JP2006175095A - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006175095A
JP2006175095A JP2004372801A JP2004372801A JP2006175095A JP 2006175095 A JP2006175095 A JP 2006175095A JP 2004372801 A JP2004372801 A JP 2004372801A JP 2004372801 A JP2004372801 A JP 2004372801A JP 2006175095 A JP2006175095 A JP 2006175095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detergent liquid
air
blowing means
washing
dishwasher according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004372801A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4734916B2 (ja
Inventor
Tomoaki Kajiura
智彰 梶浦
Hiroaki Inui
浩章 乾
Makoto Oyama
眞 大山
Tomoyuki Kikukawa
智之 菊川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004372801A priority Critical patent/JP4734916B2/ja
Publication of JP2006175095A publication Critical patent/JP2006175095A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4734916B2 publication Critical patent/JP4734916B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

【課題】洗剤液飛散手段より飛散した洗剤液を洗浄槽内の被洗浄物に均一に付着させる。
【解決手段】飛散した洗剤液を送風手段46により撹拌する洗浄槽3内を閉空間に形成したものであり、洗浄槽3内に飛散した洗剤液が機外へ排出されることなく、洗浄槽3内に無駄なく拡散させ、洗浄槽3内の食器に対して洗剤液を均一に付着させることができるものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、食器等を洗浄する食器洗い機に関するものである。
従来、この種の食器洗い機は、図11に示すように食器等に付着した汚れを除去するために、霧状に微粒化した洗浄水を予め食器に吹きかけて汚れを膨潤させた後、水の噴射による機械力や洗剤による化学力等を利用した食器洗い機が考えられていた(例えば、特許文献1参照)。
以下、その構成について説明する。食器洗い機の本体81は、食器を収納する食器かご(図示せず)を洗浄槽83内に収納し、洗浄槽83の開口部82には扉84を設けている。85は洗浄槽83に貯水した洗浄水を食器に向けて噴射するノズル、86は洗浄槽83内にミスト等の水粒子を発生させる水粒子発生機構であり、送風ファンによって水粒子を洗浄槽83内に吹き込むようにしたものである。
以上のように構成された食器洗い機について、その動作を以下に説明する。まず、食器かごに汚れた食器をセットし、運転を開始すると、水粒子発生機構86で発生した水粒子を送風ファンによって洗浄槽83内に吹き込み、食器等の表面に付着して汚れを膨潤させる。次に専用洗剤を投入し、ノズル85より噴出する洗浄水で食器を洗浄する本洗い工程を行う。そして、食器等に付着した汚れを食器から洗い流すために、洗浄槽83内の洗浄水を数回入れ替えてのすすぎ工程を行う。そして、入れ替えた洗浄水を約70℃に加熱する温水すすぎ工程を行い、食器の洗浄を終了するものである。最後に食器に付着した水滴を乾燥する乾燥工程を行い運転を終了する。
特開2000−189375号公報
しかしながら、一般的な食器洗い機は、洗浄した被洗浄物を乾燥する送風手段が設けられており、乾燥用の送風ファンと、この送風ファンの駆動によって洗浄槽内に外気を取り入れる吸気口と、洗浄槽内の空気を加熱するヒータと、洗浄槽内の湿った空気を洗浄槽から機外へ排出する排気口等を有している。したがって、洗剤液を霧状に微粒化して洗浄槽内に供給し送風すると、洗浄槽内に微粒化した洗剤液を拡散することができるが、送風によって吸気口から洗浄槽内に外気が取り入れられるとともに、洗浄槽内の空気が排気口から機外へ排出される。このため、洗浄槽内に飛散した微粒化した洗剤液も排気とともに機外へ排出されてしまうので、飛散した洗剤液を有効に利用することができず、洗剤液を洗浄槽内に充満させて効果的に付着させることができないものであり、置かれた位置や置き方等によって被洗浄物への付着にバラツキが生じ、汚れ落ちにムラが生じるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、洗浄槽内にセットした被洗浄物に微粒化した洗剤液を均一に付着させて高い洗浄性能が得られる食器洗い機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い機は、飛散した洗剤液を送風手段により撹拌する洗浄槽内を閉空間に形成したものであり、洗浄槽内に飛散した洗剤液が機外へ排出されることなく、洗浄槽内に無駄なく拡散させ、洗浄槽内の食器に対して洗剤液を均一に付着させることができるものである。
