JP2006173196A - 発光素子及びこれを用いた発光ダイオード - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 p側配線パターン13A及びn側配線パターン13Bが形成された基板14と、p型半導体層15とn型半導体層16とを積層してなるpn接合面Jを上面側に有し、p側配線パターン13A及びn側配線パターン13B上にこれらに対応して下面に形成されたp側電極パターン11A及びn側電極パターン11Bを配してハンダHで接着された発光素子22と、発光素子22の周囲を覆う封止樹脂部6と、を備え、発光素子22には、n型半導体層16とn側電極パターン11Bとを他の層とは絶縁状態で電気的に導通させるn側スルーホール18が形成されている。
【選択図】図1
Description
例えば、1本のワイヤーボンディングで電気的接続を行う場合、図7の(a)(b)に示すように、pn接合面Jを上部に配すると共に上面に電極パターン1が一つ形成された発光素子2を、一対の配線パターン3A、3Bが形成された基板4の一方の配線パターン3A上に半田等(図示略)で接着固定し、発光素子2の下面側と電気的に接続する。
また、バンプ8を用いる場合、封止樹脂部6の高さを低くすることは可能であるが、発光素子12のpn接合面Jが基板4側になるため、白色発光用の蛍光体入り樹脂7までの距離が遠くなり、蛍光体による変換効率が低下してしまう不都合があった。
すなわち、本発明に係る発光素子及びこれを用いた発光ダイオードによれば、p型半導体層又はn型半導体層と電極パターンとをスルーホールを介して導通させることにより、ワイヤーボンディングを不要とすることが可能になり、パッケージ全体として薄型化及び小型化を図ることができると共に、効率的な光の変換及び出射を得ることができる。したがって、高輝度の発光ダイオードを、実装スペースが小さい又は薄型の筐体を有する機器に搭載することが可能になる。
上記発光素子22は、例えばGaAs系半導体素子の赤外線発光ダイオード素子である。
また、発光素子22は、シリコン基板等のp型半導体基板17上にp型半導体層15及びn型半導体層16がこの順に成長されて形成され、略直方体形のチップ状とされたものである。この発光素子22の下面には、p側配線パターン13A及びn側配線パターン13Bに対応してp側電極パターン11A及びn側電極パターン11Bが形成されている。
上記p型半導体層15及びn型半導体層16は、単層ではなく組成や不純物濃度が異なる複数の半導体層からなる層である。
また、図1の(b)に示す他の例のように、YAG蛍光体を用いた白色LEDでは、ワイヤーや上面電極10による青色発光の遮断が低減され、pn接合面JとYAG蛍光体入り樹脂7との距離が近いため、白色発光への高い変換効率を得ることができる。
また、p側電極パターン11A及びn側電極パターン11Bとp側配線パターン13A及びn側配線パターン13Bとは、バンプ8によって接着され、電気的に接続される。なお、バンプ8は、ハンダバンプやAuバンプ等が用いられる。
上記各実施形態では、発光素子22,32として赤外線LED又は青色LEDを採用したが、他の波長のLED、例えば赤色LEDや緑色LEDを採用しても構わない。なお、上述したように、青色LEDを採用して青色光をYAG蛍光体入り樹脂7により白色光に変換させる白色LEDに、特に本発明は好適である。
また、導電性接着材料としてハンダHを用いているが、他の導電性接着材料、例えばAgペースト21等を用いても構わない。
Claims (5)
- p型半導体層とn型半導体層とを積層してなるpn接合面を上面側に有し、下面に一対の電極パターンが形成された発光素子であって、
前記p型半導体層又は前記n型半導体層と前記一対の電極パターンのうち一つとを、他の層とは絶縁状態で電気的に導通させるスルーホールが形成されていることを特徴とする発光素子。 - 前記p型半導体層及び前記n型半導体層のうち一方と前記一対の電極パターンの一方とを他の層とは絶縁状態で電気的に導通させる第1のスルーホールと、
前記p型半導体層及び前記n型半導体層のうち他方と前記一対の電極パターンの他方とを他の層とは絶縁状態で電気的に導通させる第2のスルーホールと、が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光素子。 - 前記スルーホールには、導電性材料が充填されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の発光素子。
- 一対の配線パターンが形成された基板と、
前記一対の配線パターン上にこれらに対応して一対の電極パターンを配して導電性接着材料で接着された請求項1から3のいずれか一項に記載の発光素子と、
前記発光素子の周囲を覆う封止樹脂部と、を備えていることを特徴とする発光ダイオード。 - 前記発光素子が、青色発光ダイオード素子であり、
前記封止樹脂部の少なくとも一部に、前記発光素子からの光を変換する蛍光体が混入されていることを特徴とする請求項4に記載の発光ダイオード。
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