JP2006173375A - Substrate through-hole processing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、回路基板に穿設されて表面に導電体が形成された、プレスフィットコンタクトを挿入するためのスルーホールを加工する基板スルーホール加工装置に関する。 The present invention relates to a substrate through-hole processing apparatus for processing a through-hole for inserting a press-fit contact, which is formed in a circuit board and has a conductor formed on the surface thereof.
従来より例えば図6(特許文献1参照)に示すプレスフィットコンタクト101が、通通信機器等に使用される多極コネクタのコンタクトとして用いられ、回路基板に形成されたスルーホールに接続されている。また、最近になって例えば自動車のコントロールユニットに使用されるコネクタのコンタクトとしてプレスフィットコンタクト101を用いることが望まれている。その理由は、プレスフィットコンタクト101を回路基板に形成されたスルーホールに接続する際に半田接続が不要であり、コンタクトの接続作業が簡単になるとともに、近年の鉛フリー化の要請に対応した半田付け温度の上昇に起因するコネクタの脆弱化のおそれを回避することができるからである。
Conventionally, for example, a press-
図6に示すプレスフィットコンタクト101は、支柱として形成される第1端子部102と、支柱として形成される第2端子部103と、第1端子部102と第2端子部103との間に設けられる取付部104とを備えている。第2端子部103と取付部104との境にはフランジ部105が形成されている。プレスフィットコンタクト101は、金属板を打ち抜き及び曲げ加工することによって形成され、その表面には例えば錫めっき等の金属めっきが施されている。
The press-
取付部104は、プレスフィットコンタクト101の縦軸線に沿って剪断され、剪断面に沿って相互に外方にずらされた脚部106,107を有している。脚部106,107は、プレスフィットコンタクト101の縦軸線に平行して第1端子部102及び第2端子部103の双方に向かって延び、剪断面の終端手前から収束するように形成されている。脚部106,107は、緩やかに湾曲した縦方向外縁部109,110を有する。また、脚部106,107が収束する部分には、剪断されていない結合部108が形成されている。ここで、結合部108における脚部106,107の外縁部109,110間の寸法を図6(C)に示すようにDとすると、この寸法Dは図7に示す回路基板PCBのスルーホール111の径Hpと等しくなっている。そして、スルーホール111の内周面には銅被膜112が形成されている。銅被膜112の内周径Hpは、図示においては銅被膜112の肉厚を拡大して示してあり、実際上はスルーホール111の径Hpとほぼ等しい。また、脚部106,107の外縁部109,110間の寸法は回路基板PCBのスルーホール111の径Hpよりも大きい。
The
そして、図8に示すように、プレスフィットコンタクト101の脚部106,107を回路基板PCBに形成されたスルーホール111に挿入すると、脚部106,107の外縁部109,110間の寸法はスルーホール111の径Hpよりも大きいことから、脚部106,107が互いに相手脚部の剪断面に沿って移動する。このとき、脚部106,107のスルーホール111内壁に対する弾性的な圧接力により、脚部106,107がスルーホール111内に保持され、プレスフィットコンタクト101が銅被膜112に対して電気的に接続される。
Then, as shown in FIG. 8, when the
しかしながら、プレスフィットコンタクト101の脚部106,107を回路基板PCBに形成されたスルーホール111に挿入する際には、スルーホール111の挿入口において、脚部106,107の外縁部109,110(結合部108における外縁部109,110間の寸法Dよりも寸法の大きい外縁部109,110)が銅被膜112の角縁(コーナー)に接触し、その接触した外縁部109,110の表面に施された金属めっきが剥がれてしまうことがある。特に銅被膜112が銅合金製の場合は被膜の硬度が高いばかりでなく、被膜の角縁が鋭いので、外縁部109,110の金属めっきが剥がれることが多い。
However, when the
このため、スルーホール111の挿入口における銅被膜112の角縁に面取りを施して、脚部106,107の外縁部109,110が銅被膜112の角縁に接触することをなくし、外縁部109,110の表面に施された金属めっきの剥がれを防止することが望ましい。
Therefore, the corner edge of the
従来、回路基板に形成されたスルーホールの内壁面の角縁を面取りし、その後、そのスルーホール内に導電部材を充填するようにしたスルーホール加工方法が特許文献2に開示されている。 Conventionally, Patent Document 2 discloses a through-hole processing method in which a corner edge of an inner wall surface of a through-hole formed in a circuit board is chamfered, and then the through-hole is filled with a conductive member.