本発明の食器洗い機は、飛散した洗剤液を無駄なくかつ均一に食器に付着させて洗浄力を向上させることができるとともに、洗浄ムラをなくすことができる。
第1の発明は、食器等の被洗浄物を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽の開口部を覆う蓋体と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプにより加圧された洗浄水を噴射する洗浄手段と、高濃度洗剤液を微粒化して飛散させる洗剤液飛散手段と、飛散した洗剤液を前記洗浄槽内に拡散させる送風手段とを備え、前記送風手段は、閉空間に形成された前記洗浄槽内の空気を撹拌するようにしたことにより、飛散した洗剤液が機外へ流出するのを防止することができ、洗剤液を無駄なくかつ均一に食器等の被洗浄物に付着させて洗浄力を向上させることができるとともに、洗浄ムラのない良好な洗浄性能を得ることができる。
第2の発明は、第1の発明において、送風手段は、洗剤液飛散手段より発生する微粒化した洗剤液の流動空間に配設したことにより、洗剤液飛散手段より発生した洗剤液に対して直接送風することができ、効率よく洗剤液を拡散させることができる。
第3の発明は、第2の発明において、送風手段は、モータによって駆動されるファンを有し、前記ファンを微粒化した洗剤液の流動空間に配設したことにより、洗剤液飛散手段より発生した洗剤液に対して直接送風することができ、効率よく洗剤液を拡散させることができる。
第4の発明は、第1の発明において、送風手段は、洗浄槽内と連通する吸気口および吹出口を有し、前記吸気口および吹出口は、洗浄槽内に貯留する洗浄水の水位より上方に設けたことにより、洗浄槽内に貯留した洗浄水によって吸気口と排気口が塞がれることがなく、所定の風量を確保して洗剤液を洗浄槽内に安定して拡散させることができる。
第5の発明は、第1の発明において、送風手段は、洗剤液飛散手段の近傍に配設したことにより、洗剤液飛散手段より発生した洗剤液を効果的に拡散させることができる。
第6の発明は、第1の発明において、送風手段は、洗剤液飛散手段に向けて送風する構成としたことにより、洗剤液飛散手段より発生した洗剤液を効果的に拡散させることができる。
第7の発明は、第1の発明において、送風手段は、洗剤液飛散手段より発生する微粒化した洗剤液を、洗浄槽内に収容した被洗浄物に向けて拡散させるようにしたことにより、洗剤液を被洗浄物に確実に付着させることができる。
第8の発明は、第1の発明において、送風手段は、洗剤液飛散手段の略上方に設けたことにより、洗剤液を洗浄槽内の上方空間へ効率よく拡散させることができる。
第9の発明は、第8の発明において、微粒化した洗剤液を洗浄槽内の上方へ導くダクトを設けたことにより、断面積の小さいダクトを通過することで、送風手段による風速が速くなり、洗浄槽内の上方空間へ勢いよく送風されて洗剤液を洗浄槽内の上方空間へ効率よく拡散させることができる。
第10の発明は、第8の発明において、送風手段は、洗浄槽の開口部を覆う蓋体に設けたことにより、送風手段は、洗浄槽の開口部が閉じられた時に、洗剤液飛散手段の近傍の略上方に位置するとともに、洗浄槽に貯留される洗浄水の水位より上方に位置するため、送風手段に汚れが付着しにくく、動作を安定させることができる。
第11の発明は、第1の発明において、送風手段は、洗浄槽の上部に配設したことにより、被洗浄物に対して多方向から洗剤液飛散手段より発生した洗剤液を送風することができ、洗浄槽内に効果的に拡散させることができる。
第12の発明は、第1の発明において、乾燥時に外気を洗浄槽内へ供給する第2の送風手段および吹出口を設け、前記吹出口は、洗剤液の飛散時に閉じられるようにしたことにより、洗浄槽内に外気が送風されないので、微粒化された洗剤液は、洗浄槽から機外へ排気されず、洗浄槽内で充満して、被洗浄物に効率よく付着させることができる。
第13の発明は、第12の発明において、吹出口は、洗浄槽内に貯留した洗浄水によって閉じられるようにしたことにより、洗浄槽内への外気の流入を容易に防止することができる。
第14の発明は、第1の発明において、乾燥時に外気を洗浄槽内へ供給する第2の送風手段および前記洗浄槽内の空気を機外へ排出する排気口を設け、前記排気口は、洗剤液の飛散時に閉じられるようにしたことにより、乾燥時には、洗浄槽内の湿った空気を外部へ排気でき、洗剤液の飛散時には、洗浄槽を閉空間に形成することができるため、被洗浄物に洗剤液を効率よく付着させることができる。
第15の発明は、第14の発明において、第2の送風手段は、微粒化した洗剤液を拡散させる送風手段より風量が大となるように設定し、乾燥時は、前記第2の送風手段の風圧によって排気口が開かれるようにしたことにより、風量に応じて排気口を開閉することができ、洗剤液を飛散するときは洗浄槽を閉空間に形成して、洗剤液を被洗浄物に効率よく付着させることができるとともに、乾燥時は洗浄槽内の湿った空気を機外へ排気することができる。
第16の発明は、第1の発明において、洗浄槽に洗浄水を供給する給水手段を有し、送風手段は、前記給水手段によって前記洗浄槽に供給された洗浄水によって洗浄可能に構成したことにより、洗浄槽内の空気を攪拌することによって送風手段に付着する微粒化した洗剤液は、機器を使用するたびに洗浄されて除去することができ、送風手段の動作を安定させることができる。
