JP2006187384A - 注射針の取外し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴム質部に圧密状に挿入される針基端側部分a3を具備した注射針w3を螺着された注射器wから、該注射針w3をこれに手を触れることなく簡易且つ確実にしかも完全に離脱させる。
【解決手段】特定位置に位置決めされた注射器wのシリンダ部w1に螺着されている注射針w3を取外し方向へ回転変位させて前記注射器wと前記注射針w3との螺合を解放させるものとした針螺合解放手段3と、該針螺合解放手段3により前記注射器wへの螺合を解放された状態の下で未だ前記シリンダ部w1に保持されている前記注射針w3を把持しこれの中心方向でしかも前記注射器wから離れる側へ特定距離だけ引き移動させた後に解放するものとした針引き移動手段4とを備えた構成である。
【選択図】図1

Description

この発明は、注射針の取外し装置に関する。
使用済の注射器のシリンダ部に螺着された注射針を自動的に取り外すことを可能とした注射針の取外し装置は既に存在している(特許文献1及び2等)。
なお、注射針の取外しに関連する技術として特許文献3などが存在している。
特開2001−29403号公報 特開平10−127709号公報 特開2002−28239号公報
図4は市販されている注射器wを示すものであり、シリンダ部w1とピストン押し操作部w2とを有し、シリンダ部w1先端の突出部d1には注射針w3が装着されている。注射針w3は突出部d1の外周面に形成された雄ネジに螺合される装着雌ネジ部a1と、該装着雌ネジ部a1から基端側へ張り出されシリンダ部w1内のゴム質部d2に液密状且つ圧密状に刺し通されて液室内に到達される針基端側部分a3と、該装着雌ネジ部a1から先端側へ張り出された針先端側部分a2とを具備している。
上記した注射針w3は、装着雌ネジ部a1がシリンダ部w1の突出部d1への螺合を解放された状態となっても、針基端側部分a3がゴム質部d2に刺し通されているためにシリンダ部w1から完全に離脱された状態とならないのであり、従って該注射針w3は上記した特許文献1及び2などに示す従来の取外し装置によってはシリンダ部w1から完全に離脱させることができないのである。
本発明は、斯かる実情に鑑みて創案したものであって、即ち、上記のような針基端側部分a3を具備した注射針w3を螺着された注射器wから、該注射針w3をこれに手を触れることなく簡易且つ確実にしかも完全に離脱させ得るものとした注射針の取外し装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願の発明は次のようなものとなす。
即ち、第1の発明は、請求項1に記載したように、特定位置に位置決めされた注射器のシリンダ部に螺着されている注射針を取外し方向へ回転変位させて前記シリンダ部と前記注射針との螺合を解放させるものとした針螺合解放手段と、該針螺合解放手段により前記シリンダ部への螺合を解放された状態の下で未だ前記シリンダ部に保持されている前記注射針を把持しこれの中心方向でしかも前記注射器から離れる側へ特定距離だけ引き移動させた後に解放するものとした針引き移動手段とを備えたことを特徴としている。
該発明は次のように具体化するのがよいのであって、即ち、請求項2に記載したように、特定位置に位置決めされた注射器のシリンダ部に螺着されている注射針を取外し方向へ回転変位させて前記注射器と前記注射針との螺合を解放させるものとした針螺合解放手段と、該針螺合解放手段により前記シリンダ部への螺合を解放された状態の下で未だ前記注射器に保持されている前記注射針をこれの中心方向でしかも前記注射器から離れる側へ特定距離だけ引き移動させた後に解放するものとした針引き移動手段と、前記針螺合解放手段及び前記針引き移動手段を制御するための制御装置と、該制御装置に作動開始指令を付与するための始動スイッチとを備え、前記注射器が特定位置に位置決めされた状態の下で前記始動スイッチが入り作動されたことに関連して、前記シリンダ部に螺着されている前記注射針が自動的に前記シリンダ部から離脱される構成となす。