特許文献2に開示されたスルーホール加工方法は、図9に示され、先ず図9(a)、(b)に示すように、ガラス基板201にドリル202によりスルーホール203を穿設する。その後、図9(c)に示すように、電着ダイヤドリル等の研摩ドリル204によりスルーホール203の上下両側の角縁に面取り203aを施す。そして、図9(d)に示すように、導線供給機205によって、面取りされたスルーホール203に導線206を供給し、所定の長さで切断する。そして、図9(e)、図9(f)に示すように、スルーホール203内に供給された導線206について、ガラス基板201から上下に突出した導線206の両端部に対し、平坦な面を有する治具207及び台座208を用いて導線206の上下方向に挟みつけて圧迫する。これにより、導線206を、ガラス基板201の上面及び下面それぞれの開口部に戻り防止の頭部が形成されたリベットのような形状とし、スルーホール203に固定するものである。
The through-hole processing method disclosed in Patent Document 2 is shown in FIG. 9, and first, as shown in FIGS. 9A and 9B, a through-
また、部品の取り付くスルーホールメッキ穴の形状をドリル切削又はプレス打抜きによる穴開け後、部品面側を面取りするスルーホール加工方法が特許文献3に開示されている。 Further, Patent Document 3 discloses a through-hole machining method in which the shape of a through-hole plating hole to which a component is attached is chamfered on the component surface side after drilling or press punching.
特許文献3に開示されたスルーホール加工方法は、図10に示すように、回路基板PCBに形成されたスルーホールメッキ穴301の形状をドリル切削又はプレス打抜きによって穴開けをし、その後、部品面側(図10にあっては上側)に面取り302を施すものである。
しかしながら、特許文献2及び特許文献3に開示されたスルーホール加工方法にあっては、以下の問題点がある。 However, the through-hole processing methods disclosed in Patent Document 2 and Patent Document 3 have the following problems.
即ち、特許文献2に開示されたスルーホール加工方法の場合、電着ダイヤドリル等の研摩ドリル204によりスルーホール203の上下両側の角縁に面取り203aを施しているが、面取り203aを形成するために硬質のガラス基板201自体に研摩ドリル204で加工しているため、研摩ドリル204が磨耗してしまうことがある。
That is, in the case of the through-hole processing method disclosed in Patent Document 2,
また、特許文献3に開示されたスルーホール加工方法の場合、具体的なスルーホールの加工方法についての開示がなく、メッキを施されたスルーホールに適切な面取りを行えるか、即ち、図6に示すようなプレスフィットコンタクト101をスルーホールメッキ穴301に挿入したときにプレスフィットコンタクト101の外縁部109,110の表面に施された金属めっきの剥がれを防止する面取り加工が行えるかが疑問である。即ち、回路基板PCBに穴開けをしてからその穴の内面にメッキを施し、その後、面取り加工を行うのか、あるいは回路基板PCBに穴開けをしてから面取り加工を行い、その後、穴の内面にメッキを施すのかについての開示がないばかりでなく、面取り加工を行う具体的な方法、例えばドリル加工で面取りを行うのか、あるいは治具を用いてスルーホールの角縁を押圧して面取り加工を行うのかといった方法が開示されていない。
Further, in the case of the through hole processing method disclosed in Patent Document 3, there is no disclosure about a specific through hole processing method, and whether or not appropriate chamfering can be performed on the plated through hole, that is, FIG. It is doubtful whether chamfering can be performed to prevent peeling of the metal plating applied to the
従って、本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、プレスフィットコンタクトの挿入時に金属めっきが剥がれることのないスルーホールを、治具の磨耗量を極力抑制して回路基板に形成することができる基板スルーホール加工装置を提供することにある。 Therefore, the present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and its purpose is to suppress the amount of wear of the jig as much as possible through holes that do not peel metal plating when inserting press-fit contacts. An object of the present invention is to provide a substrate through-hole processing apparatus that can be formed on a circuit board.
上記目的を達成する本発明の基板スルーホール加工装置は、回路基板に穿設されて表面に導電体が形成されたスルーホールを加工する基板スルーホール加工装置であって、
基板載置部を有する基台と、前記導電体が形成されたスルーホールの角縁を押圧して面取りする尖頭状治具を有するヘッド部と、該ヘッド部を支持する支持部とを具備し、さらに
上記基板載置部及び上記ヘッド部を相対的に一方向に移動させる一軸移動機構と、
上記基板載置部及び上記ヘッド部を相対的に上記一方向に直交する他方向に移動させる別の一軸移動機構とを具備することを特徴とする。
The substrate through-hole processing apparatus of the present invention that achieves the above object is a substrate through-hole processing apparatus that processes a through hole that is drilled in a circuit board and has a conductor formed on the surface thereof.