第17の発明は、第16の発明において、送風手段は、洗浄手段から噴射される洗浄水によって洗浄される構成としたことにより、送風手段に付着した洗剤液を洗浄手段から勢いよく噴射される洗浄水により確実に除去することができる。
第18の発明は、第16の発明において、送風手段は、給水手段から供給される洗浄水によって洗浄される構成としたことにより、給水弁から高圧で給水される洗浄水を直接送風手段に供給して送風手段を洗浄することができ、付着した洗剤液を確実に除去することができる。
第19の発明は、第16の発明において、送風手段は、洗浄槽内に貯留する洗浄水に浸漬する構成としたことにより、浸漬した洗浄水に付着した洗剤液を溶かして除去することができるとともに、送風手段の内部にまで洗浄水が供給され、汚れを送風手段の内部に滞留させずに外部に排出できる。
第20の発明は、第16の発明において、送風手段の駆動を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、すすぎ工程で前記送風手段を動作させるようにしたことにより、送風手段に付着した洗剤液を効果的に除去することができるとともに、送風手段の内部に流入した汚れを、すすぎ工程の水流の中で、送風手段の回動力により、外部に排出することができる。
第21の発明は、第16の発明において、送風手段の駆動を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、すすぎ工程で洗剤液飛散手段と送風手段を動作させるようにしたことにより、送風手段に付着した洗剤液を効果的に除去することができるとともに、送風手段の内部に流入した汚れを、すすぎ工程の水流の中で、送風手段の回動力および洗剤液飛散手段による洗剤液の飛散とそれに伴う攪拌力により、外部に排出することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における食器洗い機の断面図、図2および図3は、同食器洗い機の要部断面図である。図1〜図3に示すように、食器洗い機の本体1は、前方に開口部2を設け、前記開口部2を上下に開く複数の蓋体4により閉塞可能に構成している。そして、洗浄槽3の下方に洗浄ポンプ6により加圧した洗浄水を噴射する噴射口7を有する洗浄ノズル(洗浄手段)8を設けている。
洗浄ノズル8の上方には被洗浄物である食器を収納する食器かご9を設けている。洗浄槽3の下部には、貯留した洗浄水を加熱するヒータ(加熱手段)10を配置している。また、食器かご9の側壁にはローラ11を配置するとともに、洗浄槽3の内側壁にはガイドレール12を配置しており、食器かご9は本体1に対して略水平方向に引き出し可能に支持されている。
15は洗浄槽3に洗浄水を供給するための給水弁である。16は下方に開く蓋体4の前面パネル5の内部に設けられた制御手段であり、洗浄ポンプ6やヒータ10等を制御する。洗浄槽3の前面下方の内壁面には外側に窪ませた凹部17を設け、その凹部17に洗剤液飛散手段18と洗剤液を貯留する貯留部20を配置し、洗剤液飛散手段18と貯留部20の上部を洗剤入れカバー21で覆う構成としている。また、洗剤入れカバー21には洗剤投入口22とともに、洗剤をスムーズに洗剤投入口22に導く洗剤投入ガイド23を設けている。洗剤液飛散手段18および貯留部20は、洗浄槽3とは独立した槽として形成してあり、洗浄槽3と洗剤入れカバー21で構成する切り欠き部24を通して洗浄槽3と貯留部20が連通している。洗浄水は切り欠き部24を通して洗浄槽3と貯留部20を流動する。
洗剤液飛散手段18は、容器26内に不凍液(液体)27を封入し、容器26の上部に形成した気体封入部19に空気(気体)を封入し、超音波発振子(振動発振子)29の発振面30を不凍液27に向ける方向で容器26の下部に配置し、蓋31で超音波発振子29に取り付けたパッキン32を圧接して水封する構成としている。容器26は、空気を貯蔵する気体封入部19と、超音波発振子29の発振面30と対向するように形成した略平面状の振動伝達面33を有し、超音波発振子29の発振面30は、容器26の振動伝達面33に対して略平行に配置されている。
気体封入部19は、振動伝達面33より高い位置に設け、振動伝達面33は、気体封入部19に向かって上方に傾斜させた傾斜面で構成している。そして容器26内の不凍液27は、振動伝達面33の内壁面を満たすと共に、気体封入部19内の振動伝達面33より高い位置まで封入されている。
洗浄槽3には、洗浄槽3内の空気を機外に排気する排気口39と、この排気口39と洗浄槽3内を連通する排気ダクト40とで構成する排気経路41が設けてあり、この排気経路41を排気ダンパ42によって開閉するようにしている。乾燥用の送風ファン(第2の送風手段)13は、本体1内に設けており、洗浄槽3内に構成した乾燥用送風吸気口44から送風ダクト37を通して外気が送り込まれる。そして、乾燥用送風吹出口45は、ヒータ10に向けて外気を送風する位置に配置しており、乾燥用送風吹出口45から出た外気は、ヒータ10の近傍を通過することにより加温されて洗浄槽3内を流れた後、排気口39より機外に排出される。洗浄槽3の底部に設けたヒータ10は貯留された洗浄水に水没する位置に設けている。
洗剤液拡散用の送風手段46は、洗浄槽3内の空気を攪拌できるように、その吹出口47と吸気口48は、洗浄槽3内と連通している。送風手段46は、図3では本体1内に設置されている構成であるが、吹出口47と吸気口48が洗浄槽3内に連通していれば、ファンや、ケーシングなどが本体1の外部に構成されていてもよい。