また第2の発明は、請求項3に記載したように、特定位置に位置決めされた注射器のシリンダ部に螺着されている注射針を取外し方向へ回転変位させて前記シリンダ部と前記注射針との螺合を解放させるものとした針螺合解放手段と、該針螺合解放手段により前記シリンダ部への螺合を解放された状態の下で未だ前記シリンダ部に保持されている前記注射針の中心方向への移動を一時的に規制するものとした針移動規制手段とを備えたことを特徴としている。
該発明は次のように具体化するのがよいのであって、即ち、請求項4に記載したように、特定位置に位置決めされた注射器のシリンダ部に螺着されている注射針を取外し方向へ回転変位させて前記シリンダ部と前記注射針との螺合を解放させるものとした針螺合解放手段と、該針螺合解放手段により前記シリンダ部への螺合を解放された状態の下で未だ前記シリンダ部に保持されている前記注射針の中心方向への移動を一時的に規制するものとした針移動規制手段と、前記針螺合解放手段及び前記針引き移動手段を制御するための制御装置と、該制御装置に作動開始指令を付与するための始動スイッチとを備え、前記注射器が特定位置に位置決めされた状態の下で前記始動スイッチが入り作動されたことに関連して、前記シリンダ部への前記注射針の螺合が自動的に解除され、該解除後に前記シリンダ部が特定方向へ移動されることにより、前記注射針が前記シリンダ部から離脱される構成となす。
上記した本発明によれば、次のような効果が得られる。
即ち、請求項1又は2に記載の発明によれば、前記した針基端側部分を具備した注射針の螺着された注射器を特定位置に位置させることにより、注射針に手を触れることなく、注射針を注射器から完全に離脱させることができるのであり、これにより注射針が生体に突き刺さる事故が生じなくなり、該事故に起因した病気の感染が防止されるのである。
請求項2又は3に記載の発明によれば、前記した針基端側部分を具備した注射針の螺着された注射器を特定位置に位置させ、一定時間が経過した後、注射器を特定方向へ引き移動させることにより請求項1又は2記載の発明と同様な効果を得ることができる。
以下、図1を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係る注射針の取外し装置の平面視断面図、図2は前記取外し装置の側面視断面図である。
1は箱体状の装置フレームで略方形体をなし、全周囲を樹脂材からなる壁面で囲まれている。装置フレーム1の上部に注射器位置決め手段2、針螺合解放手段3、針引き移動手段4及び制御装置5が形成されており、装置フレーム1の下部内方に針受入れ容器6が配置されている。
注射器位置決め手段2は、装置フレーム1の特定位置に図4に示す注射器wを位置決めするためのもので、注射器wを把持して後方へ引き込む把持引込み部7と、該把持引込み部7の引き込んだ注射器wの前端箇所を受け止めて該前端箇所を位置決めする受止め部8とを具備している。
把持引込み部7は鉛筆削り器における鉛筆の把持引込み部に準じたものとなすのであって、具体的には次のようになされている。即ち、装置フレーム1の上部の左右位置に一対の案内筒部材9、9をその中心線が前後向きとなるように固定し、一方では装置フレーム1の前壁面の上部前側に配置された前支持面体10の上部左右箇所に一対の支持摺動棒部材11、11を前後向きに固設し、各支持摺動棒部材11をその対応する案内筒部材9の内孔に挿通させ、各支持摺動棒部材11の後端部とその対応する案内筒部材9の後端との間に圧縮状態のスプリング12を装着して前支持面体10に後側へ向かう弾力を付与し、また前支持面体10の略中央位置に形成された前後向きの透孔10aの近傍に該透孔10aに挿通された注射器wのシリンダ部w1を把持するための把持機構13を形成したものとなされている。
該把持機構13は摘み操作部13a、13aを開放側へ操作することでシリンダ部w1を透孔10a内へ挿通させることが可能な状態となり、摘み操作部13a、13aを自由状態とすることにより図示しない弾性部材の弾力によりシリンダ部w1を適度な締結力で把持するものとなされる。
一方、受止め部8は前支持面体10の透孔10aに前後方向f1で正対する装置フレーム1箇所に固設されたものであり、シリンダ部w1の先部の外周面を内挿される円周面部8aと、シリンダ部w1の先端面外周部を当接される円環状底面部8bとを具備している。
