JP2006174077A - スピーカ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 小音量の信号のスピーカからの再生特性を改善する。
【解決手段】 所定レベル以下の範囲で入力信号に対する出力周波数の直線性がほぼ確保される特性で、入力オーディオ信号の所定レベル以下の信号を出力させる小信号用スピーカユニット32と、所定レベル以上の範囲で入力信号に対する出力周波数の直線性がほぼ確保される特性で、入力オーディオ信号の所定レベル以上の信号を出力させる大信号用スピーカユニット31とを備える構成として、小振幅の信号と大振幅の信号の双方で、入出力特性の直線性を確保する。
【選択図】 図2
【解決手段】 所定レベル以下の範囲で入力信号に対する出力周波数の直線性がほぼ確保される特性で、入力オーディオ信号の所定レベル以下の信号を出力させる小信号用スピーカユニット32と、所定レベル以上の範囲で入力信号に対する出力周波数の直線性がほぼ確保される特性で、入力オーディオ信号の所定レベル以上の信号を出力させる大信号用スピーカユニット31とを備える構成として、小振幅の信号と大振幅の信号の双方で、入出力特性の直線性を確保する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、オーディオ信号を再生させるスピーカ装置に関し、特に高音質の再生が可能なハイファイ再生用のスピーカ装置に適用して好適な技術に関する。
従来、高音質の再生が可能なハイファイ再生用のスピーカ装置として、各種構成のものが実用化されている。例えば、オーディオ信号の再生帯域を、低域と中域と高域の3つの帯域に分割し、それぞれの帯域ごとに個別のスピーカユニットを用意した3ウェイ構成のスピーカ装置がある。この3ウェイ構成のスピーカ装置は、各帯域用のスピーカユニットとして、それぞれの帯域での再生特性が良好なものを使用することで、低域から高域まで入力オーディオ信号に忠実な再生が可能となり、一般には1つのスピーカユニットで全ての帯域のオーディオを出力させる、いわゆるフルレンジ型のスピーカユニットに比べて、再生特性が良好になる。
また、このような3ウェイ構成や2ウェイ構成のようにして、スピーカ装置の再生音を高音質化する構成の他に、スピーカ装置に供給するオーディオ信号そのもの特性をアンプ装置側で補正して、結果的にスピーカ装置から出力されるオーディオの特性を改善することも行われている。例えば、スピーカ装置を駆動するオーディオ信号の増幅などの処理を行うオーディオアンプ装置で、ラウドネスコントロールと称される補正を行う場合がある。このラウドネスコントロールは、低音域部と高音域部を、中音域部に比べて出力レベルを増強させる補正処理を行って、主として小音量時に、低音域と高音域が不足して聞こえるのを補正するものである。
特許文献1には、ラウドネス補正を行う場合の再生構成の一例についての記載がある。
特開2002−171589号公報
ところが、ラウドネスコントロールされた再生音は、単に特定の周波数帯域の信号をレベルに係わらずほぼ一律に増強させてしまうので、厳密な意味で入力オーディオ信号に忠実な再生とはいえず、より入力オーディオ信号に忠実な再生ができるスピーカ装置の開発が望まれていた。即ち、従来のラウドネスコントロールされた再生音は、小音量時に聞き取り難い音を増強して再生させるので、ラウドネスコントロールされていない再生音に比べて低音域部と高音域部が聞こえやすくなり、ある程度音質を改善する効果があるが、特定の周波数帯域の信号を一律に増強させてしまうので、増強させる必要のない信号成分についても増強させてしまうことがあり、結果として不自然な再生音になってしまう場合がある。
ここで、従来のスピーカ装置での再生音の問題について説明すると、再生音が入力オーディオ信号を忠実に再現していない場合の例として、小振幅の信号の問題がある。即ち、例えば図10(a)に示すように、比較的大きな振幅の波形と比較的小さな振幅の波形が連続した波形の入力オーディオ信号S1がスピーカに入力した場合を想定する。このとき、スピーカからの出力オーディオ信号S2の波形としては、比較的大きな振幅の波形については、入力信号S1とほぼ同等になるが、比較的小さな振幅の波形については、入力信号S1よりも振幅が小さくなる傾向にある。これは、比較的大きな音で出力が可能な一般的な振動板を備えた形状のスピーカユニットでは、振幅が小さい小音量の信号の再現特性が悪く、小音量の信号の入出力特性のリニアリティ(直線性)が確保されないためである。
