JP2006189935A - 矩形領域設定装置、及び該装置を備えるマーク判定装置、並びに矩形領域設定方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

矩形領域設定装置、及び該装置を備えるマーク判定装置、並びに矩形領域設定方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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【課題】 ユーザビリティを向上させることができる矩形領域設定装置、及び該装置を備えるマーク判定装置、並びに矩形領域設定方法、プログラム、及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】 PC100は、複数のマーク記入枠310aが印刷されたマークシートの領域を示す領域イメージを光学的に読取るスキャナ101と、二値化されたイメージから黒画素の情報を取得する黒画素情報取得部106と、マーク横幅及び横マーク間隔を格納する横幅取得部107と、マーク縦幅及び縦マーク間隔を格納する縦幅取得部108と、マーク記入枠310aを内包する矩形領域を設定するマーク領域決定部109と、マーク記入枠310a内にマークが施されているか否かを判定するマーク認識部110とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、矩形領域設定装置、及び該装置を備えるマーク判定装置、並びに矩形領域設定方法、プログラム、及び記憶媒体に関し、特に、有色でマークを施すためのマークシートのマーク枠を内包する矩形領域を設定する矩形領域設定装置、及び該装置を備えるマーク判定装置、並びに矩形領域設定方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
複数のマーク記入欄がマトリックス状に印刷されたマークシートに記入されたマークの有無を自動認識処理する光学式マーク読取装置(OMR:Optical Mark reader)が様々な業界において非常に多く利用されている。多くの場合、OMRのユーザは、図18に示すように、マーク記入欄1810が有色であるとOMRが認識しないようにマーク記入欄1810の印刷にドロップアウトカラーなどの特殊なインクを用いたマークシート1800を印刷業者から購入したり、自動認識の精度を向上させるためにOMRは高価なものを使用したりする。また、マークシート1800には、その端部、例えば右端部及び下端部に黒色のインクでタイミングマーク1820,1821が印刷されており、OMRは、タイミングマーク1820,1821に基づいてマーク記入欄の位置情報を取得する。
近年では、普通紙に自前でマーク記入欄を印刷したマークシートの使用、及びマークシートの画像の読込みに一般的なスキャナなどの画像入力装置の使用を可能にするための簡易版のOMRソフトウェア(以下、「簡易版OMRソフト」という)などが提案されている。簡易版OMRソフトでマーク判定結果を得るためには、図19に示したように、マーク記入欄の領域を設定するための設定画面において、グループ番号1910、グループ領域数1920、及びグループ内インデックス1930などを設定する。簡易版OMRソフトにより、安価に自由度の高いOMRシステムを構築することができる。
このようなOMRシステムでは、上記タイミングマークの代わりに、マーク記入欄の周囲に4つの位置マークを印刷したマークシートを作成し、簡易版OMRソフトにより、位置マークからマーク記入欄の位置を取得し、取得したマーク記入欄の位置に基づいて上記画像入力装置によるマークシート読込み時の読込み方向のズレを補正する(例えば、特許文献1参照)。
また、上記タイミングマークの印刷を省略して、位置合わせを行うための「照合用部分画像」を簡易版OMRソフトに登録しておくことにより、読込み方向のズレを補正する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
すなわち、上述したような技術では、読込み方向のズレを補正するために、タイミングマーク、位置マーク、又は位置合わせ用部分画像を介してマーク記入欄の位置を間接的に特定している。
特開平06−301804号公報 特許第3498653号公報
しかしながら、上述したような技術では、読込み方向のズレを補正するために、マークシートにタイミングマークや位置マークを印刷する必要があるか、又は照合用部分画像をOMRソフトに登録する必要があり、ユーザビリティが低い。