針螺合解放手段3は装置フレーム1の特定位置に位置決めされた注射器wのシリンダ部w1に螺着された注射針w3の装着雌ネジ部a1に係合される係合部材14と、該係合部材14を装着雌ネジ部a1の取り外される方向へ回転させるモータ15とを備え、装着雌ネジ部a1がシリンダ部w1への螺合を解放されたとき装着雌ネジ部a1が注射針w3の中心線方向への移動を許容される状態になるものとなされている。この際、係合部材14はスプリング力、電磁力又は、モータの回転力などで装着雌ネジ部a1の外周面を挟圧するものとなすか、或いは、例えば特開平10−127709号や特開2001−29403号などに準じて雌雄の嵌合箇所が嵌合するようになしてもよい。
針引き移動手段4は針螺合解放手段3の後側に配設されており、注射針wの針先端側部分a2を把持する針先把持部16と、該針先把持部16を前後方向f1へ往復移動させる前後駆動手段17とを備え、針螺合解放手段3が注射器wへの装着雌ネジ部a1の螺合を解放した後に針先把持部16が針先端側部分a2を把持し、次に前後駆動手段17が針先把持部a2を後方f10へ移動させ、該移動後に針先把持部16が針先端側部分a2を解放し、該解放後に前後駆動手段17が針先把持部16を図1中に実線で示す元位置に復帰させるものとなされている。
この際、針先把持部16は例えば一対の挟圧体で針先端側部分a1を挟圧するようになすのであり、各挟圧体の針当接面は適度な弾性を有し摩擦係数の大きい材料(やや硬質のゴム質材など)となすのがよい。また前後駆動手段17は例えばモータ18と送りネジ機構19などで形成される。
制御装置5は既述した各部を関連作動させるためのもので、装置フレーム1の上部空間内に設けられている。針受入れ容器6は装置フレーム1の壁面の一部を開放して任意時に出し入れできるようになされている。
図中、20は電源スイッチや始動スイッチ20aの組み込まれた電源装置であり、蓄電池を内蔵させてもよいし、或いは外部電源から電力を供給されるようになしてもよい。
次に上記した取外し装置の使用例及び作動について説明する。
使用された注射針w3の螺着された注射器wのシリンダ部w1やピストン押し操作部w3などを一方の手で持ち、他方の手で摘み操作部13aを持ち開放側へ操作して把持機構13を開放させる。
該開放状態の下で透孔10a内にこれの前側から注射器wを挿入するのであり、この際、注射針w3側を先行させて挿入する。そして、シリンダ部w1の先部の外周面を円周面部8aに内挿し、シリンダ部w1の先端面外周部を円環状底面部8bに衝接させるのであり、これにより針先端側部分a2及び装着雌ネジ部a1は図1に示すように円環状底面部8bの中心孔箇所から後側へ張り出された状態となる。
次に摘み操作部13aを持った手で前支持面体10をスプリング12の弾力に抗して前側へ引き移動させ、該移動状態を維持させたまま摘み操作部13aを持った手を離してこれを自由状態とする。これにより把持機構13は図示しないスプリングの弾力でシリンダ部w1を把持して、前支持面体10がスプリング12の弾力をシリンダ部w1に付与した状態となり、注射器wは注射器位置決め手段2により装置フレーム1の特定位置に固定されると共にシリンダ部w1がこれの中心線回りの回動を規制された状態となる。
この後、電源装置20の始動スイッチ20aを入り操作して、制御装置5に始動指令を入力するのであり、これにより以下の作動が自動的に実行される。
先ず、針螺合解放手段3の係合部材14が電力を供給されるなどして、スプリング力、電磁力又は、モータの回転力などで装着雌ネジ部a1の外周面に相対回転の規制された状態に係合される。なお、特開2001−29403号に示すように、注射器wを注射器位置決め手段2により装置フレーム1の特定位置に固定させるとき、係合部材14が装着雌ネジ部a1に雌雄の嵌合により係合された状態となるものでは、この時点での格別な係合作動は行われない。
次にモータ15が始動され、係合部材14が装着雌ネジ部a1の取外し方向へ一定回転数以上、回転されるのであり、これにより装着雌ネジ部a1はシリンダ部w1の突出部d1への螺合を解放される。このとき、注射針w3は未だ針基端側部分a3を注射器wのゴム質部d2に圧密状に挿通された状態にあり、注射器wに対し自由状態となっていないのである。