同様に、例えば図10(b)に示すように、比較的大きな振幅の波形の入力オーディオ信号S3と、比較的小さな振幅の波形の入力オーディオ信号S4とが、時間的に重なることで、本来は両信号S3,S4が合成されたオーディオ信号S5が出力されるものが、その合成信号S5の波形よりもレベルが低下した波形の出力オーディオ信号S6がスピーカから出力される状態となっている。例えば、スピーカから再生させるオーディオとして、シンフォニーのように様々の楽器の音が同時に再生されるような場合に、このような出力状態となることがある。
さらに、例えば図10(c)に示すように、特定の単一周波数の信号の振幅が徐々に低下するインパルス信号が入力オーディオ信号S7としてあった場合に、スピーカからの出力オーディオ信号S8の波形についても、レベルが低くなるに従って追従性が悪くなってしまう。
図10のいずれの例でも、スピーカからの出力としては、振幅が小さい小音量の信号の出力レベルが、入力信号レベルよりも小さくなって、小信号のリニアリティが保たれない状態となってしまう。この図10に示す状態を周波数分析すると、例えば図11に示す状態となる。図11の例は、基本波f1と、その基本波の高調波である倍音f2,f3の感度を解析した例である。レベルが高い基本波f1については、そのままのレベルで出力されるが、基本波よりもレベルが小さい倍音f2,f3については、破線で示した本来のレベルから低下した実線で示した出力感度となっている。
図12は、複数段階の信号レベルでの低域から高域までの出力特性を示した図で、図12(a)は理想的な特性であり、図12(b)は実際のスピーカの出力特性を示した図である。図12(a)に示すように、理想的な状態では、4つのレベルL1,L2,L3,L4が、ほぼ等間隔で、低域から高域までフラットな特性となっているとする。このとき、図12(b)に示す実際のスピーカの出力特性としては、出力レベルが高いレベルL1,L2,L3については、理想特性とほぼ同等の出力特性が確保できているが、最も低いレベルL4の特性については、本来必要なレベルから感度αだけ、どの周波数帯域でも低下したレベルとなっている。
このような感度の低下を、特定の周波数の特性として見たのが、図13の入出力特性図である。図13に示すように、本来はスピーカへの入力信号レベルの増大に対して直線的に出力レベルが増大する破線の特性xとなる必要があるのに対して、実際には、ある程度のレベル以上ではほぼ直線的にレベルが変化しているが、特定のレベル以下では、入力に対する振動板の動きが悪く、入力に対する出力感度が非常に悪い曲線の特性yとなっている。
具体的には、例えば一般的なスピーカによるリスニングの最大レベルを70〜100spl(音圧レベル)と想定した場合、その最大レベルより−30dBから−60dB下がった信号は、最大レベルに対して正しく−30dBから−60dB下がった音量が出ていない(比例していない)ということになる。仮に、100splよりアンプ装置の出力を50spl分下げた音量としての再生を想定すると、本来ならば50spl前後での音量が得られるはずであるが、実際には例えばそれより10spl低い40splの出力しか得られないことになる。つまり、正確にリニアリティが取れていないということになり、満足する音質が得られない一つの大きな原因となっていることが、本発明者の解析で判った。
なお、ここまで説明した特性は、比較的大音量の出力が可能な、振動板が比較的大きなスピーカユニットの場合の特性であるが、逆に、例えばヘッドホン用のスピーカユニットのように、小音量の出力用に製作された、振動板が小型軽量のスピーカユニットの場合には、小音量時に入出力のリニアリティが比較的良好に保たれて、大音量時の入出力特性のリニアリティが保たれない構成のものも存在する。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、小音量の信号のスピーカからの再生特性を改善することを目的とする。
本発明は、入力したオーディオ信号により駆動されるスピーカ装置において、所定レベル以下の範囲で入力信号に対する出力の直線性がほぼ確保される特性で、入力オーディオ信号の所定レベル以下の信号を出力させる小信号用スピーカユニットと、所定レベル以上の範囲で入力信号に対する出力の直線性がほぼ確保される特性で、入力オーディオ信号の所定レベル以上の信号を出力させる大信号用スピーカユニットとを備えた構成としたものである。
