JP7035927B2 - 候補ステーション提示システム - Google Patents
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Description
本発明は、複数の水素ステーションの中から、車両に対して燃料としての水素ガスを補給するために用いる候補ステーションを選択して提示する候補ステーション提示システムに関する。
燃料電池車両に対して燃料としての水素ガスを補給する際には、水素ステーションが利用される。特許文献1では、水素ステーションに対して、水素充填を行なう日時を予約するシステムが開示されている。このシステムでは、予約状況から水素燃料の必要量を算出し、水素燃料の必要量が水素ステーションに蓄えられるように、水素ステーションに水素燃料を配送している。
しかしながら、上記のようなシステムでは、水素燃料の必要量が水素ステーションに配送されるように、十分に早い段階で予約を行なう必要があり、更なる利便性の向上が望まれていた。また、近年、水素ステーションに水素を配送する方法として、一度の配送でより多くの水素を配送可能となる液化水素を用いる方法が提案されている。液化水素として水素が配送される水素ステーションは、一般に、液化水素貯蔵槽と、液化水素を気化させる気化器と、気化させた水素を高圧で貯蔵する蓄圧器と、蓄圧器から燃料電池車両に水素ガスを充填するためのディスペンサと、を備える。このような水素ステーションでは、液化水素の気化の速度が、水素ガスを燃料電池に充填する際の速度よりも遅いために、水素ステーションに対して充分量の液化水素が配送されていても、水素ステーションにおいて待ち時間が生じ得るという問題があった。
本発明は、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の一形態によれば、複数の水素ステーションの中から、車両に対して燃料としての水素ガスを補給するために用いる候補ステーションを選択して提示する候補ステーション提示システムが提供される。この候補ステーション提示システムにおいて、前記複数の水素ステーションの中の少なくとも一部は、液化水素を気化させて蓄圧器に充填し、前記蓄圧器内の水素ガスを前記車両に供給する液化水素型ステーションであり、前記車両に関する情報として、前記車両の位置と、前記車両における残留水素量と、に係る情報を含む車両情報を取得する車両情報取得部と、前記複数の水素ステーションの各々についての、前記水素ステーションの位置と、前記水素ステーションにおける供給可能な水素ガスの量と、前記水素ステーションの営業時間と、前記水素ステーションが備える水素充填用のディスペンサの空き時間と、に係る情報を含む水素ステーション情報と、前記車両情報取得部が取得した前記車両情報と、を用いて、前記複数の水素ステーションの中から、前記候補ステーションを選択して提示する候補提示部と、を備え、前記液化水素型ステーションにおける前記供給可能な水素ガスの量は、液化水素を気化させて前記蓄圧器に充填する速度を踏まえた、前記液化水素型ステーションに前記車両が到達したときの供給可能な水素ガスの量である。
この形態の候補ステーション提示システムによれば、十分に早い段階で水素ステーションを予約しなくても、適切な水素ステーションを予約することが可能となり、利便性を向上させることができる。また、液化水素型ステーションにおいて、液化水素の気化に起因する待ち時間の発生を抑えることができる。
本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、候補ステーション提示システムの制御方法、その制御方法を実現するコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した一時的でない記録媒体等の形態で実現することができる。
この形態の候補ステーション提示システムによれば、十分に早い段階で水素ステーションを予約しなくても、適切な水素ステーションを予約することが可能となり、利便性を向上させることができる。また、液化水素型ステーションにおいて、液化水素の気化に起因する待ち時間の発生を抑えることができる。
本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、候補ステーション提示システムの制御方法、その制御方法を実現するコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した一時的でない記録媒体等の形態で実現することができる。
