JP2006183584A - 排気管構造 - Google Patents

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Koichi Kanai
晃一 金井
Hideo Takahashi
秀夫 高橋
Shigeru Nakajima
中島  茂
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Abstract

【課題】排気効率を損なわずにエンジンの小型化を図ることが可能な排気管構造を提供する。
【解決手段】複数の排気ポート23a〜23fを排気集合部24で一体に集合させる排気集合ポート25が形成されたシリンダヘッド20における排気集合ポート25の出口部26に連結される排気管10は、シリンダヘッド20の出口部26に連結される入口部11に、凸状に且つ湾曲状に膨らんだ湾曲部12が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の排気ポートを排気集合部で一体に集合させる排気集合ポートが形成されたシリンダヘッドにおける排気集合ポートの出口部に連結される排気管の構造に関する。
エンジンの小型化を図る方策として、例えば、エンジンのシリンダヘッドの内部に、複数の排気ポートを排気集合部で一体に集合させる排気集合ポートを形成する方策が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記のような構造のエンジンでは、シリンダヘッド内において非常に狭い領域で排気ポートを集合させる構造となっているため、必然的に排気集合部における各排気ポートの合流角度が大きくなる。そのため、排気集合ポートの出口部に連結される排気管の入口部では、当該排気集合ポートから導入された排気ガスが排気管の内壁面に衝突して気流が乱れるので、排気ガスの通気抵抗が大きくなり、エンジンの排気効率が大きく損なわれる。
特開2000−265903号公報
本発明は、排気効率を損なわずにエンジンの小型化を図ることが可能な排気管構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、複数の排気ポートを排気集合部で一体に集合させる排気集合ポートが形成されたシリンダヘッドにおける前記排気集合ポートの出口部に連結される排気管の構造であって、前記シリンダヘッドの前記出口部に連結される入口部に、凸状に且つ湾曲状に膨らんだ湾曲部が形成されている排気管構造が提供される。
本発明では、排気集合ポートが形成されたシリンダヘッドの出口部に連結される排気管の入口部に、凸状に且つ湾曲状に膨らんだ湾曲部を形成する。
これにより、シリンダヘッドの排気集合ポートから排気管への排気ガスの導入が滑らかになるので、エンジンの排気効率を損なわずに(即ち、エンジン出力を低下させずに)エンジンの小型化を図ることが可能となる。
発明の実施の形態
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る排気管構造を示す平面方向の断面図、図2は図1のII-II線に沿った断面図、図3は本発明の第2実施形態に係る排気管構造を示す平面方向の断面図、図4は本発明の第3実施形態に係る排気管構造を示す平面方向の断面図である。
先ず、本発明の第1実施形態に係る排気管10が連結されるシリンダヘッド20について説明する。
本実施形態におけるシリンダヘッド20は、自動車等に用いられるエンジンの一部を構成するものであり、エンジンとして組み立てられる際には、上面にシリンダカバー(不図示)が取り付けられ、下面にシリンダブロック30が取り付けられる。
このシリンダヘッド20には、図1及び図2に示すように、エンジンのシリンダブロック30の上面に取り付けられた際に当該シリンダブロック30に形成された3個のシリンダ31a〜31cに連通する6個の吸気ポート21a〜21fが形成されている。
この6個の吸気ポート21a〜21fは、1個のシリンダに対して2個の吸気ポートが対応するように、第1〜第3のシリンダ31a〜31cに対して割り当てられている。
具体的には、第1のシリンダ31aに対して第1及び第2の吸気ポート21a、21bが割り当てられ、第2のシリンダ31bに対して第3及び第4の吸気ポート21c、21dが割り当てられ、第3のシリンダ31cに対して第5及び第6の吸気ポート21e、21fが割り当てられている。
各シリンダ31a〜31cにそれぞれ割り当てられた2個の吸気ポートは、シリンダヘッド20の吸気側側面20aに向かってY字状に集合するように形成されている。そして、シリンダヘッド20の吸気側側面20aにおいて、1つのシリンダに対してそれぞれ1つずつ入口部が開口している。
