JP2006183126A - 高耐食アルミマンガン合金、高耐食金属材、及びそれらの製造方法 - Google Patents

高耐食アルミマンガン合金、高耐食金属材、及びそれらの製造方法 Download PDF

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祐二 浅野
Takanori Hida
貴紀 日田
Masanori Isozaki
正則 磯崎
Koichi Adachi
浩一 足立
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Abstract

【課題】 耐食性に優れたアルミマンガン合金を得る。
【解決手段】 マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を、400℃以上の温度で熱処理する。耐食性向上に有効なAlMnの析出が少ないので、耐食性向上の効果が実際に有効に実現される。また、マンガンの添加により機械的強度が向上する。機械的強度及び耐食性が共に良好な高耐食アルミマンガン合金が得られる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、高い耐食性を示す高耐食アルミマンガン合金、及び高耐食金属材、並びに、それらを製造する製造方法に関する。
アルミニウムには、軽量、導電性が良好、耐食性に優れているなどの特長があることから、アルミ缶、アルミサッシなどの建材、電線材料などに広く使用されている。アルミニウムの耐食性は、純度が高くなるほど良好であるが、高純度のアルミニウムは機械的強度や耐熱性に劣るという欠点がある。一方、純度の低いアルミニウムは耐食性に劣るという欠点がある。例えば、アルミニウムの代表的な不純物である鉄は、腐食電位の違い(表1参照)からアルミニウム中でカソードとなり、耐食性を著しく低下させる。
Figure 2006183126
アルミニウムの機械的強度を確保しつつ耐食性を確保する方法として、少量のマンガンを添加する方法がある。マンガンの添加により機械的強度が向上すると同時に、アルミニウム中にAlMnが形成され、このAlMnが鉄を取込みAlMn・Feとなることで耐食性の低下を抑制することができる。つまり、FeAlはAlに対して貴でありAlを腐食させるが、AlMn・Fe
となることで腐食電位がAlに近づき、Feの影響を軽減する。
特開平5−279778
前述のとおり、腐食電位の観点からはマンガンの添加が効果的であるが、アルミニウム中でAlMnは析出しやすく、また、析出物は腐食の基点となりやすい。このため、単にアルミニウムにマンガンを添加しただけでは、必ずしも耐食性向上の効果が十分得られないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、マンガン添加による耐食性向上の効果が有効に実現される高耐食アルミマンガン合金、及び高耐食金属材、並びにそれらを製造する製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する請求項1の発明の高耐食アルミマンガン合金は、 マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成であり、かつ、400℃以上の温度に加熱した後、急冷したこと特徴とする。
請求項2の高耐食アルミマンガン合金の製造方法は、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を、400℃以上の温度に加熱した後、急冷することを特徴とする。
請求項3の高耐食アルミマンガン合金は、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成であり、かつ、少なくとも表面温度が400℃以上となるまでアークまたはレーザ照射により加熱し次いで放冷したことを特徴とする。
請求項4の高耐食アルミマンガン合金の製造方法は、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成であり、かつ、少なくとも表面温度が400℃以上となるまでアークまたはレーザ照射により加熱し次いで放冷することを特徴とする。
請求項5の高耐食金属材は、金属材の表面に、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を溶射法により被覆したことを特徴とする。
請求項6の高耐食金属材の製造方法は、金属材の表面に、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を溶射法により被覆することを特徴とする。