A.システムの構成:
図1は、本発明の一実施形態としての候補ステーション提示システム10の概略構成を表わす説明図である。本実施形態の候補ステーション提示システム10は、車両に対して水素ガスを補給しようとする際に、複数の水素ステーションの中から、補給に用いる候補ステーションを選択して提示するためのシステムである。
図1は、本発明の一実施形態としての候補ステーション提示システム10の概略構成を表わす説明図である。本実施形態の候補ステーション提示システム10は、車両に対して水素ガスを補給しようとする際に、複数の水素ステーションの中から、補給に用いる候補ステーションを選択して提示するためのシステムである。
候補ステーション提示システム10は、水素ステーション20、車両30、これら水素ステーション20および車両30と通信を行なうネットワーク12、並びに、外部サーバ40を含む。ネットワーク12には、水素ステーション20や車両30との通信を行なうための無線通信網も含まれる。本実施形態のネットワーク12は、外部サーバ40を含むクラウドコンピューティングの形態を有する。ただし、外部サーバ40は、ネットワークを介して通信可能であればよく、クラウドコンピューティングの形態とは異なる形態の外部サーバを用いることも可能である。なお、図1には、水素ステーションとして、単一の水素ステーション20のみが記載されているが、実際には、候補ステーション提示システム10は、複数の水素ステーションを含む。
水素ステーション20は、液化水素貯蔵槽23と、気化器24と、蓄圧器25と、ディスペンサ26と、第1制御部27と、を備える。
液化水素貯蔵槽23は、液化水素を貯蔵するための装置である。水素ステーション20に対しては、液化水素製造施設から、液化水素を搬送するためのタンクローリーを用いて液化水素が配送され、液化水素貯蔵槽23に貯蔵される。
気化器24は、液化水素貯蔵槽23に貯蔵される液化水素を気化させる装置である。蓄圧器25は、気化器24で液化水素を気化させて得られる水素ガスを貯蔵するための装置である。気化器24と蓄圧器25との間には、図示しない圧縮機が設けられており、気化器24で得られた水素ガスを圧縮・昇圧させて、蓄圧器25に充填している。ディスペンサ26は、蓄圧器25に貯蔵された水素を、燃料として水素を搭載する車両に補給するための装置である。ディスペンサ26は、蓄圧器25に貯蔵された水素ガスを吐出するノズルを備えている。蓄圧器25には、80MPa程度の高圧の水素ガスが貯蔵されており、このような高圧の水素ガスをノズルから吐出することにより、上記車両が搭載する水素タンクへの水素の充填を、比較的短時間(例えば3分程度)にて行なうことが可能になる。
第1制御部27は、CPUと、ROMと、RAMと、入出力ポートと、を有している。また、水素ステーション20は、さらに、ネットワーク12と通信可能な図示しない送受信部を備えており、第1制御部27は、この送受信部と、種々の情報をやり取り可能に接続されている。第1制御部27は、液化水素貯蔵槽23や蓄圧器25に設けたセンサ(例えば圧力センサ)の検出信号が入力されることにより、液化水素貯蔵槽23における液化水素の貯蔵量や、蓄圧器25における水素ガスの貯蔵量を検知する。第1制御部27は、ネットワーク12を介して問い合わせがあったときには、液化水素の貯蔵量や水素ガスの貯蔵量に係る情報を、送受信部を介して送信する。第1制御部27は、さらに、水素ステーション20における予約状況を記憶して管理している。第1制御部27は、ネットワーク12を介して問い合わせがあったときには、問い合わせに係る日時の予約状況に係る情報を、送受信部を介して送信する。また、第1制御部27は、ネットワーク12を介して、所定の日時における予約の指示情報を受信したときには、当該指示情報を用いて、記憶している予約状況を更新する。
既述したように、候補ステーション提示システム10は、複数の水素ステーションを含む。これら複数の水素ステーションのうち、少なくとも一部の水素ステーションは、上記した水素ステーション20の構成を有している。水素ステーション20のように、液化水素を気化させて蓄圧器25に充填し、蓄圧器25内の水素ガスを車両30に供給する水素ステーションを、液化水素型ステーションとも呼ぶ。複数の水素ステーションのうち、液化水素型ステーション以外の水素ステーションは、例えば、液化水素を用いることなく、高圧の水素ガスの形態で水素を貯蔵する水素ステーションとすることができる。