本発明の目的は、マーク領域の位置を直接的に特定することにより、ユーザビリティを向上させることができる矩形領域設定装置、及び該装置を備えるマーク判定装置、並びに矩形領域設定方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の矩形領域設定装置は、略マトリックス形状に配置された複数の有色の所定形状のマーク領域内に有色でマークを施すためのマークシートの領域を示す領域画像において、前記複数のマーク領域の各マーク領域を内包する矩形領域を設定する矩形領域設定装置であって、前記領域画像における垂直方向及び水平方向から成る所定方向の有色画素の濃度情報を取得する有色画素情報取得手段と、前記取得された有色画素の濃度情報から、前記マーク領域の形状の前記所定方向と垂直な方向におけるマーク寸法、及び前記複数のマーク領域のうち前記所定方向と垂直な方向において互いに隣接する2つのマーク領域間のマーク間隔を取得するマーク領域情報取得手段と、前記取得されたマーク寸法及びマーク間隔に基づいて前記矩形領域を設定する矩形領域設定手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項7記載のマーク判定装置は、上記矩形領域設定装置により設定された矩形領域に内包されるマーク領域の有色画素の濃度情報に基づいて、前記マーク領域内に前記マークが施されているか否かを判定する判定手段を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項8記載の矩形領域設定方法は、略マトリックス形状に配置された複数の有色の所定形状のマーク領域内に有色でマークを施すためのマークシートの領域を示す領域画像において、前記複数のマーク領域の各マーク領域を内包する矩形領域を設定する矩形領域設定方法であって、前記領域画像における垂直方向及び水平方向から成る所定方向の有色画素の濃度情報を取得する有色画素情報取得ステップと、前記取得された有色画素の濃度情報から、前記マーク領域の形状の前記所定方向と垂直な方向におけるマーク寸法、及び前記複数のマーク領域のうち前記所定方向と垂直な方向において互いに隣接する2つのマーク領域間のマーク間隔を取得するマーク領域情報取得ステップと、前記取得されたマーク寸法及びマーク間隔に基づいて前記矩形領域を設定する矩形領域設定ステップとを有することを特徴とする。
また、請求項9記載のプログラムは、略マトリックス形状に配置された複数の有色の所定形状のマーク領域内に有色でマークを施すためのマークシートの領域を示す領域画像において、前記複数のマーク領域の各マーク領域を内包する矩形領域を設定する矩形領域設定方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記領域画像における垂直方向及び水平方向から成る所定方向の有色画素の濃度情報を取得する有色画素情報取得モジュールと、前記取得された有色画素の濃度情報から、前記マーク領域の形状の前記所定方向と垂直な方向におけるマーク寸法、及び前記複数のマーク領域のうち前記所定方向と垂直な方向において互いに隣接する2つのマーク領域間のマーク間隔を取得するマーク領域情報取得モジュールと、前記取得されたマーク寸法及びマーク間隔に基づいて前記矩形領域を設定する矩形領域設定モジュールとを備えることを特徴とする。
また、請求項10記載の記憶媒体は、上記プログラムを格納することを特徴とする。
本発明によれば、マークシートの領域を示す領域画像における垂直方向及び水平方向から成る所定方向の有色画素の濃度情報を取得し、取得した有色画素の濃度情報から、マーク領域のマーク寸法及びマーク間隔を取得し、取得したマーク寸法及びマーク間隔に基づいて各マーク領域を内包する矩形領域を設定するので、マーク領域の位置を直接的に特定することができて、ユーザビリティを向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る矩形領域設定装置を備えるマーク判定装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、本実施の形態に係る矩形領域設定装置を備えるマーク判定装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)100は、原稿の領域を示す領域画像(イメージ)を光学的に読取るイメージ入力装置としてのスキャナ101と、スキャナ101などから入力されたイメージを格納するためのイメージ外部記憶部102と、イメージ外部記憶部102に格納されている所定のイメージを選択してそのイメージの所定の領域を指定するためのユーザインターフェース(UI)としての領域指定部103と、RAM104と、イメージ外部記憶部102に格納されているイメージを有色画素と無色画素に区分するための二値化処理部105と、二値化されたイメージから有色画素を黒色画素(以下、単に「黒画素」という)としてその濃度情報を取得する黒画素情報取得部106(有色画素情報取得手段)と、後述するマーク横幅及び横マーク間隔を格納するバッファとして機能する横幅取得部107(マーク領域情報取得手段)と、後述するマーク縦幅及び縦マーク間隔を格納するバッファとして機能する縦幅取得部108(マーク領域情報取得手段)と、図2で後述するステップS50の矩形取得処理を行うマーク領域決定部109(矩形領域設定手段)と、図2で後述するステップS60のマーク判定処理を行うマーク認識部110と、図2で後述するステップS70の結果出力処理を行う出力部114とを備え、これらはバスやインターフェースなどを含むネットワークを介して互いに接続されている。
