JP2006173068A - 燃料電池車の水素供給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、ガソリン車の時代から水素を燃料とする燃料電池車の時代へ移行する際、水素供給所の不足から発生が懸念される、いわゆるガス欠(水素不足)による燃料電池車の停止等のトラブルを防止ための水素供給システムを提供する。
【解決手段】 新たな水素供給システムとして、水素製造所1と配管2で連結された定置式水素ステーション3と移動式の水素充填車5によりバックアップされた水素充填所4の二種類の供給所を想定し、燃料電池車6のガス欠を防止するため、カ−ナビゲ−ションシステムもしくは携帯電話を用いて、両方の供給所のいずれかを検索し誘導する方法を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、現状のガソリン車の時代から水素を燃料とする燃料電池車の時代への移行期に際し、水素供給所の不足から発生が懸念される、いわゆるガス欠(水素不足)によるトラブルを防止するための水素供給情報・提供システムに関する。
次世代のクリーンエネルギー源として期待される燃料電池は、近年特に同電池を搭載した燃料電池車の技術開発が進み、将来の普及に向けて走行試験が行われている。併せて、この燃料電池車へ水素を供給する水素インフラ整備のため、石油・ガス業界や鉄鋼業界を中心として、各種の水素ステーション建設の検討が進められている。
例えば、経済産業省が中心として進められている燃料電池・実証プロジェクト(略称 JHFC)では、上記の企業が参画して既に関東地区に9基の定置式水素ステーションと1基の移動式水素ステーションが建設され、燃料電池車の走行試験と水素ステーションの運用試験が行われている。
9基の定置式水素ステーションの内訳は、7基はステーション内で水素を製造して供給する、オンサイト型の方式である。残りの2基は水素をステーションと離れた場所で製造し、これを専用の液化水素ローリ車もしくは高圧容器搭載車によりステーションまで運搬し、所定貯槽に貯蔵して供給するオフサイト方式である。また1基は移動式水素ステーションで、高圧の容器に水素を充填し、これをステーション替わりに活用する方式である。JHFCプロジェクトでは、現時点でどの方式が最も優れているかの結論は公表されておらず、更に継続して実証試験が行われている。
一方、燃料電池車本体の開発面でも、種々の開発が行われている。特に水素の貯蔵方式に関しては、燃料電池車内で水素を製造して消費する、オンボ−ド方式は現時点では殆ど皆無で、主流は車内に搭載した高圧容器に外部より水素を充填し、消費する方式が採用されている。搭載する高圧容器内の水素の圧力は、従来は約350気圧であるが、最近はこの圧力を約700気圧まで上昇させる傾向にある。(平成16年12月4日、スズキが次世代の燃料電池車として発表、中日新聞)
このように燃料電池車の本格的普及に向けて主に「水素の製造」「水素の輸送・運搬」および「水素の搭載・消費」の3部門で、各業界で熾烈な先陣争いが展開されているが、現時点では統一された結論は出ていない。特に水素の輸送・運搬部門では水素インフラの整備、とりわけ全国規模の水素ステーションの建設に関しては、最も難題でかつ緊急な課題とされている。
このような状況下で、現状のガソリン車の時代から燃料電池車の時代への移行を想定すると当分は両車が並行して使用され、その後、環境問題や経済性の原理に従って、徐々に燃料電池車の時代へ移るものと予想される。水素ステーションの建設整備に関しても、この移行に並行して段階的に進められると思われるが、移行の初期段階においては、これ等水素供給所数の不足から来る燃料電池車の燃料水素の欠乏、いわゆるガス欠によるトラブルが頻発する懸念がある。
ガス欠を防止するための方策については、ガソリン車の場合、給油をタイムリーにかつロスタイムなしに行う方法としては、カーナビゲーションを用いる方法が有効であり、代表例として次のような方法が提案されている。