このようにしたことで、主として小振幅の信号の振動に適した小信号用スピーカユニットと、主として大振幅の信号の振動に適した大信号用スピーカユニットとの、少なくとも2つのスピーカユニットでスピーカ装置が構成されるようになる。
本発明によると、主として小振幅の信号の振動に適した小信号用スピーカユニットと、主として大振幅の信号の振動に適した大信号用スピーカユニットとの、少なくとも2つのスピーカユニットでスピーカ装置を構成して、それぞれのスピーカユニットが受け持つ信号のレベルの範囲内で直線性がほぼ確保される特性のものを使用することで、小信号から大信号までいずれのレベルの信号についても一定の入出力特性で出力され、飛躍的に再生音質を改善することができる。特に、小レベルの信号の再生特性が向上する。
この場合、小信号用スピーカユニットは、所定レベル以上の信号による振動板の振動を抑制する抑制機構を備えたことで、その抑制機構で自動的に所定レベル以上の信号による大振幅の振動が抑制されて、所定レベル以下の信号だけが出力されるようになり、小信号用スピーカユニットとして有効に機能するようになる。
また、入力オーディオ信号を複数の周波数帯域の信号に周波数分割し、その周波数分割されたそれぞれの帯域毎にスピーカユニットを用意し、少なくとも1つの帯域の信号を出力させるスピーカユニットとして、所定レベル以下の信号を出力させる小信号用スピーカユニットと、所定レベル以上の信号を出力させる大信号用スピーカユニットとを設けたことで、周波数帯域毎に個別のスピーカユニットを用意した場合の、各帯域内の小信号から大信号までの直線性を改善できるようになる。
さらに、このように周波数分割した帯域毎にスピーカユニットを用意する場合において、周波数分割された帯域として、低域と中域と高域の3つの帯域に分割し、高域については、1つのスピーカユニットから出力させ、低域及び中域については、それぞれ小信号用スピーカユニットと大信号用スピーカユニットとに分けて出力させる構成としたことで、1つのスピーカユニットだけでは、小信号から大信号までの直線性が比較的悪い帯域を、効果的に改善したマルチウェイ構成のスピーカ装置が得られる。
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1〜図7を参照して説明する。図1は、本実施の形態によるシステム構成例を示した図である。本例においては、オーディオ再生システムに接続されたスピーカ装置としてあり、図1はその全体のシステム構成例を示した図である。本例では、オーディオ信号源10がアンプ装置20に接続してあり、オーディオ信号源10でCD(ディスク),メモリなどの媒体に記録(記憶)されたオーディオ信号を再生して、その再生して出力されるオーディオ信号を、アンプ装置20に供給し、アンプ装置20でスピーカ装置を駆動するオーディオ信号とする処理を行う。
本例の場合には、オーディオ信号源10から出力されるオーディオ信号として、左チャンネル用オーディオ信号と右チャンネル用オーディオ信号の2チャンネルの信号である。アンプ装置20から出力される左チャンネル用オーディオ信号は、左チャンネル用スピーカ装置30Lに供給して出力させ、右チャンネル用オーディオ信号は、右チャンネル用スピーカ装置30Rに供給して出力させる。
左チャンネル用スピーカ装置30Lと右チャンネル用スピーカ装置30Rは、基本的には同一構成としてある(但し外形形状については左右対称の形状となる場合もある)。なお、以下の説明では、左右のチャンネル用スピーカ装置30L,30Rについて、チャンネルを区別して説明する際には、L,Rを除いた符合を付けたスピーカ装置30と述べる場合もある。スピーカ装置30内の各部品についても同様である。
各スピーカ装置30L,30Rの構成について説明すると、左チャンネル用スピーカ装置30Lは、オーディオを出力させる音響出力手段としてのスピーカユニットとして、大信号用スピーカユニット31Lと小信号用スピーカユニット32Lとを備える。右チャンネル用スピーカ装置30Rは、オーディオを出力させる音響出力手段としてのスピーカユニットとして、大信号用スピーカユニット31Rと小信号用スピーカユニット32Rとを備える。それぞれのスピーカユニット31L,31R,32L,32Rは、出力される周波数帯域から見た特性としては、可聴帯域内でほぼフラットな周波数特性で、低域から高域まで出力される特性をもつ、いわゆるフルフレンジ型のスピーカユニットである。但し、大信号用スピーカユニット31L,31Rについては、比較的大きな振動板を備えた大型のスピーカユニットであり、小信号用スピーカユニット32L,32Rについては、比較的小さな振動板を備えた小型のスピーカユニットとなる。