次に、本発明の食器洗い機の動作、作用について説明する。洗剤液飛散工程では、まず食器等の被洗浄物を食器かご9にセットし、所定量の洗剤36(専用洗剤が好ましい)を洗剤投入口22から貯留部20に入れる。次に、給水弁15から所定水量の洗浄水を給水する。このとき、洗浄水は、制御手段(マイクロプロセッサを含む制御装置)16により、振動伝達面33より上方になるように給水される。このとき、洗浄水は、洗浄槽3内はもちろん、切り欠き部24から貯留部20内に浸入し、洗剤の一部が洗浄水に溶け始めるとともに、洗剤液飛散手段18も貯留部20内に浸入した洗浄水に浸かる。この時点で超音波発振子29を駆動させると、その発振が不凍液(液体)27を伝播し、振動伝達面33を通して洗浄水に伝わる。そして、水面に水柱34が発生してその水柱34から霧状に微粒化された高濃度洗剤液が飛散する。
高濃度洗剤液の生成は、洗剤を貯留部20内の洗浄水に溶解させることと、高濃度洗剤液の洗浄槽3内の洗浄水への拡散を抑えることが重要である。まず、濃度に関しては、例えば、洗剤液飛散手段18と貯留部20の貯水容積を洗浄槽3全体に貯水する給水量の1/50に設定し、所定量の洗剤を投入した場合、洗剤が貯留部20内の洗浄水にすべて溶解すると、理論的には約50倍濃度の洗剤液を生成することができる。しかしながら、切り欠き部24により洗浄槽3内とつながっているため、洗剤液の洗浄槽3への拡散により洗剤液濃度は若干減少する。
また、高濃度洗剤液の水柱34の水が洗浄槽3へ流出しないように、洗剤入れカバー21の内壁に戻り通路14を設け、高濃度洗剤液を貯留部20に回収する構成により、水の流れが発生する。この水の流れによって、貯溜部20内の水が攪拌されるので、洗剤36の溶解を早め、高い洗剤濃度を実現できるものである。また、洗剤液飛散工程と同時にヒータ10を通電することにより、洗浄水も加熱されるため洗剤の溶解を促進し、洗剤液濃度をさらに高める。
なお、切り欠き部24より高濃度洗剤液が洗浄槽3内に流出していくが、切り欠き部24の開口面積の大きさを制限しているため、洗剤液濃度の低下を最小限度にしている。また、振動伝達面33より上方に洗浄水がなくなると高濃度の洗剤液も飛散しなくなるため、超音波発振子29を駆動する時は、必ず振動伝達面33より上方に洗浄水が存在するように制御手段16により給水弁15を制御する。
また、洗剤液飛散工程時には洗剤液拡散用の送風手段46を動作させる。このとき、洗浄槽3は乾燥用送風吸気口44から外気が送り込まれることがなく、また、乾燥用送風吹出口45から洗浄槽3内の空気が排出されることのない閉空間に形成されており、送風手段46の吹出口47と吸気口48が洗浄槽3内と連通しているので、洗浄槽3内と機外とで空気の流通がなく、洗浄槽3内に飛散させた洗剤液が機外へ流出することなく攪拌される。したがって、洗剤液飛散手段18から洗浄槽3内に飛散した高濃度洗剤液は、送風手段46によって洗浄槽3内の広い範囲にすばやく拡散され、飛散した洗剤液が被洗浄物に付着した状態が所定時間保たれる。
洗浄槽3の開口部2は複数の蓋体4によって開閉自在であり、この蓋体4によって開口部2が閉じられたときに洗浄槽3内が閉空間となる。この閉空間は外気と完全に遮断された密閉空間を意味するのではなく、飛散した洗剤液が隙間等からその一部が漏れても、飛散した洗剤液の殆どが洗浄槽3内に留まるように作られた空間であればよく、その目的を達成することができる。
次に、洗浄ポンプ6を駆動して洗浄ノズル8から食器に噴射する本洗い工程を行う。本洗浄工程では、洗剤液を飛散させる前処理工程で高濃度洗剤液により汚れを分解した後、通常の洗剤濃度の洗浄液で洗浄することで、被洗浄物の汚れは、確実に洗浄できる。なお、本洗い工程で用いる洗剤は、前処理工程で投入し、噴霧した分に加え、貯留部20や洗剤液飛散手段18内に残った洗剤液も合わせて使用しているため、通常の洗剤濃度となるように洗浄水を供給して洗浄を行うものである。
そして、洗浄槽3の洗浄水を入れ替えての数回のすすぎ工程を行った後、最後に加温した高温の洗浄水ですすぐ加熱すすぎ工程を行って洗浄工程を終了する。次に、洗浄した食器を乾燥する乾燥工程を行う。このとき、乾燥用の送風ファン(第2の送風手段)13を動作させることで機外の空気を、送風ダクト37を通して乾燥用送風吹出口45から洗浄槽3内に送り込む。送り込まれた空気はヒータ10周辺を通過することで加温された後、被洗浄物に付いた水滴を乾燥させていく。
なお、超音波発振子29で霧化させた高濃度洗剤液は3ミクロン程度の微細粒径が大半であるため、そのままでは洗浄槽3内の上部まで対流することはなく、水面近傍に漂うだけである。しかしながら、本発明の構成では、洗剤液飛散手段18の動作と同時に拡散用の送風手段46を動作させ、しかも、閉空間に形成した洗浄槽3内の空気を撹拌するので、洗剤液飛散手段18により飛散した洗剤液をすばやく拡散させ、洗浄槽3内に充満させることができる。
また、洗浄槽3内に空気の流れを作るので、微粒化した洗剤液が被洗浄物間の狭い隙間に入り込み、被洗浄物の表面にくまなく付着させることができる。また、洗剤液飛散工程でヒータ10を通電することにより、洗浄水の表面温度が上昇して空気の対流を起こす。この結果、洗浄槽3内で飛散した洗剤液をさらに複雑に対流させることができる。
また、乾燥工程時にも、拡散用の送風手段46を動作させることで、第2の送風手段13とヒータ10により加温された空気は、洗浄槽3内で撹拌され、被洗浄物に対して多方向から乾燥風を当てることで乾燥性能を向上させることができる。
また、拡散用の送風手段46は、洗剤液飛散手段18より発生する微粒化した洗剤液の流動空間内に配設したことにより、洗剤液飛散手段より発生した高濃度の微粒化した洗剤液に対して直接送風することができ、効率よく洗剤液を拡散させることができる。