特開平06−195594 特開2002−251432 上記の2提案は、現在、全国で約4、5000ケ所の既存のガソリンスタンドの存在を前提に組み立てられている。また、燃料電池車のガス欠を防止するため、タイムリーに警報を発して水素補給スタンドまで案内するシステムとしては、次の方法が提案されている。 特開2000−292195 上記の提案では、従来のガソリンスタンドの検索方法を水素スタンドの検索へ応用した記載がなされている。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ガソリン車の時代から燃料電池車の時代への移行期において、燃料電池車のガス欠を防止するための水素供給情報・提供システムに関するものである。
水素のガス欠を防止ための水素供給所の検索と誘導を行うには、最初に次世代の水素インフラの姿を推定しなくてはならない。このため本提案では、次世代の水素供給の流れとして、次の流れを想定し、これを図1に示す。
図1では、まず第一に水素の製造方法を想定した。前述したように現在のJHFCプロジェクトの主流は、石油系原料を出発源とするオンサイト方式である。しかし、石油は資源枯渇の問題があり、長期的には水素源はメタンハイドレ−トや原子力を用いた熱化学法(ISプロセス)等に転換される可能性が大きい。中期的には、石油よりも埋蔵量が豊富な天然ガス(例 LNG基地等)や石炭(例 コークス炉ガス等)が中継ぎとして使われると思われるが、これ等を出発原料とした中長期の水素の製法は全てオフサイト方式である。従って本提案における水素の製造方法の前提としては、現在の主流であるオンサイト方式を避け、オフサイト方式とした。
第二には水素の輸送方式の想定である。現在オフサイト型の製造所からの輸送方法として実証テストが行われているのは、液体水素ローリ車かまたは高圧ガス容器搭載車のいずれかで運ぶ方法である。しかし、この両法とも、安全上で問題を抱えている。その最大の問題は、輸送先の水素ステーションにおいて、大型の水素貯蔵設備を設置しなければならないことである。水素は、その臨界温度、空気中の爆発範囲、最小着火エネルギー等の性質から判断して、ガソリンに比べて危険な物質である。特に都市の人口密集地に水素の大型貯蔵設備を設けることは、万一の漏洩を想定した場合、大災害に繋がる恐れがあり、極めて危険である。このため本提案では、水素の輸送方法として、現在の主流である車両による輸送を避け、配管による輸送とした。
配管を用いた水素の輸送方法としては、本発明者が先に提案(出願番号特願2004−351947)したように、水素を単独ガスとせず、水素・窒素の混合ガスとし、配管の敷設には出来るだけ埋設方式を避けて地上方式とする。かつ配管の近くに火気等が存在する恐れがあったり、万一漏洩したガスが滞留するような危険場所においては、配管の周囲を外周配管で囲んだ2重構造として、更に外周配管の内部に可燃性ガス検知器を取り付け、万一可燃性ガスを検知した場合は水素の流れを止める緊急遮断装置を作動させる等の安全対策を実施する。また、水素製造所から送られる水素・窒素の混合ガス中の窒素は、燃料電池車へ充填前に分離して、上記2重配管の外周配管部分の窒素シールガス等に使用する。このような安全対策を講じれば、配管による水素の輸送は、車両による輸送方法に較べて輸送に伴う事故発生の確率が低いため、これに取って替わる可能性が高い。
第三には燃料電池車への水素の供給方式の想定である。本提案では、配管により接続された定置式水素ステーションと水素充填所を組み合わせる方式を採用した。現在のJFHCの実証実験では、前述したように供給方式について結論は出ておらず、かつ複数のステーション方式を組み合わせる等の提案は、全くなされていない。本提案では供給所の主体は定置式水素ステーションであり、水素充填所は万一、近くに定置式ステーションがない場合の補完的な供給所と位置付け、水素の大型の貯蔵設備を設けず、必要に応じて、高圧ガス容器または液体水素容器を搭載した水素充填車を配車して水素充填所へ運搬し、水素充填所内で燃料電池車に水素を供給する方式を想定した。また配車にあたっては、水素充填所がスペース的に余裕があり、需要の多い場合は、随時水素充填車を水素充填所に待機させ、予備の水素充填車と交互にピストン輸送を行う等、その運用に自由度を持たせることも可能である。