具体的には、第1のシリンダ31aに割り当てられた第1及び第2の吸気ポート21a、21bが、シリンダヘッド20の吸気側側面20aに向かってY字状に集合するように形成され、当該Y字形状の末端において第1の入口部22aが開口している。同様に、第2のシリンダ31bに割り当てられた第3及び第4の吸気ポート21c、21dが、シリンダヘッド20の吸気側側面20aに向かってY字状に集合するように形成され、当該Y字形状の末端において第2の入口部22bが開口している。また、第3のシリンダ31cに割り当てられた第5及び第6の吸気ポート21e、21fが、シリンダヘッド20の吸気側側面20aに向かってY字状に集合するように形成され、当該Y字形状の末端において第3の入口部22cが開口している。従って、各シリンダ31a〜31cは、第1〜第3の入口部22a〜22cに相互に独立して連通し、シリンダヘッド20の吸気側側面20aにて相互に独立して開口している。
また、本実施形態におけるシリンダヘッド20には、図1及び図2に示すように、シリンダブロック30の上面に取り付けられた際にシリンダブロック30に形成された3個のシリンダ31a〜31cに連通する6個の排気ポート23a〜23fが形成されている。
この6個の排気ポート23a〜23fは、1個のシリンダに対して2個の排気ポートが対応するように、第1〜第3のシリンダ31a〜31cに対して割り当てられている。
具体的には、第1のシリンダ31aに対して第1及び第2の排気ポート23a、23bが割り当てられ、第2のシリンダ31bに対して第3及び第4の排気ポート23c、23dが割り当てられ、第3のシリンダ31cに対して第5及び第6の排気ポート23e、23fが割り当てられている。
さらに、本実施形態におけるシリンダヘッド20には、第1〜第6の排気ポート23a〜23fを排気集合部24で一体に集合させる排気集合ポート25が内部に形成されている。
具体的には、この排気集合ポート25は、第3及び第4の排気ポート23c、23dを中心として、第1及び第2の排気ポート23a、23bと、第5及び第6の排気ポート23e、23fとが排気集合部24で合流するように形成されている。この排気集合ポート25は、シリンダヘッド20の排気側側面20bにおいて出口部26で開口している。このように、シリンダヘッド20の内部に排気集合ポート25を形成することにより、エンジンの小型化を図ることが出来る。
次に、本実施形態に係る排気管10について説明する。
本実施形態に係る排気管10は、上述したシリンダヘッド20の排気側側面20bに形成された出口部26に連結される排気管であり、この排気管10の下流側には、特に図示しないが触媒コンバータやマフラー等が取り付けられる。
特に本実施形態では、図1に示すように、排気管10の入口部11(シリンダヘッド20の出口部26に連結される側の端部)に、凸状に且つ湾曲状に膨らんだ湾曲部12が形成されている。
具体的には、この湾曲部12は、湾曲状の内壁面12aを有している。この内壁面12aは、シリンダヘッド20の出口部26と軸心を同一方向としない第1及び第2の排気ポート23a、23bの延長線Lと、滑らかに接するように形成されている。この湾曲状の内壁面12aは、当該内壁面12a上の延長線Lとの接点における接線が、延長線Lと実質的に同一となるように形成されている程、好ましい。
また、この湾曲部12は、湾曲状の内壁面12bを有している。この内壁面12bは、シリンダヘッド20の出口部26と軸心を同一方向としない第5及び第6の排気ポート23e、23fの延長線Lと、滑らかに接するように形成されている。この湾曲状の内壁面12bは、当該内壁面12b上の延長線Lとの接点における接線が、延長線Lと実質的に同一となるように形成されている程、好ましい。なお、上記に説明した延長線L及びLは仮想上の線である。
本発明の第2実施形態として、排気管10が取り付けられるエンジンにターボチャージャが装着されている場合には、図3に示すように、排気管10の入口部11内に、排気を整流する整流板13を配置しても良い。この整流板13は、排気管10の入口部10における管断面積の増加を抑制するように略楕円断面形状を有し、通気抵抗を極力低くするように流線型の形状となっている。また、この整流板13は、排気管10の入口部11の内部において、上記の延長線L、Lと干渉しない位置に配置されていると共に、排気方向上流側から下流側に沿って排気管10の入口部11の内部を完全に二つに分割するように設けられている。
さらに、本発明の第3実施形態として、シリンダヘッド20の排気側側面20bに形成された出口部26に触媒コンバータ50が直接取り付けられる場合には、図4に示すように、触媒コンバータ50の入口部51に上述と同様の湾曲部52を形成しても良い。この触媒コンバータ50の内部には、例えばセラミックス製モノリス担体からなる触媒担体53が収容されている。