また、拡散用の送風手段46は、空気の吹出口47と、吸気口48と、モータ50によって駆動されるファン49を有し、ファン49を微粒化した洗剤液の流動空間内に配設したことにより、モータ50等の電気系統が洗浄水に曝されることなく、洗剤液飛散手段より発生した洗剤液に対して直接送風することができ、効率よく洗剤液を拡散させることができる。
また、ファン49とモータ50のカップリングは、マグネットの磁力を用いたものや、オイルシールなどで、洗浄槽3からの洗浄水の液漏れを防ぎ、直接モータ50でファン49を動作させてもよい。
また、拡散用の送風手段46の吸気口48には、洗浄時に被洗浄物から除去された残菜等の異物が送風手段46内に混入しないようにカバー35が設けている。このカバー35は、洗浄時に洗浄槽3内が泡立っても、送風手段46内に泡が浸入するのを防ぐことができる。また、送風手段46の吹出口47から、泡が浸入してきても、送風手段46を動作させることで、送風手段46外に排出することができる。また、吹出口47にフィルタを設けても、泡の侵入を防止できる。
また、吸気口48と吹出口47は、洗浄槽3内に貯水する洗浄水の洗浄水位より上方に位置するように設けているため、吸気口48と吹出口47が洗浄槽3内に貯留した洗浄水で塞がれることなく、所定の風量を確保して洗剤液を洗浄槽3内に安定して拡散させることができる。
また、拡散用の送風手段46は、洗剤液飛散手段18の近傍に配設しているため、送風手段46の強い空気の流れで、微粒化した洗剤液を効果的に拡散させることができる。
また、拡散用の送風手段46は、洗剤液飛散手段18に向けて送風する構成としているため、洗剤液飛散手段18より発生した微粒化した洗剤液は、送風によるエネルギを集中して受け易くなり、洗剤液が洗浄槽3の下方に沈降することなく、洗浄槽3内に拡散させることができる。
また、拡散用の送風手段46の吸気口48が洗剤液飛散手段18の近傍に有り、微粒化した洗剤液を吸気して、吹出口47から送風しても、吹出口47が洗剤液飛散手段18の近傍に有り、直接微粒化した洗剤液を送風しても、同様に洗剤液を拡散させることができる。
また、拡散用の送風手段46は、洗剤液飛散手段18より発生する微粒化した洗剤液を、洗浄槽3内に収容した被洗浄物に向けて拡散させるような構成にすることで、送風手段46の空気の強い流れにより、洗剤液を被洗浄物に効率よく確実に付着させることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における食器洗い機の断面図である。本実施の形態の拡散用の送風手段46は、洗剤液飛散手段18の略上方に設けたものである。この構成によれば、洗剤液飛散手段18より発生した洗剤液が、すぐに沈降せず、送風手段46により、洗浄槽3上方の被洗浄物まで送風することができ、飛散した洗剤液を洗浄槽3内の上方空間へ効率よく拡散させることができる。
また、送風手段46は、洗浄槽3の開口部2を覆う蓋体4に設けたものであり、洗浄槽3の開口部2が蓋体4で閉じられた時に、洗剤液飛散手段18の近傍の略上方に位置するとともに、洗浄槽3に貯留される洗浄水の水位より上方に位置するため、送風手段46に汚れが付着しにくく、動作を安定させることができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における食器洗い機の断面図である。本実施の形態は、拡散用の送風手段46の上方に微粒化した洗剤液を洗浄槽3内の上方へ導くダクト38を設けたものである。ダクト38は下端を拡散用の送風手段46に対向させた細長い筒状であり、蓋体4に設けている。この構成によれば、断面積の小さいダクト38を通過することで、送風手段46による風速が速くなり、洗浄槽3内の上方空間へ勢いよく送風されて洗剤液を洗浄槽3内の上方空間へ効率よく拡散させることができる。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4における食器洗い機の断面図である。本実施の形態は、拡散用の送風手段46を洗浄槽3の上部に配設したものである。この構成によれば、被洗浄物に対して多方向から洗剤液飛散手段18より発生した洗剤液を送風することができ、洗浄槽3内に効果的に拡散させることができる。また、送風手段46に、複数個の吹出口を設けることで、複数の異なる空気の流れを洗浄槽3内に作ることができ、洗浄槽3内の広い範囲に拡散させることができる。
(実施の形態5)
図7は、本発明の実施の形態5における食器洗い機の断面図である。13は乾燥時に外気を洗浄槽3内へ供給する第2の送風手段で、大気に開口した吸気口44と、洗浄槽3内に開口する吹出口45を設けている。吹出口45の近傍には、開閉自在なダンパ51が設けられており、第2の送風手段13による風圧によって開かれるように構成している。ダンパ51は、ソレノイドまたはばね等によって開閉されるものでもよい。
洗剤液の飛散時は、ダンパ51で第2の送風手段13の吹出口45が閉じられ、外気が洗浄槽3内に導入されることがなく、洗浄槽3は閉空間となり、飛散した洗剤液が吸気口44から機外へ流出することがない。また、洗浄槽3内に外気が送風されないので、拡散用の送風手段46により、微粒化された洗剤液は、洗浄槽3の外部に排出されず、洗浄槽3内で充満して、被洗浄物に効率よく付着させることができる。
また、洗浄工程後の乾燥工程では、ダンパ51を動作させ、吹出口45を開口し、第2の送風手段13によって、吸気口44から外気が導入され、ヒータ10による加熱で、被洗浄物に付着した水分を排気口39から洗浄槽3外へ排気するものである。