車両30は、水素ガスを燃料として用いる車両であり、本実施形態では、燃料電池を駆動エネルギ源の一つとして搭載する燃料電池車両である。車両30は、水素ガスを燃料として搭載すればよく、例えば、水素エンジンを搭載する車両とすることもできる。
車両30は、燃料電池に供給する水素を貯蔵するための図示しない水素タンクを搭載している。そして、車両30は、水素タンク内の圧力を検出する圧力センサを備え、この圧力センサの検出値に基づいて、水素タンク内の水素量(以下、残留水素量とも呼ぶ)を検知している。また、車両30には、水素タンクに連通する水素供給流路の端部構造として、水素ステーション20のディスペンサ26が備えるノズルに接続されるレセプタクルが設けられている。
車両30は、さらに、第2制御部32を備える。第2制御部32は、CPUと、ROMと、RAMと、入出力ポートと、を有している。また、車両30は、さらに、ネットワーク12と通信可能な図示しない送受信部を備えており、第2制御部32は、この送受信部と、種々の情報をやり取り可能に接続されている。第2制御部32は、車両30が備える燃料電池システムを含む電源装置全体の制御や、車両30の各部の制御を行なう。第2制御部32は、車両30の各部に設けられた上記した圧力センサを含む各センサからの出力信号を取得し、さらに、アクセル開度や車速等の車両の運転に関する情報を取得する。そして、第2制御部32は、車両30おける発電や走行に係る各部に駆動信号を出力する。なお、上記した機能を果たす第2制御部32は、単一の制御部として構成される必要はない。例えば、燃料電池システムの動作に係る制御部や、車両30の走行に係る制御部や、走行に関わらない車両補機の制御を行なう制御部など、複数の制御部によって構成し、これら複数の制御部間で、必要な情報をやり取りすることとしても良い。
外部サーバ40は、プロセッサ、メモリ、およびネットワーク通信能力を含むハードウェアサーバとして構成されている。外部サーバ40のプロセッサは、第3制御部42を構成しており、第3制御部42は、機能ブロックとして、車両情報取得部と、候補提示部と、を備える。これらの機能ブロックは、複数の水素ステーションの中から、車両30に対して水素ガスを補給するために用いる候補ステーションを選択して提示する動作に関わる。候補ステーションの選択に係る動作については、後述する。
B.候補ステーションの選択および提示の動作:
図2は、候補ステーション提示システム10における候補ステーションの選択および提示に係る動作を表わす工程図である。候補ステーションの選択の際には、まず、外部サーバ40の第3制御部42が、車両30の第2制御部32から、水素ステーションの検索要求(以下、単に検索要求とも呼ぶ)を取得する(工程T100)。この工程T100の動作は、まず、車両30の使用者による指示入力を第2制御部32が受け取ることにより実行される。具体的には、例えば、車両30のインストルメントパネルに設けたタッチパネルに指示入力部を設け、車両30の水素タンクにおける残留水素量が少なくなったときに、車両30の使用者が、上記指示入力部を介して水素ステーションの検索を指示することとすればよい。そして、指示入力を受けた第2制御部32は、ネットワーク12を介して、外部サーバ40に水素ステーションの検索要求を送信する。
図2は、候補ステーション提示システム10における候補ステーションの選択および提示に係る動作を表わす工程図である。候補ステーションの選択の際には、まず、外部サーバ40の第3制御部42が、車両30の第2制御部32から、水素ステーションの検索要求(以下、単に検索要求とも呼ぶ)を取得する(工程T100)。この工程T100の動作は、まず、車両30の使用者による指示入力を第2制御部32が受け取ることにより実行される。具体的には、例えば、車両30のインストルメントパネルに設けたタッチパネルに指示入力部を設け、車両30の水素タンクにおける残留水素量が少なくなったときに、車両30の使用者が、上記指示入力部を介して水素ステーションの検索を指示することとすればよい。そして、指示入力を受けた第2制御部32は、ネットワーク12を介して、外部サーバ40に水素ステーションの検索要求を送信する。
