに従い特定値もしくは非特定値をもつ複数の消去フラグを設定するステップであって、各記号が信頼性フラグと、それに応じた消去フラグとをもち、各信頼性フラグが、信頼性フラグ値グループ{C0PP-1...C21}に属する信頼性フラグ値をもち、ここでC0は、対応する記号が、対応記号は正しい記号であるという最高の信頼性レベルをもつことを示し、CPは、対応する記号が、正しい記号であるという次に高い信頼性レベルをもつことを示し、以下同様に続き、C1は、対応する記号が、正しい記号であるという最低の信頼性レベルをもつことを示し、pは、2よりも大きな整数であることを特徴とするステップと;
    消去フラグに従って記号を修正するステップと;
    消去フラグと修正済み記号とにより信頼性フラグの信頼性フラグ値を再設定するステップとを含む復号方法。
  6. 請求項5に記載の製品コードの復号を行うための復号方法であって、消去フラグを設定するための方法が次の関係式:Ncx+Ncx-1+...+Nc1≦THRを用い、xをpと置き換えてこの関係式を満たすかどうかを判定し、この関係式を満たさないと判定される場合、信頼性フラグ値が徐々に小さくなり、再びxを置き換えて関係式を満たすかどうかの判定をx=2まで繰り返し、置き換えられたxの信頼性フラグ値が関係式を満たす場合、消去フラグプロセッサが、信頼性フラグ値C1〜Cxをもつ信頼性フラグに対応する消去フラグに対する特定値を設定し、x値がx=pからx=2として、置き換えられたxの信頼性フラグ値が関係式を満たすことができない場合、信頼性フラグ値C1をもつ信頼性フラグに対応する消去フラグが特定値で設定され、Niが、信頼性フラグ値Ciをもつ信頼性フラグ数を示し、THRが第1の所定整数値であることを特徴とする復号方法。
  7. 請求項5に記載の製品コードの復号を行うための復号方法であって、信頼性フラグ値を再設定する方法が:
    記号が修正不能な行(列)にある場合、各記号が特定値で設定されるかどうかを判定するため、各記号の消去フラグを徐々に確認し、特定値で設定されている場合、記号の信頼性値がC1に再設定され、特定値で設定されていない場合、記号の信頼性値がC2に再設定され、記号が修正可能な行(列)にある場合、このアルゴリズムが次の段階に進み、信頼性フラグ値グループにおける要素数が3である場合、前段階の信頼性フラグの非設定信頼性フラグ値がC0に再設定され、要素数が3でない場合、このアルゴリズムが次の段階に進むステップと;
    第2の所定値を超える多数の誤差修正済み記号をもつ行(列)内に記号があるかどうかを判定し、記号が行(列)内にあり記号が行(列)内で修正される場合、記号の信頼性フラグの信頼性フラグ値が、C2よりも大きなCiで再設定され、記号が行(列)内で修正されない場合、記号の信頼性フラグの信頼性フラグ値が、Ciよりも大きなCjで再設定される。すなわち、修正済み記号数が大きくなるほど、再設定された信頼性フラグ値CiおよびCjに対応する信頼性レベルが低くなり、記号が行(列)内で修正される場合、記号に対応する信頼性フラグ値がC0に再設定され、第2の所定値が整数であることを特徴とするステップとを含むことを特徴とする復号方法。
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