JP2006183164A - 衣服用保護部材とその取付方法 - Google Patents

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Masahito Katada
雅人 片田
Daisuke Ota
大介 太田
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Abstract

【課題】 衣服の生地に確実に取り付けられ、摩擦や引っかき等から衣服の生地を保護する衣服用部材とその取付方法を提供する。
【解決手段】 合成樹脂等のシート20で一体に成形され、衣服12の裾部12aの内股側に縫い付けられる縫付け片14と、縫付け片14に連続して形成され縫付け片14を衣服12に縫い付ける縫い目を覆って縫付け片14に折り重ねられるカバー片16とから成る。縫付け片14とカバー片16の境界線に形成され二折り可能な折罫線18と、縫付け片14とカバー片16を接着する接着剤であるホットメルト22を備える。合成樹脂製のシート20は透明な素材で作られ、衣服12に取り付けた状態で、表面に露出するカバー片16の一側面以外の面に、絵柄が印刷されたインク層24を有する。絵柄は、表面からシート20を透過して視認される。
【選択図】図1

Description

この発明は、スキーパンツ等の衣服に取り付けられ、衣服の生地を保護、或いは補強する衣服用保護部材とその取付方法に関する。
従来、例えばスキーパンツの裾部の内股側には、スキーのエッジからスキーパンツの生地を保護するために、樹脂製シートや皮革等で作られたスキーパンツ用エッジガードが取り付けられている。このスキーパンツ用エッジガードは、スキーパンツの生地に直接縫い付けられていたが、縫い付けた場合、縫い糸が表面に露出するため、スキーのエッジが当たったときに縫い糸が切断され、そこからほつれが生じ、スキーパンツ用エッジガードが剥がれる場合があった。一方、スキーパンツ用エッジガードを接着することも考えられるが、傷みが生じたエッジガードを交換することができず、かえって不便であり、さらに、生地によっては接着力が得られないために剥れる恐れがある。
また、特許文献1に示すようなスキーパンツ裾口のエッジガードも提案されている。このエッジガードは、スキーパンツの内側裾口に位置して、半硬質合成樹脂によって半折状に構成したもので、エッジガードの一方の面には複数の突起を設け、半折した他方の面には、この突起が係合される受け孔が設けられている。そして、スキーパンツの裾部に半折したエッジガードにより生地を挟むようにして当て、突起が生地を貫通して反対側のエッジガードの受け孔に嵌合され、取り付けが行われるものである。
特開2002−180306号公報
上記特許文献の場合、エッジガードには針状突起と針受け孔が一体に形成されているため、構造が複雑でコストがかかるものである。また、スキーパンツに取り付けるときは、針状突起が生地本体を刺通して針受け孔に嵌合しなければならず、大きな力が必要であり、取付工数もかかるものであり、実用的なものではなかった。
この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、衣服の生地に確実に取り付けられ、生地を補強等して保護する衣服用保護部材を提供することを目的とする。
本発明は、合成樹脂や皮革等によりシート状に成形され、衣服に縫い付けられる縫付け片と、前記縫付け片に連続して形成され前記縫付け片を前記衣服に縫い付けた縫い目を覆って前記縫付け片に折り重ねられるカバー片と、前記縫付け片と前記カバー片の境界線に形成され二折り可能な折罫線と、前記縫付け片と前記カバー片を接着する接着剤が設けられている衣服用保護部材である。
合成樹脂製のシートは透明な素材で作られ、衣服に取り付けられた状態で表面に露出する前記カバー片の一側面以外の面に、文字や記号その他模様等の絵柄が印刷されたインク層が設けられ、この絵柄が表面側から前記合成樹脂シートを透過して視認可能なものである。特に、前記インク層が、前記縫付け片の衣服に当接する面に設けられていると、より絵柄が傷つきにくい。また、前記折罫線は、形押しによるV溝等の直線または部分破断線・半溝線で形成されているものである。
またこの発明は、シート状に形成され衣服に縫い付けられる縫付け片と、前記縫付け片に折罫線を介して連続するカバー片を備えた衣服用保護部材を設け、衣服に前記縫付け片を縫い付けた後、前記折罫線で前記カバー片を折り返して、前記縫付け片を前記衣服に縫い付けた縫い目を覆い、その状態で前記縫付け片に前記カバー片を接着する衣服用保護部材の取付方法である。
本発明の衣服用保護部材は、簡単な構造で確実に衣服の生地に取り付けられ、衣服の生地を保護・補強することができる。さらに、摩擦または引っかきにより衣服用保護部材を縫い合わせた糸が切断されることを防ぎ、切断されてもほつれにくく、耐久性が向上する。
また請求項2の構成によれば、絵柄を描いたインク層が表面に露出せず、擦れて消えることがない。さらに、請求項3の構成によれば、カバー片を縫付け片に折り重ねやすくし、取付工程を容易にすることができる。
