JP2006186577A - 携帯端末装置 - Google Patents

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    • H04M1/0216Foldable in one direction, i.e. using a one degree of freedom hinge

Abstract

【課題】 ユーザが持つ際に邪魔になる部材を用いることなく、画面ケースとキーケースの間に所定の開き角度を確保することができるとともに、画面ケースやキーケースの厚みを抑制することができる携帯端末装置を得ることを目的とする。
【解決手段】 ヒンジ部6がヒンジ固定ピン7によってキーケース1と係合され、そのヒンジ部6を支点にして上端部5cがキーケース1の仰角方向に回転するケース支持部材5を設け、画面ケース9をキーケース1の長手方向にスライド自在にケース支持部材5と連結する。
【選択図】 図14

Description

この発明は、画面ケースとキーケースをスライド方式で開閉する携帯電話機などの携帯端末装置に関するものである。
従来の携帯電話機などの携帯端末装置は、操作キーが配置されているキーケースと、液晶ディスプレイが実装されている画面ケースとがヒンジによって連結され、通話やメールなどの操作が行われていない未使用時には、キーケースと画面ケースが折り畳まれて閉じられ、通話やメールなどの操作が行われる使用時には、折り畳まれているキーケースと画面ケースが開くように構成されている。
しかし、折り畳み形式の携帯端末装置は、未使用時には、キーケースと画面ケースが折り畳まれて閉じられているため、画面ケースに実装されているメインの液晶ディスプレイが見えず、電池残量やメール着信の有無などを確認することができない。
そのため、画面ケースの背面側(メインの液晶ディスプレイが実装されている面の裏面側)にも、小型の液晶ディスプレイが実装されることが多い。
このように、画面ケースの背面側にも小型の液晶ディスプレイが実装される場合、画面ケースが厚くなるとともに、部品点数や製造コストが増加することになる。
そこで、最近は、未使用時でも、画面ケースに実装されているメインの液晶ディスプレイが見えるようにするため、画面ケースとキーケースをスライド方式で開閉する携帯端末装置が開発されている。
しかし、画面ケースとキーケースが単に直線的にスライドするだけでは、長手方向に真っ直ぐ伸びるだけで、画面ケースとキーケースの間に角度がつかなくなるため、例えば、通話時の使い勝手が悪くなる(画面ケースの上端部にあるスピーカをユーザの耳にあてると、キーケースの下端部にあるマイクから、ユーザの口までの距離が長くなり、ユーザの発話内容の集音精度が悪くなる)。
そこで、画面ケースとキーケースをスライドして開いた状態になったとき、画面ケースとキーケースの間に所定の角度がつく機構を備えたスライド方式の携帯端末装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
即ち、特許文献1に開示されているスライド方式の携帯端末装置では、キーケースの長手方向にスライドレールが施され、画面ケースの下端部に取り付けられたスライド金具が上記スライドレールに嵌合されている。
また、画面ケースの中間部とキーケースの上端部との間に接続腕部が回転自在に取り付けられている。
これにより、ユーザが、画面ケースとキーケースが閉じている状態から開けようとすると、画面ケースの下端部がキーケースに沿って平行に移動する一方、回転自在に取り付けられている接続腕部が回転することにより、その画面ケースが徐々に起き上がり、画面ケースとキーケースの間に所定の開き角度が確保される。
また、他のスライド方式の携帯端末装置として、画面ケースとキーケースの重なり面を湾曲状に形成している携帯端末装置が以下の非特許文献1,2に開示されている。
画面ケースとキーケースの重なり面が湾曲状に形成されているため、画面ケースとキーケースをスライドさせると、開いた状態では携帯端末装置が弓なりになり、画面ケースとキーケースの間に所定の開き角度が確保される。
特開2003−298695号公報(段落番号[0018]から[0025]、図1) http://www1.adtecsys.co.jp/cebit2002/cebit_3/cebit_3.html http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20020315/2/
従来の携帯端末装置は以上のように構成されているので、ユーザが画面ケースとキーケースが閉じている状態から開けようとすると、回転自在に取り付けられている接続腕部が回転することによって画面ケースが徐々に起き上がり、画面ケースとキーケースの間に所定の開き角度が確保される(特許文献1)。しかし、画面ケースとキーケースが開いている状態では、棒状の接続腕部が立ち上がるため、ユーザが携帯端末装置を持つ上で接続腕部が邪魔になることがある課題があった。また、その接続腕部は棒状の部材で形成されるため、破損し易い課題もあった。
