JP2006182072A - 空調装置用表示装置 - Google Patents
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Abstract
特に自動車等の車載用用途の空調装置において、操作パネル面上の情報表示が可能な
面積を広げ、表示スペース不足の問題を解消し、これによって操作パネルのデザイン
の自由度も向上させる手段を提供する。
【解決手段】
空調装置の空気吹き出し口に備える空気の流れを妨げない角度と、表示内容の視認に
適した角度の間を動かすことが可能な風向調整手段1に、電気的に文字、絵文字、
記号、レベル、もしくは画像等の情報を表示可能な表示手段2を備えた。
【選択図】
図1
Description
装置に関するものである。
パネルの表面にこれらに必用な面積を各々別々に占有して備えていた。
情報化が進む中、ナビゲーション等の大型表示装置とその操作スイッチ類が
小さなコンソール上のスペースを埋めるようになり、その一方で、表示が望まれる
情報は、交通情報、文字放送、電子メール、デジタル化された大量の音楽データの
情報等など更に増えつつある。この様な状況の中、従来容易に確保できた空気
吹き出し口のスペースの確保が近年困難になりつつある。情報表示面積を確保する
ために、空調装置の空気吹き出し口を小さくすると、空調能力が劣化してしまう
問題があった。既に運転席の周囲に表示手段を備えるスペースがほとんど残って
いないため、助手席側に備える方法もあるが、これでは運転者から遠く、視認が
困難になってしまう。
使われていなかった空調装置の空気吹き出し口の面積を用いて、この部分に情報
表示機能を備えることによって表示スペース不足の問題を解消し、また、意匠
デザインの自由度を向上させる手段を提供するものである。
が調整可能なルーバー状の風向調整手段1の外部から視認可能な部位、もしくは
視認可能な位置に調整可能な部位に絵文字、記号、レベル、もしくは画像等の
情報を表示可能な表示手段2を備えたものである。
手段1を全閉位置に調整することで表示内容が視認可能となる。つまり、この
場合は、通風状態と表示状態のいずれかを選択、切り替えることで送風と情報
表示の機能を両立している。
前述の方法よりも制限されるが、送風可能な状態のまま表示内容が視認可能と
なる。
口の面積を情報表示部位として使えるため、時計、空調装置の設定温度、交通情報、
文字放送、ギアシフトポジション、バッテリー電圧レベル等の車両状態の補助的情報
等などの情報を運転者に近く、見易い位置に表示することが可能となる。
発明に移すことによって、操作面の面積に余裕が生まれ、デザイン自由度を
向上することが可能となる。
から見た外観図を示す。これは自動車用空調装置の空気吹き出し口の部分を側面
から断面を見たものである。風向調整手段1として板状のルーバーを並べて備え
ている。この図では表示手段2を表面に備えた風向調整手段1を4枚備えている。
この風向調整手段1は各々両端にヒンジを備えており、水平角度を調整すること
によって、送風方向を変えることを可能としている。図1、図2および図4は
通風状態を示しており、風向調整手段1は隙間が開く角度に調整しているため
通風開口部4から外部に風が流れる。一方図3は各風向調整手段1間の隙間が
閉じる角度に調整しており、表示手段1の面が正面方向を向いた表示内容の
視認に適した状態となっている。この状態の時には送風開口部4が塞がれるため
この吹き出し口からの送風は止められる。尚、自動車においては表示を視認
するために最適な角度は概ね表示面が垂直に立った状態であるため、風向調整
手段1をこの様な閉塞状態とする調整位置が視認最適位置となるかどうかは、
吹き出し口が備わる向きによって異なる。
例えば液晶表示パネル、エレクトロルミネッセンスディスプレイ等の薄型表示
装置や、発光ダイオード、ドットマトリクス発光ダイオード等である。厚みが
大きいものの場合は、送風開口部4の面積が狭くなる上、整流が困難な断面
形状となってしまうため、本用途には向かない。
これによって、コストを抑えることが出来る。例えば文字、絵文字(アイコン)、
記号等を表示する場合、固定された内容の表示、非表示を行うだけで良い場合は、
従来の警告灯等と同様の印刷もしくはエッチング等により描いた光透過性の表示板の
裏側から光を照らす行燈構造で充分であり、光源に薄型のものを用いればよい。
文字についても表示が数字に限られる場合は7セグメント方式の表示手段を用いる
ことが最適である。毎回異なる情報を表示したい場合や文字等をスクロールする等
したい場合、あるいは画像、動画を表示したいという場合には多数の画素で構成
された表示装置を選択する。
平面部に向けて備え、表面を光透過性の部材で覆っている。配線2との接続は
配線3にフィルム基板を用い、接続手段5にゼブラゴム接点を用いて圧接するか、
もしくはハンダ付けして接続することで多数の配線を柔軟に外部に取り出すこと
が出来る。配線3は送風を妨げないため、風向調整手段1の端から取り出す。(図4
参照)これにより配線3の引き出し部分だけ接触手段5等の構造体により厚くなって
も送風性能への影響は出ない。また、配線3空気整流が可能な形状の配線ガイド6の
内部に通すことで風による配線の暴れを防ぎ、傷や断線から保護する。配線3には
フィルム基板等の柔軟なものを用いることによって風向調整手段1の調整操作による
動きを阻害しない。また、各風向調整手段1の可動角度幅は180度以下で充分機能
を果たすため、配線3はこの動きを阻害しない。
された場合に表示手段2に情報を表示する。この目的は、視認が困難な角度
位置にて表示された内容を無理な姿勢で見ることは自動車においては危険で