A base having a substrate mounting portion; a head portion having a pointed jig that chamfers by pressing a corner edge of the through hole in which the conductor is formed; and a support portion that supports the head portion. And a uniaxial moving mechanism that relatively moves the substrate mounting part and the head part in one direction;
And a further uniaxial movement mechanism for moving the substrate mounting part and the head part in another direction orthogonal to the one direction.
ここで、本発明の基板スルーホール加工装置において、上記ヘッド部は、押圧荷重を監視する荷重検出部に連結されていることが望ましい。 Here, in the substrate through-hole processing apparatus of the present invention, it is preferable that the head portion is connected to a load detection unit that monitors the pressing load.
本発明の基板スルーホール加工装置は、比較的簡単な構成であり、また導電体が形成された後のスルーホールの角縁を押圧して面取りするものであるため、プレスフィットコンタクト挿入時のめっき削れが防止され、基板スルーホールを連続的に加工できる。 The substrate through-hole processing apparatus of the present invention has a relatively simple configuration, and chamfers by pressing the corner edge of the through-hole after the conductor is formed. Cutting is prevented and the substrate through hole can be continuously processed.
ここで、本発明の基板スルーホール加工装置において、ヘッド部を荷重検出部に連結した構成を備えると押圧荷重の検出により、加工品質を安定させることができる。 Here, in the substrate through-hole processing apparatus according to the present invention, when the configuration in which the head portion is connected to the load detection portion is provided, the processing quality can be stabilized by detecting the pressing load.
以下、本発明の実施形態を説明する。 Embodiments of the present invention will be described below.
図1は、本発明の一実施形態に係る基板スルーホール加工装置を示す外観斜視図である。 FIG. 1 is an external perspective view showing a substrate through-hole processing apparatus according to an embodiment of the present invention.
この基板スルーホール加工装置1は、基台10と、支持部20と、ヘッド部30とを具備している。
The substrate through-hole processing apparatus 1 includes a
基台10は、回路基板PCBが位置決めされた状態に載置される基板載置台11を有し、この基板載置台11は、リニアスケール又は一軸ロボット等の一軸移動機構12により、図1に示す矢印x−x方向に移動する構成となっている。
The
また、この基台10には、スイッチ台13が配置されており、このスイッチ台13には、この基板スルーホール加工装置1に電源を投入し、および電源を切断するための電源スイッチ131、この基板スルーホール加工装置1に、回路基板PCBに複数穿設されたスルーホール50の面取り動作を開始させるためのスタートスイッチ132、および、その動作を緊急に停止させるための非常停止スイッチ133が設けられている。
In addition, a switch base 13 is disposed on the
尚、スタートスイッチ132を操作した後の、この基板スルーホール加工装置1の動作については後述するが、その動作さえ分かればその動作を実現するための回路構成は自明であり、ここでは、この基板スルーホール加工装置1の動作を実現するための回路構成については図示および説明は省略する。 Although the operation of the substrate through-hole processing apparatus 1 after operating the start switch 132 will be described later, if the operation is known, the circuit configuration for realizing the operation is self-explanatory. Illustration and description of the circuit configuration for realizing the operation of the through-hole processing apparatus 1 are omitted.