また、画面ケースとキーケースの重なり面を湾曲状に形成すると、開いた状態では携帯端末装置が弓なりになり、画面ケースとキーケースの間に所定の開き角度が確保される(非特許文献1,2)。しかし、画面ケースとキーケースの重なり面を湾曲状に形成する場合、それらのケースに平板状の液晶ディスプレイや基板を収納するに際して、その画面ケースとキーケースの重なり面が平面状に形成されている場合と比べて、ケースの厚みが大きくなる課題があった。
なお、それらのケースに収納する液晶ディスプレイや基板などを湾曲状に形成すれば、ケースの厚みを抑えることができるが、液晶ディスプレイや基板などの製造コストが増加することになる。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ユーザが持つ際に邪魔になる部材を用いることなく、画面ケースとキーケースの間に所定の開き角度を確保することができるとともに、画面ケースやキーケースの厚みを抑制することができる携帯端末装置を得ることを目的とする。
この発明に係る携帯端末装置は、第2の筐体の上端部と同一方向に滑動するように第2の筐体に固着された第1の滑子と、第1の筐体に斜設され、第2の筐体が第1の筐体の上方に滑動する場合に、第1の筐体に対して仰角方向に第1の滑子を斜走させることにより第2の筐体が傾倒させる斜行軌道とを備えるようにしたものである。
この発明によれば、第2の筐体の上端部と同一方向に滑動するように第2の筐体に固着された第1の滑子と、第1の筐体に斜設され、第2の筐体が第1の筐体の上方に滑動する場合に、第1の筐体に対して仰角方向に第1の滑子を斜走させることにより第2の筐体が傾倒させる斜行軌道とを備えるように構成したので、第1の筐体と第2の筐体の間に所定の開き角度を確保することができるとともに、第1の筐体や第2の筐体の厚みを抑制することができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による携帯端末装置が閉じている状態を示す側面図であり、図2はこの発明の実施の形態1による携帯端末装置が開いている状態を示す側面図である。
図において、第1の筐体であるキーケース21の表面21aには、複数の操作キーが配置されている入力部が実装されている。ただし、第1の筐体がキーケースではなく、画面ケースである場合、その表面21aには出力部である液晶ディスプレイが実装される。
また、キーケース21の側面21bには、ガイド溝である平行軌道22と斜行軌道23が形成されている。
第2の筐体である画面ケース24の表面24aには、出力部である液晶ディスプレイが実装されており、キーケース21の上に載置される。第2の筐体が画面ケース24ではなく、キーケースである場合、その表面24aには入力部が実装される。
また、画面ケース24の裏面24bには、先端部がキーケース21の平行軌道22と嵌合され、その平行軌道22に沿って滑動する滑子25と、先端部がキーケース21の斜行軌道23と嵌合され、その斜行軌道23に沿って滑動する滑子26とが形成されている。
次に動作について説明する。
携帯端末装置が閉じている状態では、図1に示すように、画面ケース24の裏面24bに形成されている滑子25は、キーケース21の側面21bに形成されている平行軌道22の左側に位置し、画面ケース24の裏面24bに形成されている滑子26は、キーケース21の側面21bに形成されている斜行軌道23の左側に位置している。
携帯端末装置が閉じている状態から、図中、右側に画面ケース24をスライドさせると、図2に示すように、画面ケース24の裏面24bに形成されている滑子25は、平行軌道22に沿って移動し、画面ケース24の裏面24bに形成されている滑子26は、斜行軌道23に沿って移動する。
ただし、平行軌道22は、その左端と右端の高さが平行になるようにキーケース21の側面21bに形成されているのに対して、斜行軌道23は、左端より右端が高くなるようにキーケース21の側面21bに形成されているので、画面ケース24の下端部(図中、左端)はキーケース21から離れることなく、図中、右側に平行移動するが、画面ケース24の上端部(図中、右端)はキーケース21から除々に離れながら、図中、右上方に移動する。
この結果、携帯端末装置が開いている状態では、画面ケース24とキーケース21の間に所定の開き角度を確保することができる。
この際、従来例のように、画面ケース24とキーケース21の重なり面を湾曲状に形成する必要がないので、画面ケース24とキーケース21の厚みを抑制することができる。
なお、この実施の形態1では、キーケース21の側面21bに平行軌道22と斜行軌道23を形成し、画面ケース24の裏面24bに滑子25,26を形成しているものについて示したが、図3に示すように、画面ケース24の側面24cに平行軌道22と斜行軌道23を形成し、画面ケース24の表面21aに滑子25,26を形成するようにしてもよい。
また、図4に示すように、画面ケース24の側面24cに平行軌道22を形成するとともに、キーケース21の側面21bに斜行軌道23を形成し、また、キーケース21の表面21aに滑子25を形成するとともに、画面ケース24の裏面24bに滑子26を形成するようにしてもよい。
さらに、図5に示すように、キーケース21の側面21bに平行軌道22を形成するとともに、画面ケース24の側面24cに斜行軌道23を形成し、また、画面ケース24の裏面24bに滑子25を形成するとともに、キーケース21の表面21aに滑子26を形成するようにしてもよい。
また、この実施の形態1では、キーケース21の側面21bに形成されている平行軌道22と斜行軌道23が分離されているものについて示したが、図6及び図7に示すように、平行軌道22と斜行軌道23が一本化されていてもよい。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2による携帯端末装置が閉じている状態を示す側面図であり、図9はこの発明の実施の形態2による携帯端末装置が開いている状態を示す側面図である。図において、図1及び図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
軌道支持部材31の下端部(図中、左端)にはヒンジ32が形成され、そのヒンジ32を支点にしてキーケース21に回動自在に装着されている。したがって、携帯端末装置が閉じている状態では、軌道支持部材31はキーケース21の表面21aと重なるが、携帯端末装置が開いている状態では、軌道支持部材31とキーケース21の間に所定の開き角度が生まれる。
軌道支持部材31の上端部(図中、右端)には、先端部が画面ケース24の平行軌道22と嵌合され、その平行軌道22に沿って滑動する滑子33が形成されている。
次に動作について説明する。
携帯端末装置が閉じている状態では、図8に示すように、画面ケース24の裏面24bに形成されている滑子26は、キーケース21の側面21bに形成されている斜行軌道23の左側に位置し、軌道支持部材31の上端部に形成されている滑子33は、画面ケース24の側面24cに形成されている平行軌道22の右側に位置している。
携帯端末装置が閉じている状態から、図中、右側に画面ケース24をスライドさせると、図9に示すように、画面ケース24の裏面24bに形成されている滑子26は、斜行軌道23に沿って移動し、軌道支持部材31の上端部に形成されている滑子33は、平行軌道22に沿って移動する。
この際、軌道支持部材31の上端部に形成されている滑子33と平行軌道22がスライド自在に嵌合されており、画面ケース24の裏面24bと軌道支持部材31が離れることなく、互いにスライドするので、画面ケース24の裏面24bに形成されている滑子26が斜行軌道23に沿って移動することにより、画面ケース24の下端部(図中、左端)がキーケース21から離れることなく、図中、右側に平行移動し、画面ケース24の上端部(図中、右端)がキーケース21から除々に離れながら、図中、右上方に移動する。
この結果、携帯端末装置が開いている状態では、画面ケース24とキーケース21の間に所定の開き角度を確保することができる。
この際、従来例のように、画面ケース24とキーケース21の重なり面を湾曲状に形成する必要がないので、画面ケース24とキーケース21の厚みを抑制することができる。
なお、この実施の形態2では、画面ケース24の側面24cに平行軌道22を形成するとともに、キーケース21の側面21bに斜行軌道23を形成し、また、画面ケース24の裏面24bに滑子26を形成するとともに、軌道支持部材31の上端部に滑子33を形成するものについて示したが、図10に示すように、画面ケース24の側面24cに平行軌道22と斜行軌道23を形成し、また、キーケース21の側面21bに滑子26を形成するとともに、軌道支持部材31の上端部に滑子33を形成するようにしてもよい。
また、平行軌道22については、図11に示すように、画面ケース24の筐体内部に形成するようにしてもよい。
また、図12に示すように、軌道支持部材31の側面に平行軌道22を形成するとともに、画面ケース24の側面24cに斜行軌道23を形成し、また、画面ケース24の裏面24bに滑子25を形成するとともに、キーケース21の表面21aに滑子26を形成するようにしてもよい。
また、図13に示すように、軌道支持部材31の側面に平行軌道22を形成するとともに、キーケース21の側面21bに斜行軌道23を形成し、また、画面ケース24の裏面24bに滑子25,26を形成するようにしてもよい。
なお、軌道支持部材31の下端部より上端部の厚みが大きくなるような扇形状(カバー部)を形成すれば(図12及び図13の点線部分を参照)、画面ケース24が滑動して傾倒したときに、軌道支持部材31とキーケース21の間に生じる隙間を被覆することができる。
実施の形態3.
図14はこの発明の実施の形態3による携帯端末装置が分解されている状態を示す斜視図であり、図において、キーケース1の表面1aには、複数の操作キーが配置されている操作部2が実装されている。
また、キーケース1の側面1bには、その長手方向にガイド溝3が形成されている。ただし、ガイド溝3は、ピン取付用穴4より下端側(図中、左下側)では、キーケース1の表面1aまでの距離が一定になるように直線状に形成され、ピン取付用穴4より上端側(図中、右上側)では、キーケース1の表面1aまでの距離が上端側にいくほど短くなるように傾斜状に形成されている。
ケース支持部材5の下端部5bには、ヒンジ部6が形成されており、そのヒンジ部6がヒンジ固定ピン7によってキーケース1と係合され、そのヒンジ部6を支点にして上端部5cがキーケース1の仰角方向に回転する。
ヒンジ固定ピン7はキーケース1のピン取付用穴4とヒンジ部6の穴に通され、ケース支持部材5を回転自在に支持する。
ケース支持部材5の表面5aには、画面ケース9の裏面9aに施されているスライドレール10と嵌合する嵌合部である凸部8が形成されている。
ただし、スライドレール10と嵌合する嵌合部の断面形状が凸形状である必要はなく、例えば、T字形状であってもよい。
画面ケース9は表面側に液晶ディスプレイ(図14では見えていない)を実装しており、キーケース1の上に載置される。
画面ケース9の裏面9aには、スライドレール10が長手方向に施され、そのスライドレール10がケース支持部材5の凸部8と嵌合する。
また、画面ケース9の裏面9aには、先端がキーケース1のガイド溝3に当接する突起部11が形成されている。
次に動作について説明する。
まず、図14の携帯端末装置が組み立てられ、キーケース1と画面ケース9が閉じている状態(画面ケース9の下端面がキーケース1の下端面と一致している状態であるが、完全に一致している必要はない)では、図15に示すように、ケース支持部材5の表面5aがキーケース1の表面1aと水平になる。
ユーザがキーケース1と画面ケース9が閉じている状態から、キーケース1と画面ケース9を開く場合、ユーザがキーケース1と画面ケース9をスライドさせる必要があるが、図16及び図18に示すように、スライドの初期段階では、スライドレール10と凸部8からなるスライド機構によって、画面ケース9が水平に移動する。
即ち、キーケース1のガイド溝3が直線状に施されている位置に、画面ケース9の突起部11が当接している間は、ケース支持部材5が回転せずに、そのケース支持部材5の表面5aが水平を維持するので、画面ケース9が水平に移動する。
ユーザが更にスライドを進め、画面ケース9の突起部11が当接している位置が、キーケース1のガイド溝3が傾斜状に施されている位置に至ると、図17及び図19に示すように、画面ケース9の突起部11が図中上側に移動するため、画面ケース9に対して左回転方向(キーケース1の仰角方向)に力が作用する。
これにより、画面ケース9と連結されているケース支持部材5にも左回転方向(キーケース1の仰角方向)に力が作用するため、ヒンジ部6を支点にして上端部5cがキーケース1の仰角方向に回転し、そのケース支持部材5に伴って画面ケース9がキーケース1の仰角方向に回転する。
ユーザが更にスライドを進めると、画面ケース9の突起部11が傾斜状に施されているキーケース1のガイド溝3に当接しながら、画面ケース9が斜め上方向に移動する。
ここで、図20はユーザが携帯端末装置を通話に使用している状態を示し、図21はユーザが携帯端末装置の液晶ディスプレイを見ている状態を示しているが、使用状態では、画面ケース9とキーケース1の間に所定の開き角度が確保されているので、通話時の使い勝手が向上するとともに、液晶ディスプレイの見易さが向上する。
以上で明らかなように、この実施の形態3によれば、ヒンジ部6がヒンジ固定ピン7によってキーケース1と係合され、そのヒンジ部6を支点にして上端部5cがキーケース1の仰角方向に回転するケース支持部材5を設け、画面ケース9をキーケース1の長手方向にスライド自在にケース支持部材5と連結するように構成したので、ユーザが持つ際に邪魔になる部材(従来の接続腕部に相当する部材)を用いることなく、画面ケース9とキーケース1の間に所定の開き角度を確保することができる効果を奏する。
また、画面ケース9とキーケース1の重なり面を湾曲状に形成する必要がないため、画面ケース9やキーケース1の厚みを抑制することができる効果も奏する。
なお、この実施の形態3では、スライドレール10やガイド溝3が2本であるものについて示したが、スライドレール10やガイド溝3が2本である必要はなく、例えば、1本でも、3本でもよい。
実施の形態4.
図22はこの発明の実施の形態4による携帯端末装置が分解されている状態を示す斜視図であり、図において、図14と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
ケース支持部材12は2枚の平板材12d,12eから構成され、2枚の平板材がヒンジ部6によって係合されており、平板材12eがキーケース1の表面1aに接着等によって貼り付けられている。
ケース支持部材12の下端部12bに形成されているヒンジ部6の穴にはヒンジ固定ピン7が挿入され、そのヒンジ部6を支点にして、平板材12dの上端部12cがキーケース1の仰角方向に回転する。
次に動作について説明する。
まず、図22の携帯端末装置が組み立てられ、キーケース1と画面ケース9が閉じている状態(画面ケース9の下端面がキーケース1の下端面と一致している状態であるが、完全に一致している必要はない)では、図23に示すように、ケース支持部材12における平板材12dの表面12aがキーケース1の表面1aと水平になる。
ユーザがキーケース1と画面ケース9が閉じている状態から、キーケース1と画面ケース9を開く場合、ユーザがキーケース1と画面ケース9をスライドさせる必要があるが、図24に示すように、スライドの初期段階では、スライドレール10と凸部8からなるスライド機構によって、画面ケース9が水平に移動する。
即ち、キーケース1のガイド溝3が直線状に施されている位置に、画面ケース9の突起部11が当接している間は、ケース支持部材12の平板材12dが回転せずに、そのケース支持部材12における平板材12dの表面12aが水平を維持するので、画面ケース9が水平に移動する。
ユーザが更にスライドを進め、画面ケース9の突起部11が当接している位置が、キーケース1のガイド溝3が傾斜状に施されている位置に至ると、図25に示すように、画面ケース9の突起部11が図中上側に移動するため、画面ケース9に対して左回転方向(キーケース1の仰角方向)に力が作用する。
これにより、画面ケース9と連結されているケース支持部材12の平板材12dにも左回転方向(キーケース1の仰角方向)に力が作用するため、ヒンジ部6を支点にして平板材12dの上端部12cがキーケース1の仰角方向に回転し、そのケース支持部材12の上端部12cに伴って画面ケース9がキーケース1の仰角方向に回転する。
ユーザが更にスライドを進めると、画面ケース9の突起部11が傾斜状に施されているキーケース1のガイド溝3に当接しながら、画面ケース9が斜め上方向に移動する。
以上で明らかなように、この実施の形態4によれば、ケース支持部材12の平板材12eがキーケース1の表面1aに貼り付けられ、ヒンジ部6を支点にして平板材12dの上端部12cがキーケース1の仰角方向に回転するケース支持部材12を設け、画面ケース9をキーケース1の長手方向にスライド自在にケース支持部材12の平板材12dと連結するように構成したので、ユーザが持つ際に邪魔になる部材(従来の接続腕部に相当する部材)を用いることなく、画面ケース9とキーケース1の間に所定の開き角度を確保することができる効果を奏する。
また、画面ケース9とキーケース1の重なり面を湾曲状に形成する必要がないため、画面ケース9やキーケース1の厚みを抑制することができる効果も奏する。
実施の形態5.
図26はこの発明の実施の形態5による携帯端末装置が分解されている状態を示す斜視図であり、図において、図14と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
ケース支持部材13は図14のケース支持部材5と同様の機能を有しているが、ケース支持部材13の上端部13cの厚みが、ケース支持部材5の上端部5cの厚みより大きい点でのみ相違している。
なお、ケース支持部材13の上端部13cの厚みは、キーケース1と画面ケース9が開いている状態のとき、キーケース1と画面ケース9の間に生じる隙間よりも大きいものとする。
次に動作について説明する。
図27はキーケースと画面ケースが閉じている状態を示す側面図であり、図28はキーケースと画面ケースの平行移動を示す側面図である。また、図29はキーケースと画面ケースの平行移動と回転移動を示す側面図である。
この実施の形態5による携帯端末装置の基本的な動作は、上記実施の形態3による携帯端末装置と同様であるため、その説明の詳細は省略する。
この実施の形態5による携帯端末装置では、ケース支持部材13の上端部13cの厚みが、ケース支持部材5の上端部5cの厚みより大きいため、図29に示すように、キーケース1と画面ケース9が開いている状態でも、キーケース1と画面ケース9の隙間がケース支持部材13の上端部13cによって埋められ、水や埃等の侵入を防ぐことができる。
実施の形態6.
上記実施の形態3〜5では、ガイド溝3がキーケース1の側面1bに施され、そのガイド溝3に当接する突起部11が画面ケース9の裏面9aに形成されているものについて示したが、図30及び図31に示すように、ガイド溝3が画面ケース9の側面に施され、そのガイド溝3に当接する突起部11がキーケース1の表面1aに形成されていてもよく、上記実施の形態3〜5と同様の効果を奏することができる。
実施の形態7.
上記実施の形態3〜5では、ガイド溝3がキーケース1の側面1b(キーケース1の外側)に施されているものについて示し、上記実施の形態6では、ガイド溝3が画面ケース9の側面に施されているものについて示したが、図32及び図33に示すように、ガイド溝3が画面ケース9の内側に施されていてもよい。また、図34に示すように、ガイド溝3がキーケース1の内側に施されていてもよい。
このように、ガイド溝3が画面ケース9やキーケース1の内側に施されている場合、外部からガイド溝3が見えなくなるため、携帯端末装置の意匠性を高めることができる効果を奏する。
実施の形態8.