なお、ダンパ51は、第2の送風手段13の吸気口44、または吸気口44から吹出口45にいたる連通部に設けてあってもよい。
(実施の形態6)
図8は、本発明の実施の形態6における食器洗い機の断面図である。第2の送風手段13の吹出口45は、洗浄槽3内に貯留した洗浄水によって閉じられるようにしたものである。吹出口45は、洗剤液飛散工程時に洗浄槽3に貯留される洗浄水の水位cより低い位置に設けてあり、洗剤液飛散手段18により高い濃度の洗剤液を飛散させる洗剤液飛散工程時に、洗浄水により水封されるようにしている。この構成によれば、洗浄槽3内への外気の流入を容易に防止することができ、機械的に吹出口45を閉じる動作がなく洗浄槽3を閉空間に形成することができる。
また、乾燥時に外気を洗浄槽3内へ供給する第2の送風手段13、および洗浄槽3内の空気を機外へ排出する排気口39を設け、この排気口39は、洗剤液の飛散時に閉じられるようにしたものである。排気経路41には排気ダンパ42が設けてあり、この排気ダンパ42は軸43で回動自在に構成している。洗剤液飛散工程時は排気ダンパ42によって排気経路41が塞がれ、乾燥工程時は開かれるように構成している。なお、排気ダンパ42は、電動式やばね式等の一般的な開閉機構で実施できる。
この構成によれば、乾燥時には、洗浄槽内の湿った空気を外部へ排気でき、洗剤液の飛散時には、洗浄槽3を閉空間に形成することができ、被洗浄物に洗剤液を効率よく付着させることができる。
また、第2の送風手段13は、微粒化した洗剤液を拡散させる送風手段46より風量が大となるように設定してあり、乾燥時は、前記第2の送風手段13の風圧によって排気口39が開かれるように構成している。そして、ダンパ42は、第2の送風手段13の風圧によって開かれ、洗剤液を拡散させる送風手段46の風圧では開かないように設定されている。この構成によれば、風量に応じて排気口39を開閉することができ、洗剤液を飛散するときは洗浄槽3を閉空間に形成して、洗剤液を被洗浄物に効率よく付着させることができるとともに、乾燥時は洗浄槽3内の湿った空気を排気することができる。
また、送風手段46は、給水手段15から洗浄槽3に供給された洗浄水によって洗浄されるように構成している。この構成によれば、洗浄槽3内の空気を攪拌することによって送風手段46に付着する微粒化した洗剤液は、機器を使用するたびに洗浄されて除去することができ、送風手段46の動作を安定させることができる。
また、送風手段46は、洗浄手段8から噴射される洗浄水によって洗浄されるように構成すれば、送風手段46に付着した洗剤液を勢いよく噴射される洗浄水により確実に除去することができる。洗浄手段8から噴射される洗浄水は、洗浄ポンプ6の給水側で、残菜等の異物を回収するフィルタ52を通る。すなわち、送風手段46に供給される洗浄水により、異物が再付着することなく、また、洗浄手段8から高圧の洗浄水が噴出されるので、その噴出エネルギにより、送風手段46に付着した汚れを除去することができるものである。
(実施の形態7)
図9は、本発明の実施の形態7における食器洗い機の断面図である。拡散用の送風手段46は、給水弁15より給水される洗浄水を利用することで送風手段46内部を洗浄可能に構成したものである。給水弁15により給水される洗浄水は、給水経路52を通って送風手段46に供給され、洗浄槽3に貯留される。給水弁15は接続された水道水を利用することで、給水弁15を開口した際の水圧により、送風手段46内の汚れを除去することができる。水道水には異物が含まれていないので、食器に触れた洗浄水の場合のように洗浄水に混じっている異物が再付着することもなく、送風手段46に付着した洗剤液を給水弁15から勢いよく給水される水道水により確実かつきれいに除去することができる。
(実施の形態8)
図10は、本発明の実施の形態8における食器洗い機の要部断面図である。本実施の形態は、洗浄槽3内に貯留する洗浄水に送風手段46を浸漬する構成としたものである。洗剤液飛散工程時に、給水弁15から所定水量の洗浄水を給水すると、制御手段16により洗浄水は、振動伝達面33より上になるように水位Bまで給水される。この時点で超音波発振子28を駆動させると、その発振が不凍液27を伝播し、振動伝達面33を通して洗浄水に伝わる。そして、水面に水柱34が発生し霧化された高濃度洗剤液が飛散する。この洗剤液飛散工程時に拡散用の送風手段46を動作させる。
送風手段46の吹出口47と吸気口48は、閉空間に形成されている洗浄槽3内と連通しているので、飛散した洗剤液が機外へ流出するのを防止することができ、洗剤液を無駄なくかつ均一に食器等の被洗浄物に付着させて洗浄力を向上させることができる。
次に、洗浄ポンプ6を駆動して洗浄ノズル8から食器に噴射する本洗い工程を行う。この際、洗浄槽3内の洗浄液は排水しないで、給水弁15から水位Aまで給水する。水位Aは、吸気口48より上になるように、制御手段16により給水弁15を制御する。この時、洗浄水は、吸気口48から拡散用の送風手段46内に流入し、流動することで、送風手段46内の異物や洗剤を洗浄槽3内に排出することができる。
そして、洗浄槽3の洗浄水を入れ替えての数回のすすぎ工程を行った後、最後に加温した高温の洗浄水ですすぐ加熱すすぎ工程を行って洗浄工程を終了する。このすすぎ工程時にも、洗浄水は送風手段46内に供給され、異物や洗剤を洗い流すことができる。したがって、送風手段46に付着した洗剤液や水溶性の異物などは、浸漬した洗浄水に溶かして除去することができる。そして、送風手段46の内部にまで洗浄水が供給され、汚れを送風手段46の内部に滞留させずに外部に排出できる。なお、すすぎ工程から、水位Aまで給水して、拡散用の送風手段46が浸かるようにしてもよい。