また、支持部20は、ヘッド部30を支持するためのものであり、基台10に立脚した2本の柱部21,22と、それら2本の柱部21,22の上端どうしをつなぐ梁部23とを有する。この梁部23は、ヘッド部30を図1に示す矢印y−y方向に自在に移動させる一軸移動機構24を有し、ヘッド部30は、その一軸移動機構24を介して支持部20に支持されている。
The
また、ヘッド部30は、このヘッド部30の基体であって内部にロードセル(荷重検出セル)が組み込まれたロードセル組込部31、そのロードセル組込部31から下に突出した押圧ヘッド32、およびロードセル組込部31の上部に備えられ押圧ヘッド32を上下動させるシリンダ33を備えている。また押圧ヘッド32の先端には、スルーホール加工用の押圧治具40が固定されている。
The
この基板スルーホール加工装置1には、基板載置台11に載置される回路基板PCBに穿設されているスルーホール50の位置情報があらかじめ組み込まれており、この基板スルーホール加工装置1では、基台10に備えられた一軸移動機構12による、基板PCBのx−x方向への移動、支持部20に備えられた一軸移動機構24によるヘッド部30のy−y方向への移動、およびシリンダ33による、押圧ヘッド32およびその先端に固定された押圧治具40の上下移動により、基板載置台11に載置されている回路基板PCBのスルーホール50が1つずつ面取り加工される。回路基板PCBのスルーホールの形状については後述する。
In this substrate through-hole processing apparatus 1, position information of the through-
図2は、図1に示す基板スルーホール加工装置1のヘッド部30の押圧ヘッド32のまわりの構造を示す断面図である。
FIG. 2 is a cross-sectional view showing the structure around the
この図2には、ロードセル組込部31の下部と押圧ヘッド32が示されている。
In FIG. 2, the lower part of the load
ロードセル組込部31は貫通孔311を有し、その貫通孔311には押圧ヘッド32の上部が入り込んでいる。
The load cell built-in
押圧ヘッド32には、抜け防止および回転防止用の上下に延びる溝321が形成されており、その溝321に、ロードセル組込部31の突条313が嵌入することにより、ロードセル組込部31が、押圧ヘッド32を、上下動自在に支持している。
The
ロードセル組込部31の、押圧ヘッド32の上面に接する位置には、ロードセル312が配備され、さらにそのロードセル312の上には、シリンダ33(図1参照)のロッド331が置かれている。このロッド331と、ロードセル312と、押圧ヘッド32は、図示しない固定手段で互いに固定されている。したがってシリンダ33(図1参照)の動作によってロッド331が上下動すると、押圧ヘッド32も、ロードセル312を間に挟んだ状態のまま、そのロッド331と一体的に上下動する。
A
押圧ヘッド32には、下向きの開口を有し内壁に雌ねじが形成された治具取付穴322が設けられており、その治具取付穴322には押圧治具40がねじ込まれており、さらにその下から、貫通孔601を有し外周に雄ねじが形成された治具支持部材60がねじ込まれている。押圧治具40は、治具支持部材60内に収容される軸部401、軸部401から上方に延び、雄ねじが形成されたねじ込み部402、および軸部401から下方に延びる尖頭状の押圧ロッド403とを備え、一体的に構成されている。この押圧治具40は、ねじ込み部402が、押圧ヘッド32の治具取付穴322の雌ねじに螺合することにより、押圧ヘッド32に固定されている。この押圧治具40の材質は、通常の工具鋼である。ねじ込み部402の外径は、軸部401の外径より大きく、ねじ込み部402の下端に形成された肩部が治具支持部材60上に着座することにより、押圧治具40の不用意な抜け防止が図られている。また、押圧ロッド403の外径は軸部401の外径よりも小さく、押圧ロッド403の下端には回路基板PCBに形成されたスルーホール50(図1参照)の角縁を押圧する(詳細は後述する)尖頭状の角縁押圧部404が形成されている。角縁押圧部404の稜線のなす角度θは30°〜90°とすることが好ましい。この角度θが30°よりも小さいと鋭角すぎて適切な形状の面取り部52(図3参照)が形成できないからである。また、角度θが90°よりも大きくても適切な形状の面取り部52が形成できない。
The
以上のように構成されたスルーホール加工装置1を用いて回路基板PCBに形成されたスルーホール50に面取り加工を行う方法を図1乃至図3を参照して説明する。図3は、回路基板PCBに形成されたスルーホール50の断面図である。
A method of chamfering the through
上述の面取り加工に先立って、回路基板PCBに穿設されたスルーホール50の内壁面に導電体51を形成しておく。そして、内壁面に導電体51を形成したスルーホール50を有する回路基板PCBを基板載置台11上に載置して回路基板PCBのxy方向の位置決めを行う。
Prior to the chamfering process described above, the
次いで、電源スイッチ131が押されて基板スルーホール加工装置1に電源が投入されている状態においてスタートスイッチ132を押すと、この基板スルーホール加工装置1内にあらかじめ記憶されている、基板載置台11上の回路基板PCBのスルーホール50の位置情報に基づいて、回路基板PCBの複数のスルーホール50それぞれに、角縁押圧部404の先端が順次入り込み、図3に示すように、そのスルーホール50の角縁に、押圧による面取り部52(図3参照)を形成する。
Subsequently, when the start switch 132 is pressed in a state where the power switch 131 is pressed and the substrate through-hole processing apparatus 1 is turned on, the substrate mounting table 11 stored in the substrate through-hole processing apparatus 1 in advance is stored. Based on the positional information of the through
1枚の回路基板PCBの面取り加工が終了すると、その回路基板PCBは基板載置台11から取り外され、次の、面取り加工前の回路基板PCBが基板載置台11に載せられて、以上の操作が繰り返される。 When the chamfering process of one circuit board PCB is completed, the circuit board PCB is removed from the substrate mounting table 11, and the next circuit board PCB before chamfering processing is mounted on the substrate mounting table 11, and the above operation is performed. Repeated.