原稿には、略マトリックス形状に配置され且つ実質的に同一形状を有する複数の有色のマーク記入欄内に有色でマークを施すためのマークシートが含まれ、該マーク記入欄は、非ドロップアウトカラーのインクで印刷されている。
スキャナ101は、所定の方向で原稿を読み込み、原稿の領域を示す領域イメージを取得し、所定の方向補正技術によって正立された画像をイメージ外部記憶部102に入力する。
二値化処理部105は、マークシートの領域を示す領域イメージを有色画素と無色画素に区分するために、有色画素を黒色画素と同等の画素値1に変換すると共に、マークシートの余白部分及びドロップアウトカラー部分に対応する画像の画素値を0に変換する。
PC100を構成する構成要素のうち、少なくとも黒画素情報取得部106、横幅取得部107、縦幅取得部108、及びマーク領域決定部109は、本実施の形態に係る矩形領域設定装置を構成する。
図2は、図1のPC100によって実行されるマーク判定処理のフローチャートである。
図2において、まず、スキャナ101がイメージ外部記憶部102に記憶させたマークシートの領域イメージに対してUIを介して指定された矩形のUI指定領域300a(図3)を処理対象の領域としてUI指定領域300aの各画素を二値化する(ステップS5)。したがって、マーク記入欄310a(マーク領域)の画像は、少なくともマーク記入欄310aの形状を規定する黒画素情報が含まれている。
次いで、後述する図6の垂直方向黒画素情報取得処理を実行することにより、二値化した認識対象領域イメージにおける垂直方向(縦方向)の黒画素の濃度情報としてビット数を各列ごとに取得し(ステップS10)、後述する図7のマーク横幅取得処理を実行することにより、取得した垂直方向の黒画素の情報からマーク記入欄310aの列幅を示すマーク横幅と、2つの隣接するマーク記入欄310a,310aの間隔を示す横マーク間隔とを取得する(ステップS20)。
ステップS20において取得されるマーク横幅と横マーク間隔の具体例を図4における符号41で示す。
続くステップS30では、後述する図9の水平方向黒画素情報取得処理を実行することにより、二値化した認識対象領域イメージにおける水平方向(横方向)の黒画素の濃度情報としてビット数を各行ごとに取得し、次いで、後述する図10のマーク縦幅取得処理を実行することにより、取得した水平方向の黒画素の情報からマーク記入欄310aの行幅を示すマーク縦幅と、2つの隣接するマーク記入欄310a,310aの間隔を示す縦マーク間隔とを取得する(ステップS40)。
ステップS40において取得されるマーク縦幅と縦マーク間隔の具体例を図4における符号42で示す。
続いて、後述する図12の矩形取得処理を実行することにより、取得したマーク横幅及びマーク縦幅と、横マーク間隔及び縦マーク間隔とに基づいて、マーク記入欄310aを内包する矩形領域310bを設定すると共に、各矩形領域310bの座標を特定し(ステップS50)、設定した矩形領域310bの情報と、矩形領域310bにおける黒画素情報とに基づいて、マーク記入欄310a内にマークが施されているか否か、即ちマークの有無を判定するマーク判定処理を行い(ステップS60)、マーク判定処理の結果を、例えば図5に示すように表示する出力を行い(ステップS70)、そして、本処理を終了する。
図2のマーク判定処理によれば、マークシートの領域イメージにおいてマーク記入欄310aを内包する矩形領域310bを設定する(ステップS50)ので、全てのマーク記入欄310aを自動的に且つ直接的に特定することができる。具体的には、マークシートにドロップアウトカラーで印刷したり、非ドロップアウトカラーでタイミングマークを印刷したりするのを省略することができると共に、PC100に位置合わせ用部分画像を登録するのを省略することができる。したがって、PC100のユーザビリティを向上させることができる。
図6は、図2のステップS10において実行される垂直方向黒画素情報取得処理の詳細を示すフローチャートである。
図6において、まず、ステップS101では、垂直方向のビット情報を読込み、UI指定領域300aの水平方向の座標をXとして、これに0を代入する初期化を行う(ステップS102)。この初期化により、UI指定領域300aの左端を示す座標を座標Xの値0で規定する。
次いで、座標Xの値がUI指定領域300aの右端を示す座標に到達していないときは(ステップS103でYES)、各列の垂直方向における黒画素情報を取得して(ステップS104)、座標Xをインクリメントし(ステップS105)、ステップS103〜S105の処理を繰り返すことにより、UI指定領域300aの左端から右端までの垂直方向における黒画素情報を1列ごとに順番に取得して、ステップS105のインクリメントの結果、座標Xの値がUI指定領域300aの右端を示す座標を超えたときは(ステップS103でNO)、本処理を終了する。