また、制御手段16は、すすぎ工程で拡散用の送風手段46を動作させるようにしてあり、送風手段46に付着した洗剤液を効果的に除去することができるとともに、送風手段の内部に流入した汚れを、すすぎ工程の水流の中で、送風手段の回動力により、外部に排出することができる。なお、送風手段46は、連続または断続運転で駆動してもよく、また、回転方向を正逆反転させたり、回転数を変化させてもよい。
また、制御手段16は、すすぎ工程で洗剤液飛散手段18と拡散用の送風手段46を動作させるようにしてもよい。この場合は、送風手段46に付着した洗剤液を効果的に除去することができるとともに、送風手段46の内部に流入した汚れを、すすぎ工程の水流の中で、送風手段46の回動力および洗剤液飛散手段18による洗剤液の飛散とそれに伴う攪拌力により、外部に排出することができる。
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、高濃度の洗剤液を予め食器等の被洗浄物に噴霧した後、通常洗浄を行うもので、飛躍的に高い洗浄性能を得られる食器洗い機等として有用である。
本発明の実施の形態1における食器洗い機の断面図 同食器洗い機の要部断面図 同食器洗い機の要部断面図 本発明の実施の形態2における食器洗い機の断面図 本発明の実施の形態3における食器洗い機の断面図 本発明の実施の形態4における食器洗い機の断面図 本発明の実施の形態5における食器洗い機の断面図 本発明の実施の形態6における食器洗い機の断面図 本発明の実施の形態7における食器洗い機の断面図 本発明の実施の形態8における食器洗い機の要部断面図 従来の食器洗い機の斜視図
符号の説明
3 洗浄槽
4 蓋体
6 洗浄ポンプ
8 洗浄ノズル(洗浄手段)
18 洗剤液飛散手段
46 送風手段

Claims (21)

  1. 食器等の被洗浄物を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽の開口部を覆う蓋体と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプにより加圧された洗浄水を噴射する洗浄手段と、高濃度洗剤液を微粒化して飛散させる洗剤液飛散手段と、飛散した洗剤液を前記洗浄槽内に拡散させる送風手段とを備え、前記送風手段は、閉空間に形成された前記洗浄槽内の空気を撹拌するようにした食器洗い機。
  2. 送風手段は、洗剤液飛散手段より発生する微粒化した洗剤液の流動空間に配設した請求項1記載の食器洗い機。
  3. 送風手段は、モータによって駆動されるファンを有し、前記ファンを微粒化した洗剤液の流動空間に配設した請求項2記載の食器洗い機。
  4. 送風手段は、洗浄槽内と連通する吸気口および吹出口を有し、前記吸気口および吹出口は、洗浄槽内に貯留する洗浄水の水位より上方に設けた請求項1記載の食器洗い機。
  5. 送風手段は、洗剤液飛散手段の近傍に配設した請求項1記載の食器洗い機。
  6. 送風手段は、洗剤液飛散手段に向けて送風する構成とした請求項1記載の食器洗い機。
  7. 送風手段は、洗剤液飛散手段より発生する微粒化した洗剤液を、前記洗浄槽内に収容した被洗浄物に向けて拡散させるようにした請求項1記載の食器洗い機。
  8. 送風手段は、洗剤液飛散手段の略上方に設けた請求項1記載の食器洗い機。
  9. 微粒化した洗剤液を洗浄槽内の上方へ導くダクトを設けた請求項8記載の食器洗い機。
  10. 送風手段は、洗浄槽の開口部を覆う蓋体に設けた請求項8記載の食器洗い機。
  11. 送風手段は、洗浄槽の上部に配設した請求項1記載の食器洗い機。
  12. 乾燥時に外気を洗浄槽内へ供給する第2の送風手段および吹出口を設け、前記吹出口は、洗剤液の飛散時に閉じられるようにした請求項1記載の食器洗い機。
  13. 吹出口は、洗浄槽内に貯留した洗浄水によって閉じられるようにした請求項12記載の食器洗い機。
  14. 乾燥時に外気を洗浄槽内へ供給する第2の送風手段および前記洗浄槽内の空気を機外へ排出する排気口を設け、前記排気口は、洗剤液の飛散時に閉じられるようにした請求項1記載の食器洗い機。
  15. 第2の送風手段は、微粒化した洗剤液を拡散させる送風手段より風量が大となるように設定し、乾燥時は、前記第2の送風手段の風圧によって排気口が開かれるようにした請求項14記載の食器洗い機。
  16. 洗浄槽に洗浄水を供給する給水手段を有し、送風手段は、前記給水手段によって前記洗浄槽に供給された洗浄水によって洗浄可能に構成した請求項1記載の食器洗い機。
  17. 送風手段は、洗浄手段から噴射される洗浄水によって洗浄される構成とした請求項16記載の食器洗い機。
  18. 送風手段は、給水手段から供給される洗浄水によって洗浄される構成とした請求項16記載の食器洗い機。
  19. 送風手段は、洗浄槽内に貯留する洗浄水に浸漬する構成とした請求項16記載の食器洗い機。
  20. 送風手段の駆動を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、すすぎ工程で前記送風手段を動作させるようにした請求項16記載の食器洗い機。
  21. 送風手段の駆動を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、すすぎ工程で洗剤液飛散手段と送風手段を動作させるようにした請求項16記載の食器洗い機。