次に本提案では、上記に示した水素の供給の流れを前提に、水素供給情報の提供システムにつき提案し、これを図2を用いて説明する。燃料電池車からの情報の検索にカーナビゲーションシステムまたは携帯電話を用いることは、ガソリン車について既に提案されている方式と同一である。図の中で定置式水素ステ−ションとは、水素製造所より配管で連結された駐車スペースを持つ水素供給所であり、燃料電池車へ水素を充填できる設備を有する施設をいう。水素充填所とは、同じく駐車スペースを持つ水素供給所であって、水素充填車を使用して水素を運搬し、燃料電池車へ水素を移送できる設備を有する施設をいう。また水素充填車・配車システムの水素充填車とは、水素を高圧のガス状態または液化状態で収納できる容器を搭載して、定置式水素ステーションから水素充填所まで水素を運搬する車両をいう。
図2では、燃料電池車に搭載されたカーナビゲ−ションまたは携帯電話と定置式ステーションおよび水素充填所が通信ネットワークで連結されている。更にこの通信ネットワークには、水素供給情報・提供システムと水素充填所をバックアップする水素充填車の配車システムが連結されている。水素充填車は、水素の大型の貯蔵設備を持たない水素充填所に、水素を供給するために配置される。この通信ネットワークのもとで、水素を供給する側の定置式ステーションおよび水素充填所と水素を供給される側の燃料電池車とが水素供給情報・提供システムと水素充填車・配車システムを使って各々の名称、所在地、お互いの距離、到着までの所要時間、希望する水素充填量、到着予定時刻等の情報の授受を行う。情報の授受の具体的な手順については、実施例の項で説明する。
請求項1の発明によれば、燃料電池車は、通信ネットワークを活用した水素供給情報に基づき定置式ステーションまたは水素充填所のいづれからも水素の供給を受けることができる。水素の補給は本来ならば定置式ステーションだけから供給されるべきであるが、燃料電池車の導入の初期段階で全ての供給所を定置式水素ステーションとすると、その建設の投資は膨大なものとなる。水素の補給を2元化することにより、これ等設備への初期投資額を削減することができる。また水素充填所における水素の供給が、定置式水素ステーションにおける場合に比べて燃料電池車側に不便にならないようバックアップシステムとして、水素配車システムが組み込まれている。
請求項2の発明によれば、定置式水素ステーションとして高速自動車道または鉄道(以降 高速道路等と略す)周辺近傍のガソリンスタンドを活用できる。水素は、前述したようにガソリンに比べ極めて危険な物質であるが、一方で全てのガスの中で最も軽いという特性を持つ。この特性を利用し、配管は高速道路等の架構等を利用した地上方式とすれば、万一の漏洩に対して水素は容易に拡散し、火災、爆発等の危険を回避できる。かつ水素製造所から、これ等の定置式水素ステーションを配管で連結すれば、水素はリアルタイムに供給可能となり、定置式水素ステーション内に大型の貯蔵設備を設けなくとも良い。
高速道路等の周辺近傍とは、高速道路等上または同道路等より概略3km以内の周囲に設置されるガソリンスタンドを指す。ここでいう3kmの算出根拠は、今後設置される定置式水素ステーションの数を5、000ケ所と想定し、この数値で、高速道路等の代表値として国内の高路自動車国道の総延長距離,約15、000kmを除した値である。配管の敷設方法は、出来るだけ地表から高い位置の地上方式を原則とするが地上方式が不可能な場合は、前述の
で記載したような安全対策を講じた上で埋設方式または地表に近い配管方式としても良い。