図6の処理によれば、垂直方向における黒画素情報をUI指定領域300aの左端から右端まで取得するので、スキャナ101によってマークシートを読込むときの横方向のズレを補正することができる。
図7は、図2のステップS20において実行されるマーク横幅取得処理の詳細を示すフローチャートである。
図7において、まず、上記ステップS104で取得した垂直方向における黒画素のビット数を列数で割った値である平均値を算出すると共に、この平均値に基づいて後述する閾値Aを算出する(ステップS201)、マーク横幅及び横マーク間隔を格納するバッファである横幅取得部107を初期化し(ステップS202)、座標Xの値、後述するインデックスm、及び後述する左端マークの位置を示す左端マーク位置座標の各初期値を0にする初期化を行い、X座標の位置がマーク記入欄310a内にあるか否かを示すフラグをリセットすることによりオフする(ステップS204)。
上記マーク記入欄310aのインデックスmは、図3における横軸が示すカテゴリー「アルファベット小文字(a,b,c,d)」に対応すべくUI指定領域300aの水平方向におけるマーク記入欄310aの順番を示すためのものであり、上記左端マーク位置座標は、UI指定領域300aにおいて垂直方向と垂直な水平方向において最初の、即ち左端のマーク記入欄310aの左端部を示すものである。
続くステップS205では、UI指定領域300aにおける座標Xの値がUI指定領域300aにおける右端座標の値に到達していないときは(ステップS205でYES)、黒画素のビット数が閾値Aよりも大きいか否かを判別することにより、座標Xの位置がマーク記入枠310a内にあるか否かを判定する(ステップS206)。
上記閾値Aは、全列数のうち黒画素のある列の列数Lbとすると、上記平均値から、黒画素の全ビット数Blkを列数Lbで割ったものと上記平均値の差の値を引いたもの、即ち、平均値の2倍から黒画素の全ビット数を列数Lbを割ったものを引いたものに等しく、下記式1のように示される。なお、列数Lbの最小値は0であるが、0である場合には、原稿が白紙であることを示すので図2の処理を終了するように構成されている。
閾値A=平均値−(Blk/Lb−平均値)
=2×平均値−Blk/Lb …(1)
ステップS206の判別の結果、黒画素のビット数が閾値Aよりも大きいときは、上記フラグがオフであるかを否か、即ちUI指定領域310aの左端であるか否かを判別し(ステップS207)、フラグがオフであるときは、左端マーク位置座標が初期値0であるか否かを判別し(ステップS208)、初期値0であるときは、座標Xの位置がUI指定領域300aの左端のマーク記入枠310a内の左端部にあるので、左端マーク位置座標としてXをセットすると共に(ステップS209a)、水平方向における横マーク間隔Interval_X[m]を再初期化してその値を0にし(ステップS209b)、フラグをオンにし(ステップS210)、マーク横幅Mark_X[m]の値をインクリメントし(ステップS211)、座標Xの値をインクリメントして(ステップS212)、ステップS205〜S212の処理を、ステップS212のインクリメントの結果、UI指定領域300aにおける座標Xの値が右端座標の値を超えるまで繰り返す。
ステップS205〜S212の処理において、左端マーク位置座標が0でないときは(ステップS208でNO)、インデックスmの値をインクリメントし(ステップS213)、ステップS210〜S212の処理を実行する。また、ステップS205〜S212の処理において、黒画素のビット数が閾値A以下であるときは(ステップS206でNO)、フラグをオフにして(ステップS214)、横マーク間隔Interval_X[m]の値をインクリメントして、ステップS212の処理に進む。
上記ステップS205〜S212の処理により、バッファには、図8(a)及び図8(b)に示すように、インデックスmで特定されるマーク記入欄310aのマーク横幅Mark_X[m]と、インデックスmで特定される2つの隣接するマーク記入欄310a,310aの横マーク間隔Interval_X[m]とが格納される。
一方、ステップS212のインクリメントの結果、UI指定領域300aにおける座標Xの値が右端座標を示す座標の値を超えたときは(ステップS205でNO)、図8(a)からマーク横幅Mark_X[m]の平均値を算出することによりマーク横幅を取得すると共に、図8(b)から横マーク間隔Interval_X[m]の平均値を算出することにより横マーク間隔を取得し(ステップS216)、水平方向(横方向)に配列されているマーク記入欄310aのマーク数として、インデックスmの値に1を加えた値を取得し(ステップS217)、そして、本処理を終了する。