検索要求を受信した外部サーバ40の第3制御部42は、車両30の第2制御部32から、車両30に係る車両情報を取得する(工程T110)。工程T110において第3制御部42は、車両情報取得部として機能する。車両情報は、車両30の現在位置を示す位置情報と、車両30における残留水素量と、に係る情報を含む。本実施形態では、車両情報は、さらに、車両30に充填すべき水素量に係る情報を含む。車両30は、GPS(Global Positioning System)による測位結果である現在位置に関する情報を常に取得しており、車両30の第2制御部32は、位置情報を常に把握している。残留水素量は、車両30の水素タンクの圧力を検出する既述した圧力センサを用いて検知されて、第2制御部32に伝えられる。車両30に充填すべき水素量は、例えば、車両30が搭載する水素タンクの容量として、予め第2制御部32内に記憶しておくことができる。また、外部サーバ40の第3制御部42が、車種ごとの水素タンク容量を取得可能であれば、車両情報は車両30の車種情報を含んでいればよく、車両30における充填すべき水素量を示す情報を含まなくてもよい。あるいは、車両30に充填すべき水素量は、車両30の水素タンクの容量から、現在の残留水素量を減算することにより、第2制御部32が算出してもよい。車両30の車両情報は、検索要求を受信した第3制御部42からの要求に応じて第2制御部32が送信することとしてもよい。あるいは、工程T100において第2制御部32が外部サーバ40に検索要求を送信する際に、検索要求と共に車両情報を送信することとしてもよい。
車両30の車両情報を取得した外部サーバ40の第3制御部42は、車両30の現在位置を中心とする予め定めた広さの範囲として、検索対象領域を設定する。そして、設定した検索対象領域内に存在する各々の水素ステーションから、各々の水素ステーションについての水素ステーション情報を取得する(工程T120)。水素ステーション情報とは、水素ステーションの位置と、水素ステーションにおける供給可能な水素ガスの量と、水素ステーションの営業時間と、水素ステーションが備える水素充填用のディスペンサの空き時間と、に係る情報を含む。
水素ステーションにおける供給可能な水素ガスの量とは、液化水素型ステーションにおいては、液化水素を気化させて蓄圧器25に充填する速度を踏まえた、液化水素型ステーションに車両30が到達したときの供給可能な水素ガスの量である。液化水素型ステーションにおける水素ステーション情報は、上記供給可能な水素ガスの量に係る情報として、蓄圧器25内に貯蔵される水素ガスの量と、液化水素を気化させて蓄圧器25に充填する速度と、を示す情報を含むことができる。
水素ステーションが備える水素充填用のディスペンサの空き時間は、例えば、ディスペンサの現在の使用状況や予約状況により導出することができる。本実施形態では、水素ステーション情報は、ディスペンサの空き時間に係る情報として、ディスペンサの現在の使用状況および予約状況を示す情報を含む。
工程T120において、水素ステーション情報の取得は、検索対象領域を設定した第3制御部42が、設定した検索対象領域内に存在する水素ステーションに対して水素ステーション情報を要求し、要求を受けた検索対象領域内の各水素ステーションが、自身の水素ステーション情報を外部サーバ40に送信することにより行なえばよい。
検索対象領域内の各水素ステーションから水素ステーション情報を取得した第3制御部42は、検索対象領域内の複数の水素ステーションの中から、車両30に対して水素ガスを補給するために用いる水素ステーションである候補ステーションを選択する(工程T130)。
図3は、工程T130において第3制御部42が実行する候補ステーション選択処理ルーチンを表わすフローチャートである。本ルーチンが起動されると、第3制御部42は、検索対象領域内の複数の水素ステーションの中から、到達可能な水素ステーションを絞り込む(ステップS200)。具体的には、工程T110で取得した車両情報に含まれる車両30の残留水素量を示す情報と、工程T120で取得した水素ステーション情報に含まれる各水素ステーションの位置情報と、を用いて、残留水素量を消費して走行することにより車両30が到達可能であると考えられる距離内に存在する水素ステーションを絞り込む。ステップS200における絞り込みの際には、例えば、車両30から各水素ステーションへの最短ルートと、車両30における単位水素量当たりの平均的な走行距離と、に基づいて、各水素ステーションに到達可能か否かを判断すればよい。
次に、第3制御部42は、各水素ステーションの営業時間に基づいて、水素ステーションをさらに絞り込む(ステップS210)。既述したように、水素ステーション情報には営業時間を示す情報が含まれているため、第3制御部42は、ステップS210において、現在、営業時間外である水素ステーションを除外して、絞り込みを行なう。
次に、第3制御部42は、ステップS210で絞り込んだ各水素ステーションについて、水素充填可能になるまでの時間を求める(ステップS220)。本実施形態のステップS220では、各水素ステーションに到達するまでの到達時間、各水素ステーションにおける充填の順番待ちに要する第1待ち時間、および、液化水素型ステーションにおける水素気化に係る第2待ち時間、の合計時間を、水素充填可能になるまでの時間としている。
各水素ステーションに到達するまでの到達時間は、例えば、車両30から各水素ステーションまでの距離と、車両30の平均速度と、に基づいて求めることができる。このとき、各水素ステーションまでの想定される経路における渋滞情報をさらに考慮して、到達時間を求めてもよい。
各水素ステーションにおける充填の順番待ちに要する第1待ち時間は、既述した水素ステーション情報に含まれる、各水素ステーションが備える水素充填用のディスペンサの空き時間に係る情報を用いて求めることができる。本実施形態では、ディスペンサの空き時間に係る情報に含まれる、ディスペンサの現在の使用状況および予約状況を示す情報を、用いている。例えば、現在、水素ステーションのディスペンサが使用されておらず、今後、上記した到達時間が経過するまでに当該水素ステーションにおいて水素充填の予約が入っていなければ、第1待ち時間はゼロとすればよい。水素ステーションのディスペンサが全て使用中であっても、車両30が当該水素ステーションに到達するまでに他の車両の充填動作が終了していると予測され、且つ、上記した到達時間が経過するまでに当該水素ステーションにおいて水素充填の予約が入っていなければ、第1待ち時間はゼロとすればよい。現在、水素ステーションのディスペンサが使用されており、車両30が到達するまでに充填が終了しないと予測される場合には、車両30が当該水素ステーションに到達してから、先に水素充填している車両の水素充填が終了するまでに要する時間として予測される時間を、第1待ち時間とすればよい。上記した到達時間が経過するまでに当該水素ステーションにおいて水素充填の予約が入っている場合には、予約車両が水素充填を完了するまでに要すると予測される時間を、さらに第1待ち時間に加算すればよい。
水素気化に係る第2待ち時間は、既述したように、液化水素型ステーションに適用される。液化水素型ステーションである水素ステーション20では、液化水素貯蔵槽23に貯蔵される液化水素が気化器24で気化されて、蓄圧器25に補充される。一般に、気化器24において液化水素を気化させて蓄圧器25に充填する速度は、蓄圧器25内の高圧の水素ガスを車両30に充填することにより消費される速度に比べて、遙かに遅い。そのため、水素ステーション20において水素充填が連続して行なわれると、水素気化の動作が水素充填による消費に追いつかず、車両30が水素ステーション20に到達したときに、水素ガスが不足する場合がある。このような場合には、気化器24によって充分量の液化水素が気化されるまで待機する必要があり、第2待ち時間が生じる。
既述したように、水素ステーション情報には、供給可能な水素ガスの量に係る情報として、蓄圧器25内に貯蔵される水素ガスの量と、液化水素を気化させて蓄圧器25に充填する速度と、を示す情報が含まれる。また、水素ステーション情報には、ディスペンサの空き時間に係る情報として、ディスペンサの現在の使用状況および予約状況を示す情報が含まれる。第3制御部42は、蓄圧器25内に貯蔵される水素ガスの量と、ディスペンサの使用状況および予約状況と、液化水素を気化させて蓄圧器25に充填する速度と、に基づいて、車両30が水素ステーション20に到達したときの供給可能な水素ガスの量を算出する。そして、第3制御部42は、車両30が水素ステーション20に到達したときに水素ガスが不足すると予測される場合には、当該水素ステーションにおける液化水素を気化させる速度に基づいて、上記不足する水素ガス量を気化させるために要する時間を算出して、第2待ち時間とする。