各スピーカユニットの具体的な特性例については後述するが、大信号用スピーカユニットについては、振動板が比較的大きいために、所定レベル以上の大信号の入出力特性のリニアリティ(直線性)がほぼ保たれるものを使用してあり、小信号用スピーカユニットについては、振動板が比較的小さいために、所定レベル以下の小信号の入出力特性のリニアリティ(直線性)がほぼ保たれるものを使用してある。
このように各スピーカ装置30L,30Rが、大信号用スピーカユニット31L,31Rと小信号用スピーカユニット32L,32Rの2つのスピーカユニットを備えることで、それぞれのスピーカ装置30L,30Rからオーディオ信号が出力される場合には、信号レベルが大きな大振幅の信号については、大信号用スピーカユニット31L,31Rから出力され、信号レベルが小さな小振幅の信号については、小信号用スピーカユニット32L,32Rから出力されるようになる。2つのスピーカユニットから出力されるレベルについては、予め設定された所定のレベルを境として分けるようにしてある。但し、所定レベルを境に、厳密に出力される信号レベルが分けられているのではなく、例えば、所定レベルの近傍では、ある程度2つのスピーカユニットから出力される音がオーバーラップするようにしてもよい。
図2は、スピーカ装置30内で、2つのスピーカユニット31,32の接続構成を示した図である。アンプ装置20側から入力端子33にオーディオ信号が供給され、その入力端子33に得られるオーディオ信号を、小振幅抑制回路34と大振幅抑制回路35とに供給する。小振幅抑制回路34では、入力したオーディオ信号の中の所定レベル以下の小振幅成分を減衰させ、大振幅抑制回路35では、入力したオーディオ信号の中の所定レベル以上の大振幅成分を減衰させる。
小振幅抑制回路34及び大振幅抑制回路35については、能動素子などで構成されるアナログ回路として構成してもよいが、デジタルフィルタなどを使用したデジタル回路として構成してもよい。但し、デジタル回路構成の場合には、入力オーディオ信号としてスピーカ駆動用に増幅されていない信号を入力させて、スピーカ装置内で振幅抑制回路の出力をスピーカ駆動用に増幅させるのが好ましい。アナログ回路の場合でも、同様にスピーカ装置内で増幅させるようにしてもよい。
小振幅抑制回路34で小振幅の信号が抑制(除去)されたオーディオ信号は、大信号用スピーカユニット31に供給して出力(放音)させる。大振幅抑制回路35で大振幅の信号が抑制(除去)されたオーディオ信号は、小信号用スピーカユニット32に供給して出力(放音)させる。
図3は、小振幅抑制回路34をアナログ回路で構成させた場合の構成の一例を示した図である。一方の極性の入力端子33aを、抵抗器35aを介してスピーカユニット32のボイスコイル32aの一端に接続し、ボイスコイル32aの他端を、他方の極性の入力端子33bに接続する。さらに、ボイスコイル32aと並列に、抵抗器35bを接続する。この抵抗器35a,35bが小振幅抑制回路34として機能する素子である。抵抗器35a,35bの抵抗値の選定で、小振幅の信号が抑制(除去)されるレベルが設定される。
図4(a)は、大振幅抑制回路35を小信号用スピーカユニット32に一体に構成させた場合の例を、スピーカユニット32の磁気回路の一部を断面で示す図である。この例では、ダイナミック型のスピーカユニットとして構成された小信号用スピーカユニット32内に、所定の磁気回路101を構成させて、振動板(図示せず)が接続されたコイルボビンに巻回されたボイスコイル104を、磁気回路101のギャップ102に配置させる構成としてある。このような構成としてあることで、ボイスコイル104に流れるオーディオ信号により、ボイスコイル104自体が振動して、接続された振動板が振動して、音響が出力される。