請求項7の高耐食金属材は、線状の金属芯材の表面に、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を、溶融金属浴中に金属芯材を連続的に通し冷却するディップフォーミング法により、被覆したことを特徴とする。
請求項8は、線状の金属芯材の表面に、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を、溶融金属浴中に金属芯材を連続的に通し冷却するディップフォーミング法により、被覆することを特徴とする。
請求項9の高耐食金属材は、金属材の表面に、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を押出し法により被覆し、かつ押出し直後に急冷したことを特徴とする。
請求項10の高耐食金属材の製造方法は、金属材の表面に、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を押出し法により被覆し、かつ押出し直後に急冷することを特徴とする。
請求項11の高耐食アルミマンガン合金は、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成であり、かつ、400℃以上の温度に加熱した後、急冷してなり、かつ、導電率が38.5%IACS以下であるであること特徴とする。
請求項1、2又は11の発明によれば、AlMnの析出が少ないアルミマンガン合金が得られるので、添加したマンガンによる耐食性向上の効果が実際に有効に実現される。また、マンガンの添加で機械的強度が向上する。したがって、機械的強度及び耐食性が共に良好なアルミマンガン合金が得られる。
請求項3のように、アルミマンガン合金の表層のみを熱処理することでも、金属の表面から内部へと進行する通常の腐食を防止する効果は十分期待できる。
また、請求項4〜10の発明によれば、高耐食アルミマンガン合金からなる被覆がベースの金属材の腐食を有効に防止するので、耐食性に優れた高耐食金属材が得られる。
以下、本発明を実施した高耐食アルミマンガン合金、及び高耐食金属材、並びにそれらを製造する製造方法について、図面を参照して説明する。
本発明はアルミマンガン合金についてのものであるが、図4にAl-Mn合金の二元系状態図(その一部(Mn成分が0〜5重量%の範囲))を示す。Al-Mn合金の温度とマンガン固溶量の関係が示されているが、マンガンの固溶量は温度と相関があり、Al-Mn合金を加熱した後、マンガンがAlMnとして析出する前に急冷することにより、AlMnの析出を抑制することができる。
まず、Al-Mn合金のマンガン固溶量と熱処理温度及び耐食性との関係について述べる。図1はその調査結果を示す。アルミニウムに1.6重量%のマンガンを添加したAl-Mn合金の板を試作し、さらに熱処理によりマンガンの固溶量を各種変化させ試料とした。熱処理温度は図中に示したとおりであり、加熱は電気炉で、冷却は水冷で行った。なお、マンガン固溶量を直接定量的に測定することは難しいため、固溶量と相関のある導電率(%IACS)を固溶量の指標とするのが適切である。試験は供試品を塩酸中に500時間浸漬し、腐食による重量の減少量を測定することにより行った。なお、導電率%IACSは、国際標準軟銅の電気抵抗値に相当する導電率を100とした相対比で表したものである。
同図から明らかな通り、200℃や300℃程度の温度による熱処理では、AlMnの析出量が多いAl-Mn合金となりかつ腐食減量が多く(耐食性が低く)なるが、400℃以上の温度で熱処理をした場合は、AlMnの析出量が少ないAl-Mn合金となりかつ腐食減量が0.08g/cm以下と十分少なく(耐食性が高く)なることが分かる。なお、図1の試験結果は、添加したマンガンが1.6重量%の場合であるが、マンガンの添加量が若干異なっても、図1の曲線と概ね同じパターンが得られる。
このように、熱処理温度については、400℃以上の温度で熱処理してマンガンを固溶させることで、AlMnの析出量が少ないAl-Mn合金が得られ、400℃以下の温度の熱処理によるAlMn析出量の多いAl-Mn合金に比べ、はるかに優れた耐食性が得られることが分かる。
図1から明らかな通り、400℃以上の温度で熱処理することは、導電率が38.5%IACS以下となることに対応している。したがって、熱処理温度400℃以上という条件とともに、熱処理後の合金の導電率が38.5%IACS以下であることを条件にすると、製造に際して所望の品質を確保することが容易である。
なお、熱処理温度の上限については、特に制限はないが、通常は完全溶融しない程度とする。しかし、アークやレーザ照射で表面熱処理する場合には、通常、表面付近で部分的に溶融する。