また、本発明の衣服用保護部材の取付方法によれば、簡単な工程で確実に耐久性のある取付構造で、衣服用保護部材を衣服に取り付けることができる。さらに、付け替えも可能なものである。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明の一実施形態を示すもので、この実施形態の衣服はスキーパンツであり、スキーパンツ用エッジガード10は、スキーパンツ12の裾部12aの、内股側に取り付けられている。このスキーパンツ用エッジガード10は、適度な柔軟性と高い耐久性を有する樹脂シートで形成されている。例えば素材は透明なポリウレタンであり、厚みは例えば300μmである。スキーパンツ用エッジガード10は、適宜の形状に形成されるもので、例えば台形状の縫付け片14が設けられ、縫付け片14の底辺に連続してカバー片16が設けられている。カバー片16は、縫付け片14の底辺に位置した折罫線18を挟んで対称形状であり、カバー片16の底辺が縫付け片14の底辺と繋がって隣接している。縫付け片14とカバー片16の境界線には折罫線18が設けられ、折罫線18は、型押しされた直線のV溝や、部分破断線等で形成されている。
スキーパンツ用エッジガード10は、縫付け片14とカバー片16の片面に均一に、接着用の樹脂であるホットメルト22が取り付けられている。ホットメルト用樹脂には、ポリウレタン系ホットメルト樹脂、ポリエステル系ホットメルト樹脂、ポリアミド系ホットメルト樹脂、ポリオレフィン系ホットメルト樹脂、湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂、反応型ホットメルト樹脂等がある。ホットメルト22の厚みは、例えば120μmである。縫付け片14の、ホットメルト22と反対の面には、絵柄が印刷されたインク層24が設けられている。インク層24は、例えば油性ウレタンインク、水性アクリルインク、水性ウレタンインク、ホットメルトインク等で形成されている。
次に、スキーパンツ用エッジガード10の取付方法について説明する。まず、図1(a)に示すようにスキーパンツ12の裾部12aの内股側に、スキーパンツ用エッジガード10の、縫付け片14を重ねる。このとき、縫付け片14のインク層24がスキーパンツ12側に重なるようにし、また縫付け片14の底辺、つまり折罫線18がスキーパンツ12の裾部12aと一致するように配置する。そして、縫付け片14の周縁部分をスキーパンツ12に糸26で縫い付ける。次に、図1(b)に示すように、折罫線18でカバー片16を折り曲げて縫付け片14に重ね、熱圧着してホットメルト22で互いに接着する。このときカバー片16は、縫付け片14をスキーパンツ12に縫い付ける糸26を覆う状態となる。また、インク層24は、縫付け片14とカバー片16、ホットメルト22を透過して、表面側から視認される。
この実施形態のスキーパンツ用エッジガード10によれば、簡単な構造で、確実にスキーパンツ12の裾部12aに取り付けられ、スキーパンツ12の生地を、スキーのエッジから保護することができる。また、縫付け片14をスキーパンツ12に縫い付ける糸26は、カバー片16に覆われて表面に露出しないため、糸26がスキーのエッジで切断されることがなく、不用意にほどけて取れることを防ぎ、安心である。そして図3に示すように、スキーのエッジがカバー片16とホットメルト22を傷付けて糸26を切断しても、糸26はホットメルト22により接着され移動しないため、糸抜けすることがなく確実に止められる。
また、絵柄を描いたインク層24は、縫付け片14のスキーパンツ12に重ねられた面に設けられているため、表面に露出せず、スキーのエッジ等で擦れて消える恐れがなく鮮明に維持することができる。さらに、インク層24が、縫付け片14のホットメルト22側の面あるいはカバー片16のホットメルト22側の面に印刷されている場合に比べて、インク層24がホットメルト22に及ぼす影響がなく、接着力を損なうことがない。そして傷ついたスキーパンツ用エッジガード10は、スキーパンツ12の裏側から糸26を解いてスキーパンツ12から外すことができ、新しいものと交換することが可能である。
なお、この発明の衣服用保護部材は、上記実施形態に限定されるものではなく、インク層の位置は、接着力が十分に得られる場合、インク層を樹脂シートのホットメルト側の面に印刷しても良い。これにより、印刷面をより綺麗に見せることができる。
また、部材の種類は、樹脂シートや繊維、天然皮革や合成皮革等を含むものであり、接着剤の素材や厚み等も適宜変更可能である。縫付け片とカバー片の形状は自由に変更可能であり、互いに対称形でなくても良く、折罫線で折り返すことによりカバー片が確実に縫付片の縫い目を覆うものであれば良い。さらにホットメルトは、縫付け片とカバー片のいずれか一方にのみ取り付けられても良い。
この発明の衣服用保護部材は、スキーパンツ以外に、各種衣服の膝や肘、肩等の補強・保護部材としても良く、衣服用保護目的以外に、ワッペンやポケット、その他衣服や帽子などに縫付ける種々の部材にも応用することができる。
この発明の一実施形態のスキーパンツ用エッジガードの取り付ける途中の状態を示す正面図(a)と、取り付けた状態を示す正面図(b)である。 この実施形態のスキーパンツ用エッジガードの取り付ける途中の状態を示す縦断面図(a)と、取り付けた状態を示す縦断面(b)である。 この実施形態のスキーパンツ用エッジガードの損傷した状態を示す横断面図である。
符号の説明
10 スキーパンツ用エッジガード
12 スキーパンツ
12a 裾部
14 縫付け片
16 カバー片
18 折罫線
20 樹脂シート
22 ホットメルト
24 インク層
26 糸