ここで本例においては、コイルボビンに巻回されたボイスコイル104の巻回幅を、ギャップ102の幅gよりも狭くなるように構成してある。このように構成してあることで、図4(b)に示すように、ギャップ102の幅gからボイスコイル104が外れるように動いたとき、ボイスコイル104がギャップ102側に引き戻される力が働くことになる。従って、ボイスコイル104に接続された振動板の振動幅としては、ほぼギャップ102の幅で規制されることになり、大振幅のオーディオ信号が入力しても、結果的にこの小信号用スピーカユニット32からの出力は、ギャップ102の幅で決まる小振幅に抑制された出力だけとなる。
なお、図4に示すようにギャップ幅とボイスコイルの巻回幅とで小振幅に抑制させる場合には、例えば図5に示すように、磁気回路101の一端及び他端に、磁気プレート105及び106を配置して、それぞれのボイスコイル104がギャップ102で、磁気回路101で発生する磁界と逆方向の磁界を発生させるように構成してもよい。このように構成したことで、ボイスコイル104がギャップ102から外れるように動いた(振動した)場合、ギャップ102に隣接した磁気プレート105又は106で生じる磁界で、ボイスコイル104がギャップ102側に引き戻されるように作用して、図4の構成に比べてより確実に、振動板の振動幅が小振幅に抑制されるようになる。
このように大信号用スピーカユニット31と小信号用スピーカユニット32とを備えたスピーカ装置30の、オーディオ信号の入出力特性の一例を示すと、図6に示すようになる。この図6は、特定の周波数での入出力特性を測定したものであるが、基本的にはスピーカユニット31,32の出力帯域内のどの周波数であっても、ほぼ同じ特性である。図6に示すように、小信号用スピーカユニット32の出力特性S12については、所定レベルV1よりも低いレベルの信号を出力するようになり、所定レベルV1以上のレベルはほとんど出力がない。大信号用スピーカユニット31の出力特性S11については、所定レベルV1よりも高いレベルで、ほぼ理想入出力特性xに近い入出力特性となり、所定レベルV1以下のレベルはほとんど出力がない。
この場合、小信号用スピーカユニット32については、小レベルの出力に適した特性の構成としてあるので、所定レベルV1よりも低いレベルでの入出力特性が、ほぼ理想入出力特性xに近い入出力特性となり、大信号用スピーカユニット31については、大レベルの出力に適した特性の構成としてあるので、所定レベルV1よりも高いレベルでの入出力特性が、ほぼ理想入出力特性xに近い入出力特性となる。
従って、大信号用と小信号用の2つのスピーカユニット31,32を合わせたスピーカ装置のトータルでの特性としては、小レベルの信号から大レベルの信号まで、入力と出力との関係が直線的に変化する理想入出力特性xとほぼ等しくなり、小レベルの信号から大レベルの信号まで入出力の直線性が保たれた良好な出力特性となる。このような小レベルの信号から大レベルの信号まで入出力の直線性が保たれた特性は、小レベルの信号から大レベルの信号まで1つのスピーカユニットで出力させた場合には、実現するのが極めて困難であるが、本例の場合には良好な特性が確保される。本例のスピーカ装置の出力特性としては、背景技術の説明で参照した図12(a)の理想的な特性に近い特性となる。
なお、大信号用と小信号用の2つのスピーカユニット31,32の配置としては、スピーカ装置30を構成する1つのスピーカボックス内に上下などに並べて配置するようにしてもよいが、2つのスピーカユニット31,32を出来るだけ近接して配置した方が、スピーカ装置から音が出力される音源の位置が1つにまとまり、スピーカとしてより好ましい状態となる。
例えば図7に示すように、大信号用スピーカユニット31と小信号用スピーカユニット32とを同軸上に配置したスピーカ装置30′としてもよい。この場合には、例えば大信号用スピーカユニット31の前方に、小信号用スピーカユニット32を配置して、両スピーカユニットの振動板の位置が干渉しないようにしてもよい。
或いは、例えば自動車などの車両内に配置されるオーディオシステム用のスピーカ装置の場合には、大信号用スピーカユニット31と小信号用スピーカユニット32とを、それぞれ異なる位置に配置するようにしてもよい。例えば、比較的小型の小信号用スピーカユニット32を車両内のミラーセル、ピラー、ダッシュボードなどの聴取者(運転者)の近傍に配置して、比較的大型の大信号用スピーカユニット31については、ドアなどの設置スペースが確保できる場所に配置するようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態を、図8及び図9を参照して説明する。本実施の形態においても、上述した第1の実施の形態と同様に、オーディオ再生システムに接続されたスピーカ装置としてあり、例えば図1に示したシステム構成で使用される。