ステップS220において、各水素ステーションにおいて水素充填可能になるまでの時間を求めると、第3制御部42は、水素充填不可となる水素ステーションをさらに除外した上で、水素充填可能になるまでの時間が短い水素ステーションを、候補ステーションとして選択(ステップS230)、本ルーチンを終了する。例えば、水素ステーション情報が、水素ステーション20に貯蔵される液化水素量を示す情報をさらに含む場合に、水素ステーション20に貯蔵される液化水素をすべて気化させても水素ガスが不足すると予測される場合には、当該水素ステーションは除外する。また、高圧の水素ガスとしてのみ水素を貯蔵する水素ステーションにおいて、貯蔵される水素ガス量が同様に不足すると予測される場合には、当該水素ステーションは除外する。さらに、上記した水素充填可能になるまでの時間の経過後には、営業時間外となる水素ステーションが存在すれば、当該ステーションも除外すればよい。残った水素ステーションのうち、例えば、水素充填可能になるまでの時間が最も短い水素ステーションを、候補ステーションとして選択すればよい。あるいは、水素充填可能になるまでの時間が短い複数の水素ステーションを、候補するステーションとして選択してもよい。
図2に戻り、工程T130において候補ステーションを選択すると、第3制御部42は、候補ステーションの情報を、ネットワーク12を介して車両30の第2制御部32に送信する(工程T140)。
そして、第2制御部32は、受信した情報に係る候補ステーションを提示する(工程T150)。候補ステーションの提示は、例えば、車両30のインストルメントパネルに設けたディスプレイにおける表示として行なうことができる。工程T120から工程T140を実行する第3制御部42、および、工程T150を実行する第2制御部32は、候補提示部として機能する。
その後、水素ステーションの予約が実行される(工程T160)。上記のように候補ステーションが提示されると、車両30の第2制御部32において、車両30の使用者からの入力によって、予約する水素ステーションの決定が行なわれる。例えば、候補ステーションを提示する既述したディスプレイがタッチパネルディスプレイの場合には、使用者による当該ディスプレイに対する指示入力により、予約する水素ステーションを決定することができる。候補ステーションが複数の場合には、例えば、充填までに要すると予測される時間と共に複数の候補ステーションを表示して、これら複数の候補ステーションの中から、予約すべき水素ステーションを決定すればよい。
第2制御部32において予約すべき水素ステーションが決定されると、決定された水素ステーションの予約が実行される。具体的には、車両30の第2制御部32が、予約すべき水素ステーション20に対して、予約の指示を送信する。この予約の指示には、車両30を識別する情報と共に、予約すべき水素ステーションに到達するまでに要する予想時間、あるいは、当該予想時間から求められる水素充填を開始したい時刻を含むことができる。上記予約の指示を受信した水素ステーション20の第1制御部27は、予約の指示の内容に基づいて、車両30の水素充填の予約を適切な時間に設定する。予約の指示を送信した後、車両30の第2制御部32は、予約した水素ステーションを示す情報を、車両30が搭載するナビゲーション装置に送信し、予約した水素ステーションへの案内を開始してもよい。
以上のように構成された本実施形態の候補ステーション提示システム10によれば、十分に早い段階で水素ステーションを予約しなくても、車両30の現在位置に応じて、適切な水素ステーションを予約することができ、利便性を向上させることができる。また、液化水素の状態で水素を貯蔵する水素ステーションにおいて、液化水素の気化に起因する待ち時間の発生を抑えることができる。
C.他の実施形態:
(C1)上記実施形態では、車両30の現在位置に基づいて、水素充填可能になるまでの時間がより短い水素ステーションを、候補ステーションとして選択したが、異なる構成としてもよい。例えば、車両30のナビゲーション装置で設定されている目的地情報をさらに考慮して、水素充填を終えた後に目的地に向かう本来のルートに戻るまでに要する時間がより短い水素ステーションを、候補ステーションとして選択してもよい。
(C1)上記実施形態では、車両30の現在位置に基づいて、水素充填可能になるまでの時間がより短い水素ステーションを、候補ステーションとして選択したが、異なる構成としてもよい。例えば、車両30のナビゲーション装置で設定されている目的地情報をさらに考慮して、水素充填を終えた後に目的地に向かう本来のルートに戻るまでに要する時間がより短い水素ステーションを、候補ステーションとして選択してもよい。