図7の処理によれば、UI指定領域300aの水平方向において、マーク横幅及び横マーク間隔を取得すると共に(ステップS216)、マーク記入欄310aのマーク数を取得する(ステップS217)ので、UI指定領域300aにおいて水平方向に配列された全てのマーク記入欄310aの情報を取得することができる。
図9は、図2のステップS30において実行される水平方向黒画素情報取得処理の詳細を示すフローチャートであり、図10は、図2のステップS40において実行されるマーク縦幅取得処理の詳細を示すフローチャートである。
図9及び図10の処理は、水平方向へ行う図6の処理を垂直方向にUI指定領域300aの上端から下端まで行う処理と同様であるので、それらの説明を省略する。
図9の処理によれば、水平方向における黒画素情報をUI指定領域300aの上端から下端まで取得するので、スキャナ101によってマークシートを読込むときの縦方向のズレを補正することができる。
図10の処理により、マーク縦幅及び縦マーク間隔を格納するバッファとしての縦幅取得部108には、図11(a)及び図11(b)に示すようなインデックスnで特定されるマーク記入欄310aのマーク縦幅Mark_Y[n]と、インデックスnで特定される2つの隣接するマーク記入欄310a,310aの縦マーク間隔Interval_Y[n]が格納される。
図10の処理によれば、UI指定領域300aの垂直方向において、マーク縦幅及び縦マーク間隔を取得すると共に(ステップS416)、マーク記入欄310aのマーク数を取得する(ステップS417)ので、UI指定領域300aにおいて垂直方向に配列された全てのマーク記入欄310aの情報を取得することができる。
図12は、図2のステップS50において実行される矩形取得処理の詳細を示すフローチャートである。
図12において、まず、図7のステップS216で取得したマーク横幅及びマーク間隔、並びに図10のステップS416で取得したマーク縦幅及びマーク縦隔に基づいて、UI指定領域300aにおける図13で後述する原点Oの原点座標(X0,Y0)を算出し(ステップS501)、原点Oの位置を基準にして各矩形領域310bの左上角部の座標を算出することにより、各矩形領域310bを設定し(ステップS502)、本処理を終了する。
図13は、図12の矩形取得処理によって設定された矩形を説明する図である。
図13に示すように、図12のステップS501で算出された原点座標(X0,Y0)に基づいてUI指定領域300aの左上角部には原点Oが設定される。
原点座標(X0,Y0)及び各矩形領域310bの位置座標は、以下のように算出される。
まず、インデックスmの値が0及びインデックスnの値が0であるマーク記入欄310aが実質的に内接する矩形領域は、そのサイズが、マーク横幅Wとマーク縦幅Hによって特定され、その左上角部の座標(a,b)は、図7における左端マーク位置座標と図10における上端マーク位置座標によって特定される。
原点Oの原点座標(X0,Y0)は、上記座標(a,b)に対して、横マーク間隔Iwの半分だけ水平方向の左方に平行移動し、且つ縦マーク間隔Ihの半分だけ垂直方向の上方に平行移動したもので定義され、下記式2のように表される。
(X0,Y0)=(a−Iw/2,b−Ih/2) …(2)
また、各矩形領域310bのサイズは、その横方向寸法がマーク横幅Wと横マーク間隔Iwの和(W+Iw)で表され、縦方向寸法がマーク縦幅Hと縦マーク間隔Ihの和(H+Ih)で表される。したがって、各矩形領域310bの左上角部の座標(Xm,Yn)は、原点Oを基準にしてインデックスmの値及びインデックスnの値に応じて設定され、下記式3のように表される。
(Xm,Yn)=((a−Iw/2)+m(W+Iw),(b−Ih/2)+n(H+Ih)) …(3)
図12の処理によれば、平均値である横マーク間隔及びに縦マーク間隔、並びに左端マーク位置座標及び上端マーク位置座標に基づいて原点Oの原点座標(X0,Y0)を算出する(ステップS501)ので、UIを介して指定されたUI指定領域300aの原点の位置を原点Oの位置に補正することができ、原点Oの位置を基準にして各矩形領域310bを設定する(ステップS502)ので、マーク記入欄310aの位置のズレを補正してより高い精度で特定することができる。
また、設定された矩形領域310bは、その大きさがマーク記入欄310aが実質的に内接する矩形領域の面積よりも大きいので、多少の誤差には対応可能なゆとりを矩形領域310bに持たせることができ、図2のステップS60のマーク判定処理を高い精度で行うことができる。
図14は、図2のステップS70において表示される表示画面の構成の一例を示す図である。
図14に示す表示画面は、図2のステップS70においてマーク判定処理の結果の出力方法を設定するために用いられる。出力方法には、2次元配列形式と、回答出力形式とがある。また、この表示画面を介して、カテゴリー及び添字から成る文字などを縦情報及び横情報として設定することができる。