請求項3の発明によれば、移動式の水素充填車によりバックアップされた水素充填所として、既存のガソリンスタンドを活用できる。水素充填車による充填は近くに定置式水素ステーションがない場合、一時的な補給に使用されるので大型の貯蔵能力を有する水素充填車は必要ない。かつ、既存のガソリンスタンドの一隅で燃料電池車への充填を行えば、前項と同様に充填所内に大型の貯蔵設備を持つ必要はなく、設備投資額を大幅に節減できる。
請求項4の発明によれば、水素充填車として高圧水素容器を搭載した車両を用いることができる。但し、水素充填車の場合は、水素を定置式水素ステーションのようにリアルタイムに供給することは不可能なため、通信ネットワークに連結された配車システムを活用し運転者側の供給に伴うロスタイムを出来るだけ少なくする。
本発明は、新しい水素供給システムに基づき、安全かつ効率的に水素供給所の検索と誘導を行うことができる。更に今後、燃料電池車側の水素の貯蔵方法に技術革新、例えば、現状では350気圧以上の高圧ガスとして容器に貯蔵されているが、将来カ−ボンナノホ−ンや新規の水素貯蔵物質が開発され、低圧で水素を貯蔵できれば水素の輸送や充填に係る設備や操作は簡素化されて、本提案の利点は大幅に増大する。
新しい水素供給システムの構築は、新たな法整備の元で実施されなければならない。例えば、現在の高圧ガス保安法では、ガソリンスタンドで水素の充填や移送等を行うには、幾つかの規制がある。これ等の規制のうち、新しい水素時代に不要と考えられる部分については、現在、規制緩和の方向で見直しが行われている。一方、本提案の定置式水素ステーションにおける充填用のための水素の圧縮操作や水素充填所における車両間の移送操作等については、新たな安全対策の強化が必要である。
新たな安全対策としては、例えば定置式水素ステーションの圧縮操作に関しては、充填用の高圧圧縮機室の内部は窒素シールして爆鳴気の生成を避け、火災爆発を防止すること、水素充填所の移送操作に関しては、移送ホースの連結部は局所排気を行い、万一の漏洩時に水素の滞留を防ぐ等が考えられる。
次に具体的な水素供給情報・提供システムの活用法について、図3および図4を用いて説明する。図3は定置式水素ステーション(以降 ステーションと略)の検索と誘導を運転者が行う操作を主体に示したフローチャートである。操作はカーナビゲーションまたは携帯電話(以降 カーナビゲーション等と略す)に検索を開始するためステーションの表示ボタン等を押す(S11)ことから開始される。運転者側からRkm以内にステーションがあれば、その範囲内にある位置が表示(S14)される。表示に際しては、運転者側から近い距離の順番に番号等を付しても良い。
Rkm以内の範囲にステーションがない場合は、nR km以内のステーションを検索して、同じようにその位置が表示(S15)される。ここでRおよびn(n>1)は、水素供給情報・提供システムで設定される数値で、可変である。当然、燃料電池車の導入の初期段階は、ステーションの数が少ないので、その数値は大きくなるが、ステーションの普及につれ小さく設定することができる。
図3では、ステーションはR kmとnR kmの2段階に分けて表示される。この理由は燃料電池の導入の初期段階では、ステーションの数は水素充填所の数に比べて少ないと予想されるので、運転者が効率的に広範囲のステーションを検索できるよう、狭い範囲から広範囲へと検索の順序を付けたためである。運転者が希望するステーションがある場合は、その選択を行うこと(S16)により、ステーション側から名称、所在地等の情報が表示(S17)される。更にカーナビゲーション等による誘導(S18)を希望すれば,ステーションまでの誘導(S19〜)が開始される。以降は、通常のガソリン車で行われている誘導方式と同様である。運転者が、ステーションが満車等の理由で他のステーションの検索を希望する場合は、再度検索を繰り返すことができる。