一般にアルミマンガン合金においては、アルミニウム中に形成されたAlMnが、アルミニウム中の代表的な不純物である鉄を取込みAlMn・Feとなることで耐食性の低下を抑制する。つまり、FeAlはAlに対して貴でありAlを腐食させるのに対して、AlMn・Fe
となることで腐食電位がAlに近づき、Feの影響が軽減されることで、耐食性の低下を抑制するが、本発明の高耐食アルミマンガン合金は、AlMnの析出が少なく、AlとAlMn固溶体との共晶としてのAlMn固溶体が多く形成されるので、Feの影響を軽減する効果が大きく発揮され、耐食性向上の効果を実際に有効に実現している。また、析出物は腐食の基点となり易いが、AlMnの析出が少ないことが、この点でも耐食性向上の効果を有効にしている。
そして、上記の高耐食アルミマンガン合金は、マンガンの添加により機械的強度が向上しているので、機械的強度及び耐食性が共に良好なアルミマンガン合金となっている。
次に、マンガン添加率について述べる。図2はマンガン添加率と耐食性の関係を塩酸浸漬試験により調査した結果である。
同図(イ)は試料を400℃で、同図(ロ)は試料を600℃でそれぞれ熱処理することにより、マンガンの固溶化処理を行った。塩酸濃度はpH=0.5とし、浸漬時間は48時間とした。
同図から明らかな通り、マンガン濃度が0.3重量%(図ではwt%)以下では、腐食減量が0.25g/cm以上(400℃熱処理)あるいは0.20g/cm以上(600℃熱処理)であり、マンガン添加による耐食性向上効果はあまり期待できない。なお、架空送電線に適用する場合では、著しい腐食環境であっても、腐食減量0.25g/cm以下の耐食性があれば、通常の耐用年数以上の寿命がある。
一方、添加量を3.0重量%より増やしても、耐食性向上効果はあまり変らない。AlMnの析出を抑えるためには、不要なマンガンの添加は避けるべきであるから、添加量は0.3〜3.0重量%が適切である。なお、架空送電線に適用する場合、本来の性能として導電率が高い方が望ましいという点では添加物は少ない方がよいので、その面からも、それ以上マンガン添加量を増しても腐食減量が変わらない3重量%という上限値は適切である。なお、マンガン添加率が6重量%の場合についても試験したが、3重量%の場合と殆ど差がなかった(図2(イ)、(ロ)中への記載は省略した)。
上記の高耐食アルミマンガン合金は、種々の用途の供することができるが、鋼心アルミ撚線(ACSR)の導体素線その他の電線材料として用いることができ、また、アルミ缶、アルミサッシその他の用途に用いることができる。
上述の実施例では、熱処理を対象物全体に対して行っているが、対象物表層のみを熱処理することもできる。腐食は金属の表面から内部へと進行するので、対象物表層のみを熱処理することによっても、耐食性向上効果は期待できる。
この場合、例えば、アーク(電弧)又はレーザ照射によりAl-Mn合金(マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物)の表面を瞬間的に加熱した後放冷することにより、表層熱処理を行うことができる。電気炉などを用いて対象物全体を加熱する場合、熱容量が大きく冷却に時間がかかるが、表層のみを加熱する場合、水などを用いなくても放冷により比較的短時間に冷却される。
アークによる熱処理の一例を上げると、例えば、マンガン添加率1.6重量%のAl-Mn合金の板に、温度800℃のアークを0.2秒間吹き付ける熱処理をすると、例えば約0.15mm厚さ程度の部分が有効に熱処理されて、耐食性の高いアルミマンガン被覆が形成される。
また、金属材の表面に、アルミマンガン合金(マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物)を、溶射法により被覆することで、耐食性の良好な高耐食金属材を得ることができる。
溶射法とは、溶融した金属粒子を吹きつけて対象物表面に被覆を形成する方法であるが、この場合、660℃(アルミニウムの融点)以上の高温で溶融したAl-Mn合金粒子を金属材表面に吹き付けると、Al-Mn合金は金属材表面に付着した瞬間に熱を奪われ固まり、被膜が形成される。この溶射法では、高温のAl-Mn合金が瞬時に冷却されるので、マンガン(AlMn)を十分に固溶させることが可能である。したがって、表面に高耐食被膜を持つ高耐食金属材が得られる。
この場合のベースの金属材は、アルミマンガン合金自体であってもよいし、また、鉄、その他の金属、ないし合金等任意である。
また、線状の金属芯材の表面に、アルミマンガン合金(マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物)を、ディップフォーミング法により被覆することで、耐食性の良好な高耐食金属材を得ることができる。