図8は、本例のスピーカ装置200の構成を示した図である。図1に示したように2チャンネル構成である場合には、このスピーカ装置200が2個使用される。本例においては、スピーカ装置200として、低域用スピーカユニットと中域用スピーカユニットと高域用スピーカユニットとを備えた、いわゆる3ウェイ構成のスピーカ装置としたものである。
そして、低域用スピーカユニットについては、低域大信号用スピーカユニット201と低域小信号用スピーカユニット202を用意し、中域用スピーカユニットについては、中域大信号用スピーカユニット203と中域小信号用スピーカユニット204を用意してある。高域用スピーカユニットについては、1個の高域用スピーカユニット205で大信号から小信号まで出力させる構成としてある。図8に示した構成例では、下から順に低域用スピーカユニット,中域用スピーカユニット,高域用スピーカユニットを配置してあり、さらに各帯域での大信号用ユニットと小信号用ユニットとを水平に並べて配置してあるが、このユニット配置は一例であり、この配置に限定されるものではない。また、スピーカ装置200を構成する1つの筐体内に全てのユニットを一体に収納させずに、複数の筐体にユニットを収納させる構成としてもよい。或いは車両用のオーディオ再生システムの場合には、車両内の各部に、それぞれのスピーカユニットを配置して、運転者などの聴取者が最適に聞き取れる配置してもよい。
入力オーディオ信号を、低域,中域,高域の3つの帯域に分ける構成については、例えば、各帯域用のフィルタで帯域分割する等の、従来から3ウェイ構成のスピーカ装置に適用されている構成が適用可能である。低域,中域,高域の3つの帯域についても、従来から適用されている帯域が適用可能である。
そして、帯域分割された低域の入力オーディオ信号と、中域の入力オーディオ信号については、さらに上述した第1の実施の形態で説明した図2の構成を適用して、所定レベル以上の大信号と、所定レベル以下の小信号とに分け、それぞれの信号を、対応した信号用のスピーカユニットに供給する。即ち、低域の大信号については、低域大信号用スピーカユニット201に供給して出力させ、低域の小信号については、低域小信号用スピーカユニット202に供給して出力させる。中域の大信号については、中域大信号用スピーカユニット203に供給して出力させ、中域の小信号については、中域小信号用スピーカユニット204に供給して出力させる。
図9は、本例のスピーカ装置の出力特性例を示した図である。図9(a)に示したように、周波数で見た感度しては、低域L,中域M,高域Hの3つの帯域に分けてある。低域Lは、低域大信号用スピーカユニット201及び低域小信号用スピーカユニット202から出力される。中域Mは、中域大信号用スピーカユニット203及び中域小信号用スピーカユニット204から出力される。高域Hは、高域用スピーカユニット205から出力される。
ここで、低域Lについては、図9(b)に示すように、ほぼ所定レベルV1以上の信号を出力させる特性S21の低域大信号用スピーカユニット201と、ほぼ所定レベルV1以下の信号を出力させる特性S22の低域小信号用スピーカユニット202とに分けたことで、低域での総合的な入出力特性として、直線的な理想特性xに近い特性が得られる。
中域Mについても、図9(c)に示すように、ほぼ所定レベルV1以上の信号を出力させる特性S31の中域大信号用スピーカユニット203と、ほぼ所定レベルV1以下の信号を出力させる特性S22の中域小信号用スピーカユニット204とに分けたことで、中域での総合的な入出力特性として、直線的な理想特性xに近い特性が得られる。
このように構成した3ウェイ構成のスピーカ装置200によると、それぞれのスピーカユニットが受け持つ帯域が、フルレンジ型のものに比べて狭い帯域でよく、各帯域毎に良好な特性のものを使用すればよく、3ウェイ構成のスピーカ装置が持つ良好な特性が確保できると共に、さらに本例においては、低域と中域で大信号用と小信号用とにスピーカユニットを分ける構成してあるため、低域と中域とでの入出力特性の直線性が確保され、より良好な特性のスピーカ装置を得ることができる。