上記実施の形態3〜7では、ガイド溝3に当接する突起部11の高さが固定であるものについて示したが、図35及び図36に示すように、高さが変更自在の突起部11が形成されていてもよい。
図35は突起部11を伸ばしている状態を示し、図36は突起部11を縮めている状態を示している。
例えば、突起部11を縮めている状態から突起部11を伸ばすと、画面ケース9とキーケース1の間の開き角度を大きくすることができる。逆に、突起部11を伸ばしている状態から突起部11を縮めると、画面ケース9とキーケース1の間の開き角度を小さくすることができる。
これにより、ユーザが好みの開き角度を設定することができる効果を奏する。
なお、ユーザが突起部11の伸縮を手動で設定するようにしてもよいが、突起部11にバネやスプリングなどの弾性部材を収納し、ユーザがその弾性部材の弾性力を設定すれば、その弾性力に応じた高さが得られるようにしてもよい。
実施の形態9.
図37はこの発明の実施の形態9による携帯端末装置が分解されている状態を示す斜視図であり、図において、図14と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
キーケース1の側面1bには、その長手方向にガイド溝14が形成されている。ただし、ガイド溝14は、ピン取付用穴4より下端側(図中、左下側)では、キーケース1の表面1aまでの距離が一定になるように直線状に形成され、ピン取付用穴4より上端側(図中、右上側)では、扇状に形成されている。即ち、上端側にいくほど溝幅が広くなるように形成されている。
ケース支持部材15の下端部15bには、図14のケース支持部材5のヒンジ部6と同様のヒンジ部が形成されており、そのヒンジ部がヒンジ固定ピンによってキーケース1と係合され、そのヒンジ部を支点にして上端部15cがキーケース1の仰角方向に回転する。
また、ケース支持部材15の上端部15cの裏面には、弾性部材であるスプリング15dが取り付けられており、そのスプリング15dによって押し圧されている。
次に動作について説明する。
まず、図37の携帯端末装置が組み立てられ、キーケース1と画面ケース9が閉じている状態(画面ケース9の下端面がキーケース1の下端面と一致している状態であるが、完全に一致している必要はない)では、図38に示すように、ケース支持部材15の表面15aがキーケース1の表面1aと水平になる。
ユーザがキーケース1と画面ケース9が閉じている状態から、キーケース1と画面ケース9を開く場合、ユーザがキーケース1と画面ケース9をスライドさせる必要があるが、スライドの初期段階では、画面ケース9が水平に移動する。
即ち、キーケース1のガイド溝14が直線状に施されている位置に、画面ケース9の突起部11が嵌合している間は、ケース支持部材15が回転せずに、そのケース支持部材15の表面15aが水平を維持するので、画面ケース9が水平に移動する。
ユーザが更にスライドを進め、画面ケース9の突起部11が嵌合している位置が、キーケース1のガイド溝14が扇状に施されている位置に至ると、ガイド溝14の上側が斜めになっており、画面ケース9の上方向に対するガイド溝14の案内が一時的にはずれるため、図39に示すように、スプリング15dの押し圧力によって、画面ケース9がキーケース1の仰角方向に回転する。
即ち、スプリング15dの押し圧力によって、ケース支持部材15の下端部15bを支点にして上端部15cがキーケース1の仰角方向に回転し、そのケース支持部材15の上端部15cに伴って画面ケース9がキーケース1の仰角方向に回転する。
ユーザが更にスライドを進めると、図40に示すように、画面ケース9の突起部11がガイド溝14の上側に沿って、画面ケース9が斜め上方向に移動する。
以上で明らかなように、この実施の形態9によれば、下端部15bがキーケース1と係合され、その下端部15bを支点にして上端部15cがキーケース1の仰角方向に回転して、画面ケース9を押し上げるケース支持部材15を設けるように構成したので、ユーザが持つ際に邪魔になる部材(従来の接続腕部に相当する部材)を用いることなく、画面ケース9とキーケース1の間に所定の開き角度を確保することができる効果を奏する。
また、画面ケース9とキーケース1の重なり面を湾曲状に形成する必要がないため、画面ケース9やキーケース1の厚みを抑制することができる効果も奏する。
実施の形態10.
上記実施の形態3〜9では、画面ケース9をキーケース1の長手方向にスライド自在にケース支持部材5と連結するものについて示したが、図41及び図42に示すように、画面ケース9をキーケース1の短手方向にスライド自在にケース支持部材5と連結するようにしてもよく、上記実施の形態3〜9と同様の効果を奏することができる。
この発明の実施の形態1による携帯端末装置が閉じている状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1による携帯端末装置が開いている状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1による携帯端末装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態1による携帯端末装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態1による携帯端末装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態1による携帯端末装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態1による携帯端末装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態2による携帯端末装置が閉じている状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態2による携帯端末装置が開いている状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態2による携帯端末装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態2による携帯端末装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態2による携帯端末装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態2による携帯端末装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態3による携帯端末装置が分解されている状態を示す斜視図である。 キーケースと画面ケースが閉じている状態を示す側面図である。 キーケースと画面ケースの平行移動を示す側面図である。 キーケースと画面ケースの平行移動と回転移動を示す側面図である。 キーケースと画面ケースの平行移動を示す斜視図である。 キーケースと画面ケースの平行移動と回転移動を示す斜視図である。 ユーザが携帯端末装置を通話に使用している状態を示す説明図である。 ユーザが携帯端末装置の液晶ディスプレイを見ている状態を示す説明図である。 この発明の実施の形態4による携帯端末装置が分解されている状態を示す斜視図である。 キーケースと画面ケースが閉じている状態を示す側面図である。 キーケースと画面ケースの平行移動を示す側面図である。 キーケースと画面ケースの平行移動と回転移動を示す側面図である。 この発明の実施の形態5による携帯端末装置が分解されている状態を示す斜視図である。 キーケースと画面ケースが閉じている状態を示す側面図である。 キーケースと画面ケースの平行移動を示す側面図である。 キーケースと画面ケースの平行移動と回転移動を示す側面図である。 キーケースと画面ケースの平行移動を示す斜視図である。 キーケースと画面ケースの平行移動と回転移動を示す斜視図である。 この発明の実施の形態7による携帯端末装置が分解されている状態を示す斜視図である。 キーケースと画面ケースが開いている状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態7による携帯端末装置が分解されている状態を示す斜視図である。 突起部を伸ばしている状態を示す斜視図である。 突起部を縮めている状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態9による携帯端末装置が分解されている状態を示す斜視図である。 キーケースと画面ケースが閉じている状態を示す側面図である。 キーケースと画面ケースの平行移動と回転移動の初期段階を示す側面図である。 キーケースと画面ケースが開いている状態を示す側面図である。 キーケースと画面ケースの平行移動を示す斜視図である。 キーケースと画面ケースの平行移動と回転移動を示す斜視図である。
符号の説明
1 キーケース、1a キーケースの表面、1b キーケースの側面、2 操作部、3 ガイド溝、4 ピン取付用穴、5 ケース支持部材、5a ケース支持部材の表面、5b ケース支持部材の下端部、5c ケース支持部材の上端部、6 ヒンジ部、7 ヒンジ固定ピン、8 凸部(嵌合部)、9 画面ケース、9a 画面ケースの裏面、10 スライドレール、11 突起部、12 ケース支持部材、12a ケース支持部材の表面、12b ケース支持部材の下端部、12c ケース支持部材の上端部、12d 平板材、12e 平板材、13 ケース支持部材、13a ケース支持部材の表面、13b ケース支持部材の下端部、13c ケース支持部材の上端部、14 ガイド溝、15 ケース支持部材、15a ケース支持部材の表面、15b ケース支持部材の下端部、15c ケース支持部材の上端部、15d スプリング(弾性部材)、21 キーケース(第1の筐体)、21a キーケースの表面、21b キーケースの側面、22 平行軌道、23 斜行軌道、24 画面ケース(第2の筐体)、24a 画面ケースの表面、24b 画面ケースの裏面、24c 画面ケースの側面、25,26 滑子、31 軌道支持部材、32 ヒンジ、33 滑子。

Claims (20)

  1. 入力部又は出力部を有する第1の筐体と、この第1の筐体に重畳して前記入力部又は出力部を被覆するとともに、前記第1の筐体の上方に滑動して前記入力部又は出力部を露出させる第2の筐体とを備えた携帯端末装置において、前記第2の筐体の上端部と同一方向に滑動するように前記第2の筐体に固着された第1の滑子と、前記第1の筐体に斜設され、前記第2の筐体が前記第1の筐体の上方に滑動する場合に、前記第1の筐体に対して仰角方向に前記第1の滑子を斜走させることにより前記第2の筐体が傾倒させる斜行軌道とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 入力部又は出力部を有する第1の筐体と、この第1の筐体に重畳して前記入力部又は出力部を被覆するとともに、前記第1の筐体の上方に滑動して前記入力部又は出力部を露出させる第2の筐体とを備えた携帯端末装置において、上端部から下端部に向けて前記第1の筐体に徐々に近づくように前記第2の筐体に斜設された斜行軌道と、前記第1の筐体に設置され、前記第2の筐体が前記第1の筐体の上方に滑動する場合に、前記斜行軌道を前記第1の筐体側の面に近づく方向に滑動して前記第2の筐体を傾倒させる第1の滑子とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 第2の筐体の下端部と同一方向に滑動するように第2の筐体に固着された第2の滑子と、前記第2の筐体が第1の筐体の上方に滑動する場合に、第1の滑子とは異なる方向に前記第2の滑子を誘導するように第1の筐体に設置された平行軌道を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 第1の筐体に固着された第2の滑子と、前記第2の筐体が第1の筐体の上方に滑動する場合に、第1の滑子とは異なる方向に前記第2の滑子を誘導するように第2の筐体に設置された平行軌道を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯端末装置。
  5. 第2の筐体の下端部と同一方向に滑動するように前記第2の筐体に固着された第2の滑子と、下端部を支点に前記第1の筐体に回動自在に装着され、前記第2の筐体が第1の筐体の上方に滑動する場合に、第1の滑子とは異なる方向に前記第2の滑子を誘導する平行軌道を有し、前記第2の筐体の傾倒に合わせて回動する軌道支持部材とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯端末装置。
  6. 第2の筐体に設置され、斜行軌道とは異なる方向を有する平行軌道と、前記平行軌道を滑動する第2の滑子を有するとともに、前記第2の筐体が上方に滑動しても前記第2の滑子と前記平行軌道が係合するように、下端部を支点に第1の筐体に回動自在に装着された軌道支持部材とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
  7. 第2の筐体と軌道支持部材との隙間をカバーする軌道支持部材は、第2の筐体が滑動して傾倒した場合に、この軌道支持部材と第1の筐体との間に生じる隙間を被覆するカバー部材を備えたことを特徴とする請求項5または請求項6記載の携帯端末装置。
  8. 操作キーが配置されているキーケースと、下端部が前記キーケースと係合され、その下端部を支点にして上端部が前記キーケースの仰角方向に回転するケース支持部材と、前記キーケースの上に載置される一方、前記キーケースの長手方向又は短手方向にスライド自在に前記ケース支持部材と連結されている画面ケースとを備えた携帯端末装置。
  9. 画面ケースがキーケースの下端面側にスライドしている状態では、ケース支持部材の表面が前記キーケースの表面と水平になり、前記画面ケースが前記キーケースの上端面側にスライドしている状態では、前記ケース支持部材の表面と前記キーケースの表面とのなす角が所定角度になることを特徴とする請求項8記載の携帯端末装置。
  10. 画面ケースの裏面にスライドレールが長手方向又は短手方向に施され、ケース支持部材の表面に前記スライドレールと嵌合する嵌合部が形成されていることを特徴とする請求項8または請求項9記載の携帯端末装置。
  11. キーケースにガイド溝が長手方向又は短手方向に施され、画面ケースに先端が前記ガイド溝と当接する突起部が形成されていることを特徴とする請求項8から請求項10のうちのいずれか1項記載の携帯端末装置。
  12. ガイド溝は、キーケースの表面までの距離が一定の直線状の部位と、そのキーケースの表面までの距離が変化する傾斜状の部位とを有することを特徴とする請求項11記載の携帯端末装置。
  13. ガイド溝がキーケースの内側又は外側に施されていることを特徴とする請求項11または請求項12記載の携帯端末装置。
  14. 画面ケースにガイド溝が長手方向又は短手方向に施され、キーケースに先端が前記ガイド溝と当接する突起部が形成されていることを特徴とする請求項8から請求項10のうちのいずれか1項記載の携帯端末装置。
  15. ガイド溝は、画面ケースの裏面までの距離が一定の直線状の部位と、その画面ケースの裏面までの距離が変化する傾斜状の部位とを有することを特徴とする請求項14記載の携帯端末装置。
  16. ガイド溝が画面ケースの内側又は外側に施されていることを特徴とする請求項14または請求項15記載の携帯端末装置。
  17. 高さが変更自在の突起部が形成されていることを特徴とする請求項11から請求項16のうちのいずれか1項記載の携帯端末装置。
  18. ケース支持部材の上端部の厚みが、画面ケースがキーケースの上端面側にスライドしている状態のときに生じる前記キーケースと前記画面ケースの隙間よりも大きいことを特徴とする請求項8から請求項17のうちのいずれか1項記載の携帯端末装置。
  19. 操作キーが配置されているキーケースと、前記キーケースの上に載置され、前記キーケースの長手方向又は短手方向にスライド自在に前記キーケースと連結されている画面ケースと、下端部が前記キーケースと係合され、その下端部を支点にして上端部が前記キーケースの仰角方向に回転して、前記画面ケースを押し上げるケース支持部材とを備えた携帯端末装置。
  20. ケース支持部材の上端部の裏面が弾性部材によって押し圧されていることを特徴とする請求項19記載の携帯端末装置。
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