あるため、こうした状況を避けることと、表示内容が窓等に映り込んで視界の
邪魔にならないようにするためである。この機能を実現するため、実施例1
では風向調整手段1が表示に最適な角度に調整された時に作動する位置に検出
スイッチを位置検出手段7として備えている。(図1参照)この検出出力を
用いて、検出状態を検知した時にのみ表示手段2への情報表示を行う制御に
よって前述の機能を実現している。
範囲を確保できない場合が考えられる。特に自動車用空調装置においては寸法
の制限が大きい。そこで、自動車用途において、表示手段2においてなるべく
横に長い寸法を確保するための実施例を図5の実施例2に示す。図5は図3と
同様に空調装置吹き出し口の正面から見た外観図であるが、この実施例は、
自動車において運転席側と助手席側の中間位置に備える吹き出し口を想定して
いる。
と運転席側の風向調整機能としている。そして最下部の風向調整手段1のみ
左右に分割せず1枚の横長のものとしており、これに表示手段2を備えること
によって、表示範囲の幅寸法を確保している。図5では左側の風向調整手段1
が開いており、右側と最下部の一枚は閉じているが、これは別々に角度が調整
出来ることを示している。表示手段2を備えた最下部の風向調整手段1は、
上段に備える運転席側の風向調整手段1と連動させるか、もしくは上段左右に
備える風向調整手段1と独立して角度調整が可能な構造とすることによって、
利便性が保たれる。
手段2を備える必用はない。目的とする情報を表示するために必用な表示面積
が得られるだけの範囲で表示手段2を備えればよい。
実施例3として風向調整手段1の縁部に表示手段2を備えた例を図6に示す。
風向調整手段1の縁部は面積が小さいため、情報表示面積と表示情報は先の実施例
と比べると、表示が可能な情報量が制限されるが、風向調整手段1が通風開口部4
が開いた送風可能な角度位置のまま表示手段2の表示内容を視認可能とすることが
出来る。
手段1と、上下の風向を調整するために備える横方向の風向調整手段1の両方の
前縁部に部分的に発光部を備えることによって7セグメント式の数字表示が可能な
表示手段2を構成している。また、縦方向の風向調整手段1を少し右に傾けて
備えることによって数字表示を読みやすくしている。この構造の場合、風向調整
手段1の角度可動軸は、調整操作時に表示される数字の形を崩さないために、
なるべく表示面に近い前縁部の両端に備えることが必用である。
ことで容易に薄型に作ることが出来る。この光を光拡散剤入り成形樹脂等を用いた
導発光部品で発光面積を必要な形状に広げて表示することが出来る。
ポジション、時計など、少ない桁数の数字で間に合う情報に用いることで充分
本発明を活かすことが可能である。
2.表示手段
3.配線
4.通風開口部
5.接続手段
6.配線ガイド
7.位置検出手段
8.空気の流れ(風)
Claims (3)
- 空調装置の空気吹き出し口に、電気的に文字、絵文字、記号、レベル、もしくは
画像等の何らかの情報を表示可能な表示手段2(例えば液晶、発光ダイオード、
エレクトロルミネッセンス等を用いたもの)を備え、この表示手段2に、空気
吹き出し口から出る空気の流れを妨げない位置もしくは角度と、表示手段2の表示
内容の視認に適した位置もしくは角度の間を動かすことが可能な可動手段を備えた
ことを特徴とした空調装置用表示装置。 - 前記表示手段2に備える可動手段として、空調装置の空気吹き出し口に備えるルー
バー状の風向調整手段1の構造を備え、この外部から視認可能な部位、もしくは
視認可能な位置に調整可能な部位に表示手段2を備えたことを特徴とした請求項1
記載の空調装置用表示装置。 - 風向調整手段1もしくは表示手段2の角度もしくは位置を検出するためのスイッチ、
センサ等による位置検出手段7を備え、この検知出力を用いて特定の角度もしくは
位置を検知した場合に、表示手段2に情報の表示を行うことを特徴とする請求項1
記載の空調装置用表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004375140A JP2006182072A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 空調装置用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004375140A JP2006182072A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 空調装置用表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=36735508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004375140A Pending JP2006182072A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 空調装置用表示装置 |
Country Status (1)
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-
2004
- 2004-12-27 JP JP2004375140A patent/JP2006182072A/ja active Pending
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A521 | Written amendment |
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