なお、図8の構成例では、高域のスピーカユニットについては、小信号から大信号まで1つのスピーカユニットで出力させる構成としたが、高域のスピーカユニットについても、他の帯域と同様に、大信号用と小信号用とにスピーカユニットを分ける構成としてもよい。但し、高域のスピーカユニットについては、比較的振動板が小型軽量で比較的入出力特性が良好であり、図8に示した構成のように、高域のスピーカユニットを1つで構成させた場合でも、比較的良好な特性が確保できる。
なお、図9に示したように、低域を2つのスピーカユニット201,202で分ける所定レベルV1と、中域を2つのスピーカユニット203,204で分ける所定レベルV1については、それぞれの帯域のスピーカユニットの特性に合わせて選定すればよく、同じレベルである必要はない。
なお、図8,図9に示した第2の実施の形態の構成では、3ウェイ構成のスピーカ装置として構成させた例としたが、低域と高域とでスピーカユニットと分けた2ウェイ構成のスピーカ装置として構成し、その低域のスピーカユニットだけ、或いは低域と高域の双方のスピーカユニットを、所定レベル以上と以下とに音圧分割した2つのスピーカユニットで出力させる構成としてもよい。
また、上述した各実施の形態では、図1に示した2チャンネルオーディオ再生用のシステムへの適用を想定したが、5.1チャンネルなどのマルチチャンネルオーディオ再生用のスピーカ装置として構成してもよい。このマルチチャンネル再生システムの場合には、例えばセンタースピーカとして使用されるスピーカ装置を、上述した音圧分割型のスピーカ装置とすることで、広がり感を保って音声を明瞭化させることができる効果を有する。
また、上述した各実施の形態では、大信号用スピーカユニットと小信号用スピーカユニットの具体的な詳細構成については特に説明しなかったが、それぞれの信号レベルの再生に適した各種構成のスピーカユニットが適用可能である。即ち、大信号用スピーカユニットと小信号用スピーカユニットの双方を、一般的な構成のスピーカユニットであるダイナミック型のスピーカユニットとしてもよいが、例えば小信号用スピーカユニットについては、コンデンサ型のスピーカユニットを使用するようにしてもよい。
10…オーディオ信号源、20…アンプ装置、30,30′,30L,30R…スピーカ装置、31,31L,31R…大信号用スピーカユニット、32,32L,32R…小信号用スピーカユニット、34…小振幅抑制回路、35…大振幅抑制回路、101…磁気回路、102…ギャップ、104…ボイスコイル、105,106…逆磁界発生用プレート、200…スピーカ装置、201…低域大信号用スピーカユニット、202…低域小信号用スピーカユニット、203…中域大信号用スピーカユニット、204…中域小信号用スピーカユニット、205…高域用スピーカユニット
Claims (4)
- 入力したオーディオ信号により駆動されるスピーカ装置において、
所定レベル以下の範囲で入力信号に対する出力の直線性がほぼ確保される特性で、前記入力オーディオ信号の前記所定レベル以下の信号を出力させる小信号用スピーカユニットと、
前記所定レベル以上の範囲で入力信号に対する出力の直線性がほぼ確保される特性で、前記入力オーディオ信号の前記所定レベル以上の信号を出力させる大信号用スピーカユニットとを備えたことを特徴とする
スピーカ装置。 - 請求項1記載のスピーカ装置において、
前記小信号用スピーカユニットは、前記所定レベル以上の信号による振動板の振動を抑制する抑制手段を備えたことを特徴とする
スピーカ装置。 - 請求項1記載のスピーカ装置において、
前記入力オーディオ信号を複数の周波数帯域の信号に周波数分割し、その周波数分割されたそれぞれの帯域毎にスピーカユニットを用意し、
少なくとも1つの帯域の信号を出力させるスピーカユニットとして、前記所定レベル以下の信号を出力させる小信号用スピーカユニットと、前記所定レベル以上の信号を出力させる大信号用スピーカユニットとを設けたことを特徴とする
スピーカ装置。 - 請求項3記載のスピーカ装置において、
前記周波数分割された帯域として、低域と中域と高域の3つの帯域に分割し、
高域については、1つのスピーカユニットから出力させ、
低域及び中域については、それぞれ小信号用スピーカユニットと大信号用スピーカユニットとに分けて出力させる構成としたことを特徴とする
スピーカ装置。
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