出力方法として2次元配列形式を選択した場合であって、領域の設定(不図示)として「ON/OFF」(不図示)を設定したときは、図5に示したように、マーク記入欄310a内にマークが施されているものに「ON」、施されていないものに「OFF」が対応した出力結果が得られる。また、領域の設定として「1/0」を設定することにより、図15(a)に示したような出力結果を得ることができる。
また、出力方法として回答出力形式を選択した場合であって、縦情報としてカテゴリー「問」及び添字「数字(1〜)」、並びに横情報としてカテゴリー「指定なし」及び添字「アルファベット小文字」を設定したときは、図15(b)に示したように、マーク記入欄310a内にマークが施されているもののみが出力結果として得られる。
図14及び図15に示したように、出力方法を設定するだけで出力結果を得ることができるので、図19に示したようなグループ番号1910及びグループ領域数1920などを設定することをなくすことができ、もって、ユーザビリティを向上させることができる。
図16は、図7のマーク横幅取得処理の変形例を示すフローチャートである。
本処理は、図7の処理に、後述するカウント処理を加えたものであるので、図7の処理と同一のステップには同一の符号を付し、それらの説明を省略する。
本変形例において実行するカウント処理は、黒画素のビット数が予め設定された閾値Bを超えない列の数を不図示のカウンタでカウントするものである。
上記閾値Bは、マーク記入欄310a内にチェックが黒画素で十分に施されていないために生じた白色画素の列と判別するための、即ち誤差の範囲内であると判別するための垂直方向におけるピクセル幅の値を示すもの、即ちマーク記入欄310a内における黒色画素のビット数の誤差の最大値を規定するものであり、例えば以下のように設定される。なお、誤差の範囲は、マーク記入欄の形状に応じて決定されることが好ましい。
閾値Bは、解像度に関する情報から自動的に算出され、例えば、UI指定領域300aの解像度が300dpiである場合において、誤差の最大値を0.254mmに収めるときには、下記式4のようにして3ドットと算出される。
閾値B=300dpi×0.254mm÷25.4mm/inch …(4)
図16において、まず、ステップS201〜S204では、図7の処理と同様に初期化を行う。続くステップS1601では、上記カウント値に0を代入してカウンタの初期化を行う。次いで、ステップS205〜S212の処理で、図7の処理と同様に、インデックスmで特定されるマークのマーク横幅Mark_X[m]と、インデックスmで特定される2つの隣接するマーク記入欄310a,310aの横マーク間隔Interval_X[m]とをバッファに格納する。
ステップS205〜S212の処理において、ステップS206の判別の結果、黒画素のビット数が閾値Aよりも小さいときは、カウント値をインクリメントして(ステップS1606)、ステップS212の処理に進む。
また、ステップS208の判別の結果、左端マーク位置座標が0でないときは、カウント値が閾値Bよりも小さいか否かを判別し(ステップS1603)、小さいときは、バッファに格納される横マーク間隔Interval_X[m]の値に0を代入すると共に(ステップS1604)、バッファに格納されるマーク横幅Mark_X[m]の値にカウント値を加算して(ステップS1605)、ステップS210の処理に進む。一方、カウント値が閾値Bよりも大きいときは(ステップS1603でNO)、図7の処理と同様にインデックスmの値をインクリメントして、ステップS210の処理に進む。次いで、ステップS210でフラグをオンにしたときは、座標Xで特定される列の黒画素のビット数が閾値Aよりも大きいこととなり、座標Xの位置がマーク記入欄310a内にあるので、カウント値に0を代入するクリアを行って(ステップS1602)、ステップS211に進む。
ステップS212のインクリメントの結果、座標Xの値が右端座標の値を超えたときは、ステップS216〜S217で図7と同様の処理を行って本処理を終了する。
なお、図16の垂直方向における処理は、図9の水平方向における処理にも同様に適用され、その処理は、図16の処理と同様に行われるので、その説明を省略する。
図16の処理によれば、マーク記入欄310a内における黒色画素のビット数の誤差の最大値を規定する閾値Bを設定するので、マーク記入欄310aが内接する矩形領域のマーク横幅やマーク縦幅を確実に取得することができる。
また、マーク記入欄310aが内接する矩形領域を規定するマーク横幅及びマーク縦幅を確実に取得することから、該矩形領域がマトリックス状に配置されているようなマークシートであれば、マーク記入欄310aの形状はいかなる形状であってもよい。例えば、インデックスmの値が0のマーク記入欄310aの形状が楕円形、インデックスmの値が1のマーク記入欄310aの形状が長方形であってもよい。これにより、マークシートを作成する際の自由度を向上させることができる。なお、複数のマーク記入欄310aは、同一の幅及び同一の高さを持つことが好ましく、これにより、矩形領域310bの設定精度を向上させることができる。