ディップフォーミング法とは、溶融金属浴中に芯材を連続的に通し次いで冷却することにより、芯材の表面に被覆を形成する方法であるが、この場合、図3に示すように、660℃以上の高温で溶融したAl-Mn合金浴1中に金属芯材2を高速で連続的に通し、例えば冷却水槽3を通過させて冷却することにより、金属芯材2の表面にAl-Mn合金被覆を形成する。このディップフォーミング法においても、高温のAl-Mn合金が瞬時に冷却されるので、マンガン(AlMn)を十分に固溶させることが可能である。したがって、表面に高耐食被膜を持つ高耐食金属材が得られる。
この場合の金属芯材も、アルミマンガン合金自体であってもよいし、また、鉄、その他の金属、ないし合金等任意である。
さらに、ディップフォーミング法の代りに、押出法により被覆することも可能である。押出法では押出時に被覆材の温度が400℃程度まで上昇する。そこで、アルミマンガン合金を押出した直後に水槽などで急冷することにより、表面に高耐食被膜を持つ高耐食金属材が得られる。
この場合の金属芯材も、アルミマンガン合金自体であってもよいし、また、鉄、その他の金属、ないし合金等任意である。
本発明を説明するための図で、Al-Mn合金の導電率(固溶量の指標)と耐食性との関係を調査した結果を示すグラフである。 本発明を説明するための図で、マンガン添加量と耐食性との関係を調査した結果を示すグラフであり、(イ)は試料を400℃で熱処理、(ロ)は試料を600℃でそれぞれ熱処理した場合のものである 本発明で用いるディップフォーミング法を説明する図である。 本発明で用いるAl-Mn合金の二元系状態図である。

Claims (11)

  1. マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成であり、かつ、400℃以上の温度に加熱した後、急冷したこと特徴とする高耐食アルミマンガン合金。
  2. マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を、400℃以上の温度に加熱した後、急冷することを特徴とする高耐食アルミマンガン合金の製造方法。
  3. マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成であり、かつ、少なくとも表面温度が400℃以上となるまでアークまたはレーザ照射により加熱し次いで放冷したことを特徴とする高耐食アルミマンガン合金。
  4. マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成であり、かつ、少なくとも表面温度が400℃以上となるまでアークまたはレーザ照射により加熱し次いで放冷することを特徴とする高耐食アルミマンガン合金の製造方法。
  5. 金属材の表面に、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を溶射法により被覆したことを特徴とする高耐食金属材。
  6. 金属材の表面に、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を溶射法により被覆することを特徴とする高耐食金属材の製造方法。
  7. 線状の金属芯材の表面に、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を、溶融金属浴中に金属芯材を連続的に通し冷却するディップフォーミング法により、被覆したことを特徴とする高耐食金属材。
  8. 線状の金属芯材の表面に、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を、溶融金属浴中に金属芯材を連続的に通し冷却するディップフォーミング法により、被覆することを特徴とする高耐食金属材の製造方法。
  9. 金属材の表面に、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を押出し法により被覆し、かつ押出し直後に急冷したことを特徴とする高耐食金属材。
  10. 金属材の表面に、マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成のアルミマンガン合金を押出し法により被覆し、かつ押出し直後に急冷することを特徴とする高耐食金属材の製造方法。
  11. マンガン0.3〜3.0重量%を含有し残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる組成であり、かつ、400℃以上の温度に加熱した後、急冷してなり、かつ、導電率が38.5%IACS以下であるであること特徴とする高耐食アルミマンガン合金。
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