次に、面取り加工の変形例について説明する。 Next, a modified example of chamfering will be described.
また、尖頭状の押圧治具40の形状は、図4に示すように、押圧ロッド403の外周面から角縁押圧部404の外周面の先端に向けて1対の切欠405を形成したものであってもよい。これら切欠405の円周方向の位置は、図6に示すプレスフィットコンタクト101の脚部106,107の外縁部109,110が形成されていない部分の円周方向の位置に対応するように対向している(図4(B)、図6(C)参照)。従って、図4に示す押圧治具40を用いてスルーホール50に形成された導電体51の上側の角縁を押圧すると、図5に示すように、導電体51の上側の角縁には、切欠405がない角縁押圧部404の部分により面取り部52が形成され、その一方で、切欠405の部分では角縁が押圧されずに残余部分53が残る。プレスフィットコンタクト101の挿入時においては、プレスフィットコンタクト101の脚部106,107の外縁部109,110が面取り部52に対応して導電体51の角縁に接触することが防止され、プレスフィットコンタクト101表面に形成された金属めっきの剥がれが回避される。従って、押圧治具40の外周面に切欠405を形成することで、面取り部52を必要以上に設ける必要がなくなり、面取り部52の形成に要する押圧荷重を低減することができる。このため、スルーホール加工装置1を用いた加工動作を高速化することができる。なお、角縁押圧部404の稜線のなす角度θは、やはり30°〜90°とすることが好ましい。
The shape of the pointed pressing
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。 As mentioned above, although embodiment of this invention has been described, this invention is not limited to this, A various change and improvement can be performed.
例えば、ヘッド部30に複数本の押圧治具40を並べて固定し、複数のスルーホール50について一度に面取り加工をしてもよい。
For example, a plurality of pressing
また、上記の実施形態では、回路基板PCBのスルーホール50の位置はあらかじめ基板スルーホール加工装置1に記憶され、その記憶された情報に基づいて押圧治具40の位置決めが行なわれる旨説明したが、基板載置台11上の回路基板PCBのスルーホール50を観察するモニタカメラを載置し、そのモニタカメラで撮影した画像からパターン認識によりスルーホール50を認識し、その認識されたスルーホール50の位置を基板スルーホール加工装置1に伝えて位置決めをしてもよく、それら双方の位置決め手段を併用してもよい。また、2つの一軸移動機構12,24の代りに、基台10上又は梁部23上でX及びYの2軸方向に移動するいわゆるXYテーブルを使用してもよい。
In the above embodiment, the position of the through
1 基板スルーホール加工装置
10 基台
11 基板載置台
12 一軸移動機構
13 スイッチ台
20 支持部
21,22 柱部
23 梁部
24 一軸移動機構
30 ヘッド部
31 ロードセル組込部
32 押圧ヘッド
33 シリンダ
40 尖頭状治具
404 角縁押圧部
50 基板PCBのスルーホール
51 導電体
52 面取り部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Board | substrate through-
Claims (2)
基板載置部を有する基台と、前記導電体が形成されたスルーホールの角縁を押圧して面取りする尖頭状治具を有するヘッド部と、該ヘッド部を支持する支持部とを具備し、さらに
前記基板載置部及び前記ヘッド部を相対的に一方向に移動させる一軸移動機構と、
前記基板載置部及び前記ヘッド部を相対的に前記一方向に直交する他方向に移動させる別の一軸移動機構とを具備することを特徴とする基板スルーホール加工装置。 A substrate through-hole processing apparatus for processing a through-hole formed in a circuit board and having a conductor formed on a surface thereof,
A base having a substrate mounting portion; a head portion having a pointed jig that chamfers by pressing a corner edge of the through hole in which the conductor is formed; and a support portion that supports the head portion. And a uniaxial movement mechanism that relatively moves the substrate placement part and the head part in one direction;
A substrate through-hole processing apparatus, comprising: another uniaxial movement mechanism that relatively moves the substrate mounting portion and the head portion in another direction orthogonal to the one direction.
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070702 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091124 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100330 |