JP2006186800A - マルチキャリア伝送方法、送信方法及び受信方法と、その送信装置及び受信装置 - Google Patents

マルチキャリア伝送方法、送信方法及び受信方法と、その送信装置及び受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】送効率が高く、各々の変調シンボルの時間応答が有限で、各々の搬送波の変調スペクトルが集中されたマルチキャリア伝送方法。
【解決手段】シンボル毎に複数の搬送波に対して送信データで変調を施してマルチキャリア信号を生成し伝送するマルチキャリア伝送方法において、シンボルの時間間隔をTsとし、複数の搬送波の周波数間隔をfsとしたときにfs=1/2Tsであって、マルチキャリア信号の各シンボルの時間応答は有限でかつ2Tsより長く、時間領域で互いに重複して伝送される。マルチキャリア信号はベースバンドで複素信号として構成され、複素拡張重複変換に基づいて生成することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数の搬送波に送信データで変調を施した信号を多重伝送するマルチキャリア伝送方法に関するもので、特に変調シンボルを重複させて変調スペクトルを集中させたマルチキャリア伝送方法に関するものである。
従来のマルチキャリア伝送方法としては、以下に示すOFDM/QAM、OFDM/OQAM及びOFDM/MSKが知られている。特許文献1において、OFDM/QAM及びOFDM/OQAMは従来技術として詳細に述べられており、OFDM/MSKは特許文献1における新規技術として開示されている。
(OFDM/QAM)
OFDM/QAMは、一般的に直交周波数分割多重と呼ばれ、地上波ディジタルテレビジョン放送や無線LANなど広く実用に供されている技術で、それらの原理は非特許文献1に記載されている。
OFDM/QAMでは、シンボル毎に複数の搬送波に複素ベクトル変調を施し、それらを多重して得られたOFDM/QAM信号を伝送する。シンボルの時間間隔をTs、搬送波の周波数間隔をfsとすると、OFDM/QAM信号の一般式は数1のように表すことができる。
Figure 2006186800
数1において、mはシンボル番号、kは搬送波の番号、tは時間を表す。dm,kは第mシンボルの第k搬送波で伝送する送信データを表す複素ベクトルである。g(t−mTs)は第mシンボルに対する窓関数で、窓関数g(t)を第mシンボルへ時間シフトしたものである。例えば、窓関数g(t)は数2のように定義される。窓関数g(t)の一例を図2Aに示す。
Figure 2006186800
1つのシンボル期間はガード期間と有効シンボル期間からなる。数2において、Tgはガード期間長、Tuは有効シンボル期間長であり、Ts=Tg+Tuなる関係がある。
OFDM/QAMでは、有効シンボル期間長をTuとすると、複数の搬送波の周波数間隔fsはfs=1/Tuとなる。従って、シンボル期間長をTsとすると、複数の搬送波の周波数間隔fsはfs>1/Tsになる。fss格子密度は1より小さい。
また、OFDM/QAMの受信処理では、ガード期間を含むシンボル期間のうち有効シンボル期間長Tuに相当する信号を切り出して復調する。このガード期間を有することで、マルチパスによる複数の到来波の時間差を許容して複数の搬送波間の直交性を保つことができる。
(OFDM/OQAM)
OFDM/OQAMは、複数の搬送波に振幅変調を施して周波数スペクトルが重複するように多重伝送する方法として非特許文献2に記述されている。
OFDM/OQAMでは、シンボル毎に複数の搬送波に振幅変調を施し、それらを多重して得られたOFDM/OQAM信号を伝送する。シンボルの時間間隔をTs、搬送波の周波数間隔をfsとすると、OFDM/OQAM信号の一般式は数3のように表すことができる。
Figure 2006186800
数3において、mはシンボル番号、kは搬送波の番号、tは時間を表す。dm,kは第mシンボルの第k搬送波で伝送する送信データを表す振幅値である。φm,kは数4で表される変調位相である。OFDM/OQAMでは、互いに隣接するシンボル間、あるいは互いに隣接する搬送波間で変調する位相をπ/2ラジアン異ならせている。
Figure 2006186800
数3において、g(t−mTs)は第mシンボルに対する窓関数で、窓関数g(t)を第mシンボルへ時間シフトしたものである。非特許文献3において、窓関数g(t)はナイキスト・ロールオフと定義されており、その周波数応答G(f)の特徴は数5で表される。窓関数g(t)の一例を図3Aに、その周波数応答G(f)の絶対値を図3Bに示す。
Figure 2006186800
OFDM/OQAMでは、窓関数g(t)の時間応答は制約されず図3Aのように長い時間応答を有し、複数の変調シンボルは互いに重複して伝送される。ただし、同一の搬送波において、奇数シンボル離れたシンボル間は変調位相によって、偶数シンボル離れたシンボル間はナイキストの原理によって直交性が保たれ相互に干渉を発生しない。
OFDM/OQAMでは、窓関数g(t)がナイキスト・ロールオフで与えられているため、図3Bのように各々の搬送波の変調スペクトルが±fsの範囲内に収まるように制約できる。
また、OFDM/OQAMでは、シンボルの時間間隔をTsとすると、搬送波の周波数間隔fsはfs=1/2Tsとなる。fss格子密度は2である。
(OFDM/MSK)
OFDM/MSKは、OFDM/OQAMにおける窓関数g(t)が時間的に長い応答を持つ欠点を解決したものとして、特許文献1で開示されている。同じく、時間が制約された直交マルチキャリア変調として非特許文献3に記述されている。
OFDM/MSKでは、OFDM/OQAMと同様に、シンボル毎に複数の搬送波に振幅変調を施し、それらを多重して得られたOFDM/MSK信号を伝送する。シンボルの時間間隔をTs、搬送波の周波数間隔をfsとすると、OFDM/MSK信号の一般式は、OFDM/OQAM信号と同様に、数6のように表すことができる。
Figure 2006186800
数6において、mはシンボル番号、kは搬送波の番号、tは時間を表す。dm,kは第mシンボルの第k搬送波で伝送する送信データを表す振幅値である。φm,kは数7で表される変調位相である。OFDM/MSKでは、互いに隣接するシンボル間、あるいは互いに隣接する搬送波間で変調する位相をπ/2ラジアン異ならせている。
Figure 2006186800
数6において、g(t−mTs)は第mシンボルに対する窓関数で、窓関数g(t)を第mシンボルへ時間シフトしたものである。特許文献1において、窓関数g(t)は数8のように、2シンボル期間長(2Ts)に相当する有限の時間応答を維持する信号として定義されている。非特許文献3において、窓関数はコサイン・ロールオフ窓で定義されており、そのパラメータαを1とした場合は数8で示される窓関数と同じになる。窓関数g(t)の一例を図4Aに示す。
Figure 2006186800
OFDM/MSKでは、窓関数g(t)は2シンボル期間長(2Ts)に収まるように時間応答が制約されており、各々の変調シンボルは1シンボル期間長(Ts)ずつ重複して伝送される。
また、OFDM/MSKでは、シンボルの時間間隔をTsとすると、搬送波の周波数間隔fsはfs=1/2Tsとなる。fss格子密度は2である。
特表平11−510653号公報(国際公開番号:WO96/35278) エス・ビー・ウエインスタイン アンド ポール・エム・エバート(S.B.Weinstein and Paul M.Ebert),"データ・トランスミッション・バイ・フリークエンシイ−ディビジョン・マルチプレクシング・ユージング・ザ・ディスクリート・フーリエ・トランスフォーム(Data Transmission by Frequency−Division Multiplexing Using the Discrete Fourier Transform)",アイトリプルイー・トランス・オン・コミュニケーションズ(IEEE Trans.on Communications),vol.COM−19,pp.628−634,Oct.1971. バートン・アール・サルツベルク(Burton R.Saltzberg),"パフォーマンス・オブ・アン・エフィシエント・パラレル・データ・トランスミッション・システム(Performance of an Efficient Parallel Data Transmission System)",アイトリプルイー・トランス・オン・コミュニケーションズ(IEEE Trans.on Communications),vol.COM−15,pp.805−811,Dec.1967. アール・リ アンド ジー・ステッテ(R.Li and G.Stette),"タイムーリミテッド・オーソゴナル・マルチキャリア・モジュレーション・シーメス(Time−Limited Orthogonal Multicarrier Modulation Schemes)",アイトリプルイー・トランス・オン・コミュニケーションズ(IEEE Trans.on Communications),vol.43,pp.1269−1272,Feb./Mar./Apr.1995. エッチ・エス・マルバー(H.S.Malvar),"エクステンデッド・ラップド・トランスフォームズ:プロパティーズ,アプリケーションズ,アンド ファスト・アルゴリズム(Extended Lapped Transforms:Properties,Applications,and Fast Algorithms)",アイトリプルイー・トランス・オン・シグナル・プロセシング(IEEE Trans.on Signal Processing),vol.40,pp.2703−2714,Nov.1992.
しかしながら、前記従来の構成では、それぞれ以下のような課題を有していた。
(OFDM/QAM)
OFDM/QAMは以下の課題を有する。
第1に、マルチパスなどの影響による複数の到来波の時間差を許容するために、ガード期間を設けることが必要である。OFDM/OQAM及びOFDM/MSKはfss格子密度が2で振幅変調すなわち1軸の変調が可能であるのに対して、OFDM/QAMはfssの格子密度が1より小さいにもかかわらず複素ベクトル変調すなわち2軸の変調しかできない。それゆえに、OFDM/QAMは伝送効率を低下させるか、もしくは、伝送に必要な帯域幅を拡大させ電力効率を低下させる。
第2に、送信時にガード期間を超えてシンボルを重複させないことと、窓関数が緩やかに設計できないため、各々の搬送波の変調スペクトルの減衰が緩やかである。
第3に、送信処理において、窓信号g(t)が図2Aのように滑らかでない時間応答であるため、各々の搬送波の変調スペクトルが図2Bのように広い周波数範囲に波及する。
第4に、受信処理において、有効シンボル期間長Tuに相当する信号を切り出す際に滑らかでない有限の短い時間窓関数で切り出すために、受信した変調信号の時間的な変動によって大きな搬送波間干渉が生じる。
(OFDM/OQAM)
OFDM/OQAMは以下の課題を有する。
第1に、窓関数g(t)が図3Aのように時間的に長い応答を持つため、送信装置あるいは受信装置の回路規模が大きくなる。あるいは、窓関数を短い時間で打ち切った場合は、搬送波間及びシンボル間の直交性が損なわれて搬送波間及びシンボル間の干渉を生じる。
第2に、窓関数g(t)が図3Aのように時間的に長い応答を持つため、多数のシンボルが重複して伝送されることになり、受信した変調信号の時間的な変動によって大きなシンボル間干渉が生じる。
(OFDM/MSK)
OFDM/MSKは以下の課題を有する。
窓関数g(t)が図4Aのように2シンボル期間長(2Ts)以内に制約されており、各々の搬送波の変調スペクトルは図4Bのように広い周波数範囲に波及する。2シンボル期間長の制約の下では、変調スペクトルを集中させることが困難である。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、伝送効率が高く、各々の変調シンボルの時間応答が有限で、各々の搬送波の変調スペクトルが集中され、受信した変調信号の時間的な変動によるシンボル間及び搬送波間の干渉が少なく、送信装置あるいは受信装置の回路規模を小さく構成でき、設計自由度が高いマルチキャリア変調方法を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明のマルチキャリア伝送方法は、シンボル期間長がTs、複数の搬送波の周波数間隔fsがfs=1/2Tsであって、シンボル毎に複数の搬送波に振幅変調を施して多重する。本構成によって、伝送効率を高くできる。
本発明のマルチキャリア伝送方法は、複素化した拡張重複変換(Extended Lapped Transforms)によって複数の搬送波を変調する。本構成によって、送信装置あるいは受信装置の回路規模を小さく構成することができる。また、本構成によって、設計自由度が高いマルチキャリア伝送方法を提供することができる。
本発明のマルチキャリア伝送方法は、各々の変調シンボルの時間応答が有限でかつ2シンボルを超え、シンボル毎に順次重畳して伝送する。本構成によって、各々の変調シンボルの時間応答が有限でかつ各々の搬送波の変調スペクトルを集中させることができる。
本発明のマルチキャリア伝送方法は、送信側において、ベースバンドで複数の搬送波に対して変調を行い、ベースバンドの変調信号を直交変調して送信する。本構成によって、送信装置の構成を簡単にすることができる。
本発明のマルチキャリア伝送方法は、受信側において、受信した高周波帯域のマルチキャリア信号を直交検波してベースバンドに変換し、ベースバンドにおいて各々の搬送波周波数で復調する。本構成によって、受信装置の構成を簡単にすることができる。
本発明のマルチキャリア伝送方法によれば、伝送効率が高く、各々の変調シンボルの時間応答が有限で、各々の搬送波の変調スペクトルが集中され、受信した変調信号の時間的な変動によるシンボル間及び搬送波間の干渉が少なく、送信装置あるいは受信装置の回路規模を小さく構成できる。また、設計自由度が高いマルチキャリア伝送方法を提供することができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図5は、本発明の実施の形態1におけるマルチキャリア伝送方法の変調手段のブロック図である。図5において、101はベースバンド変調手段、102は直交変調手段である。
ベースバンド変調手段101は、シンボル毎に送信データを表す振幅値dm,kを入力し、複数の搬送波に振幅値dm,kによって振幅変調を施して複素信号で構成されるベースバンドのマルチキャリア信号x(t)を生成し出力する。Re[x(t)]及びIm[x(t)]はそれぞれベースバンドのマルチキャリア信号x(t)の実数部と虚数部の信号である。
ベースバンド変調手段101は、数9に従って複数の搬送波に振幅変調を施す。数9において、mはシンボル番号、kは搬送波の番号、tは時間を表す。dm,kは第mシンボルの第k搬送波で伝送する送信データを表す振幅値である。搬送波の番号kは、−K≦k≦K−1である整数値とする。g(t−mTs)は第mシンボルに対する窓関数で、窓関数g(t)を第mシンボルへ時間シフトしたものである。
Figure 2006186800
直交変調手段102は、ベースバンドのマルチキャリア信号x(t)を直交変調して高周波帯域のマルチキャリア信号s(t)に変換する。直交変調手段102では、ベースバンドのマルチキャリア信号x(t)の実数部の信号Re[x(t)]にcos(fct)を乗じたものと虚数部の信号Im[x(t)]に−sin(fct)を乗じたものを加算して高周波帯域のマルチキャリア信号s(t)を得る。直交変調の処理は数10と等価である。
Figure 2006186800
ベースバンド変調手段101は、例えば図6のように構成することができる。図6において、201は合成手段、202は第1の変調手段、203は第2の変調手段である。
合成手段201は、シンボル毎に送信データを表す2K個の振幅値からなる行列D=[dm,-K,dm,-K+1,…,dm,0,…,dm,K-1Tを入力し(Tは行列の転置)、数11に従った行列演算を行い、K個の振幅値からなる2つの行列Dr及びDiを出力する。数11において、Iは単位行列、Jは逆単位行列である。
Figure 2006186800
第1の変調手段202は、K個の振幅値からなる行列Drを入力し、拡張重複変換に基づいて複数の搬送波をDrで振幅変調し、ベースバンドのマルチキャリア信号x(t)の実数部の信号Re[x(t)]を出力する。
第2の変調手段203は、K個の振幅値からなる行列Diを入力し、拡張重複変換に基づいて複数の搬送波をDiで振幅変調し、ベースバンドのマルチキャリア信号x(t)の虚数部の信号Im[x(t)]を出力する。
拡張重複変換は、コサイン変調フィルタバンクの一種として、非特許文献4に記載されている。ただし、図6に示したような構成により拡張重複変換を複素信号処理に拡張することは公知ではない。
第1の変調手段202は、例えば図7のように構成できる。図7において、301はタイプ4の離散コサイン変換手段、302aから302cは第1から第Lのバタフライ演算手段、303は1シンボル遅延手段、304は2シンボル遅延手段、305はアップサンプリング手段、306は1サンプル遅延手段、307は加算手段である。
離散コサイン変換手段301は、K個の振幅値からなる行列Drを入力し、タイプ4の離散コサイン変換を施して出力する。離散コサイン変換手段301はM個の値を出力する(ただし、M≧K)。
離散コサイン変換手段301の出力は、配列が入れ替えられ、また一部が1シンボル遅延手段303で遅延されて、第1のバタフライ演算手段302aに供給される。第1から第Lのバタフライ演算手段302aから302cは、一部の信号が2シンボル遅延手段304で遅延されて順次接続され、ラティスフィルタを構成する。第jのバタフライ演算は、数12に示す行列Brjにより行列演算を行う。数12において、diag{}は各要素を主対角に持つ正方行列である。θi,jは第jのバタフライ演算手段の第i番目のあらかじめ与えられている回転係数である。
第Lのバタフライ演算手段302cの出力は、アップサンプリング手段305でサンプリング周波数がM倍にされ、1サンプル遅延手段306で遅延されながら、順次、加算手段307で加算されて、ベースバンドのマルチキャリア信号x(t)の実数部の信号Re[x(t)]が得られる。
第2の変調手段203は、例えば図8のように構成できる。図8において、401はタイプ4の離散サイン変換手段、402aから402cは第1から第Lのバタフライ演算手段、403は1シンボル遅延手段、404は2シンボル遅延手段、405はアップサンプリング手段、406は1サンプル遅延手段、407は加算手段である。
離散サイン変換手段401は、K個の振幅値からなる行列Diを入力し、タイプ4の離散サイン変換を施して出力する。離散サイン変換手段401はM個の値を出力する(ただし、M≧K)。
離散サイン変換手段401の出力は、配列が入れ替えられ、また一部が1シンボル遅延手段403で遅延されて、第1のバタフライ演算手段402aに供給される。第1から第Lのバタフライ演算手段402aから402cは、一部の信号が2シンボル遅延手段404で遅延されて順次接続され、ラティスフィルタを構成する。第jのバタフライ演算は、数12に示す行列Bijにより行列演算を行う。数12において、diag{}は各要素を主対角に持つ正方行列である。θi,jは第jのバタフライ演算手段の第i番目のあらかじめ与えられている回転係数である。
第Lのバタフライ演算手段402cの出力は、アップサンプリング手段405でサンプリング周波数がM倍にされ、1サンプル遅延手段406で遅延されながら、順次、加算手段407で加算されて、ベースバンドのマルチキャリア信号x(t)の虚数部の信号Im[x(t)]が得られる。
Figure 2006186800
実施の形態1におけるマルチキャリア伝送方法の変調手段は上記のようにしてマルチキャリア信号s(t)を生成する。
上記のように構成された変調手段において、窓関数g(t)の応答時間が4シンボル期間長になるように設計した場合の窓関数g(t)の一例を図1Aに示す。また、その窓関数g(t)によって変調を施した場合、各々の搬送波の変調スペクトルは図1Bのようになる。このように、窓関数g(t)の時間応答が有限で、かつ、変調スペクトルを集中させたマルチキャリア信号s(t)を生成することができる。
かかる構成によれば、ベースバンド変調手段101によって複素化した拡張重複変換に基づいて複数の搬送波に変調を施すことにより、伝送効率が高く、設計自由度が高く、各々の変調シンボルの時間応答が有限でかつ各々の搬送波の変調スペクトルを集中させたマルチキャリア伝送方法を提供することができ、また、送信装置の回路規模を小さく構成することができる。特に、変調シンボルの時間応答が2シンボルを超えるマルチキャリア伝送方法が自由に構成できる。
また、かかる構成によれば、第1の変調手段202及び第2の変調手段203が変調する搬送波の数はそれぞれ伝送する搬送波の数の半分でよく、さらに実数演算で実現できるため、演算量が少なく回路規模を小さく実現できる。
なお、本実施の形態において、第1の変調手段202は図7のように構成し、第2の変調手段203は図8のように構成したが、同等の機能を有するものであれば構成は問わず、例えばフィルタバンクとして構成してもよい。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2におけるマルチキャリア伝送方法の復調手段のブロック図である。図9において、501は直交検波手段、502はベースバンド復調手段である。
直交検波手段501は、高周波帯域のマルチキャリア信号r(t)を直交検波してベースバンドのマルチキャリア信号y(t)に変換する。直交検波手段501では、高周波帯域のマルチキャリア信号r(t)にcos(fct)を乗じて低域通過フィルタで濾波したものをベースバンドのマルチキャリア信号y(t)の実数部の信号Re[y(t)]として、高周波帯域のマルチキャリア信号r(t)に−sin(fct)を乗じて低域通過フィルタで濾波したものをベースバンドのマルチキャリア信号y(t)の虚数部の信号Im[y(t)]として出力する。
ベースバンド復調手段502は、ベースバンドのマルチキャリア信号y(t)を入力し、シンボル毎に複数の搬送波を復調して送信データを表す振幅の推定値am,kを求めて出力する。
ベースバンド復調手段502は、例えば図10のように構成することができる。図10において、601は第1の復調手段、602は第2の復調手段、603は分離手段である。
第1の復調手段601は、拡張重複変換に基づいて、入力されたベースバンドのマルチキャリア信号y(t)の実数部の信号Re[y(t)]を複数の搬送波で復調し、K個の振幅値からなる行列Arを出力する。
第2の復調手段602は、拡張重複変換に基づいて、入力されたベースバンドのマルチキャリア信号y(t)の虚数部の信号Im[y(t)]を複数の搬送波で復調し、K個の振幅値からなる行列Aiを出力する。
分離手段603は、2種類のK個の振幅値からなる行列Ar及びAiを入力し、数13に従った行列演算を行って、2K個の送信データを表す振幅の推定値A=[am,-K,am,-K+1,…,am,0,…,am,K-1Tを出力する(Tは行列の転置)。
Figure 2006186800
第1の復調手段601は、例えば図11のように構成できる。図11において、7011はサンプル遅延手段、702はダウンサンプリング手段、703aから703cは第1から第Lのバタフライ演算手段、704は2シンボル遅延手段、705は1シンボル遅延手段、706はタイプ4の離散コサイン変換手段である。
1サンプル遅延手段701は、入力されたベースバンドのマルチキャリア信号y(t)の実数部の信号Re[y(t)]を順次1サンプルずつ遅延する。ダウンサンプリング手段702は、1サンプル遅延手段で順次遅延されたベースバンドのマルチキャリア信号y(t)の実数部の信号Re[y(t)]のサンプリング周波数を1/M倍にし、シンボル毎にM個の値を第Lのバタフライ演算手段703cに供給する。
第1から第Lのバタフライ演算手段703aから703cは、一部の信号が2シンボル遅延手段704で遅延されて順次接続され、ラティスフィルタを構成する第jのバタフライ演算は、数14に示す行列Brjにより行列演算を行う。数14において、diag{}は各要素を主対角に持つ正方行列である。θi,jは第jのバタフライ演算手段の第i番目のあらかじめ与えられている回転係数である。第1のバタフライ演算手段703aの出力は、配列が入れ替えられ、また一部が1シンボル遅延手段705で遅延されて、離散コサイン変換手段706に供給される。
離散コサイン変換手段706は、タイプ4の離散コサイン変換を施して、K個の値Arを出力する。
第2の復調手段602は、例えば図12のように構成できる。図12において、8011はサンプル遅延手段、802はダウンサンプリング手段、803aから803cは第1から第Lのバタフライ演算手段、804は2シンボル遅延手段、805は1シンボル遅延手段、806はタイプ4の離散サイン変換手段である。
1サンプル遅延手段801は、入力されたベースバンドのマルチキャリア信号y(t)の虚数部の信号Im[y(t)]を順次1サンプルずつ遅延する。ダウンサンプリング手段802は、1サンプル遅延手段で順次遅延されたベースバンドのマルチキャリア信号y(t)の虚数部の信号Im[y(t)]のサンプリング周波数を1/M倍にし、シンボル毎にM個の値を第Lのバタフライ演算手段803cに供給する。
第1から第Lのバタフライ演算手段803aから803cは、一部の信号が2シンボル遅延手段804で遅延されて順次接続され、ラティスフィルタを構成する第jのバタフライ演算は、数14に示す行列Bijにより行列演算を行う。数14において、diag{}は各要素を主対角に持つ正方行列である。θi,jは第jのバタフライ演算手段の第i番目のあらかじめ与えられている回転係数である。第1のバタフライ演算手段803aの出力は、配列が入れ替えられ、また一部が1シンボル遅延手段805で遅延されて、離散サイン変換手段806に供給される。
離散サイン変換手段806は、タイプ4の離散サイン変換を施して、K個の値Aiを出力する。
Figure 2006186800
実施の形態2におけるマルチキャリア伝送方法の復調手段は上記のようにして受信したマルチキャリア信号r(t)から送信されたデータの推定値Aを求める。
上記のように構成された復調手段において、窓関数g(t)の応答時間が4シンボル期間長になるように設計した場合の窓関数g(t)の一例を図1Aに示す。また、その窓関数g(t)によって復調を施した場合、各々の搬送波の復調フィルタの通過特性は図1Bのようになる。このように、窓関数g(t)の時間応答が有限で、かつ、通過特性を集中させた復調フィルタを構成することができる。
かかる構成によれば、ベースバンド復調手段502によって複素化した拡張重複変換に基づいて複数の搬送波を復調することにより、設計自由度が高く、復調フィルタの時間応答が有限でかつ各々の搬送波の通過特性を集中させたマルチキャリア伝送方法を提供することができ、また、受信装置の回路規模を小さく構成することができる。特に、復調フィルタの時間応答が2シンボルを超えるマルチキャリア伝送方法が自由に構成できる。
また、かかる構成によれば、第1の復調手段601及び第2の復調手段602が復調する搬送波の数はそれぞれ伝送される搬送波の数の半分でよく、さらに実数演算で実現できるため、演算量が少なく回路規模を小さく実現できる。
なお、本実施の形態において、第1の復調手段601は図11のように構成し、第2の復調手段602は図12のように構成したが、同等の機能を有するものであれば構成は問わず、例えばフィルタバンクとして構成してもよい。
本発明にかかるマルチキャリア伝送方法は、伝送効率が高く、設計自由度が高く、各々の変調シンボルの時間応答が有限でかつ各々の搬送波の変調スペクトルを集中させることができ、有線、無線を問わず伝送効率が高い伝送方法等として有用である。また、受信信号の変動に対して高い耐性を有し、携帯電話や無線LAN等の移動体通信や位相雑音が多く発生する高周波通信装置等の用途にも応用できる。
本発明の実施の形態1における窓関数の時間応答 本発明の実施の形態1における変調スペクトル 従来のOFDM/QAMにおける窓関数の時間応答 従来のOFDM/QAMにおける変調スペクトル 従来のOFDM/OQAMにおける窓関数の時間応答 従来のOFDM/OQAMにおける変調スペクトル 従来のOFDM/MSKにおける窓関数の時間応答 従来のOFDM/MSKにおける変調スペクトル 本発明の実施の形態1における変調手段のブロック図 本発明の実施の形態1におけるベーバンド変調手段のブロック図 本発明の実施の形態1における第1の変調手段のブロック図 本発明の実施の形態1における第2の変調手段のブロック図 本発明の実施の形態2における復調手段のブロック図 本発明の実施の形態2におけるベーバンド復調手段のブロック図 本発明の実施の形態2における第1の復調手段のブロック図 本発明の実施の形態2における第2の復調手段のブロック図
符号の説明
101 ベースバンド変調手段
102 直交変調手段
201 合成手段
202、203 変調手段
301、706 離散コサイン変換手段
302a〜c、402a〜c、703a〜c、803a〜c バタフライ演算手段
303、403、705、805 1シンボル遅延手段
304、404、704、804 2シンボル遅延手段
305、405 アップサンプリング手段
306、406、701、801 1サンプル遅延手段
307、407 加算手段
401、806 離散サイン変換手段
501 直交検波手段
502 ベースバンド復調手段
601、602 復調手段
603 分離手段
702、802 ダウンサンプリング手段

Claims (19)

  1. シンボル毎に複数の搬送波に対して送信データで変調を施してマルチキャリア信号を生成し、前記マルチキャリア信号によって前記送信データを伝送するマルチキャリア伝送方法において、
    前記シンボルの時間間隔をTsとし、前記複数の搬送波の周波数間隔をfsとしたときにfs=1/2Tsであって、
    前記マルチキャリア信号はベースバンドの複素信号で構成され、
    前記マルチキャリア信号の各シンボルの時間応答は有限でかつ2Tsより長く、前記マルチキャリア信号の各シンボルは時間領域で互いに重複して伝送されることを特徴とする、マルチキャリア伝送方法。
  2. ベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号を直交変調によって高周波帯域に周波数変換して送信することを特徴とする、マルチキャリア送信方法。
  3. 高周波帯域で受信した信号を直交検波してベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号に変換し、ベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号を復調して送信されたデータを抽出することを特徴とする、マルチキャリア受信方法。
  4. シンボル毎に複数の搬送波に対して送信データで変調を施してマルチキャリア信号を生成し、前記マルチキャリア信号によって前記送信データを伝送するマルチキャリア伝送方法において、
    前記シンボルの時間間隔をTsとし、前記複数の搬送波の周波数間隔をfsとしたときにfs=1/2Tsであって、
    複素拡張重複変換に基づいて前記マルチキャリア信号を構成することを特徴とする、マルチキャリア伝送方法。
  5. 前記複素拡張重複変換が、離散コサイン変換を直交基底とする第1の変換と、離散サイン変換を直交基底とする第2の変換とからなることを特徴とする、請求項4に記載のマルチキャリア伝送方法。
  6. シンボル毎に複数の搬送波に対して送信データで変調を施してマルチキャリア信号を生成し、前記マルチキャリア信号によって前記送信データを伝送するマルチキャリア伝送方法において、
    前記シンボルの時間間隔をTsとし、前記複数の搬送波の周波数間隔をfsとしたときにfs=1/2Tsであって、
    複素拡張重複変換に基づいて変調を施してベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号を生成し、
    ベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号を直交変調によって高周波帯域に周波数変換して送信することを特徴とする、マルチキャリア送信方法。
  7. 前記複素拡張重複変換に基づく変調が、離散コサイン変換を直交基底とする第1の変調と、離散サイン変換を直交基底とする第2の変調とからなることを特徴とする、請求項6に記載のマルチキャリア送信方法。
  8. 前記複素拡張重複変換に基づく変調が、合成手順を含むことを特徴とする、請求項7に記載のマルチキャリア送信方法。
  9. シンボル毎に複数の搬送波に対して送信データで変調を施してマルチキャリア信号を生成し、前記マルチキャリア信号によって前記送信データを伝送するマルチキャリア伝送方法において、
    前記シンボルの時間間隔をTsとし、前記複数の搬送波の周波数間隔をfsとしたときにfs=1/2Tsであって、
    高周波帯域で受信した信号を直交検波してベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号に変換し、
    ベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号を複素拡張重複変換に基づいて復調し送信されたデータを抽出することを特徴とする、マルチキャリア受信方法。
  10. 前記複素拡張重複変換に基づく復調が、離散コサイン変換を直交基底とする第1の復調と、離散サイン変換を直交基底とする第2の復調とからなることを特徴とする、請求項9に記載のマルチキャリア受信方法。
  11. 前記複素拡張重複変換に基づく復調が、分離手順を含むことを特徴とする、請求項10に記載のマルチキャリア受信方法。
  12. シンボル毎に複数の搬送波に対して送信データで変調を施してマルチキャリア信号を生成し、前記マルチキャリア信号によって前記送信データを伝送するマルチキャリア伝送方法において、
    前記シンボルの時間間隔をTsとし、前記複数の搬送波の周波数間隔をfsとしたときにfs=1/2Tsであって、
    前記マルチキャリア信号の各シンボルの時間応答は有限でかつ2Tsより長く、前記マルチキャリア信号の各シンボルは時間領域で互いに重複され、
    前記送信データで複数の搬送波に変調を施してベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号を生成するベースバンド変調手段と、
    ベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号を高周波帯域に周波数変換する直交変調手段を備えることを特徴とする、マルチキャリア送信装置。
  13. シンボル毎に複数の搬送波に対して送信データで変調を施してマルチキャリア信号を生成し、前記マルチキャリア信号によって前記送信データを伝送するマルチキャリア伝送方法において、
    前記シンボルの時間間隔をTsとし、前記複数の搬送波の周波数間隔をfsとしたときにfs=1/2Tsであって、
    複素拡張重複変換に基づいて前記送信データで複数の搬送波に変調を施してベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号を生成するベースバンド変調手段と、
    ベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号を高周波帯域に周波数変換する直交変調手段を備えることを特徴とする、マルチキャリア送信装置。
  14. 前記ベースバンド変調手段は、離散コサイン変換を直交基底として変調を行う第1の変調手段と、離散サイン変換を直交基底として変調を行う第2の変調手段を備えることを特徴とする、請求項13に記載のマルチキャリア送信装置。
  15. 前記ベースバンド変調手段は、前記送信データを表す振幅値を合成して前記第1の変調手段と前記第2の変調手段に供給する合成手段を備えることを特徴とする、請求項14に記載のマルチキャリア送信装置。
  16. シンボル毎に複数の搬送波に対して送信データで変調を施してマルチキャリア信号を生成し、前記マルチキャリア信号によって前記送信データを伝送するマルチキャリア伝送方法において、
    前記シンボルの時間間隔をTsとし、前記複数の搬送波の周波数間隔をfsとしたときにfs=1/2Tsであって、
    前記マルチキャリア信号の各シンボルの時間応答は有限でかつ2Tsより長く、前記マルチキャリア信号の各シンボルは時間領域で互いに重複され、
    高周波帯域で受信した信号を直交検波してベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号に変換する直交検波手段と、
    ベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号を復調して送信されたデータを抽出するベースバンド復調手段を備えることを特徴とする、マルチキャリア受信装置。
  17. シンボル毎に複数の搬送波に対して送信データで変調を施してマルチキャリア信号を生成し、前記マルチキャリア信号によって前記送信データを伝送するマルチキャリア伝送方法において、
    前記シンボルの時間間隔をTsとし、前記複数の搬送波の周波数間隔をfsとしたときにfs=1/2Tsであって、
    高周波帯域で受信した信号を直交検波してベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号に変換する直交検波手段と、
    ベースバンドの複素信号で構成された前記マルチキャリア信号を複素拡張重複変換に基づいて復調し送信されたデータを抽出するベースバンド復調手段を備えることを特徴とする、マルチキャリア受信装置。
  18. 前記ベースバンド復調手段は、離散コサイン変換を直交基底として復調を行う第1の復調手段と、離散サイン変換を直交基底として復調を行う第2の復調手段を備えることを特徴とする、請求項17に記載のマルチキャリア受信装置。
  19. 前記ベースバンド復調手段は、前記第1の復調手段の出力と前記第2の復調手段の出力から前記送信データを表す振幅の推定値を抽出する分離手段を備えることを特徴とする、請求項18に記載のマルチキャリア受信装置。
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