次に作用について説明する。
シリンダヘッド30の各吸気ポート21a〜21fを介して供給された混合気を、シリンダ31とピストン40で囲まれた燃焼室32で燃焼させると、この燃焼により生じた排気ガスが各排気ポート23a〜23fから排気され、集合排気ポート25の排気集合部24で合流して出口部26から排気管10に導入される。
この際、本発明の実施形態に係る排気管10では、排気管10の入口部11に湾曲部12が形成され、排気管10の湾曲部12の内壁面12a、12bが、第1及び第2の排気ポート23a、23bの延長線L、及び、第5及び第6の排気ポート23e、23fの延長線Lとそれぞれ滑らかに接しているので、シリンダヘッド20の何れの排気ポート23a〜23fから排気された排気ガスも、排気管10の入口部11における内壁面に衝突したり反射したりすることなく、図1及び図3の点線矢印で示すように下流に向けてスムーズに排気される。
このように本発明の実施形態に係る排気管構造では、排気管10の入口部11に湾曲部12を設けることで、シリンダヘッド20の排気集合ポート25から排気管10への排気ガスの導入が滑らかになり、これによりシリンダヘッド20の排気集合部25における排気ガスの滞留が低減されるので、エンジンの排気効率を損なわずに(即ち、エンジン出力を低下させずに)エンジンの小型化を図ることが可能となる。
また、排気管10の内壁面への排気ガスの衝突が回避されることにより、壁反射に伴う脈動が吸排気バルブのバルブオーバーラップ時に重なることがなくなるので、エンジンの吸気効率の低下を抑制することが出来る。
さらに、排気管10の内壁面への排気ガスの衝突が回避されることにより、排気ガス同士の干渉も回避されるので、騒音を低減することが可能となる。
また、上述の第2実施形態に係る排気管構造を採用した場合には、排気管10の入口部11の管断面が整流板13で完全に二つに分割されているので、排気管10の湾曲部12における管断面積の急激な増大が抑制される。ターボチャージャを装着したエンジンでは、排気管を経由した排気ガスを過給に利用するが、上記のように整流板13を用いて排気管10の管断面積の急激な増大を抑制すれば、排気ガスの急激な流速変化を抑制することが出来るので、運動エネルギの損失を抑えた形で排気ガスを下流に流すことが出来、ターボ効率の向上を図ることが可能となる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る排気管構造を示す平面方向の断面図である。 図2は、図1のII-II線に沿った断面図である。 図3は、本発明の第2実施形態に係る排気管構造を示す平面方向の断面図である。 図4は、本発明の第3実施形態に係る排気管構造を示す平面方向の断面図である。
符号の説明
10…排気管
11…入口部
12…湾曲部
12a、12b…内壁面
20…シリンダヘッド
20a…吸気側側面
20b…排気側側面
21a〜21f…吸気ポート
22a〜22c…入口部
23a〜23f…排気ポート
24…排気集合部
25…集合排気ポート
26…出口部
30…シリンダブロック
31…シリンダ
32…燃焼室
40…ピストン
50…触媒コンバータ
51…入口部
52…湾曲部
53…触媒担体

Claims (3)

  1. 複数の排気ポートを排気集合部で一体に集合させる排気集合ポートが形成されたシリンダヘッドにおける前記排気集合ポートの出口部に連結される排気管の構造であって、
    前記シリンダヘッドの前記出口部に連結される入口部に、凸状に且つ湾曲状に膨らんだ湾曲部が形成されている排気管構造。
  2. 排気を整流する整流板が、前記排気管の前記入口部の内部を分割するように設けられている請求項1記載の排気管構造。
  3. 前記排気管は触媒コンバータを含み、
    前記シリンダヘッドの前記出口部に連結される前記触媒コンバータの入口部に前記湾曲部が形成されている請求項1又は2記載の排気管構造。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011157847A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Honda Motor Co Ltd 多気筒エンジン
US8915072B2 (en) 2011-10-07 2014-12-23 Hyundai Motor Company Exhaust port structure of cylinder head

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