Claims (4)

  1. シート状に成形され衣服に縫い付けられる縫付け片と、前記縫付け片に連続して形成され前記縫付け片を前記衣服に縫い付けた縫い目を覆って前記縫付け片に折り重ねられるカバー片と、前記縫付け片と前記カバー片の境界線に形成され二折り可能な折罫線と、前記縫付け片と前記カバー片を接着する接着剤が設けられていることを特徴とする衣服用保護部材。
  2. 前記シートは透明な素材で作られ、衣服に取り付けられた状態で表面に露出する前記カバー片の一側面以外の面に、絵柄が印刷されたインク層が設けられ、この絵柄が表面側から前記シートを透過して視認可能であることを特徴とする請求項1載の衣服用保護部材。
  3. 前記折罫線は、直線状の部分破断線又は半溝線で形成されていることを特徴とする請求項1載の衣服用保護部材。
  4. シート状に形成され衣服に縫い付けられる縫付け片と、前記縫付け片に折罫線を介して連続するカバー片を備えた衣服用保護部材を設け、前記衣服に前記縫付け片を縫い付けた後、前記折罫線で前記カバー片を折り返して、前記縫付け片を前記衣服に縫い付けた縫い目を覆い、その状態で前記縫付け片に前記カバー片を接着することを特徴とする衣服用保護部材の取付方法。

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51107412U (ja) * 1975-02-24 1976-08-27
JPS5961216U (ja) * 1982-10-12 1984-04-21 株式会社久保製作所 雨衣ズボン
JPS5999734U (ja) * 1982-12-23 1984-07-05 広田 喜一 合成樹脂製の装飾体

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