もし、運転者側からnR km以内にステーションが無い場合は、図4を用いて水素充填所の検索と誘導を行う。ここでmは、水素供給情報・提供システムで設定された数値で可変である。運転者が行う操作は、ステーションの検索方法と同様であるが、検索上で図3と異なる点は、希望する充填所を選択した場合(S33)には、引き続いて予約の意志の有無を確認後(図4では記載を省略)、充填所へ予約操作(S35)を行う。予約操作を行う理由は、通常充填所には水素充填車は待機していないので、運転者が予約操作から充填所に到着するまでの時間に水素充填車をタイムリーに配車するためである。配車システムを利用して運転者側の要望に併せて、水素充填車の配車(S37)を行うのは、充填所側の仕事である。予約が終了し、カーナビゲ−ション等にょる誘導を希望(S36)すれば、充填所までの誘導(S38〜)が開始される。以降は、図3の誘導方式と同様である。
図3と図4は、図中に記載された番号1および2によりお互いに連結されている。運転者は、両方の図を用いて定置式ステーションまたは水素充填所のいずれかを連続した操作で検索することができる。
次世代の燃料電池車向けの水素インフラが、どのような姿になるかは現時点では予想は困難である。もし将来、本発明者が提案するような水素供給システムが構築されるならば、本発明に記載された水素供給所の検索と誘導方法は、ガソリン車から燃料電池車への移行期に有効な手段になるであろう。また現在の高圧ガス保安法では本発明の幾つかはその規制の対象となるが、保安上で十分納得できる安全対策を講ずれば、規制緩和の対象となる可能性が期待できる。
本発明を適用した燃料水素の供給の流れを示す図である。 本発明を適用した水素供給情報・提供システムの概略構成を示す図である。 定置式水素ステーションを検索するため、運転者が行う操作フローチャート。 水素充填所を検索するため、運転者が行う操作フローチャート。
符号の説明
10 通信ネットワーク
20 定置式水素ステーション端末
30 水素充填場端末
40 水素供給情報・提供システム
50 水素充填車・配車システム
60 カーナビゲ−ション
70 携帯電話
1 水素製造所
2 配管
3 定置式水素ステーション
4 水素充填所
5 水素充填車
6 燃料電池車

Claims (4)

  1. 燃料電池車(6)に水素を供給するため、定置式水素ステーション(3)と移動式の水素充填車(5)によりバックアップされた水素充填所(4)とからなる水素の供給システムにおいて、定置式水素ステーション(3)と水素充填所(4)から提供される水素供給情報を授受する水素供給情報・提供システムとGPS通信衛星からの電波を受けて位置の表示と水素供給情報を受信して表示し、燃料電池車側の要求を伝達する機能を有するカーナビゲーション装置または携帯電話を通信ネットワークに連結し更に水素充填所(4)から出動要請を受けて移動式の水素充填車(5)の配車を行う配車システムを同じ通信ネットワークに連結し、燃料電池車(6)側からの燃料水素の充填要求に応じて、必要な水素供給情報を前記カーナビゲーション装置または携帯電話に送信して定置式水素ステーションまたは水素充填所の検索と誘導方法を提供し、かつ水素充填所(4)へ水素充填車(5)の配車を行うことを特徴とする水素供給情報・提供システム。
  2. 前記、定置式水素ステ−ション(3)として、水素製造所(1)から水素を輸送するための配管(2)を用いて接続され、高速自動車国道または鉄道の周辺近傍に設置されたガソリンスタンドを活用する請求項1に記載の水素供給情報・提供システム。
  3. 前記、移動式の水素充填車(5)にバックアップされた水素充填所(4)として、既存のガソリンスタンドを活用する請求項1に記載の水素供給情報・提供システム。
  4. 前記、水素充填所(4)をバックアップするための水素充填車(5)として、高圧水素ガス容器または液体水素容器を搭載した車両を用い、通信ネットワークに接続された配車システムに従って水素充填車(5)を配車する請求項1に記載の水素供給情報・提供システム
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