次に係合部材14は電力の供給を停止されるなどして注射針w3がこれの中心線方向の後側へ移動するのを許容した状態となるのであり、一方では針引き移動手段4の針先把持部16が電力を供給されて針先端側部分a2を把持する。次に前後駆動手段17が針先把持部16を後方へ移動させるのであり、これにより注射針w3は注射器wのゴム質部d2から引き抜かれ係合部材14の後側へ移動される。
該移動により針先把持部16が仮想線bの位置に到達したとき、針先把持部16への電力供給が絶たれて針先把持部16による注射針w3の把持が解放され、これまで把持されていた注射針w3は自重により針受入れ容器6内に落下する。
針先把持部16が仮想線bの位置に到達して一定時間が経過した後、前後駆動手段17が針先把持部16を前方へ移動させ元位置に復帰させるのであり、これにより制御装置5は注射針w3の一回の取外し制御作動を終了し、次の始動スイッチ20aの入り操作に備えて待機した状態となる。
次に上記実施例の変形例を図3を参照して説明する。
図3は該変形例を示す正面視断面図であり、図中において既述と実質的同一箇所には同一符号が付してある。
装置フレーム1の上部から下方へ注射器位置決め手段2、針螺合解放手段3及び針移動規制手段4Aが縦向きに配設されている。
注射器位置決め手段2は受止め部8のみとなされており、この際、円周面部8aは比較的上下方向へ長くなされ、これに注射器wのシリンダ部w1が挿入されたとき、注射器wの不安定な横倒れ姿勢を阻止するものとなされている。
また針移動規制手段4Aは、前記針先把持部16に準じたものとなすのであって、例えば一対の挟圧体で針先端側部分a2を挟圧するようになすのであり、各挟圧体の針当接面は弾性を有し摩擦係数の大きい材料(やや硬質のゴム質材など)となすのがよい。
該針移動規制手段4Aは、シリンダ部w1への装着雌ネジ部a1の螺合を針螺合解放手段3が解放した後に針先端側部分a2を把持し、また注射器位置決め手段2の円周面部8aから注射器wが特定距離だけ上方へ抜き出されたときに、即ち針基端側部分a3が注射器3のゴム質部d2から完全に抜き出された状態となったときに、受止め部8近傍に設けられたセンサ21が該状態を検出し針先端側部分a2の把持状態を解放させるものとなされている。
そして始動スイッチ20aは注射器位置決め手段2により注射器wを特定位置に位置決めしたときに自動的に入り作動されるものとなされている。
その他の構成は先の実施例に準じたものとなされている。
該変形例に係る取外し装置の使用及び各部の作動について説明する。
注射器wを手で持ちシリンダ部w1先部の外周面を円周面部8aに内挿し、シリンダ部w1の先端面外周部を円環状底面部8bに押圧状に衝接させる。これにより針先端側部分a2及び装着雌ネジ部a1は図示のように円環状底面部8bの中心孔箇所から下側へ張り出された状態となり、これと同時に、電源装置20の始動スイッチ20aが自動的に入り作動して、制御装置5に始動指令が付与されるのであり、これにより以下の作動が自動的に実行される。
先ず、針螺合解放手段3の係合部材14が電力を供給されるなどして先と同様に作動するのであり、このとき注射器wはシリンダ部w1の中心線回りへ回転しないように手で支持しておく。これにより装着雌ネジ部a1が係合部材14により取外し方向へ特定回転数だけ回転されてシリンダ部w1の突出部d1への螺合を解放される。装着雌ネジ部a1が解放状態となっても、注射針w3は未だ針基端側部分a3を注射器wのゴム質部d2に圧密状に挿通されている状態にあって、注射器wに対し自由状態となっていないのである。
次に係合部材14は電力の供給を停止されるなどして、注射針w3がこれの中心線方向の後側へ移動されるのを許容する状態となり、一方では針移動規制手段4Aが電力を供給されて針先端側部分a2を把持して針先端側部分a2の上下方向移動を規制する。
この後、注射器wを持った手で注射器wを受止め部8の円周面部8a内から真上へ引き抜くのであり、これにより注射器wが例えば凡そ10mm程度上昇したとき、針基端側部分a3が注射器wのゴム質部d2から完全に引き抜かれた状態となる。
注射器wがさらに引き上げられて特定高さ位置に到達したとき、センサ21が該到達を検出し針移動規制手段4Aへの電力の供給を停止させるなどして針移動規制手段4Aによる注射針w3の移動規制状態を解放させる。