(C2)上記実施形態では、車両30の現在位置に基づいて検索対象領域を設定したが、異なる構成としてもよい。例えば、外部サーバ40の第3制御部42が検索可能な全範囲に存在する水素ステーションを対象にして、候補ステーションを選択してもよい。
(C3)上記実施形態では、車両30に係る車両情報を送信するために、車両30が搭載する第2制御部32を用いたが、異なる構成としてもよい。例えば、車両30の使用者が所有する携帯電話やタブレット等の情報端末を用いて車両情報を送信することとしてもよい。
(C4)上記実施形態では、車両30の第2制御部32は、車両30の使用者による指示入力に基づいて、水素ステーションの検索要求の動作を行なったが、異なる構成としてもよい。例えば、車両30における残留水素量が予め定めた基準値以下になったときには、第2制御部32は、自動で水素ステーションの検索要求を行なうこととしてもよい。この場合には、例えば、残留水素量が少ないことを報知する表示と共に、選択した候補ステーションを、既述したディスプレイに表示することとしてもよい。
(C5)上記実施形態で説明した各動作を実行する制御部は、上記実施形態で説明した制御部とは異なっていてもよい。例えば、液化水素型ステーションにおける供給可能な水素ガスの量は、外部サーバ40の第3制御部42に代えて、水素ステーション20の第1制御部27が算出してもよい。
(C6)液化水素を貯蔵する水素ステーションの構成は、図1に示す水素ステーション20とは異なっていてもよい。例えば、液化水素貯蔵槽23に貯蔵する液化水素を、液化水素ポンプによって加圧した後に気化器に供給し、より高圧の水素ガスを生成することとしてもよい。
(C7)上記実施形態では、残留水素量が残り少なくなった車両30において、直ちに水素充填を行なおうとする場合を説明したが、さらに異なる態様の予約を行なってもよい。例えば、水素充填の予約を、より早い段階で行なってもよい。具体的には、例えば、車両30を用いて訪れる予定のある地域において、訪れる予定の日時に、当該地域内の水素ステーションの予約を行なうこととしてもよい。この場合には、車両30の現在の位置情報に基づいて検索対象領域を設定する代わりに、訪れる予定の地域を設定すればよい。水素充填の予約を、より早い段階で行なう場合であっても、予約を希望する地域に存在する水素ステーションの予約状況や水素気化の速度を用いて候補ステーションを選択することで、水素気化に起因する待ち時間を削減する同様の効果が得られる。このように、より早い段階で予約を行なう場合には、例えば、早期予約に対する割引特典や、比較的空いている時間に予約することに対する割引特典を設定することで、水素ステーションの利用状況の平準化を促し、待ち時間の削減や混雑の緩和を図ることができる。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…候補ステーション提示システム、12…ネットワーク、20…水素ステーション、23…液化水素貯蔵槽、24…気化器、25…蓄圧器、26…ディスペンサ、27…第1制御部、30…車両、32…第2制御部、32…制御部、40…外部サーバ、42…第3制御部
Claims (1)
- 複数の水素ステーションの中から、車両に対して燃料としての水素ガスを補給するために用いる候補ステーションを選択して提示する候補ステーション提示システムであって、
前記複数の水素ステーションの中の少なくとも一部は、液化水素を気化させて蓄圧器に充填し、前記蓄圧器内の水素ガスを前記車両に供給する液化水素型ステーションであり、
前記車両に関する情報として、前記車両の位置と、前記車両における残留水素量と、に係る情報を含む車両情報を取得する車両情報取得部と、
前記複数の水素ステーションの各々についての、前記水素ステーションの位置と、前記水素ステーションにおける供給可能な水素ガスの量と、前記水素ステーションの営業時間と、前記水素ステーションが備える水素充填用のディスペンサの空き時間と、に係る情報を含む水素ステーション情報と、前記車両情報取得部が取得した前記車両情報と、を用いて、前記複数の水素ステーションの中から、前記候補ステーションを選択して提示する候補提示部と、
を備え、
前記液化水素型ステーションにおける前記供給可能な水素ガスの量は、液化水素を気化させて前記蓄圧器に充填する速度を踏まえた、前記液化水素型ステーションに前記車両が到達したときの供給可能な水素ガスの量である
候補ステーション提示システム。
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