なお、上記実施の形態では、マーク記入欄310aの形状を、楕円としたが、マークを施すべき領域が規定されるような形状であればいかなる形状であってもよく、例えば、図17に示すような領域イメージのUI指定領域300bにおけるマーク記入欄310a’の矩形などの枠型形状などであってもよい。枠型形状などのマーク記入欄であっても、矩形領域設定装置により、マーク記入欄を内包する矩形領域が設定されるので、マーク判定装置であるPC100は、マーク判定処理を容易に行うことができる。
上記実施の形態において、マークシートは、略マトリックス状にマーク記入欄が記入された用紙であればいかなるものであってもよく、また、これらは、便箋やメモ帳などの帳票から分離されたものであってもよい。
また、上記実施の形態において、イメージ入力装置として、スキャナ101を用いたが、他のPCや、FAX送受信装置などであってもよい。なお、FAX送受信装置などの解像度の低いイメージデータであっても、本実施の形態によれば、高い精度で矩形領域を設定してマーク判定処理を行うことができる。
上記実施の形態では、マークシートの領域イメージにおけるマーク判定処理の対象となる領域として、UIを介してUI指定領域300aを指定したが、他の方法でマーク判定処理の対称となる領域を指定してもよい。例えば、マークシートの領域イメージから、黒画素が略マトリックス状に配置された部分を自動的に取得するようにしてもよい。また、記憶領域、例えばRAM104に保存されているフィールド位置情報を元に処理対象領域を決定してもよい。
上記実施の形態において、図5は、図2のステップS70におけるマーク判定処理の結果の表示例を示すものとしたが、出力結果情報のメモリバッファを示すものであってもよい。また、図14は、図2のステップS70において表示される表示画面の構成の一例を示すものとしたが、表示画面に限られることはなく、ファイル、メモリなどに出力させる構成を設定するUIであればいかなるものであってもよい。
上記実施の形態では、マーク判定結果の出力を表示により行ったが、表示に限られることはなく、ファイル出力やメモリ出力、印刷や発音などによって行ってもよい。例えば、図15のような表示画面に表示させることに代えて、ファイル、メモリなどに出力させてもよい。
また、本発明の目的は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。又は、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係る矩形設定装置は、マークシートの有色で印刷されたマーク領域にマークが施されているか否かを判定するマーク判定装置などに適用することができる。
本発明の実施の形態に係る矩形領域設定装置を備えるマーク判定装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図1のPCによって実行されるマーク判定処理のフローチャートである。 図1におけるイメージ外部記憶部に記憶させたマークシートの領域イメージにおけるUI指定領域の配置を説明する図である。 図3におけるUI指定領域における黒画素の分布を説明する図である。 図2のステップS70におけるマーク判定処理の結果の表示例を示す図である。 図2のステップS10において実行される垂直方向黒画素情報取得処理の詳細を示すフローチャートである。 図2のステップS20において実行されるマーク横幅取得処理の詳細を示すフローチャートである。 (a)は、図1における横幅取得部に格納されるマーク横幅を説明する図であり、(b)は、図1における横幅取得部に格納される横マーク間隔を説明する図である。 図2のステップS30において実行される水平方向黒画素情報取得処理の詳細を示すフローチャートである。 図2のステップS40において実行されるマーク縦幅取得処理の詳細を示すフローチャートである。 (a)は、図1における縦幅取得部に格納されるマーク縦幅を説明する図であり、(b)は、図1における縦幅取得部に格納される縦マーク間隔を説明する図である。 図2のステップS50において実行される矩形取得処理の詳細を示すフローチャートである。 図12の矩形取得処理によって設定された矩形を説明する図である。 図2のステップS70において表示される表示画面の構成の一例を示す図である。 図14の表示画面において設定された情報に基づいて表示された出力結果の表示画面の構成を例示する図である。 図7のマーク横幅取得処理の変形例を示すフローチャートである。 図3におけるマーク記入欄の形状の変形例の一例を示す図である。 背景技術において、ドロップアウトカラーで印刷されたマークシートの構成の一例を示す平面図である。 図18のマークシートのマーク判定結果を得るためにマーク記入枠の領域を設定するための設定画面の構成の一例を示す図である。
符号の説明
100 パーソナルコンピュータ(PC)
101 スキャナ
102 イメージ外部記憶部
103 領域指定部
105 二値化処理部
106 黒画素情報取得部
107 横幅取得部
108 縦幅取得部
109 マーク領域決定部
114 出力部
300a,300b UI指定領域
310a,310a’ マーク記入欄
310b 矩形領域

Claims (10)

  1. 略マトリックス形状に配置された複数の有色の所定形状のマーク領域の領域内に有色でマークを施すためのマークシートの領域を示す領域画像において、前記複数のマーク領域の各マーク領域を内包する矩形領域を設定する矩形領域設定装置であって、前記領域画像における垂直方向及び水平方向から成る所定方向の有色画素の濃度情報を取得する有色画素情報取得手段と、前記取得された有色画素の濃度情報から、前記マーク領域の形状の前記所定方向と垂直な方向におけるマーク寸法、及び前記複数のマーク領域のうち前記所定方向と垂直な方向において互いに隣接する2つのマーク領域間のマーク間隔を取得するマーク領域情報取得手段と、前記取得されたマーク寸法及びマーク間隔に基づいて前記矩形領域を設定する矩形領域設定手段とを備えることを特徴とする矩形領域設定装置。
  2. 前記領域画像を有色画素と無色画素に区分するための二値化手段を備えることを特徴とする請求項1記載の矩形領域設定装置。
  3. 前記マーク領域情報取得手段は、前記有色画素のうち、その濃度が所定の閾値を超えている有色画素が黒色画素であると判別する判別手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の矩形領域設定装置。
  4. 前記閾値を前記有色画素の濃度の平均値に基づいて算出する閾値算出手段を備えることを特徴とする請求項3記載の矩形領域設定装置。
  5. 前記有色画素は黒色画素から成り、前記マーク領域情報取得手段は、前記黒色画素の有無情報から前記マーク寸法及び前記マーク間隔を取得することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の矩形領域設定装置。
  6. 前記マーク領域内における前記有色画素の濃度の誤差の最大値を規定する閾値を設定する閾値設定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の矩形領域設定装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の矩形領域設定装置により設定された矩形領域に内包されるマーク領域の有色画素の濃度情報に基づいて、前記マーク領域内に前記マークが施されているか否かを判定する判定手段を備えることを特徴とするマーク判定装置。
  8. 略マトリックス形状に配置された複数の有色の所定形状のマーク領域内に有色でマークを施すためのマークシートの領域を示す領域画像において、前記複数のマーク領域の各マーク領域を内包する矩形領域を設定する矩形領域設定方法であって、前記領域画像における垂直方向及び水平方向から成る所定方向の有色画素の濃度情報を取得する有色画素情報取得ステップと、前記取得された有色画素の濃度情報から、前記マーク領域の形状の前記所定方向と垂直な方向におけるマーク寸法、及び前記複数のマーク領域のうち前記所定方向と垂直な方向において互いに隣接する2つのマーク領域間のマーク間隔を取得するマーク領域情報取得ステップと、前記取得されたマーク寸法及びマーク間隔に基づいて前記矩形領域を設定する矩形領域設定ステップとを有することを特徴とする矩形領域設定方法。
  9. 略マトリックス形状に配置された複数の有色の所定形状のマーク領域内に有色でマークを施すためのマークシートの領域を示す領域画像において、前記複数のマーク領域の各マーク領域を内包する矩形領域を設定する矩形領域設定方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記領域画像における垂直方向及び水平方向から成る所定方向の有色画素の濃度情報を取得する有色画素情報取得モジュールと、前記取得された有色画素の濃度情報から、前記マーク領域の形状の前記所定方向と垂直な方向におけるマーク寸法、及び前記複数のマーク領域のうち前記所定方向と垂直な方向において互いに隣接する2つのマーク領域間のマーク間隔を取得するマーク領域情報取得モジュールと、前記取得されたマーク寸法及びマーク間隔に基づいて前記矩形領域を設定する矩形領域設定モジュールとを備えることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項9記載のプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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