該解放により針移動規制手段4Aの把持していた注射針w3は自重により針受入れ容器6内に落下するのであり、一方、制御装置5は注射針w3の一回の取外し制御作動を終了し、次の始動スイッチ20aの入り作動に備えて待機した状態となる。
上記変形例によれば、使用済みの注射針w3の螺着された注射器wを片手で持って受入れ部8に押し入れるだけで、自動的に、注射器wから注射針w3を離脱させる処理が行われるようになり、使い勝手のよいものとなる。
本発明に係る注射針の取外し装置の平面視断面図である。 前記取外し装置の側面視断面図である。 前記取外し装置の変形例を示す正面視断面図である。 注射器を示す側面図である。
符号の説明
4 針引き移動手段
4A 針移動規制手段
5 制御装置
20a 始動スイッチ
w 注射器
w3 注射針

Claims (4)

  1. 特定位置に位置決めされた注射器のシリンダ部に螺着されている注射針を取外し方向へ回転変位させて前記シリンダ部と前記注射針との螺合を解放させるものとした針螺合解放手段と、該針螺合解放手段により前記シリンダ部への螺合を解放された状態の下で未だ前記シリンダ部に保持されている前記注射針を把持しこれの中心方向でしかも前記注射器から離れる側へ特定距離だけ引き移動させた後に解放するものとした針引き移動手段とを備えていることを特徴とする注射針の取外し装置。
  2. 特定位置に位置決めされた注射器のシリンダ部に螺着されている注射針を取外し方向へ回転変位させて前記注射器と前記注射針との螺合を解放させるものとした針螺合解放手段と、該針螺合解放手段により前記シリンダ部への螺合を解放された状態の下で未だ前記注射器に保持されている前記注射針をこれの中心方向でしかも前記注射器から離れる側へ特定距離だけ引き移動させた後に解放するものとした針引き移動手段と、前記針螺合解放手段及び前記針引き移動手段を制御するための制御装置と、該制御装置に作動開始指令を付与するための始動スイッチとを備え、前記注射器が特定位置に位置決めされた状態の下で前記始動スイッチが入り作動されたことに関連して、前記シリンダ部に螺着されている前記注射針が自動的に前記シリンダ部から離脱されることを特徴とする注射針の取外し装置。
  3. 特定位置に位置決めされた注射器のシリンダ部に螺着されている注射針を取外し方向へ回転変位させて前記シリンダ部と前記注射針との螺合を解放させるものとした針螺合解放手段と、該針螺合解放手段により前記シリンダ部への螺合を解放された状態の下で未だ前記シリンダ部に保持されている前記注射針の中心方向への移動を一時的に規制するものとした針移動規制手段とを備えていることを特徴とする注射針の取外し装置。
  4. 特定位置に位置決めされた注射器のシリンダ部に螺着されている注射針を取り外し方向へ回転変位させて前記シリンダ部と前記注射針との螺合を解放させるものとした針螺合解放手段と、該針螺合解放手段により前記シリンダ部への螺合を解放された状態の下で未だ前記シリンダ部に保持されている前記注射針の中心方向への移動を一時的に規制するものとした針移動規制手段と、前記針螺合解放手段及び前記針引き移動手段を制御するための制御装置と、該制御装置に作動開始指令を付与するための始動スイッチとを備え、前記注射器が特定位置に位置決めされた状態の下で前記始動スイッチが入り作動されたことに関連して、前記シリンダ部への前記注射針の螺合が自動的に解除され、該解除後に前記シリンダ部が特定方向へ移動されることにより、前記注射針が前記シリンダ部から離脱されることを特徴とする注射針の取外し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010048752A1 (zh) * 2008-10-29 2010-05-06 Pan Qiubao 与分体式连续注射器配套的换针器
JP2015501689A (ja) * 2011-11-24 2015-01-19 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング ニードル・アセンブリ着脱デバイス

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