JP2004372801A 2004-12-24 2004-12-24 食器洗い機 Expired - Fee Related JP4734916B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004372801A JP4734916B2 (ja) 2004-12-24 2004-12-24 食器洗い機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004372801A JP4734916B2 (ja) 2004-12-24 2004-12-24 食器洗い機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006175095A true JP2006175095A (ja) 2006-07-06
JP4734916B2 JP4734916B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=36729731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004372801A Expired - Fee Related JP4734916B2 (ja) 2004-12-24 2004-12-24 食器洗い機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4734916B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110710946A (zh) * 2018-07-13 2020-01-21 松下知识产权经营株式会社 餐具干燥机

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03178628A (ja) * 1989-12-08 1991-08-02 Hitachi Ltd 食器洗い機
JPH05130966A (ja) * 1991-11-13 1993-05-28 Mitsubishi Electric Corp 食器洗浄機用排気装置
JPH05184511A (ja) * 1990-11-23 1993-07-27 Electrolux:Ab 皿洗い器における液体を送給する方法及びその方法を実施する装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03178628A (ja) * 1989-12-08 1991-08-02 Hitachi Ltd 食器洗い機
JPH05184511A (ja) * 1990-11-23 1993-07-27 Electrolux:Ab 皿洗い器における液体を送給する方法及びその方法を実施する装置
JPH05130966A (ja) * 1991-11-13 1993-05-28 Mitsubishi Electric Corp 食器洗浄機用排気装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110710946A (zh) * 2018-07-13 2020-01-21 松下知识产权经营株式会社 餐具干燥机

Also Published As

Publication number Publication date
JP4734916B2 (ja) 2011-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100636932B1 (ko) 식기 세척기
KR100764314B1 (ko) 식기 세척기
JP4734916B2 (ja) 食器洗い機
JP2008036394A (ja) 霧化装置および同装置を備えた食器洗い機
CN100427022C (zh) 餐具清洗机
JP4501774B2 (ja) 食器洗い機
JP2005296218A (ja) 食器洗い機
JP4075816B2 (ja) 食器洗い機
JP4321364B2 (ja) 食器洗い機
JP4211754B2 (ja) 食器洗い機
JP4075860B2 (ja) 食器洗い機
JP4023453B2 (ja) 食器洗い機
JP2009136419A (ja) 食器洗い機
JP2006288776A5 (ja)
JP2005342385A5 (ja)
JP4356522B2 (ja) 食器洗い機
JP4023454B2 (ja) 食器洗い機
JP4321361B2 (ja) 食器洗い機
JP6609793B2 (ja) 洗濯機
JP4992886B2 (ja) 食器洗い機
JP2005342389A5 (ja)
JP4023452B2 (ja) 食器洗い機
JP4321360B2 (ja) 食器洗い機
JP4165609B2 (ja) 食器洗い機
JP2005237537A (ja) 食器洗い機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071012

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20071113

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110411

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4734916

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees