JP2006189375A - X線分析用信号処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入力データが閾値を越えるとRSフリップフロップはセットされ、入力データの正ピークP2の最大値データを検出・保持した後、その最大値データと入力データとの差分が設定値を越えたならば(時刻t4)RSフリップフロップはリセットされる。次に、負ピークp2を過ぎた後、その最小値データと入力データとの差分が設定値を越えたならば(時刻t5)RSフリップフロップは再びセットされる。したがって、RSフリップフロップの正転出力が「1」である期間中の最大値データをラッチすることで、隣接する2つのピークの間の谷が閾値以上であっても、2つのピークの最大値データを適切に取得することができる。
【選択図】 図2
Description
a)前記入力信号の正のピークのピークトップを検出する正ピーク検出手段と、
b)前記入力信号の負のピークのピークトップを検出する負ピーク検出手段と、
c)前記入力信号が所定の閾値以上であるか否かを判定する閾値越え判定手段と、
d)前記入力信号が前記閾値以上である期間中において、前記正ピーク検出手段により正ピークのピークトップが検出された後にそのピークトップ値から第1所定値以上値が減少したことを検出する減少検出手段と、
e)前記入力信号が前記閾値以上である期間中において、前記負ピーク検出手段により負ピークのピークトップが検出された後にその負のピークトップ値から第2所定値以上値が増加したことを検出する増加検出手段と、
f)前記閾値越え判定手段による閾値以上になったとの判定時点又は前記ピーク増加検出手段による検出時点から、その後の最も早い、前記閾値越え検出手段による閾値を下回ったとの判定時点又は前記ピーク減少検出手段による検出時点までの期間中において、前記正ピーク検出手段により検出された正ピークのピークトップ値を、真のピークトップ値とみなして波高値弁別のために取得する判別手段と、
を備えることを特徴としている。
a)前記入力信号の正のピークのピークトップを検出する正ピーク検出手段と、
b)前記入力信号が所定の閾値以上であるか否かを判定する閾値越え判定手段と、
c)前記入力信号が前記閾値以上である期間中において、前記入力信号の正ピークのピークトップから所定期間以上値が減少し続けることを検出する単調減少検出手段と、
d)前記入力信号が前記閾値以上である期間中において、前記入力信号の負ピークのピークトップから所定期間以上値が増加し続けることを検出する単調増加検出手段と、
e)前記閾値越え判定手段による閾値以上になったとの判定時点又は前記単調増加検出手段による検出時点から、その後の最も早い、前記閾値越え検出手段による閾値を下回ったとの判定時点又は前記単調減少検出手段による検出時点までの期間中において、前記正ピーク検出手段により検出された正ピークのピークトップ値を、真のピークトップ値とみなして波高値弁別のために取得する判別手段と、
を備えることを特徴としている。
以下、第1発明に係るX線分析用信号処理装置の一実施例であるマルチチャンネルアナライザについて図1及び図2を参照して説明する。図1は本実施例によるマルチチャンネルアナライザの要部の回路構成図、図2は主要な動作を説明するためのタイミング図である。
次に、第2発明に係るX線分析用信号処理装置の一実施例であるマルチチャンネルアナライザについて、図3の回路構成図を参照して説明する。このマルチチャンネルアナライザの基本的な構成は上記第1実施例の構成と類似しているが、図1において符号Fの部分が図3において符号F’に変更されている。それ以外の構成要素は同一であり、同一符号を付して詳しい説明を省略する。
2…試料
3…検出器
5…比例増幅器
6…波形整形回路
7…A/D変換器
8…マルチチャンネルアナライザ
9…データメモリ
10…データ処理部
20…データバス
21…正ピーク検出部
22…負ピーク検出部
23…第1減算器
24…第2減算器
25…第1比較器
26…第2比較器
27…閾値判定部
28…立上り検出部
29…立下り検出部
30…第1ORゲート
31…第2ORゲート
32…RSフリップフロップ
33…立下り検出部
34…第1ANDゲート
35…第2ANDゲート
36…ラッチ回路
37…弁別・計数処理回路
40…データラッチ
41…減算器
42…第1シフトレジスタ
43…第1比較器
44…反転ゲート
45…第2シフトレジスタ
46…第2比較器
Claims (3)
- 分析対象から放出されるX線を検出器により検出し、その検出信号をX線固有のエネルギーに応じた波高値を有するパルス波形状の信号に波形整形した後に、その信号の波高値を弁別して計数するエネルギー分散型X線分析装置に使用されるX線分析用信号処理装置であって、波形整形されたパルス波形状の信号を入力信号とし、
a)前記入力信号の正のピークのピークトップを検出する正ピーク検出手段と、
b)前記入力信号の負のピークのピークトップを検出する負ピーク検出手段と、
c)前記入力信号が所定の閾値以上であるか否かを判定する閾値越え判定手段と、
d)前記入力信号が前記閾値以上である期間中において、前記正ピーク検出手段により正ピークのピークトップが検出された後にそのピークトップ値から第1所定値以上値が減少したことを検出する減少検出手段と、
e)前記入力信号が前記閾値以上である期間中において、前記負ピーク検出手段により負ピークのピークトップが検出された後にその負のピークトップ値から第2所定値以上値が増加したことを検出する増加検出手段と、
f)前記閾値越え判定手段による閾値以上になったとの判定時点又は前記増加検出手段による検出時点から、その後の最も早い、前記閾値越え検出手段による閾値を下回ったとの判定時点又は前記減少検出手段による検出時点までの期間中において、前記正ピーク検出手段により検出された正ピークのピークトップ値を、真のピークトップ値とみなして波高値弁別のために取得する判別手段と、
を備えることを特徴とするX線分析用信号処理装置。 - 分析対象から放出されるX線を検出器により検出し、その検出信号をX線固有のエネルギーに応じた波高値を有するパルス波形状の信号に波形整形した後に、その信号の波高値を弁別して計数するエネルギー分散型X線分析装置に使用されるX線分析用信号処理装置であって、波形整形されたパルス波形状の信号を入力信号とし、
a)前記入力信号の正のピークのピークトップを検出する正ピーク検出手段と、
b)前記入力信号が所定の閾値以上であるか否かを判定する閾値越え判定手段と、
c)前記入力信号が前記閾値以上である期間中において、前記入力信号の正ピークのピークトップから所定期間以上値が減少し続けることを検出する単調減少検出手段と、
d)前記入力信号が前記閾値以上である期間中において、前記入力信号の負ピークのピークトップから所定期間以上値が増加し続けることを検出する単調増加検出手段と、
e)前記閾値越え判定手段による閾値以上になったとの判定時点又は前記単調増加検出手段による検出時点から、その後の最も早い、前記閾値越え検出手段による閾値を下回ったとの判定時点又は前記単調減少検出手段による検出時点までの期間中において、前記正ピーク検出手段により検出された正ピークのピークトップ値を、真のピークトップ値とみなして波高値弁別のために取得する判別手段と、
を備えることを特徴とするX線分析用信号処理装置。 - 請求項1に記載のX線分析用信号処理装置における判別手段の真のピークトップ値の判別方法と、請求項2に記載のX線分析用信号処理装置における判別手段の真のピークトップ値の判別方法とを切り換えて実行することを特徴とするX線分